JP4305059B2 - 回路遮断器の可動接触子装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定接点に接離する可動接点を取着した回路遮断器の可動接触子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の回路遮断器にあっては、長手方向一端側に可動接点を有し、長手方向他端側をハンドルの回動操作に連動するクロスバーに軸支させるため、
長手方向一端側と長手方向他端側とが互いに直角をなすように一端側を他端側に対して短手方向の片方側から略90度捩じって可動接触子を形成したもの(例えば、特開平8−69740号)が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−69740号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した回路遮断器にあっては、板状金属の長手方向一端側と長手方向他端側とを短手方向の片方側から略90度捩じって可動接触子を形成しているので、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまうと、可動接触子が捩じる前の元の形状に変形し易くなってしまう。変形した場合、可動接点と固定接点との接触面積が小さくなって発熱し易くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる事由に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまっても、元の形状に変形しにくくなって強固なものとなる回路遮断器の可動接触子装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の回路遮断器の可動接触子装置は、一枚の板状金属により形成し、その長手方向一端側に可動接点を有し、長手方向他端側に支持部を有する回路遮断器の可動接触子装置であって、前記一枚の板状金属の長手方向一端側で厚み方向一方側に前記可動接点を取着した接点部と、前記板状金属の前記接点部近傍から前記支持部のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部とを備え、前記折曲部は、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片を有し、前記一対の折曲片の対向方向の幅が、前記可動接点を有する一端側の幅よりも狭いものである。
【0007】
請求項1記載の回路遮断器の可動接触子装置によれば、一枚の板状金属を折曲して可動接触子を製造することができ、材料取りや製造作業が容易となる。また、一枚の板状金属を両側から近づく方向に折曲しているので、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまっても、元の形状に変形しにくくなり、可動接触子が強固なものとなる。
前記折曲部が、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片を有するため、可動接触子を更に強固にすることができる。
【0010】
請求項2記載の回路遮断器の可動接触子装置は、一枚の板状金属により形成し、その長手方向一端側に可動接点を有し、長手方向他端側に支持部を有する回路遮断器の可動接触子装置であって、前記一枚の板状金属の長手方向一端側で厚み方向一方側に前記可動接点を取着した接点部と、前記板状金属の前記接点部近傍から前記支持部のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部とを備え、前記折曲部は、互いに非当接の状態で折曲された一対の折曲片を有し、前記一対の折曲片の対向方向の幅が、前記可動接点を有する一端側の幅よりも狭いものである。
【0011】
請求項2記載の回路遮断器の可動接触子装置によれば、一枚の板状金属を折曲して可動接触子を製造することができ、材料取りや製造作業が容易となる。また、一枚の板状金属を両側から近づく方向に折曲しているので、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまっても、元の形状に変形しにくくなり、可動接触子が強固なものとなる。
支持部をクロスバーに軸支させる際、一対の折曲片に軸を挿通させる軸孔を形成し、その軸孔が一対の折曲片で少々ずれていても軸を挿通させることができ、もってクロスバーに軸支させ易くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態の回路遮断器を図1から図6に基づいて説明する。すなわち、この回路遮断器は、主に図1および図2において、ハンドルリンク1、保持フレーム2、トリップリンク3、ラッチ部材4、第1連結リンク5、第2連結リンク6、引張ばね7、クロスバー8、固定接触子9、引外し装置10を有する。11はこれらを内蔵した器体すなわちハウジングである。
【0015】
ハンドルリンク1はハンドル12を一端に保持している。ハンドル12は、ハウジング11の上面から回動自在に突出している。このハンドルリンク1は両側片14を有する略逆U字形に形成され、一端側となる上端部の両側より係合片13を張り出し、他端側となる両側片14の下端に弧状となるように凹設される軸受溝15を切欠きにより形成している。また上端部の中央にリブ16を形成し、リブ16の両側にスリット17を複数形成している。ハンドル12の下面にハンドルリンク1の上端部に嵌合する溝18を形成し、溝18の底部両側に係合片13を係合する横溝19を形成している。ハンドル12の溝18をハンドルリンク1の上端部に被せ、スライドして係合片13を横溝19に係合しハンドル12をハンドルリンク1に保持させる。
【0016】
保持フレーム2は、ハンドルリンク1をハンドル方向へ移動可能な状態でハンドルリンク1の他端側を回動自在に支持する。この保持フレーム2は、一端の連結部2aで連結された一対の側片2bからなり、一対の側片2bの略中央下部にハンドルリンク1の軸受溝15内に挿入される筒状の軸部2cを外方に突出し、ハンドルリンク1の両側片14が一対の側片2bの外側に被さり、軸受溝15が軸部2cに回動自在に係合してハンドルリンク1が保持フレーム2に揺動自在に支持されている。保持フレーム2はその4つのコーナ部に取付孔2dを設け、ハウジング11内の定位置すなわち取付台11aに配設固定している。ハウジング11の底部と保持フレーム2の下面との間にクロスバー収納空間を形成している。
【0017】
トリップリンク3は、保持フレーム2に軸支されている。このトリップリンク3は、保持フレーム2の一対の側片2b間に入る略横U字形をなし、その両端の下部側に孔3aを形成し、保持フレーム2の連結部2aの近くに形成された孔2eに軸20が通され、軸20にトリップリンク3の孔3aが嵌合してトリップリンク3が軸支されている。トリップリンク3のU字の中央部にラッチ係合部3bを折曲している。
【0018】
ラッチ部材4は、トリップリンク3を係止する。このラッチ部材4はトリップリンク3に近い第1の部材21とトリップリンク3から第1の部材21よりも離れた第2の部材22からなる。第1の部材21は保持フレーム2の連結部2aと反対側端部の中央付近の孔2fに架設したピン23に、第1の部材21の軸受け21aを軸支している。第1の部材21の中央部の下端がトリップリンク3の係合部3b上に係止し、ラッチ状態とする。第2の部材22は保持フレーム2の連結部2aと反対側端部の上端の孔2gに架設したピン24に軸受け22aを軸支している。ピン23にはねじりコイルばねを用いたばね25が支持され、ばね25の一端が第1の部材21に係合し、他端が第2の部材22に係合してともに時計方向に回動付勢し、第2の部材22を復帰位置に支持させている。そして、第2の部材22に設けた係止突起22bの先端が第1の部材21に向けて突設され、第1の部材21の窓孔21bの縁部が係止突起22bの先端に当接し、第2の部材22が反時計方向に回動することにより係止突起22bが第1の部材21の窓孔21bに遊嵌可能にしている。第2の部材22は検出片40を取付けている(図2)。このような構成において、第2の部材22が反時計方向に押されると係止突起22bの先端が第1の部材21を摺動して窓孔21bに入り第1の部材21が時計回りに回動し、トリップリンク3の係合部3bから外れ、トリップリンク3のラッチが釈放される。
【0019】
第1連結リンク5は、トリップリンク3に一端側が支持されている。第1連結リンク5がトリップリンク3の内側に入り、トリップリンク3の孔3aの上方位置に形成された切欠き状の軸受け孔3bに第1連結リンク5の軸部5aが回動自在に嵌合している。
【0020】
第2連結リンク6は、第1連結リンク5の他端側に一端側が回動自在に支持されている。実施の形態では第1連結リンク5の下端側に設けた孔5bにピン26を介して上端の孔6aが連結されている。
【0021】
引張ばね7は第2連結リンク6の第1連結リンク7との支持点とハンドルリンク1の一端側とに係止される。実施の形態では2本の引張コイルばねを使用し、一端の例えばフック状の引掛部をピン26に引掛け、他端の例えばフック状の引掛部はスリット17に通して、リブ16に引掛けている。
【0022】
クロスバー8は、可動接点28を固着した可動接触子29を保持するとともに第2連結リンク6の他端側に連結されており、回動自在に支持されている。このクスロバー8はハンドル12の回動操作に連動するもので、ハウジング11内の底部と保持フレーム2の下端との間のクロスバー収納空間に回動自在に収容されている。クロスバー8に形成した円周部8aが保持フレーム2の下端の円弧凹部2hに摺接され、かつオン状態では図2に示す状態にハウジング11の底部に載置され、円弧凹部2hの円弧中心の回りに反時計方向に回動できるようにしている。可動接触子29は一枚の板状金属73により形成され、長手方向の一端の可動接点28と反対側の他端部に支持部となるピン30を介してクロスバー8に回動自在に保持され、かつばね31により可動接点28が前進する方向に付勢している。実施の形態の可動接触子29は、図4に示すように、一枚の板状金属73の長手方向一端側で厚み方向一方側に可動接点28を取着した接点部70と、板状金属73の接点部70の近傍から支持部(30)のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部71とを備えている。折曲部71は、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片72を有する。ここで、可動接点28の取着面の向く方向P1と折曲部71の曲げ方向P2とを異なる方向としている。また可動接触子29のピン30と可動接点28との間の位置に設けた孔8bにクロスバー8のピン32が挿通され、ピン32に第2連結リンク6の他端側に形成した孔6bを通して連結している。
【0023】
固定接触子9は可動接点28に接離する固定接点33を固着している。この固定接触子9ではハウジング11の底部に固定され、ハウジング11の一端の外部に露出して設けた端子34に接続されている。
【0024】
引外し装置10は、過電流を検出しラッチ部材4を作動させてトリップリンク3とラッチ部材4とのラッチ状態を解除して可動接点28を固定接点33から強制開極するものである。この引外し装置10は、過電流を熱に変えるためのヒータ板36に設けられたバイメタル37の先端に調整ねじ38が設けられ、調整ねじ38の先端が第2の部材22の検出片40に対向してバイメタル37の動作で第2の部材22を押すようにしている。ヒータ板36の回りに固定鉄心41を設け、中間部が軸42により軸支された検出部材43の下端部に固定鉄心41に対向する可動鉄心44を設け、検出部材43の上端部を検出片40に対向して、可動鉄心44が固定鉄心41に吸引されることにより第2の部材22を押すようにしている。検出部材43は復帰ばね57により復帰位置に付勢されている。ヒータ板36はハウジング11にねじ55で取付けられ、その一端がハウジング11の他端部の外面に配設された端子46に接続され、ヒータ板36の他端が可撓電線47を介して可動接触子29に接続されている。
【0025】
上記構成において、トリップリンク3がラッチ部材4にラッチされた状態において、ハンドル12の回動操作によって第2連結リンク6の第1連結リンク5との支持点(26)とハンドルリンク1の引張ばね支持点(16)とを結ぶ線がトリップリンク3と第1連結リンク5との支持点(5a、3b)を越えると接点の開閉状態を反転させるように構成している。また接点の閉極時に過電流が流れてラッチ部材4からトリップリンク3が外れると、トリップリンク3と第1連結リンク5との支持点(5a、3b)が第2連結リンク6の第1連結リンク5との支持点(26)とハンドルリンク1の引張ばね支持点(16)とを結ぶ線を越えて接点を強制開極するように構成している。
【0026】
さらに、可動接点28が固定接点33に溶着した状態において、ハンドル12をオフ方向に回動させる際にハンドルリンク1がクロスバー8に係合してハンドル12のオフ操作を阻止する係合部48、49を有している。
【0027】
また、係合部48、49の係合状態でハンドル12がさらにオフ操作されることにより、係合部48、49を支点にハンドルリンク1が保持フレーム2に対して引張ばね7に抗して移動するのを防止する移動防止部50を有する。この移動防止部50は、保持フレーム2に形成された例えば円弧状の長孔形状の軸受部51と、ハンドルリンク1から突出した軸部52とから構成されたいる。切欠き51aは軸部52を嵌合するためのもので、オン位置とオフおよびリセット位置の中間のオン位置寄りの位置に形成されている。
【0028】
図2および図3はオン状態である。この状態ではトリップリンク3がラッチ部材4にラッチされている。引張ばね7によりハンドル12がオン状態を維持するとともに引張ばね7により第1連結リンク5と第2連結リンク6とが伸びた状態となり、このため第2連結リンク6でクロスバー8を回動して可動接触子29の可動接点28を固定接触子9の固定接点33に接触させ、ばね31により接点圧を付与している。これにより端子34、46間がオンとなり電流が流れる。
【0029】
図5はオフ状態である。図2において、ハンドル12をオン状態からオフ方向に回動操作し、第2連結リンク6の第1連結リンク5との支持点(26)とハンドルリンク1の引張ばね支持点(6)とを結ぶ線がトリップリンク3と第1連結リンク5との支持点(5a、3b)を越えると、ハンドル12がオフ方向に付勢されるとともに、引張ばね7により第1連結リンク5と第2連結リンク6が伸びた状態から屈曲して、クロスバー8を回動させ、可動接触子29が固定接触子9から開離する。これにより端子34、46間がオフとなるとともに、ハンドルリンク1の回動とクロスバー8の回動が同方向にほぼ同時に起こるので係合部48、49が係合衝合することがない。
【0030】
図6はトリップ状態である。図2において、端子34、46間に過電流が流れると、バイメタル37が動作し、調整ねじ38で第2の部材22の検出片40を押す。端子34、46間に短絡電流が流れると可動鉄心44が固定鉄心41に吸引され、復帰ばね57に抗して検出部材43が第2の部材22の検出片40を押す。これにより第2の部材22がばね25に抗して反時計方向に回動すると、係止突起22bが第1の部材21の窓孔21bに嵌合し、第1の部材21がばね25により時計方向に回動し、第1の部材21がトリップリンク31のラッチ係合部3bから外れ釈放され、引張ばね7により第2連結リンク6が引き上げられ、トリップリンク3が反時計方向に回動し、トリップリンク3と第1連結リンク5との支持点(3b、5a)が第2連結リンク6の第1連結リンク5との支持点(26)とハンドルリンク1の引張ばね支持点(16)とを結ぶ線を越えると、第1連結リンク5と第2連結リンク6が伸びた状態から屈曲した状態に引き上げられ、こうして可動接触子29が固定接触子9から開離し、同時にハンドルリンク1およびハンドル12がオン位置とオフ位置との中間に移動する。なお第1部材21はバイメタル37の復帰および検出部材43のばね57による復帰により、同時に係止突起22bが窓孔21bから外れて係止突起22bの先端が第1の部材21に図2の状態に当接する。トリップ状態からのリセットはハンドル12をオフ方向のオフ位置を越えたリセット位置まで操作し、ハンドルリンク1でトリップリンク3を押してラッチ係合部3bを第1の部材21にラッチ係止させる。
【0031】
この発明の第2の実施の形態を図7に示す。すなわち、第1の実施の形態において、折曲部71の一対の折曲片72は、相互間に隙間74を形成し、互いに非当接の状態で折曲されている。75、76は折曲片72にそれぞれ形成されて支持部のピン30を挿通する挿通孔である。挿通孔75、76の相互間に隙間74があるため、第1の実施の形態のように隙間74がない場合と比較して挿通孔75、76の整合性が緩和され、挿通孔75、76が多少ずれていてもピン30を容易に挿通することができる。その他は第1の実施の形態と同様である。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の回路遮断器の可動接触子装置によれば、一枚の板状金属を折曲して可動接触子を製造することができ、材料取りや製造作業が容易となる。また、一枚の板状金属を両側から近づく方向に折曲しているので、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまっても、元の形状に変形しにくくなり、可動接触子が強固なものとなる。
前記折曲部が、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片を有するため、可動接触子を更に強固にすることができる。
【0034】
請求項2記載の回路遮断器の可動接触子装置によれば、一枚の板状金属を折曲して可動接触子を製造することができ、材料取りや製造作業が容易となる。また、一枚の板状金属を両側から近づく方向に折曲しているので、固定接点が板状金属の短手方向のうちのどちらか一方側に偏って可動接点に接触してしまっても、元の形状に変形しにくくなり、可動接触子が強固なものとなる。
支持部をクロスバーに軸支させる際、一対の折曲片に軸を挿通させる軸孔を形成し、その軸孔が一対の折曲片で少々ずれていても軸を挿通させることができ、もってクロスバーに軸支させ易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による回路遮断器の内蔵部品の分解斜視図である。
【図2】そのオン状態の断面図である。
【図3】オン状態の保持フレームとハンドルリンクとの関係を示す断面図である。
【図4】可動接触子の拡大斜視図である。
【図5】オフ状態の部分断面図である。
【図6】トリップ状態の部分断面図である。
【図7】第2の実施の形態の可動接触子の斜視図である。
【符号の説明】
28 可動接触子
30 ピン(支持部)
71 折曲部
72 折曲片
73 板状金属
74 隙間
Claims (2)
- 一枚の板状金属により形成し、その長手方向一端側に可動接点を有し、長手方向他端側に支持部を有する回路遮断器の可動接触子装置であって、前記一枚の板状金属の長手方向一端側で厚み方向一方側に前記可動接点を取着した接点部と、前記板状金属の前記接点部近傍から前記支持部のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部とを備え、前記折曲部は、互いに当接した状態に折曲された一対の折曲片を有し、前記一対の折曲片の対向方向の幅が、前記可動接点を有する一端側の幅よりも狭い回路遮断器の可動接触子装置。
- 一枚の板状金属により形成し、その長手方向一端側に可動接点を有し、長手方向他端側に支持部を有する回路遮断器の可動接触子装置であって、前記一枚の板状金属の長手方向一端側で厚み方向一方側に前記可動接点を取着した接点部と、前記板状金属の前記接点部近傍から前記支持部のある長手方向他端側を短手方向両側から互いに近づく方向に折曲した折曲部とを備え、前記折曲部は、互いに非当接の状態で折曲された一対の折曲片を有し、前記一対の折曲片の対向方向の幅が、前記可動接点を有する一端側の幅よりも狭い回路遮断器の可動接触子装置。
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