JP4432704B2 - 電子機器および電子機器の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態では,本発明にかかる電子機器の一例として,記録媒体(ディスク)を載置して支持するトレイ(以下,ディスクトレイという)の前に,手動のフロントパネルを備えた記録/再生装置(ディスクプレーヤ)を例に説明する。
ディスクプレーヤ100は,図1に示したように,筐体110と,ディスクトレイ120と,フロントパネル130と,イジェクトボタン140と,表示部150を備えて構成されている。
ディスクプレーヤ100の筐体内部には,図2に示したように,制御部160と,ディスクトレイ120の開閉状態に応じてオン・オフするトレイスイッチ170と,フロントパネル130の開閉状態に応じてオン・オフするパネルスイッチ180と,トレイ制御部190を備えている。なお,図2に示したディスクトレイ120,フロントパネル130,イジェクトボタン140,および表示部150は,図1に示した各構成要素に対応するものである。
筐体110には,その表面に図1に示した各構成要素が配置されており,その内部に図2に示した各構成要素が収容されている。筐体110の材質や形状などは,電子機器の種類や特性に応じて適宜設計可能である。例えば,車載用の電子機器の場合には,筐体110として熱や振動に強い材質を用いることができる。また,頻繁に持ち運びを行う電子機器の場合には,アルミニウムなどの軽くて丈夫な材質を用いることができる。また,電子機器にインテリア的な要素を持たせる場合には,木目調の材質などを用いることもできる。
ディスクトレイ120は,ディスクを載置して支持するトレイである。図3には,ディスクトレイ120の開閉動作が示されている。ディスクトレイ120は,図3に示したように,ディスク125を載置した状態で,ディスク125を筐体110の内部に収納する位置(閉じた位置)と,ディスク125を筐体110の外部に露出する位置(開いた位置)との間で開閉動作を行う。ディスクトレイ120の開閉動作および開閉制御については,さらに後述する。
ディスク125は,例えば,音楽用のCDやMD,映像用のDVDなど,ディスクプレーヤ100に適合する媒体(メディア)であれば,いかなるものであってもよい。特に図3では,ディスク125の一例としてCDを想定した形状を図示しているが,本発明はこれに限定されない。近年では,記録媒体の大容量化,小型化が進んでおり,全く異なる形状の記録媒体が登場することも考えられるが,本発明はかかる記録媒体の進化にも対応可能である。
フロントパネル130は,図1に示したように,筐体110の前面に設けられている。本実施形態のフロントパネル130は手動で開閉自在であるものを想定している。手動のフロントパネル130を採用したことにより,電動式のものに比べてコストダウンと信頼性の向上(故障率が格段に低く,耐久性が高い)が期待できるほか,開閉動作に時間が掛からないなどの効果もある。
イジェクトボタン140は,筐体110の表面(図1の例では,筐体110の上面)に設けられている。ユーザはこのイジェクトボタン140を押下することにより,ディスクトレイ120の開閉動作の指示を与えることができる。イジェクトボタン140は,フロントパネル130の外側の任意の場所に設けることができる。また,ディスクプレーヤ100をリモートコントローラで操作可能な場合には,イジェクトボタン140をリモートコントローラに設けるようにしてもよい。このように本実施形態では,イジェクトボタン140の設計の自由度が非常に高い。
表示部150は,このディスクプレーヤ100の状態など様々な状態を表示するために設けられる。表示部150は,例えば,液晶表示部に文字などを表示する方法のほか,発光ダイオード(LED)を利用する方法もある。例えば,発光ダイオードを点滅させたり,光の強さ(明るさ)や色を変えたり,あるいは,複数の発光ダイオードを並べて文字を表したりするなど様々な方法で構成することができる。また,視覚的に表示するのみならず,音や振動などでこのディスクプレーヤ100の状態を表示するようにしてもよく,これらも広い意味で表示部150の実現方法として採用することができる。
次いで,図2を参照しながら,ディスクプレーヤ100の内部構成について説明する。
制御部160は,ディスクプレーヤ100の全体的な制御を行う機能部である。本実施形態では,制御部160の特徴的な制御として,以下の制御について説明する。
制御部160による,ディスクトレイ120の開閉状態の判断について,図5を参照しながら説明する。図5は,ディスクトレイ120の開閉動作を示す説明図である。
図5に示した一例では,トレイスイッチ170は2つのトレイスイッチ170a,170bからなっている。各トレイスイッチ170a,170bは,例えば発光素子と受光素子とからなるフォトセンサであり,トレイスイッチ170a,170bの上方にディスクトレイ120が存在しない場合にはオフ(OFF),存在する場合にはオン(ON)するように構成されている。なおフォトセンサとしては,透過型のフォトインタラプタや反射型のフォトリフレクタなどが知られている。このような光学検出によれば,精度の高い位置検出・角度検出が可能である。また,機械的な接触がないため,信頼性が高い。
制御部160は,フロントパネル130の開閉状態を次のように判断する。
パネルスイッチ180は,以上説明したフロントパネル130の開閉角度を検知するスイッチであり,例えば1つまたは2つ以上スイッチ(メカスイッチ)で構成することができる。パネルスイッチ180を2つ以上のスイッチで構成することにより,角度検知の誤差を吸収することができ,検知精度を上げることができる。なお,パネルスイッチ180の設置場所については特に限定されないが,例えば,フロントパネル130の回動軸(ヒンジ部)近傍に設置することにより,検知精度を上げることができる,検知角度の制約を受けにくい,ユーザによる誤動作を防止できるなどの効果がある。なお,スイッチの構成そのものは本実施形態の本質的な特徴でないので,詳細な説明を省略する。
トレイ制御部190は,ディスクトレイ120のメカ制御を行う機能部である。トレイ制御部190は,ディスクトレイ120を駆動するためのモータや,ディスク125の再生/記録性能向上のための各種自動調整機能やエラーモニタ用検出回路などからなるデジタルサーボ部などを含む。なお,ディスクトレイ120の駆動機構そのものやディスク125の再生/記録機構そのものについては,本実施形態に特徴的な構成ではないので,詳細な説明を省略する。
次いで,ディスクプレーヤ100の動作について説明する。図10は,ディスクプレーヤ100の動作を示すフローチャートである。
以上説明したように,本実施形態によれば,ディスク(記録媒体)の出し入れを妨げるフロントパネル130がある場合に,メカ制御装置を搭載しなくとも,フロントパネル130に記録媒体がぶつかることがなくなるため,本体のイジェクトボタン140をフロントパネル130の外に配置することや,リモートコントローラにイジェクトボタンを搭載することが可能になる。また,録音後などに自動的にディスク(記憶媒体)を排出する機能についても,メカ制御装置を追加することなく実現できる。このように,デザイン上や機能上の制約が解消され,幅の広い製品企画を行うことができる。また,メカ制御装置を搭載しないことにより,コストダウンと信頼性の向上が期待できる。
本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態の構成は,上記第1の実施形態の構成と実質的に同一であるので,重複説明を省略する。
本実施形態の動作について説明する。図11は,本実施形態の動作を示すフローチャートである。
以上説明したように,本実施形態によれば,フロントパネル130を開くように促すメッセージとともに,所定時間Tに関する情報をメッセージ表示するようにしたことで,ユーザにイジェクト処理を一層促すことができる。そして,所定時間Tの間,パネルスイッチ180の状態を監視し,フロントパネル130が開いた状態になったときにはディスクの排出動作を開始し,フロントパネル130が開かれないときにはイジェクト操作を無効化することで,操作性を向上させることができる。
110 筐体
120 ディスクトレイ
125 ディスク(記録媒体)
130 フロントパネル
140 イジェクトボタン
150 表示部
160 制御部
170(170a,170b) トレイスイッチ
180 パネルスイッチ
190 トレイ制御部
Claims (6)
- 記録媒体へのアクセス動作を行う電子機器において,
筐体と,
記録媒体を支持した状態で,前記記録媒体を前記筐体の内部に収納する第1位置と,前記記録媒体を前記筐体の外部に露出する第2位置との間で開閉動作を行うトレイと,
前記トレイの開閉状態を検知するトレイ検知部と,
前記筐体の前面に設けられ,前記トレイの開閉動作の進路を遮る第1位置と,前記トレイの開閉動作の進路を遮らない第2位置との間で,手動で開閉自在なフロントパネルと,
前記フロントパネルの開閉状態を検知するパネル検知部と,
前記筐体表面に設けられ,押下することにより前記トレイの開閉動作の指示を与えるためのイジェクトボタンと,
前記トレイ検知部および前記パネル検知部に接続され,前記トレイの開閉状態および前記フロントパネルの開閉状態に応じて,前記トレイの開閉動作を制御する制御部と,
を備え,
前記パネル検知部は,前記フロントパネルの開閉角度を検知し,
前記制御部は,前記イジェクトボタンが押下されたときに,前記フロントパネルの開閉角度に応じて,前記フロントパネルが第1位置にあるか第2位置にあるかを判断し,前記フロントパネルが第1位置にある場合には,前記トレイの開閉動作を中断し,
前記トレイの開閉動作を中断した後,所定時間内に前記フロントパネルが第2位置に動かされた場合には前記トレイの開閉動作を再開し,前記所定時間内に前記フロントパネルが第2位置に移動されない場合には前記トレイの開閉動作を無効化することを特徴とする,電子機器。 - 前記トレイ検知部は,前記トレイの位置を検知するための第1,第2のスイッチからなり,
前記制御部は,前記第1,第2のスイッチのオン・オフ状態に応じて,前記トレイが第1位置にある状態,前記トレイが開閉動作中の状態,および前記トレイが第2位置にある状態のいずれの状態であるかを判断することを特徴とする,請求項1に記載の電子機器。 - さらに,前記トレイの開閉状態および/または前記フロントパネルの開閉状態を表示する表示部を備えたことを特徴とする,請求項1に記載の電子機器。
- 前記表示部は,前記制御部が前記トレイの開閉動作を中断したときに,前記フロントパネルを第2位置に動かすように促すメッセージを表示することを特徴とする,請求項3に記載の電子機器。
- 前記メッセージは所定時間に関する情報を含み,
前記制御部は,前記所定時間内に前記フロントパネルが第2位置に動かされた場合に,前記トレイの開閉動作を再開することを特徴とする,請求項4に記載の電子機器。 - 記録媒体へのアクセス動作を行う電子機器の制御方法において,
前記記録媒体を取り出すためのイジェクトボタンが押下されたか否かを判断する工程と,
前記イジェクトボタンが押下された場合に,フロントパネルが前記記録媒体を支持するトレイの開閉動作の進路を遮る位置にあるか否かを,前記フロントパネルの開閉角度に応じて判断する工程と,
前記フロントパネルが前記トレイの開閉動作の進路を遮る位置にある場合に,前記記録媒体のイジェクト動作を中断する工程と,
前記記録媒体の取り出し動作を中断する工程の後,所定時間内に前記フロントパネルが前記トレイの開閉動作の進路を遮らない位置にある場合には前記記録媒体のイジェクト動作を再開し,前記所定時間経過後も前記フロントパネルが前記トレイの開閉動作の進路を遮る位置にある場合には前記記録媒体のイジェクト動作を無効化する工程と,
を含むことを特徴とする,電子機器の制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2004284393A JP4432704B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 電子機器および電子機器の制御方法 |
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JP2006099865A JP2006099865A (ja) | 2006-04-13 |
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