JP4471325B2 - 自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水循環式コンプレッサ系に設けられ循環水の自動給排を行う電磁弁やレベルセンサの正常又は異常を自動検出しコンプレッサの自己診断を行う方法と、コンプレッサ系内に存在する水の清浄化を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンプレッサとしては潤滑や冷却のために油を用いるものやオイルレス,オイルフリー等のものが採用される他、水循環式のものが採用される。水循環式のコンプレッサは油による公害の防止ができる点において優れると共に、コンプレッサの各構成要素の機密度においてオイルレスやオイルフリーのものに較べて高レベルであり、圧縮効果を向上させる効果を有するものとし重要視されるコンプレッサの型式の1つである。また比較的安価に実施できる特徴を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
水循環式コンプレッサの場合、循環水は自動給排されるように自動制御されるものが一般である。従って、水循環式コンプレッサ系には循環水の蓄水を行うレシーバタンクにレベルセンサや給水側電磁弁や排水側電磁弁等が付設される。これ等は制御機構部により自動制御されるものであるが、これ等が正常に機能するか否かがコンプレッサの信頼性向上の上で重要な課題となる。特に循環水にはゴミ等が混在する場合が多く、また、水中に混在されているミネラルの折出がある。このため、レベルセンサや前記の各電磁弁等が正常に機能しなくなる問題点がある。また、長時間運転によりコンプレッサ系内の循環水が汚染され、循環水として十分な機能を果せなくなる問題点がある。
【0004】
本発明は、以上の問題点を解決するもので、コンプレッサの自動運転中において前記レベルセンサや電磁弁等の正常,異常を自己判断すると共に循環水を自動的に清浄化する自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、水循環式コンプレッサ系のレシーバタンクに係合して配置されタンク内蓄水の水位の下方限度位置で作動する下方検出スイッチと前記タンク内蓄水の水位の上方限度位置で作動する上方検出スイッチとを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有する自動給排水水循環式コンプレッサにおける自己診断方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水する第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの下方検出スイッチが作動したか否かを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記下方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第4の手順と、前記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの上方検出スイッチが作動したか否かを確認する第6の手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の双方又はいずれか一方が異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第7の手順と、該第7の手順で正常と判断した場合に前記排水側電磁弁を開にして前記レシーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に復帰しコンプレッサの運転を続行させる第8の手順とを行うことを特徴とする自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法である。
【0006】
また、本発明は、水循環式コンプレッサ系のレシーバタンクに係合して配置されタンク内蓄水の水位の下方限度位置で作動する下方検出スイッチと前記タンク内蓄水の水位の上方限度位置で作動する上方検出スイッチとを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有する自動給排水水循環式コンプレッサにおける浄水化方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水する第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの下方検出スイッチが作動したか否かを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記下方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第4の手順と、前記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの上方検出スイッチが作動したか否かを確認する第6の手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の双方又はいずれか一方が異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第7の手順と、前記第1の手順から第7の手順までを複数回連続して繰返し行う第8の手順と、該第8の手順終了後に前記レシーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に保持してコンプレッサの運転を続行させる第9の手順とを行うことを特徴とする自動給排水の水循環式コンプレッサにおける浄水化方法である。
【0008】
自動運転中においてレシーバタンク内の蓄水を上下に変化させることによりレベルセンサの上下方の検出スイッチの正常,異常を判断することができると共に循環水の給排水を行うための電磁弁の正常,異常が判断される。この動作はコンプレッサの運転中において適宜のタイミングで行われるが、通常の場合約100時間運転毎に行うことによりコンプレッサ系の正常判断が十分に行われる。また、循環水は運転時間に比例して汚染されるが、前記したレシーバタンク内の蓄水の給排水動作を複数回行うことによりコンプレッサ系内の循環水の清浄化が行われる。即ち、運転続行しながら浄水化が行われる。この複数回は経験上約10回程度がよい。以上により、水循環式コンプレッサの信頼性向上が図れる。また、本発明の方法は簡便のものであり、特別な装置を必要とせず安価に実施できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法及び浄水化方法を図面を参照して詳述する。まず、図1により、本発明方法の適用される自動給排水式の水循環式コンプレッサの全体構成を説明する。なお、図1において本発明方法と直接関係のない要素についてはその構成内容の表示や説明を省略している。
【0010】
自動給排水の水循環式コンプレッサは主として次の構成要素を有するものからなる。即ち、モータ8で駆動されるコンプレッサ9と、循環水が蓄水されるレシーバタンク6と、レシーバタンク6に付設され上方検出スイッチ4と下方検出スイッチ5を有するレベルセンサ3と、コンプレッサ系に新水を供給する給水系10と、コンプレッサ系の循環水を排水する排水系11と、レシーバタンク6から空気を使用側13に送出する空気送出系12と、コンプレッサ9に空気を供給する空気供給系14と、レシーバタンク6内の蓄水7を再びコンプレッサ9側に戻入する戻水系15と、レシーバタンク6から空気と水を含む混合気16を空水分離して空気供給系14の空気のコントロールを行う空気コントロール系17と、各系や機器の制御を行う制御機構部18等とからなる。
【0011】
コンプレッサ9としては各型式のものが使用され、本発明ではその型式については特に限定するものではないが、例えば、スクリュータイプやスクロールタイプのものが適用される。コンプレッサ9からは空気と水を混合した混合気16が逆止弁19を有する配管20を介してレシーバタンク6に送られる。レシーバタンク6は図示のように密閉タンクからなり、空気と分離した水はレシーバタンク6の底面側に蓄水7となって蓄溜される。また、レシーバタンク6にはその蓄水7のレベルを検出するレベルセンサ3が付設され、レベルセンサ3には蓄水7の上方限度位置を検出するための上方検出スイッチ4と下方限度位置を検出するための下方検出スイッチ5が設けられている。
【0012】
給水系10は、給水バルブ21を有する配管22と、配管22から分岐して逆止弁付手動バルブ24を介してレシーバタンク6に連結される分岐管23と、配管22内に設けられるストレーナ25及び給水側電磁弁1等とからなり、配管22は吸気容量調整弁26を介してコンプレッサ9側に連結される。
【0013】
一方、排水系11はレシーバタンク6の底面に連結される配管28とこれから分岐し手動排水バルブ29を有する分岐管30と、配管28に設けられるストレーナ31及び排水側電磁弁2等からなり、配管28及び分岐管30は排水バルブ33を有する排水管32により図略の排水側に連結される。
【0014】
空気逆出系12は、レシーバタンク6内の空気を送り出す配管34と、この配管34内に設けられる逆止弁付保圧弁35や圧力計36等とからなり、ドライヤ37を介して圧縮空気の使用側13に連結される。
【0015】
空気供給系14はエアクリーナ27及び吸気容量調整弁26等からなる。また、空気コントロール系17は空気供給系14に作動空気を送るものでレシーバタンク6側に連結される配管38と、エアフィルタ39と図略の圧力調整弁,圧力スイッチ,電磁弁,保圧弁,サイレンサ等からなるコントロール空気供給部40等からなり、コントロール空気供給部40は配管41により空気供給系14の吸気容量調整弁26に連結し、そのコントロールを行う。なお、配管38内には混合気16が存在するが、エアフィルタ39を通過した配管41内には空気のみが存在する。
【0016】
戻水系15はレシーバタンク6の蓄水7の箇所に連結する配管42と、この配管42が連結されるクーラ43と、クーラ43により冷却された水をコンプレッサ9側に戻入するための配管44等とからなり、配管44には水フィルタ45や電気弁46及び分岐管47の差圧スイッチ48等が設けられている。
【0017】
制御機構部18は前記したコンプレッサ系の全体をコントロールする制御部であり、各電気機器等に連結され、そのコントロールを行う。その詳細内容は省略するが、少なくともレベルセンサ3の上方検出スイッチ4や下方検出スイッチ5の検出結果の異常により警告を発する警告部49や給水側電磁弁1や排水側電磁弁2の開閉時期やその開閉制御を行う制御部やコントロール部50を備えるものからなる。
【0018】
次に、以上の構成のコンプレッサ系の全体動作を簡単に説明する。モータ8により駆動されるコンプレッサ9は空気供給系14から空気が供給され該空気は圧縮されて循環用の水と混合した状態で混合気16となって逆止弁19や配管20を介してレシーバタンク6内に送られる。レシーバタンク6内では混合気16が空気と水に分離され水は蓄水7となってレシーバタンク6の底面側に蓄溜される。レシーバタンク6の上方側には配管34,38が連結され、蓄水7の部分には配管42が連結される。配管34内の空気は圧縮空気であり、ドライヤ37等を介して使用側13に送られる。
【0019】
配管38内には前記したように混合気16が存在しているが、この混合気16はエアフィルタ39で分離され、分離された空気はコントロール空気供給部40を介して空気供給系14の吸気容量調整弁26等のコントロールを行う。一方、配管42内の水はクーラ43等を介し、適宜コンプレッサ9側戻入されて循環される。
【0020】
レシーバタンク6内の蓄水7は通常運転時には所定の位置(レベルセンサ3のほぼ中間位置)に保持される。このコントロールは給水系10と排水系11の給排水の自動コントロールにより行われ、制御機構部18はそのコントロールを行う。
【0021】
次に、本発明の自動給排水の水循環式コンプレッサの自己診断方法を説明する。この自己診断方法は、レベルセンサ3と給水系10の給水側電磁弁1及び排水系11の排水系電磁弁2の作動の正常又は異常を行うものでこれ等が正常に機能している場合は、コンプレッサ系の自動給排水が円滑に行われることになる。
【0022】
次に、本発明の自己診断方法について図2,図3及び図4のフローチャートにより説明する。まず、コンプレッサ9が通常運転状態で運転されているとして(第1のステップ100)運転開始から一定時間(例えば、100時間)経過したかどうかを検出する(ステップ101)。次に、給水側電磁弁1を閉にすると共に排水側電磁弁2を開にする(ステップ102)。排水側電磁弁2が正常の場合はレシーバタンク6内の蓄水7は次第に排水され、レベルセンサ3及びその下方検出スイッチ5が正常の場合には図2に示すようにレベルセンサ3での下方検出スイッチ5が作動し、その状態で蓄水7の排水が停止する。即ち、一定時間経過した後に下方検出スイッチ5が作動(ON)したかどうかがチェックされる(ステップ103)。ONの場合(yesの場合)は図2に示す状態でありレベルセンサ3や下方検出スイッチ5や排水側電磁弁2が正常状態にあると判断される(ステップ104)。逆に一定時間経過しても図2に示す状態にならない場合(noの場合)はレベルセンサ3等が異常と判断され(ステップ105)これ等の点検,修理が行われる(ステップ106)。
【0023】
ステップ104で正常と判断された場合には、排水側電磁弁2を閉止し、給水側電磁弁1を開放する(ステップ107)。これによりレシーバタンク6内の蓄水7のレベルが増大する。図3に示すようにレベルセンサ3及びその上方検出スイッチ4や給水側電磁弁1が正常の場合は蓄水7は図示の状態となる。即ち、一定時間経過した後に上方検出スイッチ4が作動し(ON)たかどうかがチェックされる(ステップ108)。ONの場合(yesの場合)は図3の状態であり、レベルセンサ3や上方検出スイッチ5や給水側電磁弁1が正常状態にあると判断される(ステップ109)。逆に一定時間経過しても図3に示す状態にならない場合(noの場合)はレベルセンサ3等が異常であると判断され(ステップ110)、これ等の点検,修理が行われる(ステップ111)。
【0024】
以上により、レベルセンサ3、その上方検出スイッチ4及び下方検出スイッチ5,給水側電磁弁1,排水側電磁弁2が正常と判断された場合には排水側電磁弁2を開放し、レシーバタンク6内の蓄水7の水位を通常状態に復帰させてコンプレッサの運転を続行させる(ステップ112)。以上の説明において一定時間は適宜のものでよいが経験上100時間を1つの目安としている。
【0025】
次に、本発明の自動給排水の水循環式コンプレッサの浄水化方法について説明する。水循環式のコンプレッサの場合、循環水は常時清浄化されることが必要である。一方、コンプレッサ内に吸入される空気中には何等かの塵埃が混入していることが多い。また、循環水自体にも各種のミネラル分が含まれており、これ等が加熱されて固化し、循環水内に混在する場合が生ずる。このため、循環水は時折排出させて浄化する必要がある。一方、コンプレッサは通常は常時継続運転される場合が多く、循環水の交換のためにコンプレッサを停止させることは好ましくない。そこで本発明は、コンプレッサが運転されている状態で循環水を浄水化方法を提供するものである。
【0026】
その浄水化方法の具体的方法としては前記した自己診断方法を複数回繰返し行うものである。前記の自己診断方法はレシーバタンク6内の蓄水の排出と新水の導入を行うものであり、この方法を繰返し行うことによりコンプレッサ9やレシーバタンク6内の循環水が新水と入れ替ることが可能になる。即ち、図4に示したステップ100からステップ112までの行程を図4の点線に示すように繰返し行わせることにより浄水化を行うことができる。この繰返し回数も適宜のものでよいが、経験上約10回程度を1つの目安としているがこれに限定するものではない。
【0027】
以上に説明した自己診断方法や浄水化方法はすべて制御機構部18により自動的に行われる。このため、コンプレッサ9を停止する必要がなく、コンプレッサの稼動率を低下させることもない。制御機構部18には前記のように警告部49やコントロール部50等が設けられ、前記の異常時(ステップ105,110)の場合は警報が発せられる。また、前記の100時間や10回の数字もコントロール部50により自由に設定変更することができる。
【0028】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載の自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法によれば、コンプレッサの運転状態において循環水の給排に係る機器類の正常,異常が自動的に判断されるため、コンプレッサ系の故障が防止され、安定性,信頼性の向上が図れる。
2)本発明の請求項2に記載の自動給排水の水循環式コンプレッサにおける浄水化方法によれば、コンプレッサの運転中において循環水の浄水化が自動的に行われ、コンプレッサの故障防止、安定性,信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の適用されるコンプレッサ系の全体構成図。
【図2】自己診断方法や浄水化方法を説明するための模式図。
【図3】自己診断方法や浄水化方法を説明するための模式図。
【図4】本発明方法を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 給水側電磁弁
2 排水側電磁弁
3 レベルセンサ
4 上方検出スイッチ
5 下方検出スイッチ
6 レシーバタンク
7 蓄水
8 モータ
9 コンプレッサ
10 給水系
11 排水系
12 空気送出系
13 使用側
14 空気供給系
15 戻水系
16 混合気
17 空気コントロール系
18 制御機構部
19 逆止弁
20 配管
21 給水バルブ
22 配管
23 分岐管
24 逆止弁付手動バルブ
25 ストレーナ
26 吸気容量調整弁
27 エアクリーナ
28 配管
29 手動排水バルブ
30 分岐
31 ストレーナ
32 排水管
33 排水バルブ
34 配管
35 逆止弁付保圧弁
36 圧力計
37 ドライヤ
38 配管
39 エアフィルタ
40 コントロール空気供給部
41 配管
42 配管
43 クーラ
44 配管
45 水フィルタ
46 電磁弁
47 分岐管
48 差圧スイッチ
49 警告部
50 コントロール部
Claims (2)
- 水循環式コンプレッサ系のレシーバタンクに係合して配置されタンク内蓄水の水位の下方限度位置で作動する下方検出スイッチと前記タンク内蓄水の水位の上方限度位置で作動する上方検出スイッチとを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有する自動給排水水循環式コンプレッサにおける自己診断方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水する第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの下方検出スイッチが作動したか否かを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記下方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第4の手順と、前記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの上方検出スイッチが作動したか否かを確認する第6の手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の双方又はいずれか一方が異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第7の手順と、該第7の手順で正常と判断した場合に前記排水側電磁弁を開にして前記レシーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に復帰しコンプレッサの運転を続行させる第8の手順とを行うことを特徴とする自動給排水の水循環式コンプレッサにおける自己診断方法。
- 水循環式コンプレッサ系のレシーバタンクに係合して配置されタンク内蓄水の水位の下方限度位置で作動する下方検出スイッチと前記タンク内蓄水の水位の上方限度位置で作動する上方検出スイッチとを有するレベルセンサと、前記レシーバタンク内に新水を供給する系路を開閉する給水側電磁弁と、レシーバタンク内の蓄水を排出する系路を開閉する排水側電磁弁等と、これ等の自動開閉制御を行う制御機構部を有する自動給排水水循環式コンプレッサにおける浄水化方法であって、前記レシーバタンク内の蓄水の水位が通常状態に保持されて運転されているコンプレッサの作動時間が一定時間経過したか否かを検出する第1の手順と、その時間において前記給水側電磁弁を閉にし排水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内の蓄水を排水する第2の手順と、該第2の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの下方検出スイッチが作動したか否かを確認する第3の手順と、該第3の手順において前記下方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び排水側電磁弁の双方又はいずれかが異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第4の手順と、前記排水側電磁弁を閉とし前記給水側電磁弁を開として前記レシーバタンク内に新水を供給する第5の手順と、該第5の手順開始時から所定時間経過後に前記レベルセンサの上方検出スイッチが作動したか否かを確認する第6の手順と、該第6の手順について前記上方検出スイッチが作動しない場合には前記レベルセンサ及び給水側電磁弁の双方又はいずれか一方が異常と診断すると共に作動した場合には正常と判断する第7の手順と、前記第1の手順から第7の手順までを複数回連続して繰返し行う第8の手順と、該第8の手順終了後に前記レシーバタンク内の蓄水の水位を通常状態に保持してコンプレッサの運転を続行させる第9の手順とを行うことを特徴とする自動給排水の水循環式コンプレッサにおける浄水化方法。
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