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JP4695193B2 - Iub/iur hsdpa/hsupa移動手続の改善 - Google Patents

Iub/iur hsdpa/hsupa移動手続の改善 Download PDF

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JP4695193B2
JP4695193B2 JP2008527530A JP2008527530A JP4695193B2 JP 4695193 B2 JP4695193 B2 JP 4695193B2 JP 2008527530 A JP2008527530 A JP 2008527530A JP 2008527530 A JP2008527530 A JP 2008527530A JP 4695193 B2 JP4695193 B2 JP 4695193B2
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Description

本発明の分野は移動体通信であり,限定するものではないが,第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)のはん用移動体通信システム(UMTS)地上無線接続(UTRA)について開示されている。したがって本発明は高速ダウンリンクパケット接続(HSDPA)及び高速アップリンクパケット接続(HSUPA)の移動(mobility),すなわちHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更に関して開示されており,このセル変更は,現在,無線ネットワークサブシステムインタフェース(Iub/Iur)上の無線リンク(RL)再設定手続によってだけ可能であるが,本発明はその特定の技術環境には限定されない。
図1を参照すると,UMTSパケットネットワークアーキテクチャは主要アーキテクチャ要素として,ユーザ装置(UE)と,UMTS地上無線接続ネットワーク(UTRAN)と,コアネットワーク(CN)と,を含んでいる。UEは無線(Uu)インタフェースを介してUTRANと接続し,一方UTRANは(有線の)Iuインタフェースを介してCNと接続している。
図2は,特にUTRANに関するアーキテクチャの更なる詳細を示す図である。UTRANは複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含み,RNSはそれぞれ少なくとも1つの無線ネットワーク制御装置(RNC)を含む。各RNCは,GSM基地局(第2世代無線接続技術(RAT))に対応する,複数のノードBと接続してもよい。各ノードBは,図1に示すように無線インタフェース(Uu)を介して複数のUEと無線で接続することができる。たとえ1又は複数のノードBが別々のRNCと接続していても,特定のUEは複数のノードBと無線で接続することができる。例えば図2のUE1は,RNS1のノードB2及びRNS2のノードB3と無線で接続することができる。ここでノードB2とノードB3とは隣接するノードBである。別々のRNSのRNCは,Iurインタフェースによって接続され,それによって移動体UEがあるRNCのノードBに属するセルから別のRNCのノードBに属するセルに移動する際に,双方のRNCと接続したまま留まることを可能にする。RNCのうち1つが「サービス提供」RNC(SRNC)又は「制御」RNC(CRNC)として動作し,残りは「ドリフト」RNC(DRNC)として動作する。このような一連のDRNCを,特定のSRNCから延長するように設定することもできる。複数のノードBは,それぞれが隣接セルの制御をするという意味で通常隣接ノードBである。移動体UEは,新規のノードBと接続を再設定することなく隣接セルに移動することができる。なぜならば,各ノードBが同一のRNCに接続されているか,又はそれらが別々のRNCに接続しているときは,各RNCが互いに接続しているか,のいずれかのためである。UEがこのように移動する際,UEがUTRANに対して常に少なくとも1つの無線リンクを維持できるように無線リンクを追加したり,放棄したりしなければならない場合がある。これをソフトハンドオーバ(SHO)と呼ぶ。
ハンドオーバ機能は無線測定を主体とし,CNが要求するサービス品質を維持するために用いられる。無線リンク制御のためにネットワークが用いるハンドオーバ戦略は,UE/RNCが報告した測定結果と,各セルの種々のパラメータ集合とを用いてハンドオーバ判断を行うことである。ネットワーク指示ハンドオーバはまた,無線リンク制御以外の理由,例えばセル間のトラヒック分散を制御するため,にも行われることがある。個々のネットワーク事業者が正確なハンドオーバ戦略を決定するが,可能性のある種別は,3G−3Gハンドオーバと,FDDソフト/よりソフトな(softer)ハンドオーバと,FDD中間周波ハードハンドオーバと,FDD/TDDハンドオーバと,TDD/FDDハンドオーバと,TDD/TDDハンドオーバと,3G−2Gハンドオーバと,これらの逆と,である。ハンドオーバ処理を開始する原因は多数あり,アップリンク品質と,アップリンク信号測定値と,ダウンリンクと,ダウンリンク信号測定値と,距離と,サービス変更と,よりよいセルと,保守運用(O&M)介入と,指示された再試行と,トラヒックと,優先(pre−emption)と,などである。
ソフトハンドオーバに関しては,3GPP TR 25.922 v3.1.0,2000年3月,の5.1.4章に記載されている。それによればソフトハンドオーバは,移動機が新規のノードBと同一の搬送周波数,又は高々符号変更を行う同一のサイトのセクタ(よりソフトなハンドオーバ),で通信を開始するハンドオーバと記載されている。ソフトハンドオーバに関して,「活性集合(active set)」とはUEが同時に接続しているノードBの集合として規定されている。すなわち現在そのUEにダウンリンクDPCHを割り当てている各UTRAセルが活性集合を成す。ソフトハンドオーバ手続は,いくつかの単一機能からなる。すなわち,(1)測定と,(2)測定値のろ波と,(3)測定結果の報告と,(4)ソフトハンドオーバアルゴリズムと,(5)ハンドオーバの実行と,である。
適切な方法でろ波された監視下のセルの測定値は,ソフトハンドオーバアルゴリズムの基本入力を成す報告イベントを起動する。「活性集合」及び「監視下集合」の定義,並びにすべての報告イベントの説明は,TS 25.331 v6.6.0,2005年6月,"Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification (Release 6)"に記載されている。ソフトハンドオーバ機能は,監視下のセル集合の測定値を用いていずれかのノードBを活性集合に追加し(無線リンク追加),削除し(無線リンク削除),又は置き換える(結合無線リンク追加削除)ことが望ましいかどうかを評価する。そして「活性集合更新」として知られる手続を実行する。ソフトハンドオーバアルゴリズム及びその実行についての例は,3GPP TR 25.922,5.1.4.2章,及び付録Cに記載されており,付録Cにはソフトハンドオーバアルゴリズムのフローチャートが示されている。
3GPP TS 25.303 v4.0.0,2001年3月,の図30には,FDD用の無線リンク追加が示されている。上述のとおり無線リンク追加は,ネットワークRRC層を通じてUEが送信した測定報告によって起動される。ネットワークRRCは最初に物理層に新規無線リンクを設定する。送信及び受信は直ちに開始される。
ネットワークRRCは次にRRC活性集合更新メッセージをUE RRCへ送信する。UE RRCは第1層を設定して受信を開始する。UEにおいて物理層から確認が得られると,活性集合更新メッセージがRNC−RRCへ送信される。
UTRANに共有チャネル,すなわちいわゆるHSDPAを追加することが3GPP内で合意された。3GPP TS 25.308 v6.3.0,2004年12月を参照されたい。HSDPAの背景にある基本的な思想は,UEデバイスへパケットデータを伝送するために,共有高速ダウンリンク(トランスポート)チャネル(高速ダウンリンク共有チャネル,HS−DSCHと呼ばれる)を提供することである。現在のDSCHに関しては,HS−DSCH上でデータで伝送できる各UEデバイスは,関連する個別物理チャネル(DPCH)を有している。DPCHは,関連アップリンク用の電力制御コマンドを搬送するために用いられ,必要であれば回線交換音声のようなほかのサービスにも用いられる。HS−DSCHは,より高いデータ速度及びノードBが提供する高速再送信機構,すなわちHARQ(ハイブリッド自動再送要求)機構,を提供する。プレリリース5による実装では,ダウンリンクにおける3GPPの唯一の公式共有チャネルはDSCHであり,そのための再送信は常にUTRANのRNCにおけるRLC(無線リンク制御)が提供することになっていた。これは比較的低速の再送信機構であった。しかしリリース5以降,DSCHは需要がないため仕様書から削除されている。類似の個別チャネル(E−DCH)がHSUPAのために合意されている。このように,3GPP TS 25.309 v6.3.0,2005年6月,"FDD Enhanced Uplink; Overall description; Stage 2 (Release 6)"に記載されているとおり,類似の強化がアップリンク用に考えられている。HS−DSCH移動手続及びE−DCH特有のシナリオは,3GPP技術仕様グループ(TSG)RANの,TR 25.931 v6.2.0,2005年6月,"UTRAN functions, examples on signaling procedures (Release 6)"の7.10章及び7.20章にそれぞれ概説されている。「HS−DSCHに関する活性集合更新(ASU)」の詳細は,同時に係留中の米国特許仮出願第60/614,562号,2004年9月29日提出(現在は米国特許出願第11/237,643号でありここに参照する)に背景として記載されている。
RAN2は,同時に活性集合を更新する必要がある際のサービス提供HS−DSCHセル変更の強化に関する寄書R2−042103(RAN2#44)について討議した。次にRAN2は,RAN2 RRC仕様書に上記の強化を含める寄書R2−050115(RAN2#45bis)を討議し,寄書R2−051203(RAN2#46bis)においてRRC仕様書の変更要求(CR)に合意した。
この強化の目的は,ASU及びHS−DSCHセル変更の要望が同時に発生したとき,SRNCが2つの別個の手続,すなわちASU及び例えばUEへの物理チャネル再設定,を行うことを避けられることである。これはサービス中断を招くかも知れない。これは,同時並行手続を禁止している並行手続原則のために生じる。
RAN2はこの強化の重要性に合意し,RRCにHS−DSCHサービス提供セル変更機能を含めること,すなわちASU手続,に合意した。これによってより高速なASU及びHS−DSCHセル変更が可能になり,これは小規模な送信中断で済むか,又は中断が完全に回避できることを意味する。
現在の仕様書においては,サービス提供セル変更及び分岐追加削除に関して,3つのRNSAP/NBAP手続(RL追加削除,同期RL再設定,RL再設定コミット)を実行しなければならない。
本発明の目的は,RNSの信号通知において,ASUとHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更とを同時に行うことができるように考慮することである。これは,NBAP(3GPP TS 25.433 v6.6.0,2005年6月,"UTRAN Iub interface Node B Application Part (NBAP) signalling")仕様書及びRNSAP(3GPP TS 25.423 v6.6.0,2005年6月,"UTRAN Iur interface RNSAP signalling")仕様書にもこの強化を適用できることを意味する。
したがってRL追加手続及びRL削除手続は,NBAP及びRNSAPがRRCに整合し,これらの強化はHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を伴うより高速なASUを促進する。
本発明は必要とされる強化を提示し,それによればNBAP及びRNSAPがRRC仕様書に整合し,したがってASU及びHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を同時に,より高速に行うことができる。
<利点>
・HS−DSCH/E−DCHセル変更及びRL追加/RL削除がRNC内で同時に起動する手続の数を減少させることによって,HSDPA/HSUPA移動性能を強化する
・RL追加,HS−DSCH/E−DCHサービス提供セルの変更が遅延しない
・提案の解決策が新規手続及びメッセージを必要としない
<欠点>
・RL追加/RL削除条件がRNC内で同時に起きたとき,HS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を実行するために別の選択肢を必要とする
このように本発明の分野は,HSDPA及びHSUPAの移動と,現在はHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更がIub/IurのRL再設定手続によってだけ可能であることと,に関する。
HS−DSCHサービス提供セル変更は,次の2つの異なる場合,すなわちノードB内HS−DSCHサービス提供セル変更と,ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更とに分類される。これらは次のように規定される(注 ほかの可能なシナリオはDRNS内/DRNS間HS−DSCHサービス提供セル変更であるが,ノードB内/ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更と類似しているので,別個には説明しない)。
<ノードB内HS−DSCHサービス提供セル変更>
旧HS−DSCHサービス提供セルと,新HS−DSCHサービス提供セルと,が同一のノードB内にあるときは,サービス提供セル変更はノードB内HS−DSCHサービス提供セル変更と呼ばれる。この場合,HSDPA情報をノードBに配信する必要はなく,またノードBに新規トランスポートベアラを設定する必要もない。
<ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更>
旧HS−DSCHサービス提供セルと,新HS−DSCHサービス提供セルと,が別のノードB内にあるときは,サービス提供セル変更はノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更と呼ばれる。この場合,新ノードBはHSDPA情報を持っていないので,配信する必要がある。また新ノードBにはトランスポートベアラがまだ存在しないので,設定する必要がある。
ノードB内HS−DSCHサービス提供セル変更と,ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更と,に対する3GPP RAN3におけるHSDPA移動の現状は次のとおりである。
<RL追加手続>
2002年初頭から,「RL追加」はサービス提供セル変更に使用しないことが合意されている。これは次の議論を根拠に合意されたものと思われる。
(R3−020187,"HS-DSCH mobility procedure",2.3章から引用)
「1ステップ手続対2ステップ手続
無線リンクが活性集合に追加されたとき,追加されたセルが直ちにHS−DSCHサービスに最も適したものにもなることはありえないものと見なされる。したがって,新無線リンクを,この新無線リンクに対するサービス提供HS−DSCHセルの直接変更と結合させて設定することは恐らく必要ない。3.4章に2ステップ手続の例が概説されており,それは第1ステップにおける無線リンク追加と,第2ステップにおけるサービス提供HS−DSCHセル変更と,からなっている。無線リンク追加におけるHS−DSCHの直接設定は,明らかな性能向上によって正当化されるときに限り追加してもよい。
ハードハンドオーバ(例えば周波数間ハンドオーバ)の場合にも2ステップ手続を用いるという原則が適当かどうかは疑問がある。3.3章にHS−DSCH割当てを有するUEのハードハンドオーバの例が示されている。この場合はNBAP/PNSAP信号通知においてだけ,2ステップ手続を適用すれば足りる。この場合,第1ステップにおいて新無線リンクがターゲットノードBで設定され,第2ステップにおいて同期したサービス提供HS−DSCHセル変更が準備される。この例は既存のNBAP/RNSAP手続に適用できる。NBAP/RNSAP信号通知の最適化を考慮することが望ましい。
しかし無線インタフェース上では,ハードハンドオーバは単一のRRC手続によってだけ扱うことができる。ハードハンドオーバがDSCH割当てを有するUEに対して行われるときは,この例はリリース99において既に適用可能である。」
上記の理論では,新HS−DSCHサービス提供セル変更は追加しようとしているセルと同一であるが,本発明の提案は,ノードB内のほかの既存セルも新HS−DSCHサービス提供セルになることを可能にするものである。
RL設定に関して更に,例えば2*RLを設定することもでき,RNCはHS−DSCHサービス提供セルに最も適したものを選択する必要がある。同種の機構は,特にRL追加と共に行われるノードB内ハードハンドオーバ(HO)のために,RL追加にも適用できる。
このように上記の理論及び2章に説明した理由を根拠として(そして3GPPにおける以前の決定にかかわらず),RL追加をHS−DSCHサービス提供セル情報を含むように強化することも提案する。
<ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合>
RL追加をHS−DSCH情報情報要素(IE)を含むように強化することも提案する。この追加によって,新HS−DSCHサービス提供セルが既に1つの既存RLを有する別のノードB内にある場合,ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更が可能になる。同時RL追加を伴うHS−DSCHサービス提供セル変更は,現在別個のRL追加手続と,RL再設定手続とによって行わなければならない。
<RL削除手続>
サービス提供セル変更のためにRL削除を用いることについてはこれまで討議されていない。
3GPP TSG RAN#28会合において,RRC(TS 25.331)CR2564(題名"Including HS-DSCH serving cell change in ASU")が承認された(RP−050320におけるCR)。このCRにおける提案は,ASU手続を用いてサービス提供セル変更を実行できるようにすることによって,HSDPAの性能を強化する。
注 RL追加手続及びRL削除手続によってHSUPAサービス提供セル変更を実行することができないE−DCHサービス提供セル変更にも,同一の考え方を適用することができる。
ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合,RL削除をHS−DSCH情報IEを含むように強化することも提案する。この追加によって,新HS−DSCHサービス提供セルが,削除する必要のある少なくとも1つのRLを含む別のノードB内にあるとき,ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更が可能になる。同時RL削除を伴うHS−DSCHサービス提供セル変更は,現在別個のRL削除手続と,RL再設定手続とによって行わなければならない。
上述のとおり現行の仕様書においては,サービス提供セル変更及び分岐追加削除に関して,3つのRNSAP/NBAP手続(RL追加削除,同期RL再設定,RL再設定コミット)を実行しなければならない。
本発明は,RL追加手続用のIub/Iur(NBAP/RNSAP)信号通知をHS−DSCH及びE−DCHサービス提供セル変更と結合することを提案する。そして更に本発明によれば,HS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を実行する必要があるとき,RL削除をHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更と結合してもよい。上記2つの手続のうち1つがRNCにおいて同時に行われる。
HS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更をRL追加手続及びRL削除手続と結合することによって,RNCは同期(非同期)RL再設定手続及びRL再設定コミット手続を用いることを避けられ,それによってIub/Iurインタフェースにおける信号通知がより効率的になる。
本発明は,RL追加を伴うE−DCHサービス提供セル変更にも利用でき,またノードB/DRNSにおけるサービス提供セル変更を伴う/伴わないE−DCH設定も可能にする。
特に3GPP及びHSDPA/HSUPAに関して開示されているが,本発明はHSDPA/HSUPA又は3GPPに限定されるものではなく,すべての無線通信に一般に適用可能であることを認識されたい。
本発明によれば,RL追加手続及びRL削除手続,又はその機能的均等物は,ASU及びHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更が同時に行われる必要性を考慮して,リリース6に最適化してもよい。したがって,以降どのようにRL管理手続と,RL追加手続と,RL削除手続とを更新するかを説明する。
図3及び4は,左側に現行の手続,右側に提案の強化法を示しており,本発明によって達成される時間節約を明確に示している。
<RL追加>(図3参照)
課題は,RL削除又はRL追加の基準がRNCにおいてHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更と同時に満たされたとき,RNCは上述のRL追加又はRL削除の2つの手続のうち1つと同時にHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を実行することができず,その代わりに別個のRL再設定手続を伴うHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を別のタイミングで,すなわち同時又は並行ではなく行わなければならないことである。
並行手続規則はRL追加手続とRL削除手続とを同時に実行することを禁じており,これが性能を低下させている。RL削除手続はいつ起動してもよいが,RL削除がいったん起動されると,RNCはそれが完了するまで待機しなければならず,その次にRL再設定を開始することが許可される。
このように図3左側の例に示したとおり,リリース5RANにおいてRL追加とHS−DSCHサービス提供セル更新に対する要求が同時に起こったとき,SRNCはリリース5RRCと類似した方法で2つの別個の手続を実行する必要がある。Iub/Iurにおいて,SRNCは始めにRL追加手続を起動してノードBに1つのRLを追加し,その直後にRL再設定手続(RL再設定準備及びRL再設定コミット/非同期RL再設定)を起動してHS−DSCHサービス提供セル変更を実行する。追加するRLがHS−DSCHサービス提供セルのときは,各手続の順序は上記のとおりでなければならない。そうでないときはRL再設定を最初に実行してもよい。RRC信号通知に関しては,NBAP/RNSAP各手続の順序は重要ではない。なぜならRLが追加され,HS−DSCHサービス提供セルが設定されるという結果は,SRNCが同時に示されているRRC,すなわちASUを起動できる前に必要だからである。RNCがRL再設定手続を伴うサービス提供セル変更を最初に起動することになっているときは,ノードB通信コンテキストは準備された再設定状態にあり,RL追加手続は起動できない。このようにRL追加手続は遅延し,よりソフトな結合利得の性能は低下する。またNBAP仕様に関しては,ノードBは再設定コネクションフレーム番号(CFN)が経過するまでRL追加手続を拒否することができ,それによって利得は実装に依存して更に減少するかもしれない。
RNCがRL追加を最初に起動するときは,RL再設定手続を伴うサービス提供セル変更は,RL追加が完了するまで遅延する。
HSDPA移動及びHSUPA移動の性能を強化するために,本発明によれば,分岐追加/削除と同時にサービス提供セル更新を可能にする信号通知方法が提案される。この方法は,例として図6Aと,6Bと,7Aと,7Bとに示したように,RNSAP/NBAP RL追加要求/応答/失敗にいくつかのIEを導入することが必要である。このような新規IEは,3GPP TS 25.433 v6.6.0,2005年6月,9章,"The Elements for NBAP communication"の例えば9.1章の"message function definitions and contentsに記載され,図6Aと,6Bと,7Aと,7Bとに示した方法で追加することができる。
図6A及び6Bを参照すると,サービス提供セル変更を伴うRL追加手続に関して,RADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージ600は,例えば1又は複数の副情報要素を含む情報要素グループ602に示すように拡張させてもよい。このようにHS−DSCHサービス提供セル変更を伴うRL追加手続の場合に備えて,RADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージ600は,1又は複数の
・HS‐DSCH RL ID
・ノードBがHS−DSCHデータを新規に追加したRLを介して転送開始するタイミングIE(IE名の例はHSDPA CFN)
・HS−DSCH RNTI(無線ネットワーク一時識別子)
・トランスポートベアラ要求指示子IE,トランスポート層アドレス及び結合ID(HS−DSCH MAC−dフローごと)
(注 上記のすべての副IEは,例えば同一のIEグループに属する(IEグループ名の例は,図示のとおりHS−DSCHサービス提供セル変更情報である))
・ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合は,更にHS−DSCH情報IE,HS−DSCH RL ID,HS−DSCH RNTI,HSDPA CFN
CFNをIEとしてRADIO LINK ADDITION REQUEST600に追加する理由は,「MAC−hs予約」のためである。メッセージがこのCFNタイミングIEを有さないときは,MAC−hs予約に対応するノードBは,ノードBがRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージで応答するとすぐに,新規に追加されたRLを介して(ノードBのバッファ内にある)HS−DSCHデータを送信開始する。これはSRNCがUEに対してASU手続を実行する前である。このようにUEは,たとえノードBがデータを送信しても,新規に追加されたRLから何もデータを受信できない。すなわち,無線インタフェースにパケット損失が発生する。この問題は避けなければならない。CFNによってSRNCは,ノードBが新規に追加されたRLを介してHS−DSCHデータを送信開始するタイミングと,UEがRLを介してデータ受信を開始するタイミングと,を同期させることができる。追加されたRLは,ノードBがRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ700(図7A及び7B参照)に応答するとすぐに設定されるが,これは現行の標準と同一の振る舞いであることに注意されたい。
要求されたサービス提供セル変更が成功であったか不成功であったかを示すために,図7A及び7Bに示すRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージと,RADIO LINK ADDITION FAILUREメッセージ702とに,IE(サービス提供セル変更指示子)を追加してもよい。トランスポート層アドレスなどを搬送するために,HS−DSCH情報応答IE704を追加してもよい。MAC−hsリセット指示子副IEと,HS−DSCH RNTI副IEと,もまた追加してもよい。これらのIEはRNSAPにだけ適用可能であり,NBAPには存在しない。これら3つのIEは,上述のIE(サービス提供セル変更指示子)704が「成功」を通知したとき,設定される。上記IE(サービス提供セル変更指示子)が「不成功」を通知したときは,成功しなかった原因を示すために,「原因」IEをメッセージに追加してもよい。ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合については,HS−DSCH情報も含めてよい。
上述のとおり本発明によるリリース6のための強化においては,SRNCがRL追加手続を起動することができ,この手続は新規HS−DSCHサービス提供セル変更が活性化するCFNを含む(CFNは,新規HS−DSCHサービス提供セルがいつサービス提供セルになるかを示す)。RL追加及び新規HS−DSCHサービス提供セル変更がノードBに設定されているときは,SRNCはRL再設定(サービス提供セル変更)を起動する必要はなく,代わりに直ちにRRC ASUを起動してもよい。これによって図3右側に示したとおり(左側に比べて)時間節約が得られる。
<E−DCHサービス提供セル変更(図6B)>
Radio Link Addition REQUESTメッセージ600は次を含む
・サービス提供E−DCH RL
・ノードBが新規サービス提供E−DCH RLを介してE−AGCH(強化接続許可チャネル)データを転送開始するタイミングIE(例えばIEの名称はE−DCH CFN)
(注 上述の2のIEは,E−DCHサービス提供セル変更に用いることができる同一のIEに属してもよい(IE名の例は,E−DCHサービス提供セル変更情報である))
・E−DCH設定を伴うノードB間/ノードB内サービス提供セル変更(すなわちE−DCHがノードBに設定されていない),またE−DCH FDD情報IE及びE−DPCH情報IE(注 これはまたRL追加手続によってサービス提供セル変更なしでE−DCH設定を可能にする)
<RADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ700及びRADIO LINK ADDITION FAILUREメッセージ702>
・要求されたE−DCHサービス提供セル変更が成功であったか不成功であったかを示す1つのIE,並びに指示子が「成功」を通知するときは新規サービス提供RL用及び旧サービス提供RL用のE−DCH FDD DL制御チャネル情報を含んでもよい。指示子が「不成功」を通知するときは,原因IEを含んでもよい。
・E−DCH設定を伴うノードB内/ノードB間E−DCHサービス提供セル変更に関しては,E−DCH FDD情報応答IEも提供してよい。
<RL削除>(図4参照)
RL削除手続に対する強化は,上述のRL追加手続に対する強化と類似しており,図4の左側に先行技術による強化,右側に本発明の強化を示す。
リリース5RANにおいて,現在のHS−DSCHサービス提供セルが削除しようとするRLを有するものであるときは,SRNCは左側に示すとおり最初にRL再設定(非同期)手続を起動する。RL再設定手続の後,HS−DSCHサービス提供セルが変更され,SRNCはRL削除手続を起動することができる。
削除しようとするセルが現行HS−DSCHサービス提供セルでないときは,SRNCはこの手続を別の順序で起動してもよい。その場合は,同期RL再設定手続を使用してもよい。
最初の場合(削除しようとするセルがHS−DSCHサービス提供セルと同一のセルである場合)に同期RL再設定を用いない理由は,削除しようとするセルが直ちに削除され,後でCFNによってHS−DSCHサービス提供セル変更が行われたとき,HS−DSCHサービス提供セルが,RLを有しないセルに残るのでノードBに論理誤りが生じるためである。
リリース5においては,RL削除手続はいつ起動してもよく,並行手続規則によって制約されないので,同期/非同期RL再設定手続の後すぐにRL削除を起動することも可能である。ノードBに関して起動はいつでも可能であるが,2つの並行手続よりも1つの手続の方がより処理が容易である。したがってRL削除手続を強化することが提案される。
サービス提供セル変更及び分岐追加削除に関して,3つのRNSAP/NBAP手続(RL追加/削除,同期RL再設定,RL再設定コミット)は現行仕様で実行しなければならない。
図3のRL追加に関して前に述べたのと類似の方法で,サービス提供セル変更を伴うRL削除手続をHS−DSCH及びE−DCH双方に関して説明する。
HS−DSCHセル変更を伴うRL削除手続に関して,RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージ604がHS−DSCH RL IDを含むように拡張される(図6A及び6B参照)。HS−DSCH RL IDは,HS−DSCH RLの識別情報と,ノードBがHS−DSCHデータを転送開始するために用いるタイミングIE(例えばHSDPA CFNと呼ばれるIE)と,を示す。タイミングIEは,削除されるRLが現在のサービス提供HS−DSCH RLと異なるときだけ設定される。タイミングIEは,HS−DSCH RNTIにも拡張できる。トランスポートベアラ要求指示子IEと,トランスポート層アドレスと,結合ID(HS−DSCH MAC−dフローごと)と,を追加してもよい。上述の各IEは,HS−DSCHサービス提供セル変更に用いられる同一のIEグループ(IE名の例は,HS−DSCHサービス提供セル変更情報である)に属してもよい。ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合,HS−DSCH情報IEと,HS−DSCH RL IDと,HS−DSCH RNTIと,HSDPA CFNと,を追加してもよい。
図7A及び7Bに示すRADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージ710に関して,IEグループ704は要求したサービス提供セル変更が成功であったか不成功であったかを通知する。HS−DSCH情報応答IEグループ704は,トランスポート層アドレスなどを搬送してもよい。MAC−hsリセット指示子IE及びHS−DSCH RNTI IEは,NBAPには存在しないのでRNSAPだけに追加できる。これら3つのIEは,IEグループ704が「成功」を通知するとき設定される。原因IE(9.2.1.6)は,上記IEグループ704(サービス提供セル変更指示子)が「不成功」を通知するとき,メッセージに追加できる。ノードB間HS−DSCHサービス提供セル変更の場合,HS−DSCH FDD情報応答IEも追加してよい。
E−DCHサービス提供セル変更を伴うRL削除手続に関して,RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージ604(図7A及び7B)は,サービス提供E−DCH RL IEと,ノードBが新規サービス提供E−DCH RLを介してE−AGCHデータを転送開始するタイミング副IE(例えばE−DCH CFNと,を含む。これら2つのIEは,E−DCHサービス提供セル変更に用いる同一のIE602(IE名の例はE−DCHサービス提供セル変更情報である)に属してもよい。E−DCH設定を伴う(すなわちノードBにE−DCHが設定されていない)ノードB内/ノードB間E−DCHサービス提供セル変更に関しては,E−DCH FDD情報IE620及びE−DPCH情報IEを追加してもよい(注 これはまた,RL追加手続によって,サービス提供セル変更を伴わないE−DCH設定を可能にする)。RADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージ710(図7B)は,要求したE−DCHサービス提供セル変更が成功であったか不成功であったかを通知するためにIE720に含めてもよい。指示子が「成功」を通知するときは,新規サービス提供RL及び旧サービス提供RL双方のE−DCH FDD DL制御チャネル情報IEが含められ,指示子が「不成功」を通知するときは,図7Bに示すとおり原因IEを含めてもよい。E−DCH設定を伴うノードB内/ノードB間サービス提供セル変更に関しては,E−DCH FDD情報応答IEもまた含めてよい。
図5は,IuインタフェースによってCN(図示していない)に,IubインタフェースによってノードBに接続されているSRNCを備えたRNSを示す図である。ノードBは次にUuインタフェースによってUEに接続される。SRNCは,Iuインタフェースに接続された第1入出力インタフェースと,Iubインタフェースに接続された第2入出力インタフェースと,を備えている。SRNC内の信号プロセッサは,SRNCの第1入出力インタフェース及び第2入出力インタフェース双方に接続されている。同様にノードBは,Iubインタフェースに接続された第1入出力インタフェースと,Uuインタフェースに接続された第2入出力インタフェースと,を備えている。ノードB内の信号プロセッサは,ノードBの第1入出力インタフェース及び第2入出力インタフェース双方に接続している。UEは,Uuインタフェースと,UE内の信号プロセッサと,に接続した入出力インタフェースを備えている。
SRNCの信号プロセッサは,UEのQoSを制御する。信号プロセッサのハンドオーバ(HO)制御機能はUEから隣接セル測定値を受信し,無線資源管理(RRM)規則を用いてIub/Iur無線リンク管理手続(RL設置,RL追加,RL削除,RL再構成)を起動する必要があるかどうかを検出する。SRNCの信号プロセッサはまた,HS−DSCH/E−DCHサービス提供セルと,いつそれを変更する必要があるかと,を判断する役割をする。信号プロセッサは,HS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を同期で行うか,非同期で行うかを判断することができる。
ノードBの信号プロセッサは,無線インタフェースへHSDPA/E−DCHデータを送信し,無線インタフェースからデータを受信する役割をする。またUEにHSDPA/E−DCH資源を割り当てる。信号プロセッサはIubからHSDPAデータを受信し,無線インタフェースへのHSDPAデータ送信をスケジュールする役割をする。信号プロセッサは,SRNCが指示したときHS−DSCHサービス提供セル変更を処理する。またSRNCが指示したときRL管理手続を処理する。
UEの信号プロセッサは,隣接セルに関するパラメータを測定し,SRNCへ測定報告メッセージを送信する。信号プロセッサは,SRNCが指示したときASUメッセージを受信し処理する。またSRNCが指示したときHS−DSCH/E−DCHサービス提供セル変更を処理する。
UE及びSRNC内の各信号プロセッサは,3GPP TS 25.331 v6.6.0,2005年6月,"Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification (Release 6)"に記載のRRC手続に従う。RRC状態及び状態遷移の概要は,上記仕様書の7章("Protocol Status")に示されており,8.4章("Measurement Procedures")及び14.4章("Traffic Volume Measurements")に規定された測定制御情報によって測定処理の性能を記述する。それによれば図5のUEの信号プロセッサは,図3及び4のRRC測定報告を準備し,入出力インタフェースを介し,Uuインタフェースを通じてノードBへそれを送信し,測定報告はそこからノードBによって,Iubインタフェースを介してSRNCへ送信される。測定報告自体は,TS 25.331の8.4.2章に記載されており,その規定によれば変数MEASUREMENT_IDENTITYに記憶された報告基準が,UE内で実行中のトラヒック測定又はUE測位測定に合致したときアップリンクDCCH(個別制御チャネル)に送信される。TS 25.331の14章に特定測定機能が記載されている。測定制御メッセージ(図示していない)の中で,UTRANはUEにどのイベントが測定報告を起動するのが望ましいかを通知する。列挙されたイベントはツールボックスであり,UTRANはそこから実装したハンドオーバ評価機能又はほかの無線ネットワーク機能に必要な報告イベントを選択することができる。SRNCは,信号プロセッサ内の手続を実行して無線リンク追加の必要があるかどうかを判定する。3GPP TR 25.931 v6.2.0,2005年6月,"Technical Specification Group RAN; UTRAN functions, examples on signalling procedures (Release 6)"を参照されたい。そうであれば,以降に説明する手続を実行した後,ASUメッセージがSRNCからUEへノードBを介して送信され,UTRANがUE活性集合において無線リンクを追加し,置き換え,又は削除するために用いられる(ASUメッセージの説明についてはTS 25.331 v6.6.0,2005年6月,の10.2.1章を参照されたい)。
ここで図3右側に示す,強化RL追加要求メッセージを受信したときのノードB内の動作を説明する。最初に,HS−PDSCH RL ID及び新規RLについてリリース99に規定されたものと同一の情報によって,識別される新規HS−DSCHについての新規情報602を含めることによって,図6Aに示すとおりRADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600が強化される。図6AのRADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600はまた,CFNを含んでもよい。RADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600に応答して,ノードBは最初に新規RLをNBCC(ノードB通信コンテキスト)に追加する。RADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600がHS−DSCH RL IDと,HS−DSCH RNTIと,CFNと,を含み,いつ新規HS−DSCHサービス提供セルが活性化されるかを示しているとき,ノードBは新規設定を準備してSRNCに図7Aの強化RADIO LINK ADDITION RESPONSE メッセージ700で応答する。ノードBは次に,新規HS−DSCHサービス提供セルをRADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600に含まれていたCFNで活性化する。RADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600がCFNを含んでいないときは,ノードBは新規RLをNBCCに含めた後にHS−DSCHサービス提供セル変更を活性化する。RADIO LINK ADDITION REQUEST メッセージ600内の新規RLがセル内にあるとき,そしてそのセルは新規HS−DSCHサービス提供セルと異なるとき,NBCCにおけるRL追加と,HS−DSCHサービス提供セル変更とは,互いに独立,かつ実装によって指示される特定の順序で行うことができる。E−DCH手続は,図6Bに示す適切な新規IEを用いることを除いて類似である。
ここで図4を参照して,強化RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージを受信したときノードB内で行われる動作を説明する。強化RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージ710は,古いリリース99IEとして削除するRLを含むが,図6AのIEグループ602内のHS−PDSCH RL IDとして示される,HS−DSCHサービス提供セルを識別する新規IEも含む。これに応答してノードBはNBCCから第1要求RLを削除する。RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージ604がHS−PDSCHと,HS−DSCH RNTIと,CFNと,を含む場合,新規HS−DSCHサービス提供セルが活性化されたときノードBは新規設定を準備し,図7Aに示すとおりHS−DSCHに適切なように新規IEを追加した強化RADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージ710でSRNCに応答する。次にノードBは,RADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージに含まれるCFNによって新規HS−DSCHサービス提供セルを活性化する。RADIO LINK DELETION REQUESTメッセージがCFNを含んでいないときは,ノードBはNBCCからRLを削除した後でHS−DSCHサービス提供セルを活性化する。RLの削除とHS−DSCHサービス提供セル変更との順序は,実装において所望される特定の順序で行ってよい。E−DCH手続は,図7Bに示す適切な新規IE720を用いて類似して行われる。
図8は,図3又は4のSRNCのようなネットワーク要素において行うことができる一連の手続ステップを示すフローチャートである。図示したステップは,計算機プログラム言語で書かれた計算機実行可能コードに符号化することができる。このような計算機コードは,図9に示す信号プロセッサ902内のROM900のような読み出し専用メモリに記憶させることができる。このような信号プロセッサは,図8に示す手続ステップを実行するために,例えば図5のSRNCにおいて用いることができる。このような信号プロセッサ902には,中央処理ユニット906と,ランダムアクセスメモリ908と,クロック910と,入出力デバイス912と,参照符号914で一般に示されるほかのデバイスと,のような,しかしそれには限定されない種々のコンポーネントを相互接続するために用いる,データ,アドレス,及び制御バス904が含まれる。中央処理ユニット906はROM900に記憶した符号化命令を実行し,一方中間計算結果及び結果をRAM908に記憶させる。RAM908はまた,UEから受信した測定報告を記憶するためにも用いられ,その測定報告はROM900に記憶した符号化命令を実行し,図3の線600上を送信されるRADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージ,又は図4の線604上を送信されるRADIO LINK DELETION REQUESTメッセージを形成するために,CPU906が参照することができる。再度図8を参照すると,ステップ800に入った後,ステップ802が実行されて図3及び4に示すUEからの測定報告を受信する。測定報告はステップ804で評価され,ステップ806で無線リンク追加手続又は無線リンク削除手続が必要かどうかを判断する。判断ステップ808は,そのようなメッセージが必要かどうかを判定し,そうであれば適切なメッセージを形成し,例として図3の線600上のRADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージ,又は図4の線604上のRADIO LINK DELETION REQUESTメッセージで示すようにステップ810でノードBに送信する。次にSRNCは判断ステップ812に示すように応答を待ち,そこで応答が受信されたと判定するとステップ814を実行して,例えば図3の線700上のRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ,又は図4の線710上のRADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージをそれぞれ実際に受信して処理する。次にSRNCは,例えばステップ816に示すように受信したメッセージを評価する。ステップ818で要求が成功したかどうか判断する。不成功のときは,ステップ820において失敗の原因が検査される。成功のときは,ステップ822で復帰する。RL追加又はRL削除が必要ないと判定されたときは,判断ステップ808から直接ステップ822に移行して復帰する。
ここで図10を参照すると,本発明によってUEにおいて実行される手続がフローチャートで示されている。ステップ1000に入った後,送信ステップ1002が実行されて,図3又は4に示す測定報告がUEからSRNCへ送信される。一定期間後UEは,ステップ1004に示すように,図3及び4に示すASUメッセージに対応するASUメッセージをSRNCから受信する。次にUEはステップ1006において活性集合を更新し,引き続いてステップ1008に示すように新規セルからHSDPAデータを受信し,その後ステップ1010に示すように復帰する。
ここで図11を参照すると,図3〜5に示すノードBのようなネットワーク要素において実行する手続が示されている。ステップ1100に入った後,ステップ1102が実行されて図3〜5のSRNCのような別のネットワーク要素からRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ又はRADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージを受信する。このような信号は,例えば図3の線600上の信号,又は図4の線604上の信号によって示される。ノードBはステップ1104に示すように受信メッセージを評価し,ステップ1106において応答メッセージを準備する。次にノードBは,図11のステップ1108に示すとおり,図3の線700上のRADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ,又は図4の線710上のRADIO LINK DELETION RESPONSEメッセージをSRNCに返送する。図11に示すとおりステップ1110で復帰する。
本発明を特定の実施例に関して示し,説明したが,本願請求項の範囲内で多くのほかの実施例も可能であることを認識されたい。
主要アーキテクチャ要素であるユーザ装置(UE)と,UMTS地上無線接続ネットワーク(UTRAN)と,コアネットワーク(CN)と,を含むはん用移動体通信システム(UMTS)パケットネットワークアーキテクチャを示す図である。 図1のアーキテクチャのいくつかの更なる詳細,特にUTRANを示す図である。 HSDPAサービス提供セル変更及びRL追加に対応する,現行の手続及び本発明による強化手続双方を示す図である。 HSDPAサービス提供セル変更及びRL削除に対応する,現行の手続及び本発明による強化手続双方を示す図である。 ノードBと通信するSRNCを備える無線ネットワークサブシステム(RNS)であって,ノードBが次に無線インタフェースを介してユーザ装置と通信しているRNSを示す図である。 本発明による新規情報要素を追加した無線リンク追加要求メッセージ,又は無線リンク削除要求メッセージにおいて利用できる情報要素を示す図である。 本発明による新規情報要素を追加した無線リンク追加要求メッセージ,又は無線リンク削除要求メッセージにおいて利用できる情報要素を示す図である。 本発明による新規情報要素を追加した無線リンク追加応答メッセージ,無線リンク追加失敗メッセージ,又は無線リンク削除応答メッセージにおいて利用できる情報要素を示す図である。 本発明による新規情報要素を追加した無線リンク追加応答メッセージ,無線リンク追加失敗メッセージ,又は無線リンク削除応答メッセージにおいて利用できる情報要素を示す図である。 図3又は4のサービス提供無線ネットワーク制御装置のようなネットワーク要素において行うことができる一連の手続ステップを示すフローチャートである。 図5のSRNC,ノードB又はUEにおいて利用できる信号プロセッサの実施例を示す図である。 ユーザ装置において実行する手続を示す図である。 図3〜5に示すノードBのようなネットワーク要素において実行する手続を示す図である。

Claims (32)

  1. 信号プロセッサによって処理される計算機プログラムコードを記憶した非一時計算機可読記憶媒体であって,前記計算機プログラムコードは無線ネットワーク制御装置が少なくとも,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線通信システムにおける標準移動手続によって無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを無線基地局へ送信し,当該応答を受信するように構成され,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時要求されなかったときに実行される,個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,ユーザ装置の通信コンテキストに無線リンクを追加する要求及びサービス提供セル変更に関する情報双方を含む非一時計算機可読記憶媒体。
  2. 前記要求は,高速データパケット接続コネクションフレーム番号を含むコネクションフレーム番号を識別する情報要素を含み,前記無線リンク識別情報は高速物理ダウンリンク共有チャネルのものとする請求項1に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  3. 前記要求に対する応答は,前記のサービス提供セル変更が成功か失敗かを示すサービス提供セル変更応答情報要素を識別する情報要素を含む請求項1に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  4. 応答メッセージ前記要求に対する応答を含み,該応答はサービス提供セル変更応答情報要素を識別する情報要素を含む請求項2に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  5. 信号プロセッサによって処理されるデータを記憶する非一時計算機可読記憶媒体であって,前記信号プロセッサは,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線通信システムにおける移動手続の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージによって前記データを転送するように構成され,
    前記データを転送する各メッセージは標準のデータ構造を有し,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時要求されなかったときに実行される,個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,無線リンク識別情報を含む情報要素と,高速ダウンリンク共有チャネルサービス提供セル変更情報を含む情報要素と,を含む要求を含み,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,サービス提供強化個別チャネル無線リンクを識別する情報要素を含む要求を含む非一時計算機可読記憶媒体
  6. 前記応答は,媒体接続制御指示子を示す情報要素を含む請求項3に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  7. 前記応答は,無線ネットワーク一時識別子を示す情報要素を含む請求項3に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  8. 前記応答は,無線ネットワーク一時識別子を示す情報要素を含む請求項6に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  9. 応答メッセージ前記要求に対する応答を含むことを特徴とし,該応答は前記サービス提供強化個別チャネル無線アップリンクの制御チャネル情報を識別する情報要素を含む請求項5に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  10. プロセッサ及び計算機プログラムコードを含むメモリを備えたネットワーク要素であって,前記メモリ及び計算機プログラムコードは前記プロセッサを用いて前記ネットワーク要素が少なくとも,ユーザ装置からの測定報告に応答して,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線通信システムの別のネットワーク要素に,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを供給し,
    前記無線リンク追加の成功表示又は不成功表示を含む応答メッセージを受信するように構成され,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,無線リンク識別情報を含む情報要素と,高速ダウンリンク共有チャネルサービス提供セル変更情報を含む情報要素と,を含み,
    前記結合メッセージは,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されなかったときに実行される,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないようにするネットワーク要素。
  11. プロセッサ及び計算機プログラムコードを含むメモリを備えたユーザ装置であって,前記メモリ及び計算機プログラムコードは前記プロセッサを用いて前記ユーザ装置が少なくとも,
    隣接セルに関する情報を有する測定報告をネットワーク要素に供給し,
    コネクションフレーム番号を識別する情報要素を含活性集合更新メッセージを前記ネットワーク要素から受信する,
    ように構成され,
    前記コネクションフレーム番号を識別する情報要素もまた,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージによって前記ネットワーク要素から別のネットワーク要素に送信され,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されなかったときに実行される,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,前記無線リンクを追加する要求及びサービス提供セル変更に関する情報を結合するユーザ装置。
  12. プロセッサ及び計算機プログラムコードを含むメモリを備えたネットワーク要素であって,前記メモリ及び計算機プログラムコードは前記プロセッサを用いて前記ネットワーク要素が少なくとも,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,別のネットワーク要素からの無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージに応答して無線リンクを追加し,
    前記別のネットワーク要素に応答メッセージを供給するように構成され,
    前記結合メッセージは,無線リンク識別情報を含む情報要素と,高速ダウンリンク共有チャネルサービス提供セル変更情報を含む情報要素と,を含み,
    前記メッセージは,高速データパケット接続のコネクションフレーム番号を含むコネクションフレーム番号を識別する情報要素を含み,前記無線リンク識別情報は高速物理ダウンリンク共有チャネルの識別情報であり,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されなかったときに実行される,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないようにするネットワーク要素。
  13. システムであって,
    該システムの隣接セルに関する情報を有する,ユーザ装置からの測定報告に応答して,活性集合更新メッセージを前記ユーザ装置に提供し,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線リンク追加及びサービス提供セル変更要求結合メッセージを供給し,該結合メッセージは,個別セル変更手続及び個別無線リンク追加手続を別個に実行することを避けるために前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加に関する情報を含む第1ネットワーク要素と,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更要求結合メッセージに応答して,前記第1ネットワーク要素に応答メッセージを供給する第2ネットワーク要素と,
    を備えるシステム。
  14. 前記第1ネットワーク要素はまた,前記応答メッセージに応答して,前記活性集合更新メッセージを供給する請求項13に記載のシステム。
  15. ユーザ装置において実行する方法であって,
    隣接セルに関する情報を有する測定報告をネットワーク要素に供給するステップと,
    コネクションフレーム番号に関する情報要素を含む活性集合更新メッセージを前記ネットワーク要素から受信するステップと,
    を有
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,前記コネクションフレーム番号に関する前記情報もまた,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージによって前記ネットワーク要素から別のネットワーク要素に送信され,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別セル変更手続を別個に実行することを避けるために,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続を可能にし,
    前記別のネットワーク要素は前記ユーザ装置と無線で通信するためのものとする方法。
  16. ネットワーク要素において実行する方法であって,
    ユーザ装置から測定報告を受信するステップと,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを別のネットワーク要素に供給するステップと,
    を有
    サービス提供セル変更情報要素は,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別セル変更手続を別個に実行しないように,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続を可能にするために,前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージに含まれる方法。
  17. ネットワーク要素において実行する方法であって,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,前記ネットワーク要素と別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別セル変更手続を別個に実行しないように,前記ネットワーク要素と前記別のネットワーク要素との間の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続を可能にするために,コネクションフレーム番号を識別する情報要素を有する無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを別のネットワーク要素から受信するステップと,
    コネクションフレーム番号を識別する前記情報要素を有する活性集合更新メッセージを,前記別のネットワーク要素がユーザ装置へ送信できるように,応答メッセージを前記別のネットワーク要素に供給するステップと,
    を有する方法。
  18. 無線通信システムにおける移動手続に関する無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージ及び当該応答を処理するための計算機プログラムを記憶した非一時計算機可読記憶体であって,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されなかったときに実行される,個別無線リンク追加手続の前又は後の個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,各メッセージが,ユーザ装置の通信コンテキストに無線リンクを追加する要求及びサービス提供セル変更に関する情報双方を含む非一時計算機可読記憶媒体
  19. 前記要求は,高速データパケット接続コネクションフレーム番号を含むコネクションフレーム番号を識別する情報要素を含み,前記無線リンク識別情報は高速物理ダウンリンク共有チャネルのものとする請求項18に記載の非一時計算機可読記憶媒体
  20. 無線通信システムにおける移動手続に関する無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを処理するための集積回路であって,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されなかったときに実行される,個別サービス提供セル変更手続を別個に実行しないように,各メッセージが,ユーザ装置の通信コンテキストに無線リンクを追加する要求及びサービス提供セル変更に関する情報双方を含む集積回路。
  21. 前記要求は,高速データパケット接続コネクションフレーム番号を含むコネクションフレーム番号を識別する情報要素を含み,前記無線リンク識別情報は高速物理ダウンリンク共有チャネルのものとする請求項20に記載の集積回路。
  22. 隣接セルに関する情報を有する測定報告をネットワーク要素に供給する送信器と,
    前記ネットワーク要素からの活性集合更新メッセージに応答する受信器と,
    を備える装置であって,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,前記活性集合更新メッセージはコネクションフレーム番号に関する情報要素を含み,
    前記ネットワーク要素と別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続を可能にするため,前記コネクションフレーム番号に関する前記情報もまた,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージによって前記ネットワーク要素から前記別のネットワーク要素に送信され
    前記別のネットワーク要素は,前記コネクションフレーム番号によって同期された前記装置と無線で通信するためのものとする装置。
  23. ユーザ装置からの測定報告に応答する受信器と,
    信器と,
    を備える装置であって,前記送信器は,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記装置と別の装置との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別サービス提供セル変更手続を別個に実行しないように,無線リンク追加及びサービスセル変更結合手続を可能にするため,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを前記別の装置に供給し,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージ内の情報要素として,コネクションフレーム番号が含まれる装置。
  24. 無線リンク追加要求及びサービス提供セル変更情報双方を含む,別の装置からの無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージに応答する受信器と
    答メッセージを前記別の装置に供給する送信器と,
    を備え
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記装置と前記別の装置との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別サービス提供セル変更手続を別個に実行しないように,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続きを可能にする装置。
  25. 隣接セルに関する情報を有する測定報告を送信するユーザ装置と,
    前記ユーザ装置からの前記測定報告に応答して,コネクションフレーム番号を識別する情報要素を有する無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを供給するサービス提供無線ネットワーク制御装置と,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージに応答して,応答メッセージを前記サービス提供無線ネットワーク制御装置に送信する無線基地局と,
    を備えるシステムであって,
    該無線基地局から前記応答メッセージを受信したとき,前記ユーザ装置が追加無線リンクから情報を受信開始するために適切なフレーム番号を選択する際に用いるために,前記無線ネットワーク制御装置が前記コネクションフレーム番号を識別する前記情報要素を有する活性集合更新メッセージを前記ユーザ装置へ送信し,
    個別サービス提供セル変更手続を実行しないようにするシステム。
  26. 隣接セルに関する情報を有する測定報告に応答して,コネクションフレーム番号情報要素を有する活性集合更新メッセージを前記ユーザ装置へ送信し,前記コネクションフレーム番号情報要素を有する無線リンク削除及びサービス提供セル変更結合メッセージを送信するサービス提供無線ネットワーク制御装置と,
    記コネクションフレーム番号情報要素を有する無線リンク削除及びサービス提供セル変更結合メッセージに応答して,応答メッセージを前記サービス提供無線ネットワーク制御装置に送信する無線基地局と,
    を備えるシステムであって,
    その後該無線基地局を介し,前記コネクションフレーム番号情報要素を用いてデータを前記サービス提供無線ネットワーク制御装置から前記ユーザ装置へ送信し,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記サービス提供無線ネットワーク制御装置及び前記無線基地局との間で個別サービス提供セル変更手続を実行しないようにするシステム。
  27. ユーザ装置から測定報告を受信する手段と,
    無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを要求メッセージとして別の装置に供給する手段と,
    を備える装置であって,
    コネクションフレーム番号を前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージに情報要素として含み,
    前記装置は,サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,個別サービス提供セル変更手続を実行しないようにする装置。
  28. 前記別の装置から応答メッセージに応答して,前記コネクションフレーム番号を情報要素として含む活性集合更新メッセージを前記ユーザ装置に提供する手段を更に備える請求項27に記載の装置。
  29. 前記ユーザ装置は,前記コネクションフレーム番号を用いてデータを受信できる請求項28に記載の装置。
  30. プロセッサ及び計算機プログラムコードを含むメモリを備えた装置であって,前記メモリ及び計算機プログラムコードは,前記プロセッサを用いて前記装置が,
    隣接セルに関する情報を有する測定報告をネットワーク要素に供給し,
    コネクションフレーム番号に関係する情報を含む活性集合更新メッセージを前記ネットワーク要素から受信する,
    ように構成され,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求された場合,前記ネットワーク要素と別のネットワーク要素との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別サービス提供セル変更手続を実行しないように,前記コネクションフレーム番号を識別する情報要素もまた,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージによって前記ネットワーク要素から前記別のネットワーク要素に送信され,
    前記別のネットワーク要素は前記装置と無線で通信するためのものとする装置。
  31. プロセッサと,
    計算機プログラムコードを含むメモリと,
    を備える装置であって,前記メモリ及び前記計算機プログラムコードは,前記プロセッサを用いて前記装置が少なくとも,
    ユーザ装置から測定報告を受信し,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを別の装置に供給する,
    ように構成され,
    前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージは,前記装置と前記別の装置との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別セル変更手続を別個に実行しないように,前記装置と前記別の装置との間の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続の実行を可能にし,
    コネクションフレーム番号が,前記無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージの情報要素として含まれる装置。
  32. プロセッサと,
    計算機プログラムコードを含むメモリと,
    を備える装置であって,前記メモリ及び前記計算機プログラムコードは,前記プロセッサを用いて前記装置が少なくとも,
    サービス提供セル変更及び無線リンク追加双方が同時に要求されたとき,前記装置と別の装置との間の個別無線リンク追加手続の前又は後に個別セル変更手続を別個に実行しないように,前記装置と前記別の装置との間の無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合手続の実行を可能にするために,無線リンク追加及びサービス提供セル変更結合メッセージを別の装置から受信し,
    応答メッセージを前記別の装置に供給する,
    ように構成される装置。
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