JP4410595B2 - Cadデータ変換装置および方法ならびにプログラム - Google Patents
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Description
ところで、それぞれが利用するデータベース(DB)の構造や、使用するデータ項目は大きく異なるのが普通であり、例えば、設計段階のデータを、運用・保守段階で再利用することはなされていない。具体的に、設計段階に限ってみても、系統設計、配管設計、構造設計、機器設計などで異なるCAD(Computer Aided Design)ツールを使って設計を実施しているため、設計段階の中でも各設計段階の設計結果を意味ある構造で有機的に結合して統合することはかなり困難であった。
この方法によれば、図21に示されるように、異種CADシステム70毎にデータ変換装置を要し、CADシステム同士で双方向変換を実施しなければならないとすれば、そのCADデータ変換装置10の数は、CADシステム70の種類が5つの場合20個、CADデータの種類がn個とすれば、n(n−1)個のCADデータ変換装置が必要となる。さらに、マッピングのみで、CADデータを変換した場合には、変換後のCADデータの関連付けをなんらかの処理により実現する必要がある。
従って、形状も含めた各CADシステムで固有の表現形式のCADデータを他の表現形式に変換するような処理は備えていないため、複数種類のCADシステムでそれぞれ部分的に作成したCADデータを合成して、視覚的に統合して表示することはできない。本来、PDMシステムは、製品構成管理とファイル管理を実現するものであるため、部分的なCADデータを後からその形状データについて合成して統合し可視化する機能は持ち合わせていない。
これに関しても、あらかじめ記述した範囲の製品構成表の中でのみ、CADデータが管理できるだけであるため、通常、形状データの管理や、その統合イメージを可視化することは困難である。
さらに、PDMシステムと連携する方法によれば、CADデータの中で行われている部品の形状データや全ての属性データにわたる製品構成情報を抜き出して統合しているわけではないため、部分的な部品情報の統合にとどまるという問題点があった。
また、データ統合状況の確認を容易化し、双方向変換を行うことで特定のCAD向けに編集、修正、追加処理を行うことのできる、CADデータ変換装置および方法ならびにプログラムを提供することも目的とする。
ここでは、複数種のCADシステム7、8、9によって入力されるCADデータを、例えば標準形式に変換して共通化して統合DB40に登録し、または、統合DB40からそれぞれのCADシステム7、8、9が持つ固有のCADデータに逆変換することによって抽出することができる。このため、本発明のCADデータ変換装置1、ならびに、標準形式に変換後のCADデータを統合DB40に格納するアップローダ2、統合DB40に格納されたCADデータを取り出すダウンローダ3が付加される。
また、符号4は、統合DB40他、各種データベースに格納されているデータの入出力処理や図形表示の加工処理を実施するデータ統合サーバ、符号5は、図形的なデータ統合状況やデータのダウンロード、アップロードを指示するデータ統合状況可視化モニタである。
なお、符号7〜9は、設計・運転・保守などのプラントに関わる業務に利用するそれぞれのCADシステムであり、ここでは、それぞれ、A−CADシステム、B−CADシステム、C−CADシステムと称する。
GUI提供部A(11)は、第1のCADシステム、および第2のCADシステムに固有のデータ構造およびその表現形式を要素毎に抽出し、図示せぬ表示モニタへ視覚的に表示する機能を持ち(第1のGUI提供部)、GUI提供部B(12)は、GUI提供部A(11)により起動され、第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込み、要素間対応ルールを生成(登録)して視覚的に表示する機能を持つ(第2のGUI提供部)。
ここで、第1のCADシステムとは、CADシステムA、B、Cのようにシステムに固有のデータ構成要素を持つCADシステムとし、第2のCADシステムとは、統合化をはかるために標準となる形式のデータ構成要素を持つCADシステムとする。以下、前者のデータ形式をCAD固有形式、後者のデータ形式を標準形式と称し説明を継続する。
なお、GUI提供部B(12)は、要素間対応ルールを生成する際に、要素毎の対応関係を示す直線上に変換関数を視覚的に表示する機能も併せ持つ。このとき、変換関数編集部14による変換関数の編集、追加を可能とする。また、ルール登録部15は、生成され、あるいは登録された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールを、CADシステム種別に対応付け、ネットワークを介して接続されたデータ統合サーバ4の統合DB40に格納する機能を持つ。
具体的には、A−CADシステム7のCADデータと統合DB40との間のデータ構造を対応付けるために視覚化した例であり、図3に示されるGUI提供部A(11)と、GUI提供部B(12)によって構成されるマッピングツール120によって実現される。
例えば、配管グループという要素がplant_systemという要素と対応するとした場合、ユーザは、配管グループからplant_systemにマウスでドラッグ&ドロップすることにより、対応付けの線(マッピングライン)を作成することができる。あるいは、別の方法として、配管グループとplant_systemという2つの要素を選択しておき、「接続」ボタン125をクリックすることでマッピングラインを作成することができる。
「切断」ボタン126は、ユーザが選択したマッピングラインを削除するためのボタンである。「関数」ボタン127は、ユーザが選択したマッピングラインに関数を付加するためのボタンである。「変換」ボタン128は、作成したマッピングデータを基に、A−CAD形式121のデータを標準形式122のデータに順方向に変換、あるいは逆方向に変換するためのツールを起動するためのボタンである。それぞれの詳細については後記する。
部品表現上、+Z方向を上、−X方向を第一の配管接続方向、+Y方向を第2の配管接続方向とする。CADシステムによっては、配管の中心軸の交点である121E1−1を部品座標原点とする場合があったり、エルボの円弧の中心である121E1−2を部品座標原点とする場合があったりする。また、座標系、そのものが違う場合がある。例えば、あるCADシステムではY軸が上方向を示す場合もある。このような場合に、図4に示すマッピングツール120は、幾何形状同士を対応付けるだけではなく、部品座標原点や座標系を補正する関数を埋め込むものとして利用する。
標準形式への変換結果を束縛するために標準形式のデータ構成要素より、要素(131から139)をコピーし、それらをアソシエーションと呼ばれる直線(1301から1303)で関係づける。また、接続先の●は接続相手が複数あることを示し、●がないときは、接続相手が一つであることを示している。
geometric_representation_item139は、シリンダ、トーラスなどの三次元幾何形状の最小構成単位、プリミティブに対応している。また、shape_representation_item138は、そのプリミティブの集合を表し、plant_item_shape137は、さらに、shape_representation_item138の集合を表す。ここに示すアソシエーションの種類に関しては、後記する図11に示す標準形式のデータ記述文法のアソシエーションの項目として示す。
図6に示したルールを用いて、例えば、plant_item136に対応するCADデータが変換された際に、変換データに関わる、unit_segment134やport135、plant_item_shape137に対応するCADデータ変換結果が関係付けられて表現される。もし、変換先の要素が変換前のCADデータの要素として表現されていないときは、この変換結果束縛ルールに照らし合わせて、データ変換処理モジュールが、欠落する要素に関わるデータを、矛盾の無いように生成する。
この画面生成は、関数ビルダ140(関数作成ツール)によって実現され、具体的には、図3に示す変換関数編集部14が機能することにより実現される。図5に示すトーラスからなるエルボの流体流れ方向変更角度を計算する関数を作成する例を示す。図4に示すマッピングツールにおいて、A−CAD形式121の図形要素のトーラスは標準形式122のtorusと対応づけられる。また、その属性であるangleは接続点と方向要素であるP1とP2という属性に対応づけられる。このマッピングライン上に関数を追加するために、ユーザがそのマッピングラインを選択したあと、関数ボタン127を押すと、関数(fn)というシンボルがマッピングライン上に付加され、関数ビルダ140が起動する。
そして、「確認」ボタン144をクリックすることにより、この関数がデータ変換に有効に作用するか否かを確認した後、「保存」ボタン144により正式に関数を保存する。この関数ビルダにより、ユーザによる文字列入力なしに、データ変換の処理が可能となる。このため、関数作成の際の間違いを削減することもできる。ここでは、オプションとしてユーザによる文字列入力により自由に関数作成を行うことも可能にしている。
マッピングデータには、マッピングラインに対応する一連の番号としてマッピング番号を一意に付与し、要素間のマッピング、属性間のマッピング結果を、対応元と対応先の要素または属性の名称を記述することで作成する。また、多対多のマッピングの際には、あるマッピング番号の下に要素あるいは属性のマッピング結果を並列して記述する。関数が追加される場合には、別ファイルに記述される関数の一貫番号を参照として記述する。このマッピングスキーマ1230をデータ変換モジュールに作用させることで、異なる種類のCADに対応した変換処理をコーディングすることなしに実現することができる。すなわち、データ変換処理モジュールは共通で、マッピングスキーマの変更が変換元CADの種類の変さらに対応することになる。
変換結果束縛ルール1310は、図12に示すクラスライブラリ1220の抜粋でもある。このデータはCADデータの変換結果を再度関係づける処理を実施するために利用される。ここでは標準形式のデータを生成するために7個のルールを用意した。逆に、CAD固有形式に変換するためにも、このようなルールを用意するものとする。例えば、ルール1310−1には、plantに対応するデータは、is_assembled_fromアソシエーションを介して、複数のplant_systemに対応するデータと関係づけられると記述する(*は複数接続可能であることを意味する)。生成されるplant_systemに対応するデータのうち、特定のplantに対応するplant_systemデータの識別は、データに付加する識別子(id)により実施するものとする。標準形式として生成するデータやidの具体例に関しては図13と図14に示す。ルール1310−2から1310−7についても前記同様の考え方で、データ変換処理モジュールで変換結果の関係づけに使用する。
例えば、関数番号15で示されるものは、標準形式のデータで必要とされるトーラスの実半径の計算式である。変換元パラメータs1として、図形要素の実外径属性を、変換先パラメータd1としてtorus要素のminor_radius属性を指定して、関数表現s1/2によりd1を計算している。また、関数番号16で示されるものは、標準形式のデータで必要とされる二軸からのトーラス角度の計算式である。変換元パラメータs1、s2として、接続点と方向要素のP1、P2属性、変換先パラメータd1としてはtorus要素のangle属性を指定して、関数表現CALCULATEANGLE(s1,s2)によりd1を計算している。単なる四則演算では、この計算はできないため、あらかじめ、関数ライブラリとして、データ変換モジュールに角度計算のための関数を登録しておき、関数ビルダでそれを利用することにより、データ変換処理に関わるパラメータ間の関係をわかりやすく表示している。
まず、上位表現として、標準形式のデータはオブジェクトと複数のオブジェクトをアソシエーションで結合するという構造をとることにする。また、オブジェクトは、クラス、またはインスタンスとして表現される。クラスは、プラント構成要素の抽象的な意味を表現するもので、プラントデータの構築の際に辞書、あるいは、表現モデルとして利用する。インスタンスは、具体的なプラントデータの記述を表現するもので、内容はユーザ、あるいは、システムが決定し、クラスと対応付けることで、他のインスタンスとの関係や意味、表現構造が理解できる。アソシエーションとしてはクラスの分類として上位・下位を表現するis_classified_as、オブジェクトの全体・部分の関係を表現するis_assembled_from、オブジェクトの所有・被所有の関係を表現するpossesses、オブジェクトの図形表現の関係を表現するis_represented_by、オブジェクトに属する属性を表現するhas_property_ofがある。この他、必要に応じて、アソシエーションを定義できるものとする。
クラスライブラリ1220の記述は、図11に示す標準形式データ記述文法1200に従い、例えば、配管部品としてのpiping_componentは属性として、呼び径nominal_size、設計圧力design_pressure、設計温度design_temperatureなどを持ち、さらにis_classified_asアソシエーションで、elbow、valve、pipeなどの下位概念に分類される。また、幾何形状プリミティブとしてgeometric_primitiveというクラスがあり、これはワイヤフレームwire_frame、境界表現boundary_representation、ソリッド立体表現constructive_solid_geometry(CSG)というクラスに分類され、CSGは円柱cylinderやトーラスtorusに分類される。さらに、トーラスは属性として、大半径major_radius、管の半径minor_radius、定義角度angleなどを有する。このクラスライブラリは、図4に示すマッピングツールの右辺を構成する元データとして利用される他、後記する図13や図14に示すようなインスタンス表現のチェックや三次元情報の再構成に利用される辞書的情報を提供するものである。
識別子idとしてAA-PG-108-p-001で示されるインスタンスは、is_classified_asアソシエーションで配管pipeであることを示す。is_classified_asアソシエーションは、各インスタンスにつき必ず一つ以上表現することにする。インスタンスが複数のクラスに属することもあるからである。ここでは、属性として、三次元配置座標locationとして(X,Y,Z)で(90337.4, 171013, 11214)、方向directionとして(X,Y,Z)で(1,0,0)(すなわち、+X方向を向いている)、呼び径として200Aが表現されている。また、図形表現としてAA-PG-108-p-001-pisというインスタンスとis_represented_byアソシエーションで関係付けられ、それは幾何形状プリミティブとしてAA-PG-108-p-001-gri-001という円柱cylinderインスタンスと関係づけられる。AA-PG-108-p-001-gri-001は属性として高さheight、半径radiusを有している。このように標準形式への変換処理により単にインスタンス一つを変換するだけでなく、図9に示すような変換結果束縛ルールとインスタンスidの番号づけルールを利用することで他のインスタンスの関係づけを同時に実現する。
識別子idとしてAA-PG-108-e-002で示されるインスタンスは、is_classified_asアソシエーションで配管継手elbowであることを示す。ここでも図13と同様の属性を表現するほか、幾何形状プリミティブも同じようにAA-PG-108-e-002-gri-001としてトーラスtorusとして関係づける。以上のようにして、標準形式の三次元データとして、CAD固有形式のデータを変換することになる。
まず、図15に示すようなCAD固有形式のデータ構成要素のファイルと、図12に示すようなクラスライブラリのファイル(符号1220)を読み込む(S171)。次に、マッピングする構成要素数が必要とするマッピング数に達するまで(S172)、CAD固有形式のデータ構成要素と標準形式のデータ構成要素を接続してマッピングラインを作成する(S173)。さらに、マッピングラインの作成を終了したら、変換関数を、図7に示す関数ビルダで作成する(S174)。
最後に、マッピング結果を図8に示すようなマッピングスキーマファイルとして保存する(S175)。
データ変換モジュール1280は、図4に示すマッピングツールの「変換」ボタン128をクリックすることにより起動され、マッピングツールを用いて設定したマッピングスキーマを利用してCADデータの双方向変換を実施する機能を持つ。ここでは、CAD固有形式ファイル名1281と標準形式ファイル名1282、および順方向1283または逆方向1284のどちらかの変換方向を指定することでデータ変換内容および変換方向を決める。
「了解」ボタン1285をクリックすることで、順方向変換または逆方向変換が開始する。「取消」ボタン1286は、前記した操作を取り消す。この操作画面により、マッピングスキーマの変更のみで、異なるCADデータの変換に容易に対応できる。
次に、変換元のデータ要素数が実際のデータの変換数より小さい場合(S192)、マッピングスキーマに記述されているデータ記述要素、変換方向、マッピングルールおよび変換関数の指示に従い、変換処理を実施する(S193)。
この一対一の変換処理が終了したあと、変換結果を検索して、変換後データ要素数が束縛済みデータ数より小さい場合(S194)、変換結果束縛ルールに従い関係する記述要素同士を接続していく(S195)。これらの処理の終了後、得られた変換結果をファイルとして保存する(S196)。
図20は、CADデータ統合結果ブラウザの表示例と関連する処理モジュールの関係、および、統合データベースより、部分的なCADデータを取り出すためのインタフェース画面を示す。これは、図1に示すデータ統合状況可視化モニタ5の表示画面(符号50)の一例でもある。
クラス表示部分51、クラス対応インスタンス表示部分52から、クラスとしてunit_segment、インスタンスとしてAA-PG-180/L1を選択して、三次元情報表示の指示を出すと、三次元表示ダイアログ53上に、選択部分の三次元表示がなされる。これは統合DB40中に格納されている標準形式のデータを参照することによって実施している。また統合されるべきデータは、本発明のCADデータ変換装置1によって作成されたデータ21を、アップローダ2を用いて格納したものである。
データを統合DB40から取り出す際には、例えば、データ統合状況可視化モニタ5の三次元表示ダイアログ53上で三次元的な直方体(バウンディングボックス)56を指定して、ポップアップメニューによりダウンロード(符号55)の指示を発行することで、直方体56に含まれる標準形式のデータをファイル31として、ダウンローダ3により取り出すことになる。取り出したあとのファイル31は、CADデータ変換装置1の入力データとして利用し、CAD固有形式のデータに逆変換するためのデータとして利用する。
また、統合DB40に格納されている標準形式のデータから、部品種別、あるいは辞書上の用語を指定することにより、部分的なCADデータを指定し、CAD種別を指定することによって特定のCAD固有形式のデータに逆変換するものである。
さらに、異なるCAD同士の間の変換機構として利用することも可能であるが、標準形式の統合DB40を中心とし、標準用語辞書を利用することで、例えば、図2に示すように、双方向のCADデータ変換装置1により、CADシステムが5種類あったとすれば10個、CADの種類がn個であれば2n個とすることができる。これは、中央にCADデータ統合のための統合DB40を配置することにより実現する。このようなシステムにより、変換に必要なルールの数を減らすことができ、データ変換装置開発に必要な労力を削減することが可能になる。
また、本発明のCADデータ変換装置1を、図3に示すGUI提供部A(11)、GUI提供部B(12)、GUI提供部C(13)、変換関数編集部14、ルール生成・登録部15、ルール参照部16、双方向データ変換部17として機能させるためのコンピュータプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体に記録され磁気ディスクなどに格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお、前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体からCADデータ変換装置1にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
2 アップローダ
3 ダウンローダ
4 データ統合サーバ
5 データ統合状況可視化モニタ
7〜9 CADシステム
11 GUI提供部A(マッピングツール120)
12 GUI提供部B(マッビングツール120)
13 GUI提供部C(バインディングルールビルダ130)
14 変換関数編集部(関数ビルダ140)
15 ルール登録部
16 ルール参照部(データ変換モジュール)
17 双方向データ変換部(データ変換モジュール)
Claims (8)
- データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換するCADデータ変換装置であって、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムに固有の前記データ構造およびその表現形式を要素毎に抽出し、視覚的に表示する第1のGUI提供部と、
前記第1のGUI提供部により起動され、外部から前記第1と前記第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込み、当該入力に基づき要素間対応ルールを生成して視覚的に表示する第2のGUI提供部と、
前記第2のGUI提供部により起動され、前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを生成して視覚的に表示する第3のGUI提供部と、
を具備することを特徴とするCADデータ変換装置。 - 前記第2のGUI提供部は、
前記要素間対応ルールを生成する際に、前記要素毎の対応関係を示す直線上に変換関数を視覚的に表示することを特徴とする請求項1に記載のCADデータ変換装置。 - 前記生成される要素間対応ルールと、変換結果束縛ルールを、CADシステム種別に対応付けて統合データベースへ登録するルール登録部と、
を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のCADデータ変換装置。 - データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換するCADデータ変換装置であって、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込んで要素間対応ルールを生成し、かつ、前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを登録するルール登録部と、
前記生成された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールが格納される統合データベースと、
外部からCADシステム種別が指定されることにより、前記統合データベースを参照して該当する要素間対応ルールと変換結果束縛ルールを取り出すルール参照部と、
前記指定されたCADシステム種別において、当該CADシステムが持つ辞書に格納された用語が指定されることにより、前記取り出された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールに従い、前記指定されたCADシステム種別に則したデータ構造およびその表現形式に変換出力する双方向データ変換部と、
を具備することを特徴とするCADデータ変換装置。 - データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換するCADデータ変換方法であって、
前記コンピュータを構成する演算装置は、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムに固有の前記データ構造およびその表現形式を要素毎に抽出し、視覚的に表示する過程と、
外部から前記第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込み、当該入力に基づき要素間対応ルールを生成して視覚的に表示する過程と、
前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを登録して視覚的に表示する過程と、
を実行することを特徴とするCADデータ変換方法。 - データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換する方法であって、
前記コンピュータを構成する演算装置は、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込んで要素間対応ルールを生成し、かつ、前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを登録する過程と、
前記生成された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールを統合データベースに格納する過程と、
外部からCADシステム種別が指定されることにより、前記統合データベースを参照して該当する要素間対応ルールと変換結果束縛ルールを取り出す過程と、
前記指定されたCADシステム種別において、当該CADシステムが持つ辞書に格納された用語が指定されることにより、前記取り出された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールに従い、前記指定されたCADシステム種別に則したデータ構造およびその表現形式に変換出力する過程と、
を実行することを特徴とするCADデータ変換方法。 - データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換するCADデータ変換装置に用いられるプログラムであって、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムに固有の前記データ構造およびその表現形式を要素毎に抽出し、視覚的に表示する処理と、
外部から前記第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込み、当該入力に基づき要素間対応ルールを生成して視覚的に表示する処理と、
前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを登録して視覚的に表示する処理と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - データ構造が異なるそれぞれのCADデータを、コンピュータを用いて双方向に変換するCADデータ変換装置に用いられるプログラムであって、
第1のCADシステム、および第2のCADシステムが持つ要素毎の対応関係を示す入力を取り込んで要素間対応ルールを生成し、かつ、前記第1のCADシステムから前記第2のCADシステムへの、もしくは前記第2のCADシステムから前記第1のCADシステムへのデータ構造およびその表現形式の変換結果を関係づける変換結果束縛ルールを登録し、それぞれ統合データベースに格納する処理と、
外部からCADシステム種別が指定されることにより、前記統合データベースを参照して該当する要素間対応ルールと変換結果束縛ルールを取り出す処理と、
前記指定されたCADシステム種別において、当該CADシステムが持つ辞書に格納された用語が指定されることにより、前記取り出された要素間対応ルールと変換結果束縛ルールに従い、前記指定されたCADシステム種別に則したデータ構造およびその表現形式に変換出力する処理と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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CN106339565A (zh) * | 2016-09-23 | 2017-01-18 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 管道设计中comos数据向pdms数据转换的方法 |
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