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JP4675329B2 - 高周波処置装置 - Google Patents

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JP4675329B2
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Description

本発明は、灌流液中において使用され、生体組織の切除、蒸散、放電凝固等の電気手術を行う高周波処置装置に関する。
従来、灌流液中において使用され、生体組織の切除、蒸散、放電凝固等の電気手術を行う高周波処置装置としてレゼクトスコープ装置を用いたものがある。
一般にレゼクトスコープ装置は、経尿道的切除術、経頚管的切除術に用いられ、体腔内に挿入される細長な中空のシース内に観察用の内視鏡である光学視管及び生体組織焼灼用の電極ユニットを主に備えたものである。
レゼクトスコープ装置により体腔内の観察が行われる際には、シース内に経由される液体が体腔内に送液され、内視鏡の視野が確保される。
従来、この体腔内に送液される液体には、非導電性であるD−ソルビトール溶液などが用いられていた。高周波電流は、電極から人体組織を経由して体外に配置されている回収電極で回収される。
ここで、従来のレゼクトスコープ装置では、高周波電流が神経を刺激することにより、筋反射が起こることがあり、神経のブロックが必要とされていた。また、D−ソルビトール溶液は、長時間体腔内に送液することができず、手術時間に制約を与えられていた。
これらの問題に対処するため、例えば、特許文献1には、灌流液として人体に長時間体腔内に送液できる生理食塩水等を用い、また、回収電極の代わりにシースで高周波電流を回収し、神経への刺激を低減させる技術が示されている。
図14は生理的食塩水の灌流液を使用する従来のレゼクトスコープ装置の構成図である。
図14に示すように、レゼクトスコープ装置901は、レゼクトスコープ902と、生理的食塩水のパック903と、送液チューブ904と、高周波電源905と、電極ケーブル906と、フットスイッチ907とを有して構成されている。
手術台908には、患者909が配置されている。
レゼクトスコープ902の先端部911は、患者909の尿道等に挿入される。図15に示すように、先端部911には、先端部が略半円状に形成された電極912を有する電極器914が設けられている。この電極器914の電極912は、先端部の略半円状に形成された部分のみ露出するように基端側に向けてチューブ体915によって被覆されている。
図14に戻って、レゼクトスコープ902には、パック903から送液チューブ904を経由して灌流液である生理的食塩水が供給されている。また、レゼクトスコープ902には、電極ケーブル906を介して高周波電源905と接続されている。
高周波電源905は、フットスイッチ907を踏むことにより、高周波電流を発生して電極ケーブル906を経由し、レゼクトスコープ902の先端部911の先端に配置された電極912に供給する。
図16は、このようなレゼクトスコープ902の先端部911の電極912に高周波電流が供給された場合の電極近傍の様子を示す説明図である。
図16に示すように、未通電の状態から、先端部の電極912に高周波電流の通電が開始されると、電極912の電気的抵抗により熱的エネルギを受けた電極912の近傍の生理的食塩水が温められ、気泡913の発生が始まる。
さらに、電極912に高周波電流が通電され続けると、気泡913は、その発生量が増え、電極912の全周を覆うようになる。このとき、電極912と生理的食塩水間の電極抵抗が急激に上昇し、高い電圧により、放電が発生する。この放電によって発生した熱により、組織の切除、蒸散、放電凝固等が可能になる。
特開2000−201946号公報
しかしながら、このような生理的食塩水を用いた従来の技術において、生理的食塩水を温め、気泡を発生させるには、大きな電力が必要となる。従って、生理的食塩水中における組織の切除、蒸散、放電凝固等を行うには、大電力を出力可能な高価な高周波電源が必要になるという問題があった。
また、患者の体内に送液される生理的食塩水が多い場合、電極の全周を覆うために必要な気泡の発生に時間かかり、組織の切除、蒸散、放電凝固等を行うための施術時間が長くなるという問題があった。つまり、施術時間が長くなると、患者への負担が増えてしまう問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、より小さい電力により灌流液(たとえば、生理食塩水)中での組織の切除、蒸散及び放電凝固を行うことが可能、且つ、施術時間を短くすることができる高周波処置装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成すべく本発明の一態様の高周波処置装置は、高周波電流を発生する高周波発生手段と電気的に接続され、前記高周波電流を放電し生体組織に処置を行うための印加電極を先端に有し、該印加電極の基端側を第1の絶縁部材で被覆されている電極器と、該電極器を所定の方向に移動自在に収納し、前記印加電極からの前記高周波電流の帰還側となる挿入部と、前記印加電極近傍に灌流液を送液する送液手段と、前記第1の絶縁部材の先端から露出する前記印加電極の基端部分を該第1の絶縁部材から該印加電極に沿って、該印加電極の外表面を任意の範囲において伸縮自在に被覆可能であって、処置のために該印加電極を生体組織に接触させる以前に該印加電極の露出範囲を任意の範囲に設定すべく、前記被覆する範囲を自在に設定可能とする蛇腹形状の伸縮部材から形成された第2の絶縁部材と、を具備する。
本発明によれば、より小さい電力により灌流液中での組織の切除、蒸散及び放電凝固を行うことが可能、且つ、施術時間を短くすることができる高周波処置装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7の図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は高周波処置装置の全体構成図、図2は高周波電源を示すブロック図、図3はレゼクトスコープの先端部分を示す断面図、図4は電極器の構成図、図5は電極器の先端部分を示す拡大図、図6は高周波電源装置による制御の流れを示すフローチャート図、図7はレゼクトスコープの先端部の作用を説明するための拡大図である。
図1に示すように高周波処置装置であるレゼクトスコープ1は細管状のシース2と、このシース2の後端に設けられた操作部3と、この操作部3よりシース2内に挿入され、観察を行う光学視管4と、高周波発生手段である高周波電源装置21と、この高周波電源装置21からの高周波電流が通電され、生体組織に処置を行う電極器5と、から主に構成されている。
シース2は、尿道、膣などより被検体の内部に挿入される。このシース2は、先端部6aを有し、導電性の挿入部6と、この挿入部6の後端に設けられた本体部7とを含む。この本体部7には、挿入部6内を通して体腔内に灌流液である本実施の形態では生理的食塩水を送水するための送水口8がコック9と共に設けられている。送水口8は、容器10内に入れられた生理的食塩水11を供給する送液チューブ12が着脱自在に接続される構成となっている。
一方、操作部3はシース2の本体部7後端に着脱自在となるよう構成された操作部本体14と、この操作部本体14の後端に突設されたガイド軸15と、このガイド軸15に摺動自在に保持されたスライダ16とを有している。
ガイド軸15の後端には、ストッパ17が設けられている。このストッパ17と操作部本体14との間において、スライダ16がガイド軸15に沿って自在に往復摺動する。また、ガイド軸15は、内部が中空構造となっている。光学視管4は、ガイド軸15内を挿通してシース2内に挿入されるとともにストッパ17へと着脱自在に接続固定されている。
スライダ16には、電極器5を保持する保持部18が設けられていると共に、電極器5に高周波電流を通電するための通電部19が設けられている。この通電部19は、スライダ16に設けられたコネクタ20と電気的に導通しており、コネクタ20には高周波電源装置21の出力コード22先端に設けられた出力プラグ23が着脱自在に接続固定されるようになっている。
この高周波電源装置21には、電極器5へ高周波電流を供給操作、及び高周波出力を制御するための切替えペダルを有するフットスイッチ40が接続されている。さらに、高周波電源装置21の前面から一端が接続された信号ケーブル42が延出しており、この信号ケーブル42の他端は、容器10と送液チューブ12を連結しているピンチバルブ41に接続されている。すなわち、ピンチバルブ41は、高周波電源装置21から信号ケーブル42により電源供給を受けるようになっている。
これら容器10、送液チューブ12、及びピンチバルブ41によって、送液手段が構成されている。
また、ストッパ17には、使用者が手の親指を掛けるリング形状の指掛け部24が設けられている。一方、スライダ16には、使用者が手の人差し指から薬指又は小指までを掛けるレバー形伏の指掛け部25が設けられており、これら指掛け部24と指掛け部25とがばね関節26によって矢印H方向に付勢されつつ連結している。
そして、これらの指掛け部24、25が操作され、スライダ16がガイド軸15に沿って操作部本体14方向(前方向)へとスライドされると、電極器5の先端電極部27がシース2の先端から突出するようになっている。また、逆にスライダ16がストッパ方向(後方向)へと操作されると、電極器5の先端電極部27は、シース2の先端部6aに収納されるようになっている。
光学視管4は、シース2内に挿入される挿入部28と、この挿入部28の後端に設けられた接眼部29とを含む。この接眼部29の近傍には、光源装置30に接続されるライトガイドケーブル31のコネクタ32が着脱自在に接続固定されるライトガイドコネクタ33が設けられている。
光源装置30より出力された照明光は、ライトガイドケーブル31を介してライトガイドコネクタ33へと伝送され、更に挿入部28に内装されたライトガイドバンドルによって挿入部先端35へと伝送され出射される。
図2に示すように、高周波発生手段である高周波電源装置21は、制御回路50と、電源回路51と、高周波発生回路52と、波形回路53と、出力トランス54と、電流センサ55と、電圧センサ56と、A/Dコンバータ57と、ピンチバルブ電源58と、を有して構成されている。
電源回路51は、直流電流を出力する。高周波発生回路52は、電源回路51からの直流電流を高周波電流に変換する。波形回路53は、制御回路50の制御に基づいて、高周波発生回路52に対して高周波電流の波形を指示する。
出力トランス54は、高周波発生回路52からの高周波電流をレゼクトスコープ1に接続される出力コード22内の配線に出力する。電流センサ55は、出力トランス54より出力される出力電流を検出する。
電圧センサ56は、出力トランス54より出力される出力電圧を検出する。A/Dコンバータ57は、電流センサ55及び電圧センサ56の信号をデジタル信号に変換する。制御回路50は、A/Dコンバータ57からのデジタル化されたデータと、フットスイッチ40からの信号に基づいて電源回路51及び波形回路53を制御する。さらに、制御回路50は、ピンチバルブ41への電源を供給するピンチバルブ電源58の制御も行う。
次に、図3〜図5を用いてレゼクトスコープ1のシース2の先端部6aから突出及び先端部6a内に収納される電極器5について説明する。
図3に示すように、レゼクトスコープ1の先端部6aからは電極器5の機能部となる先端電極部27が露出している。先端電極部27は、側方から見たときに、略L字状に曲げられ、組織に当接し易いようになっている。前述したように、電極器5は、指掛け部24、25(図1参照)が操作されることにより、先端電極部27を有する先端部分がレゼクトスコープ1の先端部6aから前方へ突出されたり、先端部6a内に略収納されたりされるように、スライド操作自在となっている。
図4に示すように、電極器5は、前方側が2つに分岐されており、それら両分岐端を夫々繋ぐように印加電極となる略ループ形状(閉ループ)に形成された金属線である先端電極部27が配設されている。また、電極器5の分岐端の先端部分には、第1の(電気)絶縁部材からなるスリーブ38が配設されている。
この先端電極部27には、電極器5の分岐部分から基端側の中途部分であって、光学視管4の挿入部28が挿通するガイド筒5aが図4の紙面に向かって見た上方に固着されている。これにより、電極器5は、スライド操作されたとき、光学視管4の挿入部28が挿入されたガイド筒5aにより直進ガイドされる。
図4及び図5に示すように、スリーブ38の先端から紙面に向かって見た下方側、つまり、鉛直方向側へと延びる2つの絶縁部材(本実施の形態における第2の絶縁部材)37が先端電極部27を所定の範囲において被覆している。詳しくは、先端電極部27は、電極器5の分岐端に設けられる2つの先端部分から延出する各根元部分に絶縁部材37が夫々、所定の範囲において被覆されている。すなわち、2つの絶縁部材37は、生体組織の切除、蒸散、放電凝固等の際に使用頻度の少ないスリーブ38の先端から露出する先端電極部27の根元部分のみを所定の範囲において夫々被覆している。
この電極器5は、金属線の先端電極部27が体腔の処置領域に接触する接触部となり、その他の金属線の部分が前記処置領域に接触しない非接触部となるように、スリーブ38、及び絶縁部材37が設けられている。また、電極器5は、スリーブ38が被覆された部分が第1の部分となり、この第1の部分の軸方向と異なる方向に延出するため根元部分が湾曲部となる先端電極部27が第2の部分となる。この先端電極部27の根元部分の湾曲部に絶縁部材37が被覆している。
次に、図6及び図7を用いて、以上のように構成された本実施形態のレゼクトスコープの動作について説明する。
先ず、例えば、尿道、膣などからレゼクトスコープ1が患者の体腔内に挿入される。
図6に示すように、フットスイッチ40の切開ペダルが踏まれて、ONされると(S1)、制御回路50は、ピンチバルブ電源58を制御してピンチバルブ41に電源を供給し、送液チューブ12による生理的食塩水の送液を一時的に停止する(S2)。そして、制御回路50は、高周波発生回路52を制御して高周波出力の供給を開始させる(S3)。
このとき、生理的食塩水の送液が停止しているため、先端電極部27の近傍には、高周波電流で温められた生理的食塩水が留まり、気泡が発生し易くなる。更に、生理的食塩水の送液を一時的に停止することによって、発生した気泡が送液で飛び散ることもない。また、図7に示すように、先端電極部27に供給される高周波電流は、印加側となる先端電極部27が生体組織に接触する部分から帰還側となる挿入部6に流れる。これにより、先端電極部27に接触している組織は、切除、蒸散、及び放電凝固などされる。
また、先端電極部27の根元部分は、絶縁部材37により被覆されているため、先端電極部27が生理的食塩水に接触する表面積が従来の電極912(図15参照)に比べて小さいため、より効率的に生理的食塩水の温度上昇が行われる。そのため、露出している先端電極部27の周囲には、気泡が発生しやすくなる。
この後、制御回路50は、ステップS4において、電流センサ55の電流値及び、続いてステップS5において電圧センサ56の電圧値をA/Dコンバータ57を介して取り込む。
この後、制御回路50は、回路内において、取り込んだ電圧値を電流値で割ることにより、先端電極部27と外套管である挿入部6の間の抵抗値Zを計算する。
次に、制御回路50は、算出した抵抗値Zが、例えば500Ω未満であるか否かの判断を行う(S7)。制御回路50は、算出した抵抗値Zが、500Ω未満の場合、ステップS4に戻り同様の処理を繰り返す。
その一方において、算出された抵抗値Zが500Ωよりも大きければ、先端電極部27の全周が気泡に包まれ、既に放電が発生しているため、生理的食塩水の送液を停止する必要がなくなる。そして、制御回路50は、ピンチバルブ41への電源をOFF(S8)し、先端電極部27の近傍へ生理的食塩水の送液が再開される。
次に、制御回路50は、フットスイッチ40の切開ペダルが離されると(S9)、高周波発生回路52を制御して高周波出力を停止させる(S10)。
つまり、以上の説明からフットスイッチ40の切開ペダルがONされると、先端電極部27から気泡が発生する。しかし、フットスイッチ40の切開ペダルがONされた直後は、生理的食塩水の温度上昇のための時間的な理由により、先端電極部27に気泡があまり発生されない。このとき、組織抵抗の抵抗値Zが500Ωよりも低い状態となり、制御回路50は、ピンチバルブ41への電源をONし、送液チューブ12による先端電極部27の近傍への生理的食塩水の送液を停止する。
フットスイッチ40の切開ペダルがONされてからある程度の時間経過すると、先端電極部27に付着する気泡が多くなり、抵抗値Zが上昇する。その抵抗値Zが500Ωになると、先端電極部27の全周が気泡に包まれ、放電が発生した状態になり、ピンチバルブ41への電源供給がOFF状態となり、送液チューブ12による先端電極部27の近傍への生理的食塩水の送液が再開する。
図14〜図16に示す従来のレゼクトスコープ装置901が備える電極912に比べて、本実施形態の先端電極部27は、生理的食塩水に接触する表面積が被覆される絶縁部材37により小さい面積にされているため、生理的食塩水の温度上昇にかかる時間を短縮することができる。すなわち、本実施形態のレゼクトスコープ1は、フットスイッチ40の切開ペダルがONされてから先端電極部27の全周を覆う気泡が発生するまでの時間を短縮できる構成となっている。
以上のように構成された本実施形態のレゼクトスコープ1は、高周波電源装置21が出力を開始してから先端電極部27と挿入部6による放電の発生に必要な先端電極部27の全周が気泡に覆われるための時間を短縮することができる。つまり、先端電極部27が絶縁部材37により生理的食塩水に接触する面積が小さくされるため、先端電極部27近傍の生理的食塩水の液温上昇にかかる時間を短縮することができる。
そのため、本実施形態のレゼクトスコープ1は、高周波電源装置21からの高周波電流の出力時間の短縮により省電効果を得ることができると共に、先端電極部27の全周を覆う気泡が発生しやすくなる。
更に、先端電極部27近傍の気泡が送液により飛び散ることがないので、小さい電力により先端電極部27全体を気泡で覆い放電させ、生体組織の切除、蒸散、放電凝固などを行うことが可能になる。
以上の結果、小電力の高周波電源装置21を用いることができ、高周波処置装置であるレゼクトスコープ1の製造コストの低減と省電力化が可能になる。
なお、先端電極部27は、従来の電極912(図15参照)と比較して生理的食塩水との接触面積を小さくするために、切除、蒸散、放電凝固などを行う際に、使用頻度の少ないスリーブ38の先端から露出する先端電極部27の根元部分に被覆されている絶縁部材37に代えて、図8〜図13に示すような構成にしても良い。
図8に示す、先端電極部27は、スリーブ38の先端から露出する根元部分(湾曲部)の外表面を所定の範囲において非導電性膜である第2の絶縁部材となる絶縁コーティング27aがされている。これにより、先端電極部27は、生理的食塩水との接触面積を小さくされている。
図9に示す、先端電極部27は、根元部分(湾曲部)の外表面を所定の範囲において、スリーブ38の第2の絶縁部材となる先端部分が延出方向に沿って延出するように被覆されている。これにより、先端電極部27は、生理的食塩水との接触面積を小さくされている。図9では、スリーブ38の先端部分が下方、つまり、鉛直方向に折り曲げられるように、側方から見たときに略L字形状となっている。
図10に示す、先端電極部27には、スリーブ38の先端から露出する根元部分(湾曲部)の外表面を所望の被覆範囲を変更自在な絶縁部材からなる蛇腹形状の蛇管38a(本実施の形態での第2の絶縁部材)が設けられている。これにより、医師などの使用者は、先端電極部27の生理的食塩水との接触面積を所望の範囲において小さくすることができる。
以上に説明した、図8〜図10の先端電極部27の構成によれば、生理的食塩水の温度上昇に必要な時間を抑えることができ、先端電極部27の周囲に気泡が発生しやすくなる。また、先端電極部27の外表面が露出する面積が小さいため、少ない気泡により先端電極部27から挿入部6への放電を発生させることができる。
さらに、図10の先端電極部27の構成によれば、医師などの使用者は、治療する患部の状況に合わせて、先端電極部27を露出させる範囲を適宜選択できる。
図11に示す、先端電極部27は、最も使用頻度の多いループ形状の中央部27cの外径がスリーブ38の先端から露出する根元部分の外径よりも小さい径に成形されている。この中央部27cの外径が細くなっていることから、中央部27cと生理的食塩水の接触面積が少なくなる。そのため、中央部27c周囲を覆う気泡が少量で充分になる。
図12に示す、先端電極部27は、図11に示した先端電極部27と同じ原理を利用して、前方側に向かった面に複数の切り欠き部27bを有している。切り欠き27bと生理的食塩水の接触面積が少なくなる。そのため、切り欠き27bの周囲を覆う気泡が少量で充分になる。
なお、図13に示すように、先端電極部27は、ループ(閉ループ)を描く板形状であり、前方側に複数の切り欠き部27Bを有しても同じ効果を得られる。尚、この板形状の先端電極部27の根元部分には、第2の絶縁部材となる上述の絶縁コーティング27aが施されている。
以上述べた、本実施形態のレゼクトスコープ1の先端電極部27は、少ない気泡の発生量でも組織に接触する際、有効的に挿入部6との間において放電が発生するため、高周波電源装置21の消費電力を軽減できると共に、使用する高周波電力の小電力化を実現できる。そのため、大電力を出力可能である高価な高周波電源装置21を用いる必要がなくなり、先端電極部27が組織と接触する際に小電力の出力でも短時間に挿入部6への放電が行える安価な高周波電源装置21を用いることができる。
また、本実施形態のレゼクトスコープ1によれば、放電に必要な時間を短くすることができるため、手技時間を抑えることができ、患者への負担も軽減することができる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
高周波処置装置の全体構成図である。 高周波電源を示すブロック図である。 レゼクトスコープの先端部分を示す断面図である。 電極器の構成図である。 電極器の先端部分を示す拡大図である。 高周波電源装置による制御の流れを示すフローチャート図である。 レゼクトスコープの先端部の作用を説明するための拡大図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 電極器の先端部分に配設される先端電極部を説明するための図である。 生理的食塩水の灌流液を使用する従来のレゼクトスコープを含んだ高周波処置装置の構成図である。 従来の電極を示す図である。 従来のレゼクトスコープの電極近傍の様子を示す説明図。
符号の説明
1・・・レゼクトスコープ
5・・・電極器
6・・・挿入部
7・・・本体部
8・・・送水口
9・・・コック
10・・・容器
11・・・生理的食塩水
12・・・送液チューブ
21・・・高周波電源装置
37・・・絶縁部材
27・・・先端電極部
37・・・絶縁部材
41・・・ピンチバルブ

Claims (7)

  1. 高周波電流を発生する高周波発生手段と電気的に接続され、前記高周波電流を放電し生体組織に処置を行うための印加電極を先端に有し、該印加電極の基端側を第1の絶縁部材で被覆されている電極器と、
    該電極器を所定の方向に移動自在に収納し、前記印加電極からの前記高周波電流の帰還側となる挿入部と、
    前記印加電極近傍に灌流液を送液する送液手段と、
    前記第1の絶縁部材の先端から露出する前記印加電極の基端部分を該第1の絶縁部材から該印加電極に沿って、該印加電極の外表面を任意の範囲において伸縮自在に被覆可能であって、処置のために該印加電極を生体組織に接触させる以前に該印加電極の露出範囲を任意の範囲に設定すべく、前記被覆する範囲を自在に設定可能とする蛇腹形状の伸縮部材から形成された第2の絶縁部材と、
    を具備することを特徴とする高周波処置装置。
  2. 前記印加電極は、前記電極器の先端部分においてループ状に形成しており、前記第1の絶縁部材の先端から露出する根元部分の外径よりも前記ループ状に形成された中央部分の外径が小さい径に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波処置装置。
  3. 前記印加電極は、被検体の所望の処置領域と接触する接触部と、前記第1の絶縁部材と連なる非接触部とを有し、
    該非接触部の少なくとも一部は前記第2の絶縁部材により前記所定の範囲で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の高周波処置装置。
  4. 前記印加電極は、基端部から先端方向に延出する前記第1の絶縁部材が設けられた第1の部分と、前記先端部を含み前記第1の部分と異なる方向に延出する第2の部分とを有することを特徴とする請求項1に記載の高周波処置装置。
  5. さらに、前記第1の部分と前記第2の部分とを結合する湾曲部を有することを特徴とする請求項4に記載の高周波処置装置。
  6. 前記湾曲部は、前記第2の絶縁部材で被覆されていることを特徴とする請求項5に記載の高周波処置装置。
  7. 前記印加電極は、前記被検体に所定の処置を施すための機能部と非機能部とを有し、前記非機能部の少なくとも一部は、前記被検体に対して絶縁されていることを特徴とする請求項3に記載の高周波処置装置。
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