JP4751586B2 - ケラチン物質特にケラチン繊維、たとえば睫のためのメイクアップ組成物 - Google Patents
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Description
(i)非水性溶媒媒体、
(ii)組成物の合計重量に対して25〜55重量%の含有量の少なくとも1のワックス、ただし、上記ワックスは0.5〜30μmの大きさを有する小さな粒子の形である、
(iii)上記溶媒媒体中に可溶であり、かつ少なくとも1の結晶化可能なポリマー構造部分(以下、「結晶化可能な部分」という)を有する少なくとも1のポリマー、及び
(iv)水及び/又は少なくとも1の水溶性溶媒、ただし該水及び/又は水溶性溶媒は該組成物の合計重量に対して20重量%以下の合計含有量で存在する、を含み、該組成物の合計重量に対して48〜70重量%の固形分を有する組成物である。
本発明の目的のために、“固形分”とは非揮発性物質の含有量を意味する。
約1gの組成物が金属ルツボの上に広げられる。該ルツボをデシケーター中に入れた後に、それは1時間120℃の公称温度に付される。試料の初期の質量に対応する試料の湿潤質量、及び乾燥質量に対応する放射に暴露した後の質量が精密天秤を用いて測定される。
乾燥抽出物=100×(乾燥質量/湿潤質量)。
上に記載されたプロトコルを用いて測定された値は、対応する理論値からプラス又はマイナス1%違う可能性がある。
本発明の組成物は、非水性溶媒媒体中に可溶であって少なくとも1の結晶化可能な部分を有する少なくとも1のポリマーを含む。
“結晶化可能な部分A”とは、少なくとも5の繰り返し単位の列であって、この繰り返し単位に対応するホモポリマーが考慮されるならば、30%より高い結晶度を特徴とするであろう配列を意味する。
“非晶質部分B”とは、少なくとも5の繰り返し単位の列であって、この繰り返し単位に対応するホモポリマーが考慮されるならば、5%未満、又は0でさえある結晶度を特徴とするであろう配列を意味する。
“骨格に取り込まれたブロック”とは、モノマー単位の繰り返しからなり、ポリマーの主鎖の部分を形成する原子の群を意味する。
“ペンダント状の鎖又は側鎖”とは、ポリマー骨格上の枝分かれを形成する原子の群を意味する。
“末端鎖”とは、骨格の末端少なくとも1の上にある原子の群を意味する。
a) ランダムコポリマー
ランダムコポリマーは好ましくは、結晶化可能なペンダント状の鎖を有するポリマーであり、少なくとも2のモノマーの重合化から生じる単位を含み、該少なくとも2のモノマーの少なくとも1は式Iにより表され得るXとして知られる結晶化可能な疎水性の側鎖を有する:
これらのコポリマーは異なる化学的性質を有する少なくとも2のタイプのブロックからなり、そのうちの1は結晶化可能であり、部分Aを構成する。ブロックコポリマーの場合、非晶質のブロックBの少なくとも1は媒体中に可溶でなければならない。
結晶化可能な鎖を含むオレフィン又はシクロオレフィンのブロックコポリマーを含み、例えば
− シクロブテン、シクロヘキセン、シクロオクテン、ノルボルネン(すなわちビシクロ-[2,2,1]ヘプタ-2-エン)、5-メチルノルボルネン、5-エチルノルボルネン、5,6-ジメチルノルボルネン、5,5,6-トリメチルノルボルネン、5-エチリデンノルボルネン、5-フェニルノルボルネン、5-ベンジルノルボルネン、5-ビニルノルボルネン、1,4,5,8-ジメタノ-1,2,3,4,4a,5,8a-オクタヒドロナフタレン又はジシクロペンタジエン、又はそれらの混合物と、
−エチレン、プロピレン、1-ブテン、3-メチル-1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテン、1-オクテン、1-デセン、又は1-エイコセン、又はそれらの混合物とのブロック重合化から誘導されるもの、
− B.Boutevinらによる論文“PP/PBTの形態学的及び機械的性質の研究”Polymer Bulletin,第34巻、117〜123ページ(1995年)に記載された、水素化ブロック又はマルチブロックのポリ(ブチレンテレフタレート)-b-ポリ(イソプレン)ブロックコポリマー、
− P. Rangarajanらによる論文、“エチレン−(エチレン−alt−プロピレン)の半結晶性ブロック共重合体の形態学”、Macromolecules、第26巻、4640〜4645ページ(1993年)及びP. Richterらによる“結晶コアを有するポリマー集合体: ポリ(エチレン)−ポリ(エチレン−プロピレン)の系”、Macromolecules、第30巻、1053〜1068ページ(1997年)に記載されているポリ(エチレン)-b-コポリ(エチレン/プロピレン)ブロックコポリマー、及び
− I. W. Hamleyによる一般論文“ブロックコポリマーにおける結晶化”、Advances in Polymer Science第148巻、113〜137ページ(1999年)に記載されているポリ(エチレン)-b-ポリ(エチルエチレン)ブロックコポリマー
を含む。
このカテゴリーに挙げられ得る例は以下を含む;
(α)少なくとも32の炭素原子を含むジカルボン酸から選択される少なくとも1の酸、例えば二量体脂肪酸と(β)アルキレンジアミン、特にエチレンジアミンとの間の縮合から生じるポリアミドタイプの重縮合体、該縮合体においてポリアミドポリマーは、12〜30の直鎖で飽和の炭素原子を含む少なくとも1のモノアルコール又はモノアミンでエステル化又はアミド化された少なくとも1のカルボン酸の末端基を含み、特にエチレンジアミン/ステアリルジリノレートのコポリマー、例えばArizona Chemical社により“Uniclear 100VG(商標)”の名前で販売されている製品、及び
親油性ポリエステル重縮合体、その末端は、飽和の直鎖のC12〜C30の炭素をベースとする鎖からなる結晶化可能な酸又はアルコールでエステル化されており、特に、その末端の少なくとも1はステアリン酸でエステル化されているところの12−ポリヒドロキシステアリン酸、例えばAvecia社により販売されている“Solsperse 21000(商標)”。
本発明の組成物は非水性溶媒媒体を含む。
― 植物起源の炭化水素をベースとするオイル、例えばグリセロールの脂肪酸エステルからなるトリグリセリド、その脂肪酸はC4〜C24の範囲の鎖の長さを有し得、これらの差は直鎖又は分岐状であり、そして飽和又は不飽和であってもよい;これらのオイルは特に小麦胚芽油、ヒマワリ油、グレープシード油、ゴマ種油、トウモロコシ油、アプリコット油、ひまし油、シア油、アボガド油、オリーブ油、大豆油、スイートアーモンド油、パーム油、菜種油、綿実油、ヘーゼルナッツ油、マカデミア油、ホホバ油、アルファルファ油、ケシの実油、かぼちゃ油、ゴマ種油、骨髄油、菜種油、黒スグリ油、月見草油、キビ油、大麦油、キノア油、ライ麦油、サフラワー油、ククイナッツ油、パッションフラワー油、及びジャコウバラ油;又はカプリル/カプリン酸トリグリセリド、例えばStearineries Dubois社により販売されるもの、またはDynamit Nobel社により“Miglyol810(商標)”、“812(商標)”、及び“818(商標)”の名前の下に販売されるもの、
− 10〜40の炭素原子を含む合成エーテル、
− 鉱物又は合成起源の直鎖又は分岐状の炭化水素、例えば石油ゼリー、ポリデセン、水素化ポリイソブテン例えばパーレアム、及びスクワラン、及びそれらの混合物、
− 合成エステル、例えば式R1COOR2のオイル、ここでR1は1〜40の炭素原子を含む直鎖又は分岐の脂肪酸残基を表し、R2は炭化水素をベースとする鎖、特に1〜40の炭素原子を含む分岐状を表し、ただしR1+R2≧10であり、例えばプルセリンオイル(オクタン酸セトステアリル)、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、安息香酸のC12〜C15のアルキルエステル、ラウリル酸ヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、2−エチルヘキシルパルミテート、イソステアリン酸イソステアリル、オクタン酸、デカン酸、又はリシノール酸のアルコール又はポリアルコールエステル、例えばジオクタン酸プロピレングリコール;水素化されたエステル、例えば乳酸イソステアリル又はリンゴ酸ジイソステアリル及びペンタエリスリトールエステル、
− 12〜26の炭素原子を含む分岐状及び/又は不飽和の炭素鎖を有する、室温において液状であるところの脂肪族アルコール、例えばオクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−ブチルオクタノール又は2−ウンデシルペンタデカノール、
− 高級脂肪酸例えばオレイン酸、リノール酸、又はリノレン酸;
及びそれらの混合物。
本発明の組成物は水及び/又は少なくとも1の水溶性溶媒を含む。
本発明の組成物は、組成物の合計重量に対して3重量%より高い含有量のワックス又はワックスの混合物を含む。
測定プロトコルは以下のようである:
ルツボに入れられた5mgの生成物の試料は、加熱速度10℃/分において−20℃から100℃の範囲の第一昇温に付され、次に10℃/分の冷却速度で10℃〜−20℃に冷却され、最終的に5℃/分の加熱速度において−20℃〜100℃の範囲の第2昇温に付される。第2昇温の間に、空のルツボ及び試料のワックスを含むルツボにより吸収されるエネルギーの差のばらつきが温度の関数として測定される。化合物の融点は、温度の関数としての吸収されたエネルギーの差のばらつきを表す曲線のピークの頂上に対応する温度値である。
1つの特定の実施態様に従って、本発明の組成物は少なくとも1のフィルム形成性ポリマーを含み得る。
本発明の組成物は、少なくとも1の染料、例えば粉状染料、脂溶性染料及び水溶性染料、をもまた含み得る。
粉状染料は、顔料及び真珠光沢剤から選ぶことができる。
顔料は、白色または着色され、鉱物及び/又は有機物、被覆された又は被覆されていない。挙げられ得る鉱物性顔料の中に、二酸化チタン(随意的に表面処理されていてもよい)、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛又は酸化セリウム、及び、酸化鉄又は酸化クロム、マンガン紫、群青色、クロム水和物、及び第二鉄青がある。挙げられ得る有機顔料の中に、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、コチニールカーミンまたはバリウム、ストロンチウム、カルシウム又はアルミニウムベースのレーキがある。
真珠光沢剤は、白色真珠光沢顔料、例えばオキシ塩化チタン又はビスマスで被覆されたマイカ、着色真珠光沢顔料、例えば酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、特に第二鉄青又は酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、上述の有機顔料で被覆されたチタンマイカ、及びオキシ塩化ビスマスに基づく真珠光沢顔料からも選ばれることができる。
脂溶性の染料は、例えばスーダンレッド、D&Cレッド17、D&Cグリーン6、β-カロチン、大豆油、スーダンブラウン、D&Cイエロー11、D&Cバイオレット2、D&Cオレンジ5及びキノリンイエロー、及びアナートである。
これらの染料は、組成物の総重量に対して、0.01〜30重量%の量で存在することができる。
本発明の組成物は少なくとも1のフィラーをもまた含み得る。
フィラーは、当業者に周知であり、化粧料組成物において一般的に使用されるものから選択されることができる。フィラーは鉱物性又は有機性、ラメラ状又は球状であることができる。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリアミド粉末、例えばOrgasol(商標)の名前でAtochem社により販売されているナイロン(商標)、ポリ−β−アラニン粉末及びポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマーの粉末、例えばTeflon(商標)、ラウロイルリジン、澱粉、窒化ホウ素、膨張されたポリマー状の中空微小球例えば塩化ポリビニリデン/アクリロニトリルの微小球、例えばNobel Industries社によりExpancel(商標)の名前で販売されている製品、アクリル粉末、例えばDow Corning社によりPolytrap(商標)の名前で販売されているもの、ポリメチルメタクリレート粒子及びシリコーン樹脂ミクロビーズ(例えば東芝製のTospearls(商標))、沈殿した炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、及び炭酸水素マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、中空シリカ微小球(Maprecos製シリカビーズ(商標))、ガラス又はセラミックのマイクロカプセル、8〜22の炭素原子、特に12〜18の炭素原子を含む有機カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、又はステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛及びミリスチン酸マグネシウムが挙げられうる。
フィラーは本発明組成物の合計重量の0.1〜25重量%、特に1〜20重量%に相当し得る。
トリメチルシロキシ基、該基はヘキサメチルジシラザンの存在下においてフュームドシリカを処理することにより得られる。このように処理されたシリカはCTFA(第6版、1995年)によると「シリル化シリカ」(silica silylate)として知られる。それらは例えばDegussa社により「アエロジルR812(商標)」の製品番号で、 及びCabot社により「CAB−O−Sil TS-530(商標)」の製品番号で販売されている;
ジメチルシリルオキシル又はポリジメチルシロキサン基、それはポリジメチルシロキサン又はジメチルジクロロシランの存在下フュームドシリカを処理することにより特に得られる。このように処理されたシリカはCTFA(第6版、1995年)によると「ジメチルシリル化シリカ」と呼ばれる。それらは例えば「アエロジルR972(商標)」 及び「アエロジルR974(商標)」の名でDegussa社により、及び「CAB−O−Sil TS−610(商標)」及び「CAB−O−Sil TS−720(商標)」の表示の下でCabot社により販売されている。
疎水性フュームドシリカは好ましくはナノメートル〜ミクロメートル、例えば5〜200nmの範囲の粒子サイズを有し得る。
ポリエステルファイバー、例えばデュポン・ド・ヌムール社により「Fiber 255-100-R11-242T(商標)長さ3mm(八葉型断面)」、「Fiber 265-34-R11-56T(商標)長さ3mm(円形断面)」及び「Fiber Coolmax 50-34-591(商標)長さ3mm(四葉型断面)」の名前で販売されている糸を切断して得られるもの;
ポリアミドファイバー、例えばCellusuede Products社により「Trilobal Nylon 0.120-1.8 DPF(商標)」、「Trilobal Nylon 0.120-18 DPF(商標)」、「Nylon 0.120-6 DPF(商標)」の名前で販売されているもの;又はデュポン・ド・ヌムール社により「Fiber Nomex Brand 430(商標)長さ3mm(四葉型断面)」の名前で販売されている糸を切断して得られるもの;
ポリイミドアミドファイバー、例えばRhodia社により「Kermel(商標)」及び「Kermel Tech(商標)」の名前で販売されているもの;
ポリ(p‐フェニレンテレフタルアミド(即ちアラミド)、特にデュポン・ド・ヌムール社により「Kevler(商標)」の名前で販売されているもの;
ポリエステル、アクリル性ポリマー、及びポリアミドから選ばれるポリマーが交互に層となっているものを含む多層構造のファイバー、例えばEP-A-6921217号、EP-A-686858号及びUS-A-5472798号明細書に記載されているもの。該ファイバーは、帝人(株)により「Morphotex(商標)」及び「帝人 テトロン Morphotex(商標)」の名前で販売されている。
本発明に従う組成物は、粘弾性挙動を特徴とする。
τ(t)=τ0 cos(ω・t) γ(t)=γ0 cos(ω・t‐δ)
上式において、τ0は、応力の最大値であり、γ0は歪みの最大値である。δは、応力と歪みとの位相のずれである。測定は、周波数1Hz(ν=1Hz)で行われる。
本発明の組成物を製造する方法は、使用されるワックスの性質に特に依存する。それはワックスが慣用のタイプであるか、又は上で定義されたミクロワックスのタイプであるかどうかに特に依存する。慣用のワックスの場合、それは上記ワックスの溶融開始温度にさらに依存する。
a.微粒子の形のワックスのみを含む組成物の製造方法
染料及びゲル化剤は、少なくとも1の非水性溶媒媒体の成分、及び該媒体に可溶であり少なくとも1の結晶化可能な部分を有する少なくとも1のポリマーを含む混合物中に、攪拌しながら分散され、45℃の温度まで加熱され、その次に室温まで冷却される。微粒子の形のワックス、及び適切な場合には、組成物の残りの成分が次に攪拌しながら添加される。
染料及びゲル化剤は、少なくとも1の非水性溶媒媒体の成分及び該媒体に可溶であり少なくとも1の結晶化可能な部分を有する少なくとも1のポリマーを含む混合物中に、攪拌しながら分散され、45℃の温度まで加熱され、その次に室温まで冷却される。得られる混合物は次に45℃まで加熱され、その後、完全に融解されるまで予備加熱された慣用のワックスの混合物が徐々に添加される。このようにして得られた混合物は攪拌しながら室温まで冷却することを許される。微粒子の形のワックス、及び適切である場合には、組成物の残りの成分が次に添加される。
製造は連続二軸スクリューブレンダー例えばClextral社製の“BC−21”型で行われ、以下の条件下行われる:
入口温度:100℃
出口温度: 20℃
フロー速度=3kg/時
スクリュー速度:600rpm。
固形分の測定は前に記載されたプロトコルに従って行われる。
測定温度:25℃
測定を開始する前の25℃における180秒の定常状態
1〜10,000Paの応力をかけられた掃引、
測定周波数:1Hz
b)に記載された方法に従って3つのウォータープルーフマスカラが製造された。
Claims (30)
- ケラチン繊維をメイクアップする化粧料組成物であって、該組成物が、
(i)非水性溶媒媒体、
(ii)組成物の合計重量に対して25〜55重量%の含有量の少なくとも1のワックス、ただし、上記ワックスは0.5〜30μmの大きさを有する小さな粒子の形である、
(iii)上記溶媒媒体中に可溶であり、かつ少なくとも1の結晶化可能なポリマー構造部分を有する少なくとも1のポリマー、及び
(iv)水及び/又は少なくとも1の水溶性溶媒、ただし該水及び/又は水溶性溶媒は該組成物の合計重量に対して20重量%以下の合計含有量で存在する、
を含むこと、及び
該組成物は、該組成物の合計重量に対して48〜70重量%の固形分を有することを特徴とする化粧料組成物。 - 固形分が組成物の合計重量に対して50重量%〜65重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 上記ポリマーが1,000〜300,000g/molの範囲の分子量を有することを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記結晶化可能なポリマー構造部分が、上記ポリマーの合計重量に対して30重量%〜50重量%に相当することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記ポリマーが、
直鎖でありかつ飽和のC12〜C30のアルキル(メタ)アクリレートと、直鎖のC4〜C10、又は分岐状又は環状の及び/又は不飽和のC4〜C30アルキル(メタ)アクリレートとのコポリマー、
直鎖でありかつ飽和のC12〜C30のアルキル基を含むビニルエステルと直鎖のC4〜C10、又は分岐状又は環状の及び/又は不飽和のC4〜C30アルキル基を含むビニルエステルとのコポリマー、
(α)少なくとも32の炭素原子を含むジカルボン酸から選択される少なくとも1の酸と(β)アルキレンジアミンとの間の縮合から生じるポリアミドタイプの重縮合体、ただし上記縮合体は、12〜30の直鎖でありかつ飽和の炭素原子を含む少なくとも1のモノアルコール又はモノアミンでエステル化又はアミド化された少なくとも1のカルボン酸の末端基を含む、
親油性ポリエステル重縮合体、ただしその末端は、飽和でありかつ直鎖のC12〜C30の炭素をベースとする鎖からなる結晶化可能な酸又はアルコールでエステル化されている、
ビニルアセテート/ビニルステアレートのコポリマー、及び
ビニルアセテート/アリルステアレートのコポリマー、
から選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。 - 上記ポリマーが、ビニルアセテート/エチレン、エチレンジアミン/ステアリルジリノレエートコポリマー、水素化ブタジエン/イソプレンブロックコポリマー及びポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)、ただしそのうちの少なくとも1の末端はステアリン酸でエステル化されている、から選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記ポリマーが、該組成物の合計重量に対して1重量%〜10重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記非水性溶媒媒体が、室温において液状であるところの、水に不溶性の少なくとも1の揮発性化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記水に不溶の揮発性化合物が、組成物の合計重量に対して20重量%〜45重量%の範囲の含有量で組成物中に存在することを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
- 上記水溶性溶媒が、1〜5の炭素原子を含む低級モノアルコール、2〜8の炭素原子を含むグリコール、C3及びC4ケトン及びC2〜C4アルデヒドから選択されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
- 水及び/又は水溶性溶媒の含有量が、組成物の合計重量に対して2重量%〜15重量%であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
- ワックスが、30℃以上の融点を有し、室温において固体でありかつ硬いところのワックスから選択されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
- ワックスが、55℃以上の融点を有し、室温において固体でありかつ硬いところのワックスから選択されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
- ワックスが、炭化水素をベースとするワックス、直鎖又は分岐状のC8〜C32の脂肪鎖を含む動物又は植物オイルの触媒的水素化により得られるワックス、及びセチルアルコールでエステル化されたひまし油の水素化による得られるワックスから選択されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
- ワックスが、1N.s以上の粘着性、及び3.5MPa以下の硬度を有するワックスから選択されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記ワックスが、C20〜C40アルキル(ヒドロキシステアリルオキシ)ステアレートから選択されることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
- 上記ワックスが、45℃以上の溶融開始温度を有するワックスから選択されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記ワックスが、60℃以上の溶融開始温度を有するワックスから選択されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
- 上記ワックスが、カルナウバ蝋、米ぬかワックス、キャンデリラワックス、オウリキュリワックス、モンタン蝋、オゾケライト、Fischer−Tropsch合成により得られるワックス、水素化ホホバ油、ビス(1,1,1-トリメチロールプロパン)テトラベヘネート、ステアリルアルコールでエステル化されたオリーブオイルの触媒的水素化により得られるワックス、ミクロ結晶性ワックス及びポリエチレンワックスから選択されることを特徴とする、請求項17〜18のいずれか1項に記載の組成物。
- 少なくとも1のフィルム形成性ポリマーをもまた含むことを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の組成物。
- 25,000Pa以下の平衡剪断弾性係数Gpを有することを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項に記載の組成物。
- 20,000Pa以下の平衡剪断弾性係数Gpを有することを特徴とする、請求項1〜21のいずれか1項に記載の組成物。
- 大きさが0.5μm〜30μmの範囲の粒子の形における少なくとも1のワックスを、少なくとも1の非水性溶媒及び上記非水性溶媒に可溶であり、かつ少なくとも1の結晶化可能なポリマー構造部分を有する少なくとも1のポリマーを含む混合物、ただし上記混合物は上記ワックスの融点より下の温度において粒子の形をとる、に分散させる少なくとも1の工程を含むことを特徴とする、請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物を製造する方法。
- 分散が室温において行われることを特徴とする、請求項23に記載の製造方法。
- 上記大きさが1〜20μmであることを特徴とする、請求項23又は24に記載の製造方法。
- 請求項1〜22のいずれか1項記載の組成物の製造のために、非水性溶媒に可溶であり、かつ少なくとも1の結晶化可能なポリマー構造部分を有する少なくとも1のポリマー、及び大きさが0.5μm〜30μmの範囲の粒子の形における少なくとも1のワックスを使用する方法。
- 非水性溶媒に可溶であり、かつ少なくとも1の結晶化可能なポリマー構造部分を有する上記ポリマーが、1,000〜300,000g/molの範囲の分子量を有することを特徴とする、請求項26に記載の使用する方法。
- 上記組成物が、組成物の合計重量に対して50重量%以上の固形分を有することを特徴とする、請求項26又は27に記載の使用する方法。
- 上記組成物が、25,000Pa以下の平衡剪断弾性係数を有することを特徴とする、請求項26〜28のいずれか1項に記載の使用する方法。
- 請求項1〜22のいずれか1項において定義された組成物又は請求項23〜25のいずれか1項において定義された方法により得られた組成物が、上記ケラチン繊維に塗布されることを特徴とする、ケラチン繊維をメイクアップする方法。
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