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JP4671876B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
従来のパンツ型吸収性物品には、フィット性及び通気性を改善するために、通気性を有する伸縮性パネル部を使用したパンツ型使い捨ておむつがある。
例えば、特許文献1には、腹側部と背側部とその間に位置する股下部とに区分されるパンツ型使い捨ておむつであって、腹側部の両側部には通気性を有する一対の腹側伸縮性パネル部が設けられており、背側部の両側部には通気性を有する一対の背側伸縮性パネル部が設けられており、長手方向において同じ側に位置する、腹側伸縮性パネル部と背側伸縮性パネル部とが、おむつの側部において一部重ねた状態で接着されて、サイドシール部が形成されており、サイドシール部は、腹側伸縮性パネル部の側縁部と背側伸縮性パネル部の側縁部とが、複数の個々に離間するクラスターにより接着されて形成されており、サイドシール部の非接着部分が、サイドシール部の長さの20%から65%までの範囲にあるパンツ型使い捨ておむつが開示されている。
特許文献1のおむつにおいて、サイドシール部は、腹側伸縮性パネル部の側縁部と背側伸縮性パネル部の側縁部とが、おむつ着用者の肌の面に積層するように重ねられ接着されているので、従来のサイドシール部のように、おむつ着用者の外方に向って出っ張っておらず、見た目にもすっきりしており、おむつの上に衣服を着用した場合にも邪魔にならない。しかし、サイドシール部における個々のクラスターは、腹側伸縮性パネル部の側縁と背側伸縮性パネル部の側縁との間の部分に形成されているため、該両側縁は、他方の伸縮性パネル部とは接着されていないので、サイドシール部に沿う自由端となっている。そのため、おむつ着用中に、おむつ外面に位置する側縁部が、何かに引っかかりめくれてしまう可能性がある。また、おむつ着用者が乳幼児又は認知症の人の場合には、おむつ外面に位置する側縁部を自ら摘んで引っ張り、サイドシール部を引き裂いてしまうおそれもある。更に、サイドシール部に前述した自由端があることは、外観上の見栄えが劣る場合もある。
特開2002−369842号公報
従って、本発明の目的は、着用中に破れるおそれがなく、出っ張らず且つ見栄えの良いサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収性コアを含む吸収性本体と、展開状態における輪郭が砂時計形状で実質的に縦長の外包材とを具備し、該吸収性本体は、該外包材の幅方向中央部に配されており、腹側部、背側部及びそれらの間に位置する股下部を有するパンツ型吸収性物品であって、前記外包材における前記腹側部左右一対の両側部と、該外包材における前記背側部左右一対の両側部とが、重ね合わされた状態でシールされ、一対のサイドシール部が形成されており、一対の該サイドシール部それぞれは、前記外包材における前記腹側部の側縁及び前記背側部の一部に亘るシール部、又は前記外包材における前記背側部の側縁及び前記腹側部の一部に亘るシール部から形成されているパンツ型吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のサイドシール部を有するパンツ型使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品によれば、サイドシール部が、おむつ着用中に破れるおそれがなく、出っ張らず且つ見栄えが良い。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品の好ましい一実施形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。
本実施形態のパンツ型吸収性物品1としてのパンツ型使い捨ておむつは、図1及び2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性(液難透過性を含む)の裏面シート3及びこれら両シート間に介在された液保持性の吸収性コア4を含む吸収性本体5と、展開状態における輪郭が砂時計形状で実質的に縦長の外包材10とを具備し、吸収性本体5は、該外包材10の幅方向中央部に配されている。
このおむつ1は、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、着用者の背側に配される背側部B及びそれらの間に位置する股下部Cを有する。腹側部A、背側部B及び股下部Cは、展開状態のおむつ1を、その長手方向(図2の上下方向)の全長を略3等分するように3領域に区分したときの各領域である。展開状態とは、着用者の左右側部に位置する部分を剥離又は切断して、図2に示すように、おむつ1を平面状に展開した状態をいう。
また、本実施形態のおむつ1は、外包材10における腹側部Aの左右一対の両側部と、外包材10における背側部Bの左右一対の両側部とが、重ね合わされた状態でシールされ、図1に示すように、一対のサイドシール部14,14が形成されており、一対のサイドシール部14,14それぞれは、外包材10における腹側部Aの側縁及び背側部Bの一部に亘るシール部15と、外包材10における背側部Bの側縁及び腹側部Aの一部に亘るシール部15とから形成されている。
本実施形態のおむつ1について詳述すると、吸収性本体5は縦長矩形形状をなし、図2に示すように、その長手方向を、展開状態におけるおむつ1の長手方向に一致させて、腹側部Aから背側部Bに亘るように、ホットメルト型接着剤等の公知の接合手段により外装体10の幅方向中央部に接合されている。
外包材10は、図2に示すように、縦長矩形形状の本体固定部11と、腹側部Aにおける本体固定部11の両側縁部に連設された腹側伸縮性パネル部12,12と、背側部Bにおける本体固定部11の両側縁部に連設された背側伸縮性パネル部13,13とからなり、おむつ展開状態において、全体として、股下部Cが括れた砂時計状をなしている。
外包材10は、おむつ着用状態における前後方向において同じ側に位置する、腹側伸縮性パネル部12,12と背側伸縮性パネル部13,13とが、おむつの側部において一部を重ねた状態でシールされて、図1に示すように、サイドシール部14,14が形成されている。また、このシールによって、ウエスト開口部7及び一対のレッグ開口部8,8が形成されている。
本実施形態において、外包材10における腹側部Aの両側部である腹側伸縮性パネル部12,12及び背側部Bの両側部である背側伸縮性パネル部13,13それぞれは、熱融着性繊維を含んでいる。
本体固定部11は、実質的に非伸縮性のシート材からなり、該シート材としては、各種の不織布(単層又は多層不織布)や、不織布とフィルムの積層物、不織布と織り布の積層物等を用いることができる。
腹側伸縮性パネル部12及び背側伸縮性パネル部13は、展開状態のおむつにおける少なくとも幅方向に伸縮性を有するものであり、それぞれに用い得る材料としては、エラストマーシート等を挙げることができる。本実施形態において、該エラストマーシートは、熱融着性を有している。
おむつ着用時には、着用者の動きにより、本体固定部11における腹側部Aと背側部Bとが、互いに近づいたり離れたりするため、腹側伸縮性パネル部12と背側伸縮性パネル部13とが一体となって形成するおむつ側部は、サイドシール部14と略直交する方向に伸縮する。従って、サイドシール部14には、腹側伸縮性パネル部12と背側伸縮性パネル部13との接合状態を、引き裂くような力が働く。
本実施形態のおむつ1のサイドシール部14について、更に説明する。サイドシール部14において、腹側伸縮性パネル部12と背側伸縮性パネル部13とは、図3に示すように、腹側伸縮性パネル部12の側縁12Aを跨ぎ且つ背側伸縮性パネル部13の側縁13Aを跨ぐシール部15により接合されている。サイドシール部14は、前記側縁12A、13Aそれぞれと略平行に形成されている。
本実施形態において、シール部15は、ヒートシール又は超音波シールにより形成されている。腹側伸縮性パネル部12及び背側伸縮性パネル部13それぞれは、熱融着性を有しているので、前述したシール手段により、簡便に互いを接合することができる。
シール部15は、図3に示すように、サイドシール部14において、外包材10における腹側部Aの腹側伸縮性パネル部12の側縁12A及び背側部Bの背側伸縮性パネル部13の側縁13Aそれぞれに形成されている。
シール部15は、外包材10における腹側部Aの側縁12A及び背側部Bの背側伸縮性パネル部13の一部に亘っており且つ外包材10における背側部Bの側縁13A及び腹側部Aの腹側伸縮性パネル部12の一部に亘っており、更に側縁12A及び側縁13Aに亘って形成されている。シール部15は、全体として、腹側部Aの腹側伸縮性パネル部12の一部から背側部Bの背側伸縮性パネル部13の一部まで、両側縁12A、13を跨いで形成されている。
また、シール部15は、サイドシール部14に沿って間隔をあけて複数形成されている。具体的には、シール部15は、サイドシール部14に沿って、等間隔に配されており、規則的に配置されるパターンに配されている。
サイドシール部14において、前記側縁12Aは、背側伸縮性パネル部13と密着して部分的に接合されており、また前記側縁13Aは、腹側伸縮性パネル部12と密着して部分的に接合されており、両側縁12A,13Aそれぞれは、サイドシール部14に沿う自由端を実質的に形成しないようになっている。
また、シール部15同士が離間して形成されているので、サイドシール部14の剛性が高くならず、おむつ側部の柔軟性が確保されている。
シール部15は、図3に示すように、幅狭の横長矩形形状を有しており、腹側伸縮性パネル部12の側縁12A及び背側伸縮性パネル部13の側縁13Aそれぞれに対して、略直交するように形成されている。
図3は、おむつ着用者の左側に位置するおむつ側部を示しており、腹側伸縮性パネル部12の側部が、背側伸縮性パネル部13の側部の上に外側から重なっている。尚、背側伸縮性パネル部13の側部が、腹側伸縮性パネル部12の上に外側から重なっていても良い。
シール部15の長手方向は、おむつ着用状態におけるおむつ側部の伸縮方向と一致している、即ちサイドシール部14に引き裂く力が働く向きである。このように、シール部15は、サイドシール部14を引き裂く力の方向に沿って、縦長に形成されているので、腹側伸縮性パネル部12と背側伸縮性パネル部13との接合強度が高められている。
サイドシール部14において、腹側伸縮性パネル部12の側部と背側伸縮性パネル部13の側部とが重なっている幅は、10〜30mm、特に15〜25mmであることが好ましい。重なっている幅が10mm以上であることが、サイドシール部14の接合強度を確保する上で好ましい。一方、重なっている幅が30mm以下であることが、おむつ側部の嵩張りを抑え、装着性を確保する上で好ましい。
前述した重なり幅を有するサイドシール部14において、両側縁12A,13Aそれぞれを、腹側伸縮性パネル部12又は背側伸縮性パネル部13と密着させ、サイドシール部14に沿う側縁12A,13Aの自由端を形成しないためには、シール部15が、以下に説明する寸法及び配置を有していることが好ましい。
シール部15の幅は、3〜35mm、特に5〜30mmであることが好ましい。シール部15の幅を3mm以上にすることにより、シール部における接合強度を確保できる。一方、シール部15の幅が35mm以下であることが、おむつ使用後にサイドシール部14を引き裂き易くなり且つおむつ側部の剛性を抑え、装着性を確保する上で好ましい。尚、シール部15の幅は、シール部15の長手方向と直交する方向の長さである。
シール部15が、腹側伸縮性パネル部12の側縁12Aを跨ぎ、腹側伸縮性パネル部12側から背側伸縮性パネル部13側に延出しているシール部15の部分の長さは、15〜35mm、特に20〜30mmであることが好ましい。同様に、シール部15が、背側伸縮性パネル部13の側縁13Aを跨ぎ、背側伸縮性パネル部13側から腹側伸縮性パネル部12側に延出しているシール部15の部分の長さについても同様である。
シール部15同士が、サイドシール部14に沿って離間する間隔は、1〜27mm、特に3〜20mmであることが好ましい。シール部15同士が離間する間隔が、この範囲であることにより、口開きしにくく、肌触りも良好である。
また、サイドシール部14において、ウエスト開口部7側の端縁と該端縁に最も近接するシール部15との間のサイドシール部14に沿った長さは、10mm以下、特に3mm以下であることが、前記端縁近傍に側縁12A,13Aの自由端が実質的に形成されない上で好ましい。同様の観点から、サイドシール部14において、レッグ開口部8側の端縁と該端縁に最も近接するシール部15との間のサイドシール部14に沿った長さは、10mm以下、特に3mm以下であることが好ましい。
前述した本実施形態のおむつ1の製造において、サイドシール部14を加工する際には、前述したシール部15を、容易に作製することができる。ヒートシール加工を用いる場合には、例えば、腹側部Aの腹側伸縮性パネル部12の一部から背側部Bの背側伸縮性パネル部13の一部まで、両側縁12A、13を跨ぐように形成した縦長の凸部が、周面に規則的に配置されたエンボスロール及びそれに対向配置されたアンビルロールを備えたヒートシール加工装置を用いればよい。また、超音波シール加工を用いる場合には、例えば、前述したのと同様に形成された縦長のヘッド形状を有する超音波シール加工装置を用いれば良い。
本実施形態のおむつ1について、更に説明すると、おむつ1における吸収性本体5の長手方向の両側には、図2に示すように、一対の防漏カフ6,6が形成されている。防漏カフ6は、それぞれ、吸収性本体5及びおむつ1の長手方向に延びるように形成されている。防漏カフ6は、吸収性本体5又はその近傍の外装体10に接合された防漏カフ形成用シート、防漏カフ6の自由端近傍に伸長状態で固定された防漏カフ形成用の弾性部材61を備えている。
次に、本実施形態のおむつ1の各部を形成する材料について説明する。腹側伸縮性パネル部12及び背側伸縮性パネル部13それぞれを形成する材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂を含む、エラストマーフィルム、エラストマー不織布等が好ましい。
本実施形態のおむつ1を形成する表面シート2、裏面シート3、吸収性コア4、前記防漏カフ形成用シート及び弾性部材61としては、従来の吸収性物品に用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
前述した本実施形態のおむつ1によれば、両側縁12A,13Aは、両伸縮性パネル部12,13と密着して部分的に接合されており、実質的に自由端を形成しないため、おむつ着用中にサイドシール部14が、何かに引っかかったり、破られるおそれはない。また、腹側伸縮性パネル部12の側部と背側伸縮性パネル部13の側部とが、おむつ着用者の肌に積層するように重ねられ接合されているので、出っ張らず且つ見栄えが良い。
次に、前述した本実施形態のおむつ1の変形例を、図4〜図7を参照しながら以下に説明する。以下述べる変形例について、特に説明しない点については、前述した実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図4〜図7において、図1〜図3と同じ部材に同じ符号を付してある。尚、図7に示す形態は、本発明の参考例である。
図4に示す形態を有するおむつ1において、シール部15は、腹側伸縮性パネル部12の側縁12A及び背側伸縮性パネル部13の側縁13Aそれぞれに対して、斜めに交差するように形成されている。
図5(a)〜(e)に示す形態のおむつ1は、サイドシール部14において、シール部15が、腹側伸縮性パネル部12の側縁12A及び背側伸縮性パネル部13の側縁13Aそれぞれに形成されている。本実施形態において、シール部15は、一方の側縁12Aから他方の側縁13Aまでを跨いではいない。即ち、前記側縁12A又は前記側縁13Aの何れか一方を跨ぐシール部15は、他方の側縁を跨いでいない。
図5(a)〜(e)に示すサイドシール部14を有するおむつは、両側縁12A、13A間にシール部分が形成されていないので、シール部15の幅、シール部15同士の間隔又はシール部15の数等を調整し、サイドシール部14全体としての接合強度を確保すれば、おむつ側部における通気性及び柔軟性を高める上で好ましい。
図5(a)及び(b)に示す形態のおむつ1は、シール部15が、サイドシール部14に沿って、千鳥状パターンに配されている。図5(a)に示すおむつ1では、シール部15が、両側縁12A,13Aそれぞれに対して略直交する向きに形成されており、図5(b)に示すおむつ1では、シール部15が、両側縁12A,13Aそれぞれに対して斜めに交差する向きに形成されている。
図5(c)に示す形態のおむつ1は、シール部15が、両側縁12A,13Aに並んで形成されている。
図5(d)に示す形態のおむつ1は、シール部15が、サイドシール部14に沿って、規則的に配置されるパターンに配されている。詳述すると、側縁12A及び背側伸縮性パネル部13の一部に亘る3つのシール部15,15,15からなる一方の複合シール部と、側縁13A及び腹側伸縮性パネル部12の一部に亘る2つのシール部15,15からなる他方の複合シール部とが、サイドシール部14に沿って、交互に配置されている。
図5(e)に示す形態のおむつ1は、シール部15の平面視形状が円形状であり、両側縁12A,13Aに並んで形成されている。
図5(e)に示すおむつ1のシール部15は、サイドシール部14と直交する方向に沿って、シール部15の幅が変化している。
図6に示す形態のおむつ1は、腹側伸縮性パネル部12と背側伸縮性パネル部13とが、別部材からなる伸縮性パネル部16を介在して接合されている。伸縮性パネル部16と腹側伸縮性パネル部12とは、前述した本実施形態と同様のサイドシール部14が形成されて接合されている。同様に、伸縮性パネル部16と背側伸縮性パネル部13とが接合されている。
また、図7(a)及び(b)に示す形態のおむつ1は、シール部15が、腹側伸縮性パネル部12の側縁12Aのみに形成されている。図7(a)に示すおむつ1では、シール部15の平面視形状は、楕円形状であり、その長手方向は、両側縁12A,13Aと直交している。図7(b)に示すおむつ1では、シール部15の平面視形状は、円形状である。
本発明のパンツ型吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明のパンツ型吸収性物品において、外包材10における腹側部Aに位置する部分の両側部及び背側部Bに位置する部分の両側部それぞれは、伸縮性を有していなくても良い。
また、図7(a)及び(b)に示す形態のおむつ1において、シール部15が、背側伸縮性パネル部13の側縁13Aに形成されていても良い。
また、前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
本実施形態のパンツ型の使い捨ておむつは、幼児用のおむつ、大人用のおむつ、又は大人用の尿失禁用おむつであっても良い。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつをサイドシール部で切り離して展開し、平面状に展開した状態を一部破断して示す平面図である。 図3は、図1に示すおむつのサイドシール部を示す平面図である。 図4は、図1に示すおむつの変形例の要部を示す平面図である。 図5(a)〜(e)は、図1に示すおむつの他の変形例の要部を示す平面図である。 図6は、図1に示すおむつの更に他の変形例の要部を示す平面図である。 図7(a)及び(b)は、図1に示すおむつの更にまた他の変形例の要部を示す平面図である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 吸収性本体
6 防漏カフ
7 ウエスト開口部
8 レッグ開口部
10 外包材
11 本体固定部
12 腹側伸縮性パネル部
13 背側伸縮性パネル部
14 サイドシール部
15 シール部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (5)

  1. 吸収性コアを含む吸収性本体と、展開状態における輪郭が砂時計形状で実質的に縦長の外包材とを具備し、該吸収性本体は、該外包材の幅方向中央部に配されており、腹側部、背側部及びそれらの間に位置する股下部を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記外包材における前記腹側部左右一対の両側部と、該外包材における前記背側部左右一対の両側部とが、重ね合わされた状態でシールされ、一対のサイドシール部が形成されており、
    一対の前記サイドシール部それぞれは、前記外包材における前記腹側部の側縁及び前記背側部の一部に亘るシール部、又は前記外包材における前記背側部の側縁及び前記腹側部の一部に亘るシール部から形成されており、
    前記シール部は、前記サイドシール部に沿って間隔をあけて複数形成されており、
    複数の前記シール部は、それぞれ、横長形状を有しており、前記外包材における前記腹側部の前記側縁又は該外包材における前記背側部の前記側縁に対して、交差するように形成されており、
    前記サイドシール部において、前記シール部は、前記外包材における前記腹側部の前記側縁及び前記背側部の前記側縁それぞれに形成されており、
    前記サイドシール部における各部の寸法が下記1)〜3)の通りであるパンツ型吸収性物品。
    1)前記腹側部の前記側部と前記背側部の前記側部とが重なっている幅が10〜30mm。
    2)前記腹側部の前記側縁を跨ぐ前記シール部の、該腹側部の該側縁から前記背側部の前記側部側への延出長さが15〜35mm。
    3)前記背側部の前記側縁を跨ぐ前記シール部の、該背側部の該側縁から前記腹側部の前記側部側への延出長さが15〜35mm。
  2. 前記シール部は、前記サイドシール部に沿って、千鳥状又は規則的に配置されるパターンに配されている請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記シール部は、前記外包材における前記腹側部の前記側縁及び前記背側部の前記側縁に亘って形成されている請求項記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記外包材における前記腹側部の両側部及び前記背側部の両側部それぞれは熱融着性繊維を含んでおり、前記シール部は、ヒートシール又は超音波シールにより形成されている請求項1〜の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記外包材は、本体固定部と、前記腹側部における該本体固定部の両側縁部に連設された腹側伸縮性パネル部と、前記背側部における該本体固定部の両側縁部に連設された背側伸縮性パネル部とからなり、前記外包材は、おむつ着用状態における前後方向において同じ側に位置する、前記腹側伸縮性パネル部と前記背側伸縮性パネル部とが、おむつの側部において一部を重ねた状態で接合されて、前記サイドシール部が形成されている請求項1〜の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
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