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JP4438025B2 - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置 Download PDF

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JP4438025B2
JP4438025B2 JP14622799A JP14622799A JP4438025B2 JP 4438025 B2 JP4438025 B2 JP 4438025B2 JP 14622799 A JP14622799 A JP 14622799A JP 14622799 A JP14622799 A JP 14622799A JP 4438025 B2 JP4438025 B2 JP 4438025B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走査光学装置に関し、特に光源手段から射出される光束(光ビーム)を回転多面鏡等の光偏向器を介して記録媒体面である被走査面上に導光し、該被走査面上を該光束で走査することにより、文字や情報等を記録するようにした、例えばレーザービームプリンタやデジタル複写機等の装置に好適な走査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりレーザービームプリンタやデジタル複写機等に用いられている走査光学装置は、光源手段から射出された光束を偏向手段で偏向し、該偏向された光ビーム(光束)を走査光学手段により被走査面である感光ドラム面上にスポット状に結像させ、該被走査面上を走査している。
【0003】
図28は従来の走査光学装置の要部概略図である。同図において半導体レーザー等より成る光源手段11から射出した光束はコリメーターレンズ12によって略平行光束に変換され、該変換された略平行光束は開口絞り13によって最適なビーム形状に整形され、シリンドリカルレンズ14に入射する。該シリンドリカルレンズ14は副走査方向にパワーを有し、回転多面鏡等より成る光偏向器15の偏向面15a近傍に主走査方向に長手の線状光束として結像する。ここで主走査方向とは偏向走査方向に平行な方向、副走査方向とは偏向走査方向に垂直な方向であり、以後同様とする。そして線状光束は光偏向器15により等角速度で反射偏向され、fθ特性を有する走査光学手段としてのfθレンズ系16により、被走査面である感光ドラム面(記録媒体面)18上にスポット状に結像され、該感光ドラム面18上を等速度で光走査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種の走査光学装置における偏向手段には通常多数の偏向面(反射面)を有する回転多面鏡を用い、走査光学系全系において、偏向前後における光軸はある角度を成すように配置されている。即ち走査面内において、光源手段から射出された光束を偏向手段に対し斜め方向から入射させている。そのため軸上走査時を基準にした場合、1走査内において偏向面の出入りが非対称に生じる。偏向面近傍に一旦光束を結像し、該偏向面と被走査面との間を共役結像関係にしている副走査断面内においては、この非対称性による影響が顕著であり、像面湾曲補正を困難とする。
【0005】
また、さらなる高精細(微小スポット)な走査光学装置を実現するためには、主走査方向における像面湾曲やfθ特性に対する非対称性の影響も考慮する必要がある。これら問題点の1つの解決策として、例えば特開平8-122635号公報や特開平8-248308号公報等で提案されている走査光学装置では副走査方向の曲率半径を光軸に対し非対称に変化させている。これにより副走査方向の像面湾曲を走査幅全域に渡り、良好に補正可能としている。このような形状のレンズを作製するには技術的・コスト的な観点からプラスチックモールドを行うのが一般的である。
【0006】
しかしながらプラスチックは周知の如く環境変動に弱いという性質があり、特に環境温度が変化すると、それに従い屈折率も変化する。その結果ピント位置が変動し、被走査面上におけるスポット形状の肥大化等により、良好なる印字画像を得ることが難しくなってくるという問題点がある。
【0007】
本発明の第1の目的は走査光学手段を構成する光学素子の各光学面のうち、少なくとも1面に回折格子を形成し、該回折格子のパワーを主走査方向、もしくは副走査方向の少なくとも一方向において、対称軸を持たず非対称に変化させることにより、光学特性(像面湾曲等)を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置の提供にある。
【0008】
本発明の第2の目的は走査光学手段を構成する光学素子の各光学面のうち、少なくとも1面に回折格子を形成し、該回折格子のピッチを主走査方向、もしくは副走査方向の少なくとも一方向において、対称軸を持たず変化させ、かつ該走査光学手段を構成する光学素子の各光学面のうち、少なくとも1面の形状を主走査方向、もしくは副走査方向の少なくとも一方向において、軸上から軸外に向けて非対称に形成することにより、光学特性(像面湾曲等)を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の走査光学装置は、光源手段と、前記光源手段から射出された光束を偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡で偏向された光束を被走査面上にスポット状に結像させるために、前記光源手段から順に、屈折光学素子、回折光学素子を備えた走査光学手段と、を有する走査光学装置において、
前記走査光学手段は、副走査断面内において、前記回転多面鏡の偏向面と前記被走査面とを共役関係とする倒れ補正機能を備えており、
前記光源手段から射出された光束は、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸に対して斜め方向から前記回転多面鏡の偏向面に入射しており、
前記屈折光学素子及び前記回折光学素子は、共にプラスチック材料で成形されており、
前記屈折光学素子の主走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として対称に変化しており、
前記屈折光学素子の副走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として対称に変化しており、
前記回折光学素子は、平面形状の光学面上にピッチの変化によるパワーを有する回折格子が形成された構造であり、
前記回折光学素子の主走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として非対称に変化しており、
前記回折光学素子の副走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として非対称に変化しており、
前記走査光学手段の光軸上の回折光学素子の副走査方向のパワーをPo、前記走査光学手段の軸外の回折光学素子の副走査方向のパワーをPyとしたとき、
Po>Py
なる条件を満足することを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明のレーザビームプリンタは、請求項1に記載の走査光学装置と、前記被走査面上に配置された感光ドラムとを有することを特徴としている。
【0027】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。
【0028】
同図において1は光源手段であり、例えば半導体レーザーより成っている。2はコリメーターレンズであり、光源手段1から射出した発散光束を略平行光束に変換している。3は開口絞りであり、コリメーターレンズ2から射出した光束(光ビーム)を所望の最適なビーム形状に形成している。4はシリンドリカルレンズであり、副走査方向に所定のパワーを有し、開口絞り3から射出した光束を後述する偏向手段5の偏向面5a近傍に副走査断面内において結像(主走査断面においては長手の線像)させている。5は偏向手段としての光偏向器であり、例えば回転多面鏡より成り、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
【0029】
6はfθ特性を有する走査光学手段であり、屈折系よりなる第1の光学素子(fθレンズ系)6aと、回折系よりなる第2の光学素子(fθレンズ系)6bとを有している。屈折系より成る第1の光学素子6aは主走査方向、副走査方向ともに異なる正(凸)のパワーを有するアナモフィックレンズより成り、第1面(光線入射面)6a1は球面、第2面(光線射出面)6a2はトーリック面で構成されている。さらに第2面6a2に関し主走査方向は非球面形状であり、副走査方向は曲率半径が光軸からの距離によらず一定となるように形成している。回折系より成る第2の光学素子6bは主走査方向、副走査方向ともに平面である透明平板で形成され、回折系によるパワーが主走査方向、副走査方向ともに異なる正(凸)になるように第2面(光線射出面)6b2にピッチの変化によるパワーを有する回折格子8が形成されている。この回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化している。第1、第2の光学素子6a,6bは共にプラスチック材料で成形されている。さらに走査光学手段6は副走査断面内において偏向面5aと被走査面7との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。7は被走査面としての感光ドラム面である。
【0030】
尚、本明細書において基準軸とは光軸のことである。
【0031】
また具体的には、後述する回折系の位相関数を表わす式▲2▼におけるY軸に一致する軸である。
【0032】
本実施形態において半導体レーザー1より射出した発散光束はコリメーターレンズ2により略平行光束に変換され、開口絞り3によって所望のビーム形状に整形してシリンドリカルレンズ4に入射する。シリンドリカルレンズ4に入射した光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては収束して光偏向器5の偏向面5a近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。そして光偏向器5の偏向面5aで反射偏向された光束は走査光学手段6により被走査面7(感光ドラム面)上にスポット形状に結像され、該光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面7上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面7上に画像記録を行なっている。
【0033】
本実施形態における走査光学手段6を構成する第1の光学素子6aの屈折系及び第2の光学素子6bの回折系の形状は各光学素子面と光軸もしくは基準軸との交点を原点とし、光軸もしくは基準軸方向をX軸、主走査断面内において光軸もしくは基準軸に垂直な方向をY軸、副走査断面内において光軸もしくは基準軸に垂直な方向をZ軸とすると、各々次のように表わせる。
【0034】
▲1▼屈折系 主走査方向…下式の10次までの関数で表される非球面形状
【0035】
【数1】
Figure 0004438025
【0036】
+B88 +B1010
(但し、Rは曲率半径、K,B4 ,B6 ,B8 ,B10は非球面係数)
(係数に添え字uが付く場合、レーザー側
係数に添え字lが付く場合、反レーザー側)
副走査方向…曲率半径がYの関数で与えられる球面形状
r’=r(1+D22 +D44 +D66 +D88 +D1010
(但し、rは曲率半径、D2 ,D4 ,D6 ,D8 ,D10は非球面係数)
(係数に添え字uが付く場合、レーザー側
係数に添え字lが付く場合、反レーザー側)
▲2▼回折系 Y、Zの10次までの巾多項式の位相関数で表される回折面
W=C1 Y+C22 +C33 +C44 +C55
+C66 +C77 +C88 +C99 +C1010
+E12 +E2 YZ2 +E322 +E432 +E542
+E652 +E762 +E872 +E982
(C1 〜C10、E1 〜E9 は位相係数)
表−1に本実施形態における光学配置を示し、表−2に屈折系の非球面係数及び回折系の位相係数を示す。
【0037】
ここでθ1は偏向手段前後の光学系の、各々の光軸の成す角、θmaxは最軸外を走査したときの光束と走査光学手段の光軸との成す角、fは像高をY、走査角をθとしたときにY=fθで与えられる定数である。
【0038】
【表1】
Figure 0004438025
【0039】
【表2】
Figure 0004438025
【0040】
本実施形態における第2の光学素子6bの主走査方向の回折パワーの変化の様子を図2に示し、副走査方向の回折パワーの変化の様子を図3に示す。回折格子のピッチを位置によって変化させることにより、その場所を通過する光束を集束もしくは発散させることができる。光線通過点yにおける格子ピッチをP(y)とすると、その光線通過点における格子空間周波数H(y)は、
H(y)=1/P(y)
と表わされ、回折格子によるパワーφは、
φ=mλ・dH/dy
で与えられる。ここでmは次数、λは波長である。
【0041】
本実施形態においては回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに非対称に変化している。さらに副走査方向に関しては基準軸の軸上のパワーをPo、軸外のパワーをPyとしたとき、
Po>Py ‥‥‥(1)
なる条件を満足させている。条件式(1)を外れると像面湾曲の補正を困難にしたり、副走査倍率の均一性が保てず良くない。なお本実施形態においては第1の光学素子6aの光軸と第2の光学素子6bの基準軸は一致しており、全系の光軸に対し0.9mm反レーザー側にシフトしている。
【0042】
さらに本実施形態において走査光学手段6は装置の環境変動(温度変化)によるレンズ材質の屈折率変化で生じる主走査方向と副走査方向とのピント移動を半導体レーザー1の波長変動に起因する第2の光学素子6bの回折パワーの変化によって補正している。
【0043】
図4は本実施形態における昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示した図、図5は本実施形態における昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示した図、図6は本実施形態における歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれ等を示した図である。図4、図5に示した像面湾曲において点線は常温25℃での像面湾曲、実線は25℃昇温した50℃ときの像面湾曲を示している。ここで25℃昇温したときの第1の光学素子6a及び第2の光学素子6bの屈折率n*、及び光源手段1の波長λ*は各々、
n*=1.5212
λ*=786.4nm
である。同図より主走査方向、副走査方向ともにピント移動が良好に補正されていることが解る。
【0044】
このように本実施形態では表−2に示すように屈折光学素子の主走査方向のパワーは、主走査断面内において走査光学手段の光軸から軸外に向って光軸を中心として対称に変化しており」、また屈折光学系の副走査方向のパワーは、主走査断面内において走査光学手段の光軸から軸外に向って前記光軸を中心として対称に変化している。また上述の如く走査光学手段6を構成する光学素子の各光学面のうち、第2の光学素子6bの第2面6b2にピッチの変化によるパワーを有する回折格子8を形成し、該回折格子8を形成した第2の光学素子6b面内において、該回折格子8のパワーを主走査方向、副走査方向ともに、対称軸を持たず非対称に変化させることにより、光学特性を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置を得ている。
【0045】
参考例1
図7は本発明の参考例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0046】
参考例において前述の実施形態1と異なる点は走査光学手段を屈折系よりなる第1の光学素子と、屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子とより構成し、それに伴ない第1、第2の光学素子の形状を適切に形成したことである。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0047】
即ち、同図において26はfθ特性を有する走査光学手段であり、屈折系よりなる第1の光学素子(fθレンズ系)26aと、屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子(fθレンズ系)26bとを有している。屈折系よりなる第1の光学素子26aは正(凸)のパワーを有する回転対称レンズより成り、第1面(光線入射面)26a1は球面、第2面(光線射出面)26a2は非球面で構成されている。ここで第1の光学素子26aの屈折系の形状は、該光学素子面と光軸との交点を原点とし、光軸方向をX軸、主走査断面内において光軸に垂直な方向をY軸、副走査断面内において光軸に垂直な方向をZ軸とすると、次のように表わせる。
【0048】
【数2】
Figure 0004438025
【0049】
+Bh4 +Ch6 +Dh8 +Eh10
(ここで、h=(Y2 +Z21/2
(但し、Rは曲率半径、K,B,C,D,Eは非球面係数)
屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子26bは第1面(光線入射面)26b1が副走査方向にシリンドリカル面を有し、第2面(光線射出面)26b2が平面のシリンドリカルレンズであり、副走査方向に正(凸)のパワーを有する。シリンドリカル面の曲率半径は第2の光学素子26bの光軸に対し、軸上から主走査方向軸外に向かって非対称に変化している。また回折系によるパワーは主走査方向、副走査方向ともに異なる正(凸)になるように第2面26b2に回折格子28が形成されている。この回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化している。この第2の光学素子26bは副走査方向において屈折系による正のパワーと回折系による正のパワーの両方を有している。これらの第1、第2の光学素子26a,26bは共にプラスチック材料で成形されている。さらに走査光学手段26は副走査断面内において偏向面5aと被走査面7との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
【0050】
表−3に参考例1における光学配置を示し、表−4に屈折系の非球面係数及び回折系の位相係数を示す。
【0051】
【表3】
Figure 0004438025
【0052】
【表4】
Figure 0004438025
【0053】
参考例における第2の光学素子26bの主走査方向の回折パワーの変化の様子を図8に示し、副走査方向の回折パワーの変化の様子を図9に示す。本参考例においては回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに非対称に変化している。さらに副走査方向に関しては基準軸の軸上のパワーをPo、軸外のパワーをPyとしたとき、
Po>Py ‥‥‥(1)
なる条件を満足させている。条件式(1)を外れると前述の実施形態1と同様に像面湾曲の補正を困難にしたり、副走査倍率の均一性が保てず良くない。なお本参考例においては第1の光学素子26aの光軸と第2の光学素子26bの基準軸は一致しており、全系の光軸に対し0.45mm反レーザー側にシフトしている。
【0054】
また第2の光学素子26bの第1面26b1であるシリンドリカル面の曲率半径は上述の如く該第2の光学素子26bの光軸に対し、軸上から主走査方向軸外に向かって非対称に変化している。その様子を図10に示す。これらのことにより光学特性を良好に補正することができる。
【0055】
さらに本参考例において走査光学手段26は装置の環境変動(温度変化)によるレンズ材質の屈折率変化で生じる主走査方向と副走査方向のピント移動を、半導体レーザー1の波長変動に起因する第2の光学素子26bの回折パワーの変化によって補正している。
【0056】
図11は本参考例における昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示した図、図12は本参考例における昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示した図、図13は本参考例における歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれ等を示した図である。図11、図12に示した像面湾曲において点線は常温25℃での像面湾曲、実線は25℃昇温した50℃ときの像面湾曲を示している。ここで25℃昇温したときの第1の光学素子26a及び第2の光学素子26bの屈折率n*、及び光源手段1の波長λ*は各々、
n*=1.5212
λ*=786.4nm
である。同図より主走査方向、副走査方向ともにピント移動が良好に補正されていることが解る。
【0057】
このように本参考例では上述の如く走査光学手段26を構成する光学素子の各光学面のうち、第2の光学素子26bの第2面26b2にピッチの変化によるパワーを有する回折格子28を形成し、該回折格子28を形成した第2の光学素子26b面内において、該回折格子28のパワーを主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化させ、また第2の光学素子26bの第1面26b1であるシリンドリカル面の曲率半径を該第2の光学素子26bの光軸に対し、軸上から主走査方向軸外に向かって非対称に変化させることにより、光学特性を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置を得ている。
【0058】
参考例2
図14は本発明の参考例2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0059】
参考例において前述の実施形態1と異なる点は走査光学手段を屈折系と回折系の両方を有する単一の光学素子より構成し、それに伴ない該光学素子の形状を適切に形成したことである。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0060】
即ち、同図において36はfθ特性を有する走査光学手段であり、屈折系と回折系の両方を有する単一の光学素子(fθ単レンズ)36aより成っている。単一の光学素子36aの第1面(光線入射面)36a1はシリンドリカル面であり、主走査方向にパワーを有する。また回折系によるパワーは主走査方向、副走査方向ともに異なる正(凸)になるように第1面36a1に回折格子38が形成されている。この回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化している。第2面(光線射出面)36a2はトーリック面であり、主走査方向、副走査方向の各々のパワーが単一の光学素子36aの光軸に対し軸上から軸外に向かって非対称に変化している。この単一の光学素子36aはプラスチック材料で成形されている。さらに走査光学手段36は副走査断面内において偏向面5aと被走査面7との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
【0061】
表−5に本参考例における光学配置を有し、表−6に屈折系の非球面係数及び回折系の位相係数を示す。
【0062】
【表5】
Figure 0004438025
【0063】
【表6】
Figure 0004438025
【0064】
参考例における単一の光学素子36aの主走査方向の回折パワーの変化の様子を図15に示し、副走査方向の回折パワーの変化の様子を図16に示す。本参考例においては回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに非対称に変化している。さらに副走査方向に関しては基準軸の軸上のパワーをPo、軸外のパワーをPyとしたとき、
Po>Py ‥‥‥(1)
なる条件を満足させている。条件式(1)を外れると前述の実施形態1と同様に像面湾曲の補正を困難にしたり、副走査倍率の均一性が保てず良くない。なお本実施形態においては単一の光学素子36aの基準軸は全系の光軸に対し0.7mm反レーザー側にシフトしている。
【0065】
また単一の光学素子36aの第2面36a2であるトーリック面の主走査方向の形状は該光学素子36aの光軸に対し軸上から軸外に向かい非対称に変化している。その様子を図17に示す。またトーリック面の副走査方向の曲率半径は単一の光学素子36aの光軸に対し軸上から軸外に向かい非対称に変化している。その様子を図18に示す。これらのことにより光学特性を良好に補正することができる。
【0066】
さらに本参考例において走査光学手段36は装置の環境変動(温度変化)によるレンズ材質の屈折率変化で生じる主走査方向と副走査方向のピント移動を半導体レーザー1の波長変動に起因する単一の光学素子36bの回折パワーの変化によって補正している。
【0067】
図19は本参考例における昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示した図、図20は本参考例における昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示した図、図21は本参考例における歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれ等を示した図である。図19、図20に示した像面湾曲において点線は常温25℃での像面湾曲、実線は25℃昇温した50℃ときの像面湾曲を示している。ここで25℃昇温したときの第1の光学素子36a及び第2の光学素子36bの屈折率n*、及び光源手段1の波長λ*は各々、
n*=1.5212
λ*=786.4nm
である。同図より主走査方向、副走査方向ともにピント移動が良好に補正されていることが解る。
【0068】
このように本参考例では上述の如く走査光学手段36を構成する単一の光学素子36aの各光学面のうち、第1面36a1にピッチの変化によるパワーを有する回折格子38を形成し、該回折格子38を形成した光学素子面内において、該回折格子38のパワーを主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化させ、かつ第2面36a2の形状を主走査方向、副走査方向ともに軸上から軸外に向けて非対称に形成することにより、光学特性を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置を得ている。
【0069】
参考例3
図22は本発明の参考例3の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0070】
参考例において前述の実施形態1と異なる点は走査光学手段を屈折系よりなる第1の光学素子と、屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子とより構成し、それに伴ない第1、第2の光学素子の形状を適切に形成したことである。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0071】
即ち、同図において46はfθ特性を有する走査光学手段であり、屈折系よりなる第1の光学素子(fθレンズ系)46aと、屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子(fθレンズ系)46bとを有している。屈折系よりなる第1の光学素子46aは正(凸)のパワーを有する球面レンズより成り、第1面(光線入射面)46a1、第2面(光線射出面)46a2ともに球面で構成されている。
【0072】
屈折系と回折系の両方を有する第2の光学素子46bは第1面(光線入射面)46b1、第2面(光線射出面)46b2ともにトーリック面で構成されている。また回折系によるパワーは主走査方向、副走査方向ともに異なる正(凸)になるように第2面46b2に回折格子48が形成されている。この回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化している。この第2の光学素子46bは主走査方向、副走査方向ともに屈折系によるパワーと回折系によるパワーの両方を有している。これらの第1、第2の光学素子46a,46bは共にプラスチック材料で成形されている。さらに走査光学手段46は副走査断面内において偏向面5aと被走査面7との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
【0073】
表−7に本参考例における光学配置を示し、表−8に屈折系の非球面係数及び回折系の位相係数を示す。
【0074】
【表7】
Figure 0004438025
【0075】
【表8】
Figure 0004438025
【0076】
参考例における第2の光学素子46bの主走査方向の回折パワーの変化の様子を図23に示し、副走査方向の回折パワーの変化の様子を図24に示す。本参考例においては回折によるパワーは基準軸の軸上から軸外に向かい主走査方向、副走査方向ともに非対称に変化している。さらに副走査方向に関しては基準軸の軸上のパワーをPo、軸外のパワーをPyとしたとき、
Po>Py ‥‥‥(1)
なる条件を満足させている。条件式(1)を外れると前述の実施形態1と同様に像面湾曲の補正を困難にしたり、副走査倍率の均一性が保てず良くない。
【0077】
また本参考例においては第2の光学素子46bの両面46b1,46b2に関し、主走査方向は非球面形状より形成することにより、設計上の自由度を増大させ、これにより光学特性を良好に補正することが可能になることにより、より微小スポット径を要求される高精細な走査光学装置を得ている。
【0078】
さらに本参考例において走査光学手段46は装置の環境変動(温度変化)によるレンズ材質の屈折率変化で生じる主走査方向と副走査方向のピント移動を、半導体レーザー1の波長変動に起因する第2の光学素子46bの回折パワーの変化によって補正している。
【0079】
図25は本参考例における昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示した図、図26は本参考例における昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示した図、図27は本参考例における歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれ等を示した図である。図25、図26に示した像面湾曲において点線は常温25℃での像面湾曲、実線は25℃昇温した50℃ときの像面湾曲を示している。ここで25℃昇温したときの第1の光学素子46a及び第2の光学素子46bの屈折率n*、及び光源手段1の波長λ*は各々、
n*=1.5212
λ*=786.4nm
である。同図より主走査方向、副走査方向ともにピント移動が良好に補正されていることが解る。
【0080】
このように本参考例では上述の如く走査光学手段46を構成する光学素子の各光学面のうち、第2の光学素子46bの第2面46b2にピッチの変化によるパワーを有する回折格子48を形成し、該回折格子48を形成した第2の光学素子46b面内において、該回折格子48のパワーを主走査方向、副走査方向ともに対称軸を持たず非対称に変化させることにより、光学特性を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置を得ている。
【0081】
、実施形態1と各参考例では変換光学素子2により光源手段1から射出された光束を略平行光束に変換したが、光偏向器5の偏向面5aと被走査面8との間の距離を短縮するために収束光束に変換してもよい。
【0082】
また、実施形態と各参考例では基準軸を光軸としたが、回折格子は光学素子面上に自由に形成することが可能であるので、光軸以外の任意の位置に基準軸を設定しても良い。
【0083】
【発明の効果】
発明によれば前述の如く走査光学手段を構成する光学素子の各光学面のうち、少なくとも1面に回折格子を形成し、該回折格子を形成した光学素子面内において、該回折格子のパワーを主走査方向、もしくは副走査方向の少なくとも一方向において、対称軸を持たず非対称に変化させることにより、光学特性(像面湾曲等)を良好に補正することができ、また環境変動(温度変化)によるピント変化に強く、かつ簡易な構成で、高精細な印字が得られる小型の走査光学装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図2】 本発明の実施形態1の主走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図3】 本発明の実施形態1の副走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図4】 本発明の実施形態1の昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示す図
【図5】 本発明の実施形態1の昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示す図
【図6】 本発明の実施形態1の歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれを示す図
【図7】 本発明の参考例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図8】 本発明の参考例1の主走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図9】 本発明の参考例1の副走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図10】 本発明の参考例1のシリンドリカル面の曲率半径の変化の様子を示す図
【図11】 本発明の参考例1の昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示す図
【図12】 本発明の参考例1の昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示す図
【図13】 本発明の参考例1の歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれを示す図
【図14】 本発明の参考例2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図15】 本発明の参考例2の主走査方向の回折パワーの変化を示す図。
【図16】 本発明の参考例2の副走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図17】 本発明の参考例2のトーリック面の主走査断面内の形状を示す図
【図18】 本発明の参考例2のトーリック面の副走査方向の曲率半径の変化の様子を示す図
【図19】 本発明の参考例2の昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示す図
【図20】 本発明の参考例2の昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示す図
【図21】 本発明の参考例2の歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれを示す図
【図22】 本発明の参考例3の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【図23】 本発明の参考例3の主走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図24】 本発明の参考例3の副走査方向の回折パワーの変化の様子を示す図
【図25】 本発明の参考例3の昇温前後の主走査方向の像面湾曲を示す図
【図26】 本発明の参考例3の昇温前後の副走査方向の像面湾曲を示す図
【図27】 本発明の参考例3の歪曲収差(fθ特性)及び像高ずれを示す図
【図28】 従来の走査光学装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)
【符号の説明】
1 光源手段
2 変換光学素子
3 開口絞り
4 シリンドリカルレンズ
5 偏向手段(光偏向器)
6,26,36,46 走査光学手段
6a,26a,46a 第1の光学素子
6b,26b,46b 第2の光学素子
36a 光学素子
7 被走査面(感光ドラム面)
8,28,38,48 回折格子

Claims (2)

  1. 光源手段と、前記光源手段から射出された光束を偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡で偏向された光束を被走査面上にスポット状に結像させるために、前記光源手段から順に、屈折光学素子、回折光学素子を備えた走査光学手段と、を有する走査光学装置において、
    前記走査光学手段は、副走査断面内において、前記回転多面鏡の偏向面と前記被走査面とを共役関係とする倒れ補正機能を備えており、
    前記光源手段から射出された光束は、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸に対して斜め方向から前記回転多面鏡の偏向面に入射しており、
    前記屈折光学素子及び前記回折光学素子は、共にプラスチック材料で成形されており、
    前記屈折光学素子の主走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として対称に変化しており、
    前記屈折光学素子の副走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として対称に変化しており、
    前記回折光学素子は、平面形状の光学面上にピッチの変化によるパワーを有する回折格子が形成された構造であり、
    前記回折光学素子の主走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として非対称に変化しており、
    前記回折光学素子の副走査方向のパワーは、主走査断面内において前記走査光学手段の光軸から軸外に向って前記走査光学手段の光軸を中心として非対称に変化しており、
    前記走査光学手段の光軸上の回折光学素子の副走査方向のパワーをPo、前記走査光学手段の軸外の回折光学素子の副走査方向のパワーをPyとしたとき、
    Po>Py
    なる条件を満足することを特徴とする走査光学装置。
  2. 請求項1に記載の走査光学装置と、前記被走査面上に配置された感光ドラムとを有することを特徴とするレーザビームプリンタ。
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