JP4578957B2 - Elevator balance weight device - Google Patents
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Description
本発明は、エレベータのつり合いおもり装置の改良に関する。 The present invention relates to an improvement of an elevator counterweight device.
駆動綱車に巻き掛けられた主ロープを介してかごが昇降移動するロープ式エレベータでは、かごの揺れや振動が乗客の乗り心地を低下させる。 In a rope-type elevator in which a car moves up and down via a main rope wound around a driving sheave, the shaking and vibration of the car reduce the ride comfort of the passenger.
かごの揺れや振動を低減させるために種々の工夫がなされ、例えば、かごに防振装置を備えて、かご室の自体の振動軽減を図ることも行われている。 Various attempts have been made to reduce the vibration and vibration of the car. For example, a car is provided with a vibration isolator to reduce the vibration of the car room itself.
ロープ式エレベータでは、かごは主ロープを介してつり合いおもりに連結されていて、つり合いおもりの振れや振動も主ロープを介してかごに伝達されるので、つり合いおもりの揺れや振動の軽減も、かご内乗客の乗り心地の改善向上には欠かすことができず、つり合いおもりの揺れや振動の低減策も種々提案されている。 In a rope-type elevator, the car is connected to the counterweight via the main rope, and the vibration and vibration of the counterweight are transmitted to the car via the main rope. It is indispensable for improving the ride comfort of the passengers, and various measures for reducing the weight and vibration of the counterweight have been proposed.
つり合いおもり装置側の揺れや振動の発生には種々の要因が考えられる。 Various factors can be considered for the occurrence of vibration and vibration on the counterweight device side.
かご自体の重量変化、すなわち負荷変動そのものが、主ロープを介してつり合いおもり装置側に伝達され、つり合いおもり装置に揺れや振動をもたらす場合もあるが、エレベータの走行中の駆動綱車における回転振れや主ロープ自体の振れ、また主ロープの長手方向のわずかな伸縮動作もつり合いおもり装置の揺れや振動の要因となる。 The weight change of the car itself, that is, the load fluctuation itself, is transmitted to the counterweight device via the main rope and may cause shaking and vibration to the counterweight device. And the main rope itself may sway, and the main rope may be slightly expanded and contracted in the longitudinal direction.
また、1:1ローピングのロープ式エレベータでは、かごとつり合いおもり装置との間に、コンペンセーティングロープ(つり合ロープ)が連結されていて、そのコンペンセーティングロープの揺れ等がつり合いおもり装置を揺らしたり振動させたりするのも少なくない。 Moreover, in a 1: 1 roping rope type elevator, a compensating rope (balanced rope) is connected between the car and the balancing weight device. It is not uncommon to shake or vibrate.
いずれにしても、つり合いおもり装置側の揺れや振動もまた、主ロープを介してかごを振動させることになるので、つり合いおもり側の揺れや振動の軽減が要求される。 In any case, the swing and vibration on the counterweight device side also cause the car to vibrate via the main rope, so that it is required to reduce the swing and vibration on the counterweight side.
つり合いおもり装置自体の揺れや振動を低減させるのに、図11に示した構成のつり合いおもり装置が提案されている。 In order to reduce the shaking and vibration of the counterweight device itself, a counterweight device having the configuration shown in FIG. 11 has been proposed.
従来のつり合いおもり装置では、つり合いおもりの枠体1を、第1のおもり2を収納した第1の枠体1Aと、第2のおもり3を収納した第2の枠体1Bとに分離し、第1の枠体1Aと第2の枠体1Bとを、ばね等からなる弾性体41,42とダンパ5との並列配置で連結し、弾性体41,42とダンパ5とで動吸振器を形成して、振動を抑制するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
In the conventional counterweight device, the
なお、図11において、第1の枠体1Aは、シャックルロッド6aを介して主ロープ6に接続され、下方の第2の枠体1Bにはコンペンセーティングロープ7が連結されている。
上記従来のつり合いおもり装置は、装置自体が、第1のおもり2を収納した第1の枠体1Aと第2のおもり3を収納した第2の枠体1Bとに分離されて構成され、その分離された第1のおもり2と第2のおもり3との間をばね等の弾性体41,42及びダンパ5で連結する複雑な構成となっている。
The conventional counterweight device is configured by separating the device itself into a
また、動吸振器を構成した弾性体41,42とダンパ5は、一般に、圧縮方向に対しては優れた耐久性を有するものの、伸張方向への継続負荷に対して耐久性が劣るのは避けられない。
Further, the
従って、従来のつり合いおもり装置のように、下方に第2のおもり3とコンペンセーティングロープ7を吊り下げていて、弾性体41,42及びダンパ5に対し、常に伸張方向に荷重が加わる構造では、経年変化等で動吸振器としての機能が低下したり、あるいは何らかの機械的な衝撃により弾性体41,42及びダンパ5が破損して、第2の枠体1Bが第1の枠体1Aから離脱してしまう恐れがあった。
Therefore, as in the conventional counterweight device, the
そこで、本発明は、弾性体等の破損による第1の枠体と第2の枠体との離脱を回避するとともに、弾性体を介して支持されるおもりに対し、水平方向への揺動を制限しつつ円滑な上下動を行わしめることによって、安全で騒音の少ないエレベータのつり合いおもり装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention avoids the separation of the first frame body and the second frame body due to breakage of the elastic body and the like, and swings in the horizontal direction with respect to the weight supported via the elastic body. An object of the present invention is to provide a safe and low-weight elevator balance weight device by performing smooth vertical movement while limiting.
本発明は、シーブが装着された1つの枠体内に第1及び第2のおもりが収納され、前記シーブは、上方に配置された弾性体を介して前記枠体に連結されるとともに下方に前記第1のおもりを固定し、前記第1のおもりは前記枠体に固定された脱落防止部材に係止されて水平方向への揺動が制限されるように構成されたエレベータのつり合いおもり装置であって、前記第1のおもりと前記脱落防止部材との間にすべり部材を介在させたことを特徴とする。 According to the present invention , the first and second weights are accommodated in one frame body to which the sheave is attached, and the sheave is connected to the frame body via an elastic body disposed on the upper side, and the lower side An elevator counterweight device configured to fix a first weight, and the first weight is locked to a drop-off preventing member fixed to the frame body and is restricted from swinging in a horizontal direction. A slip member is interposed between the first weight and the drop-off preventing member.
上記のように、本発明によれば、第1及び第2のおもりのいずれもが1つの枠体内に収納されるように構成されたので、第1のおもりと第2のおもりのいずれか一方が分離脱落する恐れは回避されるとともに、弾性体を介した支持により上下動する第1のおもりは、すべり部材を介して、枠体に固定された脱落防止部材に係止されるので、水平方向への揺動制限を受けつつ円滑な上下動が可能となり、不用意な揺れや振動を発生することなく安全で騒音の少ないのエレベータのつり合いおもり装置を提供できる。 As described above, according to the present invention , since both the first weight and the second weight are accommodated in one frame, one of the first weight and the second weight is used. The first weight that moves up and down by the support through the elastic body is locked to the drop-off prevention member fixed to the frame body via the sliding member, so that The elevator can be smoothly moved up and down while being restricted in swinging in the direction, and a safe and low-weight elevator balancing device can be provided without inadvertent shaking or vibration.
以下、本発明のエレベータのつり合いおもり装置の一実施例を図1ないし図10を参照して詳細に説明する。なお、図11に示した従来のエレベータのつり合いおもり装置と同一構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。 Hereinafter, an embodiment of an elevator weight device according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same structure as the conventional elevator weighting apparatus shown in FIG. 11, and detailed description is abbreviate | omitted.
図1は、本発明によるエレベータのつり合いおもり装置を1:1ローピングのロープ式エレベータに採用した第1の実施例に係る一部切り欠け正面図で、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は図2の要部拡大図である。 FIG. 1 is a partially cutaway front view according to a first embodiment in which an elevator counterweight device according to the present invention is employed in a 1: 1 roping rope type elevator, and FIG. 2 is a cross-sectional view along line AA in FIG. FIG. 3 is an enlarged view of a main part of FIG.
第1の実施例のエレベータのつり合いおもり装置は、1つの枠体1と、この枠体1内に収納され、上下方向に配置された第1及び第2のおもり2,3と、この第1及び第2のおもり2,3間に配置された弾性体41,42及びダンパ5とで構成されている。
The elevator counterweight device of the first embodiment includes one
上下方向に配置された第1及び第2のおもり2,3は、いずれも金属板等の板状に形成された重量部材の積層体からなり、弾性体41,41はコイルばねやゴム等の弾性部材で構成されている。
The first and
並列配置により動吸振器を構成した弾性体41,42とダンパ5は、第2のおもり3上に配置されて上方の第1のおもり2を支持しており、第2のおもり3は枠体1の下枠に支持固定されている。従って、弾性体41,42とダンパ5は、第2のおもり3上にあって、第1のおもり2の荷重を支えつつ、常に圧縮方向に押圧力を受けている。
The
この第1の実施例において、金属板の積層体からなる第1のおもり2は、第1のおもり2自体の振動で崩れることがないように、2箇所で固定具21により固定されている。
In the first embodiment, the
この実施例の固定具21は、図1に示したように、ボルト21aとそのボルト21aにねじ込んで締め付け固定するナット21bとからなる。
As shown in FIG. 1, the
ボルト21aは、第1のおもり2に形成された上下方向の貫通孔に下方から挿入されるとともに、上方の合成樹脂部材からなる摩擦係数の小さな中空円柱状のすべり部材8をも連通させ、ナット21bにより、第1のおもり2をすべり部材8とともに締め付け固定するように構成されている。
The
また、図2及び図3にも示したように、第1のおもり2とともに固定具21に固定された中空円柱状のすべり部材8は、枠体1に取り付け固定されたL字状の脱落防止部材9を貫通して遊挿されるように構成されている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the hollow
図3に拡大して示したように、脱落防止部材9は、手前側(図示下方)で、左右に対向する枠体1の縁部を、スペーサ91を介して、ボルト92a及びナット92bで挟み込んで取り付け固定される。
As shown in an enlarged view in FIG. 3, the drop-off
このように、脱落防止部材9は、枠体1に固定されつつ、遊挿させたすべり部材8を介して第1のおもり2の水平方向への揺動を制限するように構成されている。
Thus, the drop-off
従って、第1のおもり2の荷重を支えた弾性体41,42及びダンパ5が振動等により伸縮し、上下方向へ揺れ動いたときには、上下動する第1のおもり2は摩擦係数の小さなすべり部材8を介して脱落防止部材9に接しているので、第1のおもり2は円滑に上下動(スライド)可能である。
Therefore, when the
また、弾性体41,42及びダンパ5の振動等によって、第1のおもり2自体が水平方向(前後左右)に大きく揺動しようとしても、脱落防止部材9はすべり部材8を貫通孔内に遊挿させて係止しているので、第1のおもり2の水平方向への揺れが制限されることから、不要な二次的振動が新たに発生するのも抑制される。
Further, even if the
また、この第1の実施例では、脱落防止部材9はL字状の一枚板で形成され、スペーサ91、ボルト92a及びナット92bにより、枠体1の手前側側板で左右対向する側壁縁を挟み込んで取り付けるように構成したので、脱落防止部材9の、第1のおもり2の高さ位置に応じた枠体1に対する位置決め並びに取り付け固定を容易に行うことができる。
Further, in this first embodiment, the drop-
また、ナット21bは、すべり部材8を貫通させたボルト21aを締め付け固定しているので、もしも摩耗や損傷等によりすべり部材8の交換が必要になったときには、ナット21bの取り外し操作のみで交換が可能であり、保守・点検等を効率良く行うことができる。
Further, since the
なお、この実施例のエレベータのつり合いおもり装置でも、図1に示したように、枠体1は、シャックルロッド6aを介して主ロープ6により上方から吊り下げられるとともに、下端部側は連結されたコンペンセーティングロープ7の自重に引っ張られている。
In the elevator balancing weight device of this embodiment, as shown in FIG. 1, the
ロープ式エレベータでは、つり合いおもり装置側における振動の振動周波数や振幅は、駆動綱車とつり合いおもり装置との間の主ロープ6の長さと、つり合いおもり装置自体の重量(質量)とによってほぼ決定づけられるが、この第1の実施例のつり合いおもり装置では、装置自体が振動したとき、弾性体41,42及びダンパ5からなる動吸振器は、第1のおもり2の上下方向の揺動すなわち振動を打ち消すように作用する。
In the rope type elevator, the vibration frequency and amplitude of the vibration on the counterweight device side are substantially determined by the length of the
また、おもり全体に対する第1のおもり2の重量比や、弾性体41,41及びダンパ5におけるばね定数や弾性係数は、つり合いおもり装置自体の振動モードの中で、エネルギーの最も大きな振動周波数をより広い周波数帯域をカバーして効果的に吸収あるいは抑制可能な値に選択することができる。
In addition, the weight ratio of the
また、第1のおもり2を金属板等の積層体で構成したことで、より効果的な吸振ないしは制振作用が得られるように、おもり全体の荷重に対する第1のおもり2の割合を容易かつ適切に選定することができる。
In addition, since the
上記説明のように、第1の実施例に係るつり合いおもり装置によれば、並設された弾性体41,42及びダンパを介して、第1及び第2のおもり2,3を1つの枠体1内に収納し、弾性体41,42及びダンパは、常に圧縮荷重を受けるように構成したので、簡単な構成で高い安全度と良好な耐久性が得られる。
As described above, according to the counterweight device according to the first embodiment, the first and
加えて、第1のおもり2は、すべり部材8を介して脱落防止部材9に遊挿係止させたので、弾性体41,42及びダンパが伸縮し、それに基づき第1のおもり2が上下動したとしても、第1のおもり2の上下動は安定かつスムーズなものとなるから、騒音や不要な二次的振動の発生は抑制されるとともに、つり合いおもり側からかご側へ波及する振動も軽減される。
In addition, since the
上記第1の実施例において、脱落防止部材9はL字状の一枚板で形成し、枠体1の手前側側板縁間に差し渡して取り付けるように構成したが、要するに、脱落防止部材9は、第1のおもり2の水平方向への揺動を制限できれば、枠体1の手前側側板間以外の位置に取り付けても良い。
In the first embodiment, the drop-
図4及び図5は、本発明によるエレベータのつり合いおもり装置の第2の実施例を示したもので、脱落防止部材9を枠体1の左右中央で対向する側壁に取り付けたことを特徴とする。
FIGS. 4 and 5 show a second embodiment of an elevator weight device according to the present invention, wherein a drop-
すなわち、図4は、本発明によるエレベータのつり合いおもり装置の第2の実施例に係る一部切り欠け正面図で、図5は図4のA−A矢視断面図である。なお、図1ないし図3に示した第1の実施例とは、脱落防止部材9の形状及び取り付け位置等が相違するのみで、他の構成は同様であるので主な相違点のみを説明する。
That is, FIG. 4 is a partially cutaway front view according to a second embodiment of the elevator weight device of the present invention, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. It should be noted that the first embodiment shown in FIGS. 1 to 3 is different from the first embodiment only in the shape and mounting position of the drop-
第2の実施例において、脱落防止部材9は、一対のL形ブラケット9A,9Bが枠体1の左右対向側壁面に、それぞれボルト92a及びナット92bにより固定されるように構成されている。
In the second embodiment, the drop-off preventing
一対のL形ブラケット9A,9Bの貫通孔には、中空円柱状のすべり部材8が遊挿貫通され、そのすべり部材8は、第1の実施例と同様に、固定具21により、第1のおもり2とともに締め付け固定されるように構成されている。
A hollow
従って、上記構成により、第1のおもり2の水平方向の揺動は制限されるとともに、第1のおもり2の上下動に際し、たとえすべり部材8と脱落防止部材9とが接触したとしても、すべり部材8と脱落防止部材9との間の小さな摩擦係数により、第1のおもり2の上下動は円滑に行われ騒音発生は抑制される。
Therefore, with the above configuration, the horizontal swing of the
なお、図4及び図5に示した構成によれば、脱落防止部材9をつり合いおもりの左右側面で固定するため、つり合いおもりの前後面でのボルトによる突出をなくすことができ、エレベータ機器のレイアウト構成上、つり合いおもりと他用品を近接させることができるため、有利である。
In addition, according to the structure shown in FIG.4 and FIG.5, since the drop-
また、図4及び図5に示した構成では、脱落防止部材9は、一対のL形ブラケット9A,9Bに分離した構造となっているが、L形ブラケット9A,9Bを中央部で連結して一体化し、左右に長い1個のU字状のブラケットとなるように構成しても良い。
4 and 5, the drop-
次ぎに、上記第1及び第2の実施例に係るエレベータのつり合いおもり装置では、すべり部材8は、固定具21によって第1のおもり2側に固定されたが、すべり部材8は、要するに、弾性体41,42及びダンパの伸縮に応じて上下動する第1のおもり2と、この第1のおもり2を係止して水平方向の揺動を制限する脱落防止部材9との間のすべりが円滑に行われれば良いので、すべり部材8を脱落防止部材9に取り付け固定しても良い。
Next, in the elevator balance weight device according to the first and second embodiments, the sliding
図6は本発明の第3の実施例に係るエレベータのつり合いおもり装置の一部切り欠け正面図で、図6に示した第3の実施例では、脱落防止部材9に中空円柱状のすべり部材8を取り付け固定したことを特徴とする。
FIG. 6 is a partially cutaway front view of an elevator weight device according to a third embodiment of the present invention. In the third embodiment shown in FIG. 6, the
なお、図1ないし図3に示した上記第1の実施例とは、主にすべり部材8の取り付け位置構造が相違するのみで、他の構成は同様であるので相違点のみを特に説明する。
The first embodiment shown in FIGS. 1 to 3 is mainly different from the first embodiment mainly in the mounting position structure of the sliding
すなわち、図6に示したように、積層体からなる第1のおもり2は、下方から挿入されて貫通したボルト21aへのナット21bのねじ込み締め付けで固定され、ナット21bから上方に突き出たボルト21aの部位に、脱落防止部材9に固着された中空円柱状のすべり部材8が遊挿されるように構成されている。
That is, as shown in FIG. 6, the
上記構成により、第1のおもり2の上下動等により、第1のおもり2側のボルト21aとすべり部材8とが接触したとしても、ボルト21aとすべり部材8との間の小さな摩擦係数により、第1のおもり2の上下動は円滑に行われ、騒音発生等は抑制される。
With the above configuration, even if the
上記第3の実施例では、すべり部材8を第1の実施例に示した構成の脱落防止部材9に取り付け固定したが、すべり部材8を第2の実施例に示した構成の脱落防止部材9に取り付け構成することもできる。
In the third embodiment, the
図7は、すべり部材8を第2の実施例に示した構成の脱落防止部材9に取り付け構成した第4の実施例に係る本発明のエレベータのつり合いおもり装置を示した一部切り欠け正面図である。
FIG. 7 is a partially cutaway front view showing a counterweight device for an elevator according to a fourth embodiment in which the sliding
すなわち、図7に示したように、中空円柱状のすべり部材8を、脱落防止部材9を構成した一対のL形ブラケット9A,9B側に取り付け固定したことを特徴とする。
That is, as shown in FIG. 7, the hollow
図7に示した第4の実施例は、一対のL形ブラケット9A,9Bで脱落防止部材9を構成した点で、図4及び図5に示した上記第2の実施例と共通し、すべり部材8を脱落防止部材9側に取り付け固定した点において、図6に示した第3の実施例と共通する。
The fourth embodiment shown in FIG. 7 is common to the second embodiment shown in FIGS. 4 and 5 in that the drop-off preventing
従って、第1のおもり2は、下方から挿入されて貫通したボルト21aをナット21bのねじ込みにより固定され、図示のようにナット21bから上方に突き出たボルト21aの部位に、脱落防止部材9に固着された中空円柱状のすべり部材8が遊挿されて構成され、上記構成により、第1のおもり2が上下動し、ボルト21aとすべり部材8とが接触したとしても、ボルト21aとすべり部材8との間の小さな摩擦係数により、第1のおもり2は円滑に上下動可能であり騒音発生を抑制できる。
Accordingly, the
上記第1ないし第4の実施例では、積層体からなる第1のおもり2を固定具21のボルト21aが貫通して固定したが、固定具21を第1のおもり2を貫通することなく第1のおもり2を固定するように構成し、その固定具21がすべり部材8を介して脱落防止部材9に係止されるように構成することもできる。
In the first to fourth embodiments, the
図8は、固定具21が第1のおもり2を貫通することなく積層体からなる第1のおもり2を固定し、脱落防止部材9がすべり部材8を介して固定具21を係止するように構成された本発明に係るエレベータのつり合いおもり装置の第5の実施例の一部切り欠き正面図である。
In FIG. 8, the
すなわち、図8に示したように、固定具21は、左右一対のコ字状の掛け金具211とこの掛け金具211の上端部に貫通させた各一対の押さえねじ棒212と、これら押さえねじ棒212を掛け金具211の上端部で挟み固定するナット21c,21cとからなり、積層体状の第1のおもり2を図示のように左右で固定するように構成されている。
That is, as shown in FIG. 8, the
図8に示した構成では、上方のナット21cからさらに上方に突き出した押さえねじ棒212の部分に、左右の一対のL形ブラケット9A,9Bからなる脱落防止部材9に側取り付け固定した中空円柱状のすべり部材8を遊挿させるように構成されている。
In the configuration shown in FIG. 8, a hollow cylindrical shape in which the holding
この第5の実施例においても、第1のおもり2が上下動し、押さえねじ棒212とすべり部材8とが接触したとしても、押さえねじ棒212とすべり部材8との間の小さな摩擦係数により、第1のおもり2は円滑に上下動可能であり騒音発生を抑制できる。
Even in the fifth embodiment, even if the
上記第1ないし第5の各実施例では、第1のおもり2を載せた弾性体41,42及びダンパ5を、第2のおもり3上に配置して枠体1に支持させたが、弾性体41,42及びダンパ5上の第1のおもり2は、第2のおもり3とともに枠体1に支持されていれば良いので、第2のおもり3を第1のおもり2の上方に配置して、第1のおもり2を、枠体1内に直に載置した弾性体41,42及びダンパ5上に載せても良い。
In each of the first to fifth embodiments, the
図9は、枠体1の下枠に載置した弾性体41,42及びダンパ5上に、第1のおもり2を載せて構成した本発明によるエレベータのつり合いおもり装置の第6の実施例を示した一部切り欠き正面図である。
FIG. 9 shows a sixth embodiment of an elevator weight device according to the present invention in which the
図9に示した第6の実施例は、図1ないし図3に示した第1の実施例とは、第1のおもり2と第2のおもり3とを上下反対に配置し、第2のおもり3は取付具3a,3aを介して枠体1内の上方に取り付け支持され、第1のおもり2は、枠体1の下枠に載置された弾性体41,42及びダンパ5に支持されるように構成されている。
In the sixth embodiment shown in FIG. 9, the
従って、図1ないし図3に示した構成と同一構成には同一符号を付して、詳細な説明を省略するが、第1のおもり2の荷重を支えた弾性体41,42及びダンパ5が振動等により伸縮し、第1のおもり2自体が上下左右に揺れ動こうとした場合でも、前後左右方向への揺れは脱落防止部材9によって制限されるとともに、上下方向への揺れ移動では、上下動する第1のおもり2がすべり部材8を介して脱落防止部材9に接しているので、すべり部材8と脱落防止部材9との間の小さな摩擦係数により、第1のおもり2は円滑に上下動し騒音を発生は抑制される。
Accordingly, the same components as those shown in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted, but the
なお、図9は、図1に示した実施例の構成と対比して、第1のおもり2と第2のおもり3とを上下反対に配置したものである旨説明したが、この第1のおもり2と第2のおもり3との上下反対配置は、図4ないし図8に示した第2ないし第6の各実施例についても同様に適用できる。
In addition, although FIG. 9 demonstrated that the
次ぎに、上記第1ないし第6の各実施例は、1:1ローピングで構成されたロープ式エレベータのつり合いおもり装置を説明したが、2:1ローピングのロープ式エレベータに関しても本発明装置のつり合いおもり装置を採用することができる。 Next, in the first to sixth embodiments, the description has been given of the rope-type elevator balance weight device configured by 1: 1 roping. However, the balance of the present invention device is also applicable to the 2: 1 roping rope-type elevator. A weight device can be employed.
図10は、2:1ローピングのエレベータに適用した本発明によるつり合いおもり装置の第7の実施例を示したもので、主ロープ6が巻きかけられるシーブ10が枠体1内に配置されて構成され、シーブ10の回転軸を支持したプレート10aの左右下端部には、分割された第1のおもり2A,2Bが、植え込みボルト2Aa,2Ba及びナット2Ab,2Bbによってねじ込み固定されている。
FIG. 10 shows a seventh embodiment of a counterweight device according to the present invention applied to an elevator of 2: 1 roping, in which a
そして、ナット2Ab,2Bbからさらに下方に突き出た植え込みボルト2Aa,2Baの部位に、図7及び図8と同様に、中空円柱状のすべり部材8を遊挿させたL形ブラケット(脱落防止部材)9A,9Bが上下反対向きに枠体1に取り付け固定されている。
Then, as in FIGS. 7 and 8, an L-shaped bracket (drop-off prevention member) in which a hollow
図10に示した構成においても、L形ブラケット9A,9Bに固定されたすべり部材8が植え込みボルト2Aa,2Baを遊挿しているので、第1のおもり2A,2Bは、円滑かつ安定した上下動が可能であり、騒音発生等を回避できる。
Also in the configuration shown in FIG. 10, since the sliding
なお、図10に示した第7の実施例では、プレート10aの上面と枠体1の上枠との間には、第1及び第2の弾性体41,42とダンパ51,52とで一対の動吸振器を形成して、第1のおもり2A,2Bにそれぞれ対応するように取り付けられている。
In the seventh embodiment shown in FIG. 10, a pair of first and second
このように、第7の実施例においても、第1及び第2のおもり2(2A,2B),3は、いずれも1つの枠体1内に収納配置され、第1のおもり2(2A,2B)は、第1及び第2の弾性体41,42及び第1及び第2のダンパ51,52を常に押圧するように構成されているので、上記第1ないし第6の実施例と同様に、安定した吸振作用ないしは制振作用を得ることができる。
Thus, also in the seventh embodiment, the first and second weights 2 (2A, 2B), 3 are both housed and arranged in one
なお、上記説明の各実施例では、弾性体41,42とダンパ5(51,52)とで動吸振器を形成するように構成したが、吸振作用の周波数範囲がやや狭まるのは避けられないものの、ダンパ5(51,52)を省略し、弾性体41,42のみで構成しても良い。
In each of the embodiments described above, the dynamic vibration absorber is formed by the
以上説明のように、上記各実施例によれば、第1のおもり2(2A,2B)はすべり部材8を介して脱落防止部材9と接触するので、第1のおもり2(2A,2B)は、水平方向への横振れの制限を受けつつ円滑に上下動を行うことができ、騒音の少ない安定したエレベータのつり合いおもり装置を提供することができる。
As described above, according to each of the above-described embodiments, the first weight 2 (2A, 2B) is in contact with the drop-off preventing
1,1A,1B 枠体
2,2A,2B 第1のおもり
2Aa,2Ba 植え込みボルト
2ab,2ba ナット
21 固定具
21a ボルト
21b,21c ナット
211 掛け金具
212 押さえねじ棒
3 第2のおもり
3a 取付具
41,42 弾性体
5,51,52 ダンパ
6 主ロープ
6a シャックルロッド
7 コンペンセーティングロープ
8 すべり部材
9 脱落防止部材
9A,9B L形ブラケット(脱落防止部材)
91 スペーサ
92a ボルト
92b ナット
10 シーブ
10a プレート
1, 1A,
91
Claims (2)
前記第1のおもりと前記脱落防止部材との間にすべり部材を介在させたことを特徴とするエレベータのつり合いおもり装置。 The first and second weights are accommodated in one frame body to which the sheave is mounted, and the sheave is connected to the frame body through an elastic body disposed at the upper side and the first weight is disposed below the first weight. And the first weight is an elevator weight device configured to be locked by a drop-off preventing member fixed to the frame body and to be restricted from swinging in the horizontal direction,
An elevator weight device, wherein a slip member is interposed between the first weight and the drop-off preventing member.
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