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JP4440122B2 - フレキシブル配線部材用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブル配線部材用コネクタに関するものである。
従来、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)等と称される平板状で可撓(とう)性を有するフレキシブル配線部材を接続するために、アクチュエータを備えるコネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図2は従来のコネクタの断面図である。
図2に示されるコネクタは、フレキシブル回路基板、すなわち、FPCを接続するためのコネクタであり、FPCを挿入するための挿入口103を備えるハウジング101と、該ハウジング101に並列して取付けられ、コンタクト片105が前記挿入口103から挿入されたFPCの面と対向して延在する複数個の端子102と、該端子102のコンタクト片105を前記挿入口103から挿入されたFPCに向けて押圧するアクチュエータ107とを有する。該アクチュエータ107は、FPCを挿入口103に挿入可能な開位置107aから回動することによって、FPCを端子102のコンタクト片105に向けて押圧して取外しを不能とするようになっている。これにより、FPCの表面に露出した信号線の各々がコンタクト片105に押圧されて接触するので、信号線とコンタクト片105との電気的な接続を確保することができる。
特開2004−87361号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、アクチュエータ107が、FPCの長手方向に関して1ヶ所でのみ、FPCをコンタクト片105に向けて押圧するようになっている。そのため、例えば、信号線の周囲にグランド層を備えるFFCであって、信号線の露出位置とグランド層の露出位置とが長手方向において相違するFFCを接続する場合、アクチュエータ107によって信号線の露出位置近傍を押圧することはできても、グランド層の露出位置近傍を押圧することができず、グランド層と接地端子との接続を確保することが困難になってしまう。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、アクチュエータと連動するガイド部材がフレキシブル配線部材の挿入方向に関する手前側においてフレキシブル配線部材を押圧することによって、該フレキシブル配線部材の信号線が端子と接続する位置よりもフレキシブル配線部材の挿入方向に関する手前側においてグランド層を接地用導電部材に押圧して確実に接続することができ、信号線から発生したノイズが前記信号線や他の信号線へ影響を与えないようにするためにグランド層と接地用導電部材を接地させることによってノイズ発生を抑制することができるフレキシブル配線部材用コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のフレキシブル配線部材用コネクタにおいては、フレキシブル配線部材を挿入する挿入口を備えるハウジングと、該ハウジングに装填(てん)され、前記フレキシブル配線部材の信号線と電気的に接続するコンタクト片、及び、前記挿入口と反対側に突出するテール部を備える端子と、前記フレキシブル配線部材を挿入可能な第1位置と挿入された前記フレキシブル配線部材を前記コンタクト片に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において前記フレキシブル配線部材を前記コンタクト片に押付ける押圧部、及び、本体部を備えるアクチュエータと、前記ハウジングの前記挿入口側の端部に装填され、前記信号線と前記コンタクト片とが接続する位置よりもフレキシブル配線部材を挿入する方向に関する手前側において、前記フレキシブル配線部材のグランド層と電気的に接続するコンタクト部を備える接地用端子と、前記フレキシブル配線部材をガイドする第1位置と挿入された前記フレキシブル配線部材を前記コンタクト部に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において前記フレキシブル配線部材を前記コンタクト部に押付ける押圧部、前記フレキシブル配線部材をガイドするガイド面、及び、本体部を備え、前記アクチュエータと連動するガイド部材とを有する。
本発明の他のフレキシブル配線部材用コネクタにおいては、さらに、前記ガイド部材は、前記フレキシブル配線部材を挿入する方向にスライド可能に前記ハウジングに取付けられる。
本発明の更に他のフレキシブル配線部材用コネクタにおいては、さらに、前記アクチュエータは、前記ガイド部材に当接して該ガイド部材をスライドさせるカム部を備える。
本発明の更に他のフレキシブル配線部材用コネクタにおいては、さらに、前記接地用端子は、先端が前記挿入口側から前記端子のコンタクト片へ向くように、前記フレキシブル配線部材側に曲げ加工されている。
本発明によれば、フレキシブル配線部材用コネクタは、アクチュエータと連動するガイド部材がフレキシブル配線部材の挿入方向に関する手前側においてフレキシブル配線部材を押圧する。これにより、フレキシブル配線部材の信号線が端子と接続する位置よりもフレキシブル配線部材の挿入方向に関する手前側においてグランド層を接地用導電部材に押圧して確実に接続することができ、信号線から発生したノイズが前記信号線や他の信号線へ影響を与えないようにするためにグランド層と接地用導電部材を接地させることによってノイズ発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上前方から観た図、図3は本発明の実施の形態におけるコネクタを示す斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上後方から観た図、図4は本発明の実施の形態におけるコネクタの三面図である。なお、図4(a)は前面図、図4(b)は上面図、図4(c)は側面図である。
図1、3及び4において、10は本実施の形態におけるフレキシブル配線部材用コネクタとしてのコネクタであり、図示されない基板に実装され、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブル回路基板(FPC)等と称される平板状で可撓性を有するフレキシブル配線部材を電気的に接続するために使用される。なお、本実施の形態において、フレキシブル配線部材がフレキシブルフラットケーブル、すなわち、FFCであるものとして説明する。また、本実施の形態において、コネクタ10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ10が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ10の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ10は、合成樹脂等の絶縁材によって一体的に形成されたコネクタ本体としてのハウジング31と、合成樹脂等の絶縁材によって一体的に形成され、前記ハウジング31にスライド可能に取付けられたケーブル固定用第1可動部材としてのガイド部材21と、前記ハウジング31に姿勢変化可能に取付けられたケーブル固定用第2可動部材としてのアクチュエータ11とを有する。すなわち、該アクチュエータ11は、姿勢変化して第1位置及び第2位置になるように前記ハウジング31に取付けられている。また、前記ガイド部材21は、アクチュエータ11によってスライドさせられ、該アクチュエータ11が第1位置から第2位置になるように姿勢変化すると、第1位置から第2位置になるようにスライドする。なお、第1位置とは、後述されるフレキシブル配線部材としてのFFC61を挿入口34から挿入することができる開位置であり、図1、3及び4に示されるような位置である。また、第2位置とは挿入口34から挿入されたFFC61を保持する保持位置である。
そして、前記ガイド部材21は、横方向に延在する本体部22及び該本体部22の左右両端から前方に向けて突出する側部23を有する。また、前記アクチュエータ11は、横方向に延在する本体部15及び該本体部15の左右両端から前方に向けて突出する側部13を有する。なお、該側部13の前端上縁には、ガイド部材21の側部23の下面に当接してガイド部材21をスライドさせる機能を果たすカム部13aが形成されている。さらに、前記ハウジング31は、前部32、後部35、後述される左右の側部33、並びに、前記前部32、後部35及び側部33の間に形成され、上方からFFC61の端部を挿入するための開口部である挿入口34を有する。また、図4(b)に示されるように、挿入口34内には金属製の端子41が装填される端子受入溝37が複数形成されている。該端子受入溝37は、例えば、ピッチ約0.5〔mm〕で20本程度形成され、各端子受入溝37には端子41が1つずつ装填されるようになっている。なお、必ずしもすべての端子受入溝37に端子41が装填される必要はなく、FFC61の信号線の配列に対応させて、端子41を適宜省略することができる。
また、前記ハウジング31の下端からは、前記端子41のテール部42が後方(図4(c)における右方)へ向けて延在するように突出している。前記テール部42は、図示されない基板の面上に形成された配線にはんだ付等によって接続される。さらに、前記ハウジング31の左右の側部33には、金属製のネイル部材51が取付けられている。該ネイル部材51は金属板を加工したものであり、ハウジング31の下方に突出し、はんだ付等によって基板に取付けるための突出部51bを有する。また、前記ネイル部材51は、ハウジング31の左右の側部33前方において、上方に向けて延在する板ばね部51aを有する。該板ばね部51aは、上端が自由端となっている片持ち梁(はり)、すなわち、カンティレバー状の部材であり、その上端部に後方に向けて膨出する突起部51cが形成されている。
さらに、ハウジング31の前部32には、接地用端子としてのグランド部材24が取付けられている。該グランド部材24は、FFC61のグランド層に接触して電気的に接続される後述されるコンタクト部24a、及び、基板の面上に接続されるグランドテールとしてのテール部24bを有する。ここで、前記グランド部材24は、金属製の板部材から打抜き等の成形によって、一体的に成形されている。そして、グランド部材24の本体部は、前部32の前面(図4(c)における左側面)に形成されたグランド取付部32aに、上下方向に延在するように取付けられている。この場合、グランド部材24の本体部における下端近傍部分がグランド取付部32aのスリット内に挿入されて固定され、グランド部材24の本体部がカンティレバー状の板ばねとして機能する。
また、グランド部材24の本体部上端は概略U字状に曲げられ、下方かつ後方(図4(c)における下方かつ右方)に向かって延びるような形状、すなわち、挿入口34から挿入されたFFC61側に曲げられた形状のコンタクト部24aが形成されている。そして、該コンタクト部24aは、前部32の後面(図4(c)における右側面)における上端部の近傍に形成された溝状のグランド収容凹部38に収容されている。さらに、グランド部材24の本体部下端は概略L字状に曲げられ、ハウジング31の下端から前方へ向けて延在するように突出するテール部24bが形成されている。なお、図1、3及び4に示される例において、グランド部材24及びグランド取付部32aは、例えば、ピッチ約5〔mm〕で5つ配設されているが、これらの数は、いくつであってもよく、さらに等間隔に配設される必要もなく、適宜決定することができる。
そして、コネクタ10は、図1及び3において下方に配設される後述される基板の面上に実装される。この場合、前記ネイル部材51の突出部51bの下面が前記基板の面上に形成された接続パッドにはんだ付等によって接続され、また、前記端子41の後端に突出するテール部42が前記基板の面上に形成された配線にはんだ付等によって接続される。さらに、グランド部材24のテール部24bが前記基板の面上に形成された接地用ランドにはんだ付等によって接続される。これにより、ハウジング31が前記基板の面上に固定されるとともに、端子41のそれぞれが対応する配線に電気的に接続されて電気的接続部を形成し、かつ、グランド部材24が接地用ランドに電気的に接続されて接地回路を形成する。
次に、ハウジング31にガイド部材21及びアクチュエータ11を取付ける方法について説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるコネクタのハウジングにガイド部材を取付ける方法を示す図、図6は本発明の実施の形態におけるコネクタのハウジングにアクチュエータを取付ける方法を示す図である。なお、図5(a)及び6(a)は取付け前の状態を示し、図5(b)及び6(b)は取付け後の状態を示している。また、図5及び6に示される例では、説明の都合上、ハウジング31、ガイド部材21及びアクチュエータ11の幅方向(図4(a)における左右方向)の寸法が、図1、3及び4に示される例と比較して短縮されており、例えば、グランド取付部32aの数が2つになっている。
まず、図5(a)に示されるように、ガイド部材21をハウジング31の後方から矢印Aで示される方向に移動させてハウジング31に取付ける。ここで、該ハウジング31の両方の側部33の表面には、ハウジング31から横方向、すなわち、外方向に向けて突出して上下方向に延在するガイド突起33a、及び、該ガイド突起33aの上端に接続され、ハウジング31の外方向に向けて突出して前後方向に延在するストッパ突起33cが形成されている。なお、前記ガイド突起33aは、ハウジング31の側部33の上端から下方に向かって途中まで延在するが、ハウジング31の側部33の下端から所定の範囲には存在しないように形成されている。また、ハウジング31の両方の側部33の表面におけるガイド突起33aの下端近傍には、ハウジング31の外方向に向けてわずかに突出して前後方向に延在するロック突条33bが形成されている。該ロック突条33bの突出量は、ガイド突起33aよりもかなり小さくなっている。
また、図5(a)に示されるように、ガイド部材21において、本体部22の左右両端から前方に向けて突出する側部23の内側面には、横方向、すなわち、内方向に向けて突出して、前記ハウジング31のガイド突起33aにスライド可能に係合する係合突起23aが形成されている。ガイド部材21の左右の側部23に形成された係合突起23aの対向面間の距離は、ハウジング31の両方の側部33の表面間の距離にほぼ等しく、前記ハウジング31のガイド突起33aに係合突起23aが係合することによって、前記ガイド部材21はハウジング31にスライド可能に取付けられる。また、前記係合突起23aの対向面のそれぞれには、前記ロック突条33bと係合する図示されないロック溝が形成されている。なお、前記本体部22の前面は挿入されるFFC61をガイドするガイド面22cであり、該ガイド面22cの下端には、前方に向けて突出して横方向に延在する押圧部22aが形成されている。該押圧部22aは、ガイド部材21が第2位置になると、FFC61の挿入方向に関するグランド部材24のコンタクト部24aに対応する部位をコンタクト部24aに向けて押圧するようになっている。
そして、ガイド部材21をハウジング31に取付ける際には、図5(a)に示されるように、ガイド突起33aの存在しない範囲に係合突起23aが位置するような高さにガイド部材21を維持して、矢印Aで示される方向に移動、すなわち、前進させる。係合突起23aがガイド突起33aよりも前方に位置するまでガイド部材21を前進させた後、図5(b)に示されるように、ガイド部材21を矢印Bで示される方向に移動、すなわち、上昇させる。これにより、ガイド部材21の両方の側部23に形成された係合突起23aがハウジング31の両方の側部33に形成されたガイド突起33aに係合する。この場合、該ガイド突起33aの後方の面は、ガイド部材21の本体部22における前面の両側端部に当接する。すなわち、ガイド突起33aは前後から係合突起23aと本体部22とによって挟まれた状態となる。そのため、ガイド部材21は、ガイド突起33aに沿って上下方向にスライドすることができる。なお、図5(b)は、ガイド部材21が上限位置に到達し、係合突起23aの上面がストッパ突起33cの下面に当接した状態を示している。
また、ガイド部材21が上限位置に到達すると、ガイド部材21の左右の側部23の下面がハウジング31の両方の側部33に形成されたロック突条33bの上面と係合する。そのため、ガイド部材21は、振動等による不測の外力が付与されても、上限位置から移動して、落下することがない。
続いて、端子41をハウジング31の下面から挿入して端子受入溝37に装填する。ところで、前記端子41は金属板を打抜くことによって形成され、2種類の形状のものが使用され、ハウジング31には、2種類の形状の端子41a及び41bがハウジング31の幅方向に交互に配列されるように装填される。すなわち、前記端子41a及び41bには、後述される移動規制部44の先端に凹部45が形成された第1の種類と、移動規制部44の先端がほぼ直線状に形成された第2の種類とが存在する。この場合、第1の種類の端子41aが装填される。なお、第2の種類の端子41bは、後述する組立工程で装填される。
そして、図6(a)に示されるように、アクチュエータ11をハウジング31の後方から矢印Cで示される方向に移動させてハウジング31に取付ける。ここで、該ハウジング31の後部35の上面からは、第1の種類の端子41aにおける移動規制部44の先端が突出した状態になっている。また、ガイド部材21が上限位置に到達しているので、ガイド部材21の本体部22の下面とハウジング31の後部35の上面との間の距離は、アクチュエータ11を収容可能な長さとなっている。そして、前記アクチュエータ11は、第2位置に対応する姿勢で、すなわち、本体部15の下面がハウジング31の後部35の上面と平行となる姿勢で、矢印Cで示される方向に移動させられる。
ところで、前記アクチュエータ11は、本体部15の前端面に、アクチュエータ11が第2位置としての閉位置になったときに、前記挿入口34から挿入されたFFC61を前方、すなわち、前記端子受入溝37内に装填された端子41a及び41bの後述される前腕ビーム部43の方向に向けて押圧する複数の押圧部14を有する。また、該押圧部14はアクチュエータ11が第1位置としての開位置となったときには、後方に移動してFFC61の挿入を可能にする。なお、前記押圧部14の間には、前記端子41a及び41bの移動規制部44を収容するための後述される収容溝12a及び12bが複数形成されている。該収容溝12a及び12bの数及び位置は、前記端子受入溝37と対応する。また、前記本体部15は、アクチュエータ11が閉位置になったときに前記FFC61の挿入方向とほぼ直角になり、アクチュエータ11が開位置になったときに前記FFC61の挿入方向との間に所定の角度を形成するように傾斜する。この場合、前記本体部15の上面の角度は、図6(b)に示されるようなガイド部材21の本体部22の下側傾斜面22bの角度とほぼ同一となる。
さらに、各収容溝12a内には後述されるストッパピン部16が形成されている。そして、アクチュエータ11をハウジング31に取付けると、前記ストッパピン部16が第1の種類の端子41aにおける移動規制部44の先端に形成された凹部45内に入り込むようになっている。なお、アクチュエータ11が第1位置から第2位置になるように、また、第2位置から第1位置になるように姿勢変化する際には、前記ストッパピン部16の中心が前記移動規制部44の先端の凹部45の近傍を移動しながら傾きを変えて姿勢変化する。これにより、図6(b)に示されるように、アクチュエータ11がハウジング31に取付けられる。この場合、アクチュエータ11及びガイド部材21は第2位置としての閉位置となっている。
続いて、移動規制部44の先端がほぼ直線状に形成された第2の種類の端子41bをハウジング31の下面から挿入して端子受入溝37に装填する。これにより、直線上の移動規制部44の先端が前記ストッパピン部16の後方に位置するので、前記直線上の移動規制部44の先端によってストッパピン部16の後方向への移動が規制される。そのため、前記アクチュエータ11は、装填された第2の種類の端子41bの移動規制部44によって、ハウジング31から離脱することが防止されるようになる。
次に、基板に実装されたコネクタ10の動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第1位置にあるときのコネクタの内部を示す第1の側断面図、図8は本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第1位置にあるときのコネクタの内部を示す第2の側断面図、図9は本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第2位置にあるときのコネクタの内部を示す側断面図である。
本実施の形態において、第1の種類の端子41a及び第2の種類の端子41bは、金属板を打抜くことによって形成され、図7及び8に示されるように、コネクタ10のハウジング31の各端子受入溝37内に1つずつ装填されている。また、図7〜9は、コネクタ10が図示されない基板に実装された状態を示しており、グランド部材24のテール部24bが基板の面上に形成された接地用ランドにはんだ付等によって接続され、端子41a及び41bのテール部42が前記基板の面上に形成された配線にはんだ付等によって接続された状態を示している。なお、ネイル部材51の突出部51cも基板の面上に形成された接続パッドにはんだ付等によって接続されている。
そして、前記端子41a及び41bは、概略U字形状を有し、移動規制部44及び前腕ビーム部43が端子受入溝37内において上方に向かって延在している。なお、前記端子41a及び41bは、前述のように、ハウジング31の下方から端子受入溝37内に挿入され、移動規制部44の前端及び後端(図7〜9における左端及び右端)が、ハウジング31の後部35において端子受入溝37の前面及び後面を構成する面によって、前後方向から挟まれて固定されている。
ここで、前記前腕ビーム部43は、FFC61の信号線と電気的に接続するコンタクト片として機能するものであり、その先端(図7〜9における上端)近傍には後方に突出するコンタクト部43aが形成されている。なお、前記FFC61は、図9に示されるように、信号線の露出した面が前方(図7〜9における左方)を向くようにしてハウジング31の挿入口34に挿入されるものとする。
ところで、FFC61は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のような狭い実装空間での使用に適しており、電気的絶縁性を示す第1の絶縁層上に、導電性を有する箔(はく)状の信号線が複数本、例えば、20本程度、所定のピッチ、例えば、約0.5〔mm〕で並列に配設される。そして、前記信号線の上には電気的絶縁性を示す第2の絶縁層が配設され、該第2の絶縁層の上には、ノイズや誤動作の発生を抑制するための導電性を備える金属製のグランド層が配設される。また、第1の絶縁層の下には第1のシールド部材が配設され、グランド層の上には第2のシールド部材が配設される。
そして、コネクタ10の挿入口34に挿入される端部においては、第2の絶縁層が第1の絶縁層よりも短くなるように除去され、信号線の上面が露出している。また、グランド層は第2の絶縁層よりも短くなっている。さらに、第2のシールド部材がグランド層よりも短く、該グランド層の上面が露出している。また、第1のシールド部材と第2のシールド部材とはほぼ同じ長さであり、第1の絶縁層と信号線とはほぼ同じ長さである。これにより、信号線の露出位置とグランド層の露出位置とは、FFC61の挿入方向において相違する。すなわち、信号線の露出位置はFFC61の挿入方向において先端から所定の範囲となり、グランド層の露出位置はFFC61の挿入方向において信号線の露出位置よりも後方寄り、すなわち、手前側となる。なお、コネクタ10の挿入口34に挿入される際には、露出した信号線の上面及びグランド層の上面が前方を向くようにして挿入される。これにより、信号線は端子41a及び41bの前腕ビーム部43のコンタクト部43aと接触することができ、グランド層はグランド部材24のコンタクト部24aと接触することができる。
図7及び8に示されるように、アクチュエータ11及びガイド部材21が第1位置としての開位置にあるときには、アクチュエータ11の押圧部14が後方(図7及び8における右方)に移動した状態になり、前方(図7及び8における左方)への突出量は比較的小さくなっている。そのため、挿入口34から挿入されたFFC61は、その後面が押圧部14に当接しても、ほとんど前方向に押されることがないので、スムーズに挿入される。また、ガイド部材21の押圧部22aは、グランド部材24のコンタクト部24aよりも下方に移動した状態になり、ガイド部材21の本体部22のガイド面22cとグランド部材24のコンタクト部24aとの間隔が広くなっている。そのため、挿入口34から挿入されたFFC61は、ガイド部材21の本体部22のガイド面22cとグランド部材24のコンタクト部24aとの間をスムーズに通過することができる。
ところで、開位置において、アクチュエータ11の本体部15は、FFC61の挿入方向との間に所定の角度を形成するように傾斜している。この場合、前記本体部15の上面は、その角度がガイド部材21の本体部22の下側傾斜面22bの角度とほぼ同一となり、前記下側傾斜面22bに近接している。また、開位置においては、ガイド部材21の左右の側部23に形成された係合突起23aの対向面に形成されたロック溝が、ハウジング31の両方の側部33の表面に形成されたロック突条33bと係合している。そのため、ガイド部材21は、開位置よりも下方に移動することがない。さらに、開位置においては、図1、3及び4に示されるように、アクチュエータ11の側部13におけるカム部13aが、ネイル部材51の板ばね部51aにおける突起部51cの下側傾斜面に係合している。そのため、アクチュエータ11は、振動等による不測の外力が付与されても、開位置より、図4(c)、7及び8における時計回り方向に姿勢変化することがない。
そして、前記挿入口34へのFFC61の挿入が完了すると、該FFC61の先端が図9に示されるように、前腕ビーム部43のコンタクト部43aよりも下方に到達し、FFC61の挿入方向において、信号線の露出部分が前腕ビーム部43のコンタクト部43aに対面し、グランド層の露出部分がグランド部材24のコンタクト部24aに対面する。
続いて、オペレータが前記アクチュエータ11を図4(c)、7及び8における時計回り方向に姿勢変化させ、図9に示されるような第2位置としての閉位置にある状態とする。この場合、前述のように、アクチュエータ11のカム部13aがネイル部材51の突起部51cに係合しているが、オペレータの手指による操作力程度の強い力が付与された場合には、ネイル部材51の板ばね部51aが弾性変形して、カム部13aと突起部51cとの係合が解除されるので、アクチュエータ11を開位置から時計回り方向に姿勢変化させて、図9に示されるような閉位置にすることができる。
そして、アクチュエータ11の時計回り方向の姿勢変化を続行すると、突起部51cとの係合が解除されたカム部13aが上昇し、ガイド部材21の左右の側部23の下面に当接し、該側部23を上方に向けて押圧する。そのため、係合突起23aの対向面に形成されたロック溝とハウジング31の両方の側部33の表面に形成されたロック突条33bとの係合が解除され、ガイド部材21は前記側部33のガイド突起33aに沿って上方向にスライドして上昇する。
そして、アクチュエータ11が第2位置としての閉位置になると、図9に示されるように、本体部15がFFC61の挿入方向とほぼ直角になり、カム部13aがその上限位置に到達する。これにより、ガイド部材21もその上限位置に到達し、第2位置としての閉位置になる。なお、ガイド部材21が上限位置に到達すると、ガイド部材21の左右の側部23の下面がハウジング31の両方の側部33に形成されたロック突条33bの上面と係合する。そのため、ガイド部材21は、振動等による不測の外力が付与されても、上限位置から移動して、落下することがない。すなわち、ガイド部材21は、閉位置から開位置に向けて姿勢変化することがない。なお、オペレータの手指による操作力程度の強い力が付与された場合には、ガイド部材21の左右の側部23の下面がロック突条33bを乗り越えるので、ガイド部材21は、上限位置から移動し、閉位置から開位置に向けて姿勢変化する。
また、アクチュエータ11が閉位置になると、前記カム部13aの面であり、アクチュエータ11の本体部15に対して垂直な面がFFC61の挿入方向と平行になり、ネイル部材51の板ばね部51aに平行に対面する。そして、この状態からアクチュエータ11が図4(c)、7及び8における反時計回り方向に姿勢変化しようとすると、前記カム部13aの面が傾斜してネイル部材51の突起部51cを前方に向けて押圧するので、板ばね部51aによる反力を受けることになる。そのため、アクチュエータ11は、振動等による不測の外力が付与されても、図4(c)、7及び8における反時計回り方向に姿勢変化することがない。すなわち、アクチュエータ11は、閉位置から開位置に向けて姿勢変化することがない。なお、オペレータの手指による操作力程度の強い力が付与された場合には、カム部13aの面が傾斜してネイル部材51の突起部51cを前方に向けて押圧し、ネイル部材51の板ばね部51aを大きく弾性変形させることができるので、アクチュエータ11を閉位置から反時計回り方向に姿勢変化させて、図7及び8に示されるような開位置にすることができる。
さらに、アクチュエータ11が第2位置としての閉位置になると、図9に示されるように、押圧部14が前方に移動した状態になり、前方への突出量が大きくなっている。そのため、前記押圧部14は、FFC61の後面に当接して前方に向いた力を付与し、FFC61をコンタクト片としての前腕ビーム部43のコンタクト部43aに押付ける。これにより、前記FFC61の前側の表面において露出している信号線がコンタクト部43aに当接して電気的接続部が形成され、前記信号線と端子41a及び41bとが電気的に接続される。なお、前腕ビーム部43は、ばね性を有し、FFC61が押付けられることによって、弾性的に変形するので、信号線とコンタクト部43aとの接続が良好に維持される。
また、アクチュエータ11が閉位置になると、前述のようにガイド部材21も閉位置になる。そして、ガイド部材21が閉位置になると、図9に示されるように、押圧部22aが上方に移動した状態になり、グランド部材24のコンタクト部24aにほぼ対面した位置になる。なお、図9における点線は、開位置にあるガイド部材21を示しており、ガイド部材21が開位置から閉位置に姿勢変化することによる押圧部22aの上方への移動量を視覚的に把握することができるようになっている。そして、前記押圧部22aは、FFC61の挿入方向において信号線の露出位置よりも手前側に位置するグランド層の露出位置に対応する位置において、FFC61の後面に当接して前方に向いた力を付与し、FFC61をグランド部材24のコンタクト部24aに押付ける。これにより、前記FFC61の前側の表面において露出しているグランド層がコンタクト部24aに当接して電気的接続部が形成され、前記グランド層とグランド部材24とが電気的に接続される。なお、該グランド部材24は、ばね性を有し、FFC61が押付けられることによって、弾性的に変形するので、グランド層とコンタクト部24aとの接続が良好に維持される。
そして、前記グランド部材24のテール部24bが基板の面上に形成された接地用ランドにはんだ付等によって接続されているので、前記グランド層が接地され、ノイズが前記信号線に生じても、前記ノイズをグランド層、次にグランド部材24を介して、基板の接地用ランドに順に流すことができ、ノイズによる各種機器への悪影響を防止することができる。この場合、信号線が端子41a及び41bと接続する位置よりもFFC61の挿入方向に関して手前側(図9における上側)において、グランド層がグランド部材24のコンタクト部24aと接続しているので、ノイズが前記信号線に生じても、前記ノイズを前記信号線や他の信号線と端子41a及び41bとの接続部の近傍を通すことなく、基板の接地用ランドに流すことができる。そのため、信号線と端子41a及び41bとの接続部において、前記ノイズの発生を抑制することができる。
なお、前述のように、オペレータが開位置にあるアクチュエータ11を姿勢変化させて閉位置にある状態とする際に、ネイル部材51の板ばね部51aが弾性変形してネイル部材51の突起部51cに係合していたアクチュエータ11のカム部13aは、突起部51cとの係合が急激に解除される。そのため、前記オペレータに確かなクリック感を与えることができ、FFC61の信号線と端子41a及び41bとが電気的に接続されたこと、及び、グランド層とコンタクト部24aとが電気的に接続されたことを前記オペレータに認識させることができる。
また、コネクタ10に挿入されて接続されたFFC61が外力を受けて抉(こじ)られた場合でも、FFC61の挿入方向に関して手前側においてガイド部材21がFFC61を保持しており、前記ガイド部材21が前記外力を一時的に受けることになるので、アクチュエータ11が前記外力によって閉位置から開位置に向かって姿勢を変化させることがない。すなわち、抉りによるアクチュエータ11の姿勢変化を防止することができる。そのため、FFC61がコネクタ10から外れることを確実に防止することができる。
このように、本実施の形態においては、ハウジング31にアクチュエータ11と連動するガイド部材21が取付けられ、該ガイド部材21の押圧部22aがFFC61をグランド部材24のコンタクト部24aに押付けることによって、グランド層がコンタクト部24aに当接して電気的に接続される。この場合、グランド部材24のコンタクト部24aとFFC61のグランド層との接続部が、信号線と端子41a及び41bとの接続部よりもFFC61の挿入方向に関して手前側に位置するので、信号線に発生したノイズが前記信号線や他の信号線と端子41a及び41bとの接続部の近傍を通ることがなく、信号線と端子41a及び41bとの接続部において、前記ノイズの発生を抑制することができる。
また、ガイド部材21の押圧部22aが、FFC61の挿入方向において信号線の露出位置よりも手前側に位置するグランド層の露出位置に対応する位置において、FFC61の後面に当接して前方に向いた力を付与し、FFC61をグランド部材24のコンタクト部24aに押付けるようになっている。そのため、FFC61の前側の表面において露出しているグランド層がコンタクト部24aに当接して電気的接続部が形成され、前記グランド層とグランド部材24との電気的接続が確実に維持される。
なお、本実施の形態においては、コネクタ10が基板に対して立設された状態で実装される、すなわち、挿入口34が上方に向けて開放し、FFC61の挿入方向が基板に対して垂直となる方向で実装されたストレートタイプの例についてのみ説明したが、前記コネクタ10は、基板に対して平行な状態、すなわち、横向きの状態で実装することもできる。これは、端子41a及び41b、グランド部材24及びネイル部材51の形状を変更して、コネクタ10のハウジング31における前部32の前面が基板に対面した状態で、前記端子41a及び41bのテール部42、グランド部材24のテール部24b及びネイル部材51の突出部51bが基板の面上に形成された配線、接地用ランド及び接続パッドにはんだ付等によって接続されるようにすることによって実現することができる。
また、本実施の形態においては、2種類の種類の端子41a及び41bを使用し、第1の種類の端子41aの移動規制部44と第2の種類の端子41bの移動規制部44との間において、アクチュエータ11のストッパピン部16の中心が移動しながら姿勢変化することができるようになっているが、1種類の端子を使用してアクチュエータ11の移動を規制するようにしてもよいし、アクチュエータ11の外側面に凸部を形成するとともに、該凸部と係合する凹部をハウジング31の内側面に形成し、前記凸部と凹部とを係合させることによって、アクチュエータ11の移動を規制するようにしてもよい。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるコネクタを示す斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上前方から観た図である。 従来のコネクタの断面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタを示す斜視図でありアクチュエータが第1位置にあるときの斜め上後方から観た図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタの三面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタのハウジングにガイド部材を取付ける方法を示す図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタのハウジングにアクチュエータを取付ける方法を示す図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第1位置にあるときのコネクタの内部を示す第1の側断面図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第1位置にあるときのコネクタの内部を示す第2の側断面図である。 本発明の実施の形態におけるアクチュエータ及びガイド部材が第2位置にあるときのコネクタの内部を示す側断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
11 アクチュエータ
12 収容溝
13、23、33 側部
13a カム部
14、22a 押圧部
15、22 本体部
16 ストッパピン部
21 ガイド部材
22b 下側傾斜面
22c ガイド面
23a 係合突起
24 グランド部材
24a、43a コンタクト部
24b、42 テール部
31 ハウジング
32 前部
32a グランド取付部
33a ガイド突起
33b ロック突条
33c ストッパ突起
34 挿入口
35 後部
37 端子受入溝
38 グランド収容凹部
41、41a、41b 端子
43 前腕ビーム部
44 移動規制部
45 凹部
51 ネイル部材
51a 板ばね部
51b 突出部
51c 突起部
61 FFC

Claims (4)

  1. (a)フレキシブル配線部材(61)を挿入する挿入口(34)を備えるハウジング(31)と、
    (b)該ハウジング(31)に装填され、前記フレキシブル配線部材(61)の信号線と電気的に接続するコンタクト片(43)、及び、前記挿入口(34)と反対側に突出するテール部(42)を備える端子(41)と、
    (c)前記フレキシブル配線部材(61)を挿入可能な第1位置と挿入された前記フレキシブル配線部材(61)を前記コンタクト片(43)に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において前記フレキシブル配線部材(61)を前記コンタクト片(43)に押付ける押圧部(14)、及び、本体部(15)を備えるアクチュエータ(11)と、
    (d)前記ハウジング(31)の前記挿入口(34)側の端部に装填され、前記信号線と前記コンタクト片(43)とが接続する位置よりもフレキシブル配線部材(61)を挿入する方向に関する手前側において、前記フレキシブル配線部材(61)のグランド層と電気的に接続するコンタクト部(24a)を備える接地用端子(24)と、
    (e)前記フレキシブル配線部材(61)をガイドする第1位置と挿入された前記フレキシブル配線部材(61)を前記コンタクト部(24a)に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能であって、前記第2位置において前記フレキシブル配線部材(61)を前記コンタクト部(24a)に押付ける押圧部(22a)、前記フレキシブル配線部材(61)をガイドするガイド面(22c)、及び、本体部(22)を備え、前記アクチュエータ(11)と連動するガイド部材(21)とを有することを特徴とするフレキシブル配線部材用コネクタ(10)。
  2. 前記ガイド部材(21)は、前記フレキシブル配線部材(61)を挿入する方向にスライド可能に前記ハウジング(31)に取付けられる請求項1に記載のフレキシブル配線部材用コネクタ(10)。
  3. 前記アクチュエータ(11)は、前記ガイド部材(21)に当接して該ガイド部材(21)をスライドさせるカム部(13a)を備える請求項1又は2に記載のフレキシブル配線部材用コネクタ(10)。
  4. 前記接地用端子(24)は、先端が前記挿入口(34)側から前記端子(41)のコンタクト片(43)へ向くように、前記フレキシブル配線部材(61)側に曲げ加工されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のフレキシブル配線部材用コネクタ(10)。
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