JP4606603B2 - Method for constructing formwork for concrete wall and steel formwork used therefor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば宅地造成の際に設置される調整池や擁壁、水路等、ある程度高さと幅のあるコンクリート壁用組み型枠の構築方法ならびにこれに使用する鋼製型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンクリート工事の型枠として一般に鋼製型枠が使用される。鋼製型枠はJIS A 8652「コンクリート型枠パネル」により標準品の仕様が規格化されている。
図7は鋼製型枠1を示す斜視図で、11は面板、12はその左右縁部に設けられた縦リブ、13は同じく上下の縁部に設けられた横リブ、14はこれらの内部に縦横に設けられた内リブ、15は縦リブ12、横リブ13に適当な間隔で設けられたクランプ孔である。この他、図示しないがリブや面板には吊り上げ用孔、水抜き孔などが適宜設けられる。
【0003】
例えば宅地造成の際に設置される調整池や擁壁、水路等に設けられるある程度の高さと幅のあるコンクリート壁を構築するには、このような長方形状の鋼製型枠を平面状に縦横に組み合わせてコンクリート壁用組み型枠とし、一対の組み型枠を壁の厚みに相当する間隔で向かい合わせて立設し、その内側にコンクリートを注入し硬化させるのである。
【0004】
鋼製型枠の周囲には組み立てのためのクランプ孔15が設けられているから、ピン、ボルト、クリップ等のクランプ部材を使用して平面状の組み型枠に組み立てることは容易であるが、縦横の継ぎ目がいずれも一直線になるのでこの継ぎ目部分で多少の折れ曲がりが生じやすい上、組み型枠を立設してコンクリートが硬化するまでの間、鋼製型枠の自重やコンクリートの重量、風力や振動等に対抗して正しい平面状態を維持するためには、鋼製型枠の裏面からこれを支持する鋼管あるいは鋼製ビーム等の支持部材を必要とする。
【0005】
これを図8により説明する。この図は、平面状に組み合わせた鋼製型枠を向き合せて立設した状態を示す組み型枠の側面図で、1は鋼製型枠、2は両側の鋼製型枠を連結し間隔を保持するセパレータ、4、5は鋼製型枠1の裏面、すなわち壁に対して外側に縦横方向に取り付けられる鋼管製の支持部材で4は縦方向の縦バタ(batter、角材)、5は同じく水平方向の横バタである。
【0006】
構築の作業手順としては、まず図8の両側にある鋼製型枠1を周囲のクランプ孔15にボルト、ピン、クリップ等を挿入しながら面状に組み上げ、その裏面に縦バタ4、横バタ5を格子状に組み立てて鋼製型枠1を順次フォームタイ等により縦バタ4あるいは横バタ5に係止する。
鋼製型枠1を縦バタ4あるいは横バタ5に係止する構造例を図9に示す。この図は鋼製型枠1を縦バタ4あるいは横バタ5にフォームタイ9で固定している状態を示す部分斜視図で、91はバタ材が2本ずつある場合に使用するウイングと呼ばれる固定金具である。
【0007】
一方図10に示すのは、登録実用新案第3063665 号に記載された鋼製型枠の連結金具を示す側面図、図11は同じく平面図である。この連結金具21はピン孔212 を設けた板状部211 と、これに接続する棒状部213 と、この棒状部213 にねじ込まれるコーン214 とにより構成され、棒状部213 にはねじ孔216 が加工されている。図12はコーン214 を取り外した状態の斜視図、図13はコーン214 の断面図である。コーン214 を取り付ける外面ねじ215 は通常とは異なる右ねじである。
【0008】
図14は、この連結金具21を使用した組み立て型枠のセパレータ部分の部分断面図で、両端にねじを切ったセパレータ2の両側に連結金具21が取り付けられ、上下の鋼製型枠1の接続部分に連結金具21の板状部211 がはさまれ、Uクリップ8が上下の鋼製型枠1のクランプ孔と連結金具21のピン孔212 とを3枚重ねにしてこれらを固定するのである。
【0009】
なお、コンクリート硬化後、Uクリップ8を取り外して鋼製型枠1を解体し、連結金具21をねじって取り外すと、右ねじで結合されていたためにコーン214 は連結金具21とともに回収され、セパレータ2のみがコンクリート内に残る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこのような工法には、次のような問題点がある。
1)鋼製型枠を組み上げて1枚づつ格子状に立設したバタ材に組み付けて行くので、人手と工期がかかるばかりでなく、高所作業なので危険が大きい。
2)図9に示した取り付け構造では、フォームタイを一杯に締め付けようとすると面板11が変形してしまうので、適切な締め付けを行うには熟練が必要である。
3)図14の取り付け構造であれば上記2)の問題点は解消されるが、セパレータを挿入する段の継ぎ目では、連結金具21の板状部211 の厚さだけ周囲に隙間ができるので、これをふさぐ対策が必要である。
【0011】
本発明は、このような問題点を解消し、壁体を造成するための組み型枠の効率的な構築工法を実現すると共に、これに好適な鋼製型枠を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に記載の本発明は、
略四辺形状で周囲に接続のためのリブを有する鋼製型枠を縦横に接続してなる組み型枠を壁の厚みに相当する間隔で対向して立設するコンクリート壁用組み型枠の構築方法において、
前記組み型枠を標準長さの鋼製型枠を横方向に接続した普通段と、
中間は、前記標準長さの鋼製型枠において上下の横リブ(13)のクランプ孔(15)のうちセパレータ(2)の取り付けられる部分に、セパレータの連結金具(21)の板状部(211 )の幅および板厚に相当する幅および深さを有する凹部(16)を形成した鋼製型枠(1a)を横方向に連続して接続し、両端は、この鋼製型枠(1a)に対して横方向の長さが半分である鋼製型枠(1b)を使用した、特別段とを
縦方向に交互に組み合わせて所定のコンクリート壁の高さに相当する段数に組み付け、裏面に縦方向支持部材のみを配置して各鋼製型枠と結合してなるコンクリート壁用組み型枠をコンクリート壁の造成される片側の面に立設し、
この組み型枠とコンクリート壁の厚みに相当する間隔で対向する位置に、前記普通段と前記特別段とを縦方向に交互に組み合わせ、所定のコンクリート壁の高さを縦方向に複数単位に分割した段数に組み付け、裏面に横方向支持部材のみを配置して各鋼製型枠と結合してなるコンクリート壁用組み型枠を前記単位毎に順次積み上げてゆくことを特徴とするコンクリート壁用組み型枠の構築方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴はつぎの2点に要約できる。
1)標準のものに対して長さが半分の鋼製型枠を用意し、これを両端部分に使用し、レンガ積みのように上下の段で長さ方向に半分ずれるように組み立てるので面状に組んだ場合の剛性が向上し、バタ材を簡略にでき、予め地上で組み立てて一挙に起こして設置することができるようになった。
2)セパレータを取り付ける部分の鋼製型枠のリブに凹部を設けたので、鋼製型枠を面状に組んだあとからでもセパレータの取り付けができ、かつ継ぎ目に隙間ができないのでこれをふさぐ必要がない。
【0017】
【実施例】
まず本発明において従来のものと併用する新規な鋼製型枠を図面により説明する。図1はこの鋼製型枠1aを示す斜視図、図2はそのA部分を拡大して示す部分斜視図である。この鋼製型枠1aは基本的には図7に示した従来の鋼製型枠1と同じものであるが、上下の横リブ13に設けられたクランプ孔15のうち、セパレータを取り付ける位置のものについて、横リブをややくぼませて凹部16を形成している点が異なっている。
【0018】
セパレータの間隔は通常上下方向に600 mm、水平方向に750 mmである。したがって縦(幅)600 mm、横(長さ)1500mmの鋼製型枠の場合、各継ぎ目部分にセパレータを配置するようにすれば上下方向はちょうどよい。横方向は、横リブ13の中間2か所、両端から375 mmのところにあるクランプ孔15の部分を面よりも約2ないし3mmくぼませた凹部16とし、これをセパレータの位置とする。くぼませる深さは、さきに説明したセパレータの連結金具21の板状部211 の板厚に相当する寸法であり、くぼませる幅は板状部211 の幅に相当する幅、例えば45mmである。
【0019】
つぎに、上記の鋼製型枠を縦6段、横6枚使用して高さ3,600 mm、幅9mの壁を構築する例で説明する。
図3は、このコンクリート壁の構築における平面状に組み合わせた鋼製型枠を向き合せて立設した状態を示す組み型枠の側面図で、各符号はこれまでと同じものについては同一符号を使用する他、2aは上端の両側鋼製型枠1を連結する幅止め金物、3は根切りした地盤上に置かれ、その上に平面状の鋼製型枠を組み上げる鋼製の桟木である。
【0020】
本発明においては、型枠を組み合わせる際に従来どおりの鋼製型枠1と、凹部を設けた新規な鋼製型枠1aとを上下方向に1段ずつ交互に使用する。そして鋼製型枠1aを使用する特別段については、さらに長さをこれら標準となる鋼製型枠1、鋼製型枠1aの半分とした鋼製型枠1bを用意し、これを両端部に使用する。
図4は、一対の組み型枠のうち、はじめに立設する組み型枠W1 の要部を示す正面図である。従来の鋼製型枠1のみを使用する普通段と、図1に示した新規な鋼製型枠1aを使用する特別段とを上下方向に交互に使用して6段組みとし、特別段については両端のみに横方向の長さが半分の鋼製型枠1bを使用して、上下方向に半ピッチずれた千鳥状に組み立てられている。セパレータの取り付けられる位置に凹部が設けられていることにより、上下方向のリブは隙間なしに接合できる。また、セパレータは型枠を組み上げた後から挿入できる。
【0021】
また、接合面が上下で半ピッチずれていることにより、これまでのように継ぎ目が縦方向に通らなくなり、折れ曲がりが防止されるので、横バタを省略して縦バタだけを組み付けることができる。そこで、従来のように鋼製型枠を縦バタ、横バタを立設して組み付けてゆくのではなく、空き地等を利用して地上で組み型枠W1 全体を組み上げ、これを運搬して2点吊りなどの簡単な吊り方で一挙に立設することが可能である。ちなみにこの大きさの組み型枠の重量はおよそ980 kgである。
【0022】
一方、図5は図4の組み型枠W1 に対向する相手側の組み型枠W2 の要部を示す正面図である。はじめに立設する側を6段一度に組み立てたのに対し、追って説明するとおり、あとから立設する側は高さ方向に3分割し、2段ずつの単位で3回に分けて積み上げる。したがってたとえば上段は普通段、下段は特別段とし、両端には長さが半分の鋼製型枠1bを使用する。空き地等を利用して地上で組み上げ、こちらには裏面に横バタ5を取り付ける。これは、さきの組み型枠W1 と同様、1段毎に半ピッチずらしているために継ぎ目での折れ曲がりはないが、大きく湾曲することを防止するためであり、少なくとも最上段、 最下段に取り付ける。
【0023】
図6は、この実施例の組み型枠の構築手順を示す説明図である。まず、前記のとおり、はじめに立設する側の組み型枠W1 を平地で水平状態に組み上げ、縦に起こして設置予定位置に運搬し、(a)に示すように桟木3の上に載置する。桟木3は上面にクリップ孔を設けてある。これを予め所定位置に設置してある。ここで、この図では省略しているが、図3に示したようなパイプサポート6、引張りチェーン7等によりしっかりと固定する。
【0024】
つぎに(b)に示すように組み型枠W1 の最下段および2段目の継ぎ目部分に水平方向所定間隔で、すなわち凹部毎にセパレータ2を取り付ける。つづいて(c)に示すように相手側の組み型枠W2 を2段分設置し、セパレータ2をこれに接続する。
つづいて(d)で示すように組み型枠W1 の3段目、4段目のセパレータ2を取り付け、(e)に示すように組み型枠W2 を2段分、すなわち3段目、4段目を設置し、セパレータ2をこれに接続する。あとは同じ手順で(f)に示すように5、6段目のセパレータ2と組み型枠W2 を設置すれば図3に示した状態となり、組み型枠が完成する。
【0025】
ここで、相手側の組み型枠W2 の組み立てを2段分ずつに分割したのは、この鋼製型枠の場合、縦寸法(幅)が600 mmであるから、外側の足場から身体を乗り出して内側のセパレータの接続等を行うのに、これ以上高くては作業できないためである。
ここで本発明の効果Mをまとめるとつぎのとおりである。
1)型枠を組み上げた後からセパレータを挿入できるので、作業がやりよい。
2)型枠を大組みしてワイヤ2本で吊っても型枠が崩れたりゆるんだりしない。
3)組み上げた型枠の重量が従来のものの半分以下である。
4)Uクリップまたはピンを抜くだけで、ナットをゆるめる作業なしに脱型できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、まずバタ材を一方の組み型枠では縦バタのみ、他方では横バタのみとし、いずれも事前に地上において鋼製型枠と組み付けるため、作業が容易、かつ安全であること、一方の組み型枠は全体を1回で設置出来、他方の組み型枠も2段ずつまとめて3回で設置できるので組み型枠の構築作業が極めて効率的であること、鋼製型枠の継ぎ目に隙間を生じないので、これをふさぐ作業が不要であること、脱型などの解体作業が簡単である、などにより、コンクリート壁工事がきわめて効率的に行えるというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用する鋼製型枠の斜視図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す部分斜視図である。
【図3】本発明の組み型枠を示す側面図である。
【図4】本発明の一方側の組み型枠の要部を示す正面図である。
【図5】本発明の他方側の組み型枠の要部を示す正面図である。
【図6】本発明の組み型枠の構築手順を示す説明図である。
【図7】従来一般に使用されている鋼製型枠を示す斜視図である。
【図8】従来の技術を示す組み型枠の側面図である。
【図9】従来の技術における鋼製型枠の係止構造を示す組み型枠の部分斜視図である。
【図10】従来の技術における鋼製型枠の連結金具を示す側面図である。
【図11】従来の技術における鋼製型枠の連結金具を示す平面図である。
【図12】従来の技術における鋼製型枠の連結金具の部品を示す斜視図である。
【図13】従来の技術における鋼製型枠の連結金具の部品を示す断面図である。
【図14】従来の技術における組み型枠の部分断面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 鋼製型枠
2 セパレータ
2a 幅止め金物
3 桟木
4 縦バタ(縦方向支持部材)
5 横バタ(横方向支持部材)
6 パイプサポート
7 引張りチェーン
8 Uクリップ
9 フォームタイ
11 面板
12 縦リブ
13 横リブ
14 中リブ
15 クランプ孔
16 凹部
21 連結金具
91 ウイング
211 板状部
212 ピン孔
213 棒状部
214 コーン
215 外面ねじ
216 ねじ孔
C コンクリート
W1 、W2 組み型枠[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing a concrete wall formwork having a certain height and width, such as a regulating pond, a retaining wall, a water channel, and the like, which are installed when building a residential land, and a steel formwork used therefor.
[0002]
[Prior art]
In recent years, steel formwork is generally used as a formwork for concrete work. Standard specifications of steel molds are standardized by JIS A 8652 “Concrete Formwork Panels”.
FIG. 7 is a perspective view showing the
[0003]
For example, in order to construct a concrete wall with a certain height and width to be provided in a regulating pond, retaining wall, waterway, etc., which is installed at the time of residential land development, such a rectangular steel formwork is flattened horizontally and vertically. In combination with the above, a concrete mold for a concrete wall is formed, and a pair of molds are set up facing each other at an interval corresponding to the thickness of the wall, and concrete is poured and cured inside thereof.
[0004]
Since the
[0005]
This will be described with reference to FIG. This figure is a side view of an assembled mold frame showing a state in which steel molds combined in a plane are facing each other, where 1 is a steel mold frame and 2 is a distance between steel mold frames on both sides. 4 and 5 are steel pipe support members that are attached to the back side of the
[0006]
The construction procedure is as follows. First, the
An example of a structure in which the
[0007]
On the other hand, FIG. 10 is a side view showing a steel metal frame connecting bracket described in registered utility model No. 3063665, and FIG. 11 is a plan view of the same. The connecting
[0008]
FIG. 14 is a partial cross-sectional view of the separator part of the assembly form using this connection fitting 21. The connection fitting 21 is attached to both sides of the
[0009]
When the concrete is hardened, the
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, this conventional method has the following problems.
1) Since the steel molds are assembled and assembled one by one on the butter material erected in a lattice shape, not only manpower and work time are required, but also the work is a high place, so there is a great danger.
2) In the mounting structure shown in FIG. 9, the
3) Although the problem of 2) above is eliminated with the mounting structure of FIG. 14, there is a gap around the thickness of the plate-
[0011]
An object of the present invention is to solve such problems and to realize an efficient construction method of an assembled mold for building a wall body, and to provide a steel mold suitable for this. .
[0012]
[Means for Solving the Problems ]
[0013]
The present invention described in
Construction of a concrete formwork frame for concrete walls in which steel formwork with ribs for connection around it in a substantially quadrilateral shape are connected vertically and horizontally, facing each other at intervals equivalent to the wall thickness. In the method
A normal stage in which the assembled formwork is connected to a steel formwork of a standard length in the lateral direction ;
In the middle, the plate-like portion of the separator fitting (21) is attached to the part of the clamp hole (15) of the upper and lower lateral ribs (13) where the separator (2) is attached in the steel mold of the standard length. 211), a steel mold (1a) formed with a recess (16) having a width and depth corresponding to the width and thickness of the plate is connected continuously in the lateral direction, and both ends of the steel mold (1a ) Using a steel formwork (1b) whose lateral length is half that of the steel plate (1b). The concrete form for the concrete wall, which is formed by connecting only the longitudinal support members to the steel formwork and standing on one side of the concrete wall,
The normal stage and the special stage are alternately combined in the vertical direction at positions facing the assembly form frame and the interval corresponding to the thickness of the concrete wall, and the predetermined concrete wall height is divided into a plurality of units in the vertical direction. was assembled in stages, the back surface laterally supporting members only arranged to features and to Turkey Nkurito walls that each steel mold formed by combining a concrete wall set formwork Yuku sequentially stacked on each of the units This is a method for constructing an assembled formwork.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The features of the present invention can be summarized in the following two points.
1) Prepare a steel mold half that is half the length of the standard one, use it at both ends, and assemble it so that it is half-shifted in the length direction at the upper and lower steps like brickwork. As a result, the rigidity of the material can be improved, the butter material can be simplified, and it can be assembled on the ground beforehand and installed at once.
2) Because the ribs of the steel formwork where the separator is to be attached are provided with recesses, the separator can be attached even after the steel formwork is assembled into a plane, and there is no gap at the seam, so it is necessary to close it. There is no.
[0017]
【Example】
First, a novel steel mold used in combination with a conventional one in the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing the steel mold 1a, and FIG. 2 is a partial perspective view showing an A portion thereof in an enlarged manner. This steel mold 1a is basically the same as the
[0018]
The distance between the separators is usually 600 mm in the vertical direction and 750 mm in the horizontal direction. Therefore, in the case of a steel mold having a length (width) of 600 mm and a width (length) of 1500 mm, the vertical direction is just right if a separator is arranged at each seam portion. In the lateral direction, the
[0019]
Next, an example will be described in which a wall having a height of 3,600 mm and a width of 9 m is constructed by using the above-mentioned
FIG. 3 is a side view of the assembled formwork showing a state in which the steel formwork combined in a flat shape in the construction of the concrete wall is faced up, and each reference sign is the same for the same thing as before. In addition to the use, 2a is a width stopper for connecting the
[0020]
In the present invention, when combining the molds, the
FIG. 4 is a front view showing a main part of the first assembly frame W 1 erected from the pair of assembly frames. A special stage using only the
[0021]
Further, since the joint surfaces are shifted by a half pitch vertically, the seam does not pass in the vertical direction as in the past, and bending is prevented, so that the horizontal flap can be omitted and only the vertical flap can be assembled. Therefore, conventional vertical Bata steel formwork as, instead of Yuku assembled erected transverse butter, assembled the whole set formwork W 1 on the ground by utilizing the vacant etc., to carry it It is possible to stand up at once with a simple method such as two-point suspension. By the way, the weight of this size is about 980 kg.
[0022]
On the other hand, FIG. 5 is a front view showing a main part of the mating formwork W 2 on the other side facing the formwork W 1 in FIG. The side to be erected at first is assembled six steps at a time, but as will be described later, the side to be erected later is divided into three in the height direction and stacked in two steps. Therefore, for example, the upper stage is a normal stage, the lower stage is a special stage, and
[0023]
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the construction procedure of the assembled form frame of this embodiment. First, as described above, the assembled frame W 1 on the side to be erected first is assembled horizontally on a flat ground, vertically raised and transported to the planned installation position, and placed on the
[0024]
Next, in the horizontal direction by a predetermined distance at a seam portion between the bottom and the second stage to set formwork W 1 (b), the i.e. attaching the
Then the third stage of the set mold W 1 as shown in (d), a
[0025]
Here, the assembly of the mating formwork W 2 on the other side was divided into two steps. In the case of this steel formwork, the vertical dimension (width) is 600 mm. This is because the work cannot be performed at a height higher than this when connecting the inner separator and the like.
Here, the effects M of the present invention are summarized as follows.
1) Since the separator can be inserted after the formwork is assembled, the work is easy.
2) Even if the molds are assembled together and hung with two wires, the molds do not collapse or loosen.
3) The weight of the assembled formwork is less than half that of the conventional one.
4) By simply pulling out the U clip or pin, the mold can be removed without loosening the nut.
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, first, the butter material is composed of only one vertical flutter in one assembled formwork, and only the horizontal flutter on the other, and both are assembled with the steel formwork in advance on the ground, so that the work is easy and safe. , One assembled formwork can be installed in one time, and the other assembled formwork can be installed in two steps in two steps, so the construction work of the assembled formwork is extremely efficient, steel formwork Since there is no gap in the joint, there is an excellent effect that the concrete wall work can be performed very efficiently by eliminating the need for a work to close the seam, and by the easy dismantling work such as demolding.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a steel mold used in the present invention.
2 is an enlarged partial perspective view showing a portion A of FIG. 1; FIG.
FIG. 3 is a side view showing the assembled mold frame of the present invention.
FIG. 4 is a front view showing the main part of the one-side assembled mold frame of the present invention.
FIG. 5 is a front view showing a main part of the assembled frame on the other side of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a construction procedure of the assembled form of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a steel mold frame generally used in the past.
FIG. 8 is a side view of an assembled mold frame showing a conventional technique.
FIG. 9 is a partial perspective view of an assembled mold frame showing a locking structure of a steel mold frame in the prior art.
FIG. 10 is a side view showing a steel metal frame fitting in the prior art.
FIG. 11 is a plan view showing a steel metal frame connecting bracket in the prior art.
FIG. 12 is a perspective view showing parts of a connecting member of a steel mold frame in the prior art.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing parts of a connecting member of a steel mold in the prior art.
FIG. 14 is a partial cross-sectional view of an assembled mold frame in the prior art.
[Explanation of symbols]
1, 1a,
2a
5 Horizontal flap ( transverse support member)
6
11 faceplate
12 Vertical rib
13 Horizontal rib
14 Medium rib
15 Clamp hole
16 recess
21 Connecting bracket
91 Wing
211 Plate
212 pin hole
213 Bar
214 corn
215 External thread
216 Screw hole C Concrete W 1 and W 2 assembled formwork
Claims (1)
前記組み型枠を標準長さの鋼製型枠を横方向に接続した普通段と、
中間は、前記標準長さの鋼製型枠において上下の横リブ(13)のクランプ孔(15)のうちセパレータ(2)の取り付けられる部分に、セパレータの連結金具(21)の板状部(211 )の幅および板厚に相当する幅および深さを有する凹部(16)を形成した鋼製型枠(1a)を横方向に連続して接続し、両端は、この鋼製型枠(1a)に対して横方向の長さが半分である鋼製型枠(1b)を使用した、特別段とを
縦方向に交互に組み合わせて所定のコンクリート壁の高さに相当する段数に組み付け、裏面に縦方向支持部材のみを配置して各鋼製型枠と結合してなるコンクリート壁用組み型枠をコンクリート壁の造成される片側の面に立設し、
この組み型枠とコンクリート壁の厚みに相当する間隔で対向する位置に、前記普通段と前記特別段とを縦方向に交互に組み合わせ、所定のコンクリート壁の高さを縦方向に複数単位に分割した段数に組み付け、裏面に横方向支持部材のみを配置して各鋼製型枠と結合してなるコンクリート壁用組み型枠を前記単位毎に順次積み上げてゆくことを特徴とするコンクリート壁用組み型枠の構築方法。 Construction of a concrete formwork frame for concrete walls in which steel formwork with ribs for connection around it in a substantially quadrilateral shape are connected vertically and horizontally, facing each other at intervals equivalent to the wall thickness. In the method
A normal stage in which the assembled formwork is connected to a steel formwork of a standard length in the lateral direction ;
In the middle, the plate-like portion of the separator fitting (21) is attached to the part of the clamp hole (15) of the upper and lower lateral ribs (13) where the separator (2) is attached in the steel mold of the standard length. 211), a steel mold (1a) formed with a recess (16) having a width and depth corresponding to the width and thickness of the plate is connected continuously in the lateral direction, and both ends of the steel mold (1a ) Using a steel formwork (1b) whose lateral length is half that of the steel plate (1b). The concrete form for the concrete wall, which is formed by connecting only the longitudinal support members to the steel formwork and standing on one side of the concrete wall,
The normal stage and the special stage are alternately combined in the vertical direction at positions facing the assembly form frame and the interval corresponding to the thickness of the concrete wall, and the predetermined concrete wall height is divided into a plurality of units in the vertical direction. was assembled in stages, the back surface laterally supporting members only arranged to features and to Turkey Nkurito walls that each steel mold formed by combining a concrete wall set formwork Yuku sequentially stacked on each of the units Construction method for assembly formwork.
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