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JP4681569B2 - 成形機のデータ表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モニタデータを時間軸に沿って順次プロットすることによりディスプレイにトレンドグラフを表示する際に用いて好適な成形機のデータ表示方法に関する。
一般に、射出成形機では、ショット毎の動作状態に係わる所定のモニタ項目(射出充填時間,V−P切換位置,射出終了位置,可塑化時間等)に係わるモニタデータを検出し、検出したモニタデータをFIFO等のデータスタックに書込むとともに、成形機コントローラのディスプレイにトレンドグラフとしてリアルタイムで表示し、成形品の良否判別や経時変化による品質値の変動等を視覚的に監視したり成形状態の判断材料として利用できるようにしている。
従来、このようなモニタデータを監視する方法としては、特許文献1で開示される射出成形機の監視方法が知られている。この監視方法は、射出成形機本体に制御盤を備え、この制御盤は射出成形機本体を制御するための制御装置と、データ入力部と、ディスプレイと、記憶装置とを有し、制御装置には、射出成形機本体の各部に設けられた各種センサからの検出値が実績データとして1サイクル毎に入力される射出成形機の監視方法であって、データ入力部からの指示により、ディスプレイにて設定画面を表示すると共に、この設定画面上で、1サイクル毎に送られてくる実績データに対して、第一の条件として設定時間間隔で1サイクル分の実績データのサンプリングを行って記憶装置に保存及びディスプレイにて表示するか、あるいは第二の条件として設定サイクル間隔で1サイクル分の実績データのサンプリングを行って記憶装置に保存及びディスプレイにて表示するかのいずれかを設定できるようにし、更に、第三の条件として、第一の条件,第二の条件のいずれが設定されている場合であっても、不良検出の場合は、設定時間間隔あるいは設定サイクル間隔によるサンプリングタイミングでない場合でも、不良検出サイクルの実績データのサンプリングを行って記憶装置に保存及びディスプレイにて表示を行うという設定を、設定画面上でデータ入力部からの指示により可能にしたものである。
特許第3784004号公報
しかし、上述した従来における射出成形機の監視方法(成形機のデータ表示方法)は、次のような問題点があった。
第一に、量産時の実績データを1サイクル毎にロギング(記録)するのではなく、オペレータが指示したサイクル(ショット)から任意の時間間隔又はサイクル間隔で実績データをサンプリングするため、長期間の実績データに対して大まかな推移の把握はある程度可能であるとしても、基本的には大量の実績データを間引いた状態で表示するため、突発的な不良或いはその前後の変化(状態)を把握することができないなど、細部に対して十分な把握を行うことができず、結局、正確かつ確実な監視を行うことができない。
第二に、実績データを監視する以上、実績データに対するサンプリング間隔をあまり長く設定することができないため、表示処理等に用いる記憶装置の小容量化を図るにも限界がある。したがって、記憶装置に対する十分な小容量化を実現できないとともに、部品コストに対するコストダウンにも限界を生じる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した成形機のデータ表示方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る成形機1のデータ表示方法は、上述した課題を解決するため、X軸を時間軸とし、かつY軸をモニタデータDi…の大きさとして、所定のモニタ項目E…に係わるモニタデータDi…をX軸に沿って順次プロットすることにより、ディスプレイ2にトレンドグラフT…を表示するに際し、モニタデータDi…を所定のデータ数N毎に順次区分けし、少なくとも、区分けした各グループG…における複数のモニタデータDi…を、X軸の各プロット位置P1,P2…におけるY軸上に重複して表示するとともに、区分けした各グループG…をX軸に沿って順次表示するようにしたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、モニタデータDi…を書込むデータスタック3は、Y軸上に1つのモニタデータDiを表示し、かつX軸の最大プロット数Mを表示可能な格納容量を選定することができる。また、データスタック3には、FIFO(ファーストインファーストアウト)3fを用いることができる。さらに、区分けする各グループG…におけるデータ数Nは、ポイント数設定キー4により任意に設定することができる。一方、トレンドグラフT…は、表示リセットキー5によりリセットしない限りモニタデータDi…の表示を維持することができる。なお、トレンドグラフT…には、Y軸に対する中心線Lc…をX軸に沿って表示することができる。
このような手法による本発明に係る成形機1のデータ表示方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 区分けした各グループG…における複数のモニタデータDi…を、X軸の各プロット位置P1,P2…におけるY軸上に重複して表示するとともに、区分けした各グループG…をX軸に沿って順次表示するようにしたため、モニタデータDi…を間引くことなく全てのモニタデータDi…を表示可能となる。したがって、突発的な不良やその前後の変化(状態)を容易かつ確実に把握することができ、細部に対する十分な監視を行うことができる。
(2) 好適な態様により、モニタデータDi…を書込むデータスタック3を、Y軸上に1つのモニタデータDiを表示し、かつX軸の最大プロット数Mを表示可能な格納容量に選定すれば、データスタック3の十分な小容量化を実現できるとともに、部品コストに対するコストダウンにも寄与できる。
(3) 好適な態様により、区分けする各グループG…におけるデータ数Nを、ポイント数設定キー4により任意に設定できるようにすれば、オペレータは、成形する成形品や成形機1の動作状態等に対応して最適なデータ数Nを設定することができる。
(4) 好適な態様により、トレンドグラフT…は、表示リセットキー5によりリセットしない限りモニタデータDi…の表示を維持するようにすれば、データスタック3の書込状態に影響されることなく、トレンドグラフT…の最大プロット数MまでモニタデータDi…を確実に表示することができる。
(5) 好適な態様により、トレンドグラフT…に、Y軸に対する中心線Lc…をX軸に沿って表示するようにすれば、監視や判定を容易に行うことができるとともに、トレンドグラフT…の見易さにも寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るデータ表示方法を実施できる成形機(射出成形機)1の構成について、図3及び図4を参照して説明する。
図3中、仮想線で示す1は射出成形機であり、機台1bと、この機台1b上に設置された射出装置1i及び型締装置1cを備える。射出装置1iは、加熱筒21を備え、この加熱筒21の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒21の後部には材料を供給するホッパ22を備える。一方、型締装置1cには可動型と固定型からなる金型23を備える。また、機台1b上には側面パネル24を起設し、この側面パネル24にカラー液晶ディスプレイ等を用いたディスプレイ2を配設する。このディスプレイ2は、図4に示すように、タッチパネル2tが付設され、タッチパネル2tを含むディスプレイ2は、機台1bに内蔵したコントローラ本体30mに接続する。
図4は、成形機コントローラ30のブロック構成図を示す。31はCPUであり、このCPU31には内部バス32を介してチップセット33を接続する。このチップセット33には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン34を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。このため、バスライン34には、成形機コントローラ30を機能させるRAM,ROM等の内部メモリ35を接続するとともに、表示インタフェース36を介して上述したディスプレイ2及びタッチパネル2tを接続し、さらに、入出力インターフェイス37を介してメモリカード等の記憶メディア38に対する読出及び書込を行うドライブユニット39を接続する。
一方、チップセット33には、バスライン34と同様のバスライン40を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン40には、各種スイッチやリレー等を含むスイッチ群41から得るモニタデータ(切換データ等)Di…をCPU31に付与するとともに、CPU31からの制御指令データDo…を対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス42を接続する。また、各種センサを含むセンサ群43から得るモニタデータ(検出信号)Di…を、アナログ−ディジタル変換してCPU31に付与するとともに、CPU31からの制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号Do…を、対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス44を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
したがって、前述した内部メモリ35には、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。なお、PLCプログラムは、射出成形機1における各種工程のシーケンス動作や射出成形機1の監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機1の動作パラメータの設定及び表示,射出成形機1の動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、成形機コントローラ30を搭載する射出成形機1の固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施形態に係るデータ表示方法に係わる処理を実行できる。
また、バスライン34には、上述したモニタデータDi…を書込むためのデータスタック3を接続する。このデータスタック3には、先入れ先出し方式により書込みを行うFIFO3fを用いる。この場合、FIFO3fの格納容量は、ディスプレイ2に表示される後述するトレンドグラフT…との関係で設定(選定)できる。即ち、任意のトレンドグラフTにおけるY軸上に1つのモニタデータDiをプロットし、かつX軸の最大プロット数Mを表示可能な格納容量を選定できる。換言すれば、このような格納容量を選定した場合であっても、本実施形態に係るデータ表示方法を有効に実施でき、十分なデータ量の表示が可能であることを意味する。例示のトレンドグラフTは、最大プロット数Mが「500」である。なお、実際に表示されるプロット数は「250」であり、残りのプロット数「250」は、後述するスクロールキー55u,55dによりスクロール表示することができる。このように、モニタデータDi…を書込むデータスタック3(FIFO3f)を、Y軸上に1つのモニタデータDiを表示し、かつX軸の最大プロット数Mを表示可能な格納容量に選定すれば、データスタック3(FIFO3f)の十分な小容量化を実現できるとともに、部品コストに対するコストダウンにも寄与できる利点がある。
他方、ディスプレイ2には、図2に示すように、上段と下段に、各種画面を切換える画面項目毎に設けた複数の画面切換キーK1,K2,K3…を表示する。この画面切換キーK1…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループAuを横一列に配するとともに、下段に、これ以外となる段取り画面切換キーK8,工程監視画面切換キーK9,生産情報画面切換キーK10,波形画面切換キーK11,履歴画面切換キーK12,支援画面切換キーK13を有する第二のグループAdを横一列に配する。なお、第二のグループAdは、第一階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcを選択(ON)することにより、第二階層における画面切換キーに入れ替えることができる。
そして、モニタ画面切換キーK5を選択(ON)することにより、ディスプレイ2にモニタ画面Vmが表示される。このモニタ画面Vmは、上部に「射出充填時間」など、全部で八つのモニタ項目E…が表示されるモニタ項目表示部51を有する。このモニタ項目表示部51のモニタ項目E…は、他のモニタ項目に変更可能である。モニタ項目E…は、「射出充填時間」,「指定位置通過時間」,「射出開始位置」,「V−P切換位置」,「射出最前進位置」,「射出終了位置」,「V−P切換圧」,「射出最前進圧」,「射出ピーク圧」,「指定位置通圧」,「区間平均射出圧」,「射出開始圧」など、全部で23項目存在する。
また、各モニタ項目E…の下側には、成形品の良否判別のための設定を行う基準値設定部52及び監視幅設定部53を有するとともに、この下側には、X軸(縦方向)を時間軸とし、かつY軸(横方向)をモニタデータDi…の大きさとして、各モニタ項目E…に対応するモニタデータDi…をX軸に沿って順次プロットすることによりトレンドグラフT…を表示するトレンドグラフ表示部54を有する。前述したように、例示のトレンドグラフTは、X軸におけるプロット位置(行)の数(最大プロット数M)が「500」である。なお、実際に表示されるプロット数は「250」であり、残りのプロット数「250」は、スクロールキー55u,55dによりスクロール表示される。各トレンドグラフT…には、Y軸に対する中心線Lc…をX軸に沿って表示する。これにより、監視や判定を容易に行えるとともに、トレンドグラフT…の見易さにも寄与できる利点がある。
さらに、トレンドグラフ表示部54の下側には、本実施形態に係るデータ表示方法に利用するキーとして、トレンドグラフT…のX軸のプロット位置(行)におけるY軸上に重複してプロットするポイント数(データ数)Nを設定するポイント数設定キー4を有するとともに、トレンドグラフT…におけるモニタデータDi…の表示をリセットする表示リセットキー5を有する。これにより、オペレータは、ポイント数設定キー4により、成形する成形品や射出成形機1の動作状態等に対応してY軸上に重複してプロットする最適なポイント数Nを任意に設定することができる。この場合、設定可能なポイント数Nは、特に制限はなく、「1」を含む任意の数に設定できる。また、表示リセットキー5は、この表示リセットキー5によりリセット操作しない限り、トレンドグラフT…の最大プロット数MまでモニタデータDi…を表示することができ、データスタック3の書込状態には影響されない。
次に、本実施形態に係るデータ表示方法について、図1〜図4を参照しつつ図5に示すフローチャートに従って説明する。
まず、オペレータは、図2に示すモニタ画面切換キーK5を選択(ON)し、モニタ画面Vmをディスプレイ2に表示する。そして、ポイント数設定キー4を選択(ON)し、任意のポイント数(データ数)Nを設定する(ステップS1)。図2は、ポイント数Nとして、「1」を設定した場合を示す。なお、設定に際しては、ポイント数設定キー4をタッチすることによりテンキーがウィンドウ表示されるため、このテンキーから任意の数値を設定できる。
一方、射出成形機1の生産稼働を開始することにより、各モニタ項目E…に対応する各モニタデータDi…が1ショット毎にスイッチ群41及びセンサ群43から検出され、検出されたモニタデータDi…は、コントローラ本体30mに入力する(ステップS2,S3,S4)。そして、入力したモニタデータDi…はFIFO3fに書込まれる(ステップS5)。この場合、ショット毎のモニタデータDi…は順次FIFO3fに書込まれるため、FIFO3fの最大容量までモニタデータDi…が書込まれたなら、先入れ先出し方式により、初回のモニタデータDiから順次FIFO3fから消失する(ステップS6,S7)。例示の場合、「500」回のショット(成形)が行われた後、初回のモニタデータDiから順次消失する。
また、モニタデータDi…は、表示インタフェース36に付与され、ディスプレイ2における対応するトレンドグラフT…にプロット表示される(ステップS8)。この場合、設定したポイント数が「1」のため、図1中、(b)に仮想線で示すように、各トレンドグラフT…のX軸の各プロット位置P1,P2,P3…におけるY軸上に1つのモニタデータDi…のみが順次表示される。この際、表示中に表示リセットキー5を操作(ON)すれば、表示中のモニタデータDi…をクリアすることができる(ステップS9,S10)。したがって、表示リセットキー5を操作(ON)しない限り、トレンドグラフT…の最大プロット数MまでモニタデータDi…を確実に表示することができ、FIFO3f(データスタック3)の書込状態には影響を受けない。
ところで、Y軸上のポイント数Nを「1」に設定した場合、トレンドグラフTに表示されるポイント数Mは500ショット分となるため、例えば、ショットのサイクル時間が10秒の場合、表示時間は1時間24分相当となる。しかし、1日の温度変化等の影響を監視したい場合、この表示時間では短かすぎることになり、サイクル時間が更に短くなった場合やより長い期間のモニタデータDi…を監視したい場合などにおいては無視できない問題となる。
このため、本実施形態に係るデータ表示方法では、トレンドグラフTのX軸のプロット位置(行)におけるY軸上に複数のモニタデータDi…を重複してプロットできるようにした。したがって、この場合、オペレータは、成形する成形品や射出成形機1の動作状態等に対応して表示する最適なポイント数(データ数)Nを設定することができる。即ち、オペレータは、ポイント数設定キー4を選択(ON)し、任意のポイント数(データ数)Nに変更すればよい(ステップS11,S12)。図1は、ポイント数Nを「10」に変更した場合を示す。
これにより、FIFO3fにおいては、変更前と同様にモニタデータDi…の書込みが順次行われるが、ディスプレイ2における任意のトレンドグラフTには、図1中、(a)に実線で示すように、X軸の各プロット位置P1,P2,P3…におけるY軸上に「10」個のモニタデータDi…が順次重複して表示される。即ち、入力するモニタデータDi…がデータ数「10」毎に順次区分けされ、区分けされた各グループG…における「10」個のモニタデータDi…が対応するプロット位置P1…のY軸上に重複して表示され、この後、次の「10」個のモニタデータDi…が次の対応するプロット位置P2…に重複表示される表示処理が繰り返される。この場合、トレンドグラフTには、5000(=500×10)ショット分のモニタデータDi…が表示可能となる。したがって、サイクル時間が10秒の場合、表示時間は13時間54分相当となる。なお、ポイント数Nを変更した後の表示は、直前までの表示を変更せず、変更の時点から表示を変更してもよいし、既に表示されているポイントを含めて表示を変更してもよい。
よって、このような本実施形態に係るデータ表示方法によれば、区分けした各グループG…における複数のモニタデータDi…を、X軸の各プロット位置P1,P2…におけるY軸上に重複して表示するとともに、区分けした各グループG…をX軸に沿って順次表示するようにしたため、モニタデータDi…を間引くことなく全てのモニタデータDi…を表示可能となる。したがって、突発的な不良やその前後の変化(状態)を容易かつ確実に把握することができ、細部に対する十分な監視を行うことができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,手法,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、データスタック3としてFIFO3fを用いた場合を示したが、同様の機能を有する各種記憶装置に置換可能である。また、トレンドグラフT…には、Y軸に対する中心線Lc…をX軸に沿って表示した場合を示したが、必ずしも中心線Lc…を表示することを要しない。さらに、X軸とY軸は直角関係を意味し、必ずしも方向を意味するものではない。一方、ディスプレイ2による表示のみならず、通信により他の表示器などに表示する態様も含まれる。なお、射出成形機1に適用した場合を例示したが、押出成形機など各種タイプの成形機にも同様に適用できるとともに、広くは各種生産機械にも同様に適用することができる。
本発明の最良の実施形態に係るデータ表示方法の実施に用いるモニタ画面の表示態様図、 同データ表示方法の実施に用いるモニタ画面の他の表示態様図、 同データ表示方法の実施に用いる射出成形機及び同射出成形機に搭載するディスプレイの概要図、 同射出成形機に備える成形機コントローラのブロック構成図、 同データ表示方法に係わる処理手順を示すフローチャート、
符号の説明
1:成形機(射出成形機),2:ディスプレイ,3:データスタック,3f:FIFO(ファーストインファーストアウト),4:ポイント数設定キー,5:表示リセットキー,E…:モニタ項目,Di…:モニタデータ,T…:トレンドグラフ,P1…:プロット位置,Lc…:中心線

Claims (6)

  1. X軸を時間軸とし、かつY軸をモニタデータの大きさとして、所定のモニタ項目に係わるモニタデータをX軸に沿って順次プロットすることにより、ディスプレイにトレンドグラフを表示する成形機のデータ表示方法において、前記モニタデータを所定のデータ数毎に順次区分けし、少なくとも、区分けした各グループにおける複数のモニタデータを、X軸の各プロット位置におけるY軸上に重複して表示するとともに、区分けした各グループをX軸に沿って順次表示することを特徴とする成形機のデータ表示方法。
  2. 前記モニタデータを書込むデータスタックは、Y軸上に1つのモニタデータを表示し、かつX軸の最大プロット数を表示可能な格納容量を選定することを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  3. 前記データスタックには、FIFO(ファーストインファーストアウト)を用いることを特徴とする請求項2記載の成形機のデータ表示方法。
  4. 区分けする各グループにおけるデータ数は、ポイント数設定キーにより任意に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  5. 前記トレンドグラフは、表示リセットキーによりリセットしない限り前記モニタデータの表示を維持することを特徴とする請求項1記載の成形機のデータ表示方法。
  6. 前記トレンドグラフには、Y軸に対する中心線をX軸に沿って表示することを特徴とする請求項1又は2記載の成形機のデータ表示方法。
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