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JP4450037B2 - 故障情報検出装置、故障情報検出システム、サーバ、故障情報検出方法 - Google Patents

故障情報検出装置、故障情報検出システム、サーバ、故障情報検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両から情報センタに異常情報を送信する故障情報検出装置、故障情報検出システム、サーバ及び故障情報検出方法に関する。
車両に搭載される種々の車載装置は、センサが検出する信号や必要な情報に基づき電子制御装置により制御されるが、電子制御装置はさらに当該車載装置が正常に作動しているか否かを診断する自己診断機能を備える場合が多い。自己診断の結果は車両に記録され、後日、修理工場などで異常の原因を解析するため等に用いられるが、より早期に異常の発生を収集するため、異常情報をその場で情報センタに送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
情報センタは、車両の異常情報を収集すると共に車両メーカやディーラーに送信するので、車両メーカやディーラーは異常の原因を解析しまた製品開発等に活用することができる。
特開2006−96325号公報
しかしながら、全ての異常情報を情報センタに送信すると、部品交換など車載装置には不具合がない場合にも、異常を検出して異常情報として情報センタ150に送信してしまうという問題がある。
図1は、従来の故障情報検出システムの概略構成図を示す。車両110は車庫入れ時等に車両周辺にある障害物を検知し、その距離と位置を運転者に通知するクリアランスソナー装置(車載装置)を搭載している。クリアランスソナー装置は超音波センサ130をバンパ140に内蔵し、超音波センサ130の信号を検出する電子制御装置120は車体に設置されるので、バンパ140を交換すると電子制御装置120と超音波センサ130の接続が切断されることになる。
電子制御装置120は超音波センサ130が検出する信号を直接監視しているため、超音波センサ130に何ら不具合が生じていなくても、接続が切断されるとクリアランスソナー装置の異常(断線)を検出する。したがって、この異常情報は情報センタ150に送信される。
断線は部品交換時に一時的にのみ生じるものであって超音波センサ130の異常や接続線が断線して生じたものではないが、情報センタ150では異常が一時的なものなのか実際に不具合が生じているのか不明である。このため、車両メーカやディーラーでは、異常情報を受信しても、故障解析、部品調達等の適切な対応が取れないという問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑み、車載装置の異常を誤検出したり、サーバへの誤送信を防止可能な故障情報検出装置、故障情報検出システム、サーバ及び故障情報検出方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、前記装着検出手段は、前記第1部品と車両を電気的に接続する接続線と、前記接続線の断線を検出する断線検出手段と、を有し、前記接続線の断線を検出した場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両に第1部品が装着されていない修理状態では、異常の検出を禁止するので、車載装置の修理により生じる故障でない異常情報をサーバに送信することを防止できる。また、本発明によれば、電気的に接続する接続線の断線という簡易な構成により、車両に第1部品が装着されていないことを検出できる。

また、本発明は、車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、前記装着検出手段は、前記第1部品が車両に装着されるとオン又はオフとなるスイッチを有し、前記スイッチがオン又はオフとなった場合に、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両に第1部品が装着されていない修理状態では、異常情報の送信を禁止するので、車載装置の修理により生じる故障でない異常情報をサーバに送信することを防止できる。本発明によれば、スイッチのオン/オフという簡易な構成により、車両に第1部品が装着されていないことを検出できる。
また、本発明は、車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両と第1部品をもともと接続する信号線を利用するので、コスト増を抑制して、車両に第1部品が装着されていないことを検出することができる。
また、本発明の一形態において、第1部品はバンパで、第2部品は周辺を監視するセンサである、ことを特徴とする。
本発明によれば、バンパの修理時に、周辺を監視するセンサの異常を検出することや異常情報を情報センタに送信することを防止できる。
車載装置の異常を誤検出したり、サーバへの誤送信を防止可能な故障情報検出装置、故障情報検出システム、サーバ及び故障情報検出方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態の故障情報検出装置20と情報センタ13とを有する故障情報検出システム100の概略構成図を示す。
本実施形態の故障情報検出システム100は、部品修理時には異常の検出を禁止するか又は情報センタ13へ異常情報を送信することを禁止するので、情報センタ13では実際の故障により送信される異常情報のみを受信でき、故障解析、部品調達等の適切な対応をとることができる。また、故障情報検出システム100の一形態では、情報センタ13が受信した異常情報から部品修理により生じた異常情報か否かを判別することで、情報センタ13が故障解析、部品調達等の適切な対応をとることを可能にする。
なお、以下では、期待される機能を提供できない場合(実際に故障している場合)を故障しているといい、実際に故障しているか否かに関わらず車両11の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)が検出したなんらかの不具合を異常という。また、修理の対象となる部品(下記のバンパ32)を単に部品といい、部品に配置された部品を一部部品(下記の超音波センサ30)という。
車両11は、種々の車載装置が自己診断の結果、異常を検出した場合にその異常情報を収集し、情報センタ13へ送信する故障情報検出装置20を搭載している。
故障情報検出装置20は、例えば携帯電話網の基地局12や無線LANのアクセスポイント等を介してネットワーク14に接続し、情報センタ13と通信可能であり、故障情報検出装置20は情報センタ13に異常情報を送信する。異常情報の送信には例えばTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等のプロトコルと上位互換であるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)等のプロトコルが用いられる。
情報センタ13はコンピュータの一形態であるサーバ40を有し、サーバ40は情報センタ13が受信した異常情報を記憶し、異常情報に基づき故障した部品や原因を解析し、故障である場合には故障した部品を調達したり、車両11に整備士を派遣する。情報センタ13が異常情報を車両メーカに送信してもよい。
〔車載装置(クリアランスソナー装置25)、部品(バンパ32)、一部部品(超音波センサ30)の場合〕
実際の車載装置を例にして、車載装置に故障が生じていない場合には、異常の検出又は異常情報を情報センタ13へ送信することを禁止する故障情報検出装置20について説明する。
図3は、本実施例における故障情報検出装置20の概略構成図を、図4は、クリアランスソナー装置25を搭載した車両11の概略平面図をそれぞれ示す。故障情報検出装置20は、基地局12に接続する通信装置21及びクリアランスソナー装置25がバスに接続され、各ユニットがCAN(Controller Area Network)プロトコルやLIN(Local Interconnect Network)プロトコル等で時分割多重通信する構成を備える。
通信装置21は基地局12に接続すると共に、異常情報を所定のパケットに分解しそれぞれに情報センタ13のIPアドレスとパケット番号を付して送信する。
クリアランスソナー装置25は、超音波センサ30と超音波センサ30の検出する距離情報に基づき障害物までの距離を検出する障害物検出ECU22とを有し、運転者の死角となりやすい場所に障害物があることや障害物までの距離を運転者に報知する。
図4に示したように、例えば、超音波センサ30はバンパ32のバンパカバーに設けられた孔部に超音波の送受信部が配置されるようにバンパ32の内側に固定されている。前部のバンパ32には左右のコーナに2個、後部のバンパ32には左右のコーナと車幅の中央部に3個の超音波センサ30が配置されている。
超音波センサ30は、バンパ32から例えば50cm〜100cm程度の検知範囲を有し、例えば40kHz程度の超音波を発信し、発信された超音波が障害物に反射され超音波センサ30により受信されるまでの時間に応じた信号を、信号線35、36を介して障害物検出ECU22に送出する。
障害物検出ECU22は、超音波センサ30の信号に基づいて車両11に相対的に接近する障害物の有無を検出すると共に、障害物が存在する場合には車両11からその障害物までの距離を検出する。障害物検出ECU22は、バンパ32に配設される必要がなく、また、CPUなどの演算装置を備えるものであるから外濫の影響を避けるため、車両側(例えばインストルメントパネル内)に配設される。
障害物検出ECU22は、警報ブザー及びインストルメントパネルの表示装置に接続されており、所定距離以内に障害物が存在すると、警報音を吹鳴しまた表示部を点滅させるなどして、車両運転者に対して注意を喚起する。障害物検出ECU22は、障害物が存在する旨の警報を聴覚的に車両運転者に向けて発すると共に、障害物までの距離に応じてその警報パターン(例えばブザーの時間間隔、音の高低)を変えることにより緊急度を通知する。また、表示装置には、複数ある超音波センサ30のうち障害物を検出した超音波センサ30に応じて、その表示パターン(例えば表示位置、領域、色)を変えることにより障害物までの距離及び方向を視覚的に車両運転者に知らせる。なお、その障害物の車両11に対する位置を音声ガイドしてもよい。
障害物検出ECU22は、プログラムを実行するCPU、プログラム実行の作業領域となりまた一時的にデータを記憶するRAM、設定条件やパラメータを記憶するROM、プログラムやファイルを記憶する不揮発メモリ、データを入出力する入出力部、が内部バスにより接続されたコンピュータである。
そして、CPUがプログラムを実行することで、障害物検出ECU22自身及び超音波センサ30の異常を検出する異常検出手段33、及び、異常検出禁止手段34を有する。
異常検出手段33は、超音波センサ30の使用時や定期的に、何らかの異常、例えば、応答なし、断線、検出値異常(想定しうる検出範囲の逸脱)等があるか否かを診断し、異常が検出された場合に異常情報を生成する。異常情報は、車両11の識別情報、異常の内容等、異常を特定する異常コードを含む、例えば次のようなフォーマットである。
車台番号:異常コード:異常検出の日時:異常検出時の位置情報:付随情報
なお、付随情報は、車速、気温、天候、エアバッグ装置の作動など、異常情報の原因の特定に好適な情報であり、状況に応じて障害物検出ECU22が設定する。
さらに、本実施形態の故障情報検出装置20は、バンパ32が車体に装着されているか否か(取り外されたか否か)を検出する装着検出手段23を有する。装着検出手段23については実施例にて詳述するが、装着検出手段23は、例えば、断線検知、スイッチのオン/オフ、信号線35、36の系統の同時期の異常、によりバンパ32が車体から取り外されたことを検出する。
そして、異常検出禁止手段34は、装着検出手段23がバンパ32の取り外しを検出した場合、異常検出手段33が異常を検出することを禁止するか、又は、異常を検出しても異常情報の情報センタ13への送信を禁止する。異常の検出そのものを禁止してもよいし、異常を検出しても異常情報の情報センタ13への送信を禁止してもよいが、異常の検出そのものを禁止する場合には異常の検出そのものをマスクすればよいので構成が容易になる。異常の検出までは許可して異常情報の送信を禁止することとすれば、異常の内容を記録しておくことができるので後の解析が可能となる。
超音波センサ30はバンパ32の内側に固定されているため、バンパ32が損傷した(超音波センサ30は故障していない)などの理由でバンパを交換する場合、超音波センサ30と障害物検出ECU22との電気的な接続をいったん切断する必要がある。超音波センサ30と障害物検出ECU22が無線で接続している場合も、バンパ32と車両11との距離が長くなるため同様に接続が切断される。
この結果、障害物検出ECU22の異常検出手段33は、バンパ32の修理作業の際に超音波センサ30の異常を検出することになるが、これはクリアランスソナー装置25の故障でないので、これを異常情報として情報センタ13へ送信することは好ましくない。
本実施形態では、このバンパ32の交換や取り外し(以下、単に修理という)を検出して、車載装置の故障でない異常情報が情報センタ13に送信されることを防止する。以下、実施例を挙げて説明する。
本実施例では、装着検出手段23がバンパ32と障害物検出ECU22との間に設けた接続線37の断線から、バンパ32の取り外しを検出する。
図5は、本実施例における装着検出手段23の概略構成図を、図6は断線を検出する回路図の一例をそれぞれ示す。本実施例の装着検出手段23は、バンパ32と障害物検出ECU22とを電気的に接続する接続線37、39と接続線37の断線を検出する断線検知回路38とを有する。
断線検知回路38について説明する。まず、バンパ32が車両11に装着されている状態を説明する。バンパ32は車体側に銅板60を有し、銅板60に設けられた1対の凹部に断線検知回路38の1対の接続端子63,64が例えば弾性部材により付勢されて接続されている。
抵抗R2は銅板60と並列に接続され、抵抗R3の一端Dは抵抗R2の一端Bに接続されている。コンデンサC1は両抵抗R2,R3間に接続されている。抵抗R1は一端がコンデンサC1と抵抗R2の接続点Aに接続されるとともに、他端は出力端子61を介して障害物検出ECU22に接続されている。コンデンサC1の一端はA/D変換器65に接続され、A/D変換器65の一端は入力端子62を介して障害物検出ECU22に接続されている。
障害物検出ECU22が出力端子61から電流IOを出力すると、電流IO は接続点Aにおいて銅板60に流れる電流Ieと、抵抗R2に流れる電流Ib に分かれる。このため、接続線37を含む銅板60の抵抗をReとすれば、銅板60に電流Ieが通電可能な状態では、抵抗Re、抵抗R2及び抵抗R3の値に応じて、接続点A,B間の電圧VABが決定される。
バンパ32が取り外され接続端子63,64の間が断線すると、抵抗Reが無限大となりその結果、電圧VABが急激に上昇する。このVABの変化は、コンデンサC1で微分され、VABの急上昇が抵抗R3の両端の接続点C,D間の電圧VCDの変化となって取り出される。その波形は、微分回路によりピークを示すが、電流IOが同じ値であっても、そのピーク値はバンパ32が取り外された場合の方が大きくなる。
抵抗R2の値を適当に設定すれば断線時のピーク値の程度も定まる。電圧VCDの値はA/D変換器65から障害物検出ECU22に入力されるので、障害物検出ECU22が電圧VCDの電圧を監視することにより、バンパ32の取り外しを検出できることになる。
図7(a)は、接続線37の断線が検出された場合に、異常検出禁止手段34が異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図を、図7(b)は、接続線37の断線が検出された場合は異常の検出を禁止する手順のフローチャート図をそれぞれ示す。図7のフローチャート図は、例えばイグニションオンによりスタートする。
異常検出手段33は、所定のサイクル時間毎に異常が検出されたか否かを判定する(S10)。異常が検出されなければ(S10のNo)、図7の処理は終了しサイクル時間毎にステップS10の判定を繰り返す。なお、異常が検出された場合にのみ図7の処理を実行してもよい。
異常が検出された場合(S10のYes)、異常検出禁止手段34は、断線検知回路38からの入力電圧を検出し、接続線37に断線が生じているか否かを判定する(S20)。
断線が生じていない場合(S20のNo)、異常検出手段33はステップS10で検出した異常の異常情報を生成し情報センタ13に送信する(S40)。
断線が生じている場合(S20のYes)、異常検出禁止手段34は異常情報の送信を禁止する(S30)。
したがって、バンパ32の修理に起因して接続線37が断線している場合には、異常情報を情報センタ13に送信しないので、故障していないにも関わらず情報センタ13が異常情報を検出することを防止できる。
また、図7(b)では、接続線37の断線が検出されたか否かを判定し(S20)、断線が検出されている場合(S20のYes)、異常検出禁止手段34は異常の検出又は異常情報の送信を禁止する(S31)。
そして、異常が検出された場合には(S10のYes)、異常検出手段33が異常情報を情報センタ13に送信する(S40)。
したがって、図7(a)と同様に、故障していないにも関わらず情報センタ13が異常情報を検出することを防止できる。
本実施例では、バンパ32が駆動するスイッチ76のオン状態から、装着検出手段23がバンパ32の取り外しを検出する。
図8は、スイッチの駆動を検出する回路図の一例を示す。本実施例の装着検出手段23は、バンパ32に設けられた凸部71、障害物検出ECU22に接続された閉回路を開閉するスイッチ76とを有する。
凸部71はバンパ32から車体側に向けて、数ミリメートルから数センチメートルの突出している。スイッチ76の可動部72は凸部71の方向に弾性体77により付勢されている。閉回路の一端の端子74は障害物検出ECU22の出力端子と接続され、閉回路の他端の端子75は障害物検出ECU22の入力端子と接続されている。
したがって、バンパ32が車両11に装着された状態では、凸部71により可動部72が車体内側に押し込まれ、可動部72と一対の端子73は非接触状態となる(スイッチオフ状態)。そして、バンパ32が車両11から取り外された状態では、弾性体77が可動部72を付勢し、可動部72と一対の端子73は接触状態となる(スイッチオン状態)。
スイッチオン状態では、障害物検出ECU22が端子74にHi信号(電圧Vo)を出力すると、端子75からHi信号(電圧Vo)がそのまま検出されるので、障害物検出ECU22はバンパ32が取り外されたことを検出できる。
なお、スイッチ76はバンパ32が装着された状態でオンとなるスイッチであってもよい。
図9は、スイッチ76がオンに駆動された場合に、異常検出禁止手段34が異常の検出又は異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図を示す。なお、スイッチ76のオンが検出された場合に異常の検出を禁止する手順については説明を省略する。図9のフローチャート図は、例えばイグニションオンによりスタートする。
異常検出手段33は、所定のサイクル時間毎に異常が検出されたか否かを判定する(S10)。異常が検出されなければ(S10のNo)、図9の処理は終了しサイクル時間毎にステップS10の判定を繰り返す。なお、異常が検出された場合にのみ図9の処理を実行してもよい。
異常が検出された場合(S10のYes)、異常検出禁止手段34は、スイッチ76がオン状態か否かを判定する(S21)。
スイッチ76がオンでない場合(S21のNo)、異常検出手段33はステップS10で検出した異常の異常情報を生成し情報センタ13に送信する(S40)。
スイッチ76がオンの場合(S21のYes)、異常検出禁止手段34は異常情報の送信を禁止する(S30)。
したがって、バンパ32の修理に起因してスイッチ76がオンになると異常情報を情報センタ13に送信しないので、故障していないにも関わらず情報センタ13が異常情報を検出することを防止できる。
本実施例では、障害物検出ECU22と超音波センサ30を結ぶ信号線35,36の断線を利用して、バンパ32の取り外しを検出する。故障情報検出装置20の構成について図4と同様である。したがって、本実施例では信号線35,36が装着検出手段23に相当する。
この信号線35、36は、超音波センサ30が検出した超音波が障害物に反射され受信するまでの時間に応じた信号を、障害物検出ECU22に送出するための信号線である。
バンパ32を修理する場合、この信号線35、36の接続が切断されるために、故障していないにもかかわらず、異常検出手段33が異常を検出してしまう。しかしながら、このような信号線35,36に実際の故障が生じる場合、2つの信号線35,36が同時期に全て断線することは少ない。すなわち、2つの信号線35,36が同時期に断線した場合には、異常情報を情報センタ13に送信すべきでない。
本実施例の異常検出禁止手段34は、いずかの信号線35又は信号線36の系統に異常が検出されてから、所定時間内に他方の信号線35又は信号線36の系統に異常が検出された場合は、異常情報の送信を禁止する。なお、超音波センサ30が3以上配置されている場合は、全ての信号線の系統に異常が検出された場合に異常情報の送信を禁止する。
図10は、全ての信号線35,36の系統から同時期に異常が検出された場合に、異常検出禁止手段34が異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図を示す。図10のフローチャート図は、例えばイグニションオンによりスタートする。
なお、本実施例では、信号線35、36の系統に異常が生じることが前提となるので異常の検出を禁止する処理手順は存在しない。
異常検出手段33は、所定のサイクル時間毎に異常が検出されたか否かを判定する(S10)。異常が検出されなければ(S10のNo)、図10の処理は終了しサイクル時間毎にステップS10の判定を繰り返す。なお、異常が検出された場合にのみ図10の処理を実行してもよい。
異常が検出された場合(S10のYes)、異常検出禁止手段34は、全ての信号線35、36の系統から異常が検出されたか否かを判定する(S22)。例えば、最初の信号線35の系統の異常が検出されてから、所定時間(例えば数分以内)に他の信号線36の系統の異常が検出された場合、全ての信号線35、36の系統から異常が検出されたと判定する。
全ての信号線35、36の系統から異常が検出されていない場合(S22のNo)、異常検出手段33はステップS10で検出した異常の異常情報を生成し情報センタ13に送信する(S40)。
全ての信号線35、36の系統から異常が検出された場合(S22のYes)、異常検出禁止手段34は異常情報の送信を禁止する(S30)。
したがって、バンパ32が取り外され全ての信号線35,36の系統から異常が検出された場合、異常情報を情報センタ13に送信しないので、故障していないにも関わらず情報センタ13が異常情報を検出することを防止できる。また、信号線35、36はもともと配置されているので、コスト増を抑制して、バンパ32が修理中であることを検出することができる。
実施例1〜3によれば、比較的頻繁に一時的に取り外したり交換の対象となる部品(バンパ32)に、車載装置の一部部品(超音波センサ30)が配置されている場合に、車載装置が異常を検出し情報センタ13へ異常情報を送信することを防止できる。
なお、異常情報を情報センタ13に送信せず、異常検出手段33が異常が検出されたことを記憶しておく形態の故障情報検出装置20であっても、後から異常の原因を調査することが困難となるので、部品の修理の場合は車載装置の異常を検出すべきでない。したがって、本実施形態の故障情報検出装置20は、異常情報を情報センタ13に送信するか否かに関わらず、修理の対象となる部品に一部部品が配置された車載装置の異常情報を情報センタ13に送信することを防止できる。
また、本実施例では障害物検出ECU22が異常検出手段33及び異常検出禁止手段34を有することとしたが、異常検出手段33及び異常検出禁止手段34、又は、その一方が別のECUにより実現されてもよい。例えば、異常検出のためのECUが障害物検出ECU22とは別に異常検出手段33及び異常検出禁止手段34を実現することで、種々の車載装置の一部部品と部品の組み合わせについて異常に係る処理を集約できる。
〔車載装置、一部部品、部品のその他の例〕
このような車載装置(クリアランスソナー装置25)の一部部品(超音波センサ30)と部品(バンパ32)の関係は、
・例えばABS(Antilock Brake System)装置(車載装置)の一部部品(車輪速センサ)と車輪(部品)、
・パワートレイン(車載装置)の一部部品(変速判定のための電圧センサ)と変速機(部品)、
等においても成立する。車輪速センサの場合、4輪の個体差を学習する期間でも4輪の個体差から異常を検出するため、車輪を修理する場合に限られず車輪の修理時に異常を誤検出することを防止できる。
また、
・エアバッグ装置(車載装置)の一部部品(Gセンサ)と部品(バンパ32)、
・盗難防止装置(車載装置)の一部部品(ドア内の振動センサ)と部品(ドア)、
等、種々の組み合わせがある。本実施例の故障情報検出装置20は、かかる関係を有する車載装置の一部部品と部品について好適に適用できる。
実施例1〜3では、異常の検出又は異常情報の情報センタ13への送信を禁止したため、車載装置の故障でない異常情報が情報センタ13へ送信されることはなかった。しかしながら、車載装置の故障でない異常情報が情報センタ13へ送信されても、それが故障を意味する異常情報でないことが情報センタ13で判別できれば、車載装置の故障でない異常情報が情報センタ13へ送信されても問題ない。
そこで、本実施例では車載装置の故障でない異常情報を、情報センタ13にて判別する故障情報検出システム100について説明する。なお、以下では車載装置の故障でない(部品の修理による)異常情報を異常情報FKといい、車載装置の故障による異常情報を異常情報RLといい、特に区別しない場合は単に異常情報という。
図11は、情報センタ13が有するサーバ40のブロック図を示す。なお、故障情報検出装置20の構成は図3と同様である。
サーバ40は、プログラムを実行するための作業メモリになるRAM41、BIOSやOSを起動するためのプログラムや設定ファイルを記憶しているROM42、キーボードやマウスなどユーザからの様々な操作指示を入力するための入力装置43、CD−RWなどの記憶媒体50にデータを書き込み又記憶媒体50からデータを読み出すドライブ装置44、プログラムの要求に応じてディスプレイ49などの表示装置にGUI(Graphical User Interface)を形成する表示制御部45、ネットワーク14に接続しTCP/IPなどのプロトコル処理を実行するNIC(Network Interface Card)46、プログラムやファイルを記憶する不揮発メモリを備えた記憶装置47、種々のプログラムを実行すると共にサーバ40を総合的に制御するCPU48を備える。
CPU48は記憶装置47に記憶されたプログラムを実行することで異常情報判別手段51及び異常情報表示手段52を実現する。異常情報判別手段51は、車両11から送信された異常情報が異常情報FK又は異常情報RLかを判定する。異常情報表示手段52は異常情報FK及び異常情報RLを区別してディスプレイ49に表示する。
本実施例の異常検出手段33は、異常情報FKに車両11にバンパ32が装着されていないことを示す非装着情報を追加して情報センタ13へ送信する。すなわち、本実施例では異常検出禁止手段34は異常の検出を禁止せず、また、異常情報FK、RLの送信を禁止しない。
非装着情報について説明する。非装着情報は、実施例1〜3で説明した、断線検知、スイッチ76のオン/オフ、信号線35、36の系統の同時期の異常、の情報である。
上述したように、異常情報は、
車台番号:異常コード:異常検出の日時:異常検出時の位置情報:付随情報
である。したがって、例えば付随情報に格納した、断線検知の有無、スイッチ76のオン/オフ情報、信号線35、36の系統の異常の有無、が非装着情報になる。
異常情報判別手段51は異常情報を受信すると、異常情報から非装着情報を抽出し、異常情報毎にそれが異常情報FKか異常情報RLかを判別する。
したがって、情報センタ13は、異常情報RLのみを集計して故障した車載装置や原因を解析し、故障である場合には故障した一部部品を調達したり、車両メーカと共有して改善に役立てることができる。
そして、異常情報表示手段52は、例えば、サーバ40のユーザ(管理者)の要求によって、異常情報RLのみ、異常情報FKのみ、又は、異常情報FKと異常情報RLを共に、ディスプレイ49に表示する。
図12は、ディスプレイ49に表示された異常情報RLの一例を示す。ユーザは、送信された異常情報FKと異常情報RLのうち、異常情報FKのみが表示されたリストをみることができるので、異常に対し適切な対応が可能となる。
図13は、サーバ40が異常情報を受信する手順を示すフローチャート図である。図13のフローチャート図は例えば、異常情報を受信する度に繰り返して実行される。
サーバ40は異常情報を受信すると(S100)、異常情報判別手段51は、受信した異常情報が異常情報FKか異常情報RLかを判定する(S110)。
異常情報判別手段51は、受信した異常情報から非装着情報を抽出し、断線検知した旨の情報が含まれていれば異常情報RLと、スイッチ76がオンされた旨の情報が含まれていれば異常情報RLと、全ての信号線35、36の系統に異常があった旨の情報が含まれていれば異常情報RLと判別する。
そして、異常情報判別手段51は異常情報RLと異常情報FKをそれぞれ記憶装置47に記臆する(S120)。
本実施例によれば、比較的頻繁に一時的に取り外したり交換の対象となる部品に、車載装置の一部部品が搭載されている場合に、故障でない異常情報が情報センタ13へ送信されてもそれが故障によるものかどうかを正確に判断できる。車両11では異常情報をそのまま情報センタ13に送信すればよく新たな構成を追加する必要がないので、車両11毎に実施例1〜3の故障情報検出装置20を搭載するよりもコストを低減できる。
従来の故障情報検出システムの概略構成図である。 故障情報検出装置と情報センタとを有する故障情報検出システムの概略構成図である。 故障情報検出装置の概略構成図である。 クリアランスソナー装置を搭載した車両の概略平面図である。 接続線検出手段の概略構成図である。 断線を検出する回路図の一例である。 接続線の断線が検出された場合に、異常検出禁止手段が異常の検出又は異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図である。 スイッチの駆動を検出する回路図の一例である。 スイッチがオンに駆動された場合に、異常検出禁止手段が異常の検出又は異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図である。 全ての信号線の系統から同時期に異常が検出された場合に、異常検出禁止手段が異常の検出又は異常情報の送信を禁止する手順のフローチャート図である。 情報センタが有するサーバのブロック図である。 ディスプレイに表示された異常情報の一例を示す図である。 サーバが異常情報を受信する手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 車両
13 情報センタ
14 ネットワーク
20 故障情報検出装置
21 通信装置
22 障害物検出ECU
23 装着検出手段
25 クリアランスソナー装置
30 超音波センサ
32 バンパ
33 異常検出手段
34 異常検出禁止手段
35、36 信号線
37 接続線
38 断線検知回路
40 サーバ
51 異常情報判別手段
52 異常情報表示手段
76 スイッチ

Claims (10)

  1. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、
    前記第1部品と車両を電気的に接続する接続線と、
    前記接続線の断線を検出する断線検出手段と、を有し、
    前記接続線の断線を検出した場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、
    ことを特徴とする故障情報検出装置。
  2. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、
    前記第1部品が車両に装着されるとオン又はオフとなるスイッチを有し、
    前記スイッチがオン又はオフとなった場合に、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、
    ことを特徴とする故障情報検出装置。
  3. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置において、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか又は前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、
    ことを特徴とする故障情報検出装置。
  4. 前記第1部品はバンパで、前記第2部品は周辺を監視するセンサである、
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の故障情報検出装置。
  5. 車両に搭載された車載装置の異常を故障情報検出装置が検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出システムにおいて、
    前記故障情報検出装置は、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか、又は、前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、
    ことを特徴とする故障情報検出システム。
  6. 車両に搭載された車載装置の異常を故障情報検出装置が異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出システムにおいて、
    前記故障情報検出装置は、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、前記異常情報と共に、車両に前記第1部品が装着されていないことを示す非装着情報を前記サーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出し、
    前記サーバは、
    前記異常情報及び非装着情報を受信する受信手段と、
    前記非装着情報に基づき前記第1部品が装着されていない場合は、当該異常情報が車載装置の故障によらないものであると判別する異常情報判別手段と、を有する、
    ことを特徴とする故障情報検出システム。
  7. 車両に搭載された故障情報検出装置から車載装置の異常情報を受信するサーバにおいて、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    異常を示す異常情報を送信する送信手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常の検出を禁止するか、又は、前記異常情報の送信を禁止する異常検出禁止手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、前記故障情報検出装置から、
    前記異常情報を受信する、
    ことを特徴とするサーバ。
  8. 車両に搭載された故障情報検出装置から車載装置の異常情報を受信するサーバにおいて、
    車両に第1部品が装着されているか否かを検出する装着検出手段と、
    前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出する異常検出手段と、
    前記装着検出手段が、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、前記異常情報と共に、車両に前記第1の部品が装着されていないことを示す非装着情報を前記サーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、前記故障情報検出装置から、
    前記異常情報及び前記非装着情報を受信する受信手段と、
    前記非装着情報に基づき前記第1部品が装着されていない場合は、当該異常情報が車載装置の故障によらないものであると判別する異常情報判別手段と、を有する、
    ことを特徴とするサーバ。
  9. 前記受信手段が受信した前記異常情報、
    前記異常情報判別手段が車載装置の故障によるものと判別した前記異常情報、及び、前記異常情報判別手段が車載装置の故障によるものと判別しない前記異常情報、の少なくとも1つを表示装置に表示する異常情報表示手段、
    を有することを特徴とする請求項7又は8記載のサーバ。
  10. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する故障情報検出装置の故障情報検出方法において、
    装着検出手段が、車両に第1部品が装着されているか否かを検出するステップと、
    異常検出手段が、前記第1部品に配置された第2部品の異常を検出するステップと、
    前記装着検出手段が車両に前記第1部品が装着されていないことを検出した場合、異常検出禁止手段が、異常の検出を禁止するか、又は、前記異常情報の送信を禁止するステップと、を有し、
    前記装着検出手段は、前記車載装置が有する車両と前記第2部品を接続する複数の信号線の全てから異常を検出する場合、車両に前記第1部品が装着されていないことを検出する、
    ことを特徴とする故障情報検出方法。
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