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JP4316507B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、巻上機が昇降路内頂部に設置されているエレベータ装置に関するものである。
従来、例えば国際公開WO02/16247号パンフレットでは、1:1ローピング方式であって、巻上機が昇降路内頂部に、駆動シーブの回転軸が鉛直方向となるように設置されているエレベータ装置が提案されている。このような構成のエレベータ装置においては、構成機器を少なくすることができ、レイアウトを簡単にすることができる。
しかしながら、一般に、このような構成のエレベータ装置においては、主索の駆動シーブに対する巻き付け角度が小さい。そのため、このような構成のエレベータ装置においては、高摩擦材でなる高価な特殊主索が採用され、さらには、巻上機の駆動シーブの外周面に主索を巻き掛けるために形刻される主索係合溝には、特殊な断面形状のアンダカット溝が採用されている。
そして、このような特殊ロープと特殊形状の主索係合溝の組み合わせで実現されるエレベータ装置においては、コストが高くなるとともに、主索の寿命が短くなるという課題があった。
また、上述の国際公開WO02/16247号パンフレットで提案されているエレベータ装置は、上述のように、1:1ローピング方式で、且つかご及び釣合いおもりに設けられた吊部が、それぞれかご及び釣合いおもりの頂部に設けられていた。つまり、主索が、かご及び釣合いおもりのそれぞれ頂部を吊り下げる構造のものであった。そのため、かご及び釣合いおもりの上部に、吊部相当分の上下寸法を確保しなければならない課題があった。
発朋の開示
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、汎用の主索を使用して、安価に構成することができ、また、昇降路の上下寸法を短く構成することができ、さらには、主索の寿命を延ばすことができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内の上部に配設され駆動シーブを有する駆動装置、駆動シーブに巻き掛けられた主索、主索により昇降路内に吊り下げられ駆動装置により昇降されるかご及び釣合いおもりを備えているエレベータ装置において、かご及び釣合いおもりは、1:1ローピング方式で昇降路内に吊り下げられており、第1の主索は、駆動シーブとの間に所定の摩擦力が発生するように、そして駆動シーブからそれぞれ異なる方向に延びる2本の引出部が所定の位置で交差するように、駆動シーブに巻き掛けられており、第1の主索が交差する位置にて第1の主索が相互に接触することのないように、駆動装置は、駆動シーブの回転軸線が鉛直線に対して鋭角な角度をなすように傾いて設置されており、昇降路内の上部には、第1の主索を駆動装置からかごに導く第1のそらせ車と、第1の主索を駆動装置から釣合いおもりに導く第2のそらせ車とが設けられている。
図1はこの発明の実施の形態1による機械室レスタイプのエレベータ装置を示す平面図である。
図2は図1のエレベータ装置の要部正面図である。
図3は駆動シーブとそらせ車の配置の様子を示す図1の矢視Aのローピング詳細図である。
図4は駆動シーブとそらせ車の配置の様子を示す図1の矢視Bのローピング詳細図である。
図5は駆動シーブの巻き付け角度を説明する巻上機の平面図である。
図6は駆動シーブの外周面に形刻された主索係合溝の形状を示す断面図である。
図7はこの発明の実施の形態2による機械室レスタイプのエレベータ装置を示す平面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による機械室レスタイプのエレベータ装置を示す平面図、図2は図1のエレベータ装置の要部正面図、図3は駆動シーブとそらせ車の配置の様子を示す図1の矢視Aのローピング詳細図、図4は駆動シーブとそらせ車の配置の様子を示す図1の矢視Bのローピング詳細図、図5は駆動シーブの巻き付け角度を説明する巻上機の平面図、図6は駆動シーブの外周面に形刻された主索係合溝の形状を示す断面図である。尚、図3及び図4にて第2の主索31は省略している。
図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2と一対の釣合いおもりガイドレール3が、かご4の昇降方向に沿って延設されている。かご4は、かごガイドレール2に案内されて昇降路1内を昇降する。釣合いおもり5は、釣合いおもりガイドレール3に案内されて昇降路1内を昇降する。
かご4の両側面部の上下端には、かごガイドレール2に係合する断面コ字形のかごガイドシュー6が設けられている。また、釣合いおもり5の両側部の上下端には、釣合いおもりガイドレール3に係合する複数の釣合いおもりガイドシュー7が設けられている。
昇降路1の頂部において、ガイドレール2の上端部に支持台8が取り付けられている。支持台8は、昇降路1の内周面に沿って1周する概略四角枠状の本体部8aと、この本体部8aの対向する2辺に架け渡されて設けられた梁部8bとから構成されている。
支持台8には、まず、駆動装置(巻上機)9と返し車10とが設置されている。駆動装置9は、モータ11と、このモータ11により回転される駆動シーブ12とを有している。駆動装置9は、その外径よりも軸方向長さが短い薄型扁平状の外形をなしている。そして、図3及び図4に示されるように、駆動装置9は、駆動シーブ12の軸線が概略鉛直方向に延び、且つ鉛直線から2.5度の傾きを持つように傾いて配設されている。また、返し車10は、その軸線が同じく鉛直方向に延び、且つ鉛直線から2.5度の傾きを持つように傾いて配設されている。そして、駆動装置9は、図1に示されるように、かご4のコーナー部の上方に配置されている。
駆動シーブ12には、第1,第2の主索としてエレヘータ用汎用主索30,31が、巻き付け角度約255度で巻き掛けられている。巻き付け角度とは、図5に示されるように、駆動シーブ12の外周に巻き掛けられた主索30,31が、駆動シーブ12と接触している部分の角度を示し、さらに詳細には、主索30,31の駆動シーブ12に対する接触開始点から接触終了点までの距離を表す角度である。
主索30,31の一端部には、かご4が吊り下げられている。一方、主索30,31の他端部には、釣合いおもり5が吊り下げられている。即ち、かご4及び釣合いおもり5は、1:1ローピング方式で昇降路内1に吊り下げられている。図2に示されるように、主索30の一端は、ロープシャックル13a及び緩衝材14aから構成される吊部20aによってかご4の下梁端部4a(図2の右側)に接続されている。一方、主索31の他端は、ロープシャックル13b及び緩衝材14bから構成される吊部20bによってかご4の下梁端部4b(図2の左側)に接続されている。そして、主索30,31の他端は、ロープシャックル15及び緩衝材16によって釣合いおもり5の頂部に接続されている。
図1,2に示されるように、支持台8には、さらに、第1の方向転換そらせ車17、第2の方向転換そらせ車18及び第3の方向転換そらせ車19が設置されている。第1の方向転換そらせ車17は、駆動シーブ12から延びる第1の主索30を方向転換してかご4の下梁端部4aへと導いている。第3の方向転換そらせ車19は、駆動シーブ12から延び返し車10で折り返された第2の主索31を方向転換してかご4の下梁端部4bへと導いている。第2の方向転換そらせ車18は、駆動シーブ12に巻き掛けられたのち他方へ延びる2本の主索30,31を方向転換して釣合いおもり5に導いている。
第2の方向転換そらせ車18は、駆動シーブ12からそれぞれ、第1の方向転換そらせ車17及び返し車10に延びる2本の主索30,31と、駆動機シーブ12に巻き掛けられたのちに第3の方向転換そらせ車19に延びる2本の主索30,31とが交差する位置で相互に干渉しないように配置されている。
第1,2及び3の方向転換そらせ車17,18,19は、各々回転軸が水平方向に延びるように配設されている。そして、第1及び第3の方向転換そらせ車17,19は、垂直投影面内でかご4と各々重なるように配設されている。また、第2の方向転換そらせ車18は、垂直投影面内で釣合いおもり5と重なるように配設されている。
支持台8には、さらに、エレベータを制御する制御盤32やエレベータの速度を制御する調速機33等のエレベータ機器が設置されている。これらのエレベータ機器は、駆動装置9及び第1,2,3の方向転換そらせ車17,18,19が要する上下方向の寸法D(図2)内から出ないように配設されている。
図6は駆動シーブ12に第1,第2の主索30,31が巻き付けられる主索係合溝12aの形状を示す断面図である。図6に示されるように、駆動シーブ12の外周面に形成された2本の主索係合溝12aは、主索30,31の直径に近似した溝幅を有する断面U字形の溝で構成されており、主索30,31と駆動シーブ12とが接触する面積を増やして面圧を下げるように構成されている。
このように、第1の主索30は、駆動シーブ12との間に所定の摩擦力を発生させる目的で、駆動シーブ12からそれぞれ異なる方向に延びる2本の引出部30a,30bが所定の位置で交差するように、駆動シーブ12に巻き掛けられている。そして、第1の主索30が交差する位置にて第1の主索30が相互に接触することのないように、駆動装置9は、駆動シーブ12の回転軸線が鉛直線に対して鋭角な角度(2.5度)をなすように傾いて設置されている。そして、昇降路1内の上部には、第1の主索30を駆動装置9からかご4に導く第1のそらせ車17と、第1の主索30を駆動装置9から釣合いおもり5に導く第2のそらせ車18とが設けられている。
さらに、駆動シーブ12との間に所定の摩擦力を発生させる目的で、駆動シーブ12からそれぞれ異なる方向に延びる2本の引出部31a,31bが所定の位置で交差するように、第2の主索31が、駆動シーブ12に巻き掛けられている。そして、昇降路1内の上部には、さらに、駆動装置9から所定の方向に延びる第2の主索31を折り返す返し車10と、返し車10にて折り返された第2の主索31をかご4に導く第3のそらせ車19とが設けられ、返し車10は、駆動装置9から第2のそらせ車18に向かって延びる第2の主索31と返し車10から第3のそらせ車19に向かって延びる第2の主索31とが接触しないように回転軸線が鉛直線に対して鋭角な角度(2.5度)をなすように傾いて設置されている。
このような構成により、本実施の形態のエレベータ装置は、汎用の主索30,31を使用して、安価に構成することができ、また、主索30,31の寿命を延ばすことができる。
また、駆動装置9は、その外径よりも軸方向の長さが短い薄形扁平の外形をなしているので、昇降路1の上下寸法を短く構成することができる。
さらに、駆動装置9の外周面に形刻された主索30,31が係合する主索係合溝12は、断面U字形である。そのため、駆動シーブ12と主索30,31との間の接触面積を大きくすることができ、所定の摩擦力を発生させることが容易となる。
また、かご4は、主索30,31をかご4の下部に接続されて吊り下げられている。つまり、かご4は主索30,31を下梁端部4a,4bに接続されて吊り下げられているので、下梁端部4a,4bから上方に延びるロープシャックル13a,13b及び緩衝材14a,14bからなる吊部20a,20bの長さがかご4の上下方向長さで相殺され、かご4全体の上下寸法を従来と比べて短くすることが可能となり、ひいては、昇降路1の上下寸法を短く構成することができる。
さらに、第1、第2及び第3のそらせ車17,18,19は、それぞれ回転軸が水平となるように設置され、且つ垂直投影面内で、かご4或いは釣合いおもり5とそれぞれ重なるように配置されているので、昇降路1の横断面を小さくすることができ、小スペースのエレベータ装置とすることができる。
また、駆動装置9、調速機33、返し車10、第1、第2及び第3のそらせ車17,18,19、及び制御盤32は、昇降路1の上部に設けられた支持台8に取り付けられ、駆動装置9、調速機33、返し車10、制御盤32は、第1、第2及び第3のそらせ車17,18,19の上下方向と駆動シーブ9の反モータ側ロープ溝12aと駆動シーブ12の反モータ側端面までの範囲(図2のD)内に設置されている。そのため、昇降路1の上下寸法を短く構成することができる。
さらに、支持台8は、ガイドレール2の上端に支持されている。そのため、支持構造を容易に構築することができ、安価なエレベータ装置とすることができる。また、支持台8は、防振材34を介してガイドレール2に支持されている。そのため、かご4の昇降の際に発生する、駆動装置9、調速機33、返し車10、第1、第2及び第3のそらせ車17,18,19等の機器の振動がガイドレール2に伝導することが防止され、振動を簡単な構造で削減することができ、快適な乗り心地が得られるとともに、コストがアップすることがない。
このように、本実施の形態のエレベータ装置においては、駆動シーブ12への主索30,31の巻き付け角度を従来のものより増やし、また、駆動シーブ12の主索係合溝の形を断面U字形にして接触面積を増やすことにより、従来の様に、高価な高摩擦主索を使用し、さらにこの高摩擦主索を食い込ませてトラクションを上げるような特殊な形状の主索係合溝が形成された駆動シーブを不要とし、汎用的な主索を使用しても所定のトラクションを確保することができ、さらには主索30,31の寿命を長くすることができる。
尚、本実施の形態は、主索として、第1,第2の主索30,31の2本の主索を用いているが、この目的は主に主索をかご4の底部に接続したいためである。つまり、本実施の形態において、もし主索をかご4の頂部に接続して吊下げるものとするならば、1本の主索であっても可能であり、いずれかの主索は省略されてもよい。
また、本実施の形態では、駆動シーブ12に、第1,第2の主索30,31が、巻き付け角度約255度で巻き掛けられているが、これは、シーブ溝12aから繰り出された主索30,31が、そらせ車17〜19溝へ係合する角度誤差を最小にする為に、そらせ車17〜19に対し最大限離れた位置に、巻上機9を配置することによるものである。
さらに、本実施の形態の駆動装置9と返し車10の傾き角度は、鉛直線に対して2.5度であるが、これ以上に大きな角度とすると、主索30,31が外れたり、主索30,31がシーブ溝12aに離着するときにシーブ溝12aの角が主索30,31に接触し、主索30,31及びロープ溝12aが損傷したりする可能性が高い。
尚、本実施の形態の構成は、汎用的な主索を使用することに対して、高張力を有し径の細い主索も採用することもできる。このような主索を用いた場合には、小径ロープ採用による駆動シーブ12及び第1,2及び3の方向転換そらせ車17,18,19の小径化(シーブ径/主索直径≧40)を図ることができる。同じ理由で、駆動装置9の小形化も図ることができる。
さらに、本実施の形態においては、前述したとおりかご4のコーナーの上方部に駆動装置9を配置しているので、駆動装置9と第1,2及び3の方向転換そらせ車17,18,19との間に、主索30,31を捻る為に充分な距離を確保する事が出来るとともに、駆動シーブ12に対して充分な巻付け角度を確保することが出来る。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による機械室レスタイプのエレベータ装置を示す平面図である。実施の形態1では、昇降路1内のかご4の側方、つまり横側に釣合いおもり5が配置されているが、本実施の形態では、図7に示すように、昇降路1内のかご4の側方に釣合いおもり5が配置されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
このような構成のエレベータ装置においても、本願発明を適応させることができるとともに、本実施の形態においては、釣合いおもり5が、かご4に対して、第1のそらせ車17及び返し車10の反対側の側方に配置されているので、実施の形態1の装置より、巻き付け角度を大きくすることが出来る。
尚、実施の形態1及び2においては、駆動装置9及び第1,2,3の方向転換そらせ車17,18,19は、支持台8によってガイドレール2の上端に取り付けらているが、駆動装置や方向転換そらせ車は、昇降路1の天井や建物から直接支持されるものであってもよい。或いは、支持台8が昇降路1の天井や建物から直接支持されるものであってもよい。
産業上の利用の可能性
この発明は、狭いスペースに設置されるエレベータに最適であり、さらには、安価で保守点検作業も容易としたいエレベータに最適である。

Claims (10)

  1. 昇降路内の上部に配設され駆動シーブを有する駆動装置、前記駆動シーブに巻き掛けられた主索、該主索により前記昇降路内に吊り下げられ前記駆動装置により昇降されるかご及び釣合いおもりを備えているエレベータ装置において、
    前記かご及び前記釣合いおもりは、1:1ローピング方式で前記昇降路内に吊り下げられており、
    第1の主索は、前記駆動シーブとの間に所定の摩擦力が発生するように、該駆動シーブからそれぞれ異なる方向に延びる2本の引出部が所定の位置で交差するように、該駆動シーブに巻き掛けられており、
    前記第1の主索が交差する位置にて該第1の主索が相互に接触することのないように、前記駆動装置は、前記駆動シーブの回転軸線が鉛直線に対して鋭角な角度をなすように傾いて設置されており、
    前記昇降路内の上部には、前記第1の主索を前記駆動装置から前記かごに導く第1のそらせ車と、前記第1の主索を前記駆動装置から前記釣合いおもりに導く第2のそらせ車とが設けられており、
    前記駆動シーブとの間に所定の摩擦力が発生するように、該駆動シーブからそれぞれ異なる方向に延びる2本の引出部が所定の位置で交差するように、さらに、第2の主索が、該駆動シーブに巻き掛けられており、
    前記昇降路内の上部には、さらに、前記駆動装置から所定の方向に延びる前記第2の主索を折り返す返し車と、該返し車にて折り返された前記第2の主索を前記かごに導く第3のそらせ車とが設けられ、
    前記返し車は、前記駆動装置から前記第2のそらせ車に向かって延びる前記第2の主索と前記返し車から前記第3のそらせ車に向かって延びる第2の主索とが接触しないように回転軸線が鉛直線に対して鋭角な角度をなすように傾いて設置されており、
    前記駆動装置及び前記第3のそらせ車が前記かごの幅方向一端部近傍の上方に配置され、前記第1のそらせ車及び前記返し車が前記かごの幅方向他端部近傍の上方に配置されていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記駆動装置及び前記返し車は、各々回転軸線が鉛直線に対して2.5度以内となるように傾いて設置されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  3. 前記主索の前記駆動シーブへの巻き付け角が250度から280度の範囲内とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記駆動装置は、その外径よりも軸方向の長さが短い薄形扁平の外形をなしていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のエレベータ装置。
  5. 前記駆動装置の外周面に形刻された前記主索が係合する主索係合溝は、断面U字形であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のエレベータ装置。
  6. 前記かごは、前記主索を該かごの下部に接続されて吊り下げられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のエレベータ装置。
  7. 前記第1、第2及び第3のそらせ車は、それぞれ回転軸が水平となるように設置され、且つ垂直投影面内で、前記かご或いは前記釣合いおもりとそれぞれ重なるように配置されていることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のエレベータ装置。
  8. 前記駆動装置、調速機、前記返し車、前記第1、第2及び第3のそらせ車、及び制御盤は、前記昇降路の上部に設けられた支持台に取り付けられ、該駆動装置、該調速機、該返し車、制御盤は、該第1、第2及び第3のそらせ車の上下方向と駆動シーブの反モータ側ロープ溝と駆動シーブの反モータ側端面までの範囲内に設置されていることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のエレベータ装置。
  9. 前記支持台は、ガイドレール或い昇降路に支持されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  10. 前記支持台は、防振材を介して前記ガイドレール或いは昇降路に支持されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
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