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JP4599756B2 - Telephone - Google Patents

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JP4599756B2
JP4599756B2 JP2001152645A JP2001152645A JP4599756B2 JP 4599756 B2 JP4599756 B2 JP 4599756B2 JP 2001152645 A JP2001152645 A JP 2001152645A JP 2001152645 A JP2001152645 A JP 2001152645A JP 4599756 B2 JP4599756 B2 JP 4599756B2
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Japan
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handset
telephone
case
hook
protrusion
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高志 佐藤
雅敏 相川
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話機に関し、更に詳しくは、送受話部が形成されたハンドセットを縦置き配置する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の卓上型の電話機60は、図10に示すように、電話機本体61にハンドセット62がかけられ、ハンドセット62でフックプランジャ63の突起部64を電話機本体61内に押し下げている。
【0003】
そして、電話機本体61からハンドセット62を外すと、フックプランジャ63はばね65のばね付勢力で支軸66を中心に回動して突起部64を電話機本体61から突出させる。
このとき、フックプランジャ63の突片67でフォトセンサ(図示せず)の光路を遮ることにより、電話機60は通話状態に切り替えられる。
【0004】
係る電話機60では、図11に示すように、電話機本体61が上ケース61a及び下ケース61bを合体させて組み立てられている。そして、電話機本体61にフックプランジャ63を組み込むには、例えば上ケース61aとフックプランジャ63との間にばね65を配置した状態に保ちながら上下ケース61a、61bを合体させ、フックプランジャ63の支軸66を上ケース61aの軸受68と下ケース61bの軸保持部69とで挟着支持する。これにより、電話機60は、図10の状態に組み立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、組立作業時、上記したように、上ケース61aとフックプランジャ63との間にばね65を配置しているため、ばね付勢力がフックプランジャ63に作用して、フックプランジャ63を軸受68から飛び出させるようにするので、上ケース61aと下ケース61bとの合体作業が行い難かった。
【0006】
一方、ハンドセット2をハンドセット受けにかけたときに、ハンドセット2が正規の位置からずれた中途半端な状態に置かれた場合、フックプランジャ63を電話機本体61内に押し下げることができないことがあった。
このため、通信回線が切れないといった事態を生じることがある。
【0007】
本発明は上記実情に基づいてなされたもので、フックプランジャの組み付けが容易にできて組立作業性を向上でき、また、ハンドセットをハンドセット受けにかけたときに、たとえ中途半端な係止状態にあってもフックプランジャを電話機本体内に押し込んで通信回線を確実に切断できる電話機を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る電話機は、少なくとも送受話部が形成されたハンドセットを縦置き配置する電話機において、電話機本体を形成する一方のケース及び他方のケースと、前記一方のケースに保持される付勢手段と、前記一対のケースの合体により支軸を中心に揺動自在に支持されると共に、前記付勢手段により付勢されて先端の突起部をケース外表面に突出させるフックプランジャとを備え、前記フックプランジャの支軸を二面幅を有するように形成し、前記一方のケースは係止部を有し、前記フックプランジャを支持する係止部が軸孔と該軸孔に連通し且つ前記支軸の二面幅と略一致する溝幅を有した挿入溝とで軸受を形成し、前記フックプランジャがケース合体前に、前記付勢手段でフックプランジャを付勢させながら前記支軸を前記挿入溝より前記軸孔に嵌入させて前記先端の突起部がケース外表面より突出するように前記付勢手段により付勢されることにより前記一方のケース又は他方のケースに仮保持されることを特徴とする。
【0009】
この電話機では、フックプランジャの支軸が二面幅を有し、軸受の挿入溝が支軸の二面幅と略一致する溝幅を有して形成されるので、支軸を挿入溝より軸孔に嵌入後、フックプランジャを付勢手段により付勢して支軸を回動させることにより、支軸が軸孔より抜け出し不能に軸孔に係止される。よって、付勢手段により付勢されたフックプランジャを手で押さえていなくても、ケースに仮保持できて組立作業効率を向上できる。
【0010】
また本発明に係る電話機は、前記フックプランジャの先端の突起部を前記ハンドセットを係止するハンドセット受けのフック爪に近接して突出形成したことを特徴とする。
【0011】
この電話機では、フックプランジャの突起部をハンドセットを係止するハンドセット受けのフック爪に近接配置しているので、特にハンドセットを縦置き配置した電話機では、フック爪にハンドセットをかけたときに、ハンドセットの当接を容易にしてフックプランジャを電話機本体内に確実に押し込むことができる。
【0012】
また本発明に係る電話機は、前記突起部が、前記ハンドセットの受話部周囲の下方先端面又は顎部が当接する二面を装備した段差形状に形成されたことを特徴とする。
【0013】
この電話機では、フックプランジャの突起部を、ハンドセットの異なる部位が当たる段差形状に形成したので、ハンドセットをフックプランジャに当接させたときに、ハンドセットのいずれかの面で突起部を押圧することができる。
【0014】
また本発明に係る電話機は、前記ハンドセットが前記電話機本体の水平又は垂直方向から移動して前記ハンドセット受けに係止させると前記突起部に当接して該突起部を前記付勢手段の付勢力に抗して押圧することを特徴としている。
【0015】
この電話機では、ハンドセットを、電話機本体の水平又は垂直方向のいずれの方向からハンドセット受けに係止させた場合であっても、フックプランジャの突起部が押圧されるようにしているので、フックプランジャは常に電話機本体内に押し込まれる。また、発明に係る電話機は、前記付勢手段はばねであることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電話機の好適な実施の形態を図面に基づいて詳説する。
図1は本発明に係る電話機の一実施の形態を示す分解斜視図、図2は図1の電話機におけるスタンドの分解斜視図、図3は図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばねが圧縮状態の断面図、図4は図3のA部拡大図、図5は図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばね圧縮が解除された状態の断面図、図6は図5のB部断面図、図7は本発明に係る電話機のハンドセットを外した状態の一部断面図、図8は本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセット受けに係止させた状態の一部断面図、図9は本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセット受けに中途半端に係止させた状態の一部断面図である。
なお、本実施の形態では、電話機として、ハンドセットを電話機本体に対して縦置き配置する新規なタイプについて説明する。
【0017】
この実施の形態の電話機1は、図1に示すように、送話部2a及び受話部2bが形成されたハンドセット2と、このハンドセット2を縦置き配置する本体10とを備える。
本体10は、押釦操作部11a及びモニター部12bを形成したベース部11と、ハンドセット2を縦置きに支持するためベース部11に一体的に組み付けられるスタンド30とからなる。なお、ベース部11には不図示の通信回路基板が収容されている。
【0018】
ベース部11は、周壁12の前側上端に所定の傾斜角で上がり勾配の操作面13が形成されると共に、周壁12の後側上端に所定の傾斜角で、操作面13に連続した下り勾配の後面14が形成された形態である。
操作面13は矩形状の平面とされ、下端部13aから中央部にわたって形成した押釦操作部11aと、上端部13bに形成したモニター部12bとを装備している。
【0019】
後面14には、凹状に窪んだスタンド嵌合部15が形成され、スタンド嵌合部15の底面16は水平になされている。この底面16には、スタンド30の組付作業性を良好にするために、後述するスタンド30の係止爪33を差込むための不図示の差込孔が透設されている。
つまり、スタンド30の底部31をスタンド嵌合部15に嵌入して、底部31の前端縁に突出形成した一対の係止爪33を差込孔に差し込むことにより、スタンド30がスタンド嵌合部15に仮保持されるようになっている。
【0020】
ベース部11の底板には、ハンドセットコード6の接続端子6aを接続するための不図示のモジュラー・ジャックが形成され、このモジュラー・ジャックに接続したハンドセットコード6が周壁12の下方の通孔22から引き出されるようになっている。また、ベース部11の底板の後端近傍には、モジュラーコード25の接続端子25aを接続するための不図示のモジュラー・ジャックが形成され、モジュラーコード25がベース部11の後側から引き出されるようになっている。
なお、ハンドセットコード6はハンドセット2とベース部11とを接続し、モジュラーコード25はベース部11と不図示の外部モジュラー・ジャックとを接続する。
【0021】
スタンド30は、押釦操作部11aの操作面13に対し所定角度で立設し、前面視において、ベース部11の略中央部に配置されるようになっている。
スタンド30は、一方のケース(前面ケース)30aと他方のケース(後面ケース)30bとを合体させてなる底部31が略矩形体状に形成されると共に、スタンド嵌合部15より若干小さく形成されて、スタンド嵌合部15に嵌合することができるようになっている。
この底部31の前端には、既述したように一対の係止爪33が突出形成されている。
【0022】
さらに、スタンド30の前面下方部位には、断面く字状に窪んでハンドセット2の送話部2aを受け入れるための受入部35が形成され、また、スタンド30の前面上部には、受話部2bの顎部2eを載せるための角部36が突出形成される。
【0023】
この角部36の上面36aには、ハンドセット2の係止孔2g(図7参照)に係入して、ハンドセット2を掛止させるフック爪38が突出形成されると共に、フック爪38に近接した開口部36bより突出したフックプランジャ40の先端の突起部41が出没自在に設けられている。
そして、受話部2bを、この角部36の上面36aに支持させることで、突起部41がスタンド30内に押し込まれるようになっている。
【0024】
突起部41には、図3及び図5に示すように、段差形状を形成する二面41a、41bが装備されており、これらの面41a、41bは、角部36上面36aに支持されるハンドセット2の取り付け具合がどのよう場合であっても、ハンドセット2の異なる部位の当接によって押圧されるようになっている。
【0025】
ハンドセット2は、背面カバー3が略矩形状に形成され、下端部4に送話部2aが、上端部5に受話部2bがそれぞれ形成された構成である。
送話部2aの左右側面2c、2dには、ハンドセットコード6の接続端子6bを接続可能にしたモジューラ・ジャック7a、7bがそれぞれ所定の傾斜角(例えば45°)で下向きに取り付けられている。
【0026】
この傾斜角は、ハンドセット2をスタンド30に支持させた際、モジューラ・ジャック7a、7bと接続したハンドセットコード6が、ベース部11との干渉を避けるために設定されたものである。
また、モジューラ・ジャック7a、7bが左右側面2c、2dに設けられているので、ハンドセットコード6は電話機1の使用箇所に応じて左右いずれかの側を択一的に選択して接続できるようになっている。
【0027】
スタンド30は、図2に示すように、前面ケース30aと後面ケース30bとを合体することで、フックプランジャ40を揺動自在に支持する。スタンド30の前面ケース30aの内壁面には、フックプランジャ40を揺動自在に支持するための係止部44及び円筒状のばね保持部46が突設形成されている。
【0028】
ばね保持部46は、ばね45を嵌入保持するもので、このばね45は、図1に示すように、フックプランジャ40の突起部41をばね付勢して、突起部41を開口部36bからケース外表面に出没自在にする。
そして、スタンド30は、フックプランジャ40の支軸43を後述する係止部44の軸受に支持させて、フックプランジャ40を、ばね保持部46に嵌入したばね45でばね付勢した状態にした後、前面ケース30aと後面ケース30bとの合体により組み立てられる。
【0029】
フックプランジャ40は、図4に示すように支軸43が一対の平坦面43a、43aを対向配置した二面幅W1を有して形成されている。
一方、フックプランジャ40を支持する係止部44は、軸孔44aとこの軸孔44aに連通し、且つ、支軸43の二面幅W1と略一致する溝幅W2(詳しくは、二面幅W1より僅かに大きい幅)の挿入溝44bとによって軸受が形成されている。
【0030】
よって、支軸43は、平坦面43a、43aが挿入溝44bの壁面と対向するようにフックプランジャ40の姿勢を保った状態にして挿入溝44bに挿通することにより、軸孔44aに嵌入することができる。
なお、支軸43が挿入溝44bに挿通できるように、フックプランジャ40の姿勢を保った状態では、図3に示すように、ばね45は圧縮変形されている。
【0031】
支軸43を軸孔44aに嵌入した後、図5に示すように、ばね45の圧縮変形を解除してフックプランジャ40を回動させると、フックプランジャ40の先端の突起部41がスタンド30の開口部36bからケース外表面から突出する。
【0032】
また、フックプランジャ40が回動することにより、図6に示すように、支軸43は挿入溝44bと対向した平坦面43a、43aが挿入溝44bから外れるように回転する。これにより、こ支軸43は、挿入溝44bの溝幅W2より大きい軸径が挿入溝44bとの連通部に位置して、軸孔44aからの抜け出しが不能にされる。
【0033】
従って、フックプランジャ40は手で支えていなくても、支軸43を軸孔44aに嵌入させた状態にして、前面ケース30a側に仮保持される。よって、スタンド30の組立時、フックプランジャ40を前面ケース30aに仮保持した状態で、後面ケース30bを被着してケース同士を合体させることができる。
【0034】
スタンド30は、図1に示すように、その底部31に形成した係止爪33を、スタンド嵌合部15に形成した不図示の差込孔に差し込んで、ベース部11に仮保持した後、ベース部11に固着して一体的に組み付けられる。
そして、電話機1は、ベース部11とハンドセット2とをハンドセットコード6で接続して組み立てられる。
【0035】
スタンド30が一体に装備されると、図7に示すように、電話機1は、ハンドセット2を支持する角部36がスタンド30の前面上部に突出形成される。
そして、角部36の上面36aには、ハンドセット2を掛止するフック爪38が突出すると共に、このフック爪38に近接して、フックプランジャ40の突起部41が出没可能に突設される。
【0036】
以上の構成による電話機1では、図8に示すように、ハンドセット2の係止孔2gをフック爪38に掛止することで、ハンドセット2はスタンド30に確実に支持されるのであるが,この際、フックプランジャ40の突起部41をフック爪38に近接配置しているため、ハンドセット2はその取り付け具合に係わらず、突起部41への当接が容易になされて突起部41をスタンド30内に押し込みできる。
【0037】
加えて、突起部41は、ハンドセット2の受話部2b周囲の下方先端面2f又は顎部2eが当接する二面を装備した段差形状に形成されているので、図9に示すように、ハンドセット2が、フック爪38を差込孔2gに完全に嵌め込まない中途半端な状態でハンドセット受けに置かれた場合でも、例えば、ハンドセット2の顎部2eがその第1面41aに当接し、あるいは、ハンドセット2の受話部2b周囲の下方先端面2fがその第2面41bに当接することによって、突起部41を押圧することができる。
つまり、ハンドセット2はそのいずれかの面で突起部41を押圧できて、通話回線を常時確実に切断することができる。
【0038】
このように、突起部41が段差形状の二面を装備しているので、ハンドセット2をハンドセット受けにかけたときに、ハンドセット2が突起部41のいずれかの面に当接して、フックプランジャ40をスタンド30内に押し込むことができる。
【0039】
また、ハンドセット2は、図7に示すように、電話機本体10の水平方向(矢印a方向)又は垂直方向(矢印b方向)のいずれの方向からハンドセット受けに係止させる場合であっても、段差形状の二面が装備された突起部41に当接してフックプランジャ40をスタンド30内に押し込むことができる。
【0040】
よって、スタンド30の水平方向又は垂直方向のどちらの方向からハンドセット2をハンドセット受け用のフック爪38に係止させても、フックプランジャ40の突起部41をハンドセット2で押圧することができる。このため、フック爪38にハンドセット2をかけたときに、ハンドセット2でフックプランジャ40をスタンド30内に確実に押し込むことができる。
【0041】
本実施の形態の電話機1によれば、ハンドセット2を電話機本体10に対して縦置き配置する新規なタイプとして構成したので、従来の卓上型と比較して横幅寸法を短縮してコンパクトに形成できると同時に、ハンドセットを電話機本体の左右いずれの側からもとり易くしているので、例えば、パソコンに並設してパソコンの端末として利用するような場合に好適なものとなる。
【0042】
なお、上記の実施の形態では、スタンド30の組立時、フックプランジャ40を前面ケース30aに仮保持させるように説明したが、これに限らないで、フックプランジャ40を後面ケース30bに仮保持させるようにすることもできる。
また、上記の実施の形態では、ハンドセット2を電話機本体10に対して縦置き配置するタイプとして説明したが、本発明はこのような形態に限らす、従来の壁掛けタイプや卓上型にも適用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る電話機は、フックプランジャの支軸が二面幅を有するように形成し、軸受の挿入溝を支軸の二面幅と略一致する溝幅とした。
これにより、支軸を挿入溝より軸孔に挿通して回動させると、支軸の軸孔よりの抜け出しが阻止され、フックプランジャが仮保持された状態となる。従って、フックプランジャを手で押さえていなくても、ばね付勢されたフックプランジャを支持してケース同士を合体させることができるので、組立作業を容易に行うことができる。
【0044】
また、フックプランジャの突起部が、ハンドセット受けのフック爪に近接配置されているので、ハンドセットは、ハンドセット受けにかけたときに突起部との当接が容易になされて突起部を確実に押圧できる。
また、フックプランジャの突起部が、ハンドセットの受話部周囲の下方先端面又は顎部が当接する二面を装備した段差形状に形成されているので、ハンドセットをフックプランジャに当接させたときに、ハンドセットのいずれかの面で突起部を押圧できる。
従って、フックプランジャを電話機本体内に確実に押し込むことができる。
しかも、ハンドセットが中途半端な状態でハンドセット受けに置かれた場合であっても、突起部のいずれかの面に当接して、突起部を押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話機の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の電話機におけるスタンドの分解斜視図である。
【図3】図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばねが圧縮された状態での断面図である。
【図4】図3のA部拡大図である。
【図5】図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばね圧縮が解除された状態での断面図である。
【図6】図5のB部断面図である。
【図7】本発明に係る電話機のハンドセットを外した状態の一部断面図である。
【図8】本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセット受けにかけた状態の一部断面図である。
【図9】本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセット受けに中途半端にかけた状態の一部断面図である。
【図10】従来の電話機の断面図である。
【図11】従来の電話機の分解断面図である。
【符号の説明】
1 電話機
2 ハンドセット
2a 送話部
2b 受話部
2e 受話部周囲の下方顎部
2f 受話部周囲の下方先端面
30 スタンド(電話機本体)
30a 前面ケース(一方のケース)
30b 後面ケース(他方のケース)
38 フック爪
40 フックプランジャ
41 突起部
43 支軸
44 係止部
44a 軸孔
44b 挿入溝
W1 支軸の二面幅
W2 挿入溝の溝幅
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a telephone set, and more particularly to a telephone set in which a handset having a transmission / reception unit is vertically arranged.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 10, a conventional desk phone 60 has a handset 62 placed on a telephone body 61, and the handset 62 pushes a protrusion 64 of a hook plunger 63 into the telephone body 61.
[0003]
When the handset 62 is removed from the telephone main body 61, the hook plunger 63 is rotated about the support shaft 66 by the spring biasing force of the spring 65 to project the protrusion 64 from the telephone main body 61.
At this time, the telephone set 60 is switched to a call state by blocking the optical path of the photosensor (not shown) with the protrusion 67 of the hook plunger 63.
[0004]
In such a telephone 60, as shown in FIG. 11, the telephone body 61 is assembled by combining the upper case 61a and the lower case 61b. In order to incorporate the hook plunger 63 into the telephone body 61, for example, the upper and lower cases 61a and 61b are joined together while the spring 65 is disposed between the upper case 61a and the hook plunger 63, so that the support shaft of the hook plunger 63 is supported. 66 is sandwiched and supported by the bearing 68 of the upper case 61a and the shaft holding portion 69 of the lower case 61b. Thereby, the telephone 60 is assembled in the state shown in FIG.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the spring 65 is disposed between the upper case 61a and the hook plunger 63 as described above during the assembly operation, the spring biasing force acts on the hook plunger 63, and the hook plunger 63 is removed from the bearing 68. Since it was made to fly out, it was difficult to perform the union work of the upper case 61a and the lower case 61b.
[0006]
On the other hand, when the handset 2 is placed on the handset receiver, the hook plunger 63 may not be pushed down into the telephone body 61 if the handset 2 is placed in a halfway state that is displaced from the normal position.
For this reason, a situation in which the communication line cannot be disconnected may occur.
[0007]
The present invention has been made on the basis of the above circumstances, and it is possible to easily assemble the hook plunger to improve the assembly workability. Further, when the handset is put on the handset receiver, it is in a halfway locked state. Another object of the present invention is to provide a telephone that can reliably disconnect the communication line by pushing the hook plunger into the telephone body.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a telephone according to the present invention is a telephone in which at least a handset formed with a transmission / reception unit is vertically arranged, and one case forming the telephone main body, the other case, and the one case A hook that is supported by an urging means to be held and is swingable about a support shaft by a combination of the pair of cases, and that is urged by the urging means to project a protrusion at the tip to the outer surface of the case. A plunger, the support shaft of the hook plunger is formed to have a two-sided width, the one case has a locking portion, the locking portion for supporting the hook plunger is a shaft hole , A bearing is formed by an insertion groove that communicates with the shaft hole and has a groove width that substantially matches the two-surface width of the support shaft, and the hook plunger is attached to the hook plunger by the biasing means before the case is assembled. Force And said support shaft is fitted into the shaft hole from the insertion groove while the projecting end portion of the one by being urged by said urging means so as to protrude from the case exterior case or the other of the It is temporarily held by the case.
[0009]
In this telephone, since the support shaft of the hook plunger has a two-sided width, and the insertion groove of the bearing has a groove width substantially matching the two-side width of the support shaft, the support shaft is pivoted from the insertion groove. After inserting into the hole, the hook plunger is urged by the urging means to rotate the support shaft, so that the support shaft is locked to the shaft hole so that it cannot come out of the shaft hole. Therefore, even if the hook plunger urged by the urging means is not pressed by hand, it can be temporarily held in the case, and the assembly work efficiency can be improved.
[0010]
The phone according to the present invention, the protrusion of the tip of the hook plunger, and wherein the protruding formed adjacent to the hook claw receiving handset locking the handset.
[0011]
In this phone, since the protrusion of the hook plunger is placed close to the hook claw of the handset holder that locks the handset, especially in the phone with the handset placed vertically, when the handset is placed on the hook claw, The hook plunger can be surely pushed into the telephone body by making contact easy.
[0012]
The telephone set according to the present invention is characterized in that the protruding portion is formed in a stepped shape equipped with two lower end surfaces around the receiving portion of the handset or two surfaces with which the jaw portion abuts.
[0013]
In this phone, since the protrusion of the hook plunger is formed in a stepped shape that a different part of the handset hits, when the handset is brought into contact with the hook plunger, the protrusion can be pressed on any surface of the handset. it can.
[0014]
The phone according to the present invention, the biasing force of the horizontal or the moving from the vertical direction engaged in receiving the handset, wherein the biasing means protrusion portion in contact with the protrusion of the handset the phone body It is characterized by pressing against this.
[0015]
In this telephone, even if the handset is locked to the handset receiver from either the horizontal or vertical direction of the telephone body, the protrusion of the hook plunger is pressed. Always pushed into the phone body. The telephone set according to the invention is characterized in that the biasing means is a spring.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a telephone according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is an exploded perspective view showing an embodiment of a telephone according to the present invention, FIG. 2 is an exploded perspective view of a stand in the telephone of FIG. 1, FIG. 3 is a main part of a handset receiver of the stand of FIG. 4 is a cross-sectional view in a compressed state, FIG. 4 is an enlarged view of a portion A in FIG. 3, FIG. 5 is a cross-sectional view in a state in which the spring compression is released, and FIG. FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a state in which the handset of the telephone according to the present invention is removed, and FIG. 8 is a partial cross-sectional view of the state in which the handset of the telephone according to the present invention is locked to the handset receiver. FIG. 9 is a partial cross-sectional view of a state in which the handset of the telephone according to the present invention is locked halfway to the handset receiver.
In the present embodiment, a new type in which a handset is placed vertically with respect to a telephone body will be described as a telephone.
[0017]
As shown in FIG. 1, the telephone 1 according to this embodiment includes a handset 2 in which a transmitter 2a and a receiver 2b are formed, and a main body 10 in which the handset 2 is placed vertically.
The main body 10 includes a base portion 11 on which a push button operation portion 11a and a monitor portion 12b are formed, and a stand 30 that is assembled integrally with the base portion 11 to support the handset 2 vertically. The base unit 11 accommodates a communication circuit board (not shown).
[0018]
The base portion 11 is formed with an operation surface 13 having an ascending slope at a predetermined inclination angle at the upper end on the front side of the peripheral wall 12, and a descending gradient continuous with the operation surface 13 at a predetermined inclination angle at the upper end on the rear side of the peripheral wall 12. The rear surface 14 is formed.
The operation surface 13 is a rectangular flat surface, and is equipped with a push button operation portion 11a formed from the lower end portion 13a to the center portion and a monitor portion 12b formed at the upper end portion 13b.
[0019]
On the rear surface 14, a recessed stand fitting portion 15 is formed, and a bottom surface 16 of the stand fitting portion 15 is made horizontal. In order to improve the assembling workability of the stand 30, an insertion hole (not shown) for inserting a locking claw 33 of the stand 30 to be described later is provided on the bottom surface 16.
That is, by inserting the bottom 31 of the stand 30 into the stand fitting portion 15 and inserting a pair of locking claws 33 formed protruding from the front end edge of the bottom 31 into the insertion hole, the stand 30 is inserted into the stand fitting portion 15. Are temporarily held.
[0020]
A modular jack (not shown) for connecting the connection terminal 6 a of the handset cord 6 is formed on the bottom plate of the base portion 11, and the handset cord 6 connected to the modular jack passes through a through hole 22 below the peripheral wall 12. It is designed to be pulled out. Further, a modular jack (not shown) for connecting the connection terminal 25a of the modular cord 25 is formed in the vicinity of the rear end of the bottom plate of the base portion 11, so that the modular cord 25 is pulled out from the rear side of the base portion 11. It has become.
The handset cord 6 connects the handset 2 and the base portion 11, and the modular cord 25 connects the base portion 11 and an external modular jack (not shown).
[0021]
The stand 30 is erected at a predetermined angle with respect to the operation surface 13 of the push button operation portion 11a, and is arranged at a substantially central portion of the base portion 11 in front view.
The stand 30 has a bottom 31 formed by combining one case (front case) 30a and the other case (rear case) 30b in a substantially rectangular shape, and is formed slightly smaller than the stand fitting portion 15. Thus, it can be fitted into the stand fitting portion 15.
As described above, the pair of locking claws 33 is formed to project from the front end of the bottom 31.
[0022]
Further, a receiving portion 35 for receiving the transmitting portion 2a of the handset 2 is formed in the lower portion of the front surface of the stand 30 so as to be recessed in a cross-sectional shape, and the upper portion of the front surface of the stand 30 is provided with the receiving portion 2b. A corner portion 36 for placing the jaw portion 2e is formed to protrude.
[0023]
On the upper surface 36 a of the corner portion 36, a hook claw 38 that engages with the locking hole 2 g (see FIG. 7) of the handset 2 and hooks the handset 2 is formed so as to be proximate to the hook claw 38. A protrusion 41 at the tip of the hook plunger 40 protruding from the opening 36b is provided so as to be able to appear and retract.
Then, the receiving portion 2 b is supported on the upper surface 36 a of the corner portion 36, so that the protruding portion 41 is pushed into the stand 30.
[0024]
As shown in FIGS. 3 and 5, the protrusion 41 is provided with two surfaces 41 a and 41 b that form a step shape, and these surfaces 41 a and 41 b are supported by the upper surface 36 a of the corner 36. Whatever the attachment state of 2 is, it is pressed by contact of different parts of the handset 2.
[0025]
The handset 2 has a configuration in which the back cover 3 is formed in a substantially rectangular shape, the transmitting portion 2 a is formed at the lower end portion 4, and the receiving portion 2 b is formed at the upper end portion 5.
Modular jacks 7a and 7b, to which the connection terminal 6b of the handset cord 6 can be connected, are respectively attached to the left and right side surfaces 2c and 2d of the transmitter 2a downward at a predetermined inclination angle (for example, 45 °).
[0026]
This inclination angle is set so that the handset cord 6 connected to the modular jacks 7 a and 7 b when the handset 2 is supported by the stand 30 avoids interference with the base portion 11.
Further, since the modular jacks 7a and 7b are provided on the left and right side surfaces 2c and 2d, the handset cord 6 can be selected and connected to either the left or right side according to the use location of the telephone 1. It has become.
[0027]
As shown in FIG. 2, the stand 30 combines the front case 30a and the rear case 30b to support the hook plunger 40 so as to be swingable. On the inner wall surface of the front case 30a of the stand 30, a locking portion 44 and a cylindrical spring holding portion 46 for projectingly supporting the hook plunger 40 are formed so as to project.
[0028]
The spring holding portion 46 fits and holds the spring 45. As shown in FIG. 1, the spring 45 urges the projection 41 of the hook plunger 40 to spring, and the projection 41 is opened from the opening 36b to the case. Make it appearable on the outer surface.
Then, the stand 30 supports the support shaft 43 of the hook plunger 40 on a bearing of a locking portion 44 described later, and makes the hook plunger 40 spring-biased by a spring 45 fitted in the spring holding portion 46. The front case 30a and the rear case 30b are assembled together.
[0029]
As shown in FIG. 4, the hook plunger 40 is formed so that the support shaft 43 has a two-surface width W <b> 1 in which a pair of flat surfaces 43 a and 43 a are arranged to face each other.
On the other hand, the locking portion 44 that supports the hook plunger 40 communicates with the shaft hole 44a and the shaft hole 44a and has a groove width W2 that is substantially coincident with the two-surface width W1 of the support shaft 43 (specifically, the two-surface width). A bearing is formed by the insertion groove 44b having a width slightly larger than W1.
[0030]
Therefore, the support shaft 43 is inserted into the shaft hole 44a by being inserted into the insertion groove 44b while maintaining the posture of the hook plunger 40 so that the flat surfaces 43a and 43a face the wall surface of the insertion groove 44b. Can do.
In a state where the posture of the hook plunger 40 is maintained so that the support shaft 43 can be inserted into the insertion groove 44b, the spring 45 is compressed and deformed as shown in FIG.
[0031]
After the support shaft 43 is inserted into the shaft hole 44 a, when the hook plunger 40 is rotated by releasing the compression deformation of the spring 45, the protrusion 41 at the tip of the hook plunger 40 is brought into contact with the stand 30. Projecting from the outer surface of the case through the opening 36b.
[0032]
Further, as the hook plunger 40 rotates, as shown in FIG. 6, the support shaft 43 rotates so that the flat surfaces 43a and 43a facing the insertion groove 44b are removed from the insertion groove 44b. As a result, the shaft 43 has a shaft diameter larger than the groove width W2 of the insertion groove 44b positioned at the communicating portion with the insertion groove 44b, and cannot be removed from the shaft hole 44a.
[0033]
Therefore, even if the hook plunger 40 is not supported by hand, the hook 43 is temporarily held on the front case 30a side with the support shaft 43 fitted in the shaft hole 44a. Therefore, when the stand 30 is assembled, the rear case 30b can be attached and the cases can be joined together while the hook plunger 40 is temporarily held on the front case 30a.
[0034]
As shown in FIG. 1, the stand 30 is inserted into a not-shown insertion hole formed in the stand fitting portion 15 and the holding claw 33 formed in the bottom portion 31 is temporarily held in the base portion 11. It is fixed to the base part 11 and assembled integrally.
The telephone 1 is assembled by connecting the base unit 11 and the handset 2 with the handset cord 6.
[0035]
When the stand 30 is integrally provided, as shown in FIG. 7, the telephone 1 has a corner portion 36 that supports the handset 2 so as to protrude from the front upper portion of the stand 30.
A hook claw 38 for hooking the handset 2 protrudes from the upper surface 36a of the corner portion 36, and a projection 41 of the hook plunger 40 protrudes in close proximity to the hook claw 38.
[0036]
In the telephone 1 having the above configuration, as shown in FIG. 8, the handset 2 is securely supported by the stand 30 by hooking the locking hole 2g of the handset 2 to the hook claw 38. Since the protrusion 41 of the hook plunger 40 is disposed close to the hook claw 38, the handset 2 can be easily brought into contact with the protrusion 41 regardless of the attachment state thereof, and the protrusion 41 is placed in the stand 30. Can be pushed in.
[0037]
In addition, since the protrusion 41 is formed in a stepped shape equipped with a lower tip surface 2f around the receiving portion 2b of the handset 2 or two surfaces with which the jaw portion 2e comes into contact, as shown in FIG. However, even when the hook claw 38 is placed in the handset receiver in a halfway state where the hook claw 38 is not completely fitted into the insertion hole 2g, for example, the jaw 2e of the handset 2 abuts against the first surface 41a, or the handset The protrusion 41 can be pressed by the lower front end surface 2f around the second receiving portion 2b coming into contact with the second surface 41b.
That is, the handset 2 can press the protrusion 41 on either side thereof, and can always reliably disconnect the telephone line.
[0038]
Thus, since the protrusion 41 is equipped with two steps of a step shape, when the handset 2 is put on the handset receiver, the handset 2 comes into contact with any surface of the protrusion 41 and the hook plunger 40 is moved. It can be pushed into the stand 30.
[0039]
Further, as shown in FIG. 7, the handset 2 has a step even when it is locked to the handset receiver from either the horizontal direction (arrow a direction) or the vertical direction (arrow b direction) of the telephone body 10. The hook plunger 40 can be pushed into the stand 30 by abutting against the protrusion 41 provided with two shaped surfaces.
[0040]
Therefore, even if the handset 2 is locked to the hook claw 38 for receiving the handset from either the horizontal direction or the vertical direction of the stand 30, the protrusion 41 of the hook plunger 40 can be pressed by the handset 2. For this reason, when the handset 2 is put on the hook claw 38, the hook plunger 40 can be surely pushed into the stand 30 by the handset 2.
[0041]
According to the telephone 1 of the present embodiment, since the handset 2 is configured as a new type that is placed vertically with respect to the telephone main body 10, it can be formed compactly with a reduced width dimension compared to a conventional desktop type. At the same time, since the handset can be easily taken from either the left or right side of the telephone body, the handset is suitable for use as a personal computer terminal in parallel with a personal computer, for example.
[0042]
In the above embodiment, the hook plunger 40 is temporarily held by the front case 30a when the stand 30 is assembled. However, the present invention is not limited to this, and the hook plunger 40 is temporarily held by the rear case 30b. It can also be.
In the above embodiment, the handset 2 has been described as a type in which the handset 2 is placed vertically with respect to the telephone body 10. However, the present invention is not limited to such a form, and can be applied to a conventional wall-mounted type or a desktop type. Of course.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, the telephone set according to the present invention is formed so that the support shaft of the hook plunger has a two-sided width, and the insertion groove of the bearing has a groove width substantially matching the two-sided width of the support shaft.
Thus, when the support shaft is inserted into the shaft hole through the insertion groove and rotated, the support shaft is prevented from coming out of the shaft hole, and the hook plunger is temporarily held. Therefore, even if the hook plunger is not pressed by hand, the cases can be joined together by supporting the spring-biased hook plunger, so that the assembling work can be easily performed.
[0044]
Further, since the protrusion of the hook plunger is disposed close to the hook claw of the handset receiver, the handset can be easily brought into contact with the protrusion when the handset receiver is put on and can press the protrusion reliably.
In addition, since the protrusion of the hook plunger is formed in a stepped shape equipped with the lower tip surface around the earpiece of the handset or the two surfaces with which the jaw comes into contact, when the handset is brought into contact with the hook plunger, The protrusion can be pressed on either side of the handset.
Therefore, the hook plunger can be surely pushed into the telephone body.
In addition, even when the handset is placed on the handset receiver in a halfway state, the protrusion can be pressed against either surface of the protrusion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of a telephone according to the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a stand in the telephone set of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a main part of the handset receiver of the stand of FIG. 2 in a state in which a spring is compressed.
4 is an enlarged view of a part A in FIG. 3;
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a main part of the handset receiver of the stand of FIG. 2 in a state where spring compression is released.
6 is a cross-sectional view of a B part in FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a partial cross-sectional view of the telephone set according to the present invention with the handset removed.
FIG. 8 is a partial cross-sectional view of the telephone handset according to the present invention in a state where the handset is placed on the handset receiver.
FIG. 9 is a partial cross-sectional view of the telephone handset according to the present invention halfway through the handset receiver.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a conventional telephone.
FIG. 11 is an exploded cross-sectional view of a conventional telephone.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Telephone 2 Handset 2a Transmission part 2b Reception part 2e Lower jaw part 2f around the reception part Lower front end face 30 around the reception part Stand (telephone body)
30a Front case (one case)
30b Rear case (the other case)
38 Hook Claw 40 Hook Plunger 41 Protrusion 43 Support Shaft 44 Locking Part 44a Shaft Hole 44b Insertion Groove W1 Two-sided width W2 of Support Shaft Groove Width of Insertion Groove

Claims (5)

少なくとも送受話部が形成されたハンドセットを縦置き配置する電話機において、
電話機本体を形成する一方のケース及び他方のケースと、
前記一方のケースに保持される付勢手段と、
前記一対のケースの合体により支軸を中心に揺動自在に支持されると共に、前記付勢手段により付勢されて先端の突起部をケース外表面に突出させるフックプランジャとを備え、
前記フックプランジャの支軸を二面幅を有するように形成し、
前記一方のケースは係止部を有し、
前記フックプランジャを支持する係止部が軸孔と該軸孔に連通し且つ前記支軸の二面幅と略一致する溝幅を有した挿入溝とで軸受を形成し、
前記フックプランジャがケース合体前に、前記付勢手段でフックプランジャを付勢させながら前記支軸を前記挿入溝より前記軸孔に嵌入させて前記先端の突起部がケース外表面より突出するように前記付勢手段により付勢されることにより前記一方のケース又は他方のケースに仮保持されることを特徴とする電話機。
In a telephone in which a handset having at least a transmitter / receiver is arranged vertically,
One case forming the telephone body and the other case;
Urging means held by the one case;
A hook plunger that is supported by the union of the pair of cases so as to be swingable about a support shaft, and that is biased by the biasing means to project the protrusion at the tip to the outer surface of the case;
The support shaft of the hook plunger is formed to have a two-sided width,
The one case has a locking portion;
The locking portion for supporting the hook plunger, forms a shaft hole, a bearing in a two-surface width substantially matching the insertion groove having a groove width of and the support shaft communicating with the axial hole,
The hook plunger, the front case coalescence, the support shaft while urging the hook plunger is fitted into the shaft hole from the insertion groove by the biasing means, the protrusion of the tip protrudes from the case exterior As described above, the telephone is temporarily held in the one case or the other case by being urged by the urging means .
前記フックプランジャの先端の突起部を前記ハンドセットを係止するハンドセット受けのフック爪に近接して突出形成したことを特徴とする請求項1記載の電話機。2. The telephone according to claim 1 , wherein a protrusion at the tip of the hook plunger is formed so as to protrude in the vicinity of a hook claw of a handset receiver for locking the handset. 前記突起部が、前記ハンドセットの受話部周囲の下方先端面又は顎部が当接する二面を装備した段差形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の電話機。3. The telephone according to claim 2, wherein the protruding portion is formed in a stepped shape equipped with a lower tip surface around the receiving portion of the handset or two surfaces with which the jaw portion abuts. 前記ハンドセットが前記電話機本体の水平又は垂直方向から移動して前記ハンドセット受けに係止させると前記突起部に当接して該突起部を前記付勢手段の付勢力に抗して押圧することを特徴とする請求項3記載の電話機。When engaged to the receiving the handset the handset is moved from a horizontal or vertical direction of the phone body, the pressing against the protrusion portion in contact with the protrusion on the biasing force of the biasing means The telephone set according to claim 3. 前記付勢手段はばねであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項に記載の電話機。5. The telephone set according to claim 1, wherein the biasing means is a spring.
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