JP4753307B2 - 作業機械における油圧制御システム - Google Patents
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Description
そこで、作業部の有する位置エネルギーを回収、再利用するために、通常の油圧シリンダに加えて補助油圧シリンダ(アシストシリンダ)を設け、作業部の下降時に、補助油圧シリンダの重量保持側油室から排出される油をアキュムレータに蓄圧すると共に、作業部の上昇時に、アキュムレータに蓄圧された圧油を補助シリンダの重量保持側に供給するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、補助油圧シリンダを設けることなく、作業部の下降時における通常の油圧シリンダからの排出油をアキュムレータに蓄圧すると共に、作業部の上昇時に該アキュムレータに蓄圧された圧油を油圧シリンダに供給することが提唱されるが、この場合、アキュムレータの蓄圧状態によっては油圧シリンダに充分な圧油供給を行えないことがある。しかるに、油圧シリンダへの圧油供給流量がアキュムレータの蓄圧状態によって左右されると、作業部の上昇速度を正確にコントロールできないことになって、作業性に劣るという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
そして、この様にすることにより、作業部の下降時に、油圧シリンダの重量保持側油室から排出された油がアキュムレータに蓄圧される一方、作業部の上昇時には、アキュムレータからサクション油路に供給された圧油を吸込んで吐出する専用ポンプからの圧油が油圧シリンダの重量保持側油室に供給されることになるが、このものにおいて、アキュムレータからサクション油路への供給油量が不足する場合には、第一メインポンプの吐出油がサクション油路に供給されることになる。而して、アキュムレータの蓄圧量に依存することなく、専用ポンプから油圧シリンダの重量保持側油室への圧油供給を行えることになるが、上記専用ポンプは、アキュムレータに蓄圧された高圧の圧油を吸い込んで吐出するため、吸入側と吐出側との差圧が小さく、少ない所要動力で圧油供給を行うことができ、もって、作業部の下降時にアキュムレータに回収された位置エネルギーを作業部の上昇時に再利用できることになって、省エネルギー化に大きく貢献できる。
請求項2の発明は、油圧制御システムは、油タンクから油を吸込んで吐出する第二メインポンプを備えると共に、作業部の上昇時に、前記第二メインポンプからの供給流量を、専用ポンプからの供給流量に合流して油圧シリンダの重量保持側油室に供給するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業機械における油圧制御システムである。
そして、この様にすることにより、作業部の上昇時には、専用ポンプからの供給流量に第二メインポンプの供給流量が合流して油圧シリンダの重量保持側油室に供給されることになって、重量負荷に抗する方向の作業部上昇であっても、速度が低下してしまう惧れがなく、作業効率の向上に寄与できる。
請求項3の発明は、油圧制御システムは、アキュムレータの蓄圧量を検出するための蓄圧量検出手段を備えると共に、該蓄圧量検出手段により検出されたアキュムレータの蓄圧量に基づいて、第一メインポンプからサクション油路への圧油供給を行うように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の作業機械における油圧制御システムである。
そして、この様にすることにより、アキュムレータの蓄圧量に余裕があるのに第一メインポンプからサクション油路に圧油供給されてしまうような無駄を無くすことができると共に、アキュムレータが空になっても第一メインポンプからサクション油路への圧油供給が開始されないような不具合を、確実に回避することができる。
請求項4の発明は、油圧制御システムは、専用ポンプから油圧シリンダへの供給流量を制御する第三コントロールバルブを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械における油圧制御システムである。
そして、この様にすることにより、専用ポンプから油圧シリンダへの供給流量を、精度良くコントロールすることができる。
請求項5の発明は、油圧制御システムは、作業部の下降時に油圧シリンダの重量保持側油室から排出される圧油を、アキュムレータおよびサクション油路に供給する回収油路を備えると共に、専用ポンプは、作業部の下降時に、前記回収油路からサクション油路に供給される圧油を吸込んで油圧シリンダの反重量保持側油室に供給するように構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の作業機械における油圧制御システムである。
そして、この様にすることにより、作業部の下降時に油圧シリンダの重量保持側油室から排出された圧油は、アキュムレータに蓄圧されると共に、専用ポンプの吸入側に供給されて該専用ポンプにより油圧シリンダの反重量側油室に供給されることになり、而して、作業部の有する位置エネルギーを、確実に回収、再利用できることになって、省エネルギー化に大きく貢献できる。
請求項6の発明は、回収油路に、油圧シリンダの重量保持側油室から排出される圧油の流量を制御する回収用バルブを配したことを特徴とする請求項5に記載の作業機械における油圧制御システムである。
そして、この様にすることにより、回収用バルブによって油圧シリンダの重量保持側油室からの排出流量を制御することで、作業部の下降速度を制御できることになって、良好な操作性を得ることができる。
尚、第二コントロールバルブ19は、ブーム5の下降時には中立位置Nに保持され、而して、ブームシリンダ8に対する油給排を行わないと共に、第二メインポンプ10の吐出流量も、ネガティブコントロール流量制御によって最小となるように制御されるようになっている。
また、上記実施の形態では、油圧シリンダに圧油供給するポンプとして、専用ポンプおよび第一メインポンプに加えて第二メインポンプを設け、これにより重量負荷に抗する方向の作業部上昇時に二ポンプ分の流量の圧油供給を行えるようにしたものであるが、第二メインポンプが設けられていない場合であっても、本発明を実施することは可能である。
8 ブームシリンダ
8a ヘッド側油室
8b ロッド側油室
9 第一メインポンプ
10 第二メインポンプ
11 油タンク
32 専用ポンプ
33 サクション油路
36 アキュムレータ
37 第三コントロールバルブ
40 回収油路
41 回収用バルブ
60 アキュムレータ用圧力センサ
62 連結油路
Claims (6)
- 作業部を昇降せしめる油圧シリンダと、油タンクから油を吸込んで吐出する第一メインポンプと、サクション油路から油を吸込んで吐出する専用ポンプと、作業部の下降時に油圧シリンダの重量保持側油室から排出される油を蓄圧して作業部の上昇時に前記サクション油路に供給するアキュムレータとを備える一方、作業部の上昇時に、前記専用ポンプの吐出油を油圧シリンダの重量保持側油室に供給するように構成すると共に、アキュムレータからサクション油路への供給油量が不足する場合に、第一メインポンプの吐出油をサクション油路に供給するように構成したことを特徴とする作業機械における油圧制御システム。
- 油圧制御システムは、油タンクから油を吸込んで吐出する第二メインポンプを備えると共に、作業部の上昇時に、前記第二メインポンプからの供給流量を、専用ポンプからの供給流量に合流して油圧シリンダの重量保持側油室に供給するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の作業機械における油圧制御システム。
- 油圧制御システムは、アキュムレータの蓄圧量を検出するための蓄圧量検出手段を備えると共に、該蓄圧量検出手段により検出されたアキュムレータの蓄圧量に基づいて、第一メインポンプからサクション油路への圧油供給を行うように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の作業機械における油圧制御システム。
- 油圧制御システムは、専用ポンプから油圧シリンダへの供給流量を制御する第三コントロールバルブを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械における油圧制御システム。
- 油圧制御システムは、作業部の下降時に油圧シリンダの重量保持側油室から排出される圧油を、アキュムレータおよびサクション油路に供給する回収油路を備えると共に、専用ポンプは、作業部の下降時に、前記回収油路からサクション油路に供給される圧油を吸込んで油圧シリンダの反重量保持側油室に供給するように構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の作業機械における油圧制御システム。
- 回収油路に、油圧シリンダの重量保持側油室から排出される圧油の流量を制御する回収用バルブを配したことを特徴とする請求項5に記載の作業機械における油圧制御システム。
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