JP4649802B2 - Cooker - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器として、例えば特開平6−302378号に誘導加熱調理器が記載されている。この構造のものを図11を用いて説明する。
【0003】
本体1の上面には、非磁性体によって形成したトッププレート2が装着されている。トッププレート2の上面には、調理容器4が載置される。調理容器4は、トッププレート2の下方に設けている加熱コイル3によって加熱されるものである。つまり、制御手段7によって加熱コイル3に高周波電流を供給すると、加熱コイル3が高周波磁界を発生し、この高周波磁界が調理容器4の底面と鎖交して、調理容器4自身が誘導加熱され発熱するものである。従って調理容器4内に収容している調理物は、調理容器4の発熱によって加熱され、調理が進行する。このとき、制御手段7は、温度検出手段6が検知する温度信号に基づいて加熱コイル3に供給する電力を調整して、調理物の温度を制御しているものである。このとき、前記文献に開示されている技術によれば、温度検出手段6を集熱板5に取り付けることによって精度の良い温度制御を行おうとするものである。集熱板5は、非磁性体で構成しており、トッププレート2の下面に取り付けているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成の加熱調理器は、調理容器4の発生する熱量をトッププレート2を介して集熱板5が受け、この集熱板5の温度を温度検出手段6が検出するようにしているため、熱応答性が遅いという課題を有しているものである。すなわち、トッププレート2はセラミック等の電気絶縁物によって構成しており、熱伝導率が小さいものであるため、前記したように集熱板5への伝熱に遅れが生ずるため、湯沸かしなどの沸騰検知に遅れが生ずるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トッププレートの振動を検出する振動検出手段を設けて、トッププレートを介して調理容器の振動を検出することにより、前記調理容器内の被加熱物の沸騰状態を検出できる加熱調理器としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、被加熱物を入れる調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する加熱手段と、前記トッププレートを介して前記調理容器の振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の出力に基づき、前記調理容器の振動が発生した後小さくなった場合に前記被加熱物が沸騰状態にあると判定することにより前記被加熱物の沸騰状態を検出する沸騰検出手段とを備えたものである。これにより、沸騰による気泡の発生を、調理容器の振動の変化を検知することにより検出して、沸騰検知を正確に行うことができるものである。
【0007】
請求項2に記載した発明は、特に、振動検出手段はトッププレートとの間に断熱手段を設けて、振動検出手段のトッププレートからの伝導熱を遮断するようにして、振動検出手段の耐熱性を向上し信頼性を高めることができるものである。
【0008】
請求項3に記載した発明は、特に、振動検出手段は、トッププレートに接する振動伝達手段を設けて、トッププレートから振動検出部を離して振動検出手段の振動検出部とトッププレート間の断熱効果を大きくするようにしたものである。
【0009】
請求項4に記載した発明は、振動検出手段は、バネ等の弾性体によりトッププレートに押し上げる保持手段を設けて、トッププレートの下面に接するようにして、トッププレートの振動を振動検出手段が確実に検出できるようにしたものである。
【0010】
請求項5に記載した発明は、特に、振動ノイズを遮断する低域遮断フィルタを介して、被加熱物の沸騰状態を検出することにより、冷却ファンや他の商用電源の周波数ノイズの影響を除去して、正確に被加熱物の沸騰状態が検出できるものである。
【0011】
請求項6に記載した発明は、特に、沸騰検出手段は、振動検出手段の出力を略10kHz以上の振動ノイズを遮断する高域遮断フィルタを介して、被加熱物の沸騰状態を検出することにより、誘導加熱の周波数である約20kHz帯の振動ノイズ等の高周波振動ノイズを除去して、正確に被加熱物の沸騰状態が検出できる加熱調理器としている。
【0012】
請求項7に記載した発明は、振動検出手段は、周囲温度から遮蔽する周囲断熱手段を設けて、周囲温度の影響を低減するようにして、正確な沸騰検知ができる加熱調理器としている。
【0013】
請求項8に記載した発明は、沸騰検出手段は、振動検出手段の出力が所定値以上になってから計時するタイマー手段とを備え、前記タイマー手段の計時が所定時間に到達すると前記加熱手段による加熱を停止または前記加熱手段の加熱出力を低減することにより、沸騰前と沸騰時の振動と判別できない状況に陥っても確実に加熱手段の加熱出力を制御することができるものである。
【0014】
請求項9に記載した発明は、沸騰検出手段は、加熱出力に応じて振動検出手段の出力の判定値を変える加熱出力補正手段を設けて、加熱出力が変わっても、被加熱物の沸騰状態が正確に検出できる加熱調理器としている。
【0015】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について説明する。図1は、本実施例における誘導加熱調理器の構成を示す断面図である。図1において、21は被加熱物を収納する調理容器であり、調理容器21を載置するための非磁性体であるセラミック製のトッププレート22と、トッププレート22の下部に設けることによりトッププレート22を介して、調理容器21の振動を検出する振動検出手段23と、振動検出手段23の出力により被加熱物の沸騰状態を検出する沸騰検出手段24と、加熱手段である加熱コイル25と、加熱コイル25に高周波電流を供給する加熱制御手段26とが設けられている。加熱制御手段26は、加熱コイル25に供給する高周波電流の大きさを調整する、あるいは加熱コイル25に供給する電力を制御する機能を有しているものである。
【0016】
振動検出手段23は、トッププレート22の下面に当接する圧電セラミックスセンサを有し、トッププレート22を介して調理容器21の振動を検出する構成となっている。振動検出手段23としては、本実施例では前記のように圧電セラミックスセンサを用いているが、振動ピックアップコイルなど機械的な振動センサを使用することもでき、特定の種類のセンサに限定されるものではなく、振動を検出できるものであれば良い。
【0017】
以下、本実施例の動作について説明する。電源(図示していない)を投入し、操作スイッチ(図示していない)で加熱が開始されると、加熱制御手段26が加熱コイル25に高周波電流を供給する。加熱コイル25に高周波電流が供給されると、加熱コイル25から高周波磁界が発せられ、トッププレート22上の調理容器21が誘導加熱される。この誘導加熱によって調理容器21の温度が上昇し、調理容器21内の被加熱物が調理される。
【0018】
上記のように、トッププレート22の下面に当接している振動検出手段23が、トッププレート22を介して調理容器21の振動を検出している。振動検出手段23の検出する振動と、被加熱物を水とした場合、すなわち湯沸かし時の水温の変化について図2を用いて説明する。図2において、加熱が開始されると調理容器21内の水の温度が上昇する。加熱が継続され水温が上昇してくると、調理容器21の表面から小さな気泡が生じる、いわゆる部分沸騰が起こり、振動は急激に大きくなる。その後水温が沸騰点に達すると、調理容器21内は大きな気泡が生じる状態となり、振動は前記の沸騰前より小さくなる。この振動検出手段23の出力を沸騰検出手段24が、前記振動の大きさを判定することにより、調理容器21内の沸騰検知ができるものである。
【0019】
以上のように本実施例によれば、従来の誘導加熱調理器がサーミスタ等によりトッププレート22の温度を検知する沸騰検知方式を有するもので、トッププレートの熱伝導性の低さなどから応答性が劣るものであったのに対し、調理容器の振動の変化を検知することで、調理容器21内の沸騰点がより正確に検出できるものである。
【0020】
また、沸騰検出後、加熱制御手段26は、加熱コイル25の電力を停止あるいは低下させて不要な電力を低減できる。また、使用者に沸騰を報知することで使い勝手の良い加熱調理器とすることもできるものである。
【0021】
(実施例2)
続いて本発明の第2の実施例について説明する。図3は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、実施例1で説明した構成に加えて、振動検出手段23は、トッププレート22との間に耐熱樹脂からなる断熱手段27を構成して、振動検出手段の耐熱性を向上するようにしたものである。
【0022】
以上の構成としているため、トッププレート22の下面は、図示していないファンによって冷却されている。このファンは、加熱コイル25や加熱制御手段26内のパワー素子などを冷却するものである。前記ファンの冷却風は、トッププレート22の下面にも風が流れ、トッププレート22の下面も冷却される。しかし、トッププレート22の下面は、揚げ物調理時など天ぷら油を使用した調理時などでは約200℃と高温になる場合があり、振動検出手段23の接する面も高温の状態となる。断熱手段27は、振動検出手段23とトッププレート22との間に設けて、前記トッププレート22からの熱伝導を低減し、振動検出手段23の温度上昇を小さくするものである。この断熱手段27は、耐熱樹脂で構成され、熱伝導を小さくし、かつ振動を伝達するものである。また、放熱を良くするために表面積を大きくするなどの形状とすることで更に断熱効果が向上できるものである。すなわち、断熱手段27でトッププレート22からの温度を低減して、調理容器21の振動を検出することができる。
【0023】
以上のように本実施例によれば、振動検出手段23は、トッププレート22との間に耐熱樹脂からなる断熱手段27を介在させることによって、振動検出手段23の温度上昇を抑制して、信頼性の高い正確な沸騰検知ができる加熱調理器を実現するものである。
【0024】
(実施例3)
続いて本発明の第3の実施例について説明する。図4は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、振動検出手段23は、トッププレート22に接する振動伝達手段28を備えて、被加熱物の沸騰状態を検出するようにしたものである。振動伝達手段28は、トッププレート22の下面に接して、金属または非磁性体であるガラス材料で構成される。
【0025】
以上の構成としているため、調理容器21の振動は、トッププレート22を介して振動伝達手段28に伝わる。振動伝達手段28は、前記振動を伝達して振動検出手段23に伝わる。つまり、振動伝達手段はトッププレート22の温度を低減することができるものであり、また、振動検出手段23の取り付け位置をトッププレート22の下面の高温度部から離して構成することができるものである。
【0026】
以上のように本実施例によれば、振動検出手段23は、トッププレート22に接する振動伝達手段28を備えて、正確な沸騰検知ができる加熱調理器を実現するものである。
【0027】
(実施例4)
続いて本発明の第4の実施例について説明する。図5は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、振動検出手段23は、バネによりトッププレート22に押し上げる保持手段29を備えて、トッププレート22の下面に接するようにしているものである。前記保持手段29は、図示していない本体の筐体の一部に固定され、バネによって上方へ押し上げられているものである。
【0028】
以下、本実施例の動作について説明する。保持手段29は、振動検出手段23をバネにより押し上げている。トッププレート22が対向すると、前記バネの押し上げ力によって、振動検出手段23はトッププレート22の下面に密着する。振動検出手段23が密着することにより、前記トッププレート22の振動が検出できるものである。
【0029】
以上の様に本実施例によれば、振動検出手段23は、バネによりトッププレート22に押し上げる保持手段29で構成して、トッププレート22の下面に接することにより、確実にトッププレート22の下面に密着することができるものであり、正確な沸騰検知ができる加熱調理器が実現できるものである。
【0030】
(実施例5)
続いて本発明の第5の実施例について説明する。図6は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力を略1kHz以下の振動成分を除去する低域遮断フィルタ30を設けて、被加熱物の沸騰状態を検出するようにしているものである。
【0031】
以下、本実施例の動作を説明する。加熱調理器本体内には図示していない冷却用のファンが設けられており、このファンの回転による振動は約1kHz以下であり、振動検出手段23に伝達されている。また、電源に使用される商用電源の50/60Hzの周波数帯も存在する。つまり、振動検出手段23には、ファンの回転周波数や商用電源の周波数による振動ノイズを受けている。低域遮断フィルタ30は、前記振動ノイズが除去できるように遮断周波数を約1kHzに設定してあり、低域側の振動ノイズが除去できるものである。つまり、低域側の振動ノイズを除去して、調理容器21が沸騰時に生じる振動を検出できるものである。この低域側の周波数帯が除去できた信号をもとに、沸騰検出手段24が沸騰状態を判定している。
【0032】
以上の様に本実施例によれば、沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力を略1kHz以下の低域フィルタ30を設けて、低域側の振動ノイズを除去して被加熱物の沸騰状態を検出するようにして、正確な沸騰検知ができる加熱調理器が提供できるものである。
【0033】
(実施例6)
次に本発明の第6の実施例について説明する。図7は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力を略10kHz以上の振動ノイズを遮断する高域遮断フィルタ31を設けて、被加熱物の沸騰状態を検出するようにしているものである。
【0034】
以下本実施例の動作について説明する。加熱コイル25から誘導される周波数は約20kHzであり、この誘導される磁束によって調理容器21が加熱されるものである。調理容器21は、前記誘導加熱の周波数で振動しており、沸騰検知する場合においては、前記誘導加熱の周波数帯を除去する必要がある。高域フィルタ31の遮断周波数は、略10kHzに設定されており、前記誘導加熱の周波数である約20kHz帯を除去できるものである。つまり、誘導加熱による振動を除去して、調理容器21が沸騰時に生じる振動を検出できるものである。この誘導加熱の周波数帯が除去できた信号をもとに、沸騰検出手段24が沸騰状態を判定している。
【0035】
以上のように本実施例によれば、沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力を略10kHz以上の高周波ノイズを遮断する高域遮断フィルタ31を設けて、沸騰時に生じる振動を検出して正確な被加熱物の沸騰状態が検出できる加熱調理器を実現するものである。
【0036】
(実施例7)
次に本発明の第7の実施例について説明する。図8は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、振動検出手段23は、周囲温度から遮蔽する周囲断熱手段32とを備えて、周囲温度の影響を低減するようにしているものである。
【0037】
以下本実施例の動作について説明する。圧電セラミックスセンサからなる振動検出手段23は、セラミックスの圧電効果により振動を電気信号に変換して、振動を検出するものである。前記圧電セラミックスセンサは、前記圧電効果を有するとともに、熱によって電荷が発生する焦電効果も有している。この焦電効果は、圧電セラミックスに熱が加わると、電荷が生じるものであり、振動ではない電気信号が出力させることとなる。また、圧電セラミックスセンサのコンデンサ容量が、周囲温度とともに変化して、電気信号の検出精度に影響するものである。つまり、周囲断熱手段32は、振動検出手段23の周囲を遮蔽する構成にして、周囲温度による影響を低減して、確実に沸騰による振動が検出できるものである。
【0038】
以上のように本実施例によれば、振動検出手段23は、周囲温度から遮蔽する周囲断熱手段32とを備えて、周囲温度の影響を低減するようにして、正確に沸騰検知ができるものである。
【0039】
(実施例8)
次に本発明の第8の実施例について説明する。図9は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力が所定値以上になってから計数するタイマー手段33とを備えて、所定時間後加熱を停止または加熱を低減するようにしているものである。
【0040】
以下本実施例の動作について説明する。沸騰前の部分沸騰時に振動は最大となる。この振動が所定値以上であれば、タイマー手段33は、計数を開始する。所定の計数になると加熱制御手段26に信号を送信して、加熱コイル25への加熱量を制御して、加熱停止あるいは加熱量の低減を行う。つまり、沸騰前の振動と沸騰時の振動と判別できない状況に陥っても、確実に加熱を制御できるものであり、より確実に沸騰検知ができるものである。
【0041】
以上のように本実施例によれば、沸騰検出手段24は、振動検出手段23の出力が所定値以上になってから計数するタイマー手段33とを備えて、所定時間後加熱を停止または加熱を低減するようにして、より正確な沸騰検知ができる加熱調理器が実現できるものである。
【0042】
(実施例9)
次に本発明の第9の実施例について説明する。図10は、本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、沸騰検出手段24は、加熱出力に応じて振動検出手段23の出力の判定値を変える加熱出力補正手段34を備えて、被加熱物の沸騰状態を検出しているものである。
【0043】
以下本実施例の動作について説明する。加熱制御手段26が、加熱出力を制御している。沸騰時の振動の大きさは、加熱出力の大きさに関係している。加熱出力が小さい場合は、気泡が穏やかに生じて、振動はやや小さい。また、加熱出力が大きい場合は、大きな気泡が激しく生じて、振動は大きくなるものである。つまり、加熱出力の大きさによって、振動の大きさが変化するものである。加熱出力補正手段34は、前記加熱制御手段26の加熱出力の信号を受けて判定値を変えるものである。この判定値を加熱出力に応じて変えることにより、加熱出力が変化しても、正確に沸騰検知ができるものである。
【0044】
以上のように本実施例によれば、沸騰検出手段24は、加熱出力に応じて振動検出手段23の出力の判定値を変える加熱出力補正手段34を備えて、被加熱物の沸騰状態をより正確に検出できる加熱調理器を実現するものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載した発明によれば、トッププレートを介して調理容器の振動の変化を検出する構成として、正確に沸騰検知ができる加熱調理器を実現するものである。
【0046】
請求項2に記載した発明によれば、振動検出手段は、トッププレートとの間に耐熱樹脂からなる断熱手段を構成することによって、振動検出手段の耐熱性を向上するようにして、正確な沸騰検知ができる加熱調理器を実現するものである。
【0047】
請求項3に記載した発明によれば、トッププレートに接する振動伝達手段によって、正確な沸騰検知ができる加熱調理器を実現するものである。
【0048】
請求項4に記載した発明によれば、バネによりトッププレートに押し上げる保持手段により、確実にトッププレートの下面に密着することができるものである。
【0049】
請求項5に記載した発明によれば、低域側の振動ノイズを除去して被加熱物の沸騰状態を検出するようにして、正確な沸騰検知ができる加熱調理器が提供できるものである。
【0050】
請求項6に記載した発明によれば、高域フィルタによって沸騰時に生じる振動を検出して、正確な被加熱物の沸騰状態が検出できる加熱調理器を実現するものである。
【0051】
請求項7に記載した発明によれば、周囲温度から遮蔽する周囲断熱手段とを備えて、周囲温度の影響を低減するようにして、正確に沸騰検知ができるものである。
【0052】
請求項8に記載した発明によれば、所定値以上の振動検出した後、計時して所定時間後加熱を停止または加熱を低減するようにして、より正確な沸騰検知ができる加熱調理器が実現できるものである。
【0053】
請求項9に記載した発明によれば、加熱出力に応じて判定値を変えることにより、被加熱物の沸騰状態をより正確に検出できる加熱調理器を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図2】 同、第1の実施例である加熱調理器の振動の時間変化を示す図
【図3】 同、第2の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図4】 同、第3の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図5】 同、第4の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図6】 同、第5の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図7】 同、第6の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図8】 同、第7の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図9】 同、第8の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図10】 同、第9の実施例である加熱調理器の構成を示す断面図
【図11】 従来例である加熱調理器の構成を示す断面図
【符号の説明】
21 調理容器
22 トッププレート
23 振動検出手段
24 沸騰検出手段
25 加熱コイル
26 加熱制御手段
27 断熱手段
28 振動伝達手段
29 保持手段
30 低域フィルタ
31 高域フィルタ
32 周囲断熱手段
33 タイマー手段
34 加熱出力補正手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heating cooker used in general households.
[0002]
[Prior art]
As a conventional cooking device, for example, an induction heating cooking device is described in JP-A-6-302378. This structure will be described with reference to FIG.
[0003]
A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the heating cooker having the conventional configuration, the
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a cooking device capable of detecting the boiling state of an object to be heated in the cooking container by providing vibration detecting means for detecting the vibration of the top plate and detecting the vibration of the cooking container through the top plate. It is said.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, there is provided a top plate for placing a cooking container into which an object to be heated is placed, a heating means for heating the cooking container, and vibration detection for detecting vibration of the cooking container through the top plate. And the boiling state of the heated object is determined by determining that the heated object is in a boiling state when the vibration of the cooking container is reduced after the vibration is generated based on the output of the vibration detecting means. And a boiling detection means. Thereby , generation | occurrence | production of the bubble by boiling is detected by detecting the change of the vibration of a cooking container , and boiling detection can be performed correctly.
[0007]
In the invention described in
[0008]
In the invention described in
[0009]
In the invention described in
[0010]
The invention described in
[0011]
In the invention described in
[0012]
According to the seventh aspect of the present invention, the vibration detecting means is provided with a surrounding heat insulating means for shielding from the ambient temperature so as to reduce the influence of the ambient temperature so that the boiling cooker can accurately detect boiling.
[0013]
According to an eighth aspect of the present invention, the boiling detection means includes a timer means for timing after the output of the vibration detection means reaches a predetermined value or more, and when the time of the timer means reaches a predetermined time, the heating means By stopping heating or reducing the heating output of the heating means, it is possible to reliably control the heating output of the heating means even in a situation where it cannot be distinguished from vibration before boiling and vibration during boiling.
[0014]
According to the ninth aspect of the present invention, the boiling detection means includes a heating output correction means that changes a judgment value of the output of the vibration detection means according to the heating output, so that the boiling state of the object to be heated is changed even if the heating output changes. It is a cooking device that can detect accurately.
[0015]
【Example】
Example 1
The first embodiment of the present invention will be described below. FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of an induction heating cooker in the present embodiment. In FIG. 1,
[0016]
The vibration detection means 23 has a piezoelectric ceramic sensor that contacts the lower surface of the
[0017]
Hereinafter, the operation of this embodiment will be described. When a power source (not shown) is turned on and heating is started by an operation switch (not shown), the heating control means 26 supplies a high frequency current to the
[0018]
As described above, the
[0019]
As described above, according to the present embodiment, the conventional induction heating cooker has a boiling detection method in which the temperature of the
[0020]
In addition, after the boiling is detected, the heating control means 26 can reduce unnecessary power by stopping or reducing the power of the
[0021]
(Example 2)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 3 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, in addition to the configuration described in the first embodiment, the
[0022]
Because of the above configuration, the lower surface of the
[0023]
As described above, according to the present embodiment, the
[0024]
(Example 3)
Next, a third embodiment of the present invention will be described. FIG. 4 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, the vibration detection means 23 includes vibration transmission means 28 in contact with the
[0025]
Since it is set as the above structure, the vibration of the
[0026]
As described above, according to the present embodiment, the vibration detection means 23 includes the vibration transmission means 28 in contact with the
[0027]
Example 4
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. FIG. 5 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, the
[0028]
Hereinafter, the operation of this embodiment will be described. The holding means 29 pushes up the vibration detecting means 23 with a spring. When the
[0029]
As described above, according to the present embodiment, the
[0030]
(Example 5)
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, the boiling detection means 24 is provided with a low-
[0031]
The operation of this embodiment will be described below. A cooling fan (not shown) is provided in the main body of the heating cooker. Vibration due to rotation of the fan is about 1 kHz or less and is transmitted to the
[0032]
As described above, according to the present embodiment, the boiling detection means 24 is provided with the low-
[0033]
(Example 6)
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. FIG. 7 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, the boiling detection means 24 is provided with a high-frequency cutoff filter 31 that blocks vibration noise of approximately 10 kHz or more from the output of the vibration detection means 23 so as to detect the boiling state of the object to be heated. is there.
[0034]
The operation of this embodiment will be described below. The frequency induced from the
[0035]
As described above, according to the present embodiment, the boiling detection means 24 is provided with the high-frequency cutoff filter 31 that cuts off the high frequency noise of about 10 kHz or more from the output of the vibration detection means 23 to detect the vibration generated during the boiling. A cooking device capable of detecting an accurate boiling state of an object to be heated is realized.
[0036]
(Example 7)
Next, a seventh embodiment of the present invention will be described. FIG. 8 is a cross-sectional view showing the configuration of this embodiment. In the present embodiment, the vibration detection means 23 includes an ambient heat insulation means 32 that shields from the ambient temperature so as to reduce the influence of the ambient temperature.
[0037]
The operation of this embodiment will be described below. The vibration detecting means 23 composed of a piezoelectric ceramic sensor detects vibration by converting vibration into an electric signal by the piezoelectric effect of ceramics. The piezoelectric ceramic sensor has the piezoelectric effect and also has a pyroelectric effect in which electric charges are generated by heat. This pyroelectric effect is generated when heat is applied to the piezoelectric ceramic, and an electrical signal that is not vibration is output. In addition, the capacitor capacity of the piezoelectric ceramic sensor changes with the ambient temperature and affects the detection accuracy of the electric signal. That is, the surrounding heat insulating means 32 is configured to shield the surroundings of the
[0038]
As described above, according to the present embodiment, the vibration detection means 23 includes the ambient heat insulation means 32 that shields from the ambient temperature, and can accurately detect boiling by reducing the influence of the ambient temperature. is there.
[0039]
(Example 8)
Next, an eighth embodiment of the present invention will be described. FIG. 9 is a cross-sectional view showing the configuration of the present embodiment. In the present embodiment, the boiling detection means 24 includes a timer means 33 that counts after the output of the vibration detection means 23 reaches a predetermined value or more, and stops heating after a predetermined time or reduces heating. Is.
[0040]
The operation of this embodiment will be described below. The vibration is maximized at the time of partial boiling before boiling. If this vibration is equal to or greater than a predetermined value, the timer means 33 starts counting. When the predetermined count is reached, a signal is transmitted to the heating control means 26 to control the amount of heating to the
[0041]
As described above, according to the present embodiment, the boiling
[0042]
Example 9
Next, a ninth embodiment of the invention will be described. FIG. 10 is a cross-sectional view showing the configuration of the present embodiment. In this embodiment, the boiling detection means 24 includes a heating output correction means 34 that changes the determination value of the output of the vibration detection means 23 in accordance with the heating output, and detects the boiling state of the object to be heated. .
[0043]
The operation of this embodiment will be described below. The heating control means 26 controls the heating output. The magnitude of vibration during boiling is related to the magnitude of the heating output. When the heating output is small, bubbles are gently generated and the vibration is slightly small. In addition, when the heating output is large, large bubbles are generated vigorously and vibration is increased. That is, the magnitude of vibration changes depending on the magnitude of the heating output. The heating
[0044]
As described above, according to the present embodiment, the boiling detection means 24 includes the heating output correction means 34 that changes the determination value of the output of the vibration detection means 23 in accordance with the heating output, so that the boiling state of the object to be heated is further increased. It realizes a cooking device that can be detected accurately.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, as a configuration for detecting a change in the vibration of the cooking container via the top plate, a cooking device capable of accurately detecting boiling is realized.
[0046]
According to the second aspect of the present invention, the vibration detecting means comprises a heat insulating means made of a heat resistant resin between the top plate and the heat detecting means so as to improve the heat resistance of the vibration detecting means so that accurate boiling is achieved. It realizes a cooking device that can detect.
[0047]
According to the third aspect of the present invention, a cooking device capable of accurately detecting boiling is realized by the vibration transmitting means in contact with the top plate.
[0048]
According to the fourth aspect of the present invention, the holding means that pushes up the top plate by the spring can surely adhere to the lower surface of the top plate.
[0049]
According to the fifth aspect of the present invention, it is possible to provide a cooking device capable of accurately detecting boiling by removing the low-frequency vibration noise and detecting the boiling state of the object to be heated.
[0050]
According to the sixth aspect of the present invention, a cooking device capable of detecting the vibration generated at the time of boiling by the high-pass filter and detecting the boiling state of the object to be heated accurately is realized.
[0051]
According to the seventh aspect of the present invention, it is possible to accurately detect boiling by providing an ambient heat insulating means for shielding from the ambient temperature so as to reduce the influence of the ambient temperature.
[0052]
According to the eighth aspect of the present invention, a cooking device that can detect boiling more accurately is realized by detecting the vibration of a predetermined value or more and then measuring and stopping heating after a predetermined time or reducing the heating. It can be done.
[0053]
According to the ninth aspect of the present invention, a cooking device capable of more accurately detecting the boiling state of the object to be heated is realized by changing the determination value according to the heating output.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of a cooking device according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a change with time of vibration of the cooking device according to the first embodiment. FIG. 4 is a cross-sectional view showing the structure of a heating cooker according to the second embodiment. FIG. 4 is a cross-sectional view showing the structure of a heating cooker according to the third embodiment. FIG. 6 is a cross-sectional view showing a configuration of a heating cooker according to a fifth embodiment. FIG. 7 is a cross-sectional view showing a configuration of a heating cooker according to a fifth embodiment. FIG. 8 is a cross-sectional view showing the configuration of the cooking device according to the seventh embodiment. FIG. 9 is a cross-sectional view showing the configuration of the cooking device according to the eighth embodiment. FIG. 10 is a cross-sectional view showing the configuration of a cooking device according to a ninth embodiment. FIG. 11 is a cross-sectional view showing the configuration of a cooking device according to a conventional example.
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