JP4602938B2 - Pressure cooker - Google Patents
Pressure cooker Download PDFInfo
- Publication number
- JP4602938B2 JP4602938B2 JP2006147879A JP2006147879A JP4602938B2 JP 4602938 B2 JP4602938 B2 JP 4602938B2 JP 2006147879 A JP2006147879 A JP 2006147879A JP 2006147879 A JP2006147879 A JP 2006147879A JP 4602938 B2 JP4602938 B2 JP 4602938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- inner pot
- unevenness
- boiling
- boiling maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
本発明はご飯のもちもち感をより引き出すことができる圧力炊飯器に関する。 The present invention relates to a pressure rice cooker that can bring out the glutinous feeling of rice.
従来、例えば特許文献1、特許文献2に示すように、炊飯工程中に内鍋内の圧力を加圧又は減圧制御する圧力調整手段と、内鍋内の圧力を解放する圧力解放手段を備えた圧力炊飯器が公知である。特許文献1の圧力炊飯器では、むらし工程における内鍋内の圧力は、大気圧に設定され、ここで加圧されることはなかった。特許文献2の炊飯器では、むらし工程で内鍋内が負圧になるのを防止するために大気圧以上に制御される。
Conventionally, for example, as shown in Patent Document 1 and
また、特許文献3、特許文献4に示すように、1つの調圧ボールにより圧力調整する炊飯器が公知である。特許文献3の圧力炊飯器では、むらし工程で自然減圧の完了後調圧ボールを移動させることにより加圧モードが解除される。特許文献4の炊飯器では、むらし工程で大気圧近辺まで減圧されるが、それ以降加圧されることはない。
このように、従来の圧力炊飯器では、炊飯完了まで加圧し続けると余分な水分を飛ばしきれず、ご飯のおいしさが損なわれるため、蒸らし工程で一旦減圧して水分を飛ばしている。反面、むらし工程で減圧すると、却ってもちもち感が薄れるという問題がある。 Thus, in the conventional pressure rice cooker, if it continues to pressurize until the completion of rice cooking, excess moisture cannot be completely discharged, and the deliciousness of the rice is impaired. On the other hand, if the pressure is reduced in the uneven process, there is a problem that the feeling of stickiness is lost.
そこで、本発明は、余分な水分を飛ばす一方、ご飯のもちもち感をさらに引き出すことができる圧力炊飯器を提供することを課題とする。 Then, this invention makes it a subject to provide the pressure rice cooker which can draw out the glutinous feeling of rice while skipping excess moisture.
前記課題を解決するために、第1発明は、
炊飯材料を収容し内蓋で密閉される内鍋と、
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整手段と、
前記加熱手段を制御して予熱、沸騰、沸騰維持、むらしの各炊飯工程を実行するとともに、前記圧力調整手段を作動させて前記炊飯工程における前記内鍋内の圧力を加圧又は減圧制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、沸騰維持工程終了後に前記圧力調整手段を作動させて前記内鍋内の圧力を減圧し、むらし工程時に再度加圧するものである。
In order to solve the above problems, the first invention provides:
An inner pot that contains rice cooking ingredients and is sealed with an inner lid;
Heating means for heating the pan;
Pressure adjusting means for adjusting the pressure in the inner pot;
The heating means is controlled to perform preheating, boiling, boiling maintenance, and uneven rice cooking processes, and the pressure adjusting means is operated to increase or decrease the pressure in the inner pot in the rice cooking process. In a pressure cooker equipped with a control means,
The said control means operates the said pressure adjustment means after completion | finish of a boiling maintenance process, depressurizes the pressure in the said inner pot, and pressurizes it again at the time of a nonuniformity process.
前記第1発明において、前記沸騰維持工程終了後に減圧する圧力値は、前記むらし工程時において制御する圧力値以下であることが好ましく、さらに略大気圧であることが好ましい。略大気圧にすることによって余分な水分を十分に飛ばすことができる。 In the first aspect of the invention, the pressure value to be reduced after the boiling maintaining step is preferably equal to or lower than the pressure value controlled in the unevenness step, and is preferably substantially atmospheric pressure. By setting the pressure to approximately atmospheric pressure, excess water can be sufficiently removed.
また、前記むらし工程時に再度加圧する圧力値は、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が低いときは低く、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が高いときは高くすることが好ましい。これにより、沸騰維持工程の圧力に応じたもちもち感を与えることができる。 Further, it is preferable that the pressure value to be pressurized again during the unevenness process is low when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is low and is high when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is high. Thereby, the feeling of stickiness according to the pressure of a boiling maintenance process can be given.
また、第2発明は、
炊飯材料を収容し内蓋で密閉される内鍋と、
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整手段と、
前記加熱手段を制御して予熱、沸騰、沸騰維持、むらしの各炊飯工程を実行するとともに、前記圧力調整手段を作動させて前記炊飯工程における前記内鍋内の圧力を加圧又は減圧制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、沸騰維持工程終了後に前記内鍋内の圧力を自然減圧し、むらし工程時に再度加圧し、
前記むらし工程時に再度加圧する圧力値は、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が低いときは低く、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が高いときは高くするものである。
In addition, the second invention
An inner pot that contains rice cooking ingredients and is sealed with an inner lid;
Heating means for heating the pan;
Pressure adjusting means for adjusting the pressure in the inner pot;
The heating means is controlled to perform preheating, boiling, boiling maintenance, and uneven rice cooking processes, and the pressure adjusting means is operated to increase or decrease the pressure in the inner pot in the rice cooking process. In a pressure cooker equipped with a control means,
The control means naturally depressurizes the pressure in the inner pot after the boiling maintenance step, and pressurizes again during the unevenness step,
The pressure value to be pressurized again during the unevenness process is low when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is low, and is high when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is high.
前記第1発明及び第2発明において、前記むらし工程時に再度加圧する圧力値は、前記沸騰維持工程において制御する圧力値以下であることが好ましい。これにより、沸騰維持工程の圧力に応じたもちもち感を与えることができる。 In the first invention and the second invention, it is preferable that a pressure value to be repressed during the unevenness step is equal to or less than a pressure value controlled in the boiling maintenance step. Thereby, the feeling of stickiness according to the pressure of a boiling maintenance process can be given.
また、前記沸騰維持工程終了後から前記むらし工程時に再度加圧するまでの時間は、炊飯メニューに応じて変更することが好ましい。 Moreover, it is preferable to change the time after the said boiling maintenance process is complete | finished until it pressurizes again at the time of the said unevenness process according to a rice cooking menu.
さらに、前記むらし工程時に再度加圧する時間は、炊飯メニューに応じて変更することが好ましい。 Furthermore, it is preferable to change the time which pressurizes again at the said unevenness process according to a rice cooking menu.
本発明によれば、沸騰維持工程終了後に内鍋内の圧力を減圧するので、余分な水分が飛ばされ、さらにむらし工程時に再度加圧するので、ご飯のもちもち感をさらに引き出すことができる。 According to the present invention, since the pressure in the inner pot is reduced after the boiling maintenance step is completed, excess water is blown off, and further pressurization is performed during the stripping step, so that the feeling of stickiness of rice can be further extracted.
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明に係る圧力炊飯器1を示す。この圧力炊飯器1は、内鍋2、本体3および蓋体4からなる。
FIG. 1 shows a pressure cooker 1 according to the present invention. The pressure cooker 1 includes an
前記内鍋2は、熱伝導率が高いアルミ等からなる鍋母材の外面に強磁性材料をコーティングしたり、接合等したものである。
The
前記本体3は、有底筒形状をなす胴体3aの内部に、前記内鍋2を収容する非導電性材料からなる保護枠5を備えている。これら胴体3aと保護枠5との間には、加熱手段である誘導加熱コイル6、内鍋用温度センサ7および制御手段であるマイコン8が配設されている。
The
前記誘導加熱コイル6は、前記保護枠5の下面に配設され、高周波電流が通電されることによって、前記内鍋2を電磁誘導加熱するものである。
The induction heating coil 6 is disposed on the lower surface of the
前記内鍋用温度センサ7は、前記保護枠5の底部に配設され、前記内鍋2の温度を検出し、該内鍋2の温度をマイコン8に出力するものである。
The inner
前記蓋体4は、前記内鍋2および本体3の開口部を開放可能に閉塞するもので、蓋上板4aおよび蓋下板4bからなる。蓋体4の内鍋2側には、放熱板9、蓋ヒータ10および内蓋11が配設されている。また、この蓋体4の内部には、蓋体用温度センサ12、圧力センサ13、リリーフ弁14および調圧装置15が配設されている。
The
前記蓋体用温度センサ12は、内鍋2内の温度を検出し、その検出温度をマイコン8に出力するものである。
The
前記圧力センサ13は、その検出部が前記内鍋2の内部を臨むように配設されており、前記内鍋2内の圧力を検出し、その検出圧力に応じた電圧値をマイコン8に出力するものである。
The
前記リリーフ弁14は、内鍋2と連通する開口16の上方から配置され、自重により前記開口16を閉塞する調圧ボール16からなる周知の構成を有するものである。前記蓋体4内部には、開口16から蓋体4の蒸気口18に至る蒸気排出経路19が形成されている。炊飯時には、調圧ボール17は、前記開口16を調圧ボール16の自重で閉鎖する一方、内鍋2の内圧が、例えば、0.52kg/cm2(1.5気圧)を超えると、内鍋2内の蒸気により浮き上がり、内鍋2内の蒸気を外部に排出する。これにより、内鍋2内が異常な高圧となったときに内圧を逃がすようになっている。
The
前記調圧装置15は、図2に示すように、閉塞弁部20、閉塞弁押圧部21、アーム部22(押圧部移動手段)およびステッピングモータ23からなる。
As shown in FIG. 2, the
前記閉塞弁部20は、閉塞弁収容部20aと閉塞弁20bとからなる。前記閉塞弁収容部20aは、内蓋11に取り付けられ、内部に排気口24が形成されている。前記閉塞弁20bは、前記閉塞弁収容部20aに垂直方向に移動自在に配置されている。
The
前記閉塞弁押圧部21は、ケース部材21aと押圧部21bからなる。ケース部材21aは、前記閉塞弁収容部20aと係合することにより、内蓋11上面に取り付け固定されている。前記押圧部21bは、その下部がケース部材21aの内側に配置され、その上部がケース部材21aの挿通穴25から上方に突出した状態で、垂直方向に移動自在となっている。また、押圧部21b下面と前記閉塞弁20b上面との間には、スプリング26が設けられている。このスプリング26は、閉塞弁20bを下方に向かって押圧し、前記排気口24を閉塞するようになっている。前記閉塞弁押圧部21の周囲は、弾性ゴム等からなる弾性キャップ27により覆われている。この弾性キャップ27の下部は、放熱板9と内蓋11により挟持されている。また、弾性キャップ27の肩部には、複数の流通口28が形成されている。
The blocking
前記アーム部22(押圧部移動手段)は、モータステー29に固定された軸30を中心にして回動自在に取り付けられている。アーム部22の先端部には、円弧状のラック31が設けられている。アーム部22の中間部は、弾性キャップ27頂部に当接または取付け固定されている。
The arm portion 22 (pressing portion moving means) is attached so as to be rotatable about a
前記ステッピングモータ23は、図2中、矢印Pで示すように両方向(正転方向または反転方向)に回転駆動するものである。前記ステッピングモータ23は、蓋下板4bに取り付けられたモータステー29に固定されており、ステッピングモータ23の出力軸は、ピニオンギア32を介して前記アーム部22のラック31と噛合するようになっている。ステッピングモータ23が正転方向または反転方向に回転駆動すると、前記アーム部22は、図2中、矢印Qで示す時計回り方向または反時計回り方向に回転駆動されるようになっている。これにより、前記押圧部21bは、図2中、矢印Rで示す垂直方向に沿って、閉塞方向または開放方向に移動するようになっている。モータステー29には、ステッピングモータ23のゼロ点を設定するためのマイクロスイッチ33が取り付けられている。すなわち、ステッピングモータ23が反転して前記アーム部22が反時計回り方向に回動し、前記押圧部21bが後述する開放位置(垂直方向上端)に位置すると同時に、アーム部22がマイクロスイッチ33に当接してオンする点をゼロ点とする。また、このゼロ点からステッピングモータ23が所定パルス分だけ正転して前記アーム部22が時計回り方向に回動し、前記押圧部21bが後述する閉塞位置(垂直方向下端)に位置する点をMAX点という。
The stepping motor 23 is driven to rotate in both directions (forward or reverse direction) as indicated by an arrow P in FIG. The stepping motor 23 is fixed to a
前記調圧装置15では、炊飯時に内鍋2の内圧が上昇すると、閉塞弁20bがスプリング26の弾性力に抗して内鍋2内の蒸気により押し上げられ、これにより、内鍋2内の蒸気が蒸気排出経路19を介して外部に排出されるようになっている。
In the
次に、前記圧力炊飯器1のマイコン8による動作について説明する。
Next, operation | movement by the
まず、使用者は、炊飯材料として、希望するカップ数の米と、その米を炊飯するのに要する分量の水を内鍋2内に収容し、この内鍋2を本体3にセットした後、炊飯スイッチ31を押す。
First, as a rice cooking material, the user accommodates rice in the desired number of cups and the amount of water required to cook the rice in the
そうすると、マイコン8は、図3のローチャートに示すように、炊飯フローを開始する。ステップS10において、誘導加熱コイル6に通電を開始し、内鍋2の温度が約50℃程度となるように温度調節して予熱を加える(予熱工程)。
Then, the
そして、所定時間が経過すると、マイコン8は、ステップS11において、誘導加熱コイル6に対して100%(フルパワー)の電力で通電し、中パッパ工程を実行する(沸騰工程)。また、ステップS12において、内鍋用温度センサ7により内鍋2内の温度が100℃になったと判断すると、誘導加熱コイル6に対する通電量を制御して電力制御工程(沸騰維持工程)を実行する。また、ステップS13において、再び誘導加熱コイル6に対して60〜70%の電力で通電し、内鍋2内の温度を100℃以上に上げて炊き上げ工程(沸騰維持工程)を実行する。
Then, when the predetermined time has elapsed, in step S11, the
マイコン8は、周知の方法によってドライアップを検出すると、ステップS14において、蓋体4に配設した蓋ヒータ10に通電を開始し、所定時間、蒸らしおよび露とばし(むらし工程)を行う。そして、マイコン8は、ステップS15において、周知の圧力炊飯器と同様に、保温処理に移行する(保温工程)。
When the
マイコン8は、前記中パッパ工程、電力制御工程、炊き上げ工程およびむらし工程時に、前記調圧装置15を使用して、調圧制御を行う。すなわち、圧力センサ13が出力する電圧値に対応するAD値が、マイコン8に各工程毎に予め記憶された圧力上限値(AD値)と圧力下限値(AD値)の間に維持されるように、ステッピングモータ23を制御し、スプリング26による閉塞弁20bの押圧力を増減させる。
The
次に、炊き上げ工程後、保温工程前のむらし工程をさらに詳細に説明する。 Next, the unevenness process before the heat retention process after the cooking process will be described in more detail.
図4において、ステップS13の炊き上げ工程が終了すると、むらし1(ステップS14.1乃至S14.2)、2度炊き(ステップS14.3乃至S14.5)、むらし2(ステップS14.6乃至S14.7)の各工程を順次実行する。 In FIG. 4, when the cooking process in step S13 is completed, the unevenness 1 (steps S14.1 to S14.2), the twice cooking (steps S14.3 to S14.5), and the unevenness 2 (step S14.6). To S14.7) are sequentially executed.
むらし1工程では、ステップS14.1で調圧装置15を作動させて減圧制御を行う。この減圧制御では、内鍋内を後述する2度炊き工程で再度加圧される圧力より低い圧力、好ましくは略大気圧(1.0気圧)まで減圧する。これにより、炊き上げ後の内鍋内の蒸気が調圧装置15の排気口24から蒸気排出経路19を通って外部に排出され、余分な水分が飛ばされる。ステップS14.2で所定の移行時間が経過したか否かを判断する。移行時間が経過していなければ減圧制御を継続し、経過していれば2度炊き工程(ステップS14.3乃至S14.5)に移行する。
In the unevenness 1 process, the
2度炊き工程では、ステップS14.3で誘導加熱コイル6と蓋ヒータ10に通電してヒータ制御を行い、ステップS14.4で調圧装置15を作動させて加圧制御を行う。これにより、沸騰維持工程後に内鍋内が再度加圧されるので、もちもち感をさらに引きだすことができる。ステップS14.5で所定の移行時間が経過したか否かを判断する。移行時間が経過していなければヒータ制御を継続し、経過していればむらし2工程(ステップS14.6乃至S14.7)に移行する。
In the twice-cooking process, the heater is controlled by energizing the induction heating coil 6 and the
前記2度炊き工程のステップS14.4の加圧制御では、沸騰維持工程での設定圧力に応じて表1に示す設定圧力に制御する。ここで、むらし工程の設定圧力は、沸騰維持工程の設定圧力以下である。また、むらし時の設定圧力を沸騰維持工程の設定圧力が高くなるほど高くするのは、沸騰維持工程の設定圧力が高いものほどもちもち感が高いメニューが選ばれているので、むらし時の設定圧力を沸騰維持工程の設定圧力が高くなるほど低くすると、沸騰維持工程の設定圧力が高いものと低いもののもちもち感が同じになり、期待通りのもちもち感がえられないからである。なお、表1の設定圧力値は一例であり、これに限定するものではなく、炊飯器の型式や容量、使用場所に応じて変更されるべきものである。 In the pressurization control of step S14.4 of the twice cooking step, the pressure is controlled to the set pressure shown in Table 1 according to the set pressure in the boiling maintenance step. Here, the set pressure in the unevenness process is equal to or less than the set pressure in the boiling maintenance process. In addition, the higher the set pressure in the boiling maintenance process, the higher the set pressure in the boiling maintenance process. The higher the set pressure in the boiling maintenance process, the more motivated the menu is selected. This is because if the pressure is lowered as the set pressure in the boiling maintenance process becomes higher, the feeling of mochi between the high and low setting pressures in the boiling maintaining process becomes the same, and the feeling of mochi as expected cannot be obtained. In addition, the set pressure value of Table 1 is an example, is not limited to this, and should be changed according to the type, capacity, and place of use of the rice cooker.
また、沸騰維持工程終了から2度炊きまでの時間、2度炊きの時間は、それぞれ表2,表3に示すように、メニューに応じて設定する。ここで、沸騰維持工程終了から2度炊きまでの時間、2度炊きの時間をメニューのもちもち度が高いほど長くするのは、もちもち度が高いものに対して沸騰維持工程終了から2度炊きまでの時間、2度炊きの時間を短くすると、もちもち度の低いメニューともちもち度の高いメニューでもちもち感が同じになり、期待通りのもちもち感がえられないからである。なお、表2,表3の設定圧力値及び時間は一例であり、これに限定するものではなく、炊飯器の型式や容量、使用場所に応じて変更されるべきものである。 Moreover, as shown in Table 2 and Table 3, the time from the end of the boiling maintenance process to the second cooking, and the second cooking time are set according to the menu. Here, the time from the end of the boiling maintenance process to the second cooking, the longer the time of the second cooking, the longer the mochi mochi of the menu, the longer the mochi mochi is from the end of the boiling maintenance process to the second cooking This is because, if the cooking time of 2 times is shortened, the feeling of glutinousness will be the same on the low-moistening menu and the high-moistening menu, and the feeling of glutinousness as expected cannot be obtained. In addition, the setting pressure value and time of Table 2, Table 3 are examples, and are not limited to this, It should be changed according to the model, capacity | capacitance, and use place of a rice cooker.
むらし2工程では、ステップS14.6で減圧制御を行う。ステップS14.7で所定の移行時間が経過したか否かを判断する。移行時間が経過していなければ減圧制御を継続し、経過していればむらし2工程を終了し、ステップS14.8の炊飯終了処理を行って、ステップ15の保温工程に移行する。
In the
前記むらし1,むらし2,炊飯終了工程における減圧及び加圧制御では、図5のフローチャートに示すように、まず、マイコン8は、ステップS20において、圧力上限値Aおよび圧力下限値Bを設定する。この圧力上限値Aおよび圧力下限値Bは、マイコン8に記憶されたデータテーブルに基づいて設定される。このデータテーブルは、ふつう、かため、やわらかめ、急速、および玄米の各炊飯メニューにおける、むらし1,むらし2,炊飯終了の各工程毎に設定された圧力上限値Aおよび圧力下限値B(AD値)を有する。
As shown in the flowchart of FIG. 5, first, the
次に、マイコン8は、ステップS21において、圧力センサ13が出力する電圧値に対応するAD値Cを取り込む。このAD値Cは、内鍋2内の現在の圧力値を表す。そして、ステップS22において、圧力センサ13の現在値Cが圧力下限値B以下であるか否かを判断する。現在値Cが圧力下限値B以下である場合、ステップS23において、ステッピングモータ23のモータ位置が、前記MAX点に位置するか否かを判断する(位置検出)。MAX点でない場合、ステップS24において、ステッピングモータ23を正転方向に回転駆動し、MAX点である場合、ステップS26において、ステッピングモータ23をオフする。
Next, the
そして、ステップS25において、減圧制御終了の条件を満たしている場合、減圧制御を終了して次の工程に移行する。ここで、減圧制御を終了しない場合、ステップS21にリターンする。 In step S25, when the condition for ending the pressure reduction control is satisfied, the pressure reduction control is finished and the process proceeds to the next step. If the decompression control is not terminated, the process returns to step S21.
前述したように、ステッピングモータ23が正転方向に回転駆動することにより、アーム部22が回動し、閉塞弁押圧部21の押圧部21bが閉塞方向に向かって押し下げられる。押圧部21bは、下面に取り付けられた所定の弾性力を有するスプリング26を介して閉塞弁20bを下方に押圧する。このとき、閉塞弁20bは、押し縮められたスプリング26により押圧力が付与され、排気口24を閉鎖する。その結果、内鍋2内が密閉されるとともに圧力下限値B以上になるまで加圧される。
As described above, when the stepping motor 23 is rotationally driven in the forward rotation direction, the
一方、ステップS22において、圧力センサ13の現在値Cが圧力下限値B以上である場合(NOの場合)、ステップS27において、圧力センサ13の現在値Cが圧力上限値A以上であるか否かを判断する。圧力センサ13の現在値Cが圧力上限値A以上でない場合(NOの場合)、ステップS28において、ステッピングモータ23をオフし、ステップS25に進む。これにより、閉塞弁20bは、スプリング26により押圧力が付与された状態で維持される。その結果、内鍋2内の圧力が圧力下限値B以上かつ圧力上限値A以下に維持される。
On the other hand, if the current value C of the
ステップS27において、圧力センサ13の現在値Cが圧力上限値A以上である場合(YESの場合)、図6に示すステップS29において、マイクロスイッチ33がオンされたか否かを判断し、オンされていない場合、ステップS30に進む。ステップS30において、ステッピングモータ23のモータ位置が、ゼロ点に位置するか否かを判断する(位置検出)。ゼロ点でない場合、ステップS31において、ステッピングモータ23を反転方向に125ms回転駆動し,3.4sオフしてステップS25(図5に図示)に進む。
In step S27, when the current value C of the
すなわち、ステッピングモータ23が反転方向に回転駆動することにより、アーム部22が反時計回り方向に回動し、閉塞弁押圧部21の押圧部21bがスプリング26により上方に押圧され、開放方向に移動する。このとき、閉塞弁20bは、スプリング26により付与されていた押圧力が低減するので、高圧状態の内鍋2内の蒸気により上方に押圧される。その結果、排気口24が開放され、内鍋2内の圧力が圧力上限値A以下になるまで段階的に減圧(解放)される。また、ステップS31とS32でステッピングモータ23を反転方向に125ms回転駆動し、3.4sオフすることで、段階的に減圧することができる。また、125msの回転駆動時間を調整することにより減圧の量を調整することができる。
That is, when the stepping motor 23 is rotationally driven in the reverse direction, the
ステップS30において、モータ位置がゼロ点である場合、ステップS34において、ステッピングモータ23をオフしてステップS25に進む。また、ステップS29において、マイクロスイッチ26がオンされた場合、ステップS32において、ステッピングモータ23の現在位置をゼロ点に再設定する。そして、ステップS34において、ステッピングモータ23をオフし、ステップS25に進む。これにより、ステッピングモータ23において生じる滑りを起因として、ゼロ点がずれた場合でも、あらたにゼロ点を設定することにより正確な制御が行える。
If the motor position is at the zero point in step S30, the stepping motor 23 is turned off in step S34, and the process proceeds to step S25. If the
前記実施形態では、沸騰維持工程後の減圧を調圧装置15の作動により行ったが、図7に示すように、むらし1工程のステップS14.1で、調圧装置15を作動させずに、誘導加熱コイル9への電流をオフして、自然減圧を行ってもよい。自然減圧により減圧することにより、複雑な制御を行うことなく、調圧ボール17と開口16の間、調圧装置15の閉塞弁20bと排気口24の間、内蓋11と内鍋2の間等の微小な隙間を通して、余分な水分を飛ばすことが可能となる。他の工程は図4の実施形態と同様であるので、説明を省略する。ただし、図7の2度炊き工程のステップ14.4の加圧制御は、調圧装置15を作動させて圧力値を設定してその圧力値まで加圧する制御以外に、単に加熱によって内圧を上昇させる制御を行ってもよい。
In the above embodiment, the pressure reduction after the boiling maintaining process is performed by the operation of the
また、前記実施形態の圧力調整装置15は、ステッピングモータ23を使用してスプリング26による押圧力を増減させる機構を有するが、これにかぎらず、ソレノイドを使用して閉塞弁押圧部21の押圧部21bを上下に移動させる機構でもよい。
Further, the
さらに、本発明の圧力調整手段は、前記実施形態の圧力調整装置15のようなスプリングによる閉塞弁の押圧力を増減させるタイプでなくとも、内蓋に設けた2つの排気孔をそれぞれ塞ぐ大きさの異なる調圧ボールを2個備え、いずれか1つ又は両方をソレノイドで順次退避させることで、減圧を行うタイプにものでもよい。
Further, the pressure adjusting means of the present invention is not a type that increases or decreases the pressing force of the closing valve by the spring as in the
1 圧力炊飯器
2 内鍋
6 誘導加熱コイル(加熱手段)
8 マイコン(制御手段)
11 内蓋
15 調圧装置(圧力調整手段)
1
8 Microcomputer (control means)
11
Claims (8)
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整手段と、
前記加熱手段を制御して予熱、沸騰、沸騰維持、むらしの各炊飯工程を実行するとともに、前記圧力調整手段を作動させて前記炊飯工程における前記内鍋内の圧力を加圧又は減圧制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、沸騰維持工程終了後に前記圧力調整手段を作動させて前記内鍋内の圧力を減圧し、むらし工程時に再度加圧することを特徴とする圧力炊飯器。 An inner pot that contains rice cooking ingredients and is sealed with an inner lid;
Heating means for heating the pan;
Pressure adjusting means for adjusting the pressure in the inner pot;
The heating means is controlled to perform preheating, boiling, boiling maintenance, and uneven rice cooking processes, and the pressure adjusting means is operated to increase or decrease the pressure in the inner pot in the rice cooking process. In a pressure cooker equipped with a control means,
The said control means operates the said pressure adjustment means after completion | finish of a boiling maintenance process, pressure-reduces the pressure in the said inner pot, and pressurizes again at the time of the unevenness process, The pressure rice cooker characterized by the above-mentioned.
前記鍋を加熱する加熱手段と、
前記内鍋内の圧力を調整する圧力調整手段と、
前記加熱手段を制御して予熱、沸騰、沸騰維持、むらしの各炊飯工程を実行するとともに、前記圧力調整手段を作動させて前記炊飯工程における前記内鍋内の圧力を加圧又は減圧制御する制御手段とを備えた圧力炊飯器において、
前記制御手段は、沸騰維持工程終了後に前記内鍋内の圧力を自然減圧し、むらし工程時に再度加圧し、
前記むらし工程時に再度加圧する圧力値は、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が低いときは低く、前記沸騰維持工程において制御する圧力値が高いときは高くすることを特徴とする圧力炊飯器。 An inner pot that contains rice cooking ingredients and is sealed with an inner lid;
Heating means for heating the pan;
Pressure adjusting means for adjusting the pressure in the inner pot;
The heating means is controlled to perform preheating, boiling, boiling maintenance, and uneven rice cooking processes, and the pressure adjusting means is operated to increase or decrease the pressure in the inner pot in the rice cooking process. In a pressure cooker equipped with a control means,
The control means naturally depressurizes the pressure in the inner pot after the boiling maintenance step, and pressurizes again during the unevenness step,
A pressure rice cooker that is pressurized again during the unevenness process is low when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is low and high when the pressure value controlled in the boiling maintenance process is high. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006147879A JP4602938B2 (en) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | Pressure cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006147879A JP4602938B2 (en) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | Pressure cooker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007313156A JP2007313156A (en) | 2007-12-06 |
JP4602938B2 true JP4602938B2 (en) | 2010-12-22 |
Family
ID=38847562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006147879A Active JP4602938B2 (en) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | Pressure cooker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4602938B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013039319A (en) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | Pressure-type electric rice cooker |
JP2015134259A (en) * | 2015-04-30 | 2015-07-27 | タイガー魔法瓶株式会社 | Pressure type electric rice cooker |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2713015A1 (en) * | 2008-02-07 | 2009-08-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electric rice cooker and method of cooking rice |
JP5799658B2 (en) * | 2011-08-19 | 2015-10-28 | タイガー魔法瓶株式会社 | Electric rice cooker and rice cooking method |
JP6982826B2 (en) * | 2017-08-30 | 2021-12-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Rice cooker and rice cooker control method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000070123A (en) * | 1998-08-31 | 2000-03-07 | Sanyo Electric Co Ltd | Pressure type electric rice cooker |
JP2004081824A (en) * | 2002-06-24 | 2004-03-18 | Sanyo Electric Co Ltd | Rice cooker |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006147879A patent/JP4602938B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000070123A (en) * | 1998-08-31 | 2000-03-07 | Sanyo Electric Co Ltd | Pressure type electric rice cooker |
JP2004081824A (en) * | 2002-06-24 | 2004-03-18 | Sanyo Electric Co Ltd | Rice cooker |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013039319A (en) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | Pressure-type electric rice cooker |
JP2015134259A (en) * | 2015-04-30 | 2015-07-27 | タイガー魔法瓶株式会社 | Pressure type electric rice cooker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007313156A (en) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5281125B2 (en) | rice cooker | |
JP4602938B2 (en) | Pressure cooker | |
WO2009098825A1 (en) | Electric rice cooker and method of cooking rice | |
JP4873429B2 (en) | Pressure cooker | |
JP6026343B2 (en) | Pressure cooker | |
JP4823963B2 (en) | Cooking device | |
JP2008253649A (en) | Pressure rice cooker | |
JP3935019B2 (en) | Pressure cooker | |
CN109419319B (en) | Rice cooker and control method of rice cooker | |
JP2018126267A (en) | Pressure type rice cooker | |
JP4602936B2 (en) | Pressure cooker | |
JP2010268879A (en) | Rice cooker | |
JP4663347B2 (en) | Pressure cooker | |
JP4314301B2 (en) | Pressure cooker | |
JP2006000350A (en) | Cooker | |
JP4101265B2 (en) | Pressure cooker | |
JP3569695B2 (en) | rice cooker | |
JP4595239B2 (en) | Electric pressure cooker | |
JP4074647B2 (en) | Pressure cooker | |
JP3230979B2 (en) | rice cooker | |
JP5124156B2 (en) | Pressure cooker | |
JP4416714B2 (en) | Pressure cooker | |
JP6782459B2 (en) | Pressure type rice cooker | |
JP5735398B2 (en) | Pressure cooker | |
JP3420974B2 (en) | Pressure cooker |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100928 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100930 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4602938 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |