JP4692118B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
可変動弁機構を備えたエンジンの制御装置として、燃費や出力の向上を図ることを目的としたものは種々提案されているが、運転性の向上を図ることを目的としたものについては未だ適当な提案がなされていない。
(1)請求項1に記載の発明は、カムシャフトにより開弁されるエンジンバルブ、及び同バルブの開閉特性を変更する可変動弁機構を含む車載型のエンジンに適用されるものであり、前記可変動弁機構の制御を通じて前記エンジンバルブの開閉特性を変更するエンジンの制御装置において、エンジンの停止中かつ所定の条件が成立しているとき、前記エンジンバルブの開閉特性を変更し、エンジンの停止中にイグニッションスイッチがオン位置に切り替えられてからスタータモータの駆動が開始されるまでの間、前記エンジンバルブの開閉特性の変更を禁止し、前記スタータモータの駆動が開始された後に前記エンジンバルブの開閉特性の変更を開始する制御手段を備えたことを要旨としている。
本実施形態では、インテークバルブの開閉特性(バルブ作用角及び最大バルブリフト量)を変更する可変動弁機構として本発明を具体化している。
図1に、本発明にかかる可変動弁機構を備えたエンジンの概略構造を示す。
図2に、上記エンジンにおけるシリンダヘッドの平面構造を示す。
シリンダブロック2には、複数のシリンダ21が備えられている。
シリンダ21の周囲には、ウォータージャケット22が形成されている。
ピストン23は、コネクティングロッド25を介してクランクシャフト26と連結されている。
インテークバルブ33は、インテークカムシャフト34のカム34Cを通じて開弁される一方で、バルブスプリングを通じて閉弁される。
エキゾーストバルブ37は、エキゾーストカムシャフト38のカム38Cを通じて開弁される一方で、バルブスプリングを通じて閉弁される。
インジェクタ41は、燃焼室24へ燃料を噴射する。
可変動弁機構5は、インテークバルブ33の開弁期間(バルブ作用角INCAM)を変更する。
バッテリ12は、スタータモータ11、イグニッションプラグ42、可変動弁機構5及び電子制御装置9等へ電力を供給する。図1においては、バッテリ12からこれら各装置への電力の供給経路が一点鎖線にて示されている。なお、バッテリ12は、エンジン1を搭載した車両に備えられている。以降の説明において、「車両」はエンジン1を搭載した車両を示す。
電子制御装置9は、エンジン制御にかかる演算処理を実行する中央演算処理装置、エンジン制御に必要なプログラムやマップが予め記憶された読み出し専用メモリ、中央演算処理装置の計算結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ、外部の信号を入力するための入力ポート、及び外部へ信号を出力するための出力ポート等を備えて構成されている。
電子制御装置9は、上記各センサの出力信号等から把握されるエンジン運転状態に基づいて、スロットルバルブ39の開度(スロットル開度THR)を調整するスロットル制御、インジェクタ41の燃料噴射量を調整する燃料噴射制御、イグニッションプラグ42の点火時期を調整する点火時期制御、並びにバルブ作用角INCAMを調整する可変動弁機構制御等の各種制御を行う。なお、制御手段は電子制御装置9を含めて構成されている。
図3を参照して、可変動弁機構5によるバルブ作用角INCAMの変更態様について説明する。
図4〜図11を参照して、可変動弁機構5の詳細な構造について説明する。なお、可変動弁機構5においては、各シリンダ21に対応した箇所の構造が共通しているため、図4、図5、図8、図9及び図10では、1つのシリンダ21に対応した箇所の構造のみを示している。
図4に、可変動弁機構5の斜視構造を示す。
可変動弁機構5は、電動アクチュエータ5Aと動弁機構本体5Bとを備えて構成されている。
電動アクチュエータ5Aは、電動モータ5A1と運動変換機構5A2とを備えて構成されている。電動モータ5A1は、バッテリ12から供給された電力を通じて駆動する。運動変換機構5A2は、電動モータ5A1の回転運動を直線運動に変換してコントロールシャフト52に伝達する。即ち、可変動弁機構5においては、電動アクチュエータ5Aの電動モータ5A1を通じてコントロールシャフト52が駆動される。
図5に、動弁機構本体5Bの分解斜視構造を示す。
図6に、スライダギア6の斜視構造を示す。
バルブリフト機構53は、スライダギア6、入力ギア7及び出力ギア8を備えて構成されている。
スライダギア6には、スライダギア入力スプライン61及びスライダギア出力スプライン62が設けられている。
入力ギア7は、その本体となる入力ギアハウジング72を備えて構成されている。
入力ギアハウジング72の内部には、ロッカーシャフト51の軸方向へ延びる空間が形成されている。また、入力ギアハウジング72の内周側には、スライダギア6のスライダギア入力スプライン61とかみ合うヘリカルスプライン(入力ギアスプライン71)が形成されている。
・支持アーム73L,73Rは、入力ギアハウジング72の外周から径方向へ突出して形成されている。また、互いに平行となるように形成されている。
・シャフト73Aは、ロッカーシャフト51の軸線と平行となるように支持アーム73Lと支持アーム73Rとの間に設けられている。
・ローラ73Bは、シャフト73Aに回転可能な状態で取り付けられている。
出力ギア8は、その本体となる出力ギアハウジング82を備えて構成されている。
出力ギアハウジング82の内部には、ロッカーシャフト51の軸方向に延びた空間が形成されている。また、出力ギアハウジング82の内周側には、スライダギア6のスライダギア出力スプライン62とかみ合うヘリカルスプライン(出力ギアスプライン81)が形成されている。なお、出力ギアスプライン81の歯すじの傾斜方向は、入力ギアスプライン71の歯すじの傾斜方向と反対に形成されている。
図8に、ロッカーシャフト51及びコントロールシャフト52の斜視構造を示す。
コントロールシャフト52において、バルブリフト機構53が取り付けられる箇所には、ピン挿入穴52Hが形成されている。即ち、本実施形態においては、コントロールシャフト52に4つのピン挿入穴52Hが形成されている。
ロッカーシャフト51において、コントロールシャフト52のピン挿入穴52Hと対応する箇所には、ピン移動孔51Hが形成されている。ピン移動孔51Hは、ロッカーシャフト51上おけるコネクトピン54の移動を許容できるように軸方向へ延びる長孔として形成されている。
ブッシュ55は、コントロールシャフト52の軸方向と略直交する面(支持端面55F)がスライダギア6のピン溝64に対して面接触するように形成されている。また、コネクトピン54をはめ込むためのピン挿入孔55Hが形成されている。
図9に、動弁機構本体5Bの分解斜視構造を示す。
動弁機構本体5Bの各部材は、次の手順をもって組み付けることができる。
・コントロールシャフト52をロッカーシャフト51内に挿入する。
・ブッシュ55をスライダギア6のピン溝64に配置する。
・ロッカーシャフト51をスライダギア6内に挿入される。
・コネクトピン54の後端部をスライダギア6、ブッシュ55、及びロッカーシャフト51を介してコントロールシャフト52にはめ込む。
図10に、バルブリフト機構53の内部構造を示す。
コネクトピン54は、その先端部がスライダギア6の内周面と接触しない状態でピン溝64に配置されている。また、ブッシュ55は、支持端面55Fがスライダギア6と面接触した状態でピン溝64に配置されている。
これにより、インテークカムシャフト34のトルクが入力ギア7へ伝達されたとき、スライダギア6がロッカーシャフト51を軸として揺動する。即ち、ピン溝64がコネクトピン54及びブッシュ55に対して周方向へ相対移動する。このとき、ブッシュ55の支持端面55Fとピン溝64とが面接触した状態で摺動するため、相対移動が安定して行われるようになる。
可変動弁機構5においては、コントロールシャフト52の軸方向への移動を通じてスライダギア6と入力ギア7及び出力ギア8との軸方向の相対位置を変更した場合、入力ギア7と出力ギア8とに対して互いに逆方向のねじり力が付与されるようになる。
(a)上記相対位相差が小さくなるにつれて、即ち周方向において入力アーム73と出力アーム83とが接近するにつれて、インテークバルブ33のバルブ作用角INCAM及び最大バルブリフト量INVLは小さくなる。
(b)上記相対位相差が大きくなるにつれて、即ち周方向において入力アーム73と出力アーム83とが離間するにつれて、インテークバルブ33のバルブ作用角INCAM及び最大バルブリフト量INVLは大きくなる。
図11に、シリンダヘッド3における可変動弁機構5周辺の構造を示す。
シリンダヘッド3において、インテークバルブ33の上方にはインテークローラロッカーアーム43が配置されている。また、インテークカムシャフト34とインテークローラロッカーアーム43との間には、可変動弁機構5のバルブリフト機構53が配置されている。
図12を参照して、電子制御装置9により切り替えられる可変動弁機構5の駆動モードについて説明する。
電子制御装置9は、基本的には次の(a)及び(b)の態様をもって可変動弁機構5の駆動モードを選択する。
電子制御装置9は、「可変動弁機構駆動処理」を通じて各駆動モードの切り替えを行う。「可変動弁機構駆動処理」は、次の(a)〜(f)の処理により構成されている。
(a)「第1可変動弁機構駆動処理」(図14及び図15)。
(b)「第2可変動弁機構駆動処理」(図17及び図18)。
(c)「第3可変動弁機構駆動処理」(図22及び図23)。
(d)「第4可変動弁機構駆動処理」(図25及び図26)。
(e)「第5可変動弁機構駆動処理」(図29)。
(f)「第6可変動弁機構駆動処理」(図32)。
電子制御装置9は、次の(a)〜(c)の態様をもって「可変動弁機構駆動処理」を実行する。なお、本実施形態の車両においては、イグニッションスイッチ97が「OFF」、「ACC」、「ON」及び「START」のいずれの位置にあるときも電子制御装置9の駆動が継続されるようになっている。
(a)電子制御装置9の駆動開始にともなって「第1可変動弁機構駆動処理」を開始する。
(b)「第1可変動弁機構駆動処理」を開始した後、各処理に流れに従って適宜の可変動弁機構駆動処理を実行する。
(c)「第5可変動弁機構駆動処理」の終了時に「第6可変動弁機構駆動処理」を開始していないとき、または「第6可変動弁機構駆動」の終了時に「第4可変動弁機構駆動処理」を開始していないとき、再度「第1可変動弁機構駆動処理」を開始する。
可変動弁機構5の駆動モードと各可変動弁機構駆動処理との関係を以下に示す。
(a)可変動弁機構5の駆動モードが「第1モード」に設定されているとき、「第1可変動弁機構駆動処理」(図14及び図15)が実行される。また、「第1可変動弁機構駆動処理」の一環として実行される「第1アクチュエータ駆動処理」(図16)を通じて電動アクチュエータ5Aの制御が行われる。
電子制御装置9は、基本的には次の(a)〜(h)の態様をもって駆動モードの切り替えを行う。なお、以下では切り替えにおける代表的な条件のみを示している。
電子制御装置9による電動アクチュエータ5Aの制御態様の概略について説明する。
電子制御装置9は、エンジン運転中、実際のバルブ作用角INCAMを監視する。そして、制御上で把握しているバルブ作用角INCAM(監視バルブ作用角INCAMmnt)と目標のバルブ作用角INCAM(目標バルブ作用角INCAMtrg)とが異なるとき、監視バルブ作用角INCAMmntと目標バルブ作用角INCAMtrgとが一致するように電動アクチュエータ5Aを制御する。
(1)電動アクチュエータ5A(電動モータ5A1)の制御量に基づいて現在のコントロールシャフト52の位置を把握する。
(2)コントロールシャフト52の位置とバルブ作用角INCAMとの関係が予め設定されたマップに上記(1)にて把握したコントロールシャフト52の位置を適用することで、監視バルブ作用角INCAMmntを算出する。
(a)「待機状態」:バッテリ12から電力が供給されない状態。
(b)「可変状態」:バッテリ12から供給された電力によりコントロールシャフト52の位置を変更する状態。
(c)「保持状態」:バッテリ12から供給された電力によりコントロールシャフト52の位置を固定する状態。
(a)監視バルブ作用角INCAMmntが目標バルブ作用角INCAMtrgと異なるとき、電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「可変状態」に設定してバルブ作用角INCAMの変更を行う。
(b)監視バルブ作用角INCAMmntが目標バルブ作用角INCAMtrgと一致したとき、電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「保持状態」に設定してバルブ作用角INCAMをそのときの大きさに維持する。
エンジン1においては、可変動弁機構5によるバルブ作用角INCAMの変更を通じて吸気流量GAの調整を行うことで、低負荷運転状態での燃費の向上や高負荷運転状態での出力の向上を図ることが可能となる。一方で、可変動弁機構5が十分に暖機されていない状態(コントロールシャフト52等のフリクションが大きい状態)においては、バルブ作用角INCAMの変更を行うときに電動アクチュエータ5Aの負荷が過度に大きくなる傾向にある。
(a)可変動弁機構5の暖機が完了していないとき(可変動弁機構5の駆動モードが「第2モード」に設定されているとき)、スロットル開度THRの変更を通じて吸気流量GAの調整を行う。即ち、吸気流量計測値GAMが吸気流量GAの目標値(目標吸気流量GAtrg)へ収束するようにスロットル開度THRを制御する。なお、目標吸気流量GAtrgは、アクセル操作量ACP及びエンジン回転速度NE等に基づいて算出することができる。
「可変動弁機構駆動処理」の説明に先立ち、エンジン1を始動させるための「エンジン始動処理」について説明する。
本処理は、電子制御装置9を通じて行われる。また、イグニッション信号IGがオフからオンへ切り替わったことを条件に開始される。
・オフからオンに切り替わったとき、ステップS12の処理を行う。
・オフからオンに切り替わっていないとき、再度ステップS10の処理を行う。
[ステップS14]気筒判別が完了したことに基づいて、燃料噴射制御及び点火制御の実行を許可する。
ステップS20の処理では、エンジン回転速度計測値NEMが判定値以上であることをもって初爆状態から完爆状態へ移行したと判定するようにしている。なお、初爆状態は、混合気の燃焼が行われているもののエンジン1が自立運転できない状態(スタータモータ11によるトルクの補助がないとクランクシャフト26の回転が継続されない状態)を示す。また、完爆状態は、エンジン1が自立運転できる状態(スタータモータ11によるトルクの補助がなくともクランクシャフト26の回転が継続される状態)を示す。
・エンジン1が完爆状態へ移行しているとき、ステップS22の処理を行う。
・エンジン1が完爆状態へ移行していないとき、再度ステップS20の処理を行う。
[ステップS24]エンジン1の始動が完了したことを示す始動完了フラグeSTをオンに設定する。
図14及び図15を参照して、「第1可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS110]イグニッション信号IGがオフからオンに切り替わったか否かを判定する。
・オフからオンに切り替わったとき、ステップS112の処理を行う。
・オフからオンに切り替わっていないとき、再度ステップS110の処理を行う。
[ステップS120]イグニッション信号IGがオンからオフへ切り替わったか否かを判定する。
・オンからオフへ切り替わったとき、ステップS122(図15)の処理を行う。
・オンからオフへ切り替わっていないとき、ステップS130の処理を行う。
[ステップS124]「第5可変動弁機構駆動処理」(図29)を開始するとともに「第1可変動弁機構駆動処理」を終了する。即ち、可変動弁機構5の駆動モードを「第1モード」から「第5モード」へ切り替える。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS132の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS120の処理を行う。
図16を参照して、「第1アクチュエータ駆動処理」について説明する。
[ステップT102]電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「待機状態」に設定する。即ち、電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「可変状態」及び「保持状態」のいずれかに切り替えることを禁止する。
(a)モータ駆動期間TMがマスク期間TMX未満のとき、スタータモータ11の駆動によりバッテリ電圧BVが過度に低下していると判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT110の処理を行う。
(b)モータ駆動期間TMがマスク期間TMX以上のとき、バッテリ電圧BVがスタータモータ11の駆動により過度に低下した状態を脱したと判断する。この判定結果が得られたときは、「第1アクチュエータ駆動処理」を終了する。
図17及び図18を参照して、「第2可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS202]「第2アクチュエータ駆動処理」(図19)を開始する。なお、「第2アクチュエータ駆動処理」の詳細な処理手順については後述する。
・エンジンストールが発生したとき、ステップS212(図18)の処理を行う。
・エンジンストールが発生していないとき、ステップS220の処理を行う。
[ステップS214]「第4可変動弁機構駆動処理」(図25)を開始するとともに「第2可変動弁機構駆動処理」を終了する。即ち、可変動弁機構5の駆動モードを「第2モード」から「第4モード」へ切り替える。
・オンからオフへ切り替わっているとき、ステップS222(図18)の処理を行う。
・オンからオフへ切り替わっていないとき、ステップS230の処理を行う。
[ステップS224]「第5可変動弁機構駆動処理」(図29)を開始するとともに「第2可変動弁機構駆動処理」を終了する。即ち、可変動弁機構5の駆動モードを「第2モード」から「第5モード」へ切り替える。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS232の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS210の処理を行う。
図19〜図21を参照して、「第2アクチュエータ駆動処理」について説明する。
[ステップT210]吸気温度計測値THAMが基準吸気温度THAX以上か否かを判定する。
(a)吸気温度計測値THAMが基準吸気温度THAX以上のとき、実圧縮比が過度に大きくなることによりノッキングの発生をまねくおそれがあると判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT212の処理を行う。
(b)吸気温度計測値THAMが基準吸気温度THAX未満のとき、ノッキングをまねくおそれはないと判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT232(図20)の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第1バルブ作用角INCAMfstと一致しているとき、ステップT222の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第1バルブ作用角INCAMfstと一致していないとき、再度ステップT220の処理を行う。即ち、監視バルブ作用角INCAMmntが第1バルブ作用角INCAMfstと一致するまで電動アクチュエータ5Aの「可変状態」を継続する。
電子制御装置9は、ステップT230の判定処理を通じて、バルブ作用角INCAMの大きさについて次のように判断する。
(a)始動後期間TEが基準始動後期間TEX以上のとき、スロットルバルブ39が吸気絞りとして適切に機能するため、バルブ作用角INCAMを第1バルブ作用角INCAMfst以外の作用角に設定してもノッキングの発生を抑制することができると判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT232の処理を行う。
(b)始動後期間TEが基準始動後期間TEX未満のとき、スロットルバルブ39が吸気絞りとして適切に機能しないため、バルブ作用角INCAMを第1バルブ作用角INCAMfstに設定する必要があると判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT230の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第2バルブ作用角INCAMscdと一致しているとき、ステップT242の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第2バルブ作用角INCAMscdと一致していないとき、再度ステップT240の処理を行う。即ち、監視バルブ作用角INCAMmntが第2バルブ作用角INCAMscdと一致するまで電動アクチュエータ5Aの「可変状態」を継続する。
ステップT250の処理では、可変動弁機構5の暖機状態の指標値として冷却水温度THWを採用するとともに、冷却水温度計測値THWMと基準冷却水温度THWXとを比較することで、可変動弁機構5の暖機が完了したか否かを判定するようにしている。なお、基準冷却水温度THWXは、試験等を通じて予め設定されている。
(a)冷却水温度計測値THWMが基準冷却水温度THWX以上のとき、可変動弁機構5の暖機が完了していると判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT260の処理を行う。
(b)冷却水温度計測値THWMが基準冷却水温度THWX未満のとき、可変動弁機構5の暖機が完了していないと判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT232の処理を行う。
[条件1]:車両の走行状態が低速走行状態でない。
[条件2]:エンジン1の運転状態が過渡運転状態である。
[条件3]:エンジン1の運転状態が高負荷運転状態である。
[条件4]:エンジン1の運転状態が低負荷運転状態でない。
吸気率GAPは、エンジン1において得られる最大の吸気流量GA(最大吸気流量GAmax)と吸気流量計測値GAMとの比率を示す。即ち、「GAP←GAM/GAmax」を通じて算出される。なお、最大吸気流量GAmaxは、試験等を通じて予め把握されている値が採用される。
〔1〕「[条件1]について」
車両の走行速度(車速SPD)が比較的大きい状態においては、エンジン1や車両の振動も大きいため、トルクの変動が運転者に伝わりにくい。従って、車速SPDがそうした領域(トルク変動許容領域)にあるときに「第2モード」から「第3モード」への移行を許可することで、駆動モードの移行に起因する運転性の悪化を抑制することが可能となる。
(a)車速計測値SPDMが下限車速SPDUL以上のとき、エンジン1や車両の振動が比較的大きいため、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなってトルク変動が生じたとしても運転性の悪化を抑制することができると判断する。
(b)車速計測値SPDMが下限車速SPDUL未満のとき、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなうトルク変動に起因して運転性の悪化をまねくおそれがあると判断する。
エンジン1の運転状態が過渡運転状態のときは、エンジン1や車両の振動が大きいため、トルクの変動が運転者に伝わりにくい。従って、過渡運転状態のときに「第2モード」から「第3モード」への移行を行うことで、駆動モードの移行に起因する運転性の悪化を抑制することが可能となる。
(a)吸気率GAPが基準変化量△GAPX以上のとき、エンジン1や車両の振動が比較的大きいため、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなってトルク変動が生じたとしても運転性の悪化を抑制することができると判断する。
(b)吸気率GAPが基準変化量△GAPX未満のとき、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなうトルク変動に起因して運転性の悪化をまねくおそれがあると判断する。
エンジン1の運転状態が高負荷運転状態のときは、バルブ作用角INCAMがより大きい作用角に設定される。一方で、「第2モード」が選択されているとき、バルブ作用角INCAMは、基本的にはエンジン1の運転状態が中負荷運転状態や低負荷運転状態のときに設定される作用角よりも大きい作用角に設定される。従って、エンジン1の運転状態が高負荷運転状態のときに「第2モード」から「第3モード」への移行を行うことで、駆動モードの移行にともなうバルブ作用角INCAMの変化量が小さくなるため、駆動モードの移行に起因する運転性の悪化を抑制することが可能となる。
(a)吸気率GAPが基準変化量△GAPX以上のとき、駆動モードの移行時におけるバルブ作用角INCAMの変化量が比較的小さいため、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなってトルク変動が生じたとしても運転性の悪化を抑制することができると判断する。
(b)吸気率GAPが基準変化量△GAPX未満のとき、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなうトルク変動に起因して運転性の悪化をまねくおそれがあると判断する。
駆動モードの移行に際しては、実際の吸気流量GAと目標吸気流量GAtrgとの乖離が増大するとともに実際の吸気流量GAが目標吸気流量GAtrgを大きく下回ることによりエンジンストールをまねくおそれもある。一方で、エンジン1の負荷が比較的大きい状態(低負荷運転状態でないとき)では、吸気流量GAが一時的に小さくなったとしてもエンジンストールの発生が回避されるようになる。なお、低負荷運転状態としては、例えばアイドル運転状態が挙げられる。
(a)吸気率GAPが第2吸気率GAPX2以下のとき、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなって実際の吸気流量GAが目標吸気流量GAtrgを大きく下回ったときにエンジンストールをまねくおそれがあると判断する。
(b)吸気率GAPが第2吸気率GAPX2よりも大きいとき、「第2モード」から「第3モード」への移行にともなって実際の吸気流量GAが目標吸気流量GAtrgを大きく下回ったとしてもエンジンストールをまねくおそれはないと判断する。
図22及び図23を参照して、「第3可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS302]「第3アクチュエータ駆動処理」(図24)を開始する。なお、「第3アクチュエータ駆動処理」の詳細な処理手順については後述する。
・エンジンストールが発生したとき、ステップS312(図23)の処理を行う。
・エンジンストールが発生していないとき、ステップS320の処理を行う。
[ステップS314]「第4可変動弁機構駆動処理」(図25)を開始するとともに「第3可変動弁機構駆動処理」を終了する。即ち、可変動弁機構5の駆動モードを「第3モード」から「第4モード」へ切り替える。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS322の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS310の処理を行う。
図24を参照して、「第3アクチュエータ駆動処理」について説明する。
[ステップT302]現在のエンジン1の運転状態に適合したバルブ作用角INCAM(第3バルブ作用角INCAMthd)を算出する。
[ステップT306]電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「可変状態」に設定する。そして、バルブ作用角INCAMが第3バルブ作用角INCAMthdとなるように電動アクチュエータ5Aを制御する。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第3バルブ作用角INCAMthdと一致しているとき、ステップT312の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが第3バルブ作用角INCAMthdと一致していないとき、ステップT320の処理を行う。
・オンからオフへ切り替わったとき、「第3アクチュエータ駆動処理」を終了する。
・オンからオフへ切り替わっていないとき、再度ステップT302の処理を実行する。
図25及び図26を参照して、「第4可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS402]「第4アクチュエータ駆動処理」(図27)を開始する。なお、「第4アクチュエータ駆動処理」の詳細な処理手順については後述する。
・オンからオフへ切り替わったとき、ステップS412(図26)の処理を行う。
・オンからオフへ切り替わっていないとき、ステップS420の処理を行う。
[ステップS414]「第5可変動弁機構駆動処理」(図29)を開始するとともに「第4可変動弁機構駆動処理」を終了する。即ち、可変動弁機構5の駆動モードを「第4モード」から「第5モード」へ切り替える。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS430の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS410の処理を行う。
・移行が指定されているとき、ステップS432の処理を行う。
・移行が指定されていないとき、ステップS440(図26)の処理を行う。
・移行が指定されているとき、ステップS442の処理を行う。
・移行が指定されていないとき、ステップS444の処理を行う。
図27及び図28を参照して、「第4アクチュエータ駆動処理」について説明する。
[ステップT402]電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「保持状態」に設定する。
・再始動が開始されたとき、ステップT420の処理を行う。
・再始動が開始されていないとき、ステップT430(図28)の処理を行う。
・マスク期間TMX以上のとき、ステップT422の処理を行う。
・マスク期間TMX未満のとき、再度ステップT420の処理を行う。
(a)エンジンストールが生じる前(「第4可変動弁機構駆動処理」の開始前)に「第2モード」が選択されていたときは、「第2モード」を「第4アクチュエータ駆動処理」の終了後に移行する駆動モードとして設定する。
(b)エンジンストールが生じる前(「第4可変動弁機構駆動処理」の開始前)に「第3モード」が選択されていたときは、「第3モード」を「第4アクチュエータ駆動処理」の終了後に移行する駆動モードとして設定する。
エンジンストールが生じたとき、通常であればしばらくした後にエンジン1が再始動されるものの、場合によっては長期にわたってエンジン1の再始動が行われないこともある。この場合は、エンジン1の再始動に備えて電動アクチュエータ5Aの「保持状態」を継続するよりも、電動アクチュエータ5Aを「待機状態」に設定してバッテリ12の電力の消費を抑制することが望ましいといえる。
(a)始動待機期間TSが基準待機期間TSX以上のとき、エンジン1の再始動がすぐに行われる可能性は小さいと判断する。即ち、電動アクチュエータ5Aを「待機状態」に設定することが望ましいと判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT432の処理を行う。
(b)始動待機期間TSが基準待機期間TSX以上のとき、エンジン1の再始動がすぐに行われる可能性が大きいと判断する。即ち、電動アクチュエータ5Aの「保持状態」を継続することが望ましいと判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT410の処理を行う。
図29を参照して、「第5可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS502]「第5アクチュエータ駆動処理」(図30)を開始する。なお、「第5アクチュエータ駆動処理」の詳細な処理手順については後述する。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS520の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS510の処理を行う。
・移行が指定されているとき、ステップS522の処理を行う。
・移行が指定されていないとき、「第5可変動弁機構駆動処理」を終了する。
図30及び図31を参照して、「第5アクチュエータ駆動処理」について説明する。
当該車両においては、エンジン1の停止中に電動アクチュエータ5Aの異常が生じたことにより、エンジン1の始動時にバルブ作用角INCAMの変更を行うことができなくなることもある。この場合、バルブ作用角INCAMが最小バルブ作用角INCAMminまたはその近傍の作用角に設定されているとすると、エンジン1の始動時において燃焼室24へ供給される空気の量が不足することにより始動不良をまねくことが想定される。
イグニッションスイッチ97は、通常であれば運転者が車両の運転を終了する意図のもとに「ON」位置から「OFF」位置へ切り替えられるものの、場合によっては運転者が運転の終了を意図していない状態で「OFF」位置へ切り替えられることもある。
(a)始動完了フラグeSTがオンのとき、運転者が車両の運転を終了するためにイグニッションスイッチ97を「OFF」位置へ切り替えたと判断する。即ち、短期間のうちにエンジン1が始動される可能性はないと判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT520の判定処理を行う。
(b)始動完了フラグeSTがオフのとき、運転者が車両の運転の終了を意図していない状態でイグニッションスイッチ97が「OFF」へ切り替えられたと判断する。即ち、短期間のうちにエンジン1が始動される可能性があると判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT514の処理を行う。
[ステップT514]「第5モード」から「第6モード」への移行を指定して「第5アクチュエータ駆動処理」を終了する。
ステップT520の処理では、車速計測値SPDMが基準車速SPDX未満であることをもってエンジン1の状態が変更許容状態にあると判定するようにしている。
(a)車速計測値SPDMが基準車速SPDX未満のとき、バルブ作用角INCAMを増大側へ変更してもエンジン回転速度NEの上昇をまねくおそれはないと判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT522の処理を行う。
(b)車速計測値SPDMが基準車速SPDX以上のとき、バルブ作用角INCAMを増大側へ変更することによりエンジン回転速度NEの上昇をまねくおそれがあると判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT520の処理を行う。
[ステップT524]電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「可変状態」に設定する。そして、バルブ作用角INCAMが最大バルブ作用角INCAMmaxとなるように電動アクチュエータ5Aを制御する。
・監視バルブ作用角INCAMmntが最大バルブ作用角INCAMmaxと一致しているとき、ステップT542の処理を行う。
・監視バルブ作用角INCAMmntが最大バルブ作用角INCAMmaxと一致していないとき、ステップT540の処理を行う。
エンジン回転速度NEが極めて小さい状態(「0」またはそれに近い状態)でバルブ作用角INCAMの変更が行われた場合、コントロールシャフト52を移動させる際の電動アクチュエータ5Aの負荷が過度に大きくなることにより、バルブ作用角INCAMの変更に起因して電動アクチュエータ5Aの損傷をまねくこともある。
(a)IGオフ期間Toffが基準オフ期間ToffX以上のとき、エンジン回転速度NEが下限回転速度NEUL以上であると判断する。即ち、バルブ作用角INCAMの変更を継続することにより電動アクチュエータ5Aの損傷をまねくおそれがあると判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT542の処理を行う。
(b)IGオフ期間Toffが基準オフ期間ToffX未満のとき、エンジン回転速度NEが下限回転速度NEUL未満であると判断する。即ち、バルブ作用角INCAMの変更を継続しても電動アクチュエータ5Aの損傷をまねくおそれはないと判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT530の処理を行う。
図32を参照して、「第6可変動弁機構駆動処理」について説明する。
[ステップS602]「第6アクチュエータ駆動処理」(図33)を開始する。なお、「第6アクチュエータ駆動処理」の詳細な処理手順については後述する。
・上記駆動処理が終了しているとき、ステップS620の処理を行う。
・上記駆動処理が終了していないとき、再度ステップS610の処理を行う。
・移行が指定されているとき、ステップS622の処理を行う。
・移行が指定されていないとき、「第6可変動弁機構駆動処理」を終了する。
図33を参照して、「第6アクチュエータ駆動処理」について説明する。
[ステップT602]電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「保持状態」に設定する。
そこで、ステップT602では、電動アクチュエータ5Aを「保持状態」に設定することでエンジン1の始動後においてバルブ作用角INCAMの変更を速やかに行うことができるようにしている。
・オフからオンに切り替わったとき、ステップT612の処理を行う。
・オフからオンに切り替わっていないとき、ステップT620の処理を行う。
[ステップT620]イグニッション信号IGがオフとなってからの経過時間(IGオフ期間Toff)が再始動期間ToffY以上か否かを判定する。
(a)IGオフ期間Toffが再始動期間ToffY以上のとき、運転者が車両の停止を意図していない状態でイグニッションスイッチ97が「OFF」位置へ切り替えられたとの予測は適切でなかったと判断する。即ち、短期間のうちにエンジン1が始動される可能性はないと判断する。この判定結果が得られたときは、ステップT622の処理を行う。
(b)IGオフ期間Toffが再始動期間ToffY未満のとき、運転者が車両の停止を意図していない状態でイグニッションスイッチ97が「OFF」位置へ切り替えられたと予測することに問題はないと判断する。即ち、短期間のうちにエンジン1が始動される可能性があると判断する。この判定結果が得られたときは、再度ステップT610の処理を行う。
図34〜図36を参照して、次の[a]〜[c]の状態における可変動弁機構5の制御態様について説明する。
[a]エンジン1が正常に運転されたとき。
[b]エンジンストールが生じたとき。
[c]エンジン1の始動不良が生じたとき。
図34に、上記[a]の状況におけるタイミングチャートを示す。
[A]時刻t11:イグニッション信号IGがオフからオンへ切り替わったことにより、可変動弁機構5の駆動モードが「第1モード」に設定される。これにともなって、電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「保持状態」及び「可変状態」のいずれかへ変更することが禁止される。
図35に、上記[b]の状況におけるタイミングチャートを示す。
[A]時刻t21:エンジン1の運転中にエンジンストールが生じたことにより、可変動弁機構5の駆動モードが「第4モード」に設定される。これにともなって、電動アクチュエータ5Aの駆動状態が「保持状態」に設定される。
図36に、上記[c]の状況におけるタイミングチャートを示す。
[A]時刻t31:イグニッション信号IGがオフからオンへ切り替わったことにより、可変動弁機構5の駆動モードが「第1モード」に設定される。これにともなって、電動アクチュエータ5Aの駆動状態を「保持状態」及び「可変状態」のいずれかへ変更することが禁止される。
以上詳述したように、この実施形態にかかるエンジンの制御装置によれば、以下に示すような効果が得られるようになる。
・車両の走行速度(車速SPD)が比較的大きい状態においては、エンジン1や車両の振動が大きいため、トルクの変動が運転者に伝わりにくい。従って、車速SPDがそうした領域(トルク変動許容領域)にあるときに「第2モード」から「第3モード」への移行を許可することで、駆動モードの移行に起因する運転性の悪化を抑制することが可能となる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した、例えば次のような形態として実施することもできる。
(a)[条件1]から[条件4]までの少なくと1つが成立していることをもってモード移行条件が成立していると判定する。
(b)[条件1]から[条件4]までの全てが成立していることをもってモード移行条件が成立していると判定する。
(a)「NEM≧NEUL」のとき、ステップT530の処理を行う。
(b)「NEM<NEUL」のとき、ステップT542の処理を行う。
・上記実施形態では、電動アクチュエータ5Aとして、「待機状態」のときにロック機構を通じてコントロールシャフト52の位置を固定する一方で「保持状態」のときにバッテリ12からの電力を通じてコントロールシャフト52の位置を保持する構造のものを採用したが、次のような電動アクチュエータを採用することもできる。即ち、「待機状態」及び「保持状態」のときにロック機構を通じてコントロールシャフト52の位置を固定する構造の電動アクチュエータを採用することもできる。
2…シリンダブロック、21…シリンダ、22…ウォータージャケット、23…ピストン、24…燃焼室、25…コネクティングロッド、26…クランクシャフト。
5…可変動弁機構、5A…電動アクチュエータ、5A1…電動モータ、5A2…運動変換機構、5B…動弁機構本体、51…ロッカーシャフト、51H…ピン移動孔、52…コンロトールシャフト、52H…ピン挿入穴、53…バルブリフト機構、54…コネクトピン、55…ブッシュ、55F…支持端面、55H…ピン挿入孔。
7…入力ギア、71…入力ギアスプライン、72…入力ギアハウジング、73…入力アーム、73A…シャフト、73B…ローラ、73R,73L…支持アーム。
9…電子制御装置、91…回転速度センサ、92…冷却水温度センサ、93…吸気温度センサ、94…エアフローメータ、95…アクセルポジションセンサ、96…車速センサ、97…イグニッションスイッチ。
Claims (5)
- カムシャフトにより開弁されるエンジンバルブ、及び同バルブの開閉特性を変更する可変動弁機構を含む車載型のエンジンに適用されるものであり、前記可変動弁機構の制御を通じて前記エンジンバルブの開閉特性を変更するエンジンの制御装置において、
エンジンの停止中かつ所定の条件が成立しているとき、前記エンジンバルブの開閉特性を変更し、エンジンの停止中にイグニッションスイッチがオン位置に切り替えられてからスタータモータの駆動が開始されるまでの間、前記エンジンバルブの開閉特性の変更を禁止し、前記スタータモータの駆動が開始された後に前記エンジンバルブの開閉特性の変更を開始する制御手段を備えた
ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - カムシャフトにより開弁されるエンジンバルブ、及び同バルブの開閉特性を変更する可変動弁機構を含む車載型のエンジンに適用されるものであり、前記可変動弁機構の制御を通じて前記エンジンバルブの開閉特性を変更するエンジンの制御装置において、
エンジンの停止中かつ所定の条件が成立しているとき、前記エンジンバルブの開閉特性を変更し、エンジンストールの発生が検出されてからエンジンの再始動の開始が検出されるまでの間、前記エンジンバルブの開閉特性の変更を禁止し、前記エンジンの再始動が開始された後に前記エンジンバルブの開閉特性の変更を開始する制御手段を備えた
ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項2に記載のエンジンの制御装置において、
前記制御手段は、前記エンジンバルブの開閉特性の変更を禁止しているとき、前記エンジンバルブの開閉特性を前記エンジンストールの発生が検出される直前の開閉特性に維持するものである
ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のエンジンの制御装置において、
前記可変動弁機構は、軸方向へ移動可能な状態でシリンダヘッドに配置されるコントロールシャフトと、該コントロールシャフトの周囲に組み付けられて前記エンジンバルブを運動させるバルブリフト機構と、前記コントロールシャフトを移動させるアクチュエータとを備えて構成されるものであり、
前記バルブリフト機構は、前記コントロールシャフトと連動して移動可能なスライダギアと、該スライダギアに組み付けられてカムシャフトのカムを通じて運動する入力ギアと、前記スライダギアに組み付けられて前記エンジンバルブを運動させる出力ギアとを備えて構成されるものであり、
前記アクチュエータは、前記コントロールシャフトの移動を通じて前記入力ギアと前記出力ギアとを相対回転させることで前記エンジンバルブの開弁期間を変更するものである
ことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 請求項4に記載のエンジンの制御装置において、
前記アクチュエータは、電力を通じて駆動するものである
ことを特徴とするエンジンの制御装置。
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