JP4522532B2 - 非接触型icカード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触型ICカードに係り、更に詳しくは、ICカードリーダライタの形成する磁界によりICカード側に電力を発生させて、その電力でICチップを動作させてICカードデータの読出しや書込みが行われる非接触型ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一定のデータが書き込まれたカードを持ち歩き、これをカードリーダライタにかけてカードのデータ内容を読取ることで、種々の情報カードや身分証明書として用いたり、カードに新たなデータが書込が可能なデータ更新型のカードとすることで多方面に利用されている。
この種のカードとしては、プリペイドカードやクレジットなどで用いられている磁気カードの他、最近では、読み書き可能な情報量が多く、セキュリティ性能の優れたICカードが実用化されてきている。
そして、このICカードのデータの読出しと書込みを行うICカードリーダライタには、ICチップに露出した電極パッドを設け、これにプローブなどの端子を接触させて行う接触型と、無線を使って読み書きデータを送受信する非接触型とがある。
この非接触型のICカードリーダライタで用いられる非接触型ICカードは、ICカードリーダライタが発生する磁界によりICカードに起電力を生じさせ、この電力を用いてICチップを作動させることでICカードデータの読出しや書込みを行うものがあった。そして、その非接触型ICカードに用いられるアンテナには、ICチップにコイル(L)を接続した非共振タイプと、ICチップにコイル(L)とコンデンサ(C)とを直列に接続した共振タイプとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の非接触型のICカードにあっては、上記した共振タイプのアンテナを用いた場合、少ない磁界強度で必要な電力が効率良く得られる反面、非接触型のICカードを複数枚重ねた状態でICカードリーダライタにより一括して読み書きしようとすると、隣接するICカード同士が相互に影響を及ぼして共振周波数が変化してしまい、必要な電力が得られなくなって読み書きできなくなるという問題があった。
また、上記の非共振タイプのアンテナを用いた場合は、ICカードを複数枚重ねても隣接するICカード同士の影響が小さいため、ICカードリーダライタを使って複数のICカードを一括して読み書きできる反面、起電力が小さいことから、ICカードの作動に必要な電力を得ようとすると、ICカードリーダライタから発生させる磁界強度を大きくしなければならないという問題があった。
このように、従来の非接触型ICカードに用いるアンテナを共振タイプあるいは非共振タイプの何れかとすると、使用状況がアンテナのタイプによって限定されてしまうため、種々の状況に対して柔軟に対応しながら読み書きできるようにすることが望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、読み書きの状況に応じてアンテナを共振タイプあるいは非共振タイプに切換えることにより、1つのカードで複数の状況に柔軟に対応しながら効率の良い読み書き動作が行える接触型ICカードを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ICカードリーダライタの形成する磁界によりICカード側に電力を発生させ、その電力でICチップを動作させてICカードデータの読出しや書込みが行われる非接触型ICカードであって、前記ICチップには、コンデンサとコイルを直列に接続することにより、起電力を生じさせると共に、ICカードデータを送受信するアンテナ部と、前記アンテナ部のコンデンサに並列に接続した半導体スイッチと、前記半導体スイッチのベース電圧及びゲート電圧を記憶した不揮発性メモリと、を備え、前記ICチップは、前記不揮発性メモリに記憶した所定のベース電圧及びゲート電圧を前記半導体スイッチに印加することにより、該半導体スイッチを断接することを特徴とする。
これによれば、ICチップにコンデンサとコイルを直列に接続したアンテナ部を設け、そのアンテナ部のコンデンサにスイッチ手段を並列に接続するようにしたため、そのスイッチ部を開くと、コイル(L)とコンデンサ(C)を直列接続した共振タイプのアンテナとなり、スイッチ部を閉じると、コンデンサ(C)の両端が短絡されてコイル(L)のみの非共振タイプのアンテナとすることができる。このように、スイッチ手段の開閉操作だけで共振タイプと非共振タイプの両方のアンテナを得ることができ、その切換えも状況に応じて自由に行えることから、ICカードの読み書き状況に応じて容易に使い分けることができる。例えば、複数個のICカードに対して一括した読み書きを行う場合は、スイッチ手段を閉じて非共振タイプのアンテナとし、隣接するICカードの影響を小さくするようにして、ICカードリーダライタにより読み書きを行うようにする。また、ICカードを1個ずつ読み書きする場合は、スイッチ手段を開いて共振タイプのアンテナとすることにより、ICカードは少ない磁界強度で必要な電力を効率良く得ることができ、ICカードリーダライタにより読み書きすることができる。
また、スイッチ手段に半導体スイッチを用いるようにし、その導体スイッチの開閉動作を不揮発性メモリに記憶したデータによって制御するようにしたため、ICカードに触れることなく、共振タイプや非共振タイプの何れかのアンテナタイプに容易に切換えて使用することができる。
【0005】
請求項2記載の発明は、ICカードリーダライタの形成する磁界によりICカード側に電力を発生させ、その電力でICチップを動作させてICカードデータの読出しや書込みが行われる非接触型ICカードであって、
前記ICチップには、コンデンサとコイルを並列に接続することにより、起電力を生じさせると共に、ICカードデータを送受信するアンテナ部と、前記アンテナ部のコンデンサに直列に接続した半導体スイッチと、前記半導体スイッチのベース電圧及びゲート電圧を記憶した不揮発性メモリと、を備え、前記ICチップは、前記不揮発性メモリに記憶した所定のベース電圧及びゲート電圧を前記半導体スイッチに印加することにより、該半導体スイッチを断接することを特徴とする。
これによれば、ICチップにコンデンサとコイルを並列に接続したアンテナ部を設け、そのアンテナ部のコンデンサにスイッチ手段を直列に接続するようにしたため、そのスイッチ部を閉じると、コイル(L)とコンデンサ(C)を並列接続した共振タイプのアンテナとなり、スイッチ部を開くと、コンデンサ(C)の接続されていないコイル(L)のみの非共振タイプのアンテナとすることができる。このように、スイッチ手段を開閉するだけで共振タイプと非共振タイプの両方のアンテナを得ることができ、その切換えも状況に応じて自由に行えることから、ICカードの読み書き状況に応じて容易に使い分けることができる。例えば、複数個のICカードに対して一括した読み書きを行う場合は、スイッチ手段を開いて非共振タイプのアンテナとし、隣接するICカードの影響を小さくするようにして、ICカードリーダライタにより読み書きを行うようにする。また、ICカードを1個ずつ読み書きする場合は、スイッチ手段を閉じて共振タイプのアンテナとすることにより、ICカードは少ない磁界強度で必要な電力を効率良く得ることができ、ICカードリーダライタにより読み書きすることができる。
また、スイッチ手段に半導体スイッチを用いるようにし、その導体スイッチの開閉動作を不揮発性メモリに記憶したデータによって制御するようにしたため、ICカードに触れることなく、共振タイプや非共振タイプの何れかのアンテナタイプに容易に切換えて使用することができる。
請求項3記載の発明は、前記ICチップは、前記半導体スイッチを異なった電圧を印加して断接する場合は、前記不揮発性メモリに記憶した値を書き換えることを特徴とする。
これによれば、半導体スイッチのタイプにより異なる電圧を任意に設定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態では、一例として、封書や小包など様々な大きさの荷物を取り扱う郵便物1つ1つに、宛先データ、送り主データ、内容データ、郵送形態(速達、書留等)データなどを書き込んだICカードを貼付し、そのICカードをICカードリーダライタで読取ることにより、速達の郵便物を優先的に処理したり、配送先毎に自動分類したりする場合を例にあげて説明することにする。
図1は、本実施の形態に係るICカード10の概略構成を説明する平面透視図である。図1に示すように、ICカード10、ICチップ12、コンデンサ14、コイルとしてのアンテナ16、およびスイッチ手段としてのスイッチ部18などにより構成されている。
【0007】
図2は、図1の等価回路図であり、同一物または相当物に同一符号を付してある。図2に示すように、ICチップ12部分は、抵抗(R)で表わすことができ、この抵抗12にコンデンサ(C)14とアンテナ(L:コイル)16が直列に接続され、共振回路を構成している。
そして、本実施の形態におけるICカードの特徴的な構成は、コンデンサ14の両端を短絡あるいは開放するスイッチ部18が設けられている点にある。このスイッチ部18は、開いた状態で上記したアンテナ(L:コイル)16とコンデンサ(C)により共振回路(共振タイプのアンテナ部)が形成されるため、ICカードリーダライタ20が磁界を形成すると、弱い磁界であっても効率良く電力を発生させることができ、この電力によりICチップ12を駆動させて、ICカードリーダライタ20との間でデータの読み書き動作を行うことができる。
また、スイッチ部18を閉じると、コンデンサ(C)が機能しなくなり、非共振回路(非共振タイプのアンテナ部)が形成されるため、ICカードリーダライタ20が磁界を形成することにより、電力は発生するが、共振タイプよりも起電力は小さくなる。しかし、この非共振タイプでは、複数のICカードを重ねた状態でも共振周波数が変化しないため、一括した読出しや書込み動作を行うことができる。
スイッチ部18の構成例としては、種々のタイプを考えることができるが、ここでは、図3や図4に示すような半導体スイッチ(一例として、FETスイッチ)を用いることができる。この半導体スイッチの特徴は、機械スイッチのように大きくない上、物理的な力ではなく、電気的にスイッチングさせるので容易に制御できる点にある。
例えば、図3の半導体スイッチ30の場合は、半導体スイッチ30に印加するベース電圧やゲート電圧を変化させるだけで、開閉動作を行うことができ、その電圧変化をフリップフロップ(F/F)回路32にコマンド入力することにより行っている。
【0008】
また、図4の半導体スイッチ30の場合は、ICチップ12から不揮発性メモリ34に書き込んだ所定のベース電圧やゲート電圧を半導体スイッチ30に印加するもので、異なった電圧を印加してスイッチングさせたい場合は、不揮発性メモリ34の値をICチップ12によって再度書き換えることにより行うようにする。
さらに、図5の場合は、物理的な力によってコンデンサの両端を短絡あるいは開放させるものとして、機械スイッチ36を用いた例である。この機械スイッチ36は、スイッチング状態を外部から認識できるようにすることができる上、共振タイプと非共振タイプを頻繁に切換える必要のない場合などには有用である。
なお、図1に示したICカード10の概略構成図では、スイッチ部18とコンデンサ14がICチップ12に外付けされているが、この構成例に限定されるものではなく、例えば、ICチップ12内にスイッチ部18とコンデンサ14とを形成するようにしても勿論良い。
さらに、上記図2で示したICカードの回路図は、アンテナ(コイル)16とコンデンサ14を直列に接続した直列共振タイプであるが、これ以外にも、図6に示すように、アンテナ(コイル)16とコンデンサ14を並列に接続した並列共振タイプで構成することが可能である。この場合、スイッチ部18は、コンデンサ14に対して直列に接続するようにする。
そして、このスイッチ部18は、閉じた状態でアンテナ(コイル)16とコンデンサにより並列の共振回路(共振タイプのアンテナ部)が形成されるため、ICカードリーダライタ20が磁界を形成すると、弱い磁界であっても効率良く電力を発生させることができ、この電力によりICチップ12を駆動させて、ICカードリーダライタ20との間でデータの読み書き動作を行うことができる。
また、スイッチ部18を開くと、コンデンサが機能しなくなり、非共振回路(非共振タイプのアンテナ部)が形成されるため、ICカードリーダライタ20が磁界を形成することにより、電力は発生するが、共振タイプよりも起電力は小さくなる。しかし、この非共振タイプでは、複数のICカードを重ねた状態でも共振周波数が変化しないため、一括した読出しや書込み動作を行うことができる。
さらに、この並列共振タイプのスイッチ部18の構成例については、上記図3〜図5の直列共振タイプで説明したのと同様であり、半導体スイッチとフリップフロップ(F/F)回路の組み合わせ(図3参照)、半導体スイッチと不揮発性メモリ34との組み合わせ(図4参照)、あるいは、機械スイッチ(図5参照)などを一例としてあげることができる。
【0009】
次に、動作について説明する。
本実施の形態では、上記の図3〜図5のようなスイッチ手段を用いて構成したICカードを使っている。
図7及び図8は、ICカードリーダライタ20のリードライト位置に本実施の形態に係るICカードを貼付した郵便物22、24を挿入した状態を示す斜視図である。
図7に示すように、立方体状の筐体部で形成されたICカードリーダライタ20内部のリードライト位置には、ICカード10a,10b,・・・・,10eをそれぞれ1つずつ貼付した封書のように薄い複数個の郵便物22を積層させてある。このように、複数のICカードをICカードリーダライタ20を使って一括して読み書きする場合は、隣接するICカード同士が影響を及ぼし合って共振周波数が変化しないようにするため、全てのICカードのアンテナを非共振タイプに切換える必要がある。
図3において、フリップフロップ回路32から半導体スイッチ30に印加される電圧がスイッチを閉じる電圧になっていない場合は、コマンドによりフリップフロップ回路32の状態を切換えるようにする。
図4において、不揮発性メモリ34から半導体スイッチ30に印加される電圧がスイッチを閉じる電圧になっていない場合は、不揮発性メモリ34の値をICチップ12によって再度書き換えるようにする。
この図3および図4の場合は、ICカードリーダライタ20を使って各ICチップ12を制御することによりスイッチを一斉に切換えることができる。
図5において、機械スイッチ36が閉じられていない場合は、ユーザが機械スイッチ36を操作して閉じるようにする。
このようにして、ICカードリーダライタ20内の全てのICカードのアンテナを非共振タイプとすることができるので、一括した読出し/書込み処理を支障なく行うことができる。
また、図8の場合は、立方体状の筐体部で形成されたICカードリーダライタ20内部のリードライト位置に、ICカード10fが貼付された小包のような大きさの郵便物24が置かれている。このように、1つのICカードをICカードリーダライタ20を使って読み書きする場合は、図7の例のようにICカード間の影響を受けないため、小さな磁界で効率良く電力を発生する共振タイプのアンテナに切換える必要がある。
【0010】
図3において、フリップフロップ回路32から半導体スイッチ30に印加される電圧がスイッチを開く電圧になっていない場合は、コマンドによりフリップフロップ回路32の状態を切換えるようにする。
図4において、不揮発性メモリ34から半導体スイッチ30に印加される電圧がスイッチを開く電圧になっていない場合は、不揮発性メモリ34の値をICチップ12によって再度書き換えるようにする。
この図3および図4の場合は、ICカードリーダライタ20を使ってICチップ12を制御することによりスイッチを切換えることができる。
図5において、機械スイッチ36が開いていない場合は、ユーザが機械スイッチ36を操作して開くようにする。
このようにして、ICカードリーダライタ20内のICカードのアンテナを共振タイプとするので、小さな磁界で効率良く電力を発生させ、読出し/書込み処理を支障なく行うことができる。
なお、上記図7および図8の動作説明では、図3〜図5に示した直列共振タイプのICカードを用いた例で説明したが、図6に示した並列共振タイプのICカードを用いて実施することも可能である。その際のスイッチ部18の開閉は、直列共振タイプと逆になり、共振タイプのアンテナ部とするにはスイッチ部18を閉じるように制御し、非共振タイプのアンテナ部とするにはスイッチ部18を開くように制御する。この場合も上記と同様に好適な効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、ICチップにコンデンサとコイルを直列に接続したアンテナ部を設け、そのアンテナ部のコンデンサにスイッチ手段を並列に接続するようにしたので、スイッチ部を開くと共振タイプのアンテナとなり、スイッチ部を閉じると、非共振タイプのアンテナとすることができる。このように、スイッチ手段を開閉操作だけで共振タイプと非共振タイプの両方のアンテナを得ることができ、その切換えも状況に応じて自由に行えることから、ICカードの読み書き状況に応じて容易に使い分けることができる。また、スイッチ手段に半導体スイッチを用いるようにし、その導体スイッチの開閉動作を不揮発性メモリに記憶したデータによって制御するようにしたため、ICカードに触れることなく、共振タイプや非共振タイプの何れかのアンテナタイプに容易に切換えて使用することができる。
請求項2記載の発明によれば、ICチップにコンデンサとコイルを並列に接続したアンテナ部を設け、そのアンテナ部のコンデンサにスイッチ手段を直列に接続するようにしたので、スイッチ部を閉じると共振タイプのアンテナとなり、スイッチ部を開くと、非共振タイプのアンテナとすることができる。このように、スイッチ手段を開閉操作だけで共振タイプと非共振タイプの両方のアンテナを得ることができ、その切換えも状況に応じて自由に行えることから、ICカードの読み書き状況に応じて容易に使い分けることができる。また、スイッチ手段に半導体スイッチを用いるようにし、その導体スイッチの開閉動作を不揮発性メモリに記憶したデータによって制御するようにしたため、ICカードに触れることなく、共振タイプや非共振タイプの何れかのアンテナタイプに容易に切換えて使用することができる。
請求項3記載の発明によれば、ICチップは、半導体スイッチを異なった電圧を印加して断接する場合は、不揮発性メモリに記憶した値を書き換えるので、半導体スイッチのタイプにより異なる電圧を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るICカードの概略構成を説明する平面透視図である。
【図2】図1の等価回路図である。
【図3】ICカードのスイッチ部を半導体スイッチとフリップフロップ回路とを用いて切換えられるようにしたICカードの回路図である。
【図4】ICカードのスイッチ部を半導体スイッチと不揮発性メモリとを用いて切換えられるようにしたICカードの回路図である。
【図5】ICカードのスイッチ部を機械スイッチを用いて構成したICカードの回路図である。
【図6】並列共振タイプのアンテナ部を有するICカードの回路図である。
【図7】ICカードリーダライタのリードライト位置に本実施の形態に係るICカードを貼付した複数の薄い郵便物を挿入した状態を示す斜視図である。
【図8】ICカードリーダライタのリードライト位置に本実施の形態に係るICカードを貼付した1個の小包郵便物を挿入した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ICカード、
12 ICチップ、
14 コンデンサ、
16 アンテナ(コイル)、
18 スイッチ部(スイッチ手段)、
20 ICカードリーダライタ、
22 郵便物、
24 郵便物、
30 半導体スイッチ、
32 フリップフロップ回路(F/F回路)、
34 不揮発性メモリ、
36 機械スイッチ。
Claims (3)
- ICカードリーダライタの形成する磁界によりICカード側に電力を発生させ、その電力でICチップを動作させてICカードデータの読出しや書込みが行われる非接触型ICカードであって、前記ICチップには、コンデンサとコイルを直列に接続することにより、起電力を生じさせると共に、ICカードデータを送受信するアンテナ部と、前記アンテナ部のコンデンサに並列に接続した半導体スイッチと、前記半導体スイッチのベース電圧及びゲート電圧を記憶した不揮発性メモリと、を備え、前記ICチップは、前記不揮発性メモリに記憶した所定のベース電圧及びゲート電圧を前記半導体スイッチに印加することにより、該半導体スイッチを断接することを特徴とする非接触型ICカード。
- ICカードリーダライタの形成する磁界によりICカード側に電力を発生させ、その電力でICチップを動作させてICカードデータの読出しや書込みが行われる非接触型ICカードであって、前記ICチップには、コンデンサとコイルを並列に接続することにより、起電力を生じさせると共に、ICカードデータを送受信するアンテナ部と、前記アンテナ部のコンデンサに直列に接続した半導体スイッチと、前記半導体スイッチのベース電圧及びゲート電圧を記憶した不揮発性メモリと、を備え、前記ICチップは、前記不揮発性メモリに記憶した所定のベース電圧及びゲート電圧を前記半導体スイッチに印加することにより、該半導体スイッチを断接することを特徴とする非接触型ICカード。
- 前記ICチップは、前記半導体スイッチを異なった電圧を印加して断接する場合は、前記不揮発性メモリに記憶した値を書き換えることを特徴とする請求項1又は2に記載の非接触ICカード。
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