JP4301786B2

JP4301786B2 - Reusable tools for used ink cartridges

Info

Publication number: JP4301786B2
Application number: JP2002265684A
Authority: JP
Inventors: 晴基田口
Original assignee: ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION
Current assignee: ESTEE POLY-INDUSTRIAL CORPORATION
Priority date: 2002-09-11
Filing date: 2002-09-11
Publication date: 2009-07-22
Anticipated expiration: 2022-09-11
Also published as: JP2004098564A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタによる印字に用いられるインクカートリッジの再利用に関し、より詳細には、使用済みインクカートリッジの少なくとも一部を再利用に供し得るようにするための用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、インクジェットプリンタにインクを供給するためのインクカートリッジとして、ＥＥＰＲＯＭのようなメモリを内蔵したものやＩＣチップからなるメモリチップを有するものが用いられている。メモリチップには、その内部に収容されたインクの残量（インクのレベル）、その製造日等に関するデータが記録されている。また、前記データは、プリンタの使用中、該プリンタ内部のＣＰＵを介して読み取られ、また更新（書き込み）される。
【０００３】
【特許文献１】
特公平５−２０２７５号公報（第１，４頁）
【０００４】
メモリチップが取り付けられたインクカートリッジは、そのインクのほぼ全量が消費されると、プリンタから取り外され、使用済みのインクカートリッジとして廃棄され、替わりの新たなインクカートリッジがプリンタに装填され、使用に供される。
【０００５】
しかし、使用済みインクカートリッジ自体は複数回の使用に耐え得る耐久性を有する。したがって、資源の有効利用の観点から、使用済みのインクカートリッジの少なくとも一部を再利用することが望まれる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
このような観点から、本発明の目的は、使用済みインクカートリッジの少なくとも一部を再利用に供し得るようにする用具を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、底面及びこの底面から突出し、相対する平行な2面を含むインク供給口を備えた使用済みインクカートリッジの再利用化用具であって、前記使用済みインクカートリッジを支持するための支持部と、前記支持部に支持された前記使用済みインクカートリッジに設けられたメモリチップの複数の接点パッドに対してそれぞれ弾性復帰により接触する複数の電極を有し、前記支持部が上方に開放し前記インク供給口を受け入れ可能な溝を規定する底壁および両側壁とを有し、前記両側壁が前記使用済みインクカートリッジの前記インク供給口の相対する平行な２面に当接可能でかつ前記使用済みインクカートリッジの底面に当接可能であり、前記使用済みインクカートリッジの底面および相対する平行な２面を前記溝により案内して前記複数の接点パッドに対して前記電極をそれぞれ弾性復帰により接触させることによって、前記使用済みインクカートリッジに取り付けられたメモリチップのインク残量データを「空」から「満」にリセットする修正装置を含むことを特徴とする、再利用化用具である。
【０００９】
前記再利用化用具は、さらに、前記メモリチップを保持するためのホルダを含むものとすることができる。前記メモリチップは前記ホルダを介して前記未使用インクカートリッジの取付け部に取り付けることが可能である。
【００１１】
前記再利用化用具は、さらに、前記使用済みインクカートリッジから前記メモリチップを取り外すための取外し具を含むものとすることができる。前記取外し具は、好ましくは、前記修正装置の挿入空間に部分的に収納可能である。
【００１３】
この用具は、さらに、前記使用済みインクカートリッジにインクを充填するための充填用部品を含むものとすることができる。
【００１４】
この用具の修正装置は、前記使用済みインクカートリッジを支持するための支持部と、該支持部に支持された、前記使用済みインクカートリッジに設けられたメモリチップの複数の接点パッドにそれぞれ接触可能である複数の電極とを有するものとすることができる。
【００１５】
【発明の作用および効果】
本発明によれば、使用済みインクカートリッジの一部である、該インクカートリッジから取り外されたメモリチップの再利用を可能にする。前記メモリチップに記録されたインク残量データは、これを修正するための装置を用いて「空」から「満」にリセットすることが可能である。
【００１６】
リセットされたメモリチップは、前記修正装置とともに再利用化用具の一部をなす未使用のインクカートリッジ又は前記再利用化用具を構成しない他の未使用インクカートリッジに取り付けることができる。これにより、使用済みインクカートリッジの一部であったメモリチップを廃棄することなく、これを未使用インクカートリッジに取り付け、プリンタの使用に供することができる。
【００１７】
前記メモリチップのリセット及びその後の使用は、これを保持するためのホルダを介して行うことができる。前記ホルダを介在させることにより、比較的薄くて小さい前記メモリチップの取扱いを容易にすることができる。また、取扱い時における前記メモリチップに対する指の接触機会を少なくし、これにより、前記メモリチップの損傷、前記メモリチップへの汚れの付着等を少なくすることができる。
【００１８】
前記修正装置に前記メモリチップを保持したホルダの挿入空間を設け、また、該挿入空間内で前記メモリチップの接点に接触する電極を設けることにより、前記挿入空間への前記メモリチップ保持のホルダの差し込み操作を介して、前記メモリチップのリセットを容易に行うことができる。
【００１９】
再利用化用具が、前記メモリチップのための取外し具を含むものとすることにより、これを用いて、使用済みインクカートリッジからの前記メモリチップの取外しを容易に、また前記メモリチップを傷めることなく行うことができる。前記取外し具は、前記修正装置の受入れ空間に部分的に収納することにより、再利用化用具全体をよりコンパクトにすることができる。
【００２０】
本発明に係る他の再利用化用具によれば、前記メモリチップを含む使用済みインクカートリッジの全部を再利用に供することができる。前記メモリチップは前記修正装置によりリセットし、また、前記使用済みの空のインクカートリッジはインク充填用部品を用いてこれをインクで満たし、再利用に供することができる。
【００２１】
前記メモリチップのリセットは、前記使用済みインクカートリッジ自体を前記修正装置の支持部に支持し、前記メモリチップの接点パッドを前記修正装置の電極に接触させることにより行うことができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
図１を参照すると、インクジェットプリンタ（図示せず）へのインクの供給のために使用され、実質的に「空」状態となった使用済みインクカートリッジ１０の一部が示されている。この使用済みインクカートリッジ１０は、その少なくとも一部を、本発明に係る再利用化用具の使用により、再度利用することができる。
【００２３】
使用済みインクカートリッジ１０は全体に直方体の形状を有する。インクカートリッジ１０はインクの吐出部１４を有する。吐出部１４はインクカートリッジの底面１２に設けられ該底面から突出している。また、インクカートリッジ１０はメモリチップ１８を有する。メモリチップ１８は全体に矩形状を呈する板状体からなり、インクカートリッジの底面１２に連なる側面１６に取り付けられている。
【００２４】
メモリチップ１８はＥＥＰＲＯＭのようなメモリを内蔵したもの、ＩＣチップ等からなる。メモリチップ１８には、インクカートリッジ１０内のインクの残量、インクカートリッジ１０の製造日等についてのデータが記録されている。これらのデータのうち、前記インク残量のデータは、インクカートリッジ１０の使用時に前記プリンタ内のＣＰＵを介して書き込まれ、前記プリンタによる印字のたびごとに更新される。したがって、使用済みインクカートリッジ１０のメモリチップ１８に残るインク残量の最新データは「空」である。
【００２５】
メモリチップ１８のインク残量データはこれを修正するための修正装置２０（図２及び図３参照）を用いて書き替えることができる。修正装置２０は、本発明に係る再利用化用具の少なくとも一部をなす。これによれば、前記インク残量データ「空」が「満」に書き替えられ、メモリチップ１８がリセットされる。修正装置２０によるメモリチップ１８のリセットは、使用済みインクカートリッジ１０からメモリチップ１８を取り外して行う。
【００２６】
リセットされたメモリチップ１８は、前記プリンタに適合する未使用のインクカートリッジ、すなわち使用済みインクカートリッジ１０とほぼ同じ形態を有する、メモリチップが取り付けられていない未使用のインクカートリッジ（インクが完全に充填されているカートリッジ）（図示せず）、又は後述する未使用のインクカートリッジ２２（図４）の側部に取り付けることができる。前記未使用カートリッジは、修正装置２０に加えて、これを再利用化用具の一部とすることができる。
【００２７】
前記メモリチップの取付けは、接着テープ、接着剤等を用いて行うことができるが、好ましくは、未使用インクカートリッジ２２へのメモリチップ１８の直接的な取り付けに代えて、メモリチップ１８を後述するホルダ２４に納め、該ホルダを未使用インクカートリッジ２２に取り付ける（図４）。
【００２８】
メモリチップ１８をこれより大きいホルダ２４に保持することにより、前記メモリチップの取扱いをより容易に行うことができる。また、取扱い時における前記メモリチップに対する指の接触機会を減らし、前記メモリチップの損傷、前記メモリチップへの汚れの付着等を少なくすることができる。
【００２９】
図２及び図３に示すように、修正装置２０は、全体に扁平なケーシング２６と、ケーシング２６内に配置された電気回路２８と、該電気回路のための電源である乾電池３０と、電気回路２８に接続された複数の電極３２とを備える。
【００３０】
修正装置のケーシング２６は、その一端部に開放しかつその他端部に向けて伸びる、ホルダ２４のための受入れ空間３４を有する。メモリチップ１８は受入れ空間３４に挿入することができる。ケーシング２６には、また、受入れ空間３４に挿入されたホルダ２４を受入れ空間３４の伸長方向へ案内するための２つの案内溝３６が設けられている。両案内溝３６は、受入れ空間３４に連なりかつ該受入れ空間の伸長方向へ伸びている。
【００３１】
図５及び図６に示すように、ホルダ２４は、全体に矩形の平面形状を有する扁平体からなり、その一方の面（上面）に開放する矩形状の凹所３８を有する。凹所３８はこれにメモリチップ１８を受け入れることができる。凹所３８内のメモリチップ１８は、その周縁において、凹所３８を規定するホルダ２４と摩擦係合し、これにより、ホルダ２４に保持される。メモリチップ１８は、その複数（図示の例では７つ）の接点パッド４０が上方に位置するように、凹所３８に配置される。
【００３２】
図示のホルダ２４は、その前端部の近傍に、凹所３８の開放面の一部を覆う板部４２を有する。メモリチップ１８はこれを板部４２下に滑り込ませるようにして凹所３８内に配置することができる。凹所３８内のメモリチップ１８は板部４２に接し、これにより、より確実に保持される。
【００３３】
ホルダ２４は、さらに、その他方の面（下面）に開放しかつ凹所３８に連通する矩形の開口４４を有する。開口４４は、メモリチップ１８が凹所３８内に配置されたとき、その裏面に設けられた保護材４６のための受入れ空間を規定する。
【００３４】
ホルダ２４の前端部は前方に向けて傾斜するテーパ面４８を有する。テーパ面４８は、修正装置の挿入空間３４へのホルダ２４の挿入を容易にする。また、ホルダ２４の後端部は、修正装置のハウジング２６に当接可能であるブロック状の突起５０からなる。突起５０は、ホルダ２４したがってこれに保持されたメモリチップ１８が修正装置の挿入空間３４の適正位置に納まるように制御するストッパの作用をなす。突起５０は、また、ホルダ２４を手に持ち、さらに修正装置の挿入空間３４への挿入の際における取手の機能を果たす。
【００３５】
ホルダ２４には、さらに、その両側面に前後方向へ伸びる２つの凸条５２がそれぞれ設けられている。各凸条５２は、修正装置の各案内溝３６に係合可能である。
【００３６】
ホルダ２４が修正装置の挿入空間３４に入れられ、その突起５０が修正装置２０に接するとき、すなわちホルダ２４が挿入空間３４の適正位置に納まるとき、修正装置の各電極３２がホルダ２４内のメモリチップの各接点パッド４０に接する。
【００３７】
接点パッド４０に対する電極３２の接触をより確実なものとすべく、電極３２が弾性体からなるもとすることが望ましい。図示の電極３２は、弾性を有する線条体からなり、接点パッド４０に接するときに弾性変形し、接点パッド４０に対してその弾性復帰力を及ぼす。さらに好ましくは、前記線条体は接点パッド４０に接する先端部５２が湾曲している。
【００３８】
修正装置の電気回路２８は、前記プリンタのメモリチップ１８に対する書き込み及び読み取りの時間プログラムと同様のプログラムを実行する。すなわち、電気回路の電極３２がメモリチップの接点パッド４０に接すると、先ず、修正装置２０からメモリチップ１８へＰＷＰＳ信号が送られ、修正装置２０からメモリチップ１８へのアクセスが行われる。次いで、修正装置２０からメモリチップ１８へＣＬＫ時間信号が送られる。また、メモリチップ１８に該メモリチップからのコンファメーションコードでの返信を得るため、修正装置の電気回路２８におけるデータインタフェースからコマンドを発する。このとき、メモリチップ１８は前記ＣＬＫ信号（プログラム）に従って、その順序どおりに、８ビット方式の一組の３２バイトのデータコードを返信する。修正装置２０は、前記データコードを確認し、前記プリンタのＣＰＵと同様に、相応の書き込みコマンドを出し、メモリチップ１８を書き込み状態にし、転送速度３００ＢＰＳ、８ビットで、修正装置２０に記憶されている、メモリチップ１８についての原始のデータをメモリチップ１８に書き込む。これにより、メモリチップ１８のインク残量データが「空」から「満」に書き替えられる。
【００３９】
図８、図９及び表１を参照して、逐次プログラムの算法を示すと、次のとおりである。
【００４０】
【表１】

【００４１】
逐次プログラミング中、データの入力はＳＣＫのアップ側から行われ、データの出力はＳＣＫのダウン側から行われる。
【００４２】
Ａ．電源の立ち上がり時、Ｐ５及びＳＣＫの電圧が下がると同時に、Ｖｃｃ及びＧＮＤ間に電源電圧が加えられる。
【００４３】
Ｂ．少なくとも２０ｍｓが経過するのを待って、Ｍｏｓｉインタフェースから、逐次、プログラムを入力し、指令可能にする。
【００４４】
Ｃ．通信が失敗に終わるときは、逐次プログラミングもまた失敗に終わる。同期をとる場合、プログラム使用コマンドの３桁目のバイトを書き込むとき、メモリチップは２桁目のバイト（＄５３）に反応する。反応の正解を問わず、４バイトのコマンドを完成させる。反応するのが＄５３でないとき、ＳＣＫのプラスパルスを形成することとなり、プログラミング使用コマンドを発信する。３２回のプログラミング使用コマンドを発信しても無反応のときは、外部のメモリチップが存在しないか、壊れていることを示す。
【００４５】
Ｄ．このとき、削除コマンドを実行すると、ＴＷＤ−ＥＲＡＳＥを待って、Ｐ５にプラスパルスを加え、上記Ｂに戻る。
【００４６】
Ｅ．ＥＥＰＲＯＭは、１つ１つのバイトでプログラミングされており、コマンドの発信後、ＴＷＤ−ＰＲＯＧの時間を待つ必要がある。削除が実行されたメモリチップに対し、＄ＦＦデータの再プログラミングの必要はない。
【００４７】
Ｆ．いずれの内装アドレスも、全て、読み取りコマンドでＭＩｓｏ（Ｐ１）から読み取ることができる。
【００４８】
Ｇ．プログラミング後、Ｐ５を上げ、正常の作業モードに入ることができる。
【００４９】
Ｈ．電源オフ過程（必要であれば）
Ｐ３の電圧を下げ、Ｐ５の電圧を上げ、電源をオフにする。
【００５０】
このようにしてリセットされたメモリチップ１８は、これを前記未使用インクカートリッジに取り付けた後、該カートリッジと共に前記プリンタに装填することができる。前記プリンタは、リセット後のメモリチップ１８に記録された「満」を読み取り、印字動作を行う。このように、従来廃棄されていた使用済みインクカートリッジ１０の一部をなしていたメモリチップ１８の再利用を図ることができる。
【００５１】
図４に示す未使用のインクカートリッジ２２は、リセットされたメモリチップ１８を保持するホルダ２４を受入れ可能である凹所５４を有する。凹所５４は、メモリチップ１８の取付け部をなし、インクカートリッジ２２の底面５６と、これに連なる側面５８とに開放している。ホルダ２４は、インクカートリッジの底面５６の側から、凹所５４に挿し込むことができる。凹所５４はチャンネル形の横断面形状を有し、凹所５４に挿し込まれたホルダ２４は、その上下両面及びその両側面において、インクカートリッジ２２と摩擦係合し、これにより凹所５４内に該凹所から抜け出ないように保持される。ホルダ２４の後端部の突起５０は、ホルダ２４が凹所５４内に挿し込まれるとき、インクカートリッジの底面５６に当接し、ストッパとしての作用をなす。
【００５２】
本発明に係る再利用化用具は、さらに、使用済みインクカートリッジ１０からメモリチップ１８を取り外すための専用の取外し具６０（図１）を含むものとすることができる。
【００５３】
取外し具６０は全体にＴ形の平面形状をなし、全体に矩形板状の本体６２と、該本体の両側部からそれぞれ突出する一対の爪部６４とを有する。
【００５４】
メモリチップ１８は、使用済みインクカートリッジ１０の側面１６から立ち上がりかつメモリチップ１８の両端部を貫通する一対の柱状の突起６６を介して、インクカートリッジ１０に取り付けられている。メモリチップ１８は、取外し具６０を用いて、これを両突起２２から抜き去ることにより、インクカートリッジ１０から取り外すことができる。
【００５５】
具体的には、取外し具の一方の爪部６４をメモリチップ１８と、インクカートリッジの側面１６との間に挿し込み、該側面の縁部を支点として、他方の爪部６４を本体６２と共に回転動作させる。これにより、使用済みインクカートリッジ１０からメモリチップ１８を取り外すことができる。
【００５６】
図示の取外し具６０では、さらに、その本体６２が、修正装置２０のホルダ２４のための受入れ空間３４の横断面形状とほぼ同じ横断面形状を有する。このことから、取外し具の一部である本体６２を修正装置の受入れ空間３４に差し込み、収納することができる。
【００５７】
なお、ホルダ２４を使用しないで、メモリチップ１８のデータ修正及び未使用カートリッジ２２への取付けを行うことができるように、修正装置２０の空間３４を変更し、また、未使用カートリッジの溝５４を変更することができる。
【００５８】
本発明は、さらに、使用済みインクカートリッジ１０の全部の再利用、すなわちメモリチップ１８及びインクを収容部分の再利用を可能とする再利用化用具を提供する。
【００５９】
この再利用化用具は、図７に示すような修正装置６８を含む。
【００６０】
修正装置６８は、使用済みカートリッジ１０を支持するための支持部７０と、複数（図示の例では７つ）の電極７２とを有し、これらの電極７２は、これらに電気的に接続された前記したと同一の電気回路を収容するケーシング７４から、支持部７０の上方において突出している。
【００６１】
支持部７０は、上方に開放する溝７６を規定する底壁７８及び両側壁８０とを有する。溝７６は使用済みカートリッジ１０のインク吐出口１４を規定する突起８２を受入れ可能の幅寸法を有する。より詳細には、突起８２は互いに相対する平行な２面を有し、溝７６は前記２面間の間隔にほぼ等しい幅寸法を有する。また、前記溝を規定する両側壁８０は、突起８２の前記２面に当接可能であり、またインクカートリッジの底面１２に当接可能である。
【００６２】
したがって、インクカートリッジ１０を逆様の状態で直立するように支持部７０に支持することができる。このとき、インクカートリッジのメモリチップ１８の各接点パッド４０が、各電極７２と相対する。接点パッド４０は、インクカートリッジ１０を支持部７０上でケーシング７４に向けて滑動させることにより、電極７２に接触させることができ、これにより、前記リセットを行うことができる。
【００６３】
メモリチップ１８のリセット後、又はリセットに先立ち、インクカートリッジ１０にインクを充填する。インクの充填のため、その部品として補充インク、インクカートリッジ１０にインク注入孔を開けるための錐、スポイト等を準備する。これらのインク充填部品をも、修正装置６８と共にある再利用化用具とすることができる。
【００６４】
なお、電極７２はケーシング７４に対して弾性復帰可能に出入するものとすることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図１】使用済みインクカートリッジの一部及びメモリチップの取外し具を示す斜視図である。
【図２】データ修正装置の概略的な斜視図である。
【図３】データ修正装置の概略的な横断面図である。
【図４】未使用インクカートリッジの一部、メモリチップ及びそのホルダを示す斜視図である。
【図５】メモリチップのホルダを示す斜視図である。
【図６】ホルダの横断面図である。
【図７】他の例のデータ修正装置の斜視図である。
【図８】メモリチップの説明図である。
【図９】逐次プログラムの波形図である。
【符号の説明】
１０使用済みインクカートリッジ
１８メモリチップ
２０，６８データ修正装置
２２未使用インクカートリッジ
２４メモリチップのホルダ
３２，７２データ修正装置の電極
４０メモリチップの接点パッド
６２メモリチップの取外し具
７０データ修正装置の支持部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to reuse of an ink cartridge used for printing by a printer, and more particularly to a tool for enabling at least a part of a used ink cartridge to be reused.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an ink cartridge for supplying ink to an ink jet printer, an ink cartridge having a built-in memory such as an EEPROM or a memory chip including an IC chip is used. The memory chip stores data relating to the remaining amount of ink (ink level) stored therein, the date of manufacture, and the like. The data is read and updated (written) through the CPU in the printer while the printer is in use.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 5-20275 (pages 1, 4)
[0004]
When the ink cartridge with the memory chip is almost consumed, the ink cartridge is removed from the printer and discarded as a used ink cartridge. A new ink cartridge is installed in the printer for use. Is done.
[0005]
However, the used ink cartridge itself is durable enough to withstand multiple uses. Therefore, it is desirable to reuse at least a part of the used ink cartridge from the viewpoint of effective use of resources.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
From such a viewpoint, an object of the present invention is to provide a tool that enables at least a part of a used ink cartridge to be reused.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a reuse tool for a used ink cartridge having a bottom surface and an ink supply port that protrudes from the bottom surface and includes two parallel parallel surfaces, and a support portion for supporting the used ink cartridge And a plurality of electrodes that are brought into contact with a plurality of contact pads of the memory chip provided in the used ink cartridge supported by the support portion by elastic recovery, and the support portion opens upward and A bottom wall and a side wall defining a groove capable of receiving an ink supply port; and the both side walls are capable of contacting two parallel parallel surfaces of the ink supply port of the used ink cartridge The bottom surface of the used ink cartridge can be brought into contact with the bottom surface of the used ink cartridge and the two parallel parallel surfaces are guided by the groove, and A correction device that resets the remaining ink data of the memory chip attached to the used ink cartridge from “empty” to “full” by bringing the electrodes into contact with a plurality of contact pads by elastic return. This is a reusable tool.
[0009]
The reusable tool may further include a holder for holding the memory chip. The memory chip can be attached to the attachment portion of the unused ink cartridge via the holder.
[0011]
The reuse tool may further include a removal tool for removing the memory chip from the used ink cartridge. The removal tool is preferably partially housed in the insertion space of the correction device.
[0013]
The tool may further include a filling part for filling the used ink cartridge with ink.
[0014]
The tool correcting device is capable of contacting each of a support portion for supporting the used ink cartridge and a plurality of contact pads of a memory chip provided on the used ink cartridge, which is supported by the support portion. A plurality of electrodes may be included.
[0015]
Operation and effect of the invention
According to the present invention, it is possible to reuse a memory chip that is a part of a used ink cartridge and is removed from the ink cartridge. The ink remaining amount data recorded in the memory chip can be reset from “empty” to “full” by using a device for correcting this.
[0016]
The reset memory chip can be attached to an unused ink cartridge that forms part of the reuse tool together with the correction device, or another unused ink cartridge that does not constitute the reuse tool. Accordingly, the memory chip that was a part of the used ink cartridge can be attached to the unused ink cartridge and used for the printer without being discarded.
[0017]
The reset and subsequent use of the memory chip can be performed through a holder for holding it. By interposing the holder, handling of the relatively thin and small memory chip can be facilitated. In addition, the chance of finger contact with the memory chip during handling can be reduced, thereby reducing damage to the memory chip, adhesion of dirt to the memory chip, and the like.
[0018]
The correction device is provided with an insertion space for a holder holding the memory chip, and an electrode that contacts a contact of the memory chip in the insertion space is provided, whereby the holder for holding the memory chip in the insertion space is provided. The memory chip can be easily reset through the insertion operation.
[0019]
By making the reuse tool include a removal tool for the memory chip, it is possible to easily remove the memory chip from the used ink cartridge without damaging the memory chip. Can do. The removal tool is partially housed in the receiving space of the correction device, so that the entire reuse tool can be made more compact.
[0020]
According to another reuse tool according to the present invention, the entire used ink cartridge including the memory chip can be reused. The memory chip is reset by the correction device, and the used empty ink cartridge can be filled with ink by using an ink filling part and can be reused.
[0021]
The reset of the memory chip can be performed by supporting the used ink cartridge itself on a support portion of the correction device and bringing a contact pad of the memory chip into contact with an electrode of the correction device.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring to FIG. 1, there is shown a portion of a used ink cartridge 10 that has been used to supply ink to an inkjet printer (not shown) and has been substantially "empty". At least a part of the used ink cartridge 10 can be reused by using the reuse tool according to the present invention.
[0023]
The used ink cartridge 10 has a rectangular parallelepiped shape as a whole. The ink cartridge 10 has an ink discharge portion 14. The ejection portion 14 is provided on the bottom surface 12 of the ink cartridge and protrudes from the bottom surface. The ink cartridge 10 has a memory chip 18. The memory chip 18 is formed of a plate-like body that has a rectangular shape as a whole, and is attached to a side surface 16 that is continuous with the bottom surface 12 of the ink cartridge.
[0024]
The memory chip 18 is composed of a built-in memory such as an EEPROM, an IC chip or the like. The memory chip 18 stores data about the remaining amount of ink in the ink cartridge 10, the date of manufacture of the ink cartridge 10, and the like. Among these data, the ink remaining amount data is written via the CPU in the printer when the ink cartridge 10 is used, and is updated every time the printer performs printing. Therefore, the latest data of the remaining amount of ink remaining in the memory chip 18 of the used ink cartridge 10 is “empty”.
[0025]
The ink remaining amount data of the memory chip 18 can be rewritten by using a correction device 20 (see FIGS. 2 and 3) for correcting this. The correction device 20 forms at least a part of the reuse tool according to the present invention. According to this, the ink remaining amount data “empty” is rewritten to “full”, and the memory chip 18 is reset. The memory chip 18 is reset by the correction device 20 by removing the memory chip 18 from the used ink cartridge 10.
[0026]
The reset memory chip 18 is an unused ink cartridge that is compatible with the printer, that is, an unused ink cartridge that has substantially the same form as the used ink cartridge 10 and has no memory chip attached (completely filled with ink). (Not shown) or a side of an unused ink cartridge 22 (FIG. 4) to be described later. In addition to the correction device 20, the unused cartridge can be part of a reusable tool.
[0027]
The memory chip can be attached using an adhesive tape, an adhesive, or the like. Preferably, the memory chip 18 is described later instead of directly attaching the memory chip 18 to the unused ink cartridge 22. The holder 24 is placed and attached to the unused ink cartridge 22 (FIG. 4).
[0028]
By holding the memory chip 18 in the larger holder 24, the memory chip can be handled more easily. In addition, the chance of finger contact with the memory chip during handling can be reduced, and damage to the memory chip, adhesion of dirt to the memory chip, and the like can be reduced.
[0029]
As shown in FIGS. 2 and 3, the correction device 20 includes a casing 26 that is generally flat, an electric circuit 28 disposed in the casing 26, a dry battery 30 that is a power source for the electric circuit, and an electric circuit. And a plurality of electrodes 32 connected to 28.
[0030]
The casing 26 of the correction device has a receiving space 34 for the holder 24 which opens at one end and extends towards the other end. The memory chip 18 can be inserted into the receiving space 34. The casing 26 is also provided with two guide grooves 36 for guiding the holder 24 inserted into the receiving space 34 in the extending direction of the receiving space 34. Both guide grooves 36 are continuous with the receiving space 34 and extend in the extending direction of the receiving space.
[0031]
As shown in FIGS. 5 and 6, the holder 24 is formed of a flat body having a rectangular planar shape as a whole, and has a rectangular recess 38 opened on one surface (upper surface) thereof. The recess 38 can receive the memory chip 18 therein. The memory chip 18 in the recess 38 is frictionally engaged with the holder 24 defining the recess 38 at the periphery thereof, and is thereby held by the holder 24. The memory chip 18 is disposed in the recess 38 such that the plurality (seven in the illustrated example) of contact pads 40 are located above.
[0032]
The illustrated holder 24 has a plate portion 42 that covers a part of the open surface of the recess 38 in the vicinity of the front end portion thereof. The memory chip 18 can be placed in the recess 38 so as to be slid under the plate portion 42. The memory chip 18 in the recess 38 is in contact with the plate portion 42 and is thereby more reliably held.
[0033]
The holder 24 further has a rectangular opening 44 that opens to the other surface (lower surface) and communicates with the recess 38. The opening 44 defines a receiving space for the protective material 46 provided on the back surface of the memory chip 18 when the memory chip 18 is disposed in the recess 38.
[0034]
The front end portion of the holder 24 has a tapered surface 48 inclined toward the front. The tapered surface 48 facilitates insertion of the holder 24 into the insertion space 34 of the correction device. The rear end portion of the holder 24 includes a block-like protrusion 50 that can contact the housing 26 of the correction device. The protrusion 50 serves as a stopper that controls the holder 24 and thus the memory chip 18 held by the holder 24 so that the memory chip 18 is placed in an appropriate position in the insertion space 34 of the correction device. The protrusion 50 also has the holder 24 in its hand and further functions as a handle when the correction device is inserted into the insertion space 34.
[0035]
The holder 24 is further provided with two ridges 52 extending in the front-rear direction on both side surfaces thereof. Each ridge 52 is engageable with each guide groove 36 of the correction device.
[0036]
When the holder 24 is placed in the insertion space 34 of the correction device and the projection 50 contacts the correction device 20, that is, when the holder 24 is in the proper position in the insertion space 34, each electrode 32 of the correction device is stored in the memory in the holder 24. It contacts each contact pad 40 of the chip.
[0037]
In order to make the contact of the electrode 32 with the contact pad 40 more reliable, it is desirable that the electrode 32 is made of an elastic body. The illustrated electrode 32 is made of elastic linear body, elastically deforms when contacting the contact pad 40, and exerts an elastic return force on the contact pad 40. More preferably, the linear body has a curved tip 52 that contacts the contact pad 40.
[0038]
The electrical circuit 28 of the correction device executes a program similar to the writing and reading time program for the memory chip 18 of the printer. That is, when the electrode 32 of the electric circuit contacts the contact pad 40 of the memory chip, first, a PW PS signal is sent from the correction device 20 to the memory chip 18, and the correction device 20 accesses the memory chip 18. Next, a CLK time signal is sent from the correction device 20 to the memory chip 18. In addition, in order to obtain a reply with a confirmation code from the memory chip, a command is issued from the data interface in the electric circuit 28 of the correction device. At this time, according to the CLK signal (program), the memory chip 18 returns a set of 8-byte data codes of 32 bytes in the order. The correction device 20 confirms the data code, issues a corresponding write command, sets the memory chip 18 in the write state, and stores it in the correction device 20 at a transfer rate of 300 BPS and 8 bits, in the same manner as the CPU of the printer. The original data about the memory chip 18 is written into the memory chip 18. As a result, the remaining ink amount data of the memory chip 18 is rewritten from “empty” to “full”.
[0039]
With reference to FIG. 8, FIG. 9 and Table 1, the calculation method of the sequential program is as follows.
[0040]
[Table 1]

[0041]
During sequential programming, data is input from the SCK up side and data output is from the SCK down side.
[0042]
A. When the power supply rises, the power supply voltage is applied between Vcc and GND at the same time as the voltages of P5 and SCK drop.
[0043]
B. After waiting for at least 20 ms, a program is sequentially input from the Mosi interface to enable command.
[0044]
C. When communication fails, sequential programming also fails. When synchronizing, the memory chip reacts to the second digit byte ($ 53) when writing the third digit byte of the program use command. Complete the 4-byte command regardless of the correct answer. If it is not $ 53 to react, a SCK plus pulse will be formed and a programming use command will be sent. If there is no response after issuing the programming use command 32 times, it indicates that the external memory chip does not exist or is broken.
[0045]
D. At this time, when a delete command is executed, a positive pulse is added to P5 after waiting for TWD-ERASE, and the process returns to B above.
[0046]
E. The EEPROM is programmed with each byte, and after sending the command, it is necessary to wait for the time of TWD-PROG. There is no need to reprogram the $ FF data for the memory chip that has been deleted.
[0047]
F. Any of the interior addresses can be read from MIso (P1) with a read command.
[0048]
G. After programming, P5 can be raised to enter normal working mode.
[0049]
H. Power off process (if necessary)
The voltage of P3 is lowered, the voltage of P5 is raised, and the power supply is turned off.
[0050]
The memory chip 18 thus reset can be loaded into the printer together with the cartridge after the memory chip 18 is attached to the unused ink cartridge. The printer reads “full” recorded in the memory chip 18 after reset and performs a printing operation. In this way, it is possible to reuse the memory chip 18 that has been a part of the used ink cartridge 10 that has been conventionally discarded.
[0051]
The unused ink cartridge 22 shown in FIG. 4 has a recess 54 that can receive the holder 24 that holds the reset memory chip 18. The recess 54 forms a mounting portion for the memory chip 18 and is open to the bottom surface 56 of the ink cartridge 22 and the side surface 58 connected to the bottom surface 56. The holder 24 can be inserted into the recess 54 from the bottom surface 56 side of the ink cartridge. The recess 54 has a channel-shaped cross-sectional shape, and the holder 24 inserted into the recess 54 frictionally engages with the ink cartridge 22 on both the upper and lower surfaces and on both sides thereof, and thereby the inside of the recess 54. It is held so as not to escape from the recess. The protrusion 50 at the rear end portion of the holder 24 abuts on the bottom surface 56 of the ink cartridge when the holder 24 is inserted into the recess 54 and acts as a stopper.
[0052]
The reuse tool according to the present invention may further include a dedicated removal tool 60 (FIG. 1) for removing the memory chip 18 from the used ink cartridge 10.
[0053]
The removal tool 60 has a T-shaped planar shape as a whole, and has a rectangular plate-like main body 62 and a pair of claw portions 64 that respectively protrude from both side portions of the main body.
[0054]
The memory chip 18 is attached to the ink cartridge 10 via a pair of columnar protrusions 66 rising from the side surface 16 of the used ink cartridge 10 and penetrating both ends of the memory chip 18. The memory chip 18 can be removed from the ink cartridge 10 by removing the memory chip 18 from both protrusions 22 using the removal tool 60.
[0055]
Specifically, one claw portion 64 of the removal tool is inserted between the memory chip 18 and the side surface 16 of the ink cartridge, and the other claw portion 64 is rotated together with the main body 62 with the edge portion of the side surface as a fulcrum. Make it work. Thereby, the memory chip 18 can be removed from the used ink cartridge 10.
[0056]
In the illustrated removal tool 60, the body 62 further has a cross-sectional shape that is substantially the same as the cross-sectional shape of the receiving space 34 for the holder 24 of the correction device 20. From this, the main body 62 which is a part of the removal tool can be inserted into the receiving space 34 of the correction device and stored.
[0057]
The space 34 of the correction device 20 is changed so that the memory chip 18 can be corrected and attached to the unused cartridge 22 without using the holder 24, and the groove 54 of the unused cartridge is formed. Can be changed.
[0058]
The present invention further provides a reuse tool that enables reuse of the used ink cartridge 10 in its entirety, that is, reuse of the memory chip 18 and the ink containing portion.
[0059]
This reuse tool includes a correction device 68 as shown in FIG.
[0060]
The correction device 68 includes a support portion 70 for supporting the used cartridge 10 and a plurality of (seven in the illustrated example) electrodes 72, and these electrodes 72 are electrically connected to them. It protrudes above the support part 70 from a casing 74 that houses the same electrical circuit as described above.
[0061]
The support portion 70 has a bottom wall 78 and side walls 80 that define a groove 76 that opens upward. The groove 76 has a width dimension that can receive the protrusion 82 that defines the ink discharge port 14 of the used cartridge 10. More specifically, the protrusion 82 has two parallel surfaces facing each other, and the groove 76 has a width dimension substantially equal to the distance between the two surfaces. Further, both side walls 80 defining the groove can be in contact with the two surfaces of the protrusion 82 and can be in contact with the bottom surface 12 of the ink cartridge.
[0062]
Therefore, the ink cartridge 10 can be supported by the support portion 70 so as to stand upright in the opposite state. At this time, each contact pad 40 of the memory chip 18 of the ink cartridge faces each electrode 72. Contact pads 40, by sliding movement towards the casing 74 of the ink cartridge 10 on the support portion 70, can be brought into contact with the electrode 72, thereby, it is possible to perform the reset.
[0063]
After resetting the memory chip 18 or prior to resetting, the ink cartridge 10 is filled with ink. In order to fill the ink, replenishment ink, a cone for opening an ink injection hole in the ink cartridge 10, a dropper, and the like are prepared. These ink-filled parts can also be a reusable tool along with the correction device 68.
[0064]
It is desirable that the electrode 72 should be able to return to and from the casing 74 so as to be able to return elastically.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a part of a used ink cartridge and a removal tool for a memory chip.
FIG. 2 is a schematic perspective view of a data correction device.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of a data correction device.
FIG. 4 is a perspective view showing a part of an unused ink cartridge, a memory chip and its holder.
FIG. 5 is a perspective view showing a holder of a memory chip.
FIG. 6 is a transverse sectional view of the holder.
FIG. 7 is a perspective view of another example data correction apparatus.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a memory chip.
FIG. 9 is a waveform diagram of a sequential program.
[Explanation of symbols]
10 Used ink cartridge 18

Memory chip

20, 68 Data correction device 22 Unused ink cartridge 24

Memory chip holder

32, 72 Data correction device electrode 40 Memory chip contact pad 62 Memory chip remover 70 Support of data correction device Part

Claims

A tool for reusing a used ink cartridge having a bottom surface and an ink supply port that protrudes from the bottom surface and includes two parallel parallel surfaces,
A support part for supporting the used ink cartridge, and a plurality of electrodes that are brought into contact with each of a plurality of contact pads of a memory chip provided in the used ink cartridge supported by the support part by elastic recovery. And a bottom wall and both side walls defining a groove that opens upward and can receive the ink supply port, and the side walls are parallel to the ink supply port of the used ink cartridge. Can be brought into contact with two bottom surfaces and can be brought into contact with the bottom surface of the used ink cartridge, and the bottom surface of the used ink cartridge and two parallel parallel surfaces are guided by the grooves to form the plurality of contact pads. The memory chip attached to the used ink cartridge is brought into contact with each other by elastic recovery. Characterized in that it comprises a correction device for resetting the ink remaining amount data from the "empty" to "full", reuse tool.