JP4409751B2 - Winding device and winding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はノズル体のノズル路から導出された線材を被巻回体、たとえばステータに形成されたティースに巻回するための巻き線装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータのステータは円筒状に形成され、その内周面には周方向に所定間隔でティースが形成されている。このティースには巻き線装置によって銅線などの線材が巻回される。
【0003】
このような構造のステータにおいては、モータの性能向上や小型化を図るために、隣り合うティースの間隔をできるだけ小さくしてコギングトルクによる回転むらをなくすことや、各ティースに巻回される線材量を多くして巻き線の占積率を増大させることなどが要求される。
【0004】
上記巻き線装置は図8に示すように、ノズル体1を有し、このノズル体1を矢印で示すようにステータ6の内周面に形成されたティース2の周面に沿って時計方向に公転させることで、図9に示すように、このノズル体1のノズル路3から導出された線材4を上記ティース2の先端部よりも小径な巻き線部5に巻回するということが行われている。
【0005】
従来の巻き線装置においては、上記ノズル体1を、図8に示す軌跡で上記ティース2の周囲に沿って公転させ、線材4をティース2の先端部よりも小径な巻き線部5に巻回するようにしていた。
【0006】
そのため、ティース2の一側面2aでは、この一側面2aにノズル体1の一側面1aが対向し、他側面2bでは、この他側面2bにノズル体1の他側面1bが対向する。
【0007】
ノズル体1のノズル路3から導出される線材4は、図9に示すようにノズル路3の先端の曲面3aに沿ってその導出方向に湾曲される。この曲面3aの曲率半径は、線材4の構成である線材4の材質や径、表面に被覆された絶縁部材などによって下限が決定される。つまり、線材4の導出方向は、ノズル体1がティース2の周囲を全長にわたって公転するため、ノズル路3の周方向全体にわたることになる。そのため、ノズル路3の周囲には全長にわたって曲面3aを形成しなければ、ノズル路3から導出された線材4にテンションが加わることで、線材4がノズル体1との接触によって損傷するということがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ノズル路3の周方向全長にわたって曲面3aを形成するようにすると、その曲面3aを形成するために、ノズル路3の外側に最低限でもその曲面3aの曲率半径に相当する肉厚を確保しなければならない。
【0009】
そのため、図9にTで示すノズル体1の厚さ寸法が大きくなるから、その厚さ寸法Tに応じて隣り合うティース2の先端の側面間の間隔dを大きくとらなければならなくなる。それによって、モータはコギングトルクの発生が大きくなり、回転むらによる性能低下を招き易くなるということがあった。
【0010】
さらに、ノズル体1の厚さTが厚くなると、各ティース2の巻き線部に線材4を巻回する際、隣り合うティース2間にノズル体1の厚さTに応じた空間部を残して線材4の巻回を終了しなければならない。
【0011】
そのため、ノズル体1の厚さ寸法が厚くなれば、その分、一対のティース2間における線材4の占積率が低下するから、所望する出力のモータを得るためにはステータ6を大型化しなければならないということもあった。
【0012】
この発明は、線材を損傷させることなくティースに巻回でき、しかもノズル体の厚さ寸法を小さくできる巻き線装置及び方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、被巻回体に、ノズル体に設けられたノズル路から導出された線材を巻回する巻き線装置において、
上記ノズル路は上記ノズル体の厚さ方向の一端側に偏倚して形成されていて、
上記ノズル体は、上記被巻回体の周面に対して厚さ方向の他端側の側面が常に対向するよう自転しながら上記被巻回体の周囲を相対的に公転して上記線材を上記被巻回体に巻回することを特徴とする巻き線装置にある。
【0014】
請求項2の発明は、被巻回体に線材を巻回する巻き線装置において、
所定の厚さ寸法を有し、その厚さ方向の一端側に偏倚したノズル路が形成されこのノズル路から上記線材が導出されるノズル体と
このノズル体を厚さ方向の他端側の側面が上記被巻回体の周面に対して対向するよう自転させるノズル回転手段と、
上記ノズル体と対向するように上記被巻回体を保持するテーブルと、
上記ノズル回転手段によって自転される上記ノズル体を、上記被巻回体の周面に沿って相対的に公転するように、上記ノズル体と上記被巻回体を保持したテーブルの少なくとも一方を駆動して上記ノズル路から導出された線材を上記被巻回体に巻回させる駆動手段と
を具備したことを特徴とする巻き線装置にある。
【0015】
請求項3の発明は、上記ノズル路は、上記ノズル体の厚さ方向一端側の側面に一部を開放していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の巻き線装置。
【0016】
請求項4の発明は、上記被巻回体の断面形状は対向平面を有する角状であり、対向平面の一側から対向する他側に移行する際の上記ノズル体の軌跡は円弧状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の巻き線装置にある。
【0017】
請求項5の発明は、モータのステータに所定の間隔で形成されたティースに線材を巻回する巻き線方法において、
厚さ方向の一端側に偏倚して形成された線材を案内するノズル路を有するノズル体を、巻回すべきティースの一側に対して他端側を対向させた状態で隣接するティースとの間隔を通過させる工程と、
前記巻回すべきティースの他側へ前記ノズル体を円弧状の軌跡で移行させるとともに、前記ノズル体の他端側が前記巻回すべきティースの他側と対向する状態となるように前記ノズル体を回転する工程と、
前記巻回すべきティースの他側に対して前記ノズル体の他端側を対向させた状態で隣接するティースとの間隔を通過させる工程と、
前記巻回すべきティースの一側へ前記ノズル体を円弧状の軌跡で移行させるとともに、前記ノズル体の他端側が前記巻回すべきティースの一側と対向する状態となるように前記ノズル体を回転させる工程と
を有することを特徴とする巻き線方法にある。
【0018】
この発明によれば、ノズル体をティースの周囲を相対的に公転させながら所定の公転位置で自転させるようにしたため、ノズル体の厚さ方向一端側に偏倚したノズル路からの線材の導出方向を、ノズル体の厚さ方向においては他端側だけからにすることができる。
【0019】
そのため、厚さ方向一端側においては、導出される線材を所定の曲率で湾曲させるための曲面を確保せずにすむから、その分、ノズル体の厚さ寸法を薄くすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図6を参照しながらこの発明の一実施の形態を説明する。
【0021】
図1乃至図3はこの発明の巻き線装置を示し、この巻き線装置は矩形状のベース11を有する。このベース11の一端部には支柱12が立設され、この支柱12の上端には円弧状のガイド部材13が水平に設けられている。このガイド部材13にはテーブル14が設けられている。このテーブル14の下面の両端部には上記ガイド部材13の側面に転接するそれぞれ一対のローラ14aが設けられている。それによって、テーブル14は上記ガイド部材13に沿って円弧状に移動(揺動)可能に設けられている。
【0022】
テーブル14の上面にはホルダ15が設けられ、このホルダ15には図中鎖線で示すステータ17が着脱可能に設けられている。このステータ17は、図5と図6に示すように内面にティース(被巻回体)16が周方向に所定ピッチPで設けられている。さらに、ステータ17はリング状に一体形成されたものであっても、複数のティースを一体に有する分割型のものであってもよい。なお、ステータ17の内面の曲率半径と、上記ガイド部材13の曲率半径は一致している。
【0023】
ベース11上の上記テーブル14に保持されたステータ17の内周面に対向する位置には、後述するノズル体18を自転させるための自転機構19及び上記ノズル体18を上記ステータ17に対して接離する方向にピッチ送りするための送り機構21が設けられている。
【0024】
上記送り機構21は図1と図2に示すように上記ベース11に固定された送り用サーボモータ22を有する。この送り用サーボモータ22の出力軸には、上記ベース11に回転可能に支持されたボールねじ24がカップリング23によって連結されている。
【0025】
上記ボールねじ24には、上記ベース11に移動可能に設けられた前後可動体25が螺合されている。この前後可動体25はボールねじ24が回転することで図2に矢印で示す方向、つまり上記テーブル14に対して接離するX(図2に示す)方向に駆動されるようになっている。
【0026】
上記可動体25には上下ガイド体26が下端部を固着しガイド方向をほぼ垂直にして立設されている。この上下ガイド体26には上下可動体27がスライド可能に支持されている。この上下可動体27の上端には上記自転機構19を構成する主軸28(図1に示す)が軸線を上記前後可動体25の移動方向に沿わせて回転可能に支持されている。
【0027】
上記主軸28の中途部には従動プーリ29が嵌着されている。図1に示すように、上記上下可動体27には自転用サーボモータ31が設けられている。この自転用サーボモータ31によって回転駆動される駆動プーリ32と、上記従動プーリ29とにはタイミングベルト33が張設されている。したがって、上記主軸28は上記自転用サーボモータ31によって回転駆動されるようになっている。
【0028】
上記主軸28の先端部にはホルダ34が設けられ、このホルダ34には上記ノズル体18が着脱可能に保持されている。つまり、ノズル体18は、図4(a)〜(c)に示すように円盤状の基部181と、この基部181の一側面に設けられた所定の厚さを有する断面形状が矩形状の板状部182とを有する。
【0029】
上記基部181と板状部182とにはノズル路183が形成されている。このノズル路183は基部181においてはその中心部に穿設され、板状部182においては厚さ方向の一側面に一部を露出させて形成されている。つまり、ノズル路183は、板状部182においてはその厚さ方向の中心から一側面18a側に偏倚して形成されている。
【0030】
さらに、図6に示すようにノズル体18のノズル路183から導出されて上記ステータ17のティース16に巻回される線材36は、巻回時に上記ノズル体18を上記自転機構19によって自転させることで、板状部182の厚さ方向においては、図4(c)に鎖線で示すように他側面18b側だけから導出されるようになっている。
【0031】
そのため、板状部182の厚さ方向においては、その他側面18bにだけ線材36を損傷させることなく所定の曲率で湾曲させて導出させるための曲面部184を形成する肉厚を確保すればよく、一側面18a側には曲面部184を形成するための肉厚を確保する必要がなくなるから、その分、ノズル体18の板状部182の厚さ寸法を小さくすることができる。
【0032】
なお、板状部182の厚さ方向中心部からノズル路183を一側面18a側に偏倚させる方法は、ノズル路183を予め板状部182の厚さ方向中心部から一側面18a側にずらして形成してもよいが、ノズル路183を板状部182の厚さ方向中心部に形成してから、その板状部182の厚さ方向一側面18a側を削ることで、ノズル路183を偏倚させるようにしてもよい。
【0033】
なお、ノズル路183の板状部182の一側面18aからの露出度合は、ノズル路183から線材36が容易に外れないようにするため、ノズル路183の半径以上が好ましい。また、上記線材36は上記主軸28に形成された通孔(図示せず)を通じて上記ノズル体18のノズル路183に挿通されるようになっている。
【0034】
上記テーブル14及び上記上下可動体27の側方には、これらを駆動する駆動機構41が配設されている。この駆動機構41は、図2に示すように動力軸43を有する。この動力軸43は軸線を上記前後可動体25の移動方向に沿わせて配置され、3つの軸受42により回転可能に支持されている。
【0035】
上記動力軸43の一端には駆動用サーボモータ44が連結され、このサーボモータ44によって回転駆動されるようになっている。動力軸43の中途部には左右用カム盤45と上下用カム盤46とが嵌着固定されている。図2に示すように、各カム盤45、46の対向する一側面にはそれぞれカム溝45a,46aが形成されている。
【0036】
図3に示すように、テーブル14の下方には第1の支持部材47が設けられている。この第1の支持部材47にはL字状の左右揺動レバー48の中途部が枢着されている。この左右揺動レバー48の一端には上記左右用カム盤45のカム溝45aに係合する左右用カムフォロア49が回転自在に設けられている。この左右揺動レバー48の他端には、図3に示すようにこのレバー48の板面に対して垂直方向に一対の係合ピン51が所定間隔で突設されている。これら一対の係合ピン51間には上記テーブル14の下面に垂設された従動ピン52が挿入係止されている。
【0037】
上記駆動用サーボモータ44によって動力軸43が回転駆動され、その回転に左右用カム盤45が連動すると、左右揺動レバー48の他端部が図3に矢印で示す左右方向に揺動する。それによって、テーブル14が円弧状のガイド部材13に沿って左右方向に円弧運動することになる。このときの左右方向のストロークは図5に示すようにステータ17のティース16のピッチPとほぼ同じになるよう設定されている。
【0038】
図3に示すように、上記動力軸43の軸線を中心にして上記第1の支持部材47と径方向の反対側には、第2の支持部材50が立設されている。この第2の支持部材50の上端部には上下動レバー53の基端部が回転可能に連結されている。
【0039】
上記上下動レバー53の中途部には、上記上下用カム盤46のカム溝46aに係合する上下用カムフォロア55が回転可能に設けられている。この上下用レバー53の先端部にはU字状の係合溝56が形成され、この係合溝56は上記上下可動体27の上記テーブル14と対向する側面に突設された連動ピン57に係合している。
【0040】
したがって、上記動力軸43が回転駆動されて上下用カムフォロア55が連動すると、上記上下用レバー53が基端部を支点として図3に矢印で示す上下方向に揺動するから、この上下用レバー54の係合溝56に係合した連動ピン57を介して上記上下可動体27及びこの上下可動体27に設けられたノズル体18が上下方向に駆動されるようになっている。
【0041】
上記動力軸43の他端部には、図1と図2に示すようにこの動力軸43の回転角度を検出するエンコーダ61が設けられている。このエンコーダ61は上記動力軸43の回転角度を検出し、その検出信号を図2に示す制御装置62に入力する。この制御装置62は動力軸43が1回転(360度回転)したことを検出すると、送り用サーボモータ22に駆動信号を出力し、ボールねじ24を所定角度回転駆動して前後可動体25をテーブル14に対して進退方向(X方向)へ所定のピッチで送るようになっている。
【0042】
つまり、動力軸43が1回転することで、前後可動体25と共にノズル体18がテーブル14に保持されたステータ17に対して接離する方向へ所定のピッチで駆動されるようになっている。このピッチはステータ17に巻回する線材36の直径とほぼ同じに設定される。
【0043】
上記動力軸43が1回転すると、ノズル体18に対してテーブル14に保持されたステータ17は、左右カム盤45に形成されたカム溝45aの形状によって左右方向(Y方向)にステータ17のティース16のピッチPとほぼ同じ距離で往復駆動される。
【0044】
また、上記動力軸43が1回転することで、ノズル体18はティース16の上下方向の高さ寸法よりも大きな距離で上下方向に1往復する。ノズル体18の上下方向の動きと、ステータ17の左右方向の動きとが合成されることで、動力軸43が360度回転することで、ノズル体18はティース16の周囲を1回転(1周)することになる。つまり、ノズル体18はティース16の周囲を公転する。
【0045】
さらに、上記ノズル体18は、ティース16の周囲を1回転する途中の、矩形状のティース16の一側から他側に移行する際、図5に示すように半径Rの曲率で円弧運動する。
【0046】
上記ノズル体18が一対のティース16間に位置するとき、このノズル体18は、図5に示すようにノズル路183の径方向の一部が露出した一側面18aを線材36が巻回されるティース16の外周面と逆方向(反対側)に向けて上下方向に移動する。その状態でノズル体18が図5にA及びBで示す、一対のティース16間のギャップの上方向或いは下方向に突出すると、矢印で示す時計方向に90度回転(自転)した後、半径Rの曲率で円弧運動しながらさらに時計方向に90度回転(自転)する。
【0047】
すなわち、上記エンコーダ61により動力軸43の回転角度が検出され、その角度が所定の角度、つまりノズル体18が図5にA,Bに示す一対のティース16間のギャップから上方向或いは下方向の位置に突出したときに、上記制御装置62から自転用サーボモータ31に駆動信号が出力される。それによって、ノズル体18は90度自転し、さらに半径Rの曲率で公転しながらさらに時計方向に90度自転する。
【0048】
上記ノズル体18が公転しながら180度自転することで、ノズル体18はノズル路183が露出した一側面18aを常にティース16の外周面と反対側に向けてこのティース16の周囲を回転(公転)することになる。
【0049】
なお、ノズル体18は、図5にA,Bで示す位置に達し半径Rの曲率で公転を開始する前に、公転した際に線材4がノズル路183から外れない程度、或いはノズル路183の一側が開放されていない場合は、他側の薄い壁で支えることができる程度のテンション以内にまで自転していれば、90度まで回転させる必要はない。
【0050】
つぎに、上記構成の巻き線装置によってステータ17のティース16に線材36を巻回する場合について説明する。
【0051】
上記線材36をノズル体18のノズル路183から導出したならば、この線材36の端部を線材36を巻回するステータ17もしくはその近傍に固定し、制御装置62によって巻回動作を開始する。巻回動作が開始されることで、駆動用サーボモータ44によって動力軸43が回転駆動される。それによって、左右用カム盤45と上下用カム盤46とが一体的に回転するから、ノズル体18の上下運動とステータ17の左右方向の揺動運動とが合成されることで、このノズル体18はティース16の周囲を相対的に公転することになる。
【0052】
ノズル体18は公転の途中、つまりノズル体18はティース16の一側から他側に移行するときに180度自転するため、その自転によってノズル路183が露出した一側面18aを、線材36を巻回するティース16の外周面に対して常に反対側に向けて公転することになる。
【0053】
そのため、ノズル路183のノズル体18の先端面から導出される線材36の導出方向は、図4(c)に示すように他側面18b及び厚さ方向と交差する幅方向からのみ導出されることになる。
【0054】
すなわち、ノズル体18には、図4(c)に示すようにその厚さ方向において、ノズル路183から導出される線材36を所定以上の曲率半径で湾曲させるための曲面184を他側面18b側だけに確保し、一側面18a側には確保せずにすむ。そのため、ノズル路183をノズル体18の厚さ方向の一側面18a側に偏倚させることができるから、その偏倚に応じてノズル体18の厚さ寸法を薄くすることができる。
【0055】
ノズル体18の厚さ寸法を薄くできれば、隣り合うティース16間のギャップを小さくできるから、その分、モータのコギングトルクを減少させることが可能となるばかりか、各ティース16への巻き線量を増大させ、占積率を大きくすることができる。
【0056】
ノズル体18がティース16の一側から上方或いは下方に突出して他側へ移行する際、上記ノズル体18を予め90度自転させてから、半径Rの曲率で円弧運動させながらさらに90度自転させるようにした。
【0057】
そのため、ノズル体18がティース16の一側から他側に移行する際、ノズル体18が円弧運動することで、線材36に緩みが生じるのが防止されるから、線材36をティース16の先端部よりも小径な巻き線部16aにたるみなく巻回することが可能となる。
【0058】
しかも、ノズル体18を予め90度自転させてから半径Rの曲率で公転させるため、公転時には図5に示すように線材36の導出方向がノズル体18の厚さ方向の他側面18b側になる。そのため、そのときに線材36がノズル路183から外れ難いということもある。
【0059】
ノズル体18が相対的にティース16の周囲を1回転し、そのことがエンコーダ61によって検出されると、その検出信号に基づいて制御装置62から送り用サーボモータ22へ駆動信号が出力される。それによって、ノズル体18が設けられた上下可動体27がステータ17に対して接離する方向に線材36の直径に応じた距離だけピッチ送りされる。
【0060】
このように、ノズル体18の公転と自転及びピッチ送りとが繰り返されることで、上記ティース16の巻き線部16aには線材36が整列巻されることになる。
【0061】
図7(a)〜(c)はこの発明のノズル体の変形例を示す。この変形例におけるノズル体18Aは、その板状部182の先端部に厚さ方向に貫通する凹部191が幅方向に所定の長さで形成されている。この凹部191にはローラ192が板状部182の幅方向に沿って向けられている。このローラ192には板状部182に回転可能或いは固定的のいずれの状態で設けてもよい。
【0062】
このように、ノズル体18Aの先端部にローラ192を設ければ、ノズル路183から導出される線材36はローラ192に沿って湾曲する。そのため、線材36は円滑に湾曲されるから、損傷するのを防止できる。上記ローラ192を板状部182の先端部に回転可能に設ければ、固定的に設けた場合に比べてより一層、線材36が損傷するのを確実に防止することができる。
【0063】
なお、上記一実施の形態ではノズル体をティースの周囲に公転させるために、ステータを左右方向に駆動し、ノズル体を上下方向に駆動するようにしたが、ノズル体だけを駆動したり、ステータだけを駆動するようにしてもよく、さらにノズル体を左右方向に揺動させ、ステータを上下方向に駆動することで、ノズル体がティースの周囲を相対的に公転するようにしてもよい。
【0064】
また、上記実施の形態では、被巻回体の形状をほぼ長方形のもので説明したが、ほぼ正方形、楕円形、円形などであってもよく、その形状は限定されるものでない。
【0065】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、ノズル体の厚さ寸法を薄くすることことが可能となる。そのため、ステータの内周面に周方向に沿って形成されるティースの間隔を上記ノズル体の厚さ寸法に応じて小さくすることができるから、コギングトルクや占積率などにおいて従来よりも性能の高いモータを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る巻き線装置の一部省略した正面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】(a)はノズル体の斜視図、(b)は断面図、(c)は平面図。
【図5】同じくティースに線材を巻回するときのノズル体の動きの説明図。
【図6】ステータの一部を示す平面図。
【図7】(a)はこの発明のノズル体の変形例を示す平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図8】従来の巻き線時におけるノズル体の動きを説明する説明図。
【図9】従来のノズル体の一部分の断面図。
【符号の説明】
14…テーブル
16…ティース
17…ステータ
18…ノズル体
183…ノズル路
31…自転用サーボモータ(ノズル回転手段)
36…線材
45…左右用カム(駆動手段)
46…上下用カム(駆動手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a winding apparatus and method for winding a wire led out from a nozzle path of a nozzle body around a wound body, for example, a tooth formed on a stator.
[0002]
[Prior art]
The stator of the motor is formed in a cylindrical shape, and teeth are formed on the inner peripheral surface thereof at predetermined intervals in the circumferential direction. A wire rod such as a copper wire is wound around the teeth by a winding device.
[0003]
In a stator with such a structure, in order to improve the performance and miniaturization of the motor, the spacing between adjacent teeth is made as small as possible to eliminate uneven rotation due to cogging torque, and the amount of wire wound around each tooth To increase the space factor of the winding.
[0004]
As shown in FIG. 8, the winding device has a nozzle body 1, and the nozzle body 1 is clockwise along the peripheral surface of the teeth 2 formed on the inner peripheral surface of the
[0005]
In the conventional winding device, the nozzle body 1 is revolved along the circumference of the tooth 2 along the locus shown in FIG. 8, and the
[0006]
Therefore, on one side 2a of the tooth 2, one side 1a of the nozzle body 1 faces this one side 2a, and on the other side 2b, the other side 1b of the nozzle body 1 faces this other side 2b.
[0007]
The
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the curved surface 3a is formed over the entire length in the circumferential direction of the
[0009]
Therefore, since the thickness dimension of the nozzle body 1 indicated by T in FIG. 9 is increased, the distance d between the side surfaces of the tips of the adjacent teeth 2 must be increased according to the thickness dimension T. As a result, cogging torque is greatly generated in the motor, and the performance is likely to deteriorate due to uneven rotation.
[0010]
Further, when the thickness T of the nozzle body 1 is increased, when the
[0011]
Therefore, if the thickness dimension of the nozzle body 1 is increased, the space factor of the
[0012]
It is an object of the present invention to provide a winding apparatus and method that can be wound around a tooth without damaging the wire and can reduce the thickness of the nozzle body.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 is a winding apparatus for winding a wire rod led out from a nozzle path provided in a nozzle body around a wound body,
The nozzle path is formed biased to one end side in the thickness direction of the nozzle body,
The nozzle body relatively revolves around the wound body while rotating so that the side surface on the other end side in the thickness direction always faces the circumferential surface of the wound body, The winding device is characterized by being wound around the wound body .
[0014]
Invention of Claim 2 is the winding apparatus which winds a wire around a wound body,
A nozzle body having a predetermined thickness dimension and having a biased nozzle path formed on one end side in the thickness direction, and the wire rod is led out from the nozzle path, and a side surface on the other end side in the thickness direction of the nozzle body Nozzle rotating means for rotating so as to face the circumferential surface of the wound body ;
A table for holding the object to be wound body so as to be opposed to the nozzle body,
At least one of the nozzle body and the table holding the wound body is driven so that the nozzle body rotated by the nozzle rotating means revolves relatively along the peripheral surface of the wound body. And a driving means for winding the wire led out from the nozzle path around the wound body.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the winding device according to the first or second aspect, the nozzle path is partially open on a side surface on one end side in the thickness direction of the nozzle body.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, the cross-sectional shape of the wound body is an angular shape having an opposing plane, and the locus of the nozzle body when moving from one side of the opposing plane to the opposite side is an arc. The winding device according to claim 1 or claim 2, wherein
[0017]
The invention of
Distance between adjacent teeth in a state in which the other end side is opposed to one side of the tooth to be wound with the nozzle body having a nozzle path for guiding the wire formed biased to one end side in the thickness direction and the step of over-through the,
The nozzle body is moved to the other side of the tooth to be wound along an arcuate locus, and the nozzle body is rotated so that the other end side of the nozzle body faces the other side of the tooth to be wound. And a process of
A step of over-passing the interval between adjacent teeth in a state of being opposed to the other end of the nozzle body to the other side of the teeth to turn the winding,
The nozzle body is moved to one side of the tooth to be wound along an arcuate locus, and the nozzle body is rotated so that the other end side of the nozzle body faces the one side of the tooth to be wound. A winding method characterized by comprising the steps of:
[0018]
According to the present invention, the nozzle body is rotated at a predetermined revolution position while relatively revolving around the teeth, and therefore, the wire rod is led out from the nozzle path biased to one end in the thickness direction of the nozzle body. In the thickness direction of the nozzle body, it can be made only from the other end side.
[0019]
Therefore, since it is not necessary to secure a curved surface for bending the derived wire with a predetermined curvature at one end in the thickness direction, the thickness dimension of the nozzle body can be reduced accordingly.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0021]
1 to 3 show a winding device of the present invention, which has a rectangular base 11. A
[0022]
A
[0023]
At a position facing the inner peripheral surface of the
[0024]
The
[0025]
A forward / backward movable body 25 movably provided on the base 11 is screwed to the
[0026]
An upper and
[0027]
A driven
[0028]
A
[0029]
A
[0030]
Further, as shown in FIG. 6, the
[0031]
Therefore, in the thickness direction of the plate-
[0032]
In addition, the method of biasing the
[0033]
The degree of exposure from one side surface 18a of the plate-
[0034]
A
[0035]
A driving
[0036]
As shown in FIG. 3, a
[0037]
When the
[0038]
As shown in FIG. 3, a
[0039]
A
[0040]
Accordingly, when the
[0041]
An
[0042]
That is, when the
[0043]
When the
[0044]
Further, when the
[0045]
Further, when the
[0046]
When the
[0047]
That is, the rotation angle of the
[0048]
The
[0049]
Before the
[0050]
Next, the case where the
[0051]
When the
[0052]
The
[0053]
Therefore, the lead-out direction of the
[0054]
That is, the
[0055]
If the thickness dimension of the
[0056]
When the
[0057]
Therefore, when the
[0058]
In addition, since the
[0059]
When the
[0060]
As described above, the revolution, rotation, and pitch feed of the
[0061]
7A to 7C show modifications of the nozzle body of the present invention. In the
[0062]
As described above, when the
[0063]
In the above embodiment, in order to revolve the nozzle body around the teeth, the stator is driven in the left-right direction and the nozzle body is driven in the up-down direction. However, only the nozzle body is driven, Alternatively, the nozzle body may be swung in the horizontal direction and the stator may be driven in the vertical direction so that the nozzle body relatively revolves around the teeth.
[0064]
In the above embodiment, the shape of the wound body has been described as being substantially rectangular. However, the shape may be substantially square, elliptical, circular, or the like, and the shape is not limited.
[0065]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the thickness dimension of the nozzle body can be reduced. Therefore, since the interval between the teeth formed along the circumferential direction on the inner peripheral surface of the stator can be reduced according to the thickness dimension of the nozzle body, the cogging torque, the space factor, etc. A high motor can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view in which a winding device according to an embodiment of the present invention is partially omitted.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a side view of the same.
4A is a perspective view of a nozzle body, FIG. 4B is a cross-sectional view, and FIG. 4C is a plan view.
FIG. 5 is an explanatory view of the movement of the nozzle body when a wire is wound around a tooth.
FIG. 6 is a plan view showing a part of the stator.
7A is a plan view showing a modification of the nozzle body of the present invention, FIG. 7B is a front view, and FIG. 7C is a side view.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining the movement of a nozzle body during conventional winding.
FIG. 9 is a sectional view of a part of a conventional nozzle body.
[Explanation of symbols]
14 ... Table 16 ...
36 ...
46. Vertical cam (drive means)
Claims (5)
上記ノズル路は上記ノズル体の厚さ方向の一端側に偏倚して形成されていて、
上記ノズル体は、上記被巻回体の周面に対して厚さ方向の他端側の側面が常に対向するよう自転しながら上記被巻回体の周囲を相対的に公転して上記線材を上記被巻回体に巻回することを特徴とする巻き線装置。In the winding device for winding the wire derived from the nozzle path provided in the nozzle body on the wound body,
The nozzle path is formed biased to one end side in the thickness direction of the nozzle body,
The nozzle body relatively revolves around the wound body while rotating so that the side surface on the other end side in the thickness direction always faces the circumferential surface of the wound body, A winding device that is wound around the wound body .
所定の厚さ寸法を有し、その厚さ方向の一端側に偏倚したノズル路が形成されこのノズル路から上記線材が導出されるノズル体と
このノズル体を厚さ方向の他端側の側面が上記被巻回体の周面に対して対向するよう自転させるノズル回転手段と、
上記ノズル体と対向するように上記被巻回体を保持するテーブルと、
上記ノズル回転手段によって自転される上記ノズル体を、上記被巻回体の周面に沿って相対的に公転するように、上記ノズル体と上記被巻回体を保持したテーブルの少なくとも一方を駆動して上記ノズル路から導出された線材を上記被巻回体に巻回させる駆動手段と
を具備したことを特徴とする巻き線装置。In a winding device for winding a wire around a wound body,
A nozzle body having a predetermined thickness dimension and having a biased nozzle path formed on one end side in the thickness direction, and the wire rod is led out from the nozzle path, and a side surface on the other end side in the thickness direction of the nozzle body Nozzle rotating means for rotating so as to face the circumferential surface of the wound body ;
A table for holding the object to be wound body so as to be opposed to the nozzle body,
At least one of the nozzle body and the table holding the wound body is driven so that the nozzle body rotated by the nozzle rotating means revolves relatively along the peripheral surface of the wound body. And a driving means for winding the wire led out from the nozzle path around the wound body.
厚さ方向の一端側に偏倚して形成された線材を案内するノズル路を有するノズル体を、巻回すべきティースの一側に対して他端側を対向させた状態で隣接するティースとの間隔を通過させる工程と、
前記巻回すべきティースの他側へ前記ノズル体を円弧状の軌跡で移行させるとともに、前記ノズル体の他端側が前記巻回すべきティースの他側と対向する状態となるように前記ノズル体を回転する工程と、
前記巻回すべきティースの他側に対して前記ノズル体の他端側を対向させた状態で隣接するティースとの間隔を通過させる工程と、
前記巻回すべきティースの一側へ前記ノズル体を円弧状の軌跡で移行させるとともに、前記ノズル体の他端側が前記巻回すべきティースの一側と対向する状態となるように前記ノズル体を回転させる工程と
を有することを特徴とする巻き線方法。In a winding method of winding a wire around teeth formed at a predetermined interval on the stator of the motor,
Distance between adjacent teeth in a state in which the other end side is opposed to one side of the tooth to be wound with the nozzle body having a nozzle path for guiding the wire formed biased to one end side in the thickness direction and the step of over-through the,
The nozzle body is moved to the other side of the tooth to be wound along an arcuate locus, and the nozzle body is rotated so that the other end side of the nozzle body faces the other side of the tooth to be wound. And the process of
A step of over-passing the interval between adjacent teeth in a state of being opposed to the other end of the nozzle body to the other side of the teeth to turn the winding,
The nozzle body is moved to one side of the tooth to be wound along an arcuate locus, and the nozzle body is rotated so that the other end side of the nozzle body faces the one side of the tooth to be wound. A winding method comprising the steps of:
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