JP4688835B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
この画像読取装置は、スキャナ本体1の上面に原稿11を載置するコンタクトガラス2が設けられ、その下側となるスキャナ本体1の内部に、原稿を露光する露光手段であるキセノンランプ3と第1反射ミラー4aからなる第1キャリッジ4と、第2反射ミラー5aと第3反射ミラー5bからなる第2キャリッジ5と、レンズユニット6とからなる走査光学系が設けられている。
そしてまず、クランプ回路17によって、その各アナログ画像信号Ve,Voの黒オフセットレベルが所定の電位にクランプされる。その後、サンプルホールド回路18によってアナログ画像信号Ve,Voをそれぞれサンプルパルスによりサンプリングして保持することによって、連続したアナログ信号にした後、増幅回路19において奇数画素と偶数画素の画像信号Ve,Voの出力を一定レベルに合わせた後、マルチプレクス回路20においてマルチプレクスしてアナログ画像信号Vにする。
CCD8およびその他の回路の動作に必要なパルス信号や制御信号は、発振器26によるクロックパルスをもとにタイミング信号発生回路27で生成して各回路に与える。このタイミング信号発生回路27は、図示していない制御部のCPUによって制御される。
前述したクランプ回路部17でのオフセット電位のずれは、クランプスイッチSW1のオフの期間とオンの期間の比に依存する。しかし、読取モードによって複数の線速を有する画像読取装置の場合、従来は図18の(a)に示すように周期が長いライン周期1の場合も、同図(b)に示すように周期が短いライン周期2の場合も、クランプ期間は一定であった。そのため、ライン周期が変化することによって発生するリーク電流が変化し、オフセット電位が変化する。
黒オフセット補正の具体的な方法については、次のような方法がある。
(2)装置の電源ON時のイニシャル動作でA/D変換後の黒基準画素レベルが所望の値になるように調整する方法。
(2)の場合も、装置の電源がONになった時にライン周期毎の補正値が得られることになり、ライン周期が変わる度に補正値を変化させるので、(1)ほどではないが、後段の回路の応答時間等でA/D変換後の出力レベルが安定するまでに時間を要する。
さらに、主走査ライン周期が切り替わった直後に上記オフセット電位が安定するまでの時間を短くして、読取モード切り替え後の読取開始を早めることも目的とする。
上記主走査ライン周期を切り替えて、複数の読取速度で前記光電変換手段にアナログ画像信号を出力させるライン周期切替手段と、そのライン周期切替手段による切り替え後の主走査ライン周期に応じて上記クランプ手段のクランプ期間を変更するクランプ期間変更手段とを設けたものである。
上記アナログ画像信号の黒オフセットレベルを補正する黒オフセットレベル補正手段と、上記アナログ画像信号の白レベルを補正する白レベル補正手段と、
上記ライン周期切替手段によって切り替え可能な複数の主走査ライン周期のうち、同一の主走査ライン周期で上記黒オフセットレベルの補正と上記白レベルの補正を続けて行った後、順次上記主走査ライン周期を切り替えて、他の同一の主走査ライン周期で上記黒オフセットレベルの補正と上記白レベルの補正を続けて行うように、上記ライン周期切替手段と黒オフセットレベル補正手段と白レベル補正手段の動作を制御する制御手段とを設けてもよい。
その場合、上記露光手段によって露光される原稿を押える原稿押え部材を開閉可能に設けると共に、その原稿押え部材の開閉状態を検知するセンサを設け、上記クランプ期間拡張手段は、上記センサが上記原稿押え部材が閉状態あることを検知している場合にのみ、上記クランプ手段のクランプ期間を上記主走査ライン周期の有効画素領域まで広げるようにするのが望ましい。
また、上記A/D変換手段によって変換されたデジタル画像信号にシェーディング補正等のデジタル画像処理を施すデジタル画像処理手段を備えてもよい。
原稿押え部材の開閉状態をモニタして、上記主走査ライン周期が切り替わったときに原稿押え部材が閉じている場合にだけ、上記クランプ期間を広げるようにすれば、外来光の影響を受けない状態でクランプ期間を広げることによって、主走査ライン周期の切り替え直後から読取可能な状態になるまでの時間を短縮できる。
図1は、この発明による画像読取装置の一実施例の構造を模式的な断面図であり、図14と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この画像読取装置の走査光学系の構成は図14に示した従来の画像読取装置と同じであるが、スキャナ本体1の上面に、コンタクトガラス2を覆うように原稿押さえ部材である圧板13がヒンジ部14によって開閉可能に取り付けられている。この圧板13によって、原稿11をコンタクトガラス2に押し付けて平らにすると共に、原稿読み取り時に外光を遮断するようにしている。さらに、その圧板13の開閉状態を検知するための圧板開閉センサ15を設けている。この圧板開閉センサ15としては、マイクロスイッチや光電センサ等が用いられる。
この図2に示す信号処理部30は、3ラインCCD28が出力するR,G,Bのアナログ画像信号RO,GO,BOを、それぞれコンデンサCを通して交流結合して入力する入力端子RIN,GIN,BINを有するアナログ信号処理回路(アナログ・フロント・エンド:AFEとも称す)31と、それに続くライン間補正回路32、シェーディング補正回路33、γ補正回路34、およびインタフェース(I/F)35と、、発振器(OSC)36および各部(回路)の動作タイミングを制御するタイミング信号発生回路37を備えている。
その制御部40には、読取モード選択操作などを行う操作パネル45および図1に示した圧板開閉センサ15が接続されている。
タイミング信号発生回路37は、制御部40のCPU41からの指示に基いて、3ラインCCD28の駆動およびその他の各回路の動作に必要なパルス信号や制御信号を、発振器36によるクロックパルスをもとに生成して各回路に与える。
アナログ信号処理回路31の各系統におけるその他の回路も、それぞれタイミング信号発生回路37から出力される制御パルスによって最適なタイミングで所定期間だけ動作するが、図3ではそれらの各信号線は図示を省略している。
まず、3ラインCCD28から駆動パルスに同期してアナログ画像信号RO,GO,BOが出力され、それぞれコンデンサCによって交流結合されて、アナログ信号処理回路31に入力される。
IL=(Vcc―Vcc/2)/RL
クランプスイッチSW1がオフの間にコンデンサCに充電される電荷量ΔQは、
ΔQ=(ライン周期)×IL
となる。クランプスイッチSW1がオン時にそのON抵抗に流れる電流Iswは、通常はライン周期の方がクランプ期間より遥かに長いので、次のようになる。
Isw≒ΔQ/クランプ期間
=(ライン周期/クランプ期間)×IL
したがって、Iswによって発生するオフセット電位のズレ量ΔVは、
ΔV=(ライン周期/クランプ期間)×IL×Rsw
と表わされる。
この発明によれば、ライン周期を切り替える際、切り替え後のライン周期に応じてクランプ手段のクランプ期間を変更する。そこで、この実施例では、図5に示すようにライン周期が、(a)のライン周期1からそれより短い(b)のライン周期2に切り替わった場合、クランプ期間もそれに応じて短くして、ほぼ
ライン周期1/クランプ期間1=ライン周期2/クランプ期間2
となるようにしている。
したがって、読取モードの変更によってライン周期が変化しても、上記ΔVを算出する式から判るようにアナログ画像信号のオフセット電位が大きくズレることがなく、ライン周期が切り替わった直後でも安定した画像読取が可能になる。
ところで、上述したように、線速(ライン周期)とオフセット電位のズレ量ΔVは、
ΔV=(ライン周期/クランプ期間)×IL×Rsw
の関係にあるので、一般には線速が切り替わるとΔVの値も変化する。
この変化は、交流結合のコンデンサCの容量とクランプスイッチSW1のオン抵抗との時定数によって追従時間が決まるが、コンデンサCにはμFオーダの容量のものを使用するので、追従にかかる時間は長めになる。
1.ライン周期1の黒オフセット補正量決定
2.ライン周期2の黒オフセット補正量決定
3.ライン周期1のゲイン設定量決定(白レベル補正)
4.ライン周期2のゲイン設定量決定(白レベル補正)
1.ライン周期1の黒オフセット補正量決定
2.ライン周期1のゲイン設定量決定(白レベル補正)
3.ライン周期2の黒オフセット補正量決定
4.ライン周期2のゲイン設定量決定(白レベル補正)
このように調整順序を実施することによって、オフセットのズレが発生する線速(ライン周期)の切り替わり回数が少なくなり、追従時間を待つウエイトの回数も減らすことができ、画像読取装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
画像読取装置の電源がONになるとこの図8の処理を開始する。先ず初期化した後、ライン周期1を設定し、クランプ電位が安定するまでウエイトする。クランプ電位が安定したら、黒オフセット補正量を決定し、続いてゲイン設定量を決定する(白レベル調整)。その後、ライン周期2を設定して、クランプ電位が安定するまでウエイトする。クランプ電位が安定したら、黒オフセット補正量を決定し、続いてゲイン設定量を決定する(白レベル調整)して、原稿読取動作を開始する。
ここで、特許文献1に記載した発明による外部からクランプ電位を制御する方式のクランプ回路について、図9によって簡単に説明する。
この図9に示す回路は、図4に示したクランプ回路50に、CPU制御線38を通してCPU41から調整データが設定されるD/A変換回路55と、それがD/A変換されたアナログ電圧をクランプパルスCLPがローレベル“L”の非クランプ期間に、基準電圧Vcc/2に加算するように印加するクランプ電位ドライブ回路56を追加している。
これによって、有効が素期間の画像信号のオフセットレベル=クランプ電位
となるので、サンプルホールド回路51によって適正なサンプルホールド出力が得られることになる。
複数のライン周期をもつ画像読取装置においては、ライン周期毎に適正な設定値の調整データを設定する。この設定は、ライン周期毎に、3ラインCCD28の黒基準画素領域において図3に示したA/D変換回路53から出力されるデジタル画像信号をモニタして、所望の画像データ出力が得られるように、調整データを設定する。
交流結合用コンデンサCの容量とクランプスイッチSW1のON抵抗の時定数τに対して、その追従時間をおよそ2.2τ(約90%追従)とすると、電位安定にかかる時間Tは以下のように表すことができる。
T=2.2τ×(ライン周期)/(クランプ期間) ……(1)
T=2.2τ×(ライン周期)/{(空転送期間内のクランプ期間)
+(有効画素期間内のクランプ期間)} ……(2)
そして、時間Tとウエイトをとった後、図10の(c)に示すように、ライン周期2に適した通常のクランプ期間(ライン周期1に対するクランプ期間より短い)にして、読取動作を開始する。
そこで、この実施例では圧板13の開放状態を検知する圧板開閉センサ15の検知信号をモニタして、圧板13が“閉”状態の場合にのみ、ライン周期の切り替え直後に上述したように、クランプ期間を有効画素領域まで広げる。このようにすれば、外来光の影響を受けずに線速切替えの際のクランプ電位の応答を早くすることを実現できる。
ライン周期を切り替えるとこの処理を開始し、圧板開閉センサ15の検知信号をモニタして、その検知信号が「閉」の状態を示しているか否かを判断し、「閉」の状態を示していない(NO)の場合は、クランプ期間はそのまま(切り替え後のライン周期に適したクランプ期間)にして、クランプ電位安定までウエイトした後、原稿読取動作を開始する。このときのウエイト時間は前述の(1)式で算出されるTであるから長い。
自動原稿送り装置を備えた画像読取装置の場合には、圧板開閉センサ15に代えて、その原稿押さえ板の開閉状態を検知するセンサを設け、ライン周期が切り替わったときにその検知信号をモニタして、その検知信号が「閉」の状態を示している場合にのみ、クランプ期間を有効画素領域まで広げるようにすればよい。
図5、図10、および図18のタイミングチャートに示したクランプパルスは、実際にはCCD出力の1画素ごとの画像信号領域期間だけ“H”になる別のクロックパルスとの論理積をアナログ信号処理回路内でとっており、図12にCCD出力とクランプパルスの波形を時間軸を拡大して示すような波形になる。すなわち、クランプパルスは図5、図10、および図18に示したパルス幅の期間中連続してではなく、CCD出力の各画素ごとにリセットノイズRNが発生する期間を除いて、その画像信号領域期間Tiの間だけ“H”になって、クランプスイッチSW1をONにする。
200×600/25.4=4724ライン/秒
したがって、1ラインの読取時間であるライン周期は
1/4724=212μs
となる。この時間内に有効画素と黒基準画素を合わせて7500画素分のクロックを転送するので、画素周波数は次のようになる。
1/(212/7500)=35.38MHz
1/35.38×50=1.4us
となる。ただし、実際のクランプ動作は前述したように図12に示した画像信号領域期間Ti(画素周期の約1/2)でのみなされるので、実効クランプ期間は、
1.4/2=0.7us
となり、かなり短い。
さらに、交流結合用コンデンサCからアナログ信号処理回路31の入力端子までで発生し得るリーク電流を予め算出して、リーク電流によるクランプ電位の誤差を後段の黒オフセット補正回路54において補正可能なレベルになるまで低減させるように、クランプ期間を広げることもできる。
ΔV=(ライン周期/クランプ期間)×リーク電流×クランプスイッチのON抵抗
の演算によって算出して、ΔVが後段の黒オフセット補正回路において補正可能なレベルになるようにクランプ期間を設定することができる。
空転送期間は黒基準画素期間と異なりもともと画素は存在しない期間であるが、CCDから出力される波形はほぼ黒基準画素と同じ波形および電圧レベルであるので、代替使用しても問題はない。
交流結合用コンデンサCからアナログ信号処理回路31の入力までに発生し得るリーク電流は、予めその最悪値を計算によって見積もることが可能である。この実施例では予めリーク電流の最悪値を見積もることによって、そこから適正なクランプ期間を求めて、リーク電流によるオフセット電圧のズレを実使用上問題のないレベルにまで低減させる。
・交流結合容量:2.2uF
・クランプスイッチのON抵抗:297.5Ω
・電源電圧Vcc:3.3V
・クランプ電位:1.65V
・CCD出力信号のオフセット(交流結合入力):6.5V
・基板の電極間でのリーク:100MΩ/mm
・交流結合用コンデンサでのリーク: 500MΩ・μF
・アナログ信号処理回路(IC)のピンピッチ:0.2mm
・黒オフセット補正回路による補正範囲:±100mV
・アナログ信号処理回路(IC)のゲイン範囲:1〜10倍
・アナログ信号処理回路(IC)の入力ピンの隣接ピン:
(隣接ピン1:クランプ電位、隣接ピン2:Vcc電位)
アナログ信号処理回路(IC)のピン間リーク:
(3.3V−1.65V)÷100MΩ/mm×0.2mm=82.5nA
交流結合用コンデンサ(チップコンデンサ)のパッド間リーク電流:
(6.5V−1.65V)÷(100MΩ/mm×0.3mm)=161.7nA
交流結合用コンデンサの電極間リーク電流:
(6.5V−1.65V)÷(500MΩ・uF/2.2uF)=21.3nA
発生リーク電流Ileak:
Ileak=(50+82.5+161.7+21.3)nA=315.5nA
ΔV=(ライン周期/クランプ期間)×リーク電流×クランプスイッチのON抵抗
=(212μs/0.7Mμs)×315.5nA×297.5Ω
=28.4mV
となる。
したがって、100/28.4=3.5であるから、28.4mVのオフセット電圧が発生していると増幅回路で3.5倍以上のゲインがかかると黒オフセット補正回路の調整範囲から外れることになる。
これは、CCDの実感度を考慮すると、許容できるゲインが3.5倍というのは小さすぎるうえ、黒オフセット補正回路の補正範囲を全てリーク電流によるオフセットずれの補正に使えるわけではなく、波形の劣化によるオフセット等の補正もあるので実使用上問題がある。
212/(1/37.15)=7875画素
となり、黒基準画素と有効画素を合わせた7500画素分のほかに、
7875−7500=375画素
の空転送画素ができる。この空転送画素期間を全てクランプ期間にすると、実効クランプ期間を空転送画素期間の1/2として、画素周波数が37.15MHzであるから、
(1/37.15)×375×0.5=5.05μs
が実効クランプ期間となる。
ΔV=(212μs/5.05μs)×315.5μA×297.5Ω
=3.9mV
まで低減される。したがって、図3に示した黒オフセット補正回路54による調整範囲が±100mVであるから、増幅回路52のゲインは、
100/3.9=25.6
まで可能になり、増幅回路52で10倍を超えるゲインがかかっても黒オフセット補正回路54の調整範囲内になる。
・交流結合容量:2.2uF
・クランプスイッチのON抵抗:100Ω
・電源電圧Vcc:3.3V
・クランプ電位:1.5V
・CCD出力信号のオフセット(交流結合入力):6.5V
・基板の電極間でのリーク:100MΩ/mm
・交流結合用コンデンサでのリーク: 500MΩ・μF
・アナログ信号処理回路(IC)のピンピッチ:0.1mm
・黒オフセット補正回路による補正範囲:±300mV
・アナログ信号処理回路(IC)のゲイン範囲:1〜20倍
・アナログ信号処理回路(IC)の入力ピンの隣接ピン:
(隣接ピン1:クランプ電位、隣接ピン2:クランプ電位)
アナログ信号処理回路(IC)のピン間リーク:
(1.5V−1.5V)÷100MΩ/mm×0.1mm=0nA
交流結合用コンデンサ(チップコンデンサ)のパッド間リーク電流:
(6.5V−1.5V)÷(100MΩ/mm×0.3mm)=166.7nA
交流結合用コンデンサの電極間リーク電流:
(6.5V−1.5V)÷(500MΩ・uF/2.2uF)=22.0nA
発生リーク電流Ileak:
Ileak=(50+0+166.7+22.0)nA=238.7nA
212/(1/35.73)=7575画素
したがって、この7575画素から黒基準画素と有効画素をを合わせた7500画素を除いて、75画素の空転送画素ができる。
7575−7500=75画素
この空転送画素期間を全てクランプ期間にすると、実効クランプ期間を空転送画素期間の1/2として、実効クランプ期間は次のようになる。
1/35.73×75×0.5=1.05μs
ΔV=(212μs/1.05μs)×238.7nA×100Ω
=5.3mV
まで低減される。したがって、図3に示した黒オフセット補正回路54による調整範囲が±300mVであるから、増幅回路52のゲインは、
300/5.3=56.6
まで可能になり、増幅回路52で20倍を超えるゲインがかかっても黒オフセット補正回路54の調整範囲内になる。
になるので、増幅回路52で10倍を超えるゲインがかかっても黒オフセット補正回路54の調整範囲内になる。
以上、この発明をカラー画像読取装置に適用した実施例について説明してきたが、図14及び図15に示した従来例のようなモノクロ用の画像読取装置にも同様に適用できる。
その場合は、光電変換素子として、1ラインのCCDリニアイメージセンサを使用し、図2に示したアナログ信号処理回路31からインタフェース35までの回路が全て1系統でよいことになる。しかし、CCDリニアイメージセンサが図15に示した従来例のように各ラインの奇数画素と偶数画素のアナログ画像信号を分けて出力し、それをアナログ信号処理回路で個別にクランプ処理して、サンプルホールド及び増幅した後合成するようにしてもよい。
次に、この発明による画像形成装置の一実施形態を図13によって説明する。
図13はその画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置70は、複写機や複合機などの原稿読取機能と画像形成機能を備えた画像形成装置であり、この装置全体を制御するCPU71と、そのCPU71の動作プログラムを格納したROM72と、この装置の動作に関する各種のデータを格納するとともにCPU71のワーキングメモリともなるRAM73と、それらを接続するバス79とを有し、これらによってマイクロコンピュータを構成している。
操作表示部74は、この装置の動作状態等の情報を表示するLCD等のディスプレイと、オペレータが各種の入力操作を行うキーボード(タッチパネルも含む)等の入力装置を備えている。
画像形成部76は、そのページメモリ77に蓄積した各色の画像データを記録紙に重ねてカラー印刷するレーザプリンタやインクジェットプリンタ等のカラープロッタである。給紙部78は、その画像形成部76へ記録紙を給送するため装置であり、給紙トレイ、給紙ローラ、および搬送機構などからなる。
この画像形成装置は、デジタル複写機、ファクシミリ装置、あるいはそれらの機能とプリンタ等の機能を複合化した複合機などのいずれでもよい。
また、画像読取部75を、この発明を実施したモノクロ用の画像読取装置にして、画像形成部76を、その出力であるデジタル画像データによって記録紙にモノクロ画像を印刷するモノクロ用画像形成部にすれば、立ち上げ時間の短いモノクロ画像形成装置を実現することができる。
4:第1キャリッジ 5:第2キャリッジ 6:レンズユニット
7:センサボード 11:原稿 12:白基準板
13:圧板 14:ヒンジ部 15:圧板開閉センサ
28:3ラインCCDカラーリニアイメージセンサ(3ラインCCD)
29:信号ケーブル 30:信号処理部
31:アナログ信号処理回路 32:ライン間補正回路
33:シェーディング補正回路 34:γ補正回路
35:インタフェース 36:発振器(OSC)
37:タイミング信号発生回路 38:CPU制御線
40:制御部 41:マイクロコンピュータ(CPU)
45:操作パネル 50:クランプ回路(CLMP)
51:サンプルホールド回路(SH) 52:増幅回路(VGA)
53:A/D変換回路(ADC) 54:黒オフセット補正回路
55:D/A変換回路(DAC) 56:クランプ電位ドライブ回路
70:画像形成装置 75:画像読取部 76:画像形成部
C:交流結合用コンデンサ
Claims (11)
- 原稿を露光する露光手段と、
該露光手段によって露光された原稿からの反射光の強度を電気信号に変換して、主走査ライン周期でアナログ画像信号を出力する光電変換手段と、
該光電変換手段から出力されるアナログ画像信号を交流結合によって入力し、そのアナログ画像信号のオフセット電位を所定のクランプ電位に合わせるクランプ手段と、該クランプ手段を経たアナログ画像信号にアナログ的な処理を施す手段と、該手段によってアナログ的な処理が施されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換手段とを備えた画像読取装置において、
前記主走査ライン周期を切り替えて、複数の読取速度で前記光電変換手段にアナログ画像信号を出力させるライン周期切替手段と、
該ライン周期切替手段による切り替え後の前記主走査ライン周期に応じて前記クランプ手段のクランプ期間を変更するクランプ期間変更手段
とを設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記クランプ期間変更手段は、前記ライン周期切替手段による前記主走査ライン周期の切り替えの前後で、前記主走査ライン周期と前記クランプ期間との比が変わらないように前記クランプ手段のクランプ期間を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 請求項1又は2に記載の画像読取装置において、
前記アナログ画像信号の黒オフセットレベルを補正する黒オフセットレベル補正手段と、前記アナログ画像信号の白レベルを補正する白レベル補正手段と、
前記ライン周期切替手段によって切り替え可能な複数の前記主走査ライン周期のうち、同一の主走査ライン周期で前記黒オフセットレベルの補正と前記白レベルの補正を続けて行った後、順次前記主走査ライン周期を切り替えて、他の同一の主走査ライン周期で前記黒オフセットレベルの補正と前記白レベルの補正を続けて行うように、前記ライン周期切替手段と前記黒オフセットレベル補正手段と前記白レベル補正手段の動作を制御する制御手段
とを設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記ライン周期切替手段によって前記主走査ライン周期を切り替えた直後に、前記クランプ手段のクランプ期間を前記主走査ライン周期の有効画素領域まで広げるクランプ期間拡張手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項4に記載の画像読取装置において、前記露光手段によって露光される原稿を押える原稿押え部材を開閉可能に設けると共に、該原稿押え部材の開閉状態を検知するセンサを設け、
前記クランプ期間拡張手段は、前記センサが前記原稿押え部材が閉状態であることを検知している場合にのみ、前記クランプ手段のクランプ期間を前記主走査ライン周期の有効画素領域まで広げることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1又は2に記載の画像読取装置において、前記クランプ期間変更手段は、前記ライン周期切替手段によって前記主走査ライン周期を切り替えた直後から前記クランプ電位が安定するまで、前記クランプ手段のクランプ期間を前記主走査ライン周期の有効画素領域まで広げることを特徴とする画像読取装置。
- 請求項6に記載の画像読取装置において、前記露光手段によって露光される原稿を押える原稿押え部材を開閉可能に設けると共に、該原稿押え部材の開閉状態を検知するセンサを設け、
前記クランプ期間変更手段は、前記主走査ライン周期が切り替わったときに前記センサが前記原稿押え部材が閉状態であることを検知している場合にのみ、前記クランプ手段のクランプ期間を前記主走査ライン周期の有効画素領域まで広げることを特徴とする画像読取装置。 - 前記光電変換手段が、CCDリニアラインセンサである請求項1から7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
- 前記光電変換手段が、3ラインCCDカラーリニアラインセンサである請求項1から7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記A/D変換手段によって変換されたデジタル画像信号にシェーディング補正等のデジタル画像処理を施すデジタル画像処理手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から10のいずれか一項に記載の画像読取装置による画像読取部と、該画像読取部が出力するデジタル画像データを記録紙に印刷する画像形成部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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