JP4443850B2 - 管接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外面が独立波型形状の管相互を突合せ、該突合せた管の外周に直管状スリーブを取り付けてなる管接続構造に関するものである。
【0002】
従来の管接続構造を図2に示す。この管接続構造は、突合わせた外面が独立波型形状の管11、12と、該突合せた管11,12の外周に取り付けられたスリーブ2と、前記管11、12の谷部に嵌めこまれ該管11、12とスリーブ2との隙間を塞ぐ防水パッキン3、3と、スリーブ2の端部に取り付けられた固定具4、4とを備えている。防水パッキン3、3はリング状のゴムで形成されており、固定具4は、スリーブ2および管1の半周より大きい周長を有し、かつスリーブ2と管11、12に跨って装着できる構造を有している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記構成の管接続構造は、防水パッキン3によって、管11,12とスリーブ2との隙間を塞いで両者間を防水し、また固定具4によって管1がスリーブ2から引抜けるのを防止するものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−44390号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構造の管接続構造は、管11,12の端部に防水パッキン3を装着する作業が面倒であるという問題があり、また突合せた管11,12の外周に直管状スリーブ2を取り付ける際、防水パッキン3があるために挿入し難く、防水パッキンに摩擦低減のための潤滑材を塗布しなければならないという問題があった。このような問題は、管11,12の径が大きい程顕著に生じるものである
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決した管接続構造を提供するもので、その請求項1に記載の発明は、外面が独立波型形状の管相互を突合せ、該突合せた管の外周に直管状スリーブを取り付けてなる管接続構造において、突合せた管の突き合わせ部に最も近い山部を含むそれぞれの管の全ての山部と対向する前記直管状スリーブの内面に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成して、スリーブ内面とこれと対向するそれぞれの管の全ての山部との間を谷部と斜面部を跨ぐようにとびとびに防水すると共に前記スリーブの端部に固定具を取り付けたもので、突合せた管の外周に前記スリーブを取り付ける際、膨張体は未だ膨張していないので簡単に取り付けることができることを特徴とするものである。
【0007】
上記のように、直管状スリーブの内面と独立波型形状の管の外面との間に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成して、両者間を防水するように構成すると、突合せた管の外周に直管状スリーブを取り付ける際、膨張体は未だ膨張していないので簡単に取り付けることができる。また直管状スリーブの端部に固定具を取り付けたので、管に引っ張り力が加わっても管が直管状スリーブから引抜けるのを確実に防止することができる。ここで、具体的には、膨張体は突合せた管の突き合わせ部に最も近い山部を含むそれぞれの管の全ての山部と対向する直管状スリーブの内面に形成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る管接続構造の一実施形態を示す説明図である。
この管接続構造は、突合わせた外面が独立波型形状の管11、12と、該突合せた管11,12の外周に取り付けられた直管状スリーブ2と、該スリーブ2の端部に取り付けられた固定具4、4とを備えている点は従来の管接続構造と同じであるが、本発明は、前記直管状スリーブ2の内面と独立波型形状の管11,12の外面との間に水分を吸収して膨張する膨張体6を一体的に形成して、それぞれの管の全ての山部を谷部と斜面部を跨ぐようにとびとびに防水した点に特徴がある。すなわち、スリーブ2の内周面全体に予め水分を吸収して膨張する膨張体6を一体形成し、このスリーブ2を、突き合せた管11,12の外周に取り付け、突合せた管の突き合わせ部に最も近い山部を含むそれぞれの管の全ての山部と対向する前記スリーブの内面に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成して、スリーブ内面とこれと対向するそれぞれの管の全ての山部との間を谷部と斜面部を跨ぐようにとびとびに防水すると共に前記スリーブの端部に固定具を取り付けたもので、突合せた管の外周に前記スリーブを取り付ける際、膨張体は未だ膨張していないので簡単に取り付けることができるものである。
膨張体6としては、不織布と高吸収性樹脂と熱可塑性樹脂とを混合したものが使用できる。不織布としては例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の繊維が使用でき、また高吸収性樹脂としては、アクリル酸系、ポリビニルアルコール系のものがあり、繊維状、粉末状、シート状等適宜形態のものが使用できる。
【0009】
なお、管11,12と直管状スリーブ2はプラスチックで形成されている。また固定具4は、直管状スリーブ2および管11,12の半周より大きい周長を有し、かつ直管状スリーブ2と管11,12に跨って装着できる構造を有しており、管11,12に引っ張り力が加わっても管11,12が前記スリーブ2から抜けないようになっている。
【0012】
なお、膨張体6は直管状スリーブ2の内周面に位置した管11、12の突合せた管の突き合わせ部に最も近い山部を含む全ての山部と対向する前記スリーブの内面に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成してもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る管接続構造は、外面が独立波型形状の管相互を突合せ、該突合せた管の外周に直管状スリーブを取り付けてなる管接続構造において、前記直管状スリーブの内面と独立波型形状の管の外面の山部との間のスリーブ内面側に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成させて、スリーブ内面とこれと対向するそれぞれの管の全ての山部との間を谷部と斜面部を跨ぐようにとびとびに防水すると共に前記スリーブの端部に固定具を取り付けたことを特徴とするものであるため、突合せた管の外周に前記スリーブを取り付ける際、膨張体は未だ膨張していないので簡単に直管状スリーブを取り付けることができると共に管に引っ張り力が加わっても管が直管状スリーブから引抜けるのを確実に防止することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管接続構造の一実施形態を示す説明図。
【図2】従来の管接続構造を示す説明図。
【符号の説明】
11,12 管
2 直管状スリーブ
3 防水パッキン
4 固定具
6 膨張体
Claims (1)
- 外面が独立波型形状の管相互を突合せ、該突合せた管の外周に直管状スリーブを取り付けてなる管接続構造において、突合せた管の突き合わせ部に最も近い山部を含むそれぞれの管の全ての山部と対向する前記直管状スリーブの内面に水分を吸収して膨張する膨張体を一体的に形成して、スリーブ内面とこれと対向するそれぞれの管の全ての山部との間を谷部と斜面部を跨ぐようにとびとびに防水すると共に前記スリーブの端部に固定具を取り付けたもので、突合せた管の外周に前記スリーブを取り付ける際、膨張体は未だ膨張していないので簡単に取り付けることができることを特徴とする独立波型管の管接続構造。
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