JP4683703B2 - マシンルームレスエレベータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、最上階フロア近傍の昇降路内に制御装置を備えるマシンルームレスエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年においては、エレベータの設置場所をコンパクトにするためマシンルームレスエレベータが適用されるようになっている。マシンルームレスエレベータでは、乗りかごを駆動するための電動機として薄型モータを採用し、この電動機は、昇降路に向かい合わせに配置されている乗りかごを案内するガイドレールの最上部に配置される。
【0003】
一般に、このようなマシンルームレスエレベータでは、乗りかごの運転を制御している制御装置は最上階乗り場の三方枠内の一部として取り付けられている。一方、建物の柱の制約や乗り場の意匠上の制約から、三方枠内に制御装置を収納することに代えて、昇降路の下部のピットに制御装置を配置することが提案されている。このピット置きに関しては冠水等の問題があり、その対策に工夫が必要である。
【0004】
そのため、三方枠やピット以外の昇降路内の設置場所として、昇降路壁面に直接取り付けることが考えられている。この場合、昇降路内の設置場所としてはピットより高い場所だったらどこでも良く、最上階付近が最も良いと考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、昇降路の最上階付近に制御装置を設置したマシンルームレスエレベータでは、制御装置に故障が発生して最上階付近で乗りかごが止まった場合に、乗りかごにより制御装置の設置個所まで辿り着くことが困難になることがある。
【0006】
すなわち、制御装置に故障が発生して最上階付近で乗りかごが止まった場合には、ブレーキ解放装置によって乗客の救出を行うことになるが、このときの運転方向は乗りかご側がカウンタウエイトより軽い場合は、乗りかごは最上階へ移動し、乗りかご側が重い場合は一階下の所で救出が行われる。
【0007】
一般に、つるべ式エレベータでは、カウンタウエイトの重量は乗りかごに所定の乗客が乗った状態の重量で吊り合うように設定されており、乗りかごに乗客が乗っていない場合にはカウンタウエイトの方が重く、一方、乗りかごが満員状態のときは乗りかごの方が重くなっている。
【0008】
従って、乗客を救出した後に、制御装置の故障を調査するために乗りかご上に乗り込もうとした時は、既に乗客は降りており無人になっているので、ブレーキを解放するとカウンタウエイト側の方が重いことから乗りかごは上昇する。救出運転の結果、乗りかごが最上階より一階下に移動している場合は、保守員は最上階にて乗りかごの天井部に乗ることができるが、最上階に移動している場合は乗りかごの天井部に乗り込むことは困難になる。このことから制御装置に辿り着くことが困難になる。
【0009】
このように、制御装置を昇降路内の最上階付近に設置したマシンルームレスエレベータでは、乗りかご側が軽い状態の時に、最上階付近で制御装置が故障してしまうとカウンタウエイト側が重いアンバランス方向となっているので、ブレーキ解放装置の操作によって乗りかごを制御装置の下まで移動することができなくなる。
【0010】
本発明の目的は、昇降路内の最上階付近に設置された制御装置の故障時に保守員がその制御装置に辿り着くことができるマシンルームレスエレベータを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、最上階フロア近傍の昇降路内には制御装置が設置され、ロープの一方に乗りかごを支持し前記ロープの他方にカウンタウエイトを支持したつるべ式のマシンルームレスエレベータにおいて、前記カウンタウエイトを分割して形成された上側カウンタウエイトと、前記上側カウンタウエイトに着脱自在に取り付けられた下側カウンタウエイトと、前記上側カウンタウエイトまたは前記下側カウンタウエイトに設けられ前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの着脱を行う着脱装置と、前記着脱装置で切り離された前記下側カウンタウエイトをカウンタウエイトガイドレールに固定する固定装置とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、通常運転時には、上側カウンタウエイトと下側カウンタウエイトとを着脱装置で連結して運転し、救出運転時には、着脱装置により上側カウンタウエイトと下側カウンタウエイトとを切り離し、固定装置で下側カウンタウエイトをカウンタウエイトガイドレールに固定して、上側カウンタウエイトのみで運転を行う。これにより、乗りかごが最上階付近で故障した時にブレーキ装置操作によって乗りかごを下方向に移動可能とし、乗りかごの天井部に保守員が乗ることを可能としている。従って、昇降路内の最上階付近に設置された制御装置に保守員が容易に辿り着くことができ、制御装置の故障を復旧することができる。
【0013】
請求項2の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、請求項1の発明において、前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間に設けられ、前記下側カウンタウエイトが切り離されて前記固定装置によりカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、前記上側カウンタウエイトと下側カウンタウエイトとの間隔を調整する間隔調整装置を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、請求項1の発明の作用に加え、分割した下側カウンタウエイトを固定した後に、上側カウンタウエイトと下側カウンタウエイトとの間隔を間隔調整装置で調整する。この間隔調整装置により、上側カウンタウエイトを迫り上げることでロープで繋がれた乗りかごを引き下げることができる。これによって、乗りかごが最上階付近で故障した時に乗りかごを下方向に移動できる。
【0015】
請求項3の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、請求項1の発明において、前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間に設けられ、前記下側カウンタウエイトが切り離されて前記固定装置によりカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、ブレーキが開放され前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間の変位加速度が所定値を超えたときは、伸びが拘束される接続手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、請求項1の発明の作用に加え、カウンタウエイトを分割して下側カウンタウエイトをカウンタウエイトガイドレールに固定した後、ブレーキ開放装置にて乗りかごを下降させる作業中、変位加速度が所定値以内の場合には接続手段を順次繰り出し、変位加速度が所定値を超えたときは接続手段の繰り出しを拘束する。従って、何らかの原因によりブレーキが開放された状態となった場合には、接続手段により上側カウンタウエイトが固定され、乗りかごの下降を止めることができる。
【0017】
請求項4の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明において、前記上側カウンタウエイトの上部および下部の双方にカウンタウエイトガイドレールに摺動するガイド装置を備えたことを特徴とする。
【0018】
請求項4の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明の作用に加え、カウンタウエイトを分割した後の上側カウンタウエイトは、上部および下部の双方のガイド装置により案内されてカウンタウエイトガイドレールを昇降するので、カウンタウエイトの脱レールを防止でき、昇降がスムースに行える。
【0019】
請求項5の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、請求項1の発明において、前記固定装置に代えて、前記乗りかごが最上階位置にあるときの前記下側カウンタウエイトの位置がその位置より下方に移動しないように前記カウンタウエイトと昇降路のピット床との間にカウンタウエイト下降防止装置を設置したことを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、カウンタウエイトを分割する際に、一度カウンタウエイトを昇降路下部のピットに設けられたバッファに突き下げることをせずに、カウンタウエイト下降防止装置により下側カウンタウエイトを保持する。従って、乗客を救助した位置でカウンタウエイトの分割作業を行うことが可能となる。
【0021】
請求項6の発明に係わるマシンルームレスエレベータは、最上階フロア近傍の昇降路内には制御装置が設置され、ロープの一方に乗りかごを支持し前記ロープの他方にカウンタウエイトを支持したつるべ式のマシンルームレスエレベータにおいて、前記カウンタウエイトは、上層カウンタウエイト部および下層カウンタウエイト部の上下2層に形成され、前記上層カウンタウエイト部および下層カウンタウエイト部には、複数個のウエイトが積み替え可能に積層して搭載され、前記上層カウンタウエイト部または前記下層カウンタウエイト部に搭載されたウエイトの一部を前記乗りかごの下部に取り付けるためのウエイト枠を備えたことを特徴とする。
【0022】
請求項6の発明に係わるマシンルームレスエレベータにおいては、カウンタウエイトを分割するなど複雑な構造にすることなく、乗りかごとカウンタウエイトとのアンバランス分を上層カウンタウエイト部または下層カウンタウエイト部のウエイトの抜き差しによって変更することができ、上層カウンタウエイトまたは下層カウンタウエイト部から抜いたウエイトを乗りかご側のウエイト枠に移動させる。これにより、上層カウンタウエイトまたは下層カウンタウエイト部からウエイトを抜く重量をアンバランス分の約半分にすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータの構成図である。
【0026】
昇降路1の内部には、乗りかご2とカウンタウエイト3とが昇降する。カウンタウエイトは上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとに分割されており、着脱装置4で着脱可能に接続されている。そして、下側カウンタウエイト3bには固定装置5が設けられ、下側カウンタウエイト3bが上側カウンタウエイト3aから切り離されたときに図示省略のカウンタウエイトガイドレールに固定されるようになっている。
【0027】
カウンタウエイト3は、通常、上側カウンタウエイト3aおよび下側カウンタウエイト3bとが連結された状態で、カウンタウエイト3側がアンバランスになるように設計されており、カウンタウエイト3を分割し、下側カウンタウエイト3bを切り離すことでアンバランス方向を逆転することができるようになっている。
【0028】
乗りかご2は、通常乗客を乗せ昇降路1を昇降するが、制御装置6の故障時や調整保守時には、その天井部は保守員の足場として利用される。制御装置6は薄型形状であり、乗りかご2やカウンタウエイト3の昇降を妨げることなく、また、乗りかご2はカウンタウエイト3に最接近時にも安全な距離を保って設置されている。
【0029】
また、ブレーキ解放装置7は、機械的または電気的にブレーキを解放することができるようになっており、制御装置6の故障装置時の救出運転の際に使用される。例えば、制御装置6が故障し乗りかご2が最上階付近に止まった状態では、ブレーキ開放装置7を徐々に開放操作することで、乗りかご2を上昇させ、最上階乗り場に到達した時点でブレーキをかけ、最上階乗り場扉8を開いて乗りかご2の乗客を救出する。次に、カウンタウエイト3を分割し、乗りかご2が下降方向に移動するアンバランス状態を作り出し、ブレーキ解放装置7を徐々に開放操作することで乗りかご2の天井部が最上階乗り場と一致するまで下げる。そして、最上階乗り場扉8を開けて乗りかご2の天井部に保守員が乗り、故障した制御装置6に保守員は到達し復旧作業を行う。
【0030】
図2は、第1の実施の形態におけるカウンタウエイト3部分の説明図である。着脱装置4は、上側カウンタウエイト3aの底部に設けられた連結器9および下側カウンタウエイト3bに形成された連結穴10から構成され、連結器9の連結穴と下側カウンタウエイト3bの連結穴10に、図示省略の連結棒が挿入されて連結される。連結器9の連結穴と下側カウンタウエイト3bの連結穴10とが同じ位置にあることは連結検出装置11で検出される。
【0031】
また、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとを切り離す場合には、下側カウンタウエイト3bをカウンタウエイトガイドレール12に固定装置5で固定してから行われる。固定装置5は、カウンタウエイトガイドレール12側に設けられた固定用ブラケット13と、下側カウンタウエイト3bに設けられ固定用ブラケット13と共に下側カウンタウエイト3bを固定するための固定棒14と、この固定棒9を固定用ブラケット13に差し込むための操作を行う操作ハンドル15とから構成される。
【0032】
図3は、制御装置6の復旧後に一旦切り離した下側カウンタウエイト3bを上側カウンタウエイト3aに取り付ける場合の動作を示すフローチャートである。この状態では、下側カウンタウエイト3bはカウンタウエイトガイドレール11に固定装置5により固定されている。
【0033】
まず、保守員は制御装置6が復旧したことに伴い自動復帰開始操作を行い(S1)、スローで乗りかご2の上昇処理を実施する(S2)。これによって、乗りかご2を上昇させると共に、分割した上側カウンタウエイト3aを下側カウンタウエイト3bの上に降ろしていく。次に、連結検出装置11により連結器9が連結穴10に到達したか否かの検出判定を行い(S3)、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとが連結したかを確認し連結していなければ、ステップS2に戻る。
【0034】
ステップS3の判定で、連結されていれば乗りかご2の上昇処理を中止する。ここまで来たところで保守員は昇降路1の底部のピット内に入り、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとが連結できているかを確認するとともに、連結棒を連結穴10に差し込み、カウンタウエイト3の連結を行う(S4)。これにより、通常運転中に不用意にカウンタウエイト3が分割されないようにする。
【0035】
分割したカウンタウエイト3が確実に連結できたところで、固定装置5の操作ハンドル15を操作して固定棒14を固定用ブラケット13から引き抜き、カウンタウエイト3の固定解除を行う(S5)。最後に保守員はピットから出て、通常運転の復帰処理を行い復旧が完了する(S6)。
【0036】
以上述べたように、第1の実施の形態によれば、連結時にはカウンタウエイト3側が重いアンバランス方向になっているところが、カウンタウエイト3を分割することで乗りかご2側が重くなるアンバランス側になり、アンバランス方向を逆転することができる。これによって、ブレーキ解放装置7の操作によって乗りかご2を引き下げることができ、乗りかご2の天井部に保守員が乗って制御装置6に到達し、故障した制御装置6の復旧を行うことができる。
【0037】
また、分割する際には、下側カウンタウエイト3bをカウンタウエイトガイドレール11に固定装置5で固定するので、下側カウンタウエイト3bが昇降路1の下部のカウンタウエイトバッファに突っ込むのを防ぐことができる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータの構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示す第1の実施の形態に対し、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間隔を調整する間隔調整装置16を追加して設けたものである。その他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同一であるので、同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。なお、図4では、着脱装置4の図示を省略している。
【0039】
間隔調整装置16は、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間に設けられる。下側カウンタウエイト3bが切り離されて固定装置5により、図示省略のカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、間隔調整装置16は操作され、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間隔を調整する。
【0040】
すなわち、分割した下側カウンタウエイト3bを固定装置5で固定した状態で、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間隔を調整することにより、上側カウンタウエイト3aを迫り上げる。従って、カウンタウエイト3にロープで繋がれた乗りかご2を引き下げることができる。これによって、乗りかご2が最上階付近で故障した時に乗客を救出する移動をさせた後に乗りかご2を下方向に移動できる。
【0041】
図5は、第2の実施の形態におけるカウンタウエイト3部分の説明図である。着脱装置4は、下側カウンタウエイト3bの上部に設けられた連結器9および上側カウンタウエイト3aに形成された連結穴10から構成され、連結器9の連結穴と上側カウンタウエイト3aの連結穴10に、図示省略の連結棒が挿入されて連結される。
【0042】
また、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとを切り離す場合には、下側カウンタウエイト3bをカウンタウエイトガイドレール12に固定装置5で固定してから行われる。固定装置5は、下側カウンタウエイト3bに設けられカウンタウエイトガイドレール12に下側カウンタウエイト3bを固定する圧着固定部17と、圧着固定部17を操作する操作レバー18とから構成される。
【0043】
間隔調整装置16は、間隔調整操作ハンドル19を操作することでボールねじを回しカウンタウエイトの間隔を調整する。すなわち、下側カウンタウエイト3bを操作レバー18によって圧着固定部17を操作し、下側カウンタウエイト3をカウンタウエイトガイドレール11に固定し、その後、間隔調整装置15と間隔調整操作ハンドル19を用いて下側カウンタウエイト3bに対して上側カウンタウエイト3aを迫り上げる。
【0044】
この第2の実施の形態によれば、ブレーキ解放装置7を操作した状態で、上側カウンタウエイト2を迫り上げることで乗りかご2を引き下げることができる。従って、昇降路1内の最上階付近に設置されている制御装置6に辿り着くことができ、制御装置6の故障の復旧を行うことができる。
【0045】
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図6は本発明の第3の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト3部分の説明図である。図1に示した第1の実施の形態に対し、この第3の実施の形態は、上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間に、下側カウンタウエイト3bが切り離されて固定装置5によりカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、ブレーキが開放され上側カウンタウエイト3aと下側カウンタウエイト3bとの間の変位加速度が所定値を超えたときは、伸びを拘束する接続手段20を設けたものである。なお、図6では着脱装置4およびカウンタウエイトガイドレール11の図示を省略している。図示のガイド装置21は、カウンタウエイト3をカウンタウエイトガイドレール11に沿って移動できるように案内するものである。
【0046】
接続手段20は上側カウンタウエイト3aの移動に伴ってベルトを順次繰り出し、上側カウンタウエイト3aの変位加速度が所定値を超えると、そのベルトの繰り出しを停止するものであり、いわゆる自動車のシートベルトのような動作をするものである。
【0047】
すなわち、カウンタウエイト3を分割して下側カウンタウエイト3bをカウンタウエイトガイドレール11に固定した後、ブレーキ開放装置7にて乗りかご2を下降させる作業中、上側カウンタウエイト3aの変位加速度が所定値を超えたときは、接続手段20は上側カウンタウエイトの動作を停止する。従って、何らかの原因によりブレーキが開放された状態となった場合には、接続手段20により上側カウンタウエイト3aが固定され、乗りかご2の下降を止めることができる。
【0048】
この第3の実施の形態によれば、カウンタウエイト3を上下に分割し、下側カウンタウエイト3bをカウンタウエイトガイドレール11に固定した後、ブレーキ開放装置7を利用して最上階にある乗りかご2を下降させようとした時に、何らかの原因によりブレーキが開放されたままとなった場合であっても、接続手段20により、乗りかご2が暴走することを防止できる。
【0049】
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。図7は本発明の第4の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト3部分の説明図である。この第4の実施の形態は、上側カウンタウエイト3aの上部および下部の双方にカウンタウエイトガイドレール11に摺動するガイド装置21を備えたものである。これにより、カウンタウエイト3を分割した後の上側カウンタウエイト3aは、上部および下部の双方のガイド装置21により案内されてカウンタウエイトガイドレール11を昇降するので、カウンタウエイト3の脱レールを防止でき、昇降がスムースに行える。
【0050】
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。図8は本発明の第5の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト3部分の説明図である。この第5の実施の形態は、固定装置5に代えて、乗りかご2が最上階位置にあるときの下側カウンタウエイト3bの位置がその位置より下方に移動しないようにカウンタウエイト3と昇降路のピット床との間にカウンタウエイト下降防止装置22を設置したものである。
【0051】
これにより、カウンタウエイト3を分割する際に、下側カウンタウエイト3bが下降しないように、一旦、バッファ23にカウンタウエイト3を突き下げることをせず、乗りかご2が最上階レベル付近の位置で、下側カウンタウエイト3bの下部とピット28との間に当該カウンタウエイト下降防止装置22を設置する。このときの下側カウンタウエイト3bとピット28と問の距離Aは、救出条件によらず一定である。従って、カウンタウエイト3をバッファ23に突き下げてカウンタウエイト3が下降しないようにする必要がなくなり、当該位置でカウンタウエイト3の分割作業およびカウンタウエイト3の下降防止ができる。
【0052】
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。図9は本発明の第6の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト3部分の説明図である。この第6の実施の形態は、カウンタウエイト3を、上層カウンタウエイト部24および下層カウンタウエイト部25の上下2層に形成し、上層カウンタウエイト部24および下層カウンタウエイト部25には、複数個のウエイト26を積み替え可能に積層して搭載したものである。
【0053】
これにより、カウンタウエイト3を分割するなど複雑な構造にすることなく、乗りかご2とカウンタウエイト3とのアンバランス分を上層カウンタウエイト部24または下層カウンタウエイト部25のウエイトの抜き差しによって変更することができる。
【0054】
また、図10に示すように乗りかご2側にウエイト枠27を設け、上層カウンタウエイト24または下層カウンタウエイト25から取り出したウエイト26を釣り下げることができるように構成することも可能である。例えば、下層カウンタウエイト25から取り出したウエイト26を、順次、当該ウエイト枠27に移動させる。これにより、乗りかご2側の重量を増加させる。
【0055】
この第6の実施の形態によれば、上層カウンタウエイト24または下層カウンタウエイト25から抜き出したウエイト25を、順次、乗りかご2側の重量として付加していくことができるため、必然的に乗りかご2側とカウンタウエイト3側とのアンバランス量が通常の約半分となる。そのため、上層カウンタウエイト24または下層カウンタウエイト25から抜き出すウエイト26の量も約半分で済み、結果的に作業および作業時間の短縮につながる。
【0056】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、昇降路内の最上階付近に設置された制御装置が故障してブレーキ解放装置だけの操作では制御装置よりも下の位置に乗りかごが移動できないような場合でも、カウンタウエイトを分割することにより乗りかごとカウンタウエイトのアンバランス方向を逆転できるので、適正に乗りかごを昇降路内の最上階付近の制御装置に辿り着かせることができる。従って、制御装置の復旧を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカウンタウエイト部分の説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における制御装置の復旧後に一旦切り離した下側カウンタウエイトを上側カウンタウエイトに取り付ける場合の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータの構成図。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるカウンタウエイト部分の説明図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト部分の説明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト部分の説明図。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト部分の説明図。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータのカウンタウエイト部分の説明図。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係わるマシンルームレスエレベータの他の一例の構成図である。
【符号の説明】
1…昇降路、2…乗りかご、3…カウンタウエイト、4…着脱装置、5…固定装置、6…制御装置、7…ブレーキ開放装置、8…最上階乗り場扉、9…連結器、10…連結穴、11…連結検出装置、12…カウンタウエイトガイドレール、13…固定用ブラケット、14…連結棒、15…操作ハンドル、16…間隔調整装置、17…圧着固定部、18…操作レバー、19…間隔調整操作ハンドル、20…接続手段、21…ガイド装置、22…カウンタウエイト下降防止装置、23…バッファ、24…上層カウンタウエイト部、25…下層カウンタウエイト部、26…ウエイト、27…ウエイト枠、28…ピット
Claims (6)
- 最上階フロア近傍の昇降路内には制御装置が設置され、ロープの一方に乗りかごを支持し前記ロープの他方にカウンタウエイトを支持したつるべ式のマシンルームレスエレベータにおいて、前記カウンタウエイトを分割して形成された上側カウンタウエイトと、前記上側カウンタウエイトに着脱自在に取り付けられた下側カウンタウエイトと、前記上側カウンタウエイトまたは前記下側カウンタウエイトに設けられ前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの着脱を行う着脱装置と、前記着脱装置で切り離された前記下側カウンタウエイトをカウンタウエイトガイドレールに固定する固定装置とを備えたことを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
- 前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間に設けられ、前記下側カウンタウエイトが切り離されて前記固定装置によりカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、前記上側カウンタウエイトと下側カウンタウエイトとの間隔を調整する間隔調整装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマシンルームレスエレベータ。
- 前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間に設けられ、前記下側カウンタウエイトが切り離されて前記固定装置によりカウンタウエイトガイドレールに固定された状態で、ブレーキが開放され前記上側カウンタウエイトと前記下側カウンタウエイトとの間の変位加速度が所定値を超えたときは、伸びが拘束される接続手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマシンルームレスエレベータ。
- 前記上側カウンタウエイトの上部および下部の双方にカウンタウエイトガイドレールに摺動するガイド装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマシンルームレスエレベータ。
- 前記固定装置に代えて、前記乗りかごが最上階位置にあるときの前記下側カウンタウエイトの位置がその位置より下方に移動しないように前記カウンタウエイトと昇降路のピット床との間にカウンタウエイト下降防止装置を設置したことを特徴とする請求項1に記載のマシンルームレスエレベータ。
- 最上階フロア近傍の昇降路内には制御装置が設置され、ロープの一方に乗りかごを支持し前記ロープの他方にカウンタウエイトを支持したつるべ式のマシンルームレスエレベータにおいて、前記カウンタウエイトは、上層カウンタウエイト部および下層カウンタウエイト部の上下2層に形成され、前記上層カウンタウエイト部および下層カウンタウエイト部には、複数個のウエイトが積み替え可能に積層して搭載され、前記上層カウンタウエイト部または前記下層カウンタウエイト部に搭載されたウエイトの一部を前記乗りかごの下部に取り付けるためのウエイト枠を備えたことを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
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