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JP4758273B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ装置を搭載したドラム式の洗濯乾燥機に関するものである。
ヒートポンプ装置を搭載した洗濯乾燥機は、特開昭64−32893号公報(特許文献1)に記載されている。洗濯乾燥機のヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機,圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器,圧縮された冷媒の圧力を減圧する調整弁,減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器を有する。
この洗濯乾燥機は、ヒートポンプ装置を乾燥工程で運転して乾燥用空気の加熱と除湿とをしながら乾燥を行う。
特開昭64−32893号公報
この洗濯乾燥機は、乾燥工程では乾燥用空気の除湿と加熱とをしながら乾燥を行うので乾燥が速くなる。
この洗濯乾燥機は、外枠筐体の下側にヒートポンプ装置が内置されるので、凝縮水の排水路やヒートポンプ装置を経由する乾燥用空気循環路を必要とする。
このため、外枠筐体内が手狭になって組み立ての作業性を低下する。メンテナンス性も低下する。
本発明は、上記の問題に鑑み、ヒートポンプ装置をコンパクトにして外枠筐体内の手狭を緩和することを目的とする。
本発明は、外枠筐体内に設けられた円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯乾燥槽と、この洗濯乾燥槽で衣類の乾燥をして流出する乾燥用空気を洗濯乾燥槽に戻す乾燥用空気循環路と、この乾燥用空気循環路に介在するように設けられ、前記乾燥用空気中の水分の奪取と加熱を併せて行なうヒートポンプ装置とを有する洗濯乾燥機において、前記ヒートポンプ装置は、本体ケースに内置される圧縮機と、放熱器と、吸熱器とを有し、下側に置かれる前記吸熱器と、上側に置かれる前記放熱器とが上下に揃って並ぶように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ヒートポンプ装置がコンパクトになったので、外枠筐体内の手狭さを緩和することができた。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
図1に示すように、ドラム式の洗濯乾燥機は、外枠筐体1の内側に有底円筒形状の外槽2が置かれる。外槽2は、中央より後寄りが複数個のサスペンション3により下方から支持される。また外槽2はその上部から引きバネ4により吊り下げ支持される。
サスペンション3は、外槽2を含む全重量を支持するものであり、強固な弾性支持構成を有し、外枠筐体1の外枠ベース20に固定されている。特に脱水運転時に生じる外槽2の強い上下振動を吸収し、脱水起動時に発生する外槽2の異常振動を防止するための減衰機構などが設けられている。
サスペンション3の取付け位置は外槽2のほぼ重心位置に設けられる。外槽2は、後端側が下になるように傾斜するように設けられているので、サスペンション3を後側に位置させるサスペンション3の高さが低くなる。サスペンション3のストロークが少なくなる。
このため、サスペンションの減衰機能を維持する上で、サスペンション3の取付け位置は外槽2のほぼ中心側に位置した方が、後方に位置するよりも望ましい。
また、外槽2の上部から吊り下げ支持する引きバネ4は、外槽2の倒れ防止を兼ねた支持や脱水時の上下・左右振動を低減するために設けられている。
外枠筐体1の上側内部には、給水電磁弁6、洗剤投入ケース8が設けられる。洗剤投入ケース8は、注水ホース7により給水電磁弁6と連通接続される。給水電磁弁6には、給水ホース5が接続される。給水ホース5の先端は水道の蛇口(図示せず)に接続される。
洗濯やすすぎ時には、給水電磁弁6が開放操作され、注水ホース7から洗剤投入ケース8に洗濯やすすぎに必要な水が供給される。
洗剤投入ケース8には、洗濯に必要な洗剤が投入される。また、すすぎ時に、洗濯物の仕上がりを良くするための柔軟仕上げ剤が洗剤投入ケース8に設けられた仕上げ剤を溜めるケース部に投入され、必要な時に外槽2に自動的に投入される。
すなわち、洗濯時に、注水ホース7から供給された水により、洗剤投入ケース8内で洗剤が溶かされ、フレキシブルホース10を流れて外槽2の上部から内部に投入される。
洗濯乾燥槽11は、外槽2に回動自在に内置される。前側に投入口が設けられた有底円筒形を有する洗濯乾燥槽11は、前端を外枠筐体1の前側に向け、後端を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。
洗濯乾燥槽11が内置される外槽2も外枠筐体1の前側に向け、後端を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。
外槽2と洗濯乾燥槽11は、円筒形の軸心線が同心になるように置かれ、かつ洗濯乾燥槽11の投入口11aと外槽2の投入口11bが外枠筐体1の前側に設けられている投入口11cに臨むように配置される。
外槽2と洗濯乾燥槽11は、投入口が設けられている前端側の方を上に、後端側の方を下になるように傾斜させて配置される。この傾き角度(水平線に対する軸心線の角度)θは、15度である。洗濯物の取り出しなどから15度程度の傾き角度が望ましいが、(5〜30)度程度の範囲内で傾き角度θを選択できる。
外枠筐体1は、投入口11cを開閉される外蓋12が備えられる。洗濯乾燥槽11に洗濯物の出し入れする際に外蓋12の開閉が行なわれる。
ベローズ21は、外枠筐体1の投入口11cの口縁部と、外槽2の投入口11bの内縁部に水密的に取付けられる。このゴム(弾性体)で出来ているベローズ21により、外枠筐体1と外槽2の間の水密は保たれる。外蓋12は、内側がベローズ21に密着するので、外枠筐体1の投入口11cから外部への漏水は生じない。
洗濯乾燥槽11は、バランサー13を有する。バランサー13の内周側が前述した投入口11aになっている。このバランサー13により、脱水時の振動は低減される。また、洗濯乾燥槽11は、円筒部に複数の脱水穴14を有する。脱水時に、洗濯物に含まれている水分が脱水穴14により遠心力で外槽2内に脱水される。
洗濯乾燥槽11の円筒部には、内周に複数(3本)のリフター16が設けられる。このリフター16は、軸心線(回転軸心線)の方向に沿って延在する。リフター16の高さは、通常は長手方向に亘ってほぼ同じ高さである。
奥側に位置する洗濯物の動きを良くするため、リフター16は洗濯乾燥槽11の回転軸心に対してほぼ水平(下側に位置した際での水平)とすることも可能である。複数のリフター16は、例えば3本の場合、120度の等間隔で配置される。
DCブラシレスモータ19は、外槽2の後部外面に取り付け固定される。このDCブラシレスモータ19は、洗濯乾燥槽11を回転駆動する駆動源である。
洗濯乾燥槽11は、円筒部の底側である後端にフランジ17を有する。フランジ17に設けた主軸18は、DCブラシレスモータ19のロータ側に結合される。こうして、洗濯乾燥槽11は、駆動源のDCブラシレスモータ19を介して外槽2に回転自在に支持される。
排水路の排水ホース23は、外槽2の後下部に連通するように設けられる。この排水路には、二つの排水弁22が設けられる。排水電磁22を開放操作することにより、外槽2に溜まっている洗濯水やすすぎ水は、排水ホース23を通じて機外に排水される。
排水路の排水ホース23は、外枠ベース20を貫通して下流側の先端は家屋の排水穴に挿入される。
次にヒートポンプ装置の概要および乾燥用空気循環経路について図2を加えて説明する。
先ず、図1に示すヒートポンプ装置40は、図2に示される圧縮機41、吸熱器42、放熱器43、減圧用の調整弁44、冷媒が流れる連通管45等を有する。
このヒートポンプ装置40は、外枠筐体1内で外槽2の前端下方に配置される。
外枠筐体1内は、外槽2の前端下方の空間が大きい。これは、外槽2と洗濯乾燥槽11を投入口の設けられている前端側の方が上になるように傾斜させて配置されているので、水平に配置する場合に比べ、外槽2の前端下方の空間が大きくなる。この大きくなった外槽2の前端下方の空間を利用してヒートポンプ装置40を置くようにした。
これにより、従来のような外枠筐体の奥行を大きくする必要がなくなり、コンパクトな洗濯乾燥機を提供することができる。コンパクトなサイズの洗濯乾燥機であるので、据付面積が少なくなる。
圧縮機用の駆動モータは、ネオジマグネット(希土類の磁石)を使用したDCブラシレスモータを採用したリニヤー方式を用いてもよい。
これにより、ヒートポンプ装置の全体サイズをコンパクト化できる。またリニヤー方式により、騒音、振動が小さく、効率の良い圧縮機を提供できた。
ヒートポンプ装置40の乾燥空気用流入口54は、外槽1の後部側に設けられた送風ファンユニット80に吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を介して連通される。吸引循環パイプ81には、流入口管54側に蛇腹ホース82が設けられる。この蛇腹ホース82により、ヒ外槽2側からの振動が吸収されートポンプ装置40に伝わらない。
送風ファンユニット80は、内部に送風ファン83を有する。この送風ファン83により、外槽2内の乾燥用空気は吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を通じてヒートポンプ装置40に送風される。
ヒートポンプ装置40の乾燥空気用流出口55は、外槽2の前端部側に吐出循環パイプ84(乾燥用空気循環路)を介して連通される。吐出循環パイプ84には、乾燥空気用流出口55側に蛇腹ホース85が設けられる。この蛇腹ホース85により、外槽2側からの振動装置40に伝が吸収され、ヒートポンプわらない構成となっている。
ヒートポンプ装置40により熱交換が行われた乾燥用空気は、吐出循環パイプ84を流れて外槽2に還流する。
すなわち、洗濯乾燥槽11内を流れる乾燥用空気は、洗濯物9の水分を吸収して外槽2の後端側から吸引循環パイプ81(乾燥用空気循環路)を流れてヒートポンプ装置40に流入する。
ここで、水分を含んだ高温の乾燥用空気はヒートポンプ装置40の吸熱器42に接して冷やされ、水分が凝縮水となって奪取されるので乾いた空気に変わる。
その後、放熱器43に接して乾いた高温になった乾燥用空気は、吐出循環パイプ84、外槽2を経て洗濯乾燥槽11内に流入し、洗濯物9の水分を吸収する。このような乾燥用空気の循環が繰り替えされて洗濯物9の乾燥が行われるのである。
吸熱器42は、冷媒が巡るように流れる吸熱管60と、この吸熱管60の熱を乾燥用空気に伝える多数の吸熱フィン61を有する。多数の吸熱フィン61は隙間をとって積み重なるように並んでいる。
放熱器43は、冷媒が巡るように流れる放熱管70と、この放熱管70の熱を乾燥用空気に伝える多数の放熱フィン71を有する。多数の放熱フィン71は隙間をとって積み重なるように並んでいる。
ヒートポンプ装置40は凝縮水排水ホース29が接続される凝縮水排水口95を有する。凝縮水排水ホース29は、排水路の排水ホース23に連通する。吸熱器42に生じた凝縮水は凝縮水排水ホース29、排水路の排水ホース23を流れて外部に排水される。
本発明の主要部であるヒートポンプ装置について、図3を引用して更に詳しく述べる。
ヒートポンプ装置40は、本体ケース90に内置される圧縮機41と、放熱器43と、吸熱器42とを有する。そして、下側に置かれる吸熱器42と、上側に置かれる放熱器43とが上下に揃って並ぶように配置されている。
吸熱器42と放熱器43とが上下に揃って並ぶ配置されるので、前後にずれて段違いに配置されるものに比べ、ヒートポンプ装置40はコンパクトになる。このため、外枠筐体1の手狭さが緩和され、組み立ての作業性が向上する。
ヒートポンプ装置40は、吸熱器42の下に貯水部91を有する。この貯水部91は中央部が窪む。この窪みに凝縮水排水口95が設けられている。吸熱器42は放熱器43の下側にあるので、吸熱器42で発生した凝縮水は直ぐ下の貯水部91に流下する。
吸熱器が放熱器の上に配置するものとは違い、凝縮水が放熱器に滴下して触れることが生じない。放熱器が凝縮水で冷やされないので乾燥用空気は良く加熱され、それだけ衣類の乾燥性能が向上する。
また、凝縮水の放熱器への滴下を防ぐために、吸熱器と放熱器の間の仕切り板を介在する必要がなく、ヒートポンプ装置40のコンパクト化にもなる。吸熱器を通過した乾燥用空気は、迂回することなく、放熱器側に流れるので乾燥用空気の流れも良くなる。
乾燥用空気に含まれるリントを捕集するリント捕集手段92はヒートポンプ装置40に設けられる。このリント捕集手段92は吸熱器42の側部に隣接するように設けられる。リント捕集手段92は、袋状のネットにより形成される。ネットの口部は、乾燥空気用流出口55に向けられるように置かれる。
ヒートポンプ装置40は、図1に示すように、リント捕集手段92が外枠筐体1の前側に来るように配置される。リント捕集手段92は、取り外しができるようにヒートポンプ装置40に着脱自在に設けられている。
リント捕集手段92は、図1に示すように、前側に取手93を有する。この取手93をもってリント捕集手段92の着脱が行なわれる。
リント捕集手段92は、外枠筐体1の前側に来るように配置され、かつヒートポンプ装置40に着脱自在に備えられているので、掃除等のメンテナンスが容易に行なわれる。
乾燥用空気循環路(吐出循環パイプ84/吸引循環パイプ81)に流れる乾燥用空気は、乾燥空気用流入口54からリント捕集手段92に流れる。リントの除去された乾燥用空気は、吸熱器42、放熱器43を経由して乾燥空気用流出口55から乾燥用空気循環路(吐出循環パイプ84/吸引循環パイプ81)に流れ、洗濯乾燥槽11へと流れ行く。この乾燥用空気の循環により、洗濯物9の乾燥が行なわれる。
吸熱器42、放熱器43に流れる乾燥用空気はリントが除去されているので、吸熱器42、放熱器43にリントが付着せず、熱交換が良好に行なわれる。
この循環が行なわれる乾燥用空気は、吸熱器42で冷やされ、放熱器43で暖められる。放熱器43で加熱された乾燥用空気は、本体ケース90の上側に設けた乾燥空気用流出口55に流れるので、自然対流に合った流れになり、乾燥用空気の循環は円滑に行なわれる。
次に図5を引用してドラム式の洗濯乾燥機の運転工程について説明する。
この運転工程は、洗濯物9に付着した汚れを落したり、またすすぎで洗剤分をすすいだり、また洗濯物9に含まれた水分を洗濯乾燥槽11の回転により脱水穴14から遠心力で脱水したり、それらの水分を排水することを自動的に行う一般的な自動洗濯コースを示すブロック図である。
先ず、給水電磁弁6の操作により給水500が行われる。図1に示す給水量30まで給水される。
洗い501では洗濯に必要な水が外槽2内に給水されると、DCブラシレスモータ19が回転して洗濯乾燥槽11を駆動回転する。
この時、洗濯乾燥槽11の回転速度は毎分40〜50回転くらいで、休止を間において右回転、左回転を数分間行い、洗濯物が洗濯乾燥槽11内のリフター16によりかき上げられながら、叩き洗いにより洗濯される。この洗濯運転中に放熱器43に放熱により洗濯水が加熱され、洗浄が促進される。
洗い501が終了すると、洗濯物から流出た汚れを含む洗濯水を洗濯乾燥機の機外に排出する排水502へ移行する。
排水が終了した後、洗濯物に含まれている洗剤分を脱水する脱水503へ移行する。脱水503では、洗濯乾燥槽11を高速回転して洗濯物を遠心力により洗濯乾燥槽11の内壁に複数個設けられた脱水穴14より洗濯物に含まれる水が脱水される。
脱水503が終了すると、洗濯物に含まれた洗剤分をすすぐ、すすぎ505へと移行する。
すすぎ505の運転に入る前に、洗い501と同じように清水を給水する給水504にて必要な清水を外槽2内に給水する。
一般的に、すすぎに必要な清水は洗い時と同じく、約30L程度の給水が行われる。
規定量の清水が給水されると、すすぎ505に自動的に進行し、洗い501と同じように洗濯乾燥槽11が低速で反転しながら回転し、洗濯物にふくまれた洗剤分を除去する。
すすぎ終了後の排水506−脱水507−すすぎ(2)508−排水509は前述した動作と同じように行われ、最後に洗濯物に含まれる水分を十分に脱水する最終脱水510へ移行する。
最終脱水510の脱水時間は一般的に5分以上で洗濯乾燥槽11を高速にて回転させ洗濯物の水分を除去するものであり、この時の脱水率は60〜65%に至る。
なお、ドラム式の洗濯乾燥機にヒートポンプ装置を設けて、洗いから乾燥まで自動的に進行するドラム式の洗濯乾燥機の場合などは、最終脱水510が終了した後、自動的に乾燥工程511へ移行する。
乾燥工程511では、洗濯物の水分が脱水工程で十分に除去された後、ヒートポンプ装置40により放熱器43で熱交換された温風の乾燥用空気を洗濯物に吹き付けながら洗濯乾燥槽11を毎分約50回転くらいの速度で反転もしくは一方向に回転させて洗濯物の水分を除去し乾燥させるものである。
乾燥工程511では、洗濯物の乾燥が行なわれる。洗濯乾燥槽11内で洗濯物の水分が乾燥用空気に吸収され、送風ファン83に吸われて吸熱器42へ送られた乾燥用空気より水分が凝縮水として奪取される。
奪取された結露水(凝縮水)は、排水電磁弁22を開放して置くと、凝縮水排水ホース29を通して排水される。
除湿された乾燥用空気は、吐出循環パイプ84(乾燥用空気循環路)を流れて外槽2内に、さらに洗濯乾燥槽11内へ送り込まれる。
乾燥用空気は洗濯乾燥槽11および外槽2を加熱して洗濯物の乾燥を促進する。乾燥終了後は、自動的に終了512へ移行して洗濯乾燥コースを終了する。
次にDCブラシレスインバータモータ19の駆動を、図4の回路ブロック図を引用して説明する。
電源600はAC100V50/60Hzに接続され、先ず電源スイッチ601を投入する。
通電された電源は、電源ラインノイズや空中電波ノイズをカットするフィルター回路602を介在して、DCブラシレスモータ19の駆動電源である整流回路603で交流電源から高圧の直流電源に変換し、DCブラシレスモータ駆動回路であるDCインバータ駆動回路604に供給する。
DCインバータ駆動回路604はDCブラシレスモータU相605、V相607、W相608の各相コイルにマイコン609の制御指令により、電気角120度もしくは180度で電源を供給するIGPT素子回路の通電によって運転制御される。
DCブラシレスモータ19の回転制御は、複数個の磁石を有したロータ(図省略)の回転により、DCブラシレスモータ19の外周部に固定して設置されているICホール素子606からの信号をマイコン609に取り込み回転数を制御して洗濯乾燥槽11の回転速度を調整している。
また、洗い時に洗濯物に付着した汚れや洗剤分を除去するすすぎ時に必要な清水はマイコン609の指令により、駆動回路部610に接続された給水電磁弁6に通電されて給水される。また排水時においては、排水電磁弁22の開放操作を行い、洗濯乾燥機の機外に汚れた水を排水する。
また、乾燥時には、ヒートポンプ装置の圧縮機41や、減圧調整弁44、送風ファン83の運転制御が行われる。ヒートポンプ装置で生成された凝縮水は、貯水部91、凝縮水排水ホース29、排水ホース23、排水電磁弁を経由して洗濯乾燥機の機外に排水される。
本発明の実施例に係わるもので、洗濯乾燥機の縦断面図を示す。 本発明の実施例に係わるもので、乾燥運転工程での洗濯乾燥機の内部拡大図である。 本発明の実施例に係わるもので、一部を破断して示したヒートポンプ装置の斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、回路ブロック図である。 本発明の実施例に係わるもので、洗濯乾燥機の運転工程を示す図である。
符号の説明
1…外枠筐体、2…円筒形状の外槽、11…円筒形状の洗濯乾燥槽、84…吐出循環パイプ(乾燥用空気循環路)、81…吸引循環パイプ(乾燥用空気循環路)、40…ヒートポンプ装置、90…本体ケース、41…圧縮機、43…放熱器、42…吸熱器。

Claims (2)

  1. 外枠筐体内に設けられた円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物
    を収納する円筒形状の洗濯乾燥槽と、この洗濯乾燥槽で衣類の乾燥をして流出する乾燥用
    空気を洗濯乾燥槽に戻す乾燥用空気循環路と、この乾燥用空気循環路に介在するように設
    ヒートポンプ装置とを有ヒートポンプ装置で前記乾燥用空気中の水分の奪取と乾燥用空気の加熱を併せて行なう洗濯乾燥機において、
    前記ヒートポンプ装置は、本体ケースに内置される圧縮機と、放熱器と、吸熱器とを有し、
    前記放熱器は放熱吸熱管に熱を伝える複数の放熱フィンを有し、前記吸熱器は吸熱管に熱を伝える複数の吸熱フィンを有し、
    下側に置かれる前記吸熱器と、上側に置かれる前記放熱器とは、上下に揃って並ぶように配置され
    前記ヒートポンプ装置は、前記放熱器の下方に位置する前記吸熱器の下に吸熱器から滴下する凝縮水を受ける貯水部と、前記乾燥用空気が流れ込む前記吸熱器の側部に隣接して設けた着脱自在なるリント捕集手段を有し、前記リント捕集手段が前記外枠筐体の前側に来るように配置されたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1記載の洗濯乾燥機において、
    前記ヒートポンプ装置は、乾燥用空気循環路に流れる乾燥用空気を前記リント捕集手段に流し込む乾燥空気用流入口と、前記乾燥空気用流入口から流入し、前記リント捕集手段、前記吸熱器、前記放熱器を経由して乾燥用空気循環路に流出する乾燥空気用流出口と、前記貯水部から凝縮水を流出させる凝縮水流水口を有することを特徴とする洗濯乾燥機。
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