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JP4514914B2 - パワーコンディショナの起動方法、パワーコンディショナの起動装置および太陽光発電システム - Google Patents

パワーコンディショナの起動方法、パワーコンディショナの起動装置および太陽光発電システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーコンディショナ、該パワーコンディショナの起動方法、起動装置およびそれらを備える太陽光発電システムに関し、さらに詳しくは、太陽電池上に積もった雪や氷を融かす落雪(融雪)する落雪機能を備えるパワーコンディショナ、該パワーコンディショナの落雪運転の起動方法、起動装置および太陽光発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽光発電システムには、太陽電池と、パワーコンディショナとを有し、このパワーコンディショナは、前記太陽電池の発電出力を交流変換する通常の電力変換機能と、系統電源を処理して前記太陽電池に発熱電流を供給して落雪するための落雪機能とを備えたものがある。
【0003】
このパワーコンディショナは、一般に、DC/DCコンバータと、平滑コンデンサと、インバータと、マイクロコンピュータ内蔵制御装置と、系統側開閉器とを少なくとも備えている。
【0004】
このようなシステムにおいては、制御装置内のマイクロコンピュータ制御のもと、太陽電池の発電出力を、DC/DCコンバータで昇圧し、平滑コンデンサで平滑化し、インバータで交流電力に変換して負荷に供給し、この供給電力が余る場合には、系統側開閉器に接続されている系統電源にその余った電力を逆潮流させ、また、夜間とか雨天などで太陽電池の発電がないか不足して前記負荷に供給する交流電力が不足するときには、系統電源の電力を供給できるようにしている。
【0005】
そして、太陽電池上の積雪あるいは氷によって日照が遮られている場合では、その雪とか氷とかを融かして落とす落雪運転を行うために、系統側開閉器をオンして前記インバータを全波整流回路として機能させることで、系統電源からの交流電力を全波整流し、その全波整流出力を平滑コンデンサで平滑し、DC/DCコンバータを降圧回路として機能させることで前記平滑出力を降圧し、その降圧処理した出力により太陽電池を発熱させ、この発熱を利用して前記太陽電池上の積雪を融かして落雪させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のパワーコンディショナにおいては、夜間には、太陽電池の発電出力が得られないために、パワーコンディショナそのものが制御電源を得られず、動作できなかったり、あるいは、内部のコンデンサが無充電状態となっているので、この状態で、系統側開閉器をオンにして系統電源を接続して落雪運転を開始させようとすると、充電電流(突入電流)が系統側開閉器を介してコンデンサに流れ込んでくる結果、その系統側開閉器が損傷することになり、このため、夜間における落雪運転を行うことができなかった。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、夜間の落雪運転を行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上述の目的を達成するために、次のように構成している。
【0009】
すなわち、本発明のパワーコンディショナの起動方法は、系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして系統電源の出力を処理して太陽電池に発熱電流を供給して該太陽電池上の氷雪を融かして落雪する落雪機能を備えたパワーコンディショナの落雪運転の起動方法であって、起動装置から起動用電源および落雪指令信号をパワーコンディショナに与え、前記パワーコンディショナは、前記落雪指令信号に応答して、内部のコンデンサが前記起動用電源によって充電されたことを検出して前記系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始するものである。
【0010】
ここで、氷雪とは、雪、凍結した氷あるいはその両者を含むものであり、落雪とは、氷雪を融かすことをいう。
【0011】
本発明によると、起動装置から起動用電源および落雪指令信号をパワーコンディショナに与え、パワーコンディショナは、起動用電源で内部のコンデンサが充電されたことを検出して系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始するので、内部のコンデンサが無充電状態となる夜間であっても、起動用電源でコンデンサが充電された後に落雪運転が開始されることになり、系統電源からの充電電流(突入電流)によって系統側開閉器が損傷するといったことがない。また、起動用電源を、パワーコンディショナの制御電源とすることもできるので、パワーコンディショナが動作できないといった不具合もない。
【0012】
本発明の一実施態様においては、前記起動装置は、落雪運転開始のための操作に基づいて、起動用電源および落雪指令信号を出力し、前記パワーコンディショナは、内部のコンデンサが前記起動用電源によって充電されたことを検出して前記起動装置に対して起動用電源の供給停止信号を出力し、前記起動装置は、前記供給停止信号に応答して起動用電源の供給を停止するものである。
【0013】
ここで、落雪運転開始のための操作は、落雪運転開始のためのスイッチ操作に限らず、落雪運転開始のためのタイマ設定操作などを含むものである。
【0014】
本発明によると、起動装置に対して落雪運転開始のための操作を行うことにより、パワーコンディショナに起動用電源および落雪指令信号が与えられて落雪運転が開始され、また、起動用電源は、落雪運転の起動に必要なだけパワーコンディショナに供給されるようにすればよく、小型化が可能となる。
【0015】
本発明のパワーコンディショナの起動装置は、系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして系統電源の出力を処理して太陽電池に発熱電流を供給して該太陽電池上の氷雪を融かして落雪する落雪機能を備えたパワーコンディショナの落雪運転の起動装置であって、前記パワーコンディショナの直流入力側に起動用電源を供給するとともに、該パワーコンディショナの制御部に落雪指令信号を出力するものである。
【0016】
本発明によると、パワーコンディショナに対して起動用電源および落雪指令信号を与えることができ、本発明のパワーコンディショナでは、起動用電源で内部のコンデンサが充電された後に落雪運転が開始されることになり、系統電源からの充電電流(突入電流)によって系統側開閉器が損傷するといったことがない。
【0017】
本発明の他の実施態様においては、落雪運転開始のために操作される操作部を有し、該操作部の操作に基づいて、前記起動用電源を供給するとともに、前記落雪指令信号を出力する一方、前記パワーコンディショナからの供給停止信号に応答して前記起動用電源の供給を停止するものである。
【0018】
本発明によると、操作部の操作によって、パワーコンディショナに対して起動用電源および落雪指令信号を与えて落雪運転を行えることになり、また、パワーコンディショナからの供給停止信号に応答して起動用電源の供給を停止できるので、起動に必要なだけの電源を供給することができる。
【0021】
本発明の太陽光発電システムは、太陽電池と、該太陽電池と系統電源との間に接続されるパワーコンディショナと、該パワーコンディショナに接続される本発明のパワーコンディショナの起動装置とを備え、前記パワーコンディショナは、系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして、系統電源に該パワーコンディショナを介して接続されている太陽電池に発熱電流を供給することにより、該太陽電池上の氷雪を融かして落雪するようにしたものであって、外部からの落雪指令信号に応答して内部のコンデンサが充電されていることを検出して前記系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始する。
【0022】
本発明によると、内部のコンデンサが無充電状態となる夜間であっても、系統側開閉器を損傷させるといったことなく、落雪運転を行えることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る太陽光発電システムの構成図である。
【0025】
この実施の形態の太陽光発電システムは、太陽電池1と、本発明に係るパワーコンディショナ2と、本発明に係るパワーコンディショナの起動装置としての落雪起動用ボックス4とを備えている。
【0026】
パワーコンディショナ2は、太陽電池1と系統電源3との間において、太陽電池1の発電出力を交流変換して系統と連系する通常の電力変換機能と、系統電源3を処理して太陽電池1に発熱電流を供給して太陽電池1上の氷雪を落雪するための落雪機能とを備えている。
【0027】
落雪起動用ボックス4は、逆流防止ダイオード7を介してパワーコンディショナ2の直流入力側に接続されるとともに、制御信号線を介してパワーコンディショナ2に接続されている。
【0028】
この落雪起動用ボックス4は、太陽電池1の発電出力が得られない夜間などにおいて、パワーコンディショナ2に対して落雪運転を行わせるためのものであり、落雪運転を開始させる際に操作される落雪開始スイッチ5を有し、この落雪開始スイッチ5が操作されると、後述のように系統電源6からの交流電力を整流平滑して落雪運転の起動用電源としてパワーコンディショナ2の直流入力側に供給するとともに、落雪運転指令信号を制御線を介してパワーコンディショナ2に出力するものである。
【0029】
図2は、図1のパワーコンディショナ2および落雪起動用ボックス4の詳細回路図である。
【0030】
パワーコンディショナ2は、第1フィルタ2a、第1平滑コンデンサC3、DC/DCコンバータ2b、第2平滑コンデンサC4、インバータ2c、第2フィルタ2d、系統側開閉器2eおよびマイクロコンピュータからなる制御回路2fを備えている。
【0031】
制御回路2fは、通常の電力変換を行う連系運転では、DC/DCコンバータ2b内のトランジスタTR2をオフにし、トランジスタTR1をスイッチング駆動し、インバータ2c内の各トランジスタTR3〜TR6をスイッチング駆動するとともに、系統側開閉器2eを必要に応じてオンまたはオフに駆動する。
【0032】
このような通常の連系運転状態において、太陽電池1の発電出力は、第1フィルタ2aを介し、第1平滑コンデンサC3で平滑化された後、DC/DCコンバータ2b内のトランジスタTR1のスイッチング動作によって、昇圧される。この場合、DC/DCコンバータ2bは昇圧チョッパとして機能する。このDC/DCコンバータ2bで昇圧された太陽電池1の発電出力は、第2平滑コンデンサC4で平滑化されて、インバータ2cに入力され、このインバータ2cより、交流に変換される。交流に変換された太陽電池1の発電出力は、第2フィルタ2dで正弦波にされて不図示の負荷に供給されたり、あるいは、系統側開閉器2eを介し、系統電源3側に逆潮流される。この場合、制御回路2fは、太陽電池1の発電出力とインバータ2c出力とを監視し、所要の制御動作を行うようになっている。
【0033】
制御回路2fは、後述の落雪運転指令入力があると、DC/DCコンバータ2b内のトランジスタTR2をスイッチング駆動するとともに、系統側開閉器2eをオンに駆動する。
【0034】
このような落雪運転状態において、系統電源3が、系統側開閉器2eおよび第2フィルタ2dを介し、インバータ2cに入力される。インバータ2c内の各トランジスタTR3〜TR6それぞれはオフのため、各トランジスタTR3〜TR6それぞれに並列のダイオードD3〜D6で系統電源3の出力は全波整流され、この後、第2平滑コンデンサC4で平滑化される。なお、ダイオードD3〜D6による全波整流に代えて各トランジスタTR3〜TR6を動作させてもよい。
【0035】
この平滑化された落雪用電源出力は、DC/DCコンバータ2b内のトランジスタTR2のスイッチング動作で降圧される。この場合、DC/DCコンバータ2bは降圧チョッパとして機能する。こうしてDC/DCコンバータ2bで降圧された系統電源3出力は、第1平滑コンデンサC3および第1フィルタ2aを介し、太陽電池1に与えられる。太陽電池1は、系統電源3出力によって発熱し発熱体として落雪する。なお、図示省略しているが、太陽電池1の発電出力は、逆流防止ダイオードを介してパワーコンディショナ2に取り込まれるようになっており、落雪運転時には、この逆流防止ダイオードに並列なスイッチをオンして降圧された系統電源3出力を太陽電池1に供給して太陽電池1を発熱させるのである。
【0036】
上述のように、夜間においては、太陽電池1の発電出力が得られないために、パワーコンディショナ2そのものが制御電源を得られず、動作できなかったり、あるいは、内部の平滑コンデンサC4が無充電状態となっているので、この状態で、系統側開閉器2eをオンして系統電源3を接続して落雪運転を開始させようとすると、充電電流(突入電流)が系統側開閉器2eを介して平滑コンデンサC4に流れ込んでくる結果、その系統側開閉器2eが損傷するといった問題があった。
【0037】
そこで、この実施の形態では、落雪起動用ボックス4を設けて夜間における落雪運転を行えるようにしている。
【0038】
この落雪起動用ボックス4は、パワーコンディショナ2の直流入力側に起動用電源を供給する際にオンにされる開閉器8と、コイルL6と、トランジスタTR7と、コンデンサC6と、全波整流回路9と、トランス10と、制御回路11と、上述の落雪開始スイッチ5とを備えている。
【0039】
マイクロコンピュータからなる制御回路11は、落雪開始スイッチ5が操作されると、系統電源6の出力をトランス10を介して全波整流回路9で全波整流し、平滑コンデンサC6で平滑して直流に変換するとともに、トランジスタTR7および開閉器8をオンにしてパワーコンディショナ2の直流入力側に起動用電源を供給する一方、パワーコンディショナ2の制御回路2fに対しては、落雪運転指令信号を出力するものである。
【0040】
すなわち、この落雪起動用ボックス4は、夜間などに落雪運転開始スイッチ5が操作されると、パワーコンディショナ2に起動用電源を供給するとともに、落雪運転指令信号を出力するのである。
【0041】
一方、パワーコンディショナ2は、太陽電池1の発電出力が得られない夜間において、落雪起動用ボックス4から供給される起動用電源によって平滑コンデンサC4が充電されるとともに、制御電源が得られることになって制御回路2fが動作を開始し、落雪運転指令信号を受けて平滑コンデンサC4が充電されたか否かを、入力電圧が設定電圧以上になったか否かによって検出し、設定電圧以上になったときは、平滑コンデンサC4の充電が終了したとして、落雪起動用ボックス4に対して起動用電源の供給停止信号を出力する一方、系統側開閉器2eをオンにして系統電源3を上述のように処理して太陽電池1に供給して落雪運転を開始するのである。
【0042】
図3は、以上の動作説明に供するフローチャートであり、同図(a)は落雪起動用ボックス4の動作を、同図(b)はパワーコンディショナ2の動作をそれぞれ示している。
【0043】
同図(a)に示されるように、先ず、落雪起動用ボックス4の落雪開始スイッチ5が操作されると(ステップn1)、系統電源6の出力を整流平滑した起動用電源を、トランジスタTR7および開閉器8を介してパワーコンディショナ2に供給するとともに、落雪運転指令信号をパワーコンディショナ2に出力する(ステップn2)。
【0044】
パワーコンディショナ2は、同図(b)に示されるように、起動用電源が供給されることで、該起動用電源に基づく制御電源による制御動作が開始され(ステップn6)、落雪運転指令信号の入力があるか否かを判断し(ステップn7)、落雪運転指令信号の入力があったときには、平滑コンデンサC4が充電されたか否かを、入力電圧が設定電圧以上になったか否かで判断し(ステップn8)、設定電圧以上になったときには、平滑コンデンサC4の充電が終了したとして系統側開閉器2eをオンにして系統電源3を接続し(ステップn9)、落雪起動用ボックス4に対して起動用電源の供給停止信号を出力し(ステップn10)、落雪運転を開始する(ステップn11)。なお、ステップn7においては、落雪運転指令信号の入力がないときには、通常の連系運転を行う(ステップn12)。すなわち、落雪運転指令信号の有無に基づいて、落雪運転か通常の連系運転かを判別できることになる。
【0045】
落雪起動用ボックス4は、同図(a)に示されるように、起動用電源の供給停止信号の入力があるか否かを判断し(ステップn4)、入力があったときには、開閉器8をオフにして起動用電源の供給を停止する(ステップn5)。
【0046】
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態では、落雪開始スイッチ5の操作に応答してパワーコンディショナ2に起動用電源を供給するとともに、落雪運転指令信号を出力したけれども、本発明の他の実施の形態として、タイマを設け、タイマ設定によって夜間に自動的に落雪運転を開始するようにしてもよいし、センサによって暗くなって夜間になったことを検出して自動的に起動用電源を供給するとともに、落雪運転指令信号を出力するようにしてもよい。
【0047】
上述の実施の形態では、系統電源6を整流平滑して起動用電源としたけれども、本発明の他の実施の形態として、バッテリを設け、該バッテリから起動用電源を供給するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、起動装置から起動用電源および落雪指令信号をパワーコンディショナに与え、パワーコンディショナは、起動用電源で内部のコンデンサが充電されたことを検出して系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始するので、内部のコンデンサが無充電状態となる夜間であっても、系統電源からの充電電流(突入電流)によって系統側開閉器が損傷することなく、落雪運転を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る太陽光発電システムの構成図である。
【図2】図1のパワーコンディショナおよび落雪起動用ボックスの詳細回路図である。
【図3】動作説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1 太陽電池
2 パワーコンディショナ
2f,11 制御回路
3,6 系統電源
4 落雪起動用ボックス(起動装置)
5 落雪開始スイッチ

Claims (5)

  1. 系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして、系統電源にパワーコンディショナを介して接続されている太陽電池に発熱電流を供給することにより、該太陽電池上の氷雪を融かして落雪するようにしたパワーコンディショナの落雪運転の起動方法であって、
    起動装置から起動用電源および落雪指令信号を前記パワーコンディショナに与え、
    前記パワーコンディショナは、前記落雪指令信号に応答して、内部のコンデンサが前記起動用電源によって充電されたことを検出して前記系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始することを特徴とするパワーコンディショナの起動方法。
  2. 前記起動装置は、落雪運転開始のための操作に基づいて、起動用電源および落雪指令信号を出力し、前記パワーコンディショナは、内部のコンデンサが前記起動用電源によって充電されたことを検出して前記起動装置に対して起動用電源の供給停止信号を出力し、前記起動装置は、前記供給停止信号に応答して起動用電源の供給を停止する請求項1記載のパワーコンディショナの起動方法。
  3. 系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして、系統電源にパワーコンディショナを介して接続されている太陽電池に発熱電流を供給することにより、該太陽電池上の氷雪を融かして落雪するようにしたパワーコンディショナの落雪運転の起動装置であって、
    前記パワーコンディショナの直流入力側に起動用電源を供給するとともに、該パワーコンディショナの制御部に落雪指令信号を出力することを特徴とするパワーコンディショナの起動装置。
  4. 落雪運転開始のために操作される操作部を有し、該操作部の操作に基づいて、前記起動用電源を供給するとともに、前記落雪指令信号を出力する一方、前記パワーコンディショナからの供給停止信号に応答して前記起動用電源の供給を停止する請求項3記載のパワーコンディショナの起動装置。
  5. 太陽電池と、該太陽電池と系統電源との間に接続されるパワーコンディショナと、該パワーコンディショナに接続される請求項3または4記載のパワーコンディショナの起動装置とを備え
    前記パワーコンディショナは、系統電源に接続されている系統側開閉器をオンにして、系統電源に該パワーコンディショナを介して接続されている太陽電池に発熱電流を供給することにより、該太陽電池上の氷雪を融かして落雪するようにしたものであって、外部からの落雪指令信号に応答して内部のコンデンサが充電されていることを検出して前記系統側開閉器をオンにして落雪運転を開始する、ことを特徴とする太陽光発電システム。
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