JP4581732B2 - Pneumatic tire - Google Patents
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Description
本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、制動性能を維持しながら、ウェット時及びスノー時の耐横滑り性能を改善するようにした空気入りタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic tire, and more particularly to a pneumatic tire that improves the skid resistance in wet and snow conditions while maintaining braking performance.
従来、トレッド面のリブやブロックにタイヤ周方向に延びるサイプを設けた空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。タイヤ周方向に延在するサイプのエッジ効果により、ウェット時やスノー時の耐横滑り性能(ウェット時の旋回性能及びチェーン装着時のスノー性能)を向上することができる利点がある。 Conventionally, a pneumatic tire in which a sipe extending in the tire circumferential direction is provided on a rib or a block of a tread surface is known (see, for example, Patent Document 1). Due to the edge effect of the sipe extending in the tire circumferential direction, there is an advantage that it is possible to improve the skid resistance when wet or snow (turning performance when wet and snow performance when wearing a chain).
しかしながら、リブやブロックにサイプを形成すると、剛性が低下するため、制動性能が悪化し、一方の性能を高めようとすると、他方の性能が低下し、両立するのが極めて難しいという問題があった。
本発明の目的は、制動性能を維持しながら、ウェット時及びスノー時の耐横滑り性能を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a pneumatic tire capable of improving skid resistance when wet and snow while maintaining braking performance.
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する4本の主溝をタイヤ幅方向に所定の間隔で配置し、両外側の主溝間に位置するセンター領域に前記4本の主溝により3本のリブを区分形成し、各リブに一端のみが主溝に連通し、タイヤ幅方向に延在する第1ラグ溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、各リブの各第1ラグ溝間に一端のみが第1ラグ溝に連通し、かつリブ幅を実質的に等分する位置にタイヤ周方向に延びる少なくとも1本のサイプをタイヤ周方向に対して0〜5°の範囲で配設し、該サイプのタイヤ周方向長さを第1ラグ溝間の距離の40〜60%の範囲にし、両外側の主溝より外側に位置する両ショルダー領域にタイヤ周方向に延在する補助溝をそれぞれ配置し、各補助溝と外側の主溝との間にリブを形成し、各補助溝からタイヤ幅方向外側に延在する第2ラグ溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置したことを特徴とする。 In the pneumatic tire of the present invention that achieves the above object, four main grooves extending in the tire circumferential direction are arranged on the tread surface at predetermined intervals in the tire width direction, and the center is located between the main grooves on both outer sides. Three ribs are sectioned in the region by the four main grooves, and only one end of each rib communicates with the main groove, and the first lug grooves extending in the tire width direction are formed at predetermined intervals in the tire circumferential direction. At least one sipe extending in the tire circumferential direction at a position where only one end communicates with the first lug groove and substantially divides the rib width between the first lug grooves of each rib. The tires are arranged in a range of 0 to 5 ° with respect to the tire circumferential length of the sipe in a range of 40 to 60% of the distance between the first lug grooves, and are located outside the outer main grooves. Auxiliary grooves extending in the tire circumferential direction are arranged in the shoulder region, and each auxiliary groove and the outer main groove are arranged. Forming a rib between, characterized in that the second lug grooves extending outward in the tire width direction from each of the auxiliary grooves arranged at predetermined intervals in the tire circumferential direction.
上述した本発明によれば、制動性能に影響するトレッド面のセンター領域におけるリブの剛性低下を抑えつつ、タイヤ周方向に延在するサイプによるエッジ効果をウェット旋回走行時やチェーン装着スノー走行時に生じる横滑りに対して効果的に発揮することができるので、制動性能を維持しながら、ウェット時及びスノー時の耐横滑り性能(ウェット時の旋回性能及びチェーン装着時のスノー性能)の改善を図ることが可能になる。 According to the above-described present invention, the edge effect due to the sipe extending in the tire circumferential direction is generated during wet turning traveling or during chain-attached snow traveling while suppressing the rigidity reduction of the rib in the center region of the tread surface that affects the braking performance. Since it can effectively exhibit side skidding, it is possible to improve the skid resistance when wet and snow (turning performance when wet and snow performance when wearing a chain) while maintaining braking performance. It becomes possible.
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、トレッド面1にはタイヤ周方向Tに沿ってストレート状に延在する4本の主溝2がタイヤ幅方向に所定の間隔で設けられている。4本の主溝2は、2本の外側の主溝2A,2Bと2本の内側の主溝2C,2Dとから構成され、2本の外側の主溝2A,2B及び2本の内側の主溝2C,2DがそれぞれタイヤセンターラインCLに対して左右対称に配置されている。
FIG. 1 shows an embodiment of a pneumatic tire according to the present invention. Four
なお、ここで言う主溝2とは、溝幅GWがタイヤ接地幅TWの3〜8%の長さを有するものである。また、タイヤ接地幅TWとは、JATMA(2004年度版)に規定される空気圧−負荷能力対応表において、最大負荷能力に対応する空気圧をタイヤに充填し、その最大負荷能力の荷重をかけた時のトレッド面の接地幅である。但し、乗用車用空気入りタイヤの場合は、空気圧180kPa、最大負荷能力の88%の荷重をかけた時のトレッド面の接地幅である。
In addition, the main groove |
外側の主溝2A,2B間に位置するセンター領域1Aには、4本の主溝2により3本のリブ3が区分形成されている。各リブ3は、タイヤ接地幅TWの10〜18%のリブ幅を有し、3本のリブ3は、タイヤセンターラインCL上の中央に位置するセンターリブ3Aと、その両側に位置するサイドリブ3B,3Cとから構成されている。
In the
各リブ3には一端のみが主溝2に連通し、他端がリブ3内に位置する第1ラグ溝4がタイヤ周方向Tに所定の間隔で配置されている。各第1ラグ溝4は、他端(内端)から主溝に連通する一端(外端)に向けて溝幅が次第に広く形成され、主溝に連通する側の溝幅を連通しない側より広くなるようにしている。これにより、第1ラグ溝4内の水を主溝2に排水し易くしている。
Only one end of each
センターリブ3Aには、両側に位置する内側の主溝2C,2Dからそれぞれ第1ラグ溝4C,4Dがタイヤ幅方向内側に向けてリブ幅W1の略1/3の位置(リブ幅W1の33%±7%の範囲)まで傾斜しながら延在している。一方の内側の主溝2Cから延在する第1ラグ溝4Cはタイヤ周方向Tの一方側(図1の上側)に傾斜し、他方の内側の主溝2Dから延在する第1ラグ溝4Dはタイヤ周方向Tの他方側(図1の下側)に傾斜して延在し、センターリブ3Aの各第1ラグ溝4C,4Dは、タイヤ周方向Tに対して同じ傾斜方向となるように傾斜している。
In the
サイドリブ3B,3Cには、外側の主溝2A,2Bのみから第1ラグ溝4A,4Bがタイヤ幅方向内側に向けてリブ幅W2の略3/4の位置まで傾斜しながら延在している。一方の外側の主溝2Aから延在する第1ラグ溝4Aはタイヤ周方向Tの他方側に傾斜し、他方の外側の主溝2Bから延在する第1ラグ溝4Bはタイヤ周方向Tの一方側に傾斜して延在し、サイドリブ3B,3Cの各第1ラグ溝4A,4Bは、タイヤ周方向Tに対して同じ傾斜方向で、かつセンターリブ3Aの第1ラグ溝4C,4Dのタイヤ周方向Tに対する傾斜方向と逆向きに傾斜している。第1ラグ溝4A,4Bには、必要に応じて、第1ラグ溝4A,4Bの内端から内側の主溝2C,2Dまで延在するサイプを連設するようにしてもよい。
In the
各リブ3の各第1ラグ溝4間には、一端のみが第1ラグ溝4に連通し、他端がリブ3内に位置する1本のサイプ5が設けられている。各サイプ5は、タイヤ周方向Tに対して0〜5°の範囲でタイヤ周方向Tに延在している。各サイプ5のタイヤ周方向長さL1は、サイプ5が位置する第1ラグ溝4間の距離L2の40〜60%の範囲になっている。なお、本発明で言うサイプとは、幅が1.5mm以下の溝を指す。
Between each
センターリブ3Aには、両側の第1ラグ溝4C,4Dの内端部から、リブ幅W1を実質的に3等分する位置にそれぞれ1本のサイプ5C,5Dが延設されている。なお、ここで言うリブ幅W1を実質的に3等分する位置に1本のサイプ5C,5Dを延設するとは、両リブエッジからリブ幅W1の33%±7%の範囲にそれぞれタイヤ周方向Tに延びるサイプ5C,5Dを1本配置することである。
In the
一方の第1ラグ溝4Cから延びるサイプ5Cは、その第1ラグ溝4Cの内端側が傾斜する方向(タイヤ周方向Tの一方側)に第1ラグ溝4Cから延設されている。他方の第1ラグ溝4Dから延びるサイプ5Dは、その第1ラグ溝4Dの内端側が傾斜する方向(タイヤ周方向Tの他方側)に第1ラグ溝4Dから延設されている。
The
サイドリブ3B,3Cには、各第1ラグ溝4A,4Bから、リブ幅W2を実質的に2等分する位置にそれぞれ1本のサイプ5A,5Bが延設されている。なお、ここで言うリブ幅W2を実質的に2等分する位置に1本のサイプ5A,5Bを延設するとは、一方のリブエッジからリブ幅W2の50%±10%の範囲にそれぞれタイヤ周方向Tに延びるサイプ5A,5Bを1本配置することである。
In the
一方のサイドリブ3Bに位置する第1ラグ溝4Aから延びるサイプ5Aは、その第1ラグ溝4Aの内端側が傾斜する方向(タイヤ周方向Tの他方側)とは逆方向(タイヤ周方向Tの一方側)に第1ラグ溝4Aから延設されている。他方のサイドリブ3Cに位置する第1ラグ溝4Bから延びるサイプ5Bは、その第1ラグ溝4Bの内端側が傾斜する方向(タイヤ周方向Tの一方側)とは逆方向(タイヤ周方向Tの一方側)に第1ラグ溝4Bから延設されている。
The
外側の主溝2A,2Bより外側に位置する両ショルダー領域1Bには、タイヤ周方向Tにストレート状に延在する1本の補助溝6がそれぞれ配置され、各補助溝6と外側の主溝2A,2Bとの間にリブ7がそれぞれ形成されている。なお、ここで言う補助溝6とは、主溝2の溝幅GWの10〜30%の溝幅を有する溝のことである。
In each
各補助溝6からタイヤ幅方向外側にタイヤ接地幅TWの位置を超えて延在する第2ラグ溝8がタイヤ周方向Tに所定の間隔で配置され、第2ラグ溝8と補助溝6によりブロック9が区画形成されている。このように第2ラグ溝8を主溝2に連通させずに、補助溝6から延設することで、トレッドパターンに起因する騒音を抑制するようにしている。第2ラグ溝8は、タイヤ軸方向に対して±20°の範囲で延設することができる。
各ブロック9には、ブロック周方向長さL3を実質的に2等分する位置に、タイヤ幅方向に延在する1本のサイプ10が設けられている。なお、ここで言うブロック周方向長さL3を実質的に2等分する位置に1本のサイプ10を設けるとは、一方のブロックエッジからブロック周方向長さL3の50%±10%の範囲にタイヤ幅方向に延びる1本のサイプ10を配置することである。
Each
サイプ10は、補助溝6に連通し、更にリブ7を横断して外側の主溝2A,2Bに連通する位置まで延設されている。サイプ10は、第1ラグ溝4A,4Bに対面する位置で外側の主溝2A,2Bに開口している。このサイプ10により特にスノー走行時におけるトラクション性を確保するようにしている。サイプ10も第2ラグ溝8と同様に、タイヤ軸方向に対して±20°の範囲で延設するのがよい。
The
上述した本発明によれば、トレッド面1のセンター領域1Aに3本のリブ3を区分形成し、各リブ3に一端のみが主溝2に連通する第1ラグ溝4をタイヤ周方向Tに所定の間隔で配置し、各第1ラグ溝4間に一端のみが第1ラグ溝4に連通し、かつリブ幅W1,W2を実質的に等分する位置にタイヤ周方向Tに延びる1本のサイプ5をタイヤ周方向Tに対して0〜5°の範囲で配設し、そのサイプ5のタイヤ周方向長さL1を第1ラグ溝4間の距離L2の40〜60%の範囲にすることで、制動性能に影響するセンター領域1Aにおけるリブ3の剛性低下を抑制しながら、タイヤ周方向Tに延在するサイプ5のエッジ効果をウェット旋回走行時やチェーン装着スノー走行時の横滑りに対して効果的に発揮することが可能になる。そのため、制動性能を維持しながら、ウェット時及びスノー時の耐横滑り性能(ウェット時の旋回性能及びチェーン装着時のスノー性能)を改善することができる。
According to the present invention described above, the three
また、ショルダー領域1Bに補助溝6と外側の主溝2との間にリブ7を形成することにより、センター領域1Aで発生した通過騒音が車両横方向外側に逃げるのをリブ7で遮断することができるので、通過騒音を改善することもできる。
Further, by forming a rib 7 between the
タイヤ周方向Tに対するサイプ5の延在する角度が5°を超えると、サイプ5により区分されたリブ3の部分の周方向の剛性低下が顕著になるため、制動性能に悪影響を及ぼすことになる。
When the extending angle of the
サイプ5のタイヤ周方向長さL1が第1ラグ溝5間の距離L2の40%より短くなると、サイプ5のエッジ成分の低下により、ウェット時及びスノー時の耐横滑り性能を効果的に改善することが難しくなる。逆にサイプ5のタイヤ周方向長さL1が第1ラグ溝5間の距離L2の60%を超えると、リブ7の剛性低下により、制動性能が悪化する。
When the tire circumferential length L1 of the
本発明において、センターリブ3Aには、上述したように、両側に位置する内側の主溝2C,2Dからそれぞれ第1ラグ溝4C,4Dをタイヤ幅方向内側に延設し、リブ幅W1を実質的に3等分する位置に第1ラグ溝4C,4Dからサイプ5C,5Dを延設するのがよい。スノー路走行時には、特にタイヤセンターラインCL上に位置するセンターリブ3Aの接地長が長くなるため、このセンターリブ3Aに第1ラグ溝4C,4Dに連通する2本のサイプ5C,5Dを3等分する位置に配置することで、センターリブ3Aの剛性の低下を効果的に抑えながらサイプによるエッジ効果を高め、スノー時の耐横滑り性能を一層改善することができる。
In the present invention, as described above, the
また、高荷重時の制動の際には、サイドリブ3B,3C側の接地圧が高くなるため、サイドリブ3B,3Cには、上述したように、外側の主溝2A,2Bのみから第1ラグ溝4A,4Bをタイヤ幅方向内側に延設し、リブ幅W2を実質的に2等分する位置に第1ラグ溝4A,4Bからサイプ5A,5Bを1本のみ延設するのがよく、これによりサイドリブ3B,3Cの剛性低下を効果的に抑えつつサイプ5A,5Bによるエッジ効果を発揮することができる。
In addition, since the ground pressure on the
第1ラグ溝4間に設けるサイプ5の本数は、乗用車用のタイヤでは上述したように1本にするのがリブ剛性を確保する上で好ましいが、タイヤの種類やサイズにより適宜設定することができ、少なくとも1本あればよい。
The number of
本発明は、特に乗用車用の空気入りタイヤに好ましく用いることができるが、それに限定されない。 Although this invention can be preferably used especially for the pneumatic tire for passenger cars, it is not limited to it.
タイヤサイズを175/65R14で共通にし、図1に示すトレッドパターンを有するタイヤにおいて、センター領域のリブに設けたサイプのタイヤ周方向長さL1を第1ラグ溝間の距離L2に対して表1のようにした本発明タイヤ1〜3と比較タイヤ1,2、及びサイプがない図2に示すトレッドパターンを有する比較タイヤ3をそれぞれ作製した。
In the tire having the tire size common to 175 / 65R14 and having the tread pattern shown in FIG. 1, the tire circumferential length L1 of the sipe provided on the rib in the center region is shown in Table 1 with respect to the distance L2 between the first lug grooves. The tires 1 to 3 of the present invention, the
図2において、20はトレッド面、21はタイヤ周方向に延在する主溝、22はタイヤ幅方向に延在するラグ溝、23は主溝21間に形成されたリブ、24は主溝21とラグ溝22により区画形成されたブロックである。本発明タイヤ1〜3及び比較タイヤ1,2のサイプのタイヤ周方向に対する角度は0°で、共通である。
In FIG. 2, 20 is a tread surface, 21 is a main groove extending in the tire circumferential direction, 22 is a lug groove extending in the tire width direction, 23 is a rib formed between the
各試験タイヤをリムサイズ14×5.5JJのリムに装着し、空気圧を220kPaにしてABS付きの乗用車(前輪駆動車)に取り付け、以下に示す試験方法により、ウェット旋回性能、チェーン装着時のスノー性能、及び制動性能の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。 Each test tire is mounted on a rim with a rim size of 14 x 5.5 JJ, mounted on a passenger car with ABS (front-wheel drive car) with an air pressure of 220 kPa, and wet turning performance and snow performance when the chain is installed according to the following test methods. And when the evaluation test of braking performance was done, the result shown in Table 1 was obtained.
ウェット旋回性能
水深1mmの路面上を半径30mの円を描きながら維持できる最高速度で5周連続して円旋回した際に要した時間を測定し、その評価結果を比較タイヤ3を100とする指数値で示した。この値が大きい程、ウェット旋回性能が優れている。なお、指数値が110以上を顕著な効果ありとする。
Wet turning performance Measure the time required for 5 consecutive round turns at a maximum speed that can be maintained while drawing a circle with a radius of 30 m on a road surface with a depth of 1 mm. Indicated by value. The larger this value, the better the wet turning performance. An index value of 110 or more is considered to have a remarkable effect.
チェーン装着時のスノー性能(チェーン付きスノー性能)
駆動輪にチェーンを装着し、雪路面上を半径50mの円を描きながら維持できる最高速度で5周連続して円旋回した際に要した時間を測定し、その評価結果を比較タイヤ3を100とする指数値で示した。この値が大きい程、チェーン装着時のスノー性能が優れている。なお、指数値が110以上を顕著な効果ありとする。
Snow performance when chain is installed (Snow performance with chain)
A chain is attached to the drive wheel, and the time required for a circle to make five consecutive rounds at the maximum speed that can be maintained while drawing a circle with a radius of 50 m on a snowy road surface is measured. It was indicated by an exponent value. The larger this value, the better the snow performance when the chain is attached. An index value of 110 or more is considered to have a remarkable effect.
制動性能
ドライ及びウェットテストコースにおいて、時速100km/hで制動を付与し、停止するまでの距離を5回測定した。それを平均して評価した結果を比較タイヤ3を100とする指数値で示した。この値が大きい程、制動性能が優れている。
Braking performance On dry and wet test courses, braking was applied at a speed of 100 km / h, and the distance to stop was measured five times. Results obtained by averaging the results are shown as index values with the
1 トレッド面
1A センター領域
1B ショルダー領域
2,2A,2B,2C,2D 主溝
3 リブ
3A センターリブ
3B,3C サイドリブ
4,4A,4B,4C,4D 第1ラグ溝
5,5A,5B,5C,5D サイプ
6 補助溝
7 リブ
8 第2ラグ溝
9 ブロック
10 サイプ
L1 サイプのタイヤ周方向長さ
L2 第1ラグ溝間の距離
L3 ブロック周方向長さ
T タイヤ周方向
W1,W2 リブ幅
1
Claims (7)
A block is defined by the second lug groove and the auxiliary groove in both shoulder regions, and each block is provided with one sipe extending in the tire width direction at a position that substantially bisects the block circumferential length. The pneumatic tire according to any one of claims 1 to 6, wherein the sipe is provided to extend to the rib in the shoulder region.
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