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JP4445299B2 - 不揮発性メモリ評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばフラッシュメモリを代表とする不揮発性メモリの評価(信頼度試験)、特に正孔(ホットホール)に対する不揮発性メモリの動作の評価を行なうための方法に関する。
図8は、一般的な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)の構成を示すブロック図であり、この図8に示す不揮発性メモリ100は、多数のメモリセル110をマトリックス状に配置して構成されたセルアレイ101をそなえるとともに、ワード線選択部120,書込制御部130,センスアンプ部140,データセレクタ部150および制御部160をそなえて構成されている。
ここで、メモリセル110は、例えば、半導体基板上に形成されたフローティングゲート111,コントロールゲート(ゲート端子Gに対応),ソース拡散領域(ソース端子Sに対応)およびドレイン拡散領域(ドレイン端子Dに対応)から構成されている。そして、フローティングゲート111と半導体基板(図示省略)との間の酸化膜厚は薄く、トンネル現象を利用したフローティングゲート111への電子の移動が可能になっている。
また、ワード線選択部120は、アドレスデコーダ(図8では図示省略;図6の符号122参照)を含んで構成され、ワード線121を介し列単位でメモリセル110のゲート端子Gに接続され、アドレス入力を受けてデコードを行ない、書込/読出対象のメモリセル110を接続されたワード線121を、選択・指定するものである。書込制御部130は、ビット線131を介し行単位でメモリセル110のドレイン端子Dに接続され、書込対象のメモリセル110に対するデータ書込を制御するものである。センスアンプ部140は、各メモリセル110から読み出されたデータ信号を増幅するものであり、データセレクタ部150は、センスアンプ部140で増幅後のデータ信号を選択して出力するものである。そして、制御部160は、外部からの制御信号に応じて書込制御部130,センスアンプ部140およびデータセレクタ部150の動作を制御するものである。
このような不揮発性メモリ100における各メモリセル110の動作原理について、図9および図10を参照しながら説明する。図9はメモリセル110に対するデータ書込の動作原理を説明するための図であり、図10はメモリセル110におけるデータ消去の動作原理を説明するための図である。
メモリセル110に対してデータを書き込む際には、例えば図9に示すように、メモリセル110のゲート端子G,ドレイン端子Dおよびソース端子Sにそれぞれワード線(Word Line)121,ビット線(Bit Line)131およびソース線(Source Line)を介して10V,5V,0Vを印加することにより、メモリセル110のフローティングゲート111に電子(e-;ホットエレクトロン)をチャージする。このようにフローティングゲート111に電子(e-)がチャージされた状態で、メモリセル110はオフ状態となり例えばデータ“0”を保持した状態になる。逆に、フローティングゲート111に電子(e-)がチャージされていない状態で、メモリセル110はオン状態となり例えばデータ“1”を保持した状態になる。
メモリセル110におけるデータを消去する際(フローティングゲート111にチャージされた電子を除去する際)には、例えば図10に示すように、メモリセル110のゲート端子Gおよびドレイン端子Dにそれぞれワード線121およびビット線131を介して0V,10Vを印加することにより、フローティングゲート111から電子(e-)を除去している。
このような不揮発性メモリ100の評価(信頼度試験)、より具体的にはメモリセル110におけるデータ保存特性の評価を行なう際、フローティングゲート111における電子のチャージロスは時間とともに進行するので、メーカ出荷試験もしくはユーザの受入試験に際して電子のチャージロス(フローティングゲート膜の欠陥やパーティクル等に起因する電荷リーク)を加速させる手段を用いることにより、短時間でデータ保存特性を評価もしくはスクリーニングすることが行なわれている。一般に電荷リークは雰囲気温度が高温であるほど加速されるという原理が知られており、この原理に基づき、通常、上記加速手段としては、不揮発性メモリ100を高温放置したり不揮発性メモリ100を高温下で動作試験したりする手法が用いられている(例えば特許文献1,2参照)。
特許第2865456号 特開2000−131398号公報 特開平5−205491号公報
ところが、不揮発性メモリでは、近年、以下のような新しい障害モード(現象)が確認されている。つまり、不揮発性メモリ100においては、上述のように高電圧で書込/消去が行なわれるが、この時、図11に示すごとく、フローティングゲート111の下の酸化膜内にホットホールと呼ばれる正孔(e+)がトラップされ、この正孔が媒体となってフローティングゲート111にチャージされた電子(e-)が引き抜かれる現象が生じている。より具体的に説明すると、プログラミング時(またはデータ消去時)にフローティングゲート111とドレインとの間に正孔(e+)が集中し、この正孔(e+)によって、フローティングゲート111にチャージされている電荷(e-)が捕獲されてしまい、電荷が抜けメモリセル110に保持されるべき論理が反転してしまう現象が上記新しい障害モードとして確認されている。
このような現象の発生原因としては、以下のような3点が挙げられる。まず第1点としては、バラツキやその他の理由によりプログラミング電位が設計仕様よりも高くなると、正孔(e+)が発生しやすくなる。第2点としては、スタンバイ時にワード線121から高い電圧がソースまたはドレインに印加されていると、フローティングゲート111にチャージされている電荷(e-)が正孔(e+)を介してより多く抜けやすくなる。そして、第3点としては、近年、不揮発性メモリ100(メモリセル110)の小型化に伴いフローティングゲート111も小さくなったために、フローティングゲート111にチャージされる電荷(e-)の量が少なくなり、正孔(e+)の影響をより大きく受けるようになっている。
このような新しい障害モードの発覚に伴い、正孔(e+)に対する不揮発性メモリ100の動作を評価する必要が生じているが、上述した一般的なデータ保存特性の評価手法を用い高温試験によって現象進行を加速しようとすると、ホットホール(正孔)が拡散・消失してしまい、ホットホールに対する動作評価を行なうことができなくなってしまう。一般に、不揮発性メモリを125℃の雰囲気下で168時間放置するとホットホールは消失してしまい、ホットホールによる現象を全く確認できなくなる。特許文献1〜3においては、不揮発性メモリの試験に関する技術について開示しているが、いずれにおいても、上述のようなホットホールに対する動作評価手法については何ら開示されていない。
従って、現状の技術を用いてホットホールに対する動作評価を行なうためには、実時間評価を行なわざるを得ない。つまり、例えば3年かかって電荷リークが進み、データ化け(論理反転)となる現象の評価には3年もの時間がかかるわけである。このため、ホットホールを消失させず逆にホットホールの量を増大させてホットホールに対する動作評価を短時間で行なえるようにすることが望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、通常の書込/消去で発生するホットホール(正孔)よりも多くのホットホールを発生させることにより、ホットホールに対する動作評価を短時間で行なえるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の不揮発性メモリ評価方法は評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時の動作温度で所定回数繰り返し実行してから前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴としている。
また、本発明の不揮発性メモリ評価方法は評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時のゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴としている。
さらに、本発明の不揮発性メモリ評価方法は評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時の動作温度およびゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから、前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴としている。
なお、上述した不揮発性メモリ評価方法において、該不揮発性メモリを低温槽に入れることにより前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下に置いてもよいし、該不揮発性メモリ上に、前記通常使用時のゲート電圧と前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段を予めそなえておき、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価する際には該ゲート電圧切換手段を用いて前記中間電位をゲート電圧として印加させてもよい。
一方、本発明の関連技術である不揮発性メモリは、通常使用時のゲート電圧を印加するための第1電源と、動作評価時にフローティングゲートとドレインとの間に通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させるために用いられ、前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加するための第2電源と、該第1電源による前記通常使用時のゲート電圧と該第2電源による前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段とをそなえたことを特徴としている。
上述した本発明の不揮発性メモリ評価方法によれば、通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間における正孔を増大させることができ、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔が発生する。このような状態の不揮発性メモリを通常使用時の動作温度で放置して動作評価を行なうことにより、正孔による現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、正孔に対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。その際、書込/消去を通常使用時の動作温度で所定回数繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリに対し、通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で少なくとも1回だけ書込を行なうことで、多くの正孔を効率よく発生させることができる。
また、本発明の不揮発性メモリ評価方法によれば、通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加しながら不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間における正孔をアバランシェ効果によって増大させることができ、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔が発生する。このような状態の不揮発性メモリを通常使用時の動作温度で放置して動作評価を行なうことにより、正孔による現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、正孔に対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。その際、書込/消去を通常使用時のゲート電圧で所定回数繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリに対し、前記中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ書込を行なうことで、多くの正孔を効率よく発生させることができる。
さらに、本発明の不揮発性メモリ評価方法によれば、通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加しながら不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間における正孔を増大させることができ、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔が発生する。このような状態の不揮発性メモリを通常使用時の動作温度で放置して動作評価を行なうことにより、正孔による現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、正孔に対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。その際、書込/消去を通常使用時の動作温度およびゲート電圧で所定回数繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリに対し、通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ前記中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ書込を行なうことで、多くの正孔をより効率よく発生させることができる。
一方、本発明の関連技術である不揮発性メモリによれば、その不揮発性メモリ上に、通常使用時のゲート電圧とこの通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段が予めそなえられており、正孔に対する動作評価を行なう際には、このゲート電圧切換手段を用いて、前記中間電位をゲート電圧として印加するようにゲート電圧の切換を行なうだけで、極めて容易に、フローティングゲートとドレインとの間における正孔をアバランシェ効果によって増大させることができ、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔が発生することになる。このような不揮発性メモリであれば、正孔に対する動作評価時に、正孔による現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができ、正孔に対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔1〕第1実施形態(第1の手法)の説明
電子や正孔(ホットホール)は、低温ほど高いエネルギをもちエネルギ障壁を飛び越えて移動しやすい性質をもつ。従って、不揮発性メモリに対する書込/消去時に低温状態(例えば−40℃〜−20℃)とすることでホットホールの発生が増加する。本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第1の手法)は、このような点に着眼したもので、低温状態で不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールを人為的に且つ加速的に生じさせ、その後の非高温放置試験において、高温加速を行なうことなく実時間試験を短縮したものである。
このような本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第1の手法)について、図1および図2を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第1の手法)の手順を概略的に説明する。
第1の手法では、不揮発性メモリ(被試験素子)100に対する書込/消去を、書込/読出制御部200により、通常使用時の動作温度(常温)で所定回数(例えば50万回)繰り返し実行してから(矢印A1参照)、その不揮発性メモリ100を低温槽300に入れる(矢印B1参照)。このように低温槽300に不揮発性メモリ100を入れた状態、つまり通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下(例えば−40℃〜−20℃)で、書込/読出制御部200により、少なくとも1回だけ不揮発性メモリ100に対する書込を行なう(矢印A2参照)。これにより、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが、不揮発性メモリ100におけるフローティングゲート(図8〜図11の符号111参照)とドレインとの間に発生することになる。
このようにして人為的に多くのホットホールを発生させてから、不揮発性メモリ100を低温槽300から取り出して通常使用時の動作温度(常温)で放置しながら(矢印B2参照)、書込/読出制御部200により規定時間毎に不揮発性メモリ100の読出チェックを行ない(矢印A3参照)、ホットホールに対する不揮発性メモリ100の動作を評価する。
次に、図2に示すフローチャート(ステップS11〜S25)に従って、本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第1の手法)の手順をより詳細に説明する。
まず、不揮発性メモリ100に対する書込/消去を常温で所定回数(例えば50万回)繰り返し実行してから(ステップS11,S12)、その不揮発性メモリ100を低温槽300に入れる(ステップS13)。このように低温槽300に不揮発性メモリ100を入れた状態、つまり常温よりも低い温度条件下(例えば−40℃〜−20℃)で1回だけ不揮発性メモリ100に対する書込を行なう(ステップS14)。
この後、不揮発性メモリ100を低温槽300から取り出し、常温にて不揮発性メモリ100の読出チェックを行なう(ステップS15)。この読出チェックで読出データが正常でないと判断された場合には、不揮発性メモリ100に何らかの問題があるものと判断して以下の評価処理を行なうことなく終了するか、再度、ステップS14による書込を行なう。一方、ステップS15の読出チェックで読出データが正常であると判断された場合、不揮発性メモリ100の常温放置を開始するとともに、常温放置を開始してからの経過時間の計時も開始する(ステップS16)。
そして、常温放置および計時の開始後、図2に示す例では、第1〜第N規定時間(Nは2以上の自然数)のそれぞれで読出チェックを行なう(ステップS17〜S23)。第1〜第N規定時間を、それぞれ、例えば50時間,100時間,150時間,200時間,…のごとく設定することにより、50時間ごとに不揮発性メモリ100の読出チェックが行なわれるようになっている。
つまり、常温放置および計時の開始後、まず初期値としてi=0と設定してから(ステップS17)、不揮発性メモリ100の常温放置時間が、順次、第i規定時間(i=1,2,…,N)に到達したか否かを判断する(ステップS18,S19)。常温放置時間が第i規定時間に到達していない場合(ステップS19のNOルート)、不揮発性メモリ100を放置し続ける一方(ステップS20)、常温放置時間が第i規定時間に到達した場合(ステップS19のYESルート)、常温にて不揮発性メモリ100の読出チェックを行なう(ステップS21)。
この読出チェックで、第i規定時間での読出データが正常であると判断された場合(ステップS22のYESルート)、i=Nであるか否かを判断し(ステップS23)、i=Nでなければ(ステップS23のNOルート)、ステップS18に戻り、iをi+1に置き換え、常温放置時間が次の規定時間に到達するのを待つことになる(ステップS19,S20)。
一方、第i規定時間での読出データが正常でないと判断された場合(ステップS22のNOルート)には、読出データが正常であった直前の第(i−1)規定時間に、予め求められている加速係数を乗算した時間を、実時間保持力として算出し、その時間を、実際に不揮発性メモリ100を通常状態で使用した場合の耐用時間(ホットホールに対する不揮発性メモリ100の評価結果)と見なす(ステップS24)。
また、ステップS23でi=Nであると判断された場合(ステップS23のYESルート)、常温放置時間が規定時間の最大値(第N規定時間)に到達するまで読出データが正常であったことになり、第N規定時間に前記加速係数を乗算した時間を実時間保持力として算出し、その時間を前記耐用時間(ホットホールに対する不揮発性メモリ100の評価結果)と見なす(ステップS25)。
このように、本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第1の手法)によれば、常温よりも低い温度条件下で不揮発性メモリ100に対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間におけるホットホールを人為的に増大させることができ、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが発生する。このような状態の不揮発性メモリ100を常温で放置して動作評価を行なうことにより、ホットホールによる現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、ホットホールに対する動作評価(信頼度試験)を極めて短時間で行なうことができる。
その際、前述したように、第1実施形態では、書込/消去を常温で所定回数(例えば50万回)だけ繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリ100に対し、常温よりも低い温度条件下で1回書込を行なうだけで、多くのホットホールを効率よく発生させることができる。
〔2〕第2実施形態(第2の手法)の説明
本発明の第2実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第2の手法)は、後述するようなアバランシェ効果を用いるものである。図4に示すように、メモリセル(図5,図8〜図11の符号110参照)のゲート電圧(電位)Vgが低く閾値近辺の中間電位にあると、ホットホールが増加する傾向がある。従って、本発明の第2実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第2の手法)では、不揮発性メモリにおいてゲート電圧Vgが通常の動作電圧でない前記中間電位となるようにコントロールし、低電圧にて不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールを人為的に且つ加速的に生じさせ、その後の非高温放置試験において、高温加速を行なうことなく実時間試験を短縮したものである。なお、図4は第2実施形態において印加されるゲート電圧Vg(通常使用時のゲート電圧および中間電位)について説明するためのグラフである。
ここで、アバランシェ効果について説明する。メモリセルにおいてゲート電圧よりも高い電位がドレインに印加されている状態では、PN接合の境界の空乏層の電界で電子(e-),正孔(e+)の対が発生する。分離した電子は、別のSi原子に衝突して雪崩現象的に電子,正孔対が発生する。これをアバランシェ効果という。一度、アバランシェ領域に入ると動作抵抗は非常に小さな値となり電流が急激に増加する現象である。ゲート電圧の高い場合は、電子が支配的に振舞うが、ゲート電圧が低い領域では、正孔が支配的に振舞う。また、高温とすると電子のリークが増え正孔は中和されるため、低温の方が正孔がより発生しやすい条件となる。
次に、図3に示すフローチャート(ステップS31〜S45)に従って、本発明の第2実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第2の手法)の手順をより詳細に説明する。ただし、この第2実施形態では、図5および図6を参照しながら後述するごとく、ゲート電圧を通常使用時の電位と前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換える機能を有した不揮発性メモリ100Aを、被試験素子としている。
図3に示すように、第2実施形態においても、まず、不揮発性メモリ100Aに対する書込/消去を常温常圧(通常使用時の動作温度かつ通常使用時のゲート電圧)で所定回数(例えば50万回)繰り返し実行してから(ステップS31,S32)、その不揮発性メモリ100Aのゲート電圧を低電圧(前記中間電位)に切換・設定する(ステップS33)。そして、このようにゲート電圧を低電圧に切り換えた状態で1回だけ不揮発性メモリ100Aに対する書込を行なう(ステップS34)。これにより、上述のごときアバランシェ効果によって通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが、不揮発性メモリ100Aにおけるフローティングゲートとドレインとの間に発生することになる。
このようにして人為的に多くのホットホールを発生させてから、不揮発性メモリ100Aのゲート電圧を低電圧から通常使用時のゲート電圧に切換・設定し、常温常圧にて不揮発性メモリ100Aの読出チェックを行なう(ステップS35)。以降、第2実施形態におけるステップS35〜S45の処理は、それぞれ第1実施形態におけるステップS15〜S25の処理に対応しているので、その詳細な説明は省略する。
ステップS36〜S43の処理により、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同様に、不揮発性メモリ100Aを常温で放置しながら規定時間毎に不揮発性メモリ100Aの読出チェックが行なわれ、ホットホールに対する不揮発性メモリ100Aの動作が評価される。そして、最終的には、ステップS44もしくはS45において、読出データが正常であった直前の第(i−1)規定時間、もしくは、第N規定時間に、予め求められている加速係数を乗算した時間が、実時間保持力として算出され、その時間が、実際に不揮発性メモリ100Aを通常状態で使用した場合の耐用時間(ホットホールに対する不揮発性メモリ100Aの評価結果)と見なされる。
次に、図5および図6を参照しながら、第2実施形態で用いられる、電圧切換機能を有する不揮発性メモリ100Aの構成について説明する。ここで、図5はその不揮発性メモリ100Aの構成を示す図、図6は図5に示す不揮発性メモリ100Aの要部(ワード線選択部120A)の構成を示す図である。なお、図5および図6中、図8において既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その詳細な説明は省略する。
図5および図6に示す不揮発性メモリ(被試験素子)100Aは、前述したアバランシェ効果をより効果的に実現すべく、ワードライン電圧(即ち、ゲート電圧)を素子内部で切換制御可能に構成されたもので、2種類のゲート電圧をそれぞれ供給しうる2種類の電源系123,124を用意され、通常動作と特殊条件(素子評価時)とを切り換える機能(後述するゲート電圧切換手段)を有している。
図5に示すように、第2実施形態の不揮発性メモリ100Aも、図5に示した不揮発性メモリ100と同様、多数のメモリセル110をマトリックス状に配置して構成されたセルアレイ101をそなえるとともに、ワード線選択部120A,書込制御部130,センスアンプ部140,データセレクタ部150および制御部160をそなえて構成されているが、第2実施形態の不揮発性メモリ100Aでは、不揮発性メモリ100のワード線選択部120に代え、後述するゲート電圧切換手段を有するワード線選択部120Aがそなえられている。
ワード線選択部120Aは、図6に示すように、アドレスデコーダ122を含んで構成され、このアドレスデコーダ122が、ワード線121を介し列単位でメモリセル110のゲート端子Gに接続され、アドレス入力を受けてデコードを行ない、書込/読出対象のメモリセル110を接続されたワード線121を、選択・指定するようになっている。
また、ワード線選択部120Aは、不揮発性メモリ100Aに設けられたテストピン(図示省略)に接続されており、このテストピンからの切換信号が、後述するゲート電圧切換手段に入力されるようになっている。
さらに、不揮発性メモリ100Aには、図6に示すように、2種類の第1電源系123および第2電源系124がそなえられている。第1電源系123は、通常使用時のゲート電圧(例えば5V)をゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加するためのものであり、第2電源系124は、動作評価時にフローティングゲートとドレインとの間に通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールをアバランシェ効果によって発生させるために用いられ、前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位(例えば2V)をゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加するためのものである。
そして、ワード線選択部120Aにおけるゲート電圧切換手段は、第1電源系123による前記通常使用時のゲート電圧と第2電源系124による前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加するためのもので、図6に示すように、コンパレータ125,FET(Field Effect Transistor)126,127およびインバータ128から構成されている。このゲート電圧切換手段を用いて、ホットホールに対する不揮発性メモリ100Aの動作を評価する際には前記中間電位をゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加させる。
ここで、コンパレータ125は、テストピンからの切換信号と予め設定されている基準電圧Vrefとを比較し、切換信号が基準電圧Vrefを超えた場合に出力信号をLow状態からHigh状態に切り換えるものである。
FET126および127は、それぞれ電源系123および124をワード線121へ接続するためのもので、FET126,127のゲートにHigh状態の信号が入力されると、それぞれ電源系123,124がワード線121に接続され、通常使用時のゲート電圧もしくは前記中間電位が、ゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加されるようになっている。
そして、コンパレータ125の出力信号は、FET127のゲートに直接入力されるとともに、インバータ128を介してFET126のゲートに入力されている。これにより、テストピンからの切換信号がオフ(Low)状態である場合には、コンパレータ125の出力信号はLow状態であり、FET127のゲートにはLow状態の信号が入力されるとともに、FET126のゲートにはインバータ128を介してHigh状態の信号が入力され、第1電源系123による通常使用時のゲート電圧がゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加されることになる。逆に、テストピンからの切換信号がオン(High)状態である場合には、コンパレータ125の出力信号はHigh状態となり、FET127のゲートにはHigh状態の信号が入力されるとともに、FET126のゲートにはインバータ128を介してLow状態の信号が入力され、第2電源系124による前記中間電位がゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加されることになる。
上述した本実施形態における不揮発性メモリ100Aによれば、ホットホールに対する動作評価を行なう際には、テストピンから入力される切換信号をオン(High)状態にして、上述したゲート電圧切換手段を用いて前記中間電位をゲート電圧として印加するようにゲート電圧の切換を行なうだけで、極めて容易に、フローティングゲートとドレインとの間におけるホットホールをアバランシェ効果によって増大させることができ、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが発生することになる。
なお、ここでは、ゲート電圧切換手段として、コンパレータ125,FET126,127およびインバータ128から構成されたものを用い、不揮発性メモリ100Aに設けたテストピンからの切換信号によって切換を行なっているが、ゲート電圧切換手段の構成はこれに限定されるものではない。例えば、ゲート電圧切換手段としては、アドレス線に高電圧を印加して切換を行なう手段や、モードレジスタを不揮発性メモリに内蔵しソフトウエア的に切り換える手段などを用いてもよい。
このように、本発明の第2実施形態としての不揮発性メモリ評価方法(第2の手法)や不揮発性メモリ100Aによれば、通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧Vgとして印加しながら不揮発性メモリ100Aに対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間におけるホットホールをアバランシェ効果によって増大させることができ、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが発生することになる。このような状態の不揮発性メモリ100Aを常温で放置して動作評価を行なうことにより、ホットホールによる現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、ホットホールに対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。
その際、前述したように、第2実施形態では、書込/消去を常温で且つ通常使用時のゲート電圧で所定回(例えば50万回)数繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリ100Aに対し、前記中間電位をゲート電圧Vgとして印加した状態で1回書込を行なうだけで、多くのホットホールを効率よく発生させることができる。
〔3〕第3実施形態の説明
本発明の第3実施形態としての不揮発性メモリ評価方法は、第1実施形態で説明した第1の手法と第2実施形態で説明した第2の手法とを組み合わせたものである。
図7に示すフローチャート(ステップS51〜S65)に従って、本発明の第3実施形態としての不揮発性メモリ評価方法の手順を詳細に説明する。ただし、この第3実施形態においても、第2実施形態と同様、図5および図6を参照しながら説明した不揮発性メモリ100Aを被試験素子としている。
図7に示すように、第3実施形態においても、まず、不揮発性メモリ100Aに対する書込/消去を常温常圧(通常使用時の動作温度かつ通常使用時のゲート電圧)で所定回数(例えば50万回)繰り返し実行してから(ステップS51,S52)、その不揮発性メモリ100Aを低温槽300(図1参照)に入れるとともに、その不揮発性メモリ100Aのゲート電圧を低電圧(前記中間電位)に切換・設定する(ステップS53)。このように低温槽300に不揮発性メモリ100を入れた状態、つまり常温よりも低い温度条件下(例えば−40℃〜−20℃)で、且つ、ゲート電圧を低電圧に切り換えた状態で、1回だけ不揮発性メモリ100に対する書込を行なう(ステップS54)。これにより、低温状態であることに加え、上述のごときアバランシェ効果が作用し、通常の書込/消去で発生するホットホールよりも多くのホットホールが、不揮発性メモリ100Aにおけるフローティングゲートとドレインとの間に発生することになる。
このようにして人為的に多くのホットホールを発生させてから、不揮発性メモリ100Aを低温槽300から取り出し、不揮発性メモリ100Aのゲート電圧を低電圧から通常使用時のゲート電圧に切換・設定し、常温常圧にて不揮発性メモリ100Aの読出チェックを行なう(ステップS55)。以降、第3実施形態におけるステップS55〜S65の処理は、それぞれ第1実施形態におけるステップS15〜S25の処理に対応しているので、その詳細な説明は省略する。
ステップS56〜S63の処理により、第3実施形態においても、第1実施形態や第2実施形態とほぼ同様に、不揮発性メモリ100Aを常温で放置しながら規定時間毎に不揮発性メモリ100Aの読出チェックが行なわれ、ホットホールに対する不揮発性メモリ100Aの動作が評価される。そして、最終的には、ステップS64もしくはS65において、読出データが正常であった直前の第(i−1)規定時間、もしくは、第N規定時間に、予め求められている加速係数を乗算した時間が、実時間保持力として算出され、その時間が、実際に不揮発性メモリ100Aを通常状態で使用した場合の耐用時間(ホットホールに対する不揮発性メモリ100Aの評価結果)と見なされる。
このように本発明の第3実施形態としての不揮発性メモリ評価方法によれば、常温よりも低い温度条件下で且つ通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧Vgとして各メモリセル110のゲートに印加しながら不揮発性メモリ100Aに対する書込を行なうことにより、フローティングゲートとドレインとの間におけるホットホールを、第1実施形態や第2実施形態よりも効率的に増大させることができ、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔が発生することになる。このような状態の不揮発性メモリ100Aを常温で放置して動作評価を行なうことにより、ホットホールによる現象(電荷リークに伴うデータ化け等の現象)の進行を加速させることができるので、ホットホールに対する動作評価を極めて短時間で行なうことができる。
その際、前述したように、第3実施形態においては、書込/消去を常温で且つ通常使用時のゲート電圧で所定回(例えば50万回)数繰り返し実行して、ある程度酷使した状態の不揮発性メモリ100Aに対し、常温よりも低い温度条件下で、且つ、前記中間電位をゲート電圧Vgとして印加した状態で、1回書込を行なうだけで、多くのホットホールをより効率よく発生させることができる。
〔4〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した各実施形態のステップS14,S34,S54では、被試験素子に対して1回だけ書込を行なっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、書込/消去を複数回繰り返し行なってもよい。
〔5〕付記
(付記1)
通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で評価対象の不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
(付記2)
該不揮発性メモリに対する書込/消去を前記通常使用時の動作温度で所定回数繰り返し実行してから前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの該正孔を発生させることを特徴とする、付記1記載の不揮発性メモリ評価方法。
(付記3)
通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加しながら評価対象の不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
(付記4)
該不揮発性メモリに対する書込/消去を前記通常使用時のゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから前記中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの該正孔を発生させることを特徴とする、付記3記載の不揮発性メモリ評価方法。
(付記5)
通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加しながら評価対象の不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
(付記6)
該不揮発性メモリに対する書込/消去を前記通常使用時の動作温度およびゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから、前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ前記中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの該正孔を発生させることを特徴とする、付記5記載の不揮発性メモリ評価方法。
(付記7)
該不揮発性メモリを低温槽に入れることにより前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下に置くことを特徴とする、付記1,付記2,付記5,付記6のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ評価方法。
(付記8)
該不揮発性メモリ上に、前記通常使用時のゲート電圧と前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段を予めそなえておき、
該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価する際には該ゲート電圧切換手段を用いて前記中間電位をゲート電圧として印加させることを特徴とする、付記3〜付記6のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ評価方法。
(付記9)
通常使用時のゲート電圧を印加するための第1電源と、
動作評価時にフローティングゲートとドレインとの間に通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させるために用いられ、前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加するための第2電源と、
該第1電源による前記通常使用時のゲート電圧と該第2電源による前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段とをそなえたことを特徴とする、不揮発性メモリ。
本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法の手順を概略的に説明するための図である。 本発明の第1実施形態としての不揮発性メモリ評価方法の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態としての不揮発性メモリ評価方法の手順を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態において印加されるゲート電圧(通常使用時のゲート電圧および中間電位)について説明するためのグラフである。 第2実施形態において用いられる不揮発性メモリの構成を示す図である。 図5に示す不揮発性メモリの要部(ワード線選択部)の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態としての不揮発性メモリ評価方法の手順を説明するためのフローチャートである。 一般的な不揮発性メモリの構成を示すブロック図である。 メモリセルに対するデータ書込の動作原理を説明するための図である。 メモリセルにおけるデータ消去の動作原理を説明するための図である。 メモリセルにおける正孔(ホットホール)の発生原理を説明するための図である。
符号の説明
100,100A 不揮発性メモリ(被試験素子)
101 セルアレイ
110 メモリセル
111 フローティングゲート
120,120A ワード線選択部
121 ワード線
122 アドレスデコーダ
123 第1電源系
124 第2電源系
125 コンパレータ(ゲート電圧切換手段)
126,127 FET(ゲート電圧切換手段)
128 インバータ(ゲート電圧切換手段)
130 書込制御部
131 ビット線
140 センスアンプ部
150 データセレクタ部
160 制御部
200 書込/読出制御部
300 低温槽

Claims (4)

  1. 評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時の動作温度で所定回数繰り返し実行してから前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
    該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
  2. 評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時のゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
    該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
  3. 評価対象の不揮発性メモリに対する書込/消去を通常使用時の動作温度およびゲート電圧で所定回数繰り返し実行してから、前記通常使用時の動作温度よりも低い温度条件下で且つ前記通常使用時のゲート電圧よりも低い閾値近辺の中間電位をゲート電圧として印加した状態で少なくとも1回だけ該不揮発性メモリに対する書込を行なうことにより、該不揮発性メモリにおけるフローティングゲートとドレインとの間に、通常の書込/消去で発生する正孔よりも多くの正孔を発生させてから、
    該不揮発性メモリを前記通常使用時の動作温度で放置し、該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価することを特徴とする、不揮発性メモリ評価方法。
  4. 該不揮発性メモリ上に、前記通常使用時のゲート電圧と前記中間電位とのいずれか一方を選択的に切り換えてゲート電圧として印加するためのゲート電圧切換手段を予めそなえておき、
    該正孔に対する該不揮発性メモリの動作を評価する際には該ゲート電圧切換手段を用いて前記中間電位をゲート電圧として印加させることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の不揮発性メモリ評価方法
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