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JP4335617B2 - 光学機器用セクタ駆動装置 - Google Patents

光学機器用セクタ駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学機器用のセクタ駆動装置に関する。より詳細には、一般のデジタルカメラや携帯電話に内蔵されるデジタルカメラ、さらにはビデオカメラ等の光学機器用セクタ駆動装置に関する。
近年のカメラは、著しいスピードで小型化され、またシャッタスピードの高速化が図られている。カメラの小型化及びシャッタスピードの高速化を図るためには、内蔵部品をコンパクト化し、さらに効率的な構成が求められる。例えば特許文献1で開示するセクタ駆動装置は、セクタの形状を小さく形成し、複数のセクタを協働させてシャッタ開口を閉じるように構成している。このようなセクタ駆動装置であれば小型化を促進できる。
図6は、特許文献1で開示する従来のセクタ駆動装置について示した図である。(A)はシャッタ開口10aを全開とした状態の図、(B)はシャッタ開口10aを閉じる動作の途中の状態を示した図である。このセクタ駆動装置は、シャッタ基板110に3個のセクタ121,122,130が回動自在に配置されている。セクタ121、122が絞り羽根、130がシャッタ羽根である。絞り羽根121、122は、1個の作動ピン141aにより同時に駆動される。これら絞り羽根は、重なりあって確認し難いので、同様の構成であり一枚で確認し易いシャッタ羽根130について説明する。
シャッタ羽根130には、円形穴131と長穴132とが形成されている。円形穴131は、基板に固定された支軸113に係合している。よって、シャッタ羽根130は支軸113回りに回動自在である。また、長穴132には、作動ピン151aが係合している。作動ピン151aは駆動モータ150のロータ151に接続されており所定範囲を回動する。よって、シャッタ羽根130は、作動ピン151aの駆動力により、支軸113を中心に回動してシャッタ開口10aを開閉する。
従来のセクタ駆動装置に含まれるセクタは、上記シャッタ羽根130の様に一般に2個の係合穴を有している。1つ目の係合穴131はシャッタ基板110に固定された支軸113に係合する穴である。2つ目の係合穴132は作動ピン151aと係合する穴である。そして、図6で示すように、基板に固定された支軸113に係合する穴131は、この支軸より僅かに大きな内径を有する真円状に形成されている。一方、作動ピン151aが係合する穴132は、長穴状でこの内部を作動ピン151aが摺接して駆動力を伝達する。
図6に示すように、従来においては、作動ピン151aが係合する側の係合穴132が長穴状に形成されていた。そして、作動ピン151aがこの長穴132内を摺動すると、シャッタ羽根130が支軸113回りに回動し、シャッタ開口10aを開閉する範囲を移動するという構成であった。
特開2002−139768号 公報
従来にあっては、作動ピンが係合する穴が長穴形状である。よって、図6で示すように、セクタ側に形成する長穴132は作動ピン151aが遊び無く内壁に当接する様に設計する必要がある。具体的には、作動ピン151aが移動する方向と交差する方向に長穴が延びるように設計されていた。セクタの回転中心である支軸113より離れた位置に大きな面積をとる長穴132があるため、セクタを回動させると長穴132がある付近の回動領域が大きくなっていた。そのため、他のセクタの回転中心である支軸はこの回動領域を避けて離れた位置に設けなければならず、その分セクタ駆動装置の小型化が困難であった。
よって、本発明は、小型のセクタ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的は、所定範囲を往復動する作動部材に係合する第1の係合穴と、シャッタ基板に固定された支軸に係合する第2の係合穴とを有し、前記作動部材の動きに伴って前記シャッタ基板に形成したシャッタ開口を開閉する、セクタを備えた光学機器用セクタ駆動装置であって、前記第1の係合穴は前記作動部の回動を許容する略円形であり、前記第2の係合穴は長穴であり、該長穴は前記第1の係合穴が前記作動部材の移動に伴って移動したときに、前記セクタを揺動させて前記シャッタ開口を開閉する位置に移動するように形成されている光学機器用セクタ駆動装置により達成できる。
同様に、上記目的は、所定範囲を往復動する作動部材に係合する第1の係合穴と、シャッタ基板に固定された支軸に係合する第2の係合穴とを有し、前記作動部材の動きに伴って前記シャッタ基板に形成したシャッタ開口を開閉する複数のセクタを備えた光学機器用セクタ駆動装置であって、前記複数のセクタの少なくとも1個のセクタは、前記第1の係合穴が前記作動部の回動を許容する略円形であり、さらに、前記第2の係合穴は長穴であり、該長穴は前記第1の係合穴が前記作動部材の移動に伴って移動したときに、該セクタを揺動させて前記シャッタ開口を開閉する位置に移動するように形成されている光学機器用セクタ駆動装置によっても達成できる。
本発明によると、セクタの回転中心側に大きな面積をとる長穴を設け、作動部材に係合する部分をそれほど面積を必要としない係合穴を設けたため、セクタを回動させるときに必要な回動領域を狭くすることができる。このため、他のセクタの回転中心を近づけて配置させることができ、セクタ駆動装置を小型化できる。また、長穴を適宜な形状とすることにより、セクタを単純に円運動させること無く所望の軌跡を描かせることができ、その分、セクタの回動領域を狭くすることができ、セクタ駆動装置の小型化に貢献する。
また、前記セクタの全てが、1個の作動部材により駆動されるように構成することが望ましい。このような構造を採用すると、1個の作動部材で全てのセクタを駆動できる効率的なセクタ駆動装置とすることができる。
本発明によると、セクタ駆動装置を小型にすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態に係るのセクタ駆動装置について説明する。図1から図5は、実施形態に係るセクタ駆動装置10について示した図である。図1は、セクタ駆動装置10の各セクタを全開状態のときの様子を示した図である。同図の上部には各セクタを駆動する駆動手段の一例としてのステップモータ1の状態を合わせて示している。図2は、図1に示したセクタ駆動装置10に含まれる構成の一部を取り出して示した図である。図3は、本セクタ駆動装置10の駆動構成も含めた全体構成を示した図である。図4はセクタ駆動装置10が全閉状態にあるときの様子を示した図である。図5はセクタ駆動装置10が小絞り状態にあるときの様子を示した図である。
先ず、図1の下図を参照して、本セクタ駆動装置に含むセクタについて説明する。本セクタ駆動装置10は、セクタ3枚構成のセクタ駆動装置である。セクタ駆動装置10は、シャッタ基板50と、3枚のセクタ60、65、70を備えている。セクタ60は第1シャッタ羽根であり、セクタ65は第2シャッタ羽根である。セクタ70は小絞り開口75を備えた絞り羽根である。なお、シャッタ基板50の中央には、シャッタ開口51が形成されている。
図2は、図1に示した各部構成を確認し易いように取り出して示した図である。(A)は第1セクタ60、(B)は第2セクタ65、(C)は第3セクタ70を示している。また、(D)は作動部材としての作動ピン27が移動する所定範囲REを拡大して示している。この作動ピン27は、ステップモータ1により駆動される。ステップモータ1と作動ピン27との関係及び、この作動ピンにより移動される各セクタとの関係については、後述する図3により詳述する。
図2を参照して、各セクタの形状について説明する。本セクタ駆動装置10では、第1セクタ60及び第3セクタ70が従来とは異なる係合穴を備えている。先ず、(A)に示す第1セクタ60は、2個の係合穴62と63とを備えている。また、第1の係合穴63は略円形であり作動ピン27に係合する。係合穴63はその内径が作動ピン27より僅かに大きく形成され、その内部で作動ピン27が回動自在である。一方、第2の係合穴62は曲率を有した長穴状に形成されている。この長穴62には、基板50に固定された支軸61が係合している。
上記のように、第1セクタ60では従来とは逆の関係で係合穴が形成されている。すなわち、作動ピン27が係合する係合穴63は作動ピン27の回動を許容する円形状に形成されている。そして、支軸61が係合する係合穴62は長穴である。回転中心の支軸61付近に大きな面積を必要とする長穴の係合穴62とそこを囲む肉部60aとを設けて、作動ピン27付近に小さな面積ですむ係合穴63とそこを囲む肉部60bとを設けたので、第1セクタ60を回動させたときに作動ピン27付近の回動に必要な領域が狭くなり、その分、他のセクタの回転中心である支軸を近づけて配置することが可能となる。このようにセクタの回転中心の支軸同士を近づけて、セクタ同士を近づけることができ装置全体が小型化できる。また、係合穴62を適宜な曲線状にしてあるため、セクタ60を単純に支軸61を中心に円運動させたときよりも、セクタ60の単純な円運動による回転方向に加えて回転方向以外の方向の動きを加味させることができ、その分、回転方向の必要な回動領域を小さくさせることができ、装置全体が小型化できる。この長穴62は、前記係合穴63が作動ピン27の移動に伴って移動したときに、前記セクタ60を揺動させてシャッタ開口51を開閉するように設計されている。なお、長穴62の形状は、セクタ60の外形を考慮し、作動ピン27の移動に伴ってセクタ60がシャッタ開口51を開閉する位置へ効率良く移動するように曲線状或いは直線状に適宜、設定する。この長穴62には、作動ピン27が係合しないので、従来の様に設計上の制限は無く自由度を持って、その形状を設計できる。
図2(B)は、第3セクタ70を示している。小絞り開口75を有する第3セクタ70も上記第1セクタ60と同様の構成である。すなわち、第3セクタ70は、2個の係合穴72と73とを備えている。第1の係合穴73は略円形であり、作動ピン27に係合する。一方、第2の係合穴72は長穴状に形成されている。この長穴72には、基板50に固定された支軸71が係合している。この第3セクタ70も、従来とは逆の関係で係合穴が形成されている。回転中心の支軸71付近に大きな面積を必要とする長穴の係合穴72とそこを囲む肉部70aとを設けて、作動ピン27付近に小さな面積ですむ係合穴73とそこを囲む肉部70bとを設けたので、第3セクタ70を回動させたときに作動ピン27付近の回動に必要な領域が狭くなり、その分、他のセクタの回転中心である支軸を近づけて配置することが可能となる。このようにセクタの回転中心の支軸同士を近づけてセクタ同士を近づけることができ装置全体が小型化できる。また、係合穴72を適宜な直線状にしてあるため、セクタ70を単純に支軸71を中心に円運動させたときよりも、セクタ70の単純な円運動による回転方向に加えて回転方向以外の方向の動きを加味させることができ、その分、回転方向の必要な回動領域を小さくさせることができ、装置全体が小型化できる。よって、前記係合穴73が作動ピン27の移動に伴って移動したときに、前記セクタ70を効率良く回動させてシャッタ開口51を開閉する位置に移動する。
一方、図2(C)に示した第2セクタ65は従来型の係合穴の構成である。すなわち、第2セクタ60は、2個の係合穴67と68とを備えている。第1の係合穴68は長穴状であり、作動ピン27が係合する。一方、第2の係合穴67は円形状に形成され、この係合穴67には、基板50に固定された支軸66が係合している。よって、作動ピン27が長穴68内の移動するのに伴って前記セクタ65が揺動してシャッタ開口51を開閉する位置に移動する。
以上のように、本セクタ駆動装置10は、従来とは逆の係合穴構成を有する第1セクタ60及び第3セクタ70と、従来型の係合穴構成を有する第2セクタ65とを組み合わせて、小型のセクタ駆動装置を実現している。以下では、さらに本セクタ駆動装置10が備える駆動部を示し、上記各セクタ60、65、70の動作を説明する。
図3(A)は、セクタ駆動装置10の全体概要を平面視で示した図である。セクタ駆動装置10は、シャッタ基板50の背面側にステップモータ1を配置している。ステップモータ1は、中央に配置した両方向に回転可能なロータ2及びこのロータ2の外側に対向するように配置したステータ3を備えている。このロータ2は断面円形で円筒形状を成している。ステータ3は平面形状がC字状で一体型に形成され、その内部空間にロータ2を収納する状態で配置されている。なお、図1の上部には、ステータ3のC字の開放側が上向きとなる状態でこのステップモータ1を示している。
ロータ2は、N磁極及びS磁極をそれぞれ2個ずつ備えた4磁極構成である。このロータ2は、同一磁極が互いに対向する位置に着磁された永久磁石であり、軸21回りに両方向へ回動自在に設定されている。上記C字形状を有するステータ3の両端は、ロータ2の周面に対向するように形成されている。これらのそれぞれが第1磁極11、第2磁極12となる。そして、この第1磁極11及び第2磁極12の中間位置に第3磁極13が配置されている。
上記第1磁極11と第3磁極13との間には第1のコイル4が、第2磁極12と第3磁極13との間には第2のコイル5が、それぞれ巻回されている。第1磁極11は第1のコイル4が通電されたときに励磁され、第2磁極12は第2のコイル5が通電されたときに励磁される。これに対して、第3磁極13は第1のコイル4及び第2のコイル5の両方によって励磁される。
シャッタ基板50の前面側には、前述した3枚のセクタ60、65、70が基板面に沿うように配置されている。これらのセクタは、シャッタ基板50側から第1シャッタ羽根60、第2シャッタ羽根65、絞り羽根70である。シャッタ基板50の背面側には上記ステップモータ1が位置している。
この図3(A)では穴の位置は確認できないが、第1セクタ60は基板50に設けた支軸61に係合する前記長穴62、及びロータ2から延びた作動ピン27に係合する円形穴63を備えている。同様に、第3セクタ70は基板50に設けた支軸71に係合する長穴72、及びロータ2から延びた作動ピン27に係合する円形穴73を備えている。また、第2セクタ65は基板50に設けた支軸66に嵌合する円形穴67、及びロータ2から延びた作動ピン27に係合する長穴68を備えている。これらセクタ60、65及び70は、1個の作動ピン27の動作に伴って、それぞれが独自の軌跡を描いて揺動する。
なお、基板50の背面側に配置しているステップモータ1のロータ軸21には、半径方向に延出したアーム部26が接続されている。このアーム部26の端部からはシャッタ基板50側に設けた開口55を通り反対側まで延在させて、前記作動ピン27が接続されている。図3(B)は、上記作動ピン27の移動軌跡CRについて示した図であり、図2(D)と対応している。作動ピン27はロータ2の回転に伴い360°の回転が可能であるが、基板50に形成された開口55は扇型であり、また、アーム26の移動を規制する部材29が配置されている。よって、本例では作動ピン27は所定範囲RE内を回動する。
上記のような構成を有する本セクタ駆動装置10の動作を先に示した図1、並びに図4及び図5を参照して説明する。これらの各図では、シャッタ基板50の前面側から見て、第1セクタ60、第2セクタ65及第3セクタ70の位置が変化する様子が示されている。なお、これら各図の上部には、ロータ2の回転状態が確認できるようにステップモータ1を示している。
図1は、基板50に設けた撮影用のシャッタ開口51を全開とした状態が示されている。このときステップモータ1のロータ2は、回転角0°であるが規制部材29(図3(B)参照)により僅かに傾いて停止している。ロータ2のN、S磁極のそれぞれは、ディテントトルクにより第1、第2磁極11、12に対向する位置に移動しようとして規制部材29により規制された状態で保持される。よって、図1に示す状態でコイル4、5への通電を行なわなくとも、この状態を保持できる。
図4は、基板50に設けた撮影用のシャッタ開口51を全閉とした状態が示されている。この図4は、図1の状態からロータ2が時計方向に回転した状態であり、作動ピン27がこれに連動して回動する。この作動ピン27の回動に伴って第1セクタ60、第2セクタ65、第3セクタ70が所定の軌跡を描いて揺動し、第1セクタ60及び第2セクタ65によりシャッタ開口51が閉じられる。このとき、第1セクタ60及び第3セクタ70は係合穴が前述した配置構成であるので単純な円運動をさせたときよりも狭い幅の回動領域で移動することになる。
図5は、基板50に設けた撮影用のシャッタ開口51に絞り羽根を位置させて小絞りとした状態を示した図である。この図5は図4の状態からロータ2がさらに時計方向に回転した状態である。作動ピン27がこれに連動して回動する。この作動ピン27の回動に伴って第1セクタ60、第2セクタ65、第3セクタ70が所定の軌跡を描いて揺動し、第1セクタ60及び第2セクタ65はシャッタ開口51を開く位置まで遠ざかり、その代わりに第3セクタ70がシャッタ開口51を閉じる位置にくる。この第3セクタ70は絞り開口75を備えているので、シャッタ開口51を小絞りとした状態を実現する。このときも第1セクタ60及び第3セクタ70は係合穴が前述した配置構成であるので、それぞれの位置に単純な円運動をさせたときよりも狭い幅の回動領域で移動する。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。上述した実施形態では、第2セクタは従来型の係合穴配置である。このように本セクタ駆動装置は、係合穴の配置構成を変更し効率的に駆動されるセクタと組み合わせて従来型のセクタも使用できる。もちろん、全て係合穴配置を変更したセクタとしてもよいことは言うまもない。
実施形態に係るセクタ駆動装置の各セクタを全開状態としたときの様子を示した図である。 図1に示したセクタ駆動装置に含まれる構成の一部を取り出して示した図である。 実施形態に係るセクタ駆動装置の駆動構成も含めた全体構成図である。 セクタ駆動装置が全閉状態にあるときの様子を示した図である。 セクタ駆動装置が小絞り状態にあるときの様子を示した図である。 従来のセクタ駆動装置について示した図である。
符号の説明
1 駆動手段(ステップモータ)
10 セクタ駆動装置
27 作動ピン
51 シャッタ開口
60 第1セクタ
61 支軸
62 長穴状の係合穴
63 円形状の係合穴
65 第2セクタ
70 第3セクタ
71 支軸
72 長穴状の係合穴
73 円形状の係合穴

Claims (2)

  1. 所定範囲を往復動する単一の作動部材に係合する第1の係合穴と、シャッタ基板に固定された支軸に係合する第2の係合穴とを有し、前記作動部材の動きに伴って前記シャッタ基板に形成したシャッタ開口を開閉する第1、第2、及び第3セクタを備えた光学機器用セクタ駆動装置であって、
    前記第1及び第3セクタの前記第1の係合穴が前記作動部の回動を許容する略円形であり、
    さらに、前記第1及び第3セクタの前記第2の係合穴は長穴であり、該長穴は前記第1の係合穴が前記作動部材の移動に伴って移動したときに、該第1及び第3セクタを揺動させて前記シャッタ開口を開閉する位置に移動するように形成され、
    前記第2セクタの前記第1の係合穴は、長穴であり、
    前記第2セクタの前記第2係合穴は、略円形であり、
    前記作動部材は、作動ピンを有し、
    前記第1、第2及び第3のセクタの前記第1係合孔は、前記作動ピンに共通に係合し、
    前記シャッタ開口の状態は、全開状態、全閉状態、小絞り状態の順に移行することを特徴とする光学機器用セクタ駆動装置。
  2. 請求項1に記載の光学機器用セクタ駆動装置を含むことを特徴とする光学機器。
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