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JP4522490B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置 Download PDF

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JP4522490B1
JP4522490B1 JP2009546610A JP2009546610A JP4522490B1 JP 4522490 B1 JP4522490 B1 JP 4522490B1 JP 2009546610 A JP2009546610 A JP 2009546610A JP 2009546610 A JP2009546610 A JP 2009546610A JP 4522490 B1 JP4522490 B1 JP 4522490B1
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Abstract

絶縁ガスが封入された容器内に固定側電極と可動側電極とが対向して配置され、前記固定側電極は、円筒状に形成された固定側通電接点と、前記固定側通電接点を収容する固定側シールドとを有し、前記可動側電極は、駆動装置により駆動されて前記固定側通電接点に接離する可動導体を有するガス絶縁開閉装置において、前記固定側シールドの前記可動側電極と対向する側に、前記可動導体の外径より大径の開口を有する耐アーク部材を含んで成る円板状の固定側アークシールドを設け、前記固定側アークシールドを、前記固定側通電接点と前記可動導体の開極時に径方向外側に向ってアーク電流を流して表面に周方向の磁束を発生させ、前記磁束によりアークに中心軸方向に力を作用させ、前記アークを前記開口の近傍に拘束するように薄板状に形成した。
【選択図】図1−1

Description

本発明は、発電所及び変電所等で使用されるガス絶縁開閉装置に関する。
従来、絶縁ガスが封入された金属容器内に接離可能な固定側主接触子及び可動側主接触子と、上記固定側主接触子と電気的に接続されて上記固定側主接触子に固着された固定側アーク接触子と、上記可動側主接触子と電気的に接続されて上記可動側主接触子の先端側に固着され、上記固定側アーク接触子と接離可能な可動側アーク接触子と、上記固定側主接触子及び上記固定側アーク接触子の外側に配置された電界遮蔽用シールドとが配置されたガス絶縁開閉器において、上記電界遮蔽用シールドは、上記固定側主接触子に電気的に接続されて一端が上記固定側主接触子に固着され他端に貫通穴が形成された支持部材と、上記固定側主接触子の先端部を覆うように上記支持部材の他端に配置され、上記支持部材側とは反対側に突状の曲面部が形成され、上記支持部材側にねじ部が形成された耐アーク部材と、上記支持部材の上記貫通穴を貫通して上記耐アーク部材の上記ねじ部に螺合され、上記支持部材に上記耐アーク部材を固定したボルトとで構成されているガス絶縁開閉機器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、絶縁性ガスが封入された容器内に固定側電極部と可動側電極部とが対向配置され、上記固定側電極部は、円筒状に形成された固定側通電接点と、上記固定側通電接点の中心部に配置され開極時にアークを発生する固定側アーク接点と、上記固定側通電接点の周囲に配置された固定側シールドとを有し、上記可動側電極部は、駆動装置にて駆動されて上記固定側通電接点に接離する可動側接点を備えたガス絶縁開閉装置において、上記固定側シールドの上記可動側電極部と対向する側に、上記可動側接点の外径より大径の開口穴を有する円環状の固定側アークシールドを設け、上記固定側アークシールドの上記開口穴の近傍の周方向に複数個の同一形状の永久磁石を埋設したガス絶縁開閉装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−187676号公報 特開2007−323992号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の技術によれば、固定側主接触子の先端部を覆うように支持部材の他端に配置され、支持部材側とは反対側に突状の曲面部が形成された耐アーク部材を備えている。そのため、アークが耐アーク部材の全面に付着し易く、また、金属容器にも付着するおそれがあり、耐アーク部材の外径を大きくしなければならない、という問題があった。
また、上記特許文献2に記載された従来の技術によれば、外径が大きく肉厚の厚い高価な耐アーク部材を必要とする、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アークの拡散を防ぐことができ、電極の外径を小さくすることができ、安価なガス絶縁開閉装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、絶縁ガスが封入された容器内に固定側電極と可動側電極とが対向して配置され、前記固定側電極は、円筒状に形成された固定側通電接点と、前記固定側通電接点を収容する固定側シールドとを有し、前記可動側電極は、駆動装置により駆動されて前記固定側通電接点に接離する可動導体を有するガス絶縁開閉装置において、前記固定側シールドの前記可動側電極と対向する側に、前記可動導体の外径より大径の開口を有し、前記固定側通電接点と前記可動導体の開極時に径方向外側に向ってアーク電流を流して表面に周方向の磁束を発生させ、前記磁束によりアークに中心軸方向に力を作用させ、前記アークを前記開口の近傍に拘束する耐アーク部材を含んで成る、前記固定側シールドより厚さが薄い円板状の固定側アークシールドを設けたことを特徴とする。
本発明にかかるガス絶縁開閉装置は、アークの拡散を防ぐことができ、電極の外径を小さくすることができ、低コストで製造することができる、という効果を奏する。
図1−1は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態1を示す断面図である。 図1−2は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの詳細形状を示す部分断面図である。 図1−3は、比較例として示す従来のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの部分断面図である。 図1−4は、比較例として示す他のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの部分断面図である。 図2は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態2を示す断面図である。 図3は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態3を示す断面図である。 図4は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態4を示す断面図である。 図5は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態5を示す断面図である。 図6は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態6を示す断面図である。 図7−1は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態7を示す断面図である。 図7−2は、図7−1のA−A線に沿う矢視図である。
以下に、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1−1は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態1を示す断面図であり、図1−2は、実施の形態1のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの詳細形状を示す部分断面図であり、図1−3は、比較例として示す従来のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの部分断面図であり、図1−4は、比較例として示す他のガス絶縁開閉装置の固定側アークシールドの部分断面図である。
図1−1に示すように、消弧性能の高い絶縁ガスを封入した図示しない容器内に、電流遮断を行なうガス絶縁開閉装置91の固定側電極10と可動側電極20とが駆動軸線(中心軸線)上に対向配置されて収容されている。固定側電極10は、筒状に形成され電流を通電する銅製の固定側通電接点11と、固定側通電接点11を収容するアルミニウム製の円筒状の固定側シールド12と、固定側シールド12の可動側電極20と対向する側に設けられた耐アーク部材(例えば、銅−タングステン合金)製の薄い円板状の固定側アークシールド13と、を有している。固定側アークシールド13と固定側シールド12とは、ねじ止めやろう付け等で固定する。固定側アークシールド13の詳細は後述する。
可動側電極20は、図示しない駆動装置に駆動されて筒状の固定側通電接点11の内側と接触し開離する可動導体21と、可動導体21が挿入され可動導体21に電流を通電する銅製の筒状の可動側通電接点24と、可動側通電接点24を収容するアルミニウム製の可動側シールド25と、を有している。可動導体21は、銅製の筒状の摺動接点21bと、摺動接点21bの先端にろう付け等により固着された耐アーク部材製の環状の可動側アーク接点21aと、を有している。
次に、固定側アークシールド13について詳しく説明する。薄い円板状の固定側アークシールド13の中央部には、可動導体21の外径より少し径が大きい開口13xが形成されている。開口13xは、薄い円板の中央部をプレス打抜き絞り加工して短円筒状に形成されている。
実施の形態1のガス絶縁開閉装置91における固定側アークシールド13の機能は、固定側通電接点11と可動導体21の開極時に、薄い円板状の固定側アークシールド13の径方向外側に向ってアーク電流Iを流して表面に周方向に強い磁束を発生させ、該磁束によりアーク30に中心軸方向に力を作用させ、アーク30を開口13xの近傍に拘束することである。
固定側通電接点11と可動導体21の開極時に発生するアーク30により、アーク電流Iが固定側アークシールド13の径方向外側に向って流れるとき、アーク電流Iによる周方向の磁束Bが発生する。この磁束Bは、可動側電極20側から見て固定側アークシールド13の表側では、時計回り方向を向き、裏側では、反時計回り方向を向いている。この固定側アークシールド13の表側の磁束Bにより、アーク30に中心軸方向の力Fが作用し、アーク30を開口13xの近傍に拘束することができる。
図1−2に示すように、固定側アークシールド13の表面のアーク付着位置Xにおける磁束密度Brは、下記の数式(1)によって求めることができる。
Br=μI/2πr ・・・・・(1)
Br:磁束密度
μ:透磁率
I :アーク電流
r :アーク付着位置までの板厚内の電流の平均距離
=固定側アークシールドの板厚の1/2
数式(1)から明らかなように、固定側アークシールド13の板厚2rが薄いほど磁束密度Brは大きくなり、アーク30に中心軸方向の強い力Fが作用する。図1−3に示す従来の固定側アークシールド13jのように、板厚2sが厚い場合、固定側アークシールド13jの表面のアーク付着位置Xにおける磁束密度Bsは小さくなり、アーク30に拘束力は作用しない。
また、図1−2に示すように、板厚が薄い固定側アークシールド13の径を大きくして通電経路長を長く、かつ、板厚を薄くして通電断面積を可能な限り小さくすれば、アーク付着位置Yまでの電流の平均距離rが小さい領域を長くすることができ、磁束密度Brの大きい領域を広くしてアーク30の拘束領域を広くすることができる。
図1−4に示すように、板厚が薄い固定側アークシールド13kの径が小さく、通電経路長が短い場合、アーク30を拘束する磁束領域が狭くなり、また、図1−4に示す固定側シールド12tのように、通電断面積が大きくなると、アーク付着位置Yまでの電流の平均距離tが大きくなり、磁束密度Btが小さくなってアーク30を拘束することができない。
実施の形態1のガス絶縁開閉装置91では、アーク30が開口13xの近傍に拘束されるので、固定側アークシールド13のアーク30の拘束領域の板厚は、下記の数式(2)により求められるガス絶縁開閉装置91の設計寿命中の耐アーク部材の損耗量を考慮した板厚とする。
V=α・(Is)β・t ・・・・・(2)
V :損耗量
Is:遮断電流
t :アーク時間
α、β:固定側アークシールド13の材料で決まる定数
また、固定側アークシールド13のアーク30の拘束領域の周辺の板厚は、下記の数式(3)により求められるアーク電流Iが流れても熱的に耐えうる板厚(通電断面積)とする。
Figure 0004522490
A:固定側アークシールド13の通電断面積(mm
I:アーク電流(A)
S:アーク電流通電時間(秒)
t:耐アーク部材の溶断に対する許容温度上昇値(℃)
以上説明したように、実施の形態1のガス絶縁開閉装置91によれば、アーク30の拡散を防ぐことができ、高価な耐アーク部材製の固定側アークシールド13の板厚を薄くして、安価なガス絶縁開閉装置91が得られる。
実施の形態2.
図2は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態2を示す断面図である。図2に示すように、実施の形態2のガス絶縁開閉装置92は、固定側アークシールド13bの形態が実施の形態1のガス絶縁開閉装置91と異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態2の固定側アークシールド13bは、開口13xが形成されアーク30が付着する耐アーク部材製の中央部13tと、アーク30が殆んど付着せず、固定側シールド12と同等な安価な材料製であって、中央部13tと固定側シールド12とを接続する環状の周辺部13sと、を有している。実施の形態2の固定側アークシールド13bは高価な耐アーク部材の使用箇所が少ないので、さらに安価に製造することができる。
実施の形態3.
図3は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態3を示す断面図である。図3に示すように、実施の形態3のガス絶縁開閉装置93は、固定側シールド12cの形態が実施の形態2のガス絶縁開閉装置92と異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態3の固定側シールド12cは、実施の形態1、2の固定側シールド12よりも外径が小さく形成されている。また、固定側シールド12cの外周部及び可動側電極20に対向する前端部の耐アーク部材製の固定側アークシールド13cとの接続部までをエポキシ樹脂等の絶縁部材14で被覆している。
実施の形態3の固定側アークシールド13cは、実施の形態2の固定側アークシールド13bの中央部13tと同等の大きさとなっている。実施の形態3の固定側シールド12cは、絶縁部材14で被覆され、絶縁性が向上してアーク30が付着し難いので、外径を小さくすることができる。
実施の形態4.
図4は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態4を示す断面図である。図4に示すように、実施の形態4のガス絶縁開閉装置94は、固定側アークシールド13cの裏側に永久磁石15を配置したことが実施の形態3のガス絶縁開閉装置93と異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態4の固定側アークシールド13cの開口13xの近傍の裏側には、環状に永久磁石15を配置している。永久磁石15と固定側アークシールド13cの間には、絶縁シート17が挿入され、永久磁石15は、押え板16により固定されている。
実施の形態4のガス絶縁開閉装置94は、アーク30の付着点近傍に永久磁石15を配置することにより、アーク30を周方向に回転させ、消弧性能を高めることができる。また、永久磁石15によりアーク30が周方向に移動し、固定側アークシールド13cの損傷が少なくなるため、固定側アークシールド13cの板厚をさらに薄くすることができる。
実施の形態5.
図5は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態5を示す断面図である。図5に示すように、実施の形態5のガス絶縁開閉装置95の固定側電極10eは、固定側シールド12eの形態が実施の形態4の固定側電極10dと異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態5の固定側シールド12eは、絶縁部材14で被覆されていない。また、固定側シールド12eの外径は、実施の形態4の固定側シールド12dの外径よりも大きく、実施の形態1、2の固定側シールド12と同等となっている。
実施の形態5のガス絶縁開閉装置95は、アーク30の付着点近傍に永久磁石15を配置することにより、アーク30を周方向に回転させ、消弧性能を高めることができる。また、永久磁石15によりアーク30が周方向に移動し、固定側アークシールド13cの損傷が少なくなるため、固定側アークシールド13cの板厚をさらに薄くすることができる。
実施の形態6.
図6は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態6を示す断面図である。図6に示すように、実施の形態6のガス絶縁開閉装置96の固定側電極10fは、永久磁石15b周りの形態が実施の形態5の固定側電極10eと異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態6の固定側電極10fは、中央部の固定側アークシールド13c及び周辺部13sと、永久磁石15bとの間に絶縁シート17及び磁性体(磁性板)18を配置している。
実施の形態6のガス絶縁開閉装置96は、固定側アークシールド13c、周辺部13sと、永久磁石15bの間に磁性体18を配置したので、アーク30の付着点付近の磁束密度を低下させることなく永久磁石15bをアーク30から遠ざけることができ、永久磁石15bは、アーク30による熱的影響が少なくなっている。
実施の形態7.
図7−1は、本発明にかかるガス絶縁開閉装置の実施の形態7を示す断面図であり、図7−2は、図7−1のA−A線に沿う矢視図である。図7−1及び図7−2に示すように、実施の形態7のガス絶縁開閉装置97の固定側電極10gは、固定側アークシールド13fの形態が実施の形態1の固定側電極10と異なり、他の部分は異なるところはない。
実施の形態7の固定側アークシールド13fには、複数の径方向のスリット13hが設けられている。スリット13hを設けることにより、固定側アークシールド13fを流れるアーク電流を集中させ、アーク30の付着点の近傍の磁束密度を高めることができ、アーク30が開口13xの近傍に拘束され、容器への地絡を防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかるガス絶縁開閉装置は、発電所及び変電所での使用に有用である。
10、10b、10c、10d、10e、10f、10g 固定側電極
11 固定側通電接点
12、12c、12d、12e、12f 固定側シールド
13、13b、13c、13f、13j、13k 固定側アークシールド
13t 中央部(耐アーク部材製)
13s 周辺部
13x 開口
13h スリット
14 絶縁部材
15、15b 永久磁石
16、16b 押え板
17 絶縁シート
18 磁性体
20 可動側電極
21 可動導体
21a 可動側アーク接点
21b 摺動接点
24 可動側通電接点
25 可動側シールド
30 アーク

Claims (7)

  1. 絶縁ガスが封入された容器内に固定側電極と可動側電極とが対向して配置され、前記固定側電極は、円筒状に形成された固定側通電接点と、前記固定側通電接点を収容する固定側シールドとを有し、前記可動側電極は、駆動装置により駆動されて前記固定側通電接点に接離する可動導体を有するガス絶縁開閉装置において、
    前記固定側シールドの前記可動側電極と対向する側に、前記可動導体の外径より大径の開口を有し、前記固定側通電接点と前記可動導体の開極時に径方向外側に向ってアーク電流を流して表面に周方向の磁束を発生させ、前記磁束によりアークに中心軸方向に力を作用させ、前記アークを前記開口の近傍に拘束する耐アーク部材を含んで成る、前記固定側シールドより厚さが薄い円板状の固定側アークシールドを設けたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記固定側アークシールドの中央部のみを耐アーク部材で形成したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記固定側シールドの外周部及び前記可動側電極に対向する前端部の耐アーク部材製の固定側アークシールドとの接続部までを絶縁部材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記固定側アークシールドの開口の近傍の裏側に環状に永久磁石を配置したことを特徴とする請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記固定側アークシールドの開口の近傍の裏側に環状に永久磁石を配置したことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記固定側アークシールドと前記永久磁石の間に磁性体を配置したことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記固定側アークシールドの径方向に、複数のスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
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