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JP4415131B2 - 電池保護装置及び電池保護回路 - Google Patents

電池保護装置及び電池保護回路 Download PDF

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Description

本発明は電池保護装置及び電池保護回路に係り、特に、負電圧端子の電圧が所定電圧より低下したことを検出する負電圧端子電圧検出回路と、電池の充放電状態の異常を検出する異常検出回路と、負電圧端子検出回路により負電圧端子の電圧が所定の電圧より低下したことを検出したとき及び異常検出回路により電池の充放電状態の異常を検出したときに電池と負電圧端子との接続を切断するスイッチとを有する電池保護装置及び電池保護回路に関する。
リチウムイオン電池などの二次電池は、過充電、過放電、過電流などの異常状態によって激しく劣化する。このため、通常、電池保護ICにより過充電、過放電、過電流などから保護されている。このとき、過充電、過放電、過電流検出に対して遅延を行い、無用な異常検出が行なわれないようになっていた。
しかし、保護動作検査時には、この遅延時間によって検査時間が多くかかってしまう。そこで、電池保護ICには、検査時に遅延を短縮する機能が付加されている。従来の電池保護ICでは、専用のパッドを設け、検査時にパッドに指示を与えることによって遅延時間を短縮する機能を働かせて、検査時間の短縮を図っていた。しかしながら、専用パッドを設けるとチップ面積が大きくなり、コストがかさむ。
このため、負電圧端子の電位を通常動作時には発生しない負電位としたときに、遅延時間を短縮する機能を働かせるようにし、専用パッドを設けずに検査時間を短縮する電池保護ICが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−12852号公報
しかるに、従来の電池保護ICでは、検査時に負電圧端子の電位を通常動作時には発生しない負電位としたときに、遅延時間を短縮する機能を働かせるようにしていたため、負電圧端子の電位が負電位となったときに、異常を検出する、例えば、正電圧端子と負電圧端子との間に過大充電器が接続されたような異常を検出する機能を付加することはできなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、外部端子を増加させずに、機能を付加することができる電池保護回路を提供することを目的とする。
本発明は、負電圧端子(T5)の電圧が所定電圧より低下したことを検出する負電圧端子電圧検出回路(115)と、電池(101)の充放電状態の異常を検出する異常検出回路(111、112、113、114)とを有し、負電圧端子検出回路(115)により負電圧端子(T5)の電圧が所定の電圧より低下したことを検出したとき、及び、異常検出回路(111、112、113、114)により電池(101)の充放電状態の異常を検出したときに電池(101)と負電圧端子(T5)との間に接続されたスイッチ(M2)をオフさせる電池保護回路において、負電圧端子(T5)の電圧が所定電圧より低下したときに異常検出回路により電池の充放電状態の異常が検出されてからスイッチ(M2)をオフするまでの時間を短縮する遅延時間短縮回路(122)と、負電圧端子検出回路(115)の出力を無効にできるように構成された出力無効化回路(123)とを有することを特徴とする。
また、出力無効化回路(123)は、検査時に負電圧端子検出回路(115)の出力を無効にし、検査後負電圧端子検出回路(115)の出力を有効にすることを特徴とする。
さらに、出力無効化回路(123)は、負電圧端子検出回路(115)の出力と接地との間に接続され、溶断可能とされたヒューズを有し、ヒューズを溶断することにより負電圧端子検出回路(115)の出力を有効にすることを特徴とする。
負電圧端子電圧検出回路(115)及び異常検出回路(111、112、113、114)並びに出力無効化回路(123)は、1チップのIC上に搭載されていることを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
本発明によれば、負電圧端子の電圧が所定電圧より低下したことを検出する負電圧端子電圧検出回路と、電池の充放電状態の異常を検出する異常検出回路とを有し、負電圧端子検出回路により負電圧端子の電圧が所定の電圧より低下したことを検出したとき及び異常検出回路により電池の充放電状態の異常を検出したときに電池と負電圧端子との接続を切断するスイッチとを有する電池保護回路に、負電圧端子の電圧が所定電圧より低下したときに異常検出回路により電池の充放電状態の異常が検出されてからスイッチをオフするまでの時間を短縮する遅延時間短縮回路と、負電圧端子検出回路の出力を無効にできるように構成された出力無効化回路とを設けることにより、出力無効化回路によって負電圧端子検出回路の出力を無効化した状態で負電圧端子の電圧を所定電圧より低下させ、遅延時間短縮回路を動作させることができる。このため、異常検出回路により異常が検出されてからスイッチがオフされるまでの時間を短縮でき、よって、異常検出回路の検査時間を短縮できる。
また、負電圧端子の電圧を制御することによって異常検出回路により異常が検出されてからスイッチがオフされるまでの時間を短縮できるため、短縮を行なうための端子が不要となる。このため、IC化した場合にチップ面積を小さくできる。
さらに、異常検出回路の検出後、出力無効化回路によって負電圧端子検出回路の出力を有効にすることによって負電圧端子の電圧異常によりスイッチをオフする機能を付加することができる。
〔全体構成〕
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の電池保護IC100には、電池101及び負荷102の電圧、電流などを検出し、電池101と負荷102との間に接続されたトランジスタM1、M2をスイッチングすることにより電池101を過充電、過放電、過電流などから保護するICである。
電池101はリチウムイオン電池などの二次電池であり、正電極が正電圧端子T+及び保護IC100の端子T1に接続され、負電極がトランジスタM1、M2のドレイン−ソースを介して負電圧端子T-及び電池保護IC100の端子T2に接続されている。電池101には、キャパシタC1が並列に接続されている。キャパシタC1は、電池101の電池電圧の変動を吸収する。
また、負荷102は、例えば、電池101に充電電圧を印加するためのACアダプタであり、正電極が正電圧端子T+に接続され、負電極が負電圧端子T-に接続される。負荷102には、キャパシタC2が並列に接続されている。キャパシタC2は、負荷102に印加される電圧の変動を吸収する。
トランジスタM1、M2は、nチャネルMOSトランジスタから構成されており、ソース−ドレインが電池101の負電極と負電圧端子T-との間に直列されている。また、トランジスタM1のゲートは電池保護IC100の端子T3に接続されている。トランジスタM2のゲートは電池保護IC100の端子T4に接続されている。抵抗Rsは、負電圧端子T-と電池保護IC100の端子T5との間に接続されている。
〔電池保護IC100〕
電池保護IC100は、過充電検出回路111、過放電検出回路112、過電流検出回路113、短絡検出回路114、過大充電器検出回路115、発振回路116、論理回路117、118、遅延回路119、カウンタ120、レベルシフト回路121、遅延短縮起動回路122、出力無効化回路123から構成されている。
過充電検出回路111は、端子T1に接続されており、電池101の正電極の電圧を監視して、電池101の正電極の電圧が予め設定された過充電電圧レベルより大きくなると、電池101が過充電状態であると判断して、出力をハイレベルとする。過充電検出回路111の出力は、発振回路116及び論理回路117に供給される。
過放電検出回路112は、端子T1に接続されており、電池101の正電極の電圧を監視して、電池101の正電極の電圧が予め設定された過放電電圧レベルより小さくなると、電池101が過放電状態であると判断して、出力をハイレベルとする。過放電検出回路112の出力は、発振回路116及び論理回路118に供給される。
過電流検出回路113は、端子T5に接続され、端子T5の電圧を監視して、端子T5の電圧が予め設定された過電流電圧レベルより大きければ、電池101が過電流状態であると判断して、出力をハイレベルとする。過電流検出回路113の出力は、発振回路116及び論理回路118に供給される。
短絡検出回路114は、端子T5に接続され、端子T5の電圧を監視して、端子T5の電圧が予め設定された短絡電圧レベルより大きければ、端子T+と端子T-とが短絡状態であると判断して、出力をハイレベルとする。短絡検出回路114の出力は、遅延回路119を介して論理回路118に供給される。遅延回路119は、短絡検出回路114の出力を遅延して論理回路118に供給する。
過大充電器検出回路115は、端子T5の電圧を監視して、端子T5の電圧が予め設定されたか過大充電検出電圧レベルより小さくなると、端子T+と端子T-との間に負荷102として過大充電器が接続されたと判断して、出力をハイレベルとする。過大充電器検出回路115の出力は、論理回路117に供給される。
発振回路116は、過充電検出回路111、過充電検出回路112、過電流検出回路113の出力がハイレベルになるとパルスを出力する。このとき、発振回路116は、VCOなどから構成されており、遅延短縮起動回路122の出力がローレベルのときには予め設定された所定の周波数のパルスを発生し、遅延短縮起動回路122の出力がハイレベルになると発振周波数が高くなる。発振回路116で発生したパルスは、カウンタ120に供給される。
カウンタ120は、発振回路116から供給されたパルスをカウントし、カウント値が予め設定された所定のカウント値になると出力をハイレベルとする。カウンタ119の出力は、過充電検出回路111、過放電検出回路112、過電流検出回路113の出力を遅延した出力となる。このとき、遅延短縮起動回路122の出力がハイレベルのときには、発振回路116からカウンタ120に供給されるパルスの周波数は遅延短縮起動回路122の出力がローレベルのときの周波数より高くなるので遅延時間を短縮できる。カウンタ120の出力は、論理回路117、118に供給される。
論理回路117は過充電検出回路111の出力の出力がハイレベルとなり、かつ、カウンタ120の出力がハイレベルになったとき、又は、過大充電器検出回路115の出力がハイレベルとなると、出力をローレベルにする。論理回路117の出力は、レベルシフト回路121に供給される。レベルシフト回路121は、論理回路117の出力をレベルシフトして、トランジスタM11のゲート及び端子T4を介してトランジスタM2のゲートに供給する。
論理回路117の出力は、過充電検出時及び過大充電器検出時にローレベルとなる。論理回路117の出力がローレベルとなると、トランジスタM2、M11がオフされ、電池101を負荷102から切断して、電池101が保護される。
論理回路118は過放電検出回路112の出力又は過電流検出回路113の出力がハイレベルで、かつ、カウンタ114の出力がハイレベルのとき、又は、遅延回路121の出力がハイレベルのときに、出力をローレベルにする。論理回路118の出力は、トランジスタM12のゲート及び端子T3を介してトランジスタM1のゲートに供給される。
論理回路118の出力は、過放電検出時、過電流検出時及び短絡検出時にローレベルとなる。論理回路118の出力がローレベルとなることによりトランジスタM1、M12がオフされ、電池101を負荷102から切断して、電池101が保護される。
出力無効化回路123は、レーザトリミングなどによって容易に溶断可能な構造とされたヒューズから構成されており、過大充電器検出回路115の出力と論理回路117との接続点と接地電位との間に接続されており、非切断状態では過大充電器検出回路115の出力と論理回路117との接続点の電位を接地レベルに保持し、切断状態では過大充電器検出回路115の出力を論理回路117に供給する。
〔要部構成〕
図2は本発明の一実施例の要部の回路構成図を示す。
過大充電器検出回路115は、抵抗R21、R22及びコンパレータ131から構成されている。抵抗R21、R22は、定電圧Vccを分割して、過大充電器を検出するための基準電圧を生成する。抵抗R21、R22で生成された基準電圧は、コンパレータ131の非反転入力端子に供給される。コンパレータ131の反転入力端子は、端子T5に接続されている。
コンパレータ131は、端子T5の電圧が基準電圧より大きいときには出力をローレベルとし、正電圧端子T+と負電圧端子T-との間に負荷102として過大充電器が接続され、端子T5の電圧が基準電圧より小さくなると、出力をハイレベルとする。コンパレータ131の出力は、論理回路117に供給される。出力無効化回路123は過大充電器検出回路115の出力と論理回路117との接続点と接地との間に接続されており、
出力無効化回路123は、ヒューズから構成されており、レーザトリミングなどによって、容易に溶断可能な構造とされている。
遅延短縮起動回路122は、電流源141、142、ツェナーダイオードDz、トランジスタM21からなる定電圧回路から構成され、定電圧Vccと端子T5との間に接続されている。遅延短縮起動回路122は端子T5の電位が低下して、定電圧Vccと端子T5との間の電位差が所定電圧より大きくなると、起動して、出力をハイレベルとする。遅延短縮起動回路122の出力は、発振回路116に供給される。
電池保護IC100は、ウェハの状態で端子T1〜T5が検査装置に接続されて、回路の動作が検査される。
〔検査装置200〕
図3は検査装置200のブロック構成図を示す。
検査装置200は、プローブ211、入出力装置212、処理装置213、記憶装置214、操作部215、表示部216などから構成されている。
プローブ211は電池保護IC100の端子T1〜T5に接触する。プローブ211は、入出力装置212に接続されている。入出力装置212は、処理装置213からの制御信号に基づいてプローブ211に電圧を印加するとともに、プローブ211の電圧を検出する。処理装置213は、コンピュータシステムであり、記憶装置214に記憶されたプログラムに基づいて検査処理を実行する。処理装置213は、操作部215からの指示に基づいて入出力装置212を制御して、プローブ211から電池保護IC100の端子T1、T2、T5を所望の電位とし、端子T3、T4の電位を検出することによって、電池保護IC100が正常に動作しているか否かを検査する。処理装置213での検査結果は、ウェハ上の電池保護IC100を特定するためのIDとともに記憶装置214に記憶されるとともに、表示装置216に表示される。
〔検査動作〕
図4は検査動作の処理フローチャートを示す。
処理装置213は、ステップS1−1でプローブ211を下降させて、プローブ211を電池保護IC100の端子T1〜T5に接触させる。
次に処理装置213は、ステップS1−2で端子T5の電位を負電位の所定レベルに低下させる。これによって遅延短縮起動回路122が起動して、発振回路116の発振パルスの周波数が高くなり、過充電検出、過放電検出、過電流検出の遅延時間が短縮される。なお、このとき、出力無効化回路123を構成するヒューズは接続された状態であるので、過大充電器検出回路115の出力はローレベルに固定されており、無効化されている。よって、端子T5の電位が負電位に低下していても、過大充電器検出回路115の出力によって端子T4がハイレベルとなることはない。
次に、処理装置213は、ステップS1−3で端子T1の電位を可変し、端子T3、T4の電位を測定する。処理装置213は、ステップS1−4で測定結果から電池保護IC100が正常か否かを判定する。例えば、端子T1の電位を過充電電圧レベルより大きくしたときに端子T4の電位がハイレベルになり、かつ、端子T1の電位を過放電電圧レベルより小さくしたときに端子T3の電位がハイレベルになれば、電池保護IC100は正常であると判断できる。
処理装置213は、ステップS1−4で正常動作であると判断した場合には、ステップS1−5で電池保護IC100は正常であると判定して、ステップS1−7で記憶装置214に記憶するとともに、表示部216に判定結果を表示する。
また、処理装置213は、ステップS1−4で異常動作であると判断した場合には、ステップS1−6で電池保護IC100は正常であると判定して、ステップS1−7で記憶装置214に記憶するとともに、表示部216に判定結果を表示する。
以上により電池保護IC100の動作を検査できる。このとき、過充電、過放電、過電流検出時の遅延時間が短縮されているので、高速に検査を行なえる。
なお、検査後、出力無効化回路123を構成するヒューズは、レーザトリミング時に溶断される。レーザトリミングによって出力無効化回路123を構成するヒューズが溶断されることにより過大充電器検出回路115の出力は接地から切断されるので、過大充電器が検出された場合には、過大充電器検出回路115の出力として論理回路117にハイレベルの出力が供給される。よって、過大充電器検出回路115の出力が有効となる。これによって、過大充電器検出機能が有効となる。
なお、通常動作時には、過大充電器検出時以外、端子T5が負電位となることはなく、よって、遅延短縮起動回路122の出力はローレベルに維持され、過充電、過放電、過電流検出を遅延して、ヒステリシス特性を持たせた状態で検出することができる。
また、このとき、遅延短縮起動回路122は、過大充電器検出時には働くことになるが、論理回路117は過大充電器検出時にはカウンタ120の出力によらずに端子T4のハイレベルにするので、機能的に何ら影響はない。
〔効果〕
本実施例によれば、出力無効化回路123によって過大充電器検出回路115の出力を無効化した状態で遅延短縮起動回路122を動作させることができる。このため、遅延時間を短縮した状態で過充電、過放電、過電流の検査を行なうことができる。よって、検査時間を短縮できる。
また、負電圧端子の電圧を制御することによって異常検出回路により異常が検出されてからスイッチがオフされるまでの時間を短縮できるため、短縮を行なうための端子が不要となる。このため、IC化した場合にチップ面積を小さくできる。
さらに、異常検出回路の検出後、出力無効化回路によって負電圧端子検出回路の出力を有効にすることによって負電圧端子の電圧異常によりスイッチをオフする機能を付加することができる。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の要部の回路構成図である。 検査装置200のブロック構成図である。 検査動作の処理フローチャートである。
符号の説明
100 電池保護IC、101 電池、102 負荷
M1、M2 トランジスタ、Rs 抵抗、C1、C2 キャパシタ
111 過充電検出回路、112 過放電検出回路、113 過電流検出回路
114 短絡検出回路、115 過大充電器検出回路、116 発振回路
117、118 論理回路、119 遅延回路、120 カウンタ
121 レベルシフト回路、122 遅延短縮起動回路、123 出力無効化回路
131 コンパレータ
141、142 電流源
200 検査装置
211 プローブ、212 入出力装置、213 処理装置、214 記憶装置
215 操作部、216 表示部

Claims (4)

  1. 負電圧端子の電圧が所定電圧より低下したことを検出する負電圧端子電圧検出回路と、電池の充放電状態の異常を検出する異常検出回路とを有し、前記負電圧端子検出回路により前記負電圧端子の電圧が所定の電圧より低下したことを検出したとき、及び、前記異常検出回路により前記電池の充放電状態の異常を検出したときに前記電池と前記負電圧端子との間に接続されたスイッチをオフさせる電池保護回路において、
    前記負電圧端子の電圧が所定電圧より低下したときに、前記異常検出回路により前記電池の充放電状態の異常が検出されてから前記スイッチをオフさせるまでの時間を短縮する遅延時間短縮回路と、
    前記負電圧端子検出回路の出力を無効にできるように構成された出力無効化回路とを有することを特徴とする電池保護回路。
  2. 前記出力無効化回路は、検査時に前記負電圧端子検出回路の出力を無効にし、検査後前記負電圧端子検出回路の出力を有効にすることを特徴とする請求項1記載の電池保護回路。
  3. 前記出力無効化回路は、前記負電圧端子検出回路の出力と接地との間に接続され、溶断可能とされたヒューズを有し、
    前記ヒューズを溶断することにより前記負電圧端子検出回路の出力を有効にすることを特徴とする請求項1記載の電池保護回路。
  4. 前記負電圧端子電圧検出回路及び前記異常検出回路並びに前記出力無効化回路は、1チップのIC上に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の電池保護回路。
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