JP4630469B2 - Automotive bumper structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂製バンパーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の自動車のパンパー構造として、例えば、特開平10−226287号公報に開示されるように、リヤバンパー表面のバンパーフェース部と該バンパーフェース部の補強リブと位置決めピンとを一体成形したものがある。すなわち、前記バンパーフェース部は前記リヤバンパーの車幅方向全体に亘って自動車後端部の意匠面をなすように形成され、該バンパーフェース部の裏側には、車幅方向に長い複数の水平リブが互いに平行にかつ上下方向に所定の間隔を空けて突設されている。さらに、これら水平リブのそれぞれの先端部を繋ぐように上下方向に延びる鉛直リブが設けられており、この鉛直リブに、車体パネルの挿入孔に係止して前記リヤバンパーの車体に対する位置決めを行うための位置決めピンが突設されている。
【0003】
そして、前記のようなバンパー構造では、自動車の組立ラインにおいてロボット等によってバンパーを車体に自動搭載する場合に、前記位置決めピンによってバンパーの位置決めを行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、自動車ではバンパーフェース部を形状の異なる複数の車体間で共通化する場合があり、このときにそれぞれの車体毎にバンパーの位置決めピンが挿入される挿入孔の形状や位置が異なるため、これに対応するように位置決めピンの形状や位置も変更しなければならない。
【0005】
ところが、前記従来の自動車のバンパー構造においては、位置決めピンがバンパーフェース部の成形と同時に成形されて一体となっているため、この位置決めピンだけでなく、複数の車体間で共通部分となるバンパーフェース部まで新たな成形型を用いて成形しなければならず、結局、バンパーフェース部を共通化できないことになり、製造コストが増大するという問題があった。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バンパーの構造に工夫を凝らし、形状の異なる複数の車体間でバンパーフェース部を共通化できるようにして、バンパーの製造コスト低減を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の解決手段では、樹脂製のバンパー本体に対して、位置決めピンが一体成形された樹脂製の取付部材を溶着するようにした。
【0008】
具体的には、請求項1の発明では、自動車のバンパー構造を対象として、車体側へ突出するとともに車幅方向に延びるように一体成形されたリブを有する樹脂製のバンパー本体と、バンパーの車体に対する位置決めを行う位置決めピンを車体側へ突出するように一体成形した樹脂製の取付部材とを備え、上記取付部材における上記リブに対応する部位には、該リブの先端が嵌入される嵌入部が車体側に向けて凹むように形成され、該嵌入部には、上記リブの先端面が当接する受部が形成され、上記リブの先端は、上記取付部材の嵌入部に嵌入された状態で該嵌入部に溶着する構成とする。
【0009】
この構成によれば、まず、取付部材はバンパー本体に溶着される。この際、バンパー本体のリブの先端と取付部材とを溶着させるようにしているので、溶着時に発生する熱によるバンパー本体の意匠面の歪みを防止できる。また、形状が異なる複数の車体間でバンパー本体を共通化する場合でも、取付部材のみを変更するだけで対応できるため、製造コストを低減することができる。
【0010】
請求項2の発明では、請求項1の発明におけるバンパーがリヤバンパーであって、取付部材を該リヤバンパー本体の上部と下部とにそれぞれ溶着するものとする。
【0011】
この構成により、リヤバンパー本体の上部と下部とにそれぞれ設けられたリブが取付部材に溶着されるため、リヤバンパー本体を取付部材に強固に固定することができる。特に、リヤバンパー本体の上部が取付部材に溶着されているため、例えばリヤバンパー本体の上面に乗員や荷物等の荷重が加わった場合でも、該リヤバンパー上部の変形や破損を防止することができる。
【0012】
請求項3の発明では、請求項1の発明におけるバンパーがフロントバンパーであって、該フロントバンパーの上端縁部がヘッドランプの周縁部が当接するヘッドランプ当接部を有するものとし、このヘッドランプ当接部を前記取付部材に対し上下方向に変位可能に嵌合するものとする。
【0013】
このことで、フロントバンパー本体のヘッドランプ当接部分が上下方向に変位することにより、フロントバンパー及びヘッドランプの製作誤差を許容して、両者の車体への取付を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
(実施形態1)
図1及び図2は、本発明に係る自動車のバンパー構造をリヤバンパー1に適用した実施形態を示すものである。尚、図1はリヤバンパー1の車体右側の部分を示す正面図であり、図2は該リヤバンパー1の車体への取付状態を示す図1のA−A線における断面図である。このリヤバンパー1は、樹脂材料からなるリヤバンパー本体2と、樹脂材料からなり該リヤバンパー本体2に溶着されて、該リヤバンパー本体2を車体に取り付ける取付部材3とからなり、車体後端部の車体パネル4に取り付けられるものである。
【0016】
まず、リヤバンパー本体2について説明すると、このリヤバンパー本体2は、車幅方向の全体に亘って延びていて車体後端部の意匠面を構成するバンパーフェース部5と、該バンパーフェース部5の裏側に設けられる後述のリブとが一体成形されたものである。該バンパーフェース部5の車幅方向両端側には、中間部に比べて上方へ突出した突出部13が形成され、その上端部にそれぞれ車体への取付部6,6が2つずつ形成されている。一方、図2に示すように、前記バンパーフェース部5は、前側(車体側)が開放した略コ字状断面とされ、上壁部10は略水平に拡がってその後端部が後壁部11の上端部に連続しており、該後壁部11はその下端部が前方(車体側)へ位置するように傾斜して下方へ延びている。また、バンパーフェース部5の上壁部10には、その前縁から上方へ延びる壁部12が設けられ、この壁部12は、前記バンパーフェース部5の車幅方向両端側の突出部13の上端部に連続して、車体内方側ほど上下方向の長さが短くなるように形成されている。
【0017】
また、図2に示すように、前記バンパーフェース部5の裏面には、車幅方向に長い3つのリブ15、16、17が、互いに平行にかつ上下方向に所定の間隔を保ってそれぞれ前方へ突設されている。その3つのリブ15、16、17のうち、一番上に位置する第1リブ15は、バンパーフェース部5の上壁部10の前縁から前方へ向かって連続して延びるように設けられている。さらに、該第1リブ15の下方には、この第1リブ15よりも厚肉の第2リブ16が、バンパーフェース部5の後壁部11における上下方向中間部位から前方へ突出して設けられ、その前端部は該第1リブ15よりも後方に位置している。また、該バンパーフェース部5の後壁部11における下端部近傍の部位には、前記第1リブ15と略同じ肉厚で前方へ延びる第3リブ17が設けられていて、その前端部は前記第2リブ16の前端部よりも若干、後方に位置している。そして、前記第1〜第3リブ15、16、17の先端には、該リブ15、16、17の肉厚よりも小さい肉厚を有する突片15a、16a、17aがそれぞれ形成されている。
【0018】
次に、前記リヤバンパー本体2を車体に対して取り付ける取付部材3について、主に図3に基づいて説明する。尚、図3は、該取付部材3を車体後方から見た斜視図である。この取付部材3は、前記バンパーフェース部5の裏面側において該バンパーフェース部5に覆われるように配設されるとともに、全体として後側が開放した箱状に形成されている。また、該取付部材3の左右両側壁部20,20は、その下側約半分の部分が下側ほど互いに離れるように傾斜して形成されているとともに、該両側壁部20,20の後端部には前記第1及び第2リブ15、16に対応する部位に、該各リブ15、16の前端部が嵌入される嵌入部21、22がそれぞれ形成されている。さらに、該取付部材3の下壁部24の後端部には、前記第3リブ17が嵌入される嵌入部23が形成されている。前記取付部材3の各嵌入部21、22、23の受部21b、22b、23bには、前記第1〜第3リブ15、16、17の肉厚より小さくかつ前記突片15a、16a、17aの肉厚より大きい開口部21a、22a、23aがそれぞれ形成されていて、図2に示すように、各リブ15、16、17の前端部に形成された突片15a、16a、17aが挿入されて、詳細は後述するが、溶着されるようになっている。
【0019】
また、前記取付部材3の前壁部25の下端側には、前記リヤバンパー1の車体に対する位置決めを行うロケーターピン(位置決めピン)30が、水平方向に対して先端が僅かに下方へ向くように前方へ向けて突設されている。このロケーターピン30は、前端ほど縮径するテーパ状となるように、その軸心部から車体の上下左右方向に向かってそれぞれ略矩形状断面の突出部30a,30a,…が形成され、各突出部30a,30a,…の前端が車体パネル4の挿入孔4bに挿入されることによって、リヤバンパー1の車体に対する位置決めが行われるようになっている。さらに、各突出部30a,30a,…のうち下側に突出する突出部30aの前端には、ロケーターピン30が前記挿入孔4bに挿入された状態で、該挿入孔4bに係止されてロケーターピン30の抜けを抑制する凸状の係止部30bが形成されている。
【0020】
一方、前記取付部材3の前壁部25には、前記車体パネル4の挿入孔4aに挿入されるようにボルト31が設けられている。このボルト31及び該ボルト31の取付部材3への固定について、図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4はボルト31の取付部材3への固定を示す該取付部材3の部分拡大図であり、また、図5はその側面図である。
【0021】
前記ボルト31は、その頭部31aが長方形の板状に形成され、該頭部31aの略中央部にネジ棒31bが突設されるとともに、このネジ棒31bの基端側に相対的に大径の円柱部31cが形成されている。一方、前記取付部材3の前壁部25の上端側には、前記ボルト31を固定する固定部33が設けられ、この固定部33は、前記ボルト31の頭部31a全体を収容する長方形断面の空洞部33aと、ボルト31の円柱部31cを収容する円形断面の孔部33bと、この孔部33b内に円柱部31cを保持する爪部33cとからなる。この固定部33にボルト31を固定するときには、図4に示す矢印イの方向に沿って、該ボルトの頭部31aを空洞部33aの開口に挿入し、爪部33cをボルトの円柱部31cによって弾性変形させて乗り越えることにより、該ボルト31の頭部31aと円柱部31cとをそれぞれ固定部33の空洞部33a内と孔部33b内とに収容して、円柱部31cを爪部33cにより保持させる。
【0022】
次に、前記の如くボルト31を組み付けた取付部材3のリヤバンパー本体2への固定について説明する。まず、取付部材3の前記各受部21b、22b、23bの開口部21a、22a、23aに第1〜第3リブ15、16、17のそれぞれの突片15a、16a、17aを挿入して、その後、周知の振動溶着機を用いて振動溶着を行う。
【0023】
この振動溶着の要領について、図11に基づいて詳細に説明する。まず、同図(a)に示すように、取付部材3の嵌入部22の後方(図の左側)にリヤバンパー本体2の第2リブ16の先端を位置させ、該リヤバンパー2を同図の矢印ロの方向に移動させる。そして、第2リブ16の突片16aを嵌入部22の開口部22aに挿入して、該嵌入部22の受部22bにおける後側の面と第2リブ16の先端面とを当接させる(同図(b)参照)。次いで、前記振動溶着機によって、第2リブ16の突片16aの先端側部分を受部22bの前側の面に沿うように溶融させた後、凝固させることにより、両者22b、16aを溶着する。このときに、前記受部22bにおける後側の面と第2リブ16の先端面との当接部分を互いに溶着するようにしてもよい。尚、詳細は図示しないが、第1及び第2リブ15、17も前記第2リブ16と同様にして溶着されている。
【0024】
前記したように、第1〜第3リブ15、16、17の先端と受部21b、22b、23bとがそれぞれ溶着し、リヤバンパー本体2の上壁部10と、後壁部11の上部及び下部とがそれぞれ各リブ15、16、17を介して取付部材3に固着されるため、リヤバンパー本体2の取付部材3への固着を強固にすることができる。ここで、一般にリヤバンパー1には、その上壁部10に対して乗員や荷室に出し入れする荷物等の荷重が作用する頻度が高く、該上壁部10近傍の車体への取付は強固にしておかなければならない。このことに対して、この実施形態1では、リヤバンパー上壁部10の前縁部に連続して延びるように設けた第1リブ15を取付部材3へ固着することによって、該上壁部10近傍の車体への取付強度を高くして、変形や破損を防止している。また、前記のようにバンパーフェース部5の表面から離れるように設けられた各リブ15、16、17の先端を取付部材3に溶着するため、溶着時に生じる熱による該バンパーフェース部5表面の歪みを防止して、バンパーフェース部5の見栄えが悪化するのを防止できる。
【0025】
次に、前記の如く取付部材3がリヤバンパー本体2に固着された状態で、図2に示すように、リヤバンパー1を車体に取り付けるときには、まず、図示しないが、自動車組立ラインにおいてロボットにより前記リヤバンパー1を支持し、所定の位置に配置された自動車の車体パネル4に対して、その後方から組み付けていく。こうすると、前記ロケーターピン30の前端部が、前記車体パネル4の挿入孔4bへ挿入されて、該挿入孔4bによってロケーターピン30の係止部30bが係止される。この際、前記ロケーターピン30の前端は、テーパ状とされているため、該ロケーターピン30の前記挿入孔4bへの挿入が容易になり、ロボットによる自動搭載を確実に行うことができる。
【0026】
前記したリヤバンパー1の位置決め状態で、前記リヤバンパー1に対して、該リヤバンパー1を車体パネル4から取り外す方向への荷重が作用した場合、前記係止部30bが前記挿入孔4bに係止されているので、前記ロケーターピン30の車体後方側への抜けが抑制される。
【0027】
そして、この状態で、前記ボルト31のネジ棒31bにナット34を螺合することによって取付部材3の前壁部25、即ちリヤバンパー1を車体パネル4に対して締結し、さらに、図示しない締結手段を用いて、前記リヤバンパー本体2の取付部6を車体に締結することにより、該リヤバンパー1を車体に強固に固定する。
【0028】
尚、この実施形態1では、リヤバンパー1の左側を図示していないが、前記取付部材3は、該リヤバンパー1の左側にも前記した右側と共通のものが同様に配設されていて、これら一対の取付部材3,3にそれぞれ設けられたロケーターピン30,30によりリヤバンパー1の位置決めを行うようにしている。
【0029】
また、前記ボルト31の取付部材3への取り付け(固定)は、該取付部材3をリヤバンパー本体2へ固着した後、取付部材3に固定するようにしてもよい。
【0030】
次に、前記リヤバンパー本体2を形状の異なる別の車体に取り付ける場合について、図6に基づいて説明する。図6は、車体パネル4に図示しない締結具によりバンパーレインフォースメント35が固定され、該バンパーレインフォースメント35に前記取付部材3を固定するようにしたものを示す図2相当図である。このものでは、リヤバンパー本体2は前記図2に示すものと共通であるが、バンパーレインフォースメント35の車幅方向端部(右側端部)にフランジ部35cが突設され、該フランジ部35cにロケーターピン30の挿入孔35b及びボルト36の挿入孔35aを設けているので、前記取付部材3の前後方向の寸法は、大略該バンパーレインフォースメント35の前後方向の厚さ分だけ薄く形成している。また、第1〜第3リブ15、16,17が固着される取付部材3の嵌入部21、22、23及びその近傍は図2のものと同じ形状とされているため、前記取付部材3のリヤバンパー本体2への固定については図2のものと同様である。
【0031】
このように、車体形状が異なっていても、それに対応するように取付部材3の形状を変更するだけで、リヤバンパー1を取り付けることができるので、形状の異なる複数の車体間でリヤバンパー本体2を共通化でき、或いは、車体形状の変更の際に容易に対応することができる。尚、この説明では、図2及び図6でロケーターピン30を同形状としているが、挿入孔4b、35bの形状が車体によって異なる場合には、その形状に対応するように該ロケーターピン30の形状を変更すればよい。
【0032】
したがって、この実施形態1に係る自動車のバンパー構造によると、リヤバンパー本体2と取付部材3とを別部材として、該取付部材3をリヤバンパー本体2に対し振動溶着により固着するようにしたので、該取付部材3の形状のみを変更することで形状が異なる複数の車体間でリヤバンパー本体2を共通化でき、これにより、バンパーの製造コストを低減できる。また、車体形状が変更されたときには、その車体形状に応じて取付部材3の形状のみを変更するだけで、容易に車体形状の変更に対応することができる。
【0033】
(実施形態2)
次に、図7〜図10に基づいて、本発明の実施形態2について説明する。この実施形態2に係るバンパーはフロントバンパー40であり、図7は該フロントバンパー40の車体右側の部分を示す正面図である。また、図8及び図9は、それぞれ該フロントバンパー40の車体への取付状態を示す、図7のB−B線及びC−C線における断面図である。
【0034】
このフロントバンパー40は、前記実施形態1のリヤバンパー1と同様に、いずれも樹脂材料からなるフロントバンパー本体41と取付部材42とを有し、車体前端部に取り付けられるものである。前記フロントバンパー本体41は、車体前端部の意匠面を構成するバンパーフェース部43と該バンパーフェース部43の裏側に設けられる水平リブ55とが一体成形されたものである。フロントバンパー本体41における車幅方向中央部分の下側には、エンジンルーム(図示せず)への空気導入口45が形成され、フロントバンパー41の左右両側にはヘッドランプ46の形状に対応した一対の切り欠き部47が設けられている。さらに、左右両側の切り欠き部47のそれぞれ下方には、フォグランプ(図示せず)を取り付けるための取付孔49が設けられている。
【0035】
また、前記ヘッドランプ46前面の下側周縁部近傍には、該周縁部に沿って溝部46aが形成され、該溝部46aには、図8に示すように、バンパーフェース部43のヘッドランプ当接部48が嵌入して当接している。
【0036】
前記バンパーフェース部43における前記フォグランプ取付孔49よりも上側の部分は、図8及び図9に断面で示すように、ヘッドランプ当接部48から前方へ向かって略水平に延びる上壁部50と、この上壁部50の前端部に連続して下端部が前記フォグランプ取付孔49の上縁近傍に対応する位置となるまで延びる前壁部51と、該前壁部51の下端部に連続して後方へ延びる下壁部52とからなる。
【0037】
そして、前記バンパーフェース部43の裏面には、車幅方向に長い水平リブ55と、該水平リブ55においてその後端縁部から下方に延びて、前記バンパーフェース部43の下壁部52の前端部近傍に繋がる垂直リブ56とが一体的に設けられ、さらに、前記水平リブ55の下面と前記垂直リブ56の前面とを連結するように連結リブ57が設けられている。また、前記垂直リブ56の後面には、その上下方向の略中央部から所定長さ後方へ突出した突出リブ58が形成されている。前記水平リブ55及び突出リブ58の先端には、該リブ55、58の肉厚より小さい肉厚を有する突片55a、58aがそれぞれ形成されている。
【0038】
次に、前記フロントバンパー本体41を車体に取り付ける取付部材42について、主に図10に基づいて説明する。尚、図10は該取付部材42を前側から見た斜視図である。この取付部材42は、前記バンパーフェース部43の裏面側において該バンパーフェース部43に覆われるように配設されるとともに、フロントバンパー本体41へ取り付けられた状態で車体前方から見て、全体として略矩形の板状に形成されている。
【0039】
前記取付部材42は、略矩形板状の本体部42aを有し、その上縁部及び下縁部はそれぞれフロントバンパー本体41の上壁部50下面近傍及び下壁部52上面近傍に位置付けられている。前記本体部42aの車体左側縁部の下端側には、車体左側へ突出するように形成されて前記水平リブ55の後端部が嵌入される嵌入部60が設けられている。一方、前記本体部42aの車体右側縁部は、車体前方から見て、上下方向に略直線的な形状とされ、該右側縁部と下縁部とからなる隅部近傍には、車体前方へ向かって膨出する膨出部61が形成されている。また、前記本体部42aの上下方向中間部には、上側段部65と下側段部66とが形成されていて、本体部42aは全体として上側ほど車体後方へ位置するような形状とされ、さらに、該本体部42aの上端部には、後方へ向かって折れ曲がって略水平に延びるフランジ部42bが形成されている。
【0040】
前記取付部材42の嵌入部60の受部60b及び前記本体部42aの下端部には、前記水平リブ55及び突出リブ58の肉厚より小さくかつ前記突片55a、58aの肉厚より大きい開口部60a、59aがそれぞれ形成されていて、該開口部60a、59aには、図9に示すように、前記突片55a、58aがそれぞれ挿入されるようになっている。さらに、前記膨出部61の上方の本体部42aにも前記開口部60a、59aと同様の開口部67が開口され、前記水平リブ55から車体後方向に突設したリブ(図示せず)の突片が挿入されるようになっている。
【0041】
一方、前記取付部材42のフランジ部42bには、前記バンパーフェース部43のヘッドランプ当接部48近傍から略垂直に下方へ延びるように形成された嵌合片62と嵌合する嵌合孔63が設けられている。該嵌合片62は前記フロントバンパー本体41と一体的に形成される一方、前記嵌合孔63は、前記嵌合片62の延びる方向に貫通するように形成され、前記ヘッドランプ当接部48が上下方向に変位可能で、かつ取付部材42とフロントバンパー本体41との振動溶着に際して、嵌合片62が嵌合孔63に接触して振動溶着に悪影響を及ぼすことのないように、嵌合片62の水平断面形状よりも大きい形状とされている。
【0042】
また、前記取付部材42の本体部42a後面における上下方向の略中央部には、前記実施形態1と略同形状を有するロケーターピン30が後方へ向けて突設されている。
【0043】
次に、前記取付部材42のフロントバンパー本体41への取り付けについて説明すると、まず、前記水平リブ55及び突出リブ58の突片55a、58aを取付部材42の開口部60a、59aに挿入しながら、前記バンパーフェース部43の嵌合片62を取付部材42の嵌合孔63へ嵌合させる。すなわち、バンパーフェース部43の嵌合片62近傍を上方へ開くように弾性変形させ、この状態で該嵌合片62近傍と取付部材42のフランジ部42bとを組み合わせて、嵌合片62の下端部を嵌合孔63の直上方に位置付け、次いで、前記バンパーフェース部43の嵌合片62近傍を下方へ変位させることにより前記嵌合片62を嵌合孔63へ挿入させる。その後、前記実施形態1の場合と同様に、前記水平リブ55及び突出リブ58を取付部材42に振動溶着により固着する。
【0044】
以上のように構成されたフロントバンパー40は、前記実施形態1と同様にロボットによって車体へ自動搭載された後、図示しない締結手段によって車体に強固に固定される。尚、前記取付部材42は、前記実施形態1の取付部材3と同様に左右で共通化している。
【0045】
したがって、この実施形態2の場合も、前記実施形態1と同様の作用効果が得られ、取付部材42の形状のみを変更することで形状が異なる車体間でフロントバンパー本体41を共通化できるため、製造コストの低減を図ることができる。また、車体形状が変更されたときには、その車体形状に応じて取付部材42の形状のみを変更するだけで、容易に車体形状の変更に対応することができる。
【0046】
また、前記バンパーフェース部43のヘッドランプ当接部48近傍が取付部材42に対して前記の如く上下方向に変位できるように嵌合されているので、ヘッドランプ46及びフロントバンパー40等の製作誤差によってヘッドランプ46の溝部46aとヘッドランプ当接部48とが相対的に上下方向にずれていても、その分、該ヘッドランプ当接部48が上下方向に変位して前記溝部46aへ容易に嵌入して当接するようになる。すなわち、フロントバンパー本体41の水平リブ55及び突出リブ58によって該フロントバンパー本体41と取付部材42とを固着したフロントバンパー40を車体へ容易に取り付けることができる。
【0047】
尚、この実施形態2では、ヘッドランプ46の溝部46aにフロントバンパー本体41のヘッドランプ当接部48を当接させるようにしているが、これに限らず、ヘッドランプ46には溝部46aを設けず、該ヘッドランプ46の下端周縁部にフロントバンパー本体41のヘッドランプ当接部48を上下に重なるようにして当接させるようにしてもよい。
【0048】
また、前記実施形態1、2では、前記取付部材3、42をバンパー1、40の左側と右側とにそれぞれ設けるようにしているが、これに限らず、左右両側の取付部材をバンパー1、40に互いに振動溶着により固着するようにしてもよい。
【0049】
また、前記各実施形態では、前記取付部材3,42の各リブ15、16、17、55、58をそれぞれバンパー本体2、41に振動溶着するようにしているが、加熱溶着するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る自動車のバンパー構造によると、バンパー本体と取付部材とを互いに溶着するようにしたので、形状が異なる複数の車体間でバンパー本体を共通化でき、よって、バンパーの製造コストを低減することができる。
【0051】
請求項2記載の発明によると、取付部材をリヤバンパー本体の上部と下部とにそれぞれ溶着して、該リヤバンパー本体を取付部材に強固に固定することができる。また、リヤバンパー本体の上部に下方への荷重が加わった場合の該リヤバンパー上部の変形や破損を防止できる。
【0052】
請求項3記載の発明によると、フロントバンパーのヘッドランプ当接部を取付部材に上下方向に変位可能に嵌合させたので、フロントバンパー及びヘッドランプの製作誤差を許容して、両者の車体への取付を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係るリヤバンパーの車体右側の部分を車体後方から見た正面図である。
【図2】 図1のA−A線における断面図である。
【図3】 リヤバンパーの取付部材を車体後方から見た斜視図である。
【図4】 ボルトを取付部材へ取り付ける構造を示す部分拡大図である。
【図5】 図4に対応する側面図である。
【図6】 車体形状を変更した場合を示す図2相当図である。
【図7】 本発明の実施形態2に係るフロントバンパーの車体右側の部分を車体前方から見た正面図である。
【図8】 図7のBーB線における断面図である。
【図9】 図7のC−C線における断面図である。
【図10】 フロントバンパーの取付部材を車体前方から見た斜視図である。
【図11】 図2の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 リヤバンパー
2 リヤバンパー本体
3 取付部材(リヤバンパー)
15 第1リブ
16 第2リブ
17 第3リブ
30 ロケーターピン
40 フロントバンパー
41 フロントバンパー本体
42 取付部材(フロントバンパー)
46 ヘッドランプ
46a 溝部(ヘッドランプ周縁部)
48 ヘッドランプ当接部
55 水平リブ
56 垂直リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to the structure of a resin bumper.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a bumper structure of this type of automobile, for example, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-226287, a bumper face portion on the surface of a rear bumper, a reinforcing rib of the bumper face portion, and a positioning pin are integrally formed. There is something. That is, the bumper face portion is formed so as to form the design surface of the rear end portion of the vehicle over the entire vehicle width direction of the rear bumper, and a plurality of horizontal ribs that are long in the vehicle width direction are provided on the back side of the bumper face portion. Are projected in parallel with each other and at a predetermined interval in the vertical direction. Further, vertical ribs extending in the vertical direction are provided so as to connect the respective leading ends of the horizontal ribs, and the vertical bumps are engaged with the insertion holes of the vehicle body panel to position the rear bumper with respect to the vehicle body. A positioning pin for projecting is provided.
[0003]
In the bumper structure as described above, the bumper can be positioned by the positioning pin when the bumper is automatically mounted on the vehicle body by a robot or the like in the assembly line of the automobile.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in general, in a car, a bumper face portion may be shared between a plurality of different vehicle bodies, and at this time, the shape and position of an insertion hole into which a bumper positioning pin is inserted differ for each vehicle body. In order to cope with this, the shape and position of the positioning pin must be changed.
[0005]
However, in the conventional automobile bumper structure, since the positioning pin is molded and integrated at the same time as the bumper face portion is formed, not only the positioning pin but also a bumper face which is a common part among a plurality of vehicle bodies. Therefore, the bumper face part cannot be used in common, resulting in an increase in manufacturing cost.
[0006]
The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to devise the structure of the bumper so that the bumper face portion can be shared among a plurality of vehicle bodies having different shapes. This is to reduce the manufacturing cost.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the object, in the solution means of the present invention, a resin mounting member in which a positioning pin is integrally formed is welded to a resin bumper body.
[0008]
Specifically, in the invention of
[0009]
According to this configuration, first, the attachment member is welded to the bumper body. At this time, since the tip of the rib of the bumper main body and the attachment member are welded, distortion of the design surface of the bumper main body due to heat generated during welding can be prevented. Further, even when the bumper main body is made common among a plurality of vehicle bodies having different shapes, it is possible to cope with it by changing only the mounting member, and thus the manufacturing cost can be reduced.
[0010]
In the invention of
[0011]
With this configuration, the ribs provided on the upper and lower parts of the rear bumper body are welded to the mounting member, so that the rear bumper body can be firmly fixed to the mounting member. Particularly, since the upper part of the rear bumper body is welded to the mounting member, for example, even when a load such as an occupant or luggage is applied to the upper surface of the rear bumper body, the upper part of the rear bumper can be prevented from being deformed or damaged. .
[0012]
According to a third aspect of the present invention, the bumper according to the first aspect of the present invention is a front bumper, and an upper end edge of the front bumper has a headlamp abutting portion with which a peripheral portion of the headlamp abuts. The part is fitted to the mounting member so as to be displaceable in the vertical direction.
[0013]
As a result, the head lamp contact portion of the front bumper body is displaced in the vertical direction, so that manufacturing errors of the front bumper and the head lamp are allowed, and both can be easily attached to the vehicle body.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
(Embodiment 1)
1 and 2 show an embodiment in which a bumper structure of an automobile according to the present invention is applied to a
[0016]
First, the rear bumper
[0017]
As shown in FIG. 2, three
[0018]
Next, the
[0019]
Further, a locator pin (positioning pin) 30 for positioning the
[0020]
On the other hand, a
[0021]
The
[0022]
Next, fixing of the mounting
[0023]
The procedure for this vibration welding will be described in detail with reference to FIG. First, as shown in FIG. 2A, the tip of the
[0024]
As described above, the tips of the first to
[0025]
Next, when the
[0026]
When a load is applied to the
[0027]
In this state, the
[0028]
In the first embodiment, the left side of the
[0029]
The
[0030]
Next, a case where the
[0031]
As described above, even if the vehicle body shapes are different, the
[0032]
Therefore, according to the bumper structure of the automobile according to the first embodiment, since the
[0033]
(Embodiment 2)
Next,
[0034]
Like the
[0035]
Further, a
[0036]
The upper portion of the
[0037]
The rear surface of the
[0038]
Next, the
[0039]
The mounting
[0040]
The receiving
[0041]
On the other hand, in the
[0042]
Further, a
[0043]
Next, the mounting of the mounting
[0044]
The
[0045]
Therefore, also in the case of the second embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the
[0046]
Further, since the vicinity of the head
[0047]
In the second embodiment, the head
[0048]
In the first and second embodiments, the mounting
[0049]
In each of the above embodiments, the
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the bumper structure of the automobile according to the invention of
[0051]
According to the second aspect of the present invention, the rear bumper body can be firmly fixed to the mounting member by welding the mounting member to the upper and lower portions of the rear bumper body. Further, when a downward load is applied to the upper part of the rear bumper body, deformation and breakage of the upper part of the rear bumper can be prevented.
[0052]
According to the third aspect of the present invention, since the headlamp contact portion of the front bumper is fitted to the mounting member so as to be vertically displaceable, the manufacturing error of the front bumper and the headlamp is allowed, and both are mounted on the vehicle body. Can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a right side portion of a rear bumper according to a first embodiment of the present invention as viewed from the rear of the vehicle body.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a rear bumper mounting member as viewed from the rear of the vehicle body.
FIG. 4 is a partially enlarged view showing a structure for attaching a bolt to an attachment member.
FIG. 5 is a side view corresponding to FIG. 4;
FIG. 6 is a view corresponding to FIG. 2 showing a case where the vehicle body shape is changed.
FIG. 7 is a front view of a right side portion of a front bumper according to a second embodiment of the present invention as viewed from the front of the vehicle body.
8 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG.
FIG. 10 is a perspective view of a front bumper mounting member as viewed from the front of the vehicle body.
FIG. 11 is a partially enlarged view of FIG. 2;
[Explanation of symbols]
1 Rear bumper
2 Rear bumper body
3 Mounting member (rear bumper)
15 1st rib
16 Second rib
17 3rd rib
30 Locator pin
40 Front bumper
41 Front bumper body
42 Mounting member (front bumper)
46 Headlamp
46a Groove (head lamp peripheral edge)
48 Headlamp contact part
55 horizontal ribs
56 vertical ribs
Claims (3)
車体側へ突出するとともに車幅方向に延びるように一体成形されたリブを有する樹脂製のバンパー本体と、
バンパーの車体に対する位置決めを行う位置決めピンが車体側へ突出するように一体成形された樹脂製の取付部材とを備え、
上記取付部材における上記リブに対応する部位には、該リブの先端が嵌入される嵌入部が車体側に向けて凹むように形成され、該嵌入部には、上記リブの先端面が当接する受部が形成され、
上記リブの先端は、上記取付部材の嵌入部に嵌入された状態で該嵌入部に溶着されていることを特徴とする自動車のバンパー構造。The bumper structure of the car,
And the resin bumper body having a rib integrally formed so as to extend in the vehicle width direction as well as projecting into the vehicle body side,
A positioning pin for positioning the bumper with respect to the vehicle body, and a resin mounting member integrally formed so as to protrude toward the vehicle body side ,
A portion of the mounting member corresponding to the rib is formed so that a fitting portion into which the leading end of the rib is fitted is recessed toward the vehicle body side, and the receiving portion with which the leading end surface of the rib contacts the fitting portion. Part is formed,
A bumper structure for an automobile, wherein a tip of the rib is welded to the fitting portion in a state of being fitted into the fitting portion of the mounting member .
前記バンパーは、リヤバンパーであって、
前記取付部材は、前記リヤバンパー本体の上部と下部とにそれぞれ溶着されていることを特徴とする自動車のバンパー構造。In claim 1,
The bumper is a rear bumper,
A bumper structure for an automobile, wherein the mounting member is welded to an upper part and a lower part of the rear bumper body.
前記バンパーは、フロントバンパーであって、
前記フロントバンパーの上端縁部は、ヘッドランプの周縁部が当接するヘッドランプ当接部を有し、
該ヘッドランプ当接部は、前記取付部材に対し上下方向に変位可能に嵌合されていることを特徴とする自動車のバンパー構造。In claim 1,
The bumper is a front bumper,
The upper edge portion of the front bumper has a headlamp contact portion with which a peripheral portion of the headlamp contacts,
The headlamp contact portion is fitted to the mounting member so as to be displaceable in the vertical direction.
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