JP4552987B2 - 常閉電磁弁および制動制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1の参考例に係るブレーキ制御装置10の系統図である。ブレーキ制御装置10には電子制御式ブレーキシステム(ECB)が採用されており、運転者によるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル12の操作に応じて車両の4輪のブレーキを独立かつ最適に設定する。
なお、第1バネ122の付勢力が第2バネ124の付勢力よりも強くなるよう、第1バネ122および第2バネ124の各々のバネ定数が設定されている。このため、通常の状態ではロッド112は第1バネ122の付勢力によって第1方向に押され、第2端部112bが弁座114bに当接することにより、作動液路114aと作動液路110bとの連通が阻止された閉弁状態となる。
再びホイールシリンダ圧を減圧する場合、常閉電磁弁100Aを再び開弁させることになるが、このときすでにホイールシリンダ圧が低下していることから、コイル130に供給される電流を閉弁直前の値まで低下させる必要がある。こうして常閉電磁弁100Aを開弁させると、ホイールシリンダ圧は再び徐々に低下させることができる。
図10は、第2の参考例に係るブレーキ制御装置10に搭載される常閉電磁弁100Bの構成を詳細に示す断面図である。なお、第1の参考例に係る常閉電磁弁100Aと同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略する。また、特に言及しない限り、常閉電磁弁100Bの動作手順は常閉電磁弁100Aの動作手順と同じである。
図12は、第1の実施形態に係るブレーキ制御装置10に搭載される常閉電磁弁100Cの構成を詳細に示す断面図である。なお、第1の参考例に係る常閉電磁弁100Aと同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略する。また、特に言及しない限り、常閉電磁弁100Cの動作手順は常閉電磁弁100Aの動作手順と同じである。第1の実施形態に係るスリーブ120は、第2の参考例と同様に、ガイド部120bのうち、本体部120aに連結する部分は非磁性体となっており、第1可動子116および第2可動子118と径方向において相互に隣接して重なる中央の部分が磁性体となっており、先端部分が非磁性体となっている。
図14(a)は、ホイールシリンダ20に与えられるホイールシリンダ圧の一例を示す図であり、図14(b)は、第2の実施形態に係る常閉電磁弁において図14(a)のようなホイールシリンダ圧とするときにコイル130に供給する電流を示す図である。なお、第2の実施形態のブレーキ制御装置10には、常閉電磁弁100A、常閉電磁弁100B、および常閉電磁弁100Cのいずれかが採用され、他のブレーキ制御装置10の構成は第1の参考例と同様である。
Claims (5)
- 作動液路に介在する弁座を有するシートと、
前記弁座に向かう第1方向および前記弁座から離れる第2方向に移動可能に支持され、前記弁座に着座することにより作動液路の連通を阻止し前記弁座から離間することにより作動液路を連通させるロッドと、
第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第1可動子と、
前記第1可動子を第1方向に付勢する付勢手段と、
第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第2可動子と、
前記第1可動子および前記第2可動子の周囲に巻回されたコイルと、
前記第1可動子および前記第2可動子と径方向に相互に隣接して重なり合う、磁性体である磁束伝達部材と、
を備え、
前記第1可動子および前記第2可動子の各々は、径方向に相互に隣接して重なり合うオーバーラップ部を有し、
前記コイルに電流が供給されていないとき、
前記第1可動子は、前記付勢手段の付勢力で前記ロッドを第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させ、
前記コイルに電流が供給されたとき、
前記第1可動子は、前記コイルに電流が供給されることにより与えられる電磁力で第2方向に移動し、前記第2可動子は、前記コイルに供給される電流の大きさに応じた電磁力で前記ロッドを第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させることを特徴とする常閉電磁弁。 - 前記第1可動子の第2方向側に配置された、磁性体であるスリーブをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の常閉電磁弁。
- 作動液路に介在する弁座を有するシートと、
前記弁座に向かう第1方向および前記弁座から離れる第2方向に移動可能に支持され、前記弁座に着座することにより作動液路の連通を阻止し前記弁座から離間することにより作動液路を連通させるロッドと、
前記ロッドの第2方向側に配置され、第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第1可動子と、
前記第1可動子の第2方向側に配置された、磁性体であるスリーブと、
一端が前記スリーブに係止され他端が前記第1可動子に当接することにより、前記第1可動子を第1方向に付勢する付勢手段と、
挿通孔を有し、当該挿通孔に前記ロッドが嵌挿されて前記第1可動子の第1方向側に配置され、前記第1可動子と径方向に相互に隣接して重なり合うオーバーラップ部を有する、前記ロッドに固定され第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第2可動子と、
前記第1可動子および前記第2可動子の周囲に巻回されたコイルと、
前記第1可動子および前記第2可動子と径方向に相互に隣接して重なり合う、磁性体である磁束伝達部材と、
を備え、
前記第1可動子および前記第2可動子の各々は、径方向に相互に隣接して重なり合うオーバーラップ部を有し、
前記コイルに電流が供給されていないとき、
前記第1可動子は、前記付勢手段の付勢力で前記ロッドの第2方向側の端部を第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させ、
前記コイルに電流が供給されたとき、
前記第1可動子は、前記コイルに電流が供給されることにより与えられる電磁力で第2方向に移動し、前記第2可動子は、前記コイルに供給される電流の大きさに応じた電磁力で前記ロッドを第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させることを特徴とする常閉電磁弁。 - ホイールシリンダと作動液排出路との間に介在する弁座を有するシートと、
前記弁座に向かう第1方向および前記弁座から離れる第2方向に移動可能に支持され、前記弁座に着座することによりホイールシリンダと作動液排出路との連通を阻止してホイールシリンダ圧の減圧を抑止し、前記弁座から離間することによりホイールシリンダと作動液排出路へとを連通させてホイールシリンダ圧を減圧させるロッドと、
第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第1可動子と、
前記第1可動子を第1方向に付勢する付勢手段と、
第1方向および第2方向に移動可能に支持された、磁性体である第2可動子と、
前記第1可動子および前記第2可動子の周囲に巻回されたコイルと、
前記第1可動子および前記第2可動子と径方向に相互に隣接して重なり合う、磁性体である磁束伝達部材と、
を備え、
前記第1可動子および前記第2可動子の各々は、径方向に相互に隣接して重なり合うオーバーラップ部を有し、
前記コイルに電流が供給されていないとき、
前記第1可動子は、前記付勢手段の付勢力で前記ロッドを第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させ、
前記コイルに電流が供給されたとき、
前記第1可動子は、前記コイルに電流が供給されることにより与えられる電磁力で第2方向に移動し、前記第2可動子は、前記コイルに供給される電流の大きさに応じた電磁力で前記ロッドを第1方向に押すことにより前記ロッドを前記弁座に着座させる常閉電磁弁と、
前記コイルに供給する電流を制御するホイールシリンダ圧制御手段と、
を備え、
前記ホイールシリンダ圧制御手段は、ホイールシリンダ圧の減圧を抑止する状態が継続すると予測した場合には、前記コイルへの電流の供給を停止させることを特徴とする制動制御装置。 - 前記ホイールシリンダ圧制御手段は、ホイールシリンダ圧が一定に保持される状態が所定時間以上継続した場合に、ホイールシリンダ圧の減圧を抑止する状態が継続すると予測して前記コイルへの電流の供給を停止させることを特徴とする請求項4に記載の制動制御装置。
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