JP4641501B2 - 偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルム及び偏光フィルム - Google Patents
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Description
(1) 重合度2000以上およびケン化度99モル%以上のポリビニルアルコール系重合体100質量部に対して、ポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を1〜30質量部の割合で含有し、且つポリビニルアルコール系重合体と、ポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体とが均一に混合されているポリビニルアルコール系重合体組成物から形成されていることを特徴とする、偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムである。
(2) 重合度2000以上およびケン化度99モル%以上のポリビニルアルコール系重合体を溶解し且つポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を均一に混合した原液であって、ポリビニルアルコール系重合体100質量部に対してポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を1〜30質量部の割合で含有する原液を用いて製膜することを特徴とする前記(1)の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムの製造方法である。
(3) 前記(1)の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムを用いて作製した偏光フィルムである。
さらに、本発明は、
(4) 前記(1)の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムに、一軸延伸、ヨウ素による染色およびホウ素化合物による処理を施して作製した前記(3)の偏光フィルムである。
本発明の製造方法により、上記した優れた特性を兼ね備える偏光フィルムを作製することのできる偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムを円滑に得ることができる。
本発明の偏光フィルムは、上記した優れた特性を活かして、電卓、腕時計、ノートパソコン、液晶モニター、液晶カラープロジェクター、液晶テレビ、車載用ナビゲーションシステム、携帯電話、屋内外で用いられる計測機器などの液晶表示装置の構成部品である偏光板の作製に有効に用いることができ、特に高コントラスト、高い色再現性が求められる液晶モニターや液晶テレビ用の偏光板として有用である。
まず、本発明の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムを構成するポリビニルアルコール系重合体について説明する(以下、ポリビニルアルコールを「PVA」ということがある。)
本発明の偏光フィルム用PVA系重合体フィルム(以下、偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを単に「PVA系重合体フィルム」ということがある)の製造に用いられるPVA系重合体は、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサティック酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニルなどのビニルエステルの1種または2種を用いて重合を行って得られるポリビニルエステル系重合体をケン化して得られるPVA系重合体が製造の容易性、入手容易性、コストなどの点から好ましく用いられる。
そのうち、変性PVA系重合体の例としては、不飽和カルボン酸またはその誘導体、不飽和スルホン酸またはその誘導体、炭素数2〜30のα−オレフィンなどを5モル%未満の割合でグラフト共重合した変性ポリビニルエステルをケン化することにより製造される変性PVA系ポリマーや、未変性または変性PVA系重合体を挙げることができる。
特に、他の共重合性単量体が、(メタ)アクリル酸、スルホン酸などのような、PVA系重合体の水溶解性を促進する単量体である場合は、PVA系重合体フィルムから偏光フィルムを作製する際の水溶液中での処理時にフィルムが溶解したり溶断するのを防止するために、PVA系重合割合を5モル%以下、特に3モル%以下にするのがよい。
なお、本明細書でいうPVA系重合体の重合度は、JIS K 6726に準じて測定した重合度を意味する。
なお、本明細書におけるPVA系重合体のケン化度とは、重合体を構成する構造単位のうちで、ケン化によってビニルアルコール単位に変換され得る単位(典型的にはビニルエステル単位)の全モル数に対して実際にビニルアルコール単位にケン化されている単位の割合(モル%)をいう。ケン化度はJIS K 6726に記載されている方法に準じて測定することができる。
カルボキシル基含有重合体としては、本発明の効果を損なわない限りは、カルボキシル基を含有する重合体のいずれも使用でき、具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、グリオキシル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルマレイン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルヘキサハイドロフタル酸の1種または2種以上を重合して得られるカルボキシル基含有重合体を挙げることができる。本発明では、カルボキシル基含有体として1種類のカルボキシル基含有重合体のみを使用してもよいし又は2種類以上のカルボキシル基含有重合体を併用してもよい。
カルボキシル基含有重合体中のカルボキシル基が中和されている場合は、カルボキシル基はナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどの金属の塩の形態になっていることが好ましい。
すなわち、ヨウ素で染色した偏光フィルムの色相は、一般に偏光フィルム中にポリヨウ素として存在するI3 -イオンの吸光度とI5 -イオンの吸光度との吸光度比(I3 -/I5 -)に依存するとされている。偏光フィルム中に存在するI3 -イオンは青色波長域の光を主に吸収し、I5 -イオンは赤色波長域の光を主に吸収する。従来のPVA系偏光フィルムは、赤色波長域の光の吸収(すなわちI5 -イオンの吸光度)が大きく、その一方で青色波長域の光の吸収(すなわちI3 -イオンの吸光度)が小さい。2枚の偏光フィルムを直交させたクロスニコル状態では、可視光の全波長領域の光が遮蔽される(光漏れが生じない)ことが理想であるが、実際は青色光の漏れを生じ、遮光が不十分になる。前記したポリヨウ素イオン種は、それらを包接している重合体のマトリックス構造に影響されることが知られており、例えばPVA系重合体の場合には、PVA系重合体が有する水酸基によって形成される水素結合が重要な役割をすることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。かかる点から、従来のPVA系偏光フィルムでは、赤色波長域の光を主に吸収するI5 -イオンの働きが強くなり易く、それによって青色波長域の光の吸収が弱くなり、色相の低下を招いているものと考えられる。
PVA系重合体フィルムを適切な状態に調整するためには、熱処理装置や調湿装置、さらにはそれぞれのロール駆動用のモータや変速機などの速度調整機構が付設されることが望ましい。
原液の吐出から乾燥したPVA系重合体フィルムの製造に至るまでの乾燥処理は、一般に、乾燥温度は50〜150℃、特に60℃〜140℃の温度で行うことが、偏光フィルムを製造する際の延伸性、染色性に優れ、しかも得られる偏光フィルムの偏光性能が良好になる点から好ましい。
本発明のPVA系重合体フィルムから偏光フィルムを製造するには、例えば、PVA系重合体フィルムの水分調整、染色、一軸延伸、固定処理、乾燥処理、さらに必要に応じて熱処理を行えばよく、染色、一軸延伸、固定処理の操作の順序は特に制限されない。また一軸延伸を二段以上の多段で行ってもよい。
場合によっては、染色浴を用いずに、ヨウ素、ヨウ化カリウムをPVA系重合体フィルムを製造するための原液中に混ぜて製膜してもよく、その際の処理条件や処理方法は特に制限されない。また、ホウ酸、硼砂などのホウ素化合物を架橋剤として添加して製膜を行っても良い。
延伸温度は、特に限定されないが、PVA系重合体フィルムを温水中で湿式延伸する場合は30〜90℃が好ましく、乾熱延伸する場合は50〜180℃が好ましい。
また、一軸延伸の延伸倍率(多段で一軸延伸する場合には合計の延伸倍率)は、得られる偏光フィルムの偏光性能の点から4倍以上、特に5倍以上であることが好ましい。延伸倍率の上限は特に制限されないが、均一延伸の観点から8倍以下であることが好ましい。
(i)透過率
以下の実施例または比較例で得られた偏光フィルムの幅方向の中央部から、偏光フィルムの配向方向に平行に4cm×4cmの正方形のサンプルを2枚採取し、それぞれについて日立製作所製の分光光度計U−4100(積分球付属)を用いて、JIS Z 8722(物体色の測定方法)に準拠し、C光源、2度視野の可視光領域の視感度補正を行い、1枚の偏光フィルムサンプルについて、延伸軸方向に対して45度傾けた場合の光の透過率と−45度傾けた場合の光の透過率を測定して、それらの平均値(Y1)を求めた。
もう一枚の偏光フィルムサンプルについても、前記と同様にして45度傾けた場合の光の透過率と−45度傾けた場合の光の透過率を測定して、それらの平均値(Y2)を求めた。
前記で求めたY1とY2を平均して偏光フィルムの透過率(Y)(%)とした。
上記(i)で採取した2枚の偏光フィルムを、その配向方向が平行になるように重ねた場合の光の透過率(Y‖)、および配向方向が直交するように重ねた場合の光の透過率(Y⊥)を、上記透過率の測定方法と同様の方法にて測定し、下記の式から偏光度を求めた。
偏光度(V/%)={(Y‖―Y⊥)/(Y‖+Y⊥)}1/2×100
偏光フィルムの青色光の漏れの有無を評価するために、ハンターLab表色系により、b値を算出して評価した。上記(1)の(i)で採取した2枚の偏光フィルムサンプルをその延伸軸方向が平行になるように重ねた場合のb値(b‖)、および延伸軸方向が直交するように重ねた場合のb値(b⊥)を、上記透過率の測定方法と同様の方法にて測定し、下記の式からb値を求めた。
b値 = b‖−b⊥
(1) 平均重合度2400、ケン化度99.9モル%以上のPVA系重合体100質量部と、重量平均分子量5000のポリアクリル酸(和光純薬工業(株)社製)10質量部と可塑剤としてグリセリン12質量部のPVA系水溶液を60℃の金属ロール上で乾燥して厚みが75μmのPVA系フィルムを得た。さらに得られたフィルムを枠に固定し、120℃で3分間熱処理をした。
(2) 上記(1)で得られたPVA系重合体フィルムを30℃の純水に30秒間浸漬した後、ヨウ素を0.04質量%、ヨウ化カリウムを4質量%およびホウ酸を4質量%の割合で含有する水溶液(染色浴)(温度30℃)に1分間浸漬してヨウ素を吸着させた。次いで、ホウ酸水溶液(ホウ酸濃度4質量%、50℃)中で6倍に一軸延伸した後、さらにヨウ化カリウムを4質量%およびホウ酸を4質量%の割合で含有する水溶液(35℃)に4分間浸漬した。その後、50℃で4分間乾燥して偏光フィルムを得た。
これにより得られた偏光フィルムについて、偏光度および色相を上記した方法で評価した。その結果を表1に示す。
(3) 下記の表1にみるように、この実施例1で得られた偏光フィルムの透過度は44.0%、偏光度は99.71%、b値は4.7であり、染色斑などの外観不良もなく、色相の点では従来のPVA系フィルムからなるPVA系偏光フィルムに比べて大きく向上していた。
(1) PVA系重合体としてPVAの代わりに、平均重合度2400、ケン化度99.3モル%およびエチレン変性量(共重合割合)2.5モル%のエチレン変性PVA系重合体を用いたこと以外は、実施例1と同様にして偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを作製した。
(2) 上記(1)で得られたPVA系重合体フィルムを用いて、実施例1の(1)と同様にして偏光フィルムを得た。これにより得られた偏光フィルムについて、偏光度とb値を上記した方法で評価した。その結果を表1に示す。
(3) 下記の表1にみるように、この実施例1で得られた偏光フィルムは透過度44.0%、偏光度は99.76%、b値は5.6であり、色相の点で従来のPVA系偏光フィルムに比べて大きく向上していた。
(1) 原液の調製時にポリアクリル酸を用いなかった以外は、実施例1の(1)と同様にして偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを製造し、それを用いて実施例1の(2)と同様にして偏光フィルムを作製した。
(2) 上記(1)で得られた偏光フィルムについて、偏光度および色相を上記した方法で評価した。その結果を下記の表2に示す。
(3) 下記の表2にみるように、この比較例1で得られた偏光フィルムの透過度は44.0%、偏光度は99.75%、b値は6.0であり、実施例1、2に比べて色相の点で劣っていた。
(1) PVA系重合体100質量部に対して、重量平均分子量5000のポリアクリル酸を40質量部の割合で配合した以外は、実施例1の(1)と同様にして偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを製造した。
(2) 上記(1)で得られたPVA系重合体フィルムを用いて実施例1の(2)と同様にして偏光フィルムを製造しようとしたところ、偏光フィルムを製造する際の水溶液中での膨潤過程でPVA系重合体の一部が溶解してしまい、偏光フィルムを作製することができなかった。
(1) 平均重合度500およびケン化度99.0モル%のPVA系重合体を用いたこと以外は、実施例の(1)と同様にして偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを製造した。
(2) 上記(1)で得られたPVA系重合体フィルムを用いて実施例1の(2)と同様にして偏光フィルムを製造しようとしたところ、偏光フィルムを製造する際の水溶液中での膨潤過程でPVA系重合体の一部が溶解してしまい、偏光フィルムを作製することができなかった。
本発明の偏光フィルム用PVA系重合体フィルムを用いて作製した偏光フィルムは、特に高コントラストおよび高い色再現性が要求される液晶表示装置や液晶テレビの部品用の部材である偏光板の作製に有効に用いることができる。
Claims (4)
- 重合度2000以上およびケン化度99モル%以上のポリビニルアルコール系重合体100質量部に対して、ポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を1〜30質量部の割合で含有し、且つポリビニルアルコール系重合体と、ポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体とが均一に混合されているポリビニルアルコール系重合体組成物から形成されていることを特徴とする、偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルム。
- 重合度2000以上およびケン化度99モル%以上のポリビニルアルコール系重合体を溶解し且つポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を均一に混合した原液であって、ポリビニルアルコール系重合体100質量部に対してポリアクリル酸およびポリアクリル酸の中和物の少なくとも一方よりなるカルボキシル基含有重合体を1〜30質量部の割合で含有する原液を用いて製膜することを特徴とする請求項1に記載の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムの製造方法。
- 請求項1の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムを用いて作製した偏光フィルム。
- 請求項1の偏光フィルム用ポリビニルアルコール系重合体フィルムに、一軸延伸、ヨウ素による染色およびホウ素化合物による処理を施して作製した請求項3に記載の偏光フィルム。
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