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JP4672517B2 - 携帯電話機、音声コンテンツ配信システム - Google Patents

携帯電話機、音声コンテンツ配信システム Download PDF

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JP4672517B2 JP2005300780A JP2005300780A JP4672517B2 JP 4672517 B2 JP4672517 B2 JP 4672517B2 JP 2005300780 A JP2005300780 A JP 2005300780A JP 2005300780 A JP2005300780 A JP 2005300780A JP 4672517 B2 JP4672517 B2 JP 4672517B2
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Description

本発明は、映像コンテンツの提供に際して、複数の音声サービスを提供する技術に関する。
テレビ放送される放送番組においては、主音声のみならず、複数の音声が同時に放送されることがある。例えば、映画を放送する番組では、主音声では自国語、副音声では他国語の音声が同時に放送されることがある。また、スポーツの中継放送番組では、主音声と副音声とで各々異なる解説者が番組の解説を担当していることがある。
これにより、視聴者は、放送されるさまざまな副音声のうち、自らの嗜好にあった音声を選択することで、放送番組の視聴を堪能することができる。
放送番組の視聴を、視聴者ごとに最適な態様で実行することを可能とするために、下記の特許文献1に、放送される放送番組を視聴者の多様な嗜好等に応じて再構成する技術が開示されている。
特開2000−152215号公報
しかし、テレビ放送においては、放送に使用することができる周波数帯域の制約により、同時放送可能な音声数には限りがあるので、上述の技術では、視聴者各々の様々な嗜好に対応するために、多種多様な音声を提供することができないことがある。そのため、視聴者によっては、嗜好と合致する態様での視聴をあきらめざるを得ない場合がある。
例えば、視聴者がフランス語音声による映画番組の視聴を望んでいるにもかかわらず、当該映画番組では英語音声と日本語音声の2種類の音声のみが提供されている場合、視聴者は、希望しない態様での視聴を強いられ、放送番組の視聴を十分に楽しむことができない。
そこで、本発明は、放送可能な音声数が周波数帯域の制約に影響される場合であっても、このような制約にかかわらず、視聴者の多様な趣味や嗜好に添うような様々な種類の音声を視聴者に対して提供することを可能とする音声コンテンツ配信システムと、音声コンテンツ配信システムを構成する携帯電話機とを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、所定の映像コンテンツと連動して聴取されるタイムスタンプ付き音声ストリームを、前記音声ストリームを配信している音声コンテンツ配信サーバから取得して再生する携帯電話機であって、自機が所在する地域を示す情報を取得するエリア情報取得部と、所定の映像コンテンツを放送している放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、前記所定の映像コンテンツについて配信されている少なくとも1の音声ストリームを示す情報を含む音声リストを取得する音声リスト取得手段と、前記音声リストに示される前記少なくとも1の音声ストリームのうち、聴取の実行対象となる聴取対象音声ストリームの指定を、ユーザ操作を介して受け付ける指定受付手段と、受け付けた指定にかかる音声ストリームを、ネットワークを介して前記音声コンテンツ配信サーバから取得する音声ストリーム取得手段と、取得した音声ストリームを、付加されているタイムスタンプに従って音声出力する出力手段とを備え、前記音声リスト取得手段は、ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるか否かを判定し、ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるときは、前記エリア情報取得部によって取得された地域を示す情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、前記情報に示される地域において映像コンテンツの放送を行っている放送局を示す情報を含むチャネルリストを取得するとともに、前記チャネルリストからユーザが指定する放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信する一方、ユーザの視聴にかかる放送局が分かるときは、音声コンテンツ配信サーバへの地域を示す情報の送信によるチャネルリストの取得を行わずに、当該放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信することを特徴とする。
上述の構成を備える携帯電話機は、視聴者が指定した音声コンテンツを、ネットワーク経由で取得する。また、取得した音声コンテンツを、タイムスタンプに従って外部へ出力する。
これにより、視聴者は、自身の趣味や嗜好に合致した音声コンテンツが放送において提供されていない場合であっても、ネットワーク経由で所望の音声コンテンツを取得することで、自身が希望する態様で放送番組の視聴を実行することができる。
また、所定の映像コンテンツについて配信されている前記音声ストリームは、各々所定の地域と対応づけられており、前記指定受付手段は、自機が所在する地域を示すエリア情報を取得するエリア情報取得部と、取得したエリア情報に示される自機の所在地域と対応づけられている音声ストリームを識別するストリーム識別情報を記憶する識別情報記憶部とを含み、記憶しているストリーム識別情報にかかる音声ストリームを前記聴取対象音声ストリームとする指定を優先的に受け付けることとしてもよい。
ここで、「指定を優先的に受け付ける」とは、前記ストリーム識別情報にかかる音声ストリームの存在をユーザに対して知らせることで、ユーザによる当該音声ストリームの指定を容易にすることをいう。例えば、携帯電話機に備わるディスプレイに、前記ストリーム識別情報にかかる音声ストリームを他の指定候補となる音声ストリームとは区別して表示することや、前記ストリーム識別情報にかかる音声ストリームの存在をスピーカやバイブレータ等によって知らせることをいう。
これにより、視聴者は、自身の所在地域に応じた音声を指定して放送番組とともに視聴することが容易となる。特に、天気予報や交通情報等の、視聴者の所在地域に関連した音声情報が重要となる番組を視聴する場合において有用である。
さらに、自動車等に搭載されたテレビ受信装置を用いて視聴する場合や、移動しながら携帯型のテレビ放送受信装置を用いて視聴する場合等、視聴者が移動しながらテレビ放送を視聴する場合において、視聴者は、自身の移動に応じて、移動先の地域に関連した音声情報を随時取得することができる。
したがって、視聴者は、従来のテレビ放送にはない、移動中における最適な音声情報の提供サービスを受けることができる。
また、所定の映像コンテンツと連動して聴取されるタイムスタンプ付き音声ストリームを配信する音声コンテンツ配信サーバと、前記音声コンテンツ配信サーバから音声ストリームを取得して再生する携帯電話機とからなる音声コンテンツ配信システムであって、前記音声コンテンツ配信サーバは、所定の映像コンテンツと対応づけて少なくとも1の音声ストリームを記憶するストリーム記憶手段と、前記携帯電話機から音声ストリームの取得要求を受け付ける取得要求受付手段と、受け付けた取得要求にかかる音声ストリームを前記携帯電話機に対してネットワークを介して送信する音声ストリーム送信手段とを備え、前記携帯電話機は、前記音声コンテンツ配信サーバが所定の映像コンテンツについて配信している少なくとも1の音声ストリームのうち、聴取の実行対象となる聴取対象音声ストリームの指定を、ユーザ操作を介して受け付ける指定受付手段と、受け付けた指定にかかる音声ストリームの取得要求を前記音声コンテンツ配信サーバに対してネットワークを介して送信する取得要求送信手段と、送信した取得要求にかかる音声ストリームを、前記音声コンテンツ配信サーバからネットワークを介して受信するストリーム受信手段と、受信した音声ストリームを、付加されているタイムスタンプに従って音声出力する出力手段とを備えることとしてもよい。
これにより、視聴者の多様な趣味や嗜好に応じた様々な音声を、放送番組とともに提供することができる。
<実施の形態>
以下、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成する携帯電話機1000と、音声コンテンツを配信するサーバ2000とについて説明する。
<概要>
従来のテレビ放送においては、主音声の他に副音声が放送されていることがあるが、放送に使用することができる周波数帯域には制約があるため、放送番組とともに提供することができる音声コンテンツの数には制限があった。
一方、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムは、テレビ放送等の放送型映像コンテンツを視聴するユーザに対し、ネットワークを介して多種多様な音声コンテンツを提供することができる。例えば、野球番組を試聴しているユーザに対し、対戦チームごとの応援音声や、試合内容の解説音声や、試合が開催されている球場の音のみを伝える音声などを提供することができる。
このような本発明にかかる音声コンテンツ配信システムの概略図を、図1に示す。
同図に示すように、携帯電話機1000(1000a、1000b)は、基地局4000や通信端末5000等を介してネットワーク3000に接続している。携帯電話機1000と同様に、サーバ2000もネットワーク3000に接続している。本発明にかかる音声コンテンツ配信システムの主要な構成となるのは、この携帯電話機1000とサーバ2000である。
以下、携帯電話機1000とサーバ2000について詳しく説明する。
<構成>
図2は、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成する携帯電話機1000の機能ブロック図である。
同図に示すように、携帯電話機1000は、アンテナ101と、無線部102と、ベースバンド部103と、位置情報取得部104と、操作部105と、記憶部106と、表示部107と、音声コーデック部108と、音声処理部109と、スピーカ110と、マイク111と、制御部112とからなる。
アンテナ101は、通信電波の送受信を行う。
無線部102は、ベースバンド信号を無線信号にアップコンバートし、また、無線信号をベースバンド信号にダウンコンバートする。
ベースバンド部103は、データを無線信号に変換するためのπ/4shiftQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)モデム部や、無線部102の制御に必要なA/DコンバータおよびD/Aコンバータ、通信に必要な制御信号やデータをフレーミング・デフレーミングするチャネルコーデック部などからなり、データをやりとりするための通信用物理スロットおよび制御用物理スロットの組み立て、分解を行う処理や、送信するデータをアナログベースバンド信号に変調する処理などを行う。
位置情報取得部104は、GPS(Global Positioning System)測位機能を有し、GPSモジュール等からなる。GPS測位機能によって、携帯電話機1000が所在する位置を測位する。また、基地局が位置情報を送出する場合は、基地局が送出する位置情報を取得する。
操作部105は、通話開始キー、通話終了キー、テンキー、ソフトキー等からなり、ユーザによるキー入力を受け付けて制御部112へ所定の信号を送出する。
記憶部106は、メモリであり、サーバ2000からネットワークを介して受信した音声コンテンツの一時的な記憶や、携帯電話機1000が通信に必要とする各種データの記憶などに用いられる。
表示部107は、液晶パネル、有機EL等であり、制御部112から送出された信号を受け付けて、音声コンテンツのリストや、電池残量、通信電波の受信状況、現在時刻、日時等の表示を行う。
音声コーデック部108は、データをデコードするデコーダを含み、携帯電話機1000がネットワークを介して受信した音声コンテンツのデコードを行う。
音声処理部109は、通話音声やボイスメモ等の入力を受け付ける処理や、通話相手の音声、留守番電話機能によって録音されている音声等の出力処理を行う。また、PCMコーデックやADPCMトランスコーダを含み、音声をPCM信号に変換したり、PCM信号をADPCM信号に変換または逆変換したりする処理を行う。
スピーカ110は、ネットワークを介してサーバ2000から受信した音声コンテンツ等を音声として出力する。
マイク111は、ユーザの音声、街頭の音声等の、外部からの音声入力を受け付ける。
制御部112は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備え、サーバ2000との通信にかかる処理や、サーバ2000から受信した音声ストリームを音声コーデック部108によってデコードする処理などを制御する。
次に、サーバ2000の構成について説明する。
図3は、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成するサーバ2000の機能ブロック図である。
同図に示すように、サーバ2000は、通信部201と、蓄積媒体202と、制御部203とからなり、制御部203は、計時部204を含む。
通信部201は、LAN(Local Area Network)カード等の、ネットワーク3000への接続を行うインターフェイスである。
蓄積媒体202は、HDD(Hard Disk Drive)等の、大容量の記憶領域を有し、携帯電話機1000に対して送信する音声ストリームや、後述するエリアチャネル対応表400、番組テーブル500、コンテンツ管理テーブル600などを記憶している。
制御部203は、CPU、ROM、RAMなどを備え、サーバ2000が携帯電話機1000に対してネットワークを介して音声ストリームを送信する処理の制御などを行う。
計時部204は、計時機能を有し、現在時刻を管理する。現在時刻を正確に管理するために、NTP(Network Time Protocol)等によって、サーバ2000の内部時計を調節する。
<データ>
次に、サーバ2000が管理するデータについて説明する。
<エリアチャネル対応表400>
図4は、サーバ2000が管理するエリアチャネル対応表400を示す図である。エリアチャネル対応表400は、各エリアにおいて放送を行っている放送局を示す表である。
同図に示すように、エリアチャネル対応表400は、エリアID41と、エリア名42と、チャネル43と、放送局44とからなる。
エリアID41は、各エリアを識別するための識別子である。
エリア名42は、エリアIDによって識別される各エリアの名称を示す。
チャネル43は、各エリアにおいて放送を行っている放送局のチャネルを示す。
放送局44は、各々のチャネルにおいて放送を行っている放送局の名称を示す。
<番組テーブル500>
続いて、サーバ2000が管理するデータのうち、各放送局において提供されている放送番組を管理するためのデータについて説明する。
図5は、サーバ2000が管理する番組テーブル500および番組表550を示す図である。同図(a)は、番組テーブル500を示し、同図(b)は、番組テーブル500をもとにした番組表550を示す。
サーバ2000は、実際には同図(a)に示す番組テーブル500を管理している。同図(b)の番組表550は、番組テーブル500をわかりやすく視覚化するために示している。なお、番組テーブル500は、EPG(Electronic Program Guide)データをもとにして生成されるデータである。
同図(a)に示すように、番組テーブル500は、放送局51と、放送日52と、開始53と、終了54と、コンテンツID55と、コンテンツ名56とからなる。
放送局51は、放送を行っている放送局の名称を示す。
放送日52は、コンテンツID55およびコンテンツ名56に示される各コンテンツが放送される放送日を示す。放送日は、年と日からなる。同図に示すように、8個の数字からなる数字列で放送日を表現している。
同図の例で説明すると、放送日52に示されている「20051014」は、前半の4個の数字「2005」が年を示し、後半の4個の数字「1014」が日を示している。後半の4個の数字において、前の2個の数字が月を、残りの2個の数字が日を示す。すなわち、放送日52に「20051014」と示されていると、コンテンツが放送される日は2005年の10月14日であることを表している。
開始53は、コンテンツID55およびコンテンツ名56に示される各コンテンツの放送開始時刻を示す。同図に示すように、4個の数字で放送開始時刻を表現している。4個の数字のうち、前半の2個が「時」、後半の2個が「分」を示す。例えば、開始53に「1900」と示されていると、コンテンツの放送開始時刻は19時00分である。
終了54は、コンテンツID55およびコンテンツ名56に示される各コンテンツの放送終了時刻を示す。開始53における説明と同様、4個の数字で放送終了時刻を表現している。例えば、終了54に「2100」と示されていると、コンテンツの放送終了時刻は21時00分である。
コンテンツID55は、各放送局において放送されているコンテンツ各々を識別する識別子である。
コンテンツ名56は、コンテンツの名称であり、コンテンツID55に示される識別子と対応づけられている。
上述した番組テーブル500に示される各コンテンツの放送日時を視覚化した番組表550を、同図(b)に示す。
同図(b)に示すように、番組表550は、時間帯57と、放送局58とを含む。
時間帯57は、各コンテンツの放送時間帯を示す。
放送局58は、放送を行う放送局と、放送される各コンテンツの放送時間帯を示す。
<コンテンツ管理テーブル600>
次に、コンテンツ各々に提供されている音声ストリームを管理するためのコンテンツ管理テーブル600について説明する。
図6は、コンテンツ管理テーブル600を示す図である。
同図に示すように、コンテンツ管理テーブル600は、放送局61と、コンテンツID62と、音声ID63と、音声コンテンツ名64とからなる。
放送局61は、放送を行う放送局の名称を示す。
コンテンツID62は、各放送局において放送されているコンテンツ各々を識別する識別子である。
音声ID63は、各コンテンツについて提供されているいくつかの音声コンテンツを、それぞれ識別するための識別子である。
音声コンテンツ名64は、音声ID63に示される各音声コンテンツの名称を示す。
<同期情報>
音声コンテンツを音声ストリームとして受信し、受信した音声ストリームを放送番組にあわせて再生するには、音声ストリームの再生にあたって、放送番組と同期を取る必要がある。同期を取らない場合は、音声の再生が映像とずれてしまい、ユーザの視聴に耐えないからである。
そのため、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムにおいては、映像との同期を取るための同期情報を音声ストリームに含ませることとしている。
同期情報について、図面を用いて具体的に説明すると、図7は、音声ストリームのデータ構造を示す図であり、同図に示すように、本発明においては、音声ストリームをPackの集まりとして構成している。
Packを構成するパケットをPES(Packetized Elementary Stream)パケットという。
PESパケットは、header部と、elementary_stream部とからなる。
PESパケットのheader部には、PTS(Presentation Time Stamp)やDTS(Decoding Time Stamp)などの、同期再生のための時間情報が含まれる。このPTSやDTSには、基準時間のどこで復号し、再生すればよいかを示すタイムスタンプが記述されており、本発明においては、このタイムスタンプを用いることにより、映像との同期再生を行う。
<動作>
次に、本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成する携帯電話機1000の動作と、サーバ2000の動作について、図面を用いて説明する。
<携帯電話機1000の動作>
図8は、本発明にかかる携帯電話機1000の制御部112が行う処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、携帯電話機1000の制御部112は、まず、ネットワーク3000への接続を開始する(ステップS801)。ネットワーク3000への接続に成功するまで接続を試み(ステップS802、ステップS803)、接続に成功せず(ステップS802:NO)タイムアウトした場合(ステップS803:YES)は、処理を終了する。
ネットワーク3000への接続に成功すると(ステップS802:YES)、サーバ2000へ接続し(ステップS804)、位置情報取得部104を制御して自機の所在地域を取得し、取得した自機の所在地域を、エリア情報としてサーバ2000へ送信する(ステップS805)。
サーバ2000から応答があるまで待機し(ステップS806、ステップS807)、応答がなく(ステップS806:NO)タイムアウトした場合(ステップS807:YES)は、処理を終了する。
サーバ2000から応答があると(ステップS806:YES)、サーバ2000からネットワーク3000を介してチャネルリストを受信し、受信したチャネルリストに基づいて、チャネル情報入力画面を表示する(ステップS808)。なお、チャネルリストとは、制御部112がサーバ2000に対して送信したエリア情報に示される地域において放送を行っている放送局が示されている。後述するサーバ2000の動作の説明で詳しく述べるが、サーバ2000は、エリアチャネル対応表400を参照してチャネルリストを送信する。
携帯電話機1000の制御部112は、操作部105を介してユーザからチャネルを指定する操作を受け付けると、ユーザの指定にかかるチャネルを示すチャネル情報をサーバ2000に対して送信する(ステップS809)。
サーバ2000から応答があるまで待機し(ステップS810、ステップS811)、応答がなく(ステップS810:NO)タイムアウトした場合(ステップS811:YES)は、処理を終了する。
サーバ2000から応答があると(ステップS810:YES)、サーバ2000からネットワーク3000を介して音声リストを受信し、受信した音声リストを表示部109に表示する(ステップS812)。なお、音声リストには、提供されている音声コンテンツの一覧が示されている。後述するサーバ2000の動作の説明で詳しく述べるが、サーバ2000は、コンテンツ管理テーブル600を参照して音声リストを送信する。
携帯電話機1000の制御部112は、受信した音声リストを表示して、操作部105を介してユーザから音声コンテンツを選択する操作を受け付け、選択にかかる音声コンテンツをサーバ2000に要求し、要求した音声コンテンツをサーバ2000から音声ストリームとして取得し、取得した音声ストリームを再生する音声ストリーム取得再生処理を行う(ステップS813)。なお、ステップS813については、後に詳しく説明する。
<携帯電話機1000の具体的な動作>
ここで、上述した携帯電話機1000の動作について具体例を用いて説明する。
具体例として、携帯電話機1000を操作するユーザは、東京に滞在しており、図5(b)に示す番組表の、放送局「テレビ本日報」において19時00分から20時50分までの間に放送されている「野球 阪京フェリックス 対 横東マーニュス」を視聴しており、視聴を行っている時刻は19時32分であり、当該放送番組の副音声のうち、図6に示すコンテンツID62が「30001」の、音声ID63が「3」である「野球技術 解説音声」の聴取を意図しているとする。
携帯電話機1000は、サーバ2000へ接続すると(ステップS804)、自機の所在地域を取得し、取得にかかるエリア情報「東京」をサーバ2000へ送信する。
サーバ2000から応答があり、エリア情報「東京」において放送を行っている放送局の一覧を示すチャネルリストを受信すると、図9(a)に示すチャネル情報入力画面を表示する。同図のエリア情報91では、サーバ2000へ送信したエリア情報に示される地域が表示されている。また、同図のチャネルリスト92は、エリア情報「東京」に示される地域において放送を行っている放送局の一覧が示されており、チャネル番号と、放送局の名称が表示されている。
チャネル番号の左側には、聴取対象となるチャネルであることを示すための、円形状のラジオボタンが表示されている。ラジオボタンが有効であると、ラジオボタンに対応するチャネルが聴取対象であることを示す。また、各放送局の名称は、いずれか1つが選択されており、選択状態にある放送局の名称は、他と区別して表示される。同図の例では、「チャネル番号4」の「テレビ本日報」が聴取対象であり、「テレビ本日報」に対応するラジオボタンが有効になっている。また、「チャネル番号4」の「テレビ本日報」が選択されており、他の放送局と区別して表示されている。
また、ユーザは、例えばカーソルキーを押下する等、操作部105を介して所定の操作を行うことで、他の放送局を選択状態とすることができる。放送局を選択状態にし、例えば左ソフトキーを押下する等、操作部105を介して所定の操作を行うことで、選択状態にある放送局を聴取対象とする操作を行うことができる。
ユーザが操作部105を介していずれかの放送局を聴取対象とて選択し、選択にかかる放送局を示す情報を、例えば右ソフトキーを押下する等によってサーバ2000に対して送信する所定の操作を行うと、サーバ2000からは、音声リストが送信される。携帯電話機1000は、サーバ2000から送信される音声リストを受信して、同図(b)に示す音声リスト選択画面を表示する。
同図(b)に示すように、音声リスト選択画面では、聴取対象となる放送局の名称が放送局表示ボックス93において表示され、また、携帯電話機1000がサーバ2000に接続した時点で当該聴取対象の放送局において放送されている放送番組の内容が放送番組名94に表示される。放送番組の副音声の一覧である音声リストは、音声リスト95に表示される。
同図(b)の例では、ラジオボタンが有効であり聴取対象として示されている音声コンテンツは「阪京フェリックス応援音声」である。また、ユーザ操作を介して選択状態とされている音声コンテンツの名称は「野球技術 解説音声」である。
ユーザは、例えば操作部105の左ソフトキーを押下する等の操作によって、操作部105を介して、選択状態にある音声コンテンツを聴取対象のコンテンツとすることができる。また、例えば操作部105の右ソフトキーを押下する等の操作によって、操作部105を介して、聴取対象のコンテンツを送信するようサーバ2000に対して要求する操作を行うことができる。
聴取対象のコンテンツを送信するよう要求する操作を行った後、サーバ2000から送信されてくる音声ストリームを聴取することで、映像と同期した副音声を聴くことができる。
このようにして、ユーザは音声コンテンツを選択し、映像と同期させて視聴を行う。
<音声ストリーム取得再生処理>
ここで、図8のステップS813について詳しく説明する。
図10は、携帯電話機1000の制御部112が行う音声ストリーム取得再生処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、制御部112は、ユーザから操作部105を介して音声コンテンツの選択操作を受け付け(ステップS1001)、選択にかかる音声コンテンツの音声IDを音声選択情報としてサーバ2000へネットワーク3000を介して送信する(ステップS1002)。
サーバ2000からは音声選択情報に示される音声ストリームが送信され、この送信される音声ストリームを受信すると、制御部112は、受信した音声ストリームに含まれるPTS、DTSなどの同期情報に示される情報に従って、制御部112が計時している現在時刻に基づいて、映像と同期するように音声ストリームデータを再生する処理を実行する(ステップS1003)。
音声ストリームの再生処理を実行している時に、ユーザから操作部105を介して音声ストリームの再生を停止する操作を受け付けるか(ステップS1004:YES)、音声ストリームの再生がすべて終わるまで(ステップS1005:YES)、音声ストリームの同期再生を行う(ステップS1003、ステップS1004:NO、ステップS1005:NO)。
音声ストリームの再生を停止する操作を受け付けると(ステップS1004:YES)、サーバ2000に対して音声ストリームの送信を停止するよう要求する信号を送信し、サーバ2000との接続を切断する。また、音声ストリームの再生がすべて終わると(ステップS1005:YES)、サーバ2000との接続を切断する。
<サーバ2000の動作>
次に、サーバ2000の動作について説明する。
図11は、サーバ2000の制御部203が行う処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、サーバ2000の制御部203は、アクセスがあるまで待機し(ステップS1101:NO)、携帯電話機1000からアクセスがあると(ステップS1101:YES)、ネットワーク3000を介して携帯電話機1000と接続する。
接続に成功すると、携帯電話機1000から送信されるエリア情報を受け付ける。エリア情報を受け付けると、エリアチャネル対応表400を参照して、受け付けたエリア情報に示される地域において放送を行っている放送局を抽出し、抽出した放送局を、チャネルリストとして携帯電話機1000に対して送信する(ステップS1102)。
その後、ユーザが指定したチャネルを示すチャネル情報を携帯電話機1000から受け付けるまで待機する(ステップS1103:NO、ステップS1104:NO)。タイムアウトした場合(ステップS1104:YES)は、携帯電話機1000との接続を切断し、アクセスがあるまで待機する。
チャネル情報を受け付けると(ステップS1103:YES)、計時部204が計時している現在時刻を取得し、番組テーブル500を参照して、現在時刻においてチャネル情報に示される放送局が放送しているコンテンツのコンテンツIDを特定する。コンテンツIDを特定すると、コンテンツ管理テーブル600を参照して、特定したコンテンツIDにおいて放送局が提供している音声コンテンツの名称の一覧を音声IDとともに抽出し、音声リストとして携帯電話機1000に対して送信する(ステップS1105)。
音声リストの送信後、携帯電話機1000から音声選択情報を受け付けるまで待機する(ステップS1106:NO、ステップS1107:NO)。タイムアウトした場合(ステップS1107:YES)は、携帯電話機1000との接続を切断し、アクセスがあるまで待機する。
携帯電話機1000が送信する音声選択情報を受け付けると(ステップS1106:YES)、コンテンツIDと音声IDとによって示される音声ストリームを蓄積媒体202から読み出し、ネットワーク3000を介して携帯電話機1000に対して逐次送信する(ステップS1108)。
音声ストリームの送信の停止を要求する信号を受け付けるか、音声ストリームの送信がすべて終わるまで(ステップS1109:NO、ステップS1110:NO)、音声ストリームを逐次送信する。
携帯電話機1000に対する音声ストリームの送信中に携帯電話機1000から音声ストリームの送信の停止を要求する信号を受け付けると(ステップS1109:YES)、音声ストリームの送信を停止して携帯電話機1000との接続を切断し、アクセスがあるまで待機する。また、音声ストリームの送信がすべて終わると(ステップS1110:YES)、携帯電話機1000との接続を切断し、アクセスがあるまで待機する。
<補足>
以上のように本発明にかかる携帯電話機について実施の形態に基づいて説明したが、以下のように変形することもでき、本発明は上述の実施の形態で示した携帯電話機に限られないことは勿論である。
(1)上述の実施形態においては、テレビ放送によって放送されている映像コンテンツについて、さまざまな副音声を提供することができる音声コンテンツ配信システムについて説明してきたが、テレビ放送に限らず、街頭などに設置されている共用テレビにおいて提供されている映像コンテンツに対しても適用可能である。
ここで、共用テレビとは、例えば街頭に設置されている大型のディスプレイや、スタジアムに設置されている電光表示装置などである。共用テレビでは、テレビ放送によって提供される映像コンテンツや、共用テレビにおいて独自に提供される映像コンテンツが放送されている、とする。
上述したように、共用テレビにおいて提供されている映像コンテンツに対してもさまざまな副音声を視聴者に対して提供することを可能にするために、サーバ2000は、図12(a)に示す共用テレビ設置場所テーブル1200と、同図(b)に示す共用テレビ番組テーブル1250を記憶している。
ここで、同図(a)に示す共用テレビ設置場所テーブル1200について説明する。
同図に示すように、共用テレビ設置場所テーブル1200は、テレビID121と、共用テレビ名122と、設置位置123からなる。
テレビID121は、各共用テレビを識別する識別子である。
共用テレビ名122は、テレビID121によって識別される各共用テレビの名称である。
設置位置123は、各共用テレビが設置されている位置を、緯度および経度によって示す。
ここで、同図(b)に示す共用テレビ番組テーブル1250について説明する。
同図に示すように、共用テレビ番組テーブル1250は、共用テレビ名124と、放送日125と、開始126と、終了127と、コンテンツID128と、コンテンツ名129とからなる。
共用テレビ名124は、共用テレビの名称を示す。
放送日125、開始126、終了127、コンテンツID128、コンテンツ名129は、それぞれ図5(a)に示す番組テーブル500の放送日52、開始53、終了54、コンテンツID55、コンテンツ名56と同様の内容であるため、説明を省略する。
なお、コンテンツID128およびコンテンツ名129によって示される各コンテンツには、共用テレビにおいて独自に提供されるコンテンツが含まれる。
以下、共用テレビ設置場所テーブル1200と共用テレビ番組テーブル1250とを用いて、共用テレビにおいて提供されている映像コンテンツに対してもさまざまな副音声を視聴者に対して提供する方法の一例を説明する。
携帯電話機1000は、図8のステップS805の処理において、エリア情報を送信する際に、共用テレビにおいて提供されているコンテンツを視聴することを示す所定の情報をあわせて送信する。
サーバ2000は、携帯電話機1000が共用テレビにおいて提供されているコンテンツを視聴することを示す所定の情報を送信した場合、あわせて送信されているエリア情報に示される携帯電話機1000の所在位置に近接している位置に設置されている共用テレビを、共用テレビ設置場所テーブル1200を参照して抽出する。
なお、抽出方法としては、携帯電話機1000の所在位置に最も近接している位置に設置されている共用テレビを抽出する方法や、携帯電話機1000の所在位置から所定の範囲内にある位置に設置されている共用テレビを抽出する方法などがある。
抽出した結果に含まれる共用テレビを示す情報を、チャネルリストとして携帯電話機1000に対して送信する。
携帯電話機1000は、チャネルリストを受信すると、ユーザ操作を介して共用テレビを指定する操作を受け付ける。
サーバ2000は、指定を受け付けると、共用テレビ番組テーブル1250を参照し、ユーザ指定にかかる共用テレビにおいて提供されている音声コンテンツのリストを音声リストとして携帯電話機1000に対して送信する。
携帯電話機1000は、送信された音声リストを受信し、音声リスト選択画面を表示してユーザによる音声コンテンツの指定操作を受け付け、指定にかかる音声コンテンツをサーバ2000から取得する。
このようにして、共用テレビにおいて提供されている映像コンテンツに対してもさまざまな副音声を視聴者に対して提供することができる。
(2)上述の実施形態では、サーバ2000は、携帯電話機1000から送信されるエリア情報を、エリアチャネル対応表400を参照して当該エリア情報に示される地域において放送を行っている放送局を抽出するために用いているが、これに限らず、エリア情報と所定の地域とを対応づけて記憶しておくことにより、エリア情報を、エリア情報に示される地域と関連する音声コンテンツを抽出するために用いることとしてもよい。
抽出にかかる音声コンテンツを所定の態様で携帯電話機1000のディスプレイに表示等することにより、ユーザに対し、携帯電話機1000の所在地域と関連する音声コンテンツの存在を認識させることができる。これにより、携帯電話機1000の所在位置に応じた音声コンテンツの提供サービスを実現することができる。
例えば、天気予報を放送する番組において、市や町など、所定の地域と対応づけていくつかの音声コンテンツを提供する場合を想定する。サーバ2000は、所定の地域と対応づけられている音声コンテンツを含むコンテンツのコンテンツIDを記憶している。また、図13(a)に示すように、コンテンツIDに示されるコンテンツにおいて提供されている各音声コンテンツと所定の地域とを対応づけた対応地域表1300を記憶している。
同図(a)に示すように、対応地域表1300は、コンテンツID131と、音声ID132と、地域133からなる。コンテンツID131と音声ID132は、それぞれ図6に示すコンテンツID62と音声ID63と同一であるため説明を省略する。地域133は、音声ID132に示される音声コンテンツの識別子と対応づけられている所定の地域を示す。
以下、対応地域表1300を用いて、携帯電話機1000の所在位置に応じた音声コンテンツの提供サービスを実現する方法の一例を説明する。
サーバ2000は、図11のステップS1103において、携帯電話機1000から送信されるチャネル情報を受け付けると、現在時刻においてチャネル情報に示される放送局が放送しているコンテンツのコンテンツIDを取得し、取得したコンテンツIDが、所定の地域と対応づけられている音声コンテンツであるか否かを判断する。
肯定的な判断であれば、エリア情報に示される地域と対応づけられている音声コンテンツが存在するか否かを、記憶している対応地域表1300の地域133を参照して判断する。
エリア情報に示される地域と対応づけられている音声コンテンツが存在する場合、ステップS1105の音声リストを送信する際に、エリア情報に示される地域と対応づけられている音声コンテンツが存在する旨と、当該音声コンテンツの音声IDとを示す対応地域存在情報をあわせて送信する。
サーバ2000が音声リストとともに対応地域存在情報を送信した後、携帯電話機1000が音声リストおよび対応地域存在情報を受信すると、携帯電話機1000は、図8のステップS812において、音声リストを表示する際に、受信した対応地域存在情報に示される音声IDの音声コンテンツを、他の音声コンテンツとは異なる態様でディスプレイに表示する。例えば、図13(b)に示される態様で表示する。同図の例では、音声リスト表示画面において表示される音声コンテンツのうち、「X地方南部向け天気予報」の音声コンテンツが、エリア情報に示される地域と対応づけられている音声コンテンツである。当該音声コンテンツは、同図の対応地域コンテンツ表示部96において、ユーザに対し優先して選択するよう促す態様で表示されている。
このようにして、携帯電話機1000の所在位置に応じた音声コンテンツの提供サービスを実現することができる。
また、上述の例では、対応地域存在情報に示される音声IDの音声コンテンツを、他の音声コンテンツとは異なる態様でディスプレイに表示することとして説明したが、これに限らず、対応地域存在情報に示される音声IDの音声コンテンツが存在することを、スピーカによる報音やバイブレータによる振動等の方法でユーザに知らせることとしてもよい。
また、上述した音声コンテンツの提供サービスにおいては、携帯電話機1000が所定の時間間隔で位置情報を取得し、自機の所在位置が変わるたびにエリア情報を送信することとしてもよい。これにより、携帯電話機1000の所在位置に変化があると、サーバ2000は、変化に対応して直ちに対応地域存在情報を携帯電話機1000に対して送信することができる。
(3)上述の実施形態では、サーバ2000が送信する音声コンテンツの送信位置については、特に説明をしていなかったが、音声コンテンツを構成するデータの冒頭部分から送信することとしてもよいし、任意の位置から送信することとしてもよい。任意の位置から送信する場合、サーバ2000は、携帯電話機1000がアクセスしてきた時間帯と、番組テーブル500とに基づいて、携帯電話機1000のユーザが視聴している時間に適合するように音声コンテンツの送信位置を決めることとしてもよい。
例えば、上述した例と同様、携帯電話機1000のユーザが、図5(a)に示す番組テーブル500に含まれるコンテンツ名「野球 阪京フェリックス対横東マーニュス」を視聴している場合であって、携帯電話機1000がサーバ2000に対して19時32分にアクセスしてきたときは、サーバ2000は、19時00分〜19時31分部分のデータは送らず、19時32分部分のデータから携帯電話機1000に対して送信するようにしてもよい。
また、データの送信位置は、分単位ではなく、秒単位、1秒を構成するフレーム単位など、他の時間単位で決定することとしてもよい。
(4)上述した実施形態では、携帯電話機1000は、サーバ2000から受信したチャネルリストに基づいて、チャネル情報入力画面を表示し、ユーザ操作を受け付けて、ユーザの指定にかかるチャネルをサーバ2000に対して送信することとしていたが、チャネル情報を取得してサーバ2000に対して送信する方法は、これに限らず、他の方法であってもよい。
例えば、視聴の実行対象となる映像コンテンツにおいて提供されている1の音声コンテンツの音声データに基づいて、当該映像コンテンツのコンテンツIDを取得することで、ユーザが視聴を実行しているチャネルを特定することができる。
上述の方法を実現する一実施形態としては、例えば、携帯電話機1000は、テレビ放送されている映像とともに放送されている副音声などの、ユーザが視聴している映像コンテンツのうちの1の音声を、マイク111を介して録音する。このとき、録音した時刻を記憶する。録音した音声データと、録音した時刻をサーバ2000に対して送信する。
サーバ2000は、携帯電話機1000による録音にかかる音声データと、録音した時刻に基づいて、録音した音声データの特徴抽出を実行する。特徴抽出を実行すると、蓄積媒体202に記憶されている各音声コンテンツの、同時刻の音声データと比較する。比較の結果、相関関係が所定値以上の音声コンテンツがある場合、当該音声コンテンツを、ユーザが視聴を実行しているチャネルと特定する。
これにより、携帯電話機1000が位置情報を取得することができずエリア情報を送信することができない場合であっても、サーバ2000は、ユーザが視聴を実行しているチャネルを特定することができる。
また、上述の例では、サーバ2000において特徴部分の比較を行い、相関関係の大きさを判断しているが、特徴部分の比較と相関関係の大きさの判断は、携帯電話機1000が実行することとしてもよい。
なお、上述した特徴抽出は、録音データを周波数スペクトルを変換等する音声認識で用いられている技術を適用することにより実現可能である。
また、携帯電話機1000に、音声データを文字列として認識する音声認識機能が備わっている場合は、携帯電話機1000が、録音にかかる音声データに含まれる音声を認識し、文字列として抽出し、抽出した文字列をサーバ2000に対して送信することもできる。このとき、サーバ2000では、放送されている音声の文字列と、放送時間との対応関係を示したテーブルを予め保持しており、当該テーブルと、携帯電話機1000から送信される文字列とを比較して、ユーザの視聴にかかるチャネルを特定することができる。
また、携帯電話機1000の側で、はじめからユーザの視聴にかかるチャネルが判明しているときは、エリア情報は送らず、はじめにチャネル情報から送信することとしてもよい。
また、上述した実施形態では、携帯電話機1000がテレビ受信機能を有するか否かについて特に言及していなかったが、テレビ受信機能を有する場合は、ユーザの視聴にかかるチャネル情報は携帯電話機1000において入手可能なので、はじめにチャネル情報から送信することとしてもよい。
また、携帯電話機1000の側で、エリア情報等をサーバ2000に対して送信するまでもなく、ユーザの視聴にかかるコンテンツのコンテンツIDと、提供されている音声コンテンツの音声IDが判明しているときは、はじめから音声コンテンツを指定して、指定にかかる音声コンテンツを送信するようサーバ2000に対して要求することとしてもよい。
(5)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本発明は、ネットワーク接続可能な携帯電話機やコンテンツ配信サーバ等において適用可能である。
本発明にかかる音声コンテンツ配信システムの概略図である。 本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成する携帯電話機1000の機能ブロック図である。 本発明にかかる音声コンテンツ配信システムを構成するサーバ2000の機能ブロック図である。 エリアチャネル対応表400を示す図である。 番組テーブル500および番組表550を示す図である。 コンテンツ管理テーブル600を示す図である。 音声ストリームのデータ構造を示す図である。 携帯電話機1000の制御部112が行う処理を示すフローチャートである。 チャネル情報入力画面および音声リスト選択画面の一例を示す図である。 携帯電話機1000の制御部112が行う音声ストリーム取得再生処理を示すフローチャートである。 サーバ2000の制御部203が行う処理を示すフローチャートである。 共用テレビ設置場所テーブル1200および共用テレビ番組テーブル1250を示す図である。 対応地域表1300および音声リスト選択画面の一例を示す図である。
符号の説明
101 アンテナ
102 無線部
103 ベースバンド部
104 位置情報取得部
105 操作部
106 記憶部
107 表示部
108 音声コーデック部
109 音声処理部
110 スピーカ
111 マイク
112 制御部
201 通信部
202 蓄積媒体
203 制御部
204 計時部

Claims (5)

  1. 所定の映像コンテンツと連動して聴取されるタイムスタンプ付き音声ストリームを、前記音声ストリームを配信している音声コンテンツ配信サーバから取得して再生する携帯電話機であって、
    自機が所在する地域を示す情報を取得するエリア情報取得部と、
    所定の映像コンテンツを放送している放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、前記所定の映像コンテンツについて配信されている少なくとも1の音声ストリームを示す情報を含む音声リストを取得する音声リスト取得手段と、
    前記音声リストに示される前記少なくとも1の音声ストリームのうち、聴取の実行対象となる聴取対象音声ストリームの指定を、ユーザ操作を介して受け付ける指定受付手段と、
    受け付けた指定にかかる音声ストリームを、ネットワークを介して前記音声コンテンツ配信サーバから取得する音声ストリーム取得手段と、
    取得した音声ストリームを、付加されているタイムスタンプに従って音声出力する出力手段とを備え
    前記音声リスト取得手段は、
    ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるか否かを判定し、
    ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるときは、前記エリア情報取得部によって取得された地域を示す情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、前記情報に示される地域において映像コンテンツの放送を行っている放送局を示す情報を含むチャネルリストを取得するとともに、前記チャネルリストからユーザが指定する放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信する一方、
    ユーザの視聴にかかる放送局が分かるときは、音声コンテンツ配信サーバへの地域を示す情報の送信によるチャネルリストの取得を行わずに、当該放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信する
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. さらに、テレビ放送を受信するテレビ受信手段を備え、
    前記音声リスト取得手段は、
    前記テレビ受信手段を用いてユーザが視聴している放送局を、前記ユーザの視聴にかかる放送局とし、
    前記テレビ受信手段を用いてユーザが視聴している放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、前記音声リストを取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 所定の映像コンテンツについて配信されている前記音声ストリームは、各々所定の地域と対応づけられており、
    前記指定受付手段は、
    前記エリア情報取得部によって取得した情報に示される自機の所在地域と対応づけられている音声ストリームを識別するストリーム識別情報を記憶する識別情報記憶部とを含み、
    記憶しているストリーム識別情報にかかる音声ストリームを前記聴取対象音声ストリームとする指定を優先的に受け付ける
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話機。
  4. さらに、前記音声リストを表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記音声リストの表示において、前記記憶しているストリーム識別情報にかかる音声ストリームを、他の音声ストリームとは異なる態様で表示し、ユーザに対し優先して選択するように促す
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 所定の映像コンテンツと連動して聴取されるタイムスタンプ付き音声ストリームを配信する音声コンテンツ配信サーバと、前記音声コンテンツ配信サーバから音声ストリームを取得して再生する携帯電話機とからなる音声コンテンツ配信システムであって、
    前記音声コンテンツ配信サーバは、
    各地域と少なくとも1の放送局との対応を記憶する地域放送局対応記憶手段と、
    前記携帯電話機から、その携帯電話機が所在する地域を示す情報を受信するとともに、前記情報に示される地域において映像コンテンツの放送を行っている放送局を示す情報を含むチャネルリストの取得要求を受け付ける第1取得要求受付手段と、
    前記第1取得要求受付手段によって受け付けた取得要求にかかる地域のチャネルリストを前記携帯電話機に対してネットワークを介して送信するチャネルリスト送信手段と、
    各放送局で放送される映像コンテンツについて配信されている少なくとも1の音声ストリームを示す情報を含む音声リストを記憶する音声リスト記憶手段と、
    前記携帯電話機から、所定の映像コンテンツを放送している放送局を示すチャネル情報を受信するとともに、当該放送局で放送している所定の映像コンテンツについての音声リストの取得要求を受け付ける第2取得要求受付手段と、
    前記第2取得要求受付手段によって受け付けた取得要求にかかる音声リストを前記携帯電話機に対してネットワークを介して送信する音声リスト送信手段と、
    所定の映像コンテンツと対応づけて少なくとも1の音声ストリームを記憶するストリーム記憶手段と、
    前記携帯電話機から音声ストリームの取得要求を受け付ける第3取得要求受付手段と、
    前記第3取得要求受付手段によって受け付けた取得要求にかかる音声ストリームを前記携帯電話機に対してネットワークを介して送信する音声ストリーム送信手段とを備え、
    前記携帯電話機は、
    自機が所在する地域を示す情報を取得するエリア情報取得部と、
    チャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信し、音声リストを取得する音声リスト取得手段と、
    前記音声リストに示される前記少なくとも1の音声ストリームのうち、聴取の実行対象となる聴取対象音声ストリームの指定を、ユーザ操作を介して受け付ける指定受付手段と、
    受け付けた指定にかかる音声ストリームを、ネットワークを介して前記音声コンテンツ配信サーバから取得する音声ストリーム取得手段と、
    取得した音声ストリームを、付加されているタイムスタンプに従って音声出力する出力手段とを備え
    前記音声リスト取得手段は、
    ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるか否かを判定し、
    ユーザの視聴にかかる放送局が不明であるときは、前記エリア情報取得部によって取得された地域を示す情報を音声コンテンツ配信サーバに送信してチャネルリストを取得するとともに、前記チャネルリストからユーザが指定する放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信する一方、
    ユーザの視聴にかかる放送局が分かるときは、音声コンテンツ配信サーバへの地域を示す情報の送信によるチャネルリストの取得を行わずに、当該放送局を示すチャネル情報を音声コンテンツ配信サーバに送信する
    ことを特徴とする音声コンテンツ配信システム。
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