JP4398671B2 - 平衡伝送用コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は平衡伝送用コネクタ係り、特にコネクタハウジングに平衡伝送用コネクタ本体と光電変換モジュールとが設けてある構成であり、光ファイバケーブルの先端に設けてあり、コンピュータ機器への接続に使用される平衡伝送用コネクタに関する。
【0002】
コンピュータと周辺機器との間でデータを伝送する方式として、平衡伝送方式が多く採用されつつある。平衡伝送方式は、データごとに対をなす二本の電線を使用して、伝送すべき+信号とこの+信号とは大きさが等しく逆向きの−信号とを同時に伝送する方式であり、通常の伝送方式に比べてノイズの影響を受けにくいという利点を有している。
【0003】
また、サーバ装置とコンピュータ装置との間の距離が短い場合には、接続は電線ケーブルで十分であるけれども、サーバ装置とコンピュータ装置とが遠く離れている場合には、信号伝送の信頼性を考慮すると電線ケーブルに代えて光ファイバケーブルを使用することが望ましい。
【0004】
【従来の技術】
図1はコンピュータ機器間の接続に使用される従来のケーブルタイプの平衡伝送用プラグコネクタ10を示す。この平衡伝送用プラグコネクタ10は、平衡伝送用プラグコネクタ本体11がハウジング12の先端側に組み込んであり、ハウジング12の先端に平衡伝送用プラグ部13が突き出ており、ハウジング12の後端より電線ケーブル14が延在している構成である。
【0005】
従来、コンピュータ機器間の接続に使用されるケーブルタイプの平衡伝送用プラグコネクタとしては、図1に示すものだけであったため、従来のサーバ装置20は、図2(A)に示すように、背面側に、平衡伝送用ジャックコネクタ21と光ファイバ用コネクタ22が設けてあり、内部には、光電変換モジュール23が、光ファイバ用コネクタ22と電気的に接続されて設けてある構成となっていた。
【0006】
サーバ装置20とコンピュータとの間の距離が短い場合には、サーバ装置20とコンピュータとは、図1の平衡伝送用プラグコネクタ10を使用して電線ケーブル13によって接続される。サーバ装置20がコンピュータから遠い位置に設置してあり、サーバ装置20とコンピュータとの間の距離が長い場合には、サーバ装置20とコンピュータとは、信号の品質が低下しないように光ファイバ用コネクタ30を光ファイバ用コネクタ22に接続して、光ファイバケーブル31によって接続される。
【0007】
【特許文献】
特開2003−059593号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
よって、サーバ装置20は、背面側に、二種類のコネクタ、即ち、平衡伝送用ジャックコネクタ21と光ファイバ用コネクタ22が設けてあり、内部に、光電変換モジュール23が設けてある構成であるため、コスト高となっていた。特に、サーバ装置20をコンピュータの近くに配置して使用するユーザにとっては、光ファイバ用コネクタ22及び光電変換モジュール23は余剰のものであり、サーバ装置20はコスト高であった。
【0009】
そこで、本発明はサーバ装置をより簡易な構造に出来るようにして上記課題を解決した平衡伝送用コネクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングと、
第1、第2の信号コンタクト部材よりなる信号コンタクト対とグランドコンタクト部材とが横に交互に配されて並んでおり、且つ両端側に電源コンタクト部材を有する構成であって、機器のコネクタに接続される平衡伝送電気コネクタ部を有する構成であり、該平衡伝送電気コネクタ部を上記コネクタハウジングの一端側に位置させて、上記コネクタハウジング内に設けてある、平衡伝送用コネクタ本体と、
上記コネクタハウジングに設けてあるリジッドプリント回路基板と、
略直方体であり、内部に光電変換部を有し、後ろ側に光ファイバケーブルが接続される光ファイバケーブルコネクタ部を有し、底面に端子を有する構成であり、該端子を上記リジッドプリント回路基板上の端子と電気的に接続されて該リジッドプリント回路基板上に搭載してあり、上記光ファイバケーブルコネクタ部を上記コネクタハウジングの他端側に位置させて上記コネクタハウジング内に設けてある、光電変換モジュールと、
湾曲した状態で、上記コネクタハウジング内に位置して、上記平衡伝送用コネクタ本体と上記リジッドプリント回路基板との間を電気的に接続するフレキシブルケーブルとを有し、
上記リジッドプリント回路基板は、上記平衡伝送用コネクタ本体が上記光電変換モジュールの高さ範囲内に位置するように上記平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有して配置してあり、
上記フレキシブルケーブルは、信号ラインとグランドラインとが交互に配されて並んでいる中央の部分と、スリットによって該中央の部分から分離されて上記フレキシブルケーブルの両側に位置しており、電源ラインを有する帯状の部分とを有する構成としたものである。
【0011】
平衡伝送用コネクタに電気的に接続されて使用され、且つ平衡電気信号が光信号に変換されて送り出される構成の平衡伝送用コネクタが実現可能となる。この構成の平衡伝送用コネクタが提供されることによって、機器は光コネクタを備えなくても済むようになって、機器の製造コストが安価となる。リジッドプリント回路基板が平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有しているため、光電変換モジュールの高さ範囲内に平衡伝送電気コネクタ部が位置するようになって、平衡伝送用コネクタの高さ寸法を短くすることが可能となる。フレキシブルケーブルを使用しているため、平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対する段差寸法の変更等に対して容易に対応することが可能となる。電源コンタクト部材を両端側に配置した構成は、平衡伝送信号が電源によって影響を受け難くする。
【0012】
請求項2の発明は、コネクタハウジングと、
ライトアングルタイプであり、第1、第2の信号コンタクト部材よりなる信号コンタクト対とグランドコンタクト部材とが横に交互に配されて並んでおり、且つ両端側に電源コンタクト部材を有する構成であって、一端側に機器のコネクタに接続される平衡伝送電気コネクタ部を有し、他端側に実装端子部を有する構成であり、該平衡伝送電気コネクタ部を上記コネクタハウジングの一端側に位置させて、上記コネクタハウジング内に設けてある、平衡伝送用コネクタ本体と、
上記コネクタハウジングに設けてあるリジッドプリント回路基板と、
略直方体であり、内部に光電変換部を有し、後ろ側に光ファイバケーブルが接続される光ファイバケーブルコネクタ部を有し、底面に端子を有する構成であり、該端子を上記リジッドプリント回路基板上の端子と電気的に接続されて該リジッドプリント回路基板上に搭載してあり、上記光ファイバケーブルコネクタ部を上記コネクタハウジングの他端側に位置させて上記コネクタハウジング内に設けてある、光電変換モジュールと、
上記リジッドプリント回路基板は、上記平衡伝送用コネクタ本体が上記光電変換モジュールの高さ範囲内に位置するように上記平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有して配置してあり、
上記平衡伝送用コネクタ本体は、上記実装端子部を上記リジッドプリント回路基板に半田付けされて設けてある、構成としたものである。
【0013】
平衡伝送用コネクタに電気的に接続されて使用され、且つ平衡電気信号が光信号に変換されて送り出される構成の平衡伝送用コネクタが実現可能となる。この構成の平衡伝送用コネクタが提供されることによって、機器は光コネクタを備えなくても済むようになって、機器の製造コストが安価となる。光電変換部はリジッドプリント回路基板上に搭載されているため、光電変換部を組み込むこと、及び平衡伝送用コネクタ本体と光電変換部とを電気的に接続することが容易となる。リジッドプリント回路基板が平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有しているため、光電変換モジュールの高さ範囲内に平衡伝送電気コネクタ部が位置するようになって、平衡伝送用コネクタの高さ寸法を短くすることが可能となる。平衡伝送用コネクタ本体がライトアングルタイプであるため、フレキシブルケーブル等の特別の部品を使用しないで、平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対する段差に対応することが可能となる。平衡伝送用コネクタ本体は電源コンタクト部材を両端側に配置した構成であり、フレキシブルケーブルは電源ラインを両端側に配置した構成であることは、平衡伝送信号が電源によって影響を受け難くする。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の平衡伝送用コネクタにおいて、上記コネクタハウジングは、上記光電変換モジュールに対応する切欠窓を有する構成であり、上記光電変換モジュールが上記切欠窓に露出して、該光電変換モジュールの面が該平衡伝送用コネクタの外形の一部を形成する構成としたものである。
【0019】
コネクタハウジングの板部が光電変換モジュールを覆う構成に比べて、平衡伝送用コネクタの高さ寸法を、コネクタハウジングの板部の厚みの分、短くすることが可能となる。
【0020】
請求項4の発明は、請求項1記載の平衡伝送用コネクタにおいて、上記フレキシブルケーブルは、その信号ラインを上記第1の信号コンタクト部材と接続される第1のフレキシブルケーブルと、その信号ラインを上記第2の信号コンタクト部材と接続される第2のフレキシブルケーブルと有する構成としたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図3、図4及び図5は本発明の第1実施例になるケーブルタイプの平衡伝送用プラグコネクタ50を示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は長手方向、Z1−Z2は高さ方向である。本発明の特徴部分を図示し易くするために、コネクタ50は上下を反転した姿勢で示してある。上下関係は、図示の姿勢を基準に説明する。コネクタ50は、大略、ハウジング60内に、平衡伝送用プラグコネクタ本体70に加えて光電変換モジュール90が組み込んであり、しかも、サイズ、特に高さ寸法hが、図1に示す従来のコネクタ10と略同じである構成である。
【0023】
図3、図4及び図5に示すように、コネクタ50は、大略、ハウジング60内に、平衡伝送用プラグコネクタ本体70と、リジッドなプリント回路基板80と、光電変換モジュール90とが組み込んであり、且つハウジング60よりY1側に突き出してプルタブ100が設けてある構成である。平衡伝送用コネクタ本体70はY2側に、光電変換モジュール90はY1側に、プリント回路基板80はZ2側であってY1側に配置してある。光電変換モジュール90はプリント回路基板80上に搭載してある。コネクタ50は、Y2端側に平衡伝送電気プラグ部51を有し、Y1端側に光ファイバケーブル150が接続される光ファイバケーブルコネクタ部(MPOコネクタ)52を有する。130はコネクタ50のZ1−Z2方向の中心線であり、プラグ部51の中心を通る。プリント回路基板80は中心線130に対してZ2方向に寸法a偏倚しており、平衡伝送電気プラグ部51は光電変換モジュール90の高さ範囲内に位置するようになり、光電変換モジュール90の光ファイバケーブルコネクタ部52の中心線131は、中心線130に対するZ1方向の偏倚寸法bが小さく抑えられている。これによって、コネクタ50の高さ寸法hは小さく抑えられており、図1に示す従来のコネクタ10と略同じとされている。
【0024】
段差aを有して配置してある平衡伝送用プラグコネクタ本体70とプリント回路基板80との間は、段差aに対応するようにフレキシブルケーブル110、120でもって接続されている。フレキシブルケーブル110、120を使用していることによって、段差aの変更に容易に対応可能である。
【0025】
次に各構成部品について説明する。
【0026】
コネクタハウジング60は、共にダイキャスト製品である下側ハウジング部材61と上側ハウジング部材62とを組み合わせてなる構成である。ラッチ101及びプルタブ100がハウジング部材61,62のX1−X2方向の両側の部分の間に組み込んである。下側ハウジング部材61はY2側端に枠部61aを有する。
【0027】
上側ハウジング部材62は、Y1側に切欠窓62aを有する。切欠窓62aには光電変換モジュール90が露出しており、切欠窓62aの両側の部分62bの延長面が光電変換モジュール90の上面90aと一致している。即ち、光電変換モジュール90の上面90aがコネクタ50の外形の一部を形成している。よって、上側ハウジング部材62が光電変換モジュール90の上面90aを覆う構成に比べて、上側ハウジング部材62の上板部の厚みの分、コネクタ50は厚みが薄くなっている。
【0028】
また、上側ハウジング部材62のうち、Y2側の部分62cは平衡伝送用コネクタ本体70を覆っており、部分62cと切欠窓62aとの間の部分62dはフレキシブルケーブル110、120の上方を覆っている。また、下側ハウジング部材61にはフレキシブルケーブル110、120を案内して湾曲の形状を決める案内突起部61b,61cが形成してある。
【0029】
図6は平衡伝送用プラグコネクタ本体70を示す。平衡伝送用プラグコネクタ本体70は、図6に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂製のモールド部品であり、板状の突き出し部71aを有するブロック体71に、第1、第2の信号コンタクト部材72−1,72−2と、板状のグランドコンタクト部材73とが、X1−X2方向に所定のピッチp1で交互に並んで、且つ、X1−X2方向の両側に板状の電源コンタクト部材74が組み込まれている構造である。第1、第2の信号コンタクト部材72−1,72−2が信号コンタクト部材対75を構成する。一つの信号コンタクト部材対75を構成する第1、第2の信号コンタクト部材72−1,72−2は、夫々突き出し部71aの上面及び下面に露出しており、X1−X2方向上同じ位置に位置している。グランドコンタクト部材73の端面が突き出し部71aの上面及び下面に露出している。X1−X2方向上隣り合う信号コンタクト部材対75の間は、グランドコンタクト部材73によってシールドされている。
【0030】
グランドコンタクト73はフォーク形状の実装端子部73aを有し、第1、第2の信号コンタクト部材72−1,72−2は実装端子部72−1a,72−2aを有する。実装端子部73a、72−1a,72−2aは、ブロック体71よりY1方向に突き出ている。実装端子部72−1a,72−2aはZ1−Z2方向上対向しており、隣り合う実装端子部73aの間に位置している。
【0031】
上記構造の平衡伝送用プラグコネクタ本体70は、図5に示すように、ブロック体71を下側ハウジング部材61と上側ハウジング部材62との間に挟まれて動かないように固定されて組み込んである。第1、第2の信号コンタクト部材72−1,72−2とグランドコンタクト部材73とが並んで組みこんである突き出し部71aは、枠部61aの中心に突き出している。
【0032】
プリント回路基板80は下側ハウジング部材61に固定してある。プリント回路基板80のY2方向端側の上面には、フレキシブルケーブル用のコネクタ85が実装してある。プリント回路基板80は信号ラインの特性インピーダンスが平衡信号で100Ωに整合してある。
【0033】
光電変換モジュール90は、略直方体であり、内部に、電気信号処理部、電気信号処理部によって処理された電気信号に応じて発光する発光素子部、発光素子部からの光を光ファイバケーブルコネクタ部52にまで導く導光部、導光部から送られてきた光信号を受けて電気信号に変える受光素子部等を備えた構造である。この光電変換モジュール90は、底面側の端子をプリント回路基板80上の端子と電気的に接続された状態で、プリント回路基板80上に支持されて固定してある。
【0034】
第1のフレキシブルケーブルとしてのフレキシブルケーブル110は、図7に示すように、信号ライン111とグランドライン112とが交互に並んでおり、X1−X2の幅方向上両側に電源ライン113が配置してある。フレキシブルケーブル110の端には、各ラインの端のパッド114が整列している。また、フレキシブルケーブル110の両側にはスリットが入れてあり、電源ライン113の部分115,116は、帯状となって信号ライン111、グランドライン112が形成されている部分117より分離されている。
【0035】
第2のフレキシブルケーブルとしてのフレキシブルケーブル120は、フレキシブルケーブル110を表裏反転した状態のものであり、信号ライン121、グランドライン122、電源ライン123、パッド124、部分125,126、127とを有する。
【0036】
フレキシブルケーブル110、120は、夫々信号ライン111、121の特性インピーダンスが平衡信号で100Ωに整合してある。
【0037】
フレキシブルケーブル110、120の一端は、図5及び図7に示すように、間にスペーサ119を挟んだ状態でフォーク形状の実装端子部73a、74aの間及び対向している実装端子部72−1a,72−2aの間に挿入されて接続してある。フレキシブルケーブル110、120の他端は、図5に示すように、コネクタ85に接続してある。
【0038】
フレキシブルケーブル110、120はクランク形状に湾曲している。フレキシブルケーブル110、120が案内突起部61b,61cに当接していることによって、フレキシブルケーブル110、120は、狭い空間内において、整然とクランク形状に湾曲して平行状態にある。よって、+信号と−信号とはフレキシブルケーブル110、120の部分を伝送する間もカップリングがとられる。
【0039】
帯状部分115,116は中央の部分117から離されており、且つ、帯状部分125,126は中央の部分127から離されており、電源ライン113、123は信号ライン111、121、グランドライン112、122から離れており、電源の影響が信号の伝送に及ばないようにしてある。
【0040】
上記構成のコネクタ50は、光ファイバケーブルコネクタ部52に光ファイバケーブル150の端を接続して使用される。
【0041】
平衡伝送用プラグコネクタ本体70で受けた+、−の電気信号は、光電変換モジュール90でもって光信号に変換されて、+、−の光信号が光ファイバケーブル150に送り出される。また、光ファイバケーブル150を伝播してきた+、−の光信号は、光電変換モジュール90でもって電気信号に変換されて、平衡伝送用プラグコネクタ本体70から送り出される。
【0042】
上記構成のコネクタ50が入手可能となれば、サーバ装置20Aは、図2(B)に示すように、背面側に、平衡伝送用ジャックコネクタ21だけを設けた構成とすれば足りる。図1の従来の平衡伝送用プラグコネクタ10と図3に示す平衡伝送用プラグコネクタ50との使い分けが可能であるからである。即ち、サーバ装置20Aがコンピュータの近くに配置してある場合には、図1の従来の平衡伝送用プラグコネクタ10を使用して、サーバ装置20Aとコンピュータとを電線ケーブル13によって接続し、サーバ装置20Aがコンピュータから遠く離れている場合には、図3に示す平衡伝送用プラグコネクタ50を使用しこれを平衡伝送用ジャックコネクタ21に差し込んで接続することによって、サーバ装置20Aとコンピュータとを光ファイバケーブル150によって接続することが可能であるからである。
【0043】
このように、サーバ装置20Aは、図2(B)に示すように、背面側に、平衡伝送用ジャックコネクタ21だけを設けた構成となり、よって、サーバ装置20Aは図2(A)に示す従来のサーバ装置20に比較して製造コストが安価となる。
【0044】
図8、図9及び図10は本発明の第2実施例になるケーブルタイプの平衡伝送用プラグコネクタ50Aを示す。このコネクタ50Aは、段差aに対応するようにフレキシブルケーブル110、120を使用する代わりに、平衡伝送用プラグコネクタ本体70に代えて、ライトアングルタイプであって且つ表面実装タイプである平衡伝送用プラグコネクタ本体200を使用した構成である。
【0045】
図8、図9及び図10に示すように、コネクタ50Aは、大略、ハウジング60内に、平衡伝送用プラグコネクタ本体200と、リジッドなプリント回路基板80Aと、光電変換モジュール90とが組み込んであり、且つハウジング60よりY1側に突き出してプルタブ100が設けてある構成である。プリント回路基板80Aは、図5中のプリント回路基板80よりもY2側に長く延在している。コネクタ50Aの高さ寸法hは、図1に示す従来のコネクタ10と略同じである。段差aを有する平衡伝送用プラグコネクタ本体200とプリント回路基板80Aとの間は、平衡伝送用プラグコネクタ本体200が段差aに対応するライトアングルタイプとしてあることによって、平衡伝送用プラグコネクタ本体200自身によって電気的に接続されている。上側ハウジング部材62のうち、Y2側の部分62c、62dは平衡伝送用プラグコネクタ本体200の上方及びプリント回路基板80Aの上方を覆っている。プリント回路基板80Aは信号ラインの特性インピーダンスが平衡信号で100Ωに整合してある。
【0046】
ここで、図12乃至図15を参照して、平衡伝送用プラグコネクタ本体200について説明する。
【0047】
プラグコネクタ本体200は、電気絶縁性を有する合成樹脂製のモールド部品であるブロック体210に、信号コンタクト対275をなす第1、第2の信号コンタクト部材272−1,272−2と、板状のグランドコンタクト部材273と、板状の電源コンタクト部材274とが組み込まれている構造である。図13に示すように、第1、第2の信号コンタクト部材271−1,271−2とグランドコンタクト部材273と、電源コンタクト部材274とはピッチp1で交互に並んでいる。第1、第2の信号コンタクト部材271−1,271−2はその全長に亘って、隣り合うグランドコンタクト部材273の間に位置している。電源コンタクト部材274はX1−X2方向上の両端側に配置してある。
【0048】
図11及び図12に示すように、ブロック体210は、本体部211と、本体部211のX1−X2の端よりY1方向に延びている支持部212,213と、本体部211よりY2方向に突き出している板状の突き出し部214と、本体部211よりY1方向に突き出して支持部212,213間を占めている位置規制部215と、支持部212,213の下面のボス部216とを有する。
【0049】
本体部211には、電源コンタクト部材用のスリット220と、グランドコンタクト部材用のスリット221と、第1、第2の信号コンタクト部材用のトンネル222、223とが形成してある。突き出し部214には、スリット220の延長であるスリット230と、スリット221の延長であるスリット231と、トンネル222の延長である溝232と、トンネル223の延長である溝233とが形成してある。溝232は突き出し部214のZ1側の面に、溝233は突き出し部214のZ2側の面に、夫々形成してある。
【0050】
位置規制部215には、Y1側の縁に、スリット240、242,243,241が形成してある。深いスリット240、241はスリット220、221に対応する位置に形成してあり、浅いスリット242,243は、隣り合うスリット240、241の間を等分する位置に形成してある。スリット240、242,243,241は、ピッチp2で並んでいる。ピッチp2は、ピッチp1の2/3である。
【0051】
図12に示すように、グランドコンタクト部材273は、例えば0.4mmの厚さt1の板材をプレスで打ち抜いて製造したものであり、基部273aよりY2方向に延在しているグランドコンタクト部273bと、基部273aよりY1方向に延在しているL字形状の実装用端子部273cとを有する。基部273aのうちY1方向の半分の部分と実装用端子部274cにはプレスで打ちつけた薄厚化加工が施してあり、例えば0.2mmの厚さt2としてある。実装用端子部273cは、グランドコンタクト部273bよりZ2方向に寸法z偏倚している。
【0052】
電源コンタクト部材274は、グランドコンタクト部材273と同じであり、基部274aと、電源コンタクト部274bと、実装用端子部274cとを有する。
【0053】
第1の信号コンタクト部材271−1は、基部271−1aよりY2方向にロッド形状の信号コンタクト部271−1bが突き出しており、基部271−1aのX2側よりY1方向に、順に、斜め下方向に延在する長さ調整部分271−1c、略逆L形状の延在部271−1d、実装用端子部271−1eが延在している構成である。
【0054】
第2の信号コンタクト部材271−2は、基部271−2aよりY2方向にロッド形状の信号コンタクト部271−2bが突き出しており、基部271−2aのX1側よりY1方向に、順に、斜め上方向に延在する長さ調整部分271−2c、略逆L形状の延在部271−2d、実装用端子部271−2eが延在している構成である。
【0055】
図14(A),(B),(C)に示すように、上記の電源コンタクト部材274、グランドコンタクト部材273及び第1、第2の信号コンタクト部材271−1,271−2が、ブロック体210にそのY1側からそれぞれスリット220、221、222,223内に圧入されて固定してある。電源コンタクト部274bはスリット230内に、グランドコンタクト部273bはスリット231内に、信号コンタクト部271−1bは溝232内に、信号コンタクト部271−2bは溝234内に嵌合している。信号コンタクト部271−1b、271−2bは夫々高さH1、H2に位置している。H3は高さH1、H2の中間である。長さ調整部分271−1c1、271−2c1の終端は、高さH3に位置している。
【0056】
基部274aのうち実装用端子部274c寄りの部分がスリット240に、基部273aのうち実装用端子部273c寄りの部分がスリット241に、延在部271−1dがスリット242に、延在部271−2dがスリット243に嵌合している。実装用端子部273c、274c、271−1e、271−2eは、X1−X2方向に関して位置を規制されており、実装用端子部271−1e、271−2eは、実装用端子部273c、274cとの間、及び隣合う実装用端子部273cの間に、並んでいる。また、全部の実装用端子部271−1e、271−2e、273c、274cは、同じX−Y面に整列している。
【0057】
上記構造のプラグコネクタ本体200は、図10に示すように、ブロック体210の本体部211を下側ハウジング部材61と上側ハウジング部材62との間に挟まれて、且つ、ブロック体210の下面の凹部217を下側ハウジング部材61の凸部61eに嵌合させて、動かないように固定されて組み込んである。突き出し部214は、枠部61aの中心に突き出しており、プラグ部51を形成している。プラグコネクタ本体200はプリント回路基板80Aに対しては表面実装されており、実装用端子部271−1e、271−2e、273c、274cはプリント回路基板80Aに表面実装されてのY2側の端に並んでいるパッドと半田付けしてある。
【0058】
上記構成のコネクタ50Aは、図3に示すコネクタ50と同じように、光ファイバケーブルコネクタ部52に光ファイバケーブル150の端を接続して使用され、コネクタ50と同じく動作し、同様の効果を有する。
【0059】
即ち、平衡伝送用プラグコネクタ本体200で受けた+、−の電気信号は、光電変換モジュール90でもって光信号に変換されて、+、−の光信号が光ファイバケーブル150に送り出される。また、光ファイバケーブル150を伝播してきた+、−の光信号は、光電変換モジュール90でもって電気信号に変換されて、平衡伝送用プラグコネクタ本体200から送り出される。
【0060】
上記構成のコネクタ50Aが入手可能となれば、サーバ装置20Aは、図2(B)に示すように、背面側に、平衡伝送用ジャックコネクタ21だけを設けた構成とすれば足りる。図1の従来の平衡伝送用プラグコネクタ10と図8に示す平衡伝送用プラグコネクタ50Aとの使い分けが可能であるからである。よって、サーバ装置20Aは、図2(B)に示すように、背面側に、平衡伝送用ジャックコネクタ21だけを設けた構成となり、よって、サーバ装置20Aは図2(A)に示す従来のサーバ装置20に比較して製造コストが安価となる。
【0061】
また、ライトアングルタイプであって且つ表面実装タイプである平衡伝送用プラグコネクタ本体200を使用しているため、フレキシブルケーブルの使用に伴なう面倒であるコネクタへの接続作業、及び、フレキシブルケーブルを所定の経路となるように湾曲させる作業等が不要となり、コネクタ50Aは生産し易い。
【0062】
なお、平衡伝送用プラグコネクタ本体70、200に代えて、平衡伝送用ジャックコネクタ本体を組み込むことによって、平衡伝送用ジャックコネクタ本体と光電変換モジュール90とを備えた平衡伝送用ジャックコネクタとすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、コネクタハウジングと、平衡伝送用コネクタ本体と、光電変換モジュールとよりなり、コネクタハウジングの一端側に平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部を有し、コネクタハウジングの他端側に光電変換モジュールの光ファイバケーブルコネクタ部を有する構成であるため、平衡伝送用コネクタに電気的に接続されて使用され、且つ平衡電気信号が光信号に変換されて送り出される構成の平衡伝送用コネクタを実現することが出来る。また、この構成の平衡伝送用コネクタが提供されることによって、機器は光コネクタを備えなくても済むようになって、機器の製造コストを安価に出来る。リジッドプリント回路基板が平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有しているため、光電変換モジュールの高さ範囲内に平衡伝送電気コネクタ部が位置するようになって、平衡伝送用コネクタの高さ寸法を短くすることが可能となる。フレキシブルケーブルを使用しているため、平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対する段差寸法の変更等に対して容易に対応することが可能となる。平衡伝送用コネクタ本体は電源コンタクト部材を両端側に配置した構成であり、フレキシブルケーブルは電源ラインを両端側に配置した構成であるので、平衡伝送信号が電源によって影響を受け難くできる。
【0064】
請求項2の発明によれば、コネクタハウジングと、平衡伝送用コネクタ本体と、リジッドプリント回路基板と、光電変換モジュールとよりなり、コネクタハウジングの一端側に平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部を有し、コネクタハウジングの他端側に光電変換モジュールの光ファイバケーブルコネクタ部を有する構成であり、光電変換モジュールがリジッドプリント回路基板上に搭載されている構成であるため、平衡伝送用コネクタに電気的に接続されて使用され、且つ平衡電気信号が光信号に変換されて送り出される構成の平衡伝送用コネクタを実現することが出来る。また、この構成の平衡伝送用コネクタが提供されることによって、機器は光コネクタを備えなくても済むようになって、機器の製造コストを安価に出来る。また、光電変換部がリジッドプリント回路基板上に搭載されているため、光電変換部を組み込む構造、及び平衡伝送用コネクタ本体と光電変換部とを電気的に接続する構成を容易に実現することが出来る。また、平衡伝送用コネクタ本体がライトアングルタイプであるため、フレキシブルケーブル等の特別の部品を使用しないで、平衡伝送用コネクタ本体の平衡伝送電気コネクタ部に対する段差に対応することが出来る。平衡伝送用コネクタ本体は、第1、第2の信号コンタクト部材よりなる信号コンタクト対とグランドコンタクト部材とが交互に配されて並んでいる方向上の両端側に、電源コンタクト部材を有する構成としたため、平衡伝送信号が電源によって影響を受け難く出来る。
【0067】
請求項3の発明は、コネクタハウジングは、切欠窓を有する構成であり、光電変換モジュールが、上記切欠窓に嵌合して、光電変換モジュールの面が平衡伝送用コネクタの外形の一部を形成する構成としたため、コネクタハウジングの板部が光電変換モジュールを覆う構成に比べて、平衡伝送用コネクタの高さ寸法を、コネクタハウジングの板部の厚みの分、短くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の平衡伝送用プラグコネクタを示す図である。
【図2】サーバ装置と平衡伝送用プラグコネクタとの関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例になる平衡伝送用プラグコネクタを上下反転した状態で示す斜視図である。
【図4】図3のコネクタを一部分解して示す図である。
【図5】図3のコネクタの断面図である。
【図6】図5中の平衡伝送用プラグコネクタ本体を示す図である。
【図7】フレキシブルケーブルを示す図である。
【図8】本発明の第2実施例になる平衡伝送用プラグコネクタを上下反転した状態で示す斜視図である。
【図9】図8のコネクタを一部分解して示す図である。
【図10】図8のコネクタの断面図である。
【図11】図9及び図10中のライトアングル型平衡伝送用プラグコネクタ本体の斜視図である。
【図12】図11のコネクタ本体を分解して示す斜視図である。
【図13】コネクタ本体のコンタクト部材の並びを示す図である。
【図14】図11に示すコネクタ本体を異なる位置で切断して示す断面図である。
【符号の説明】
50、50A 平衡伝送用プラグコネクタ
51 平衡伝送電気プラグ部
52 光ファイバケーブルコネクタ部(MPOコネクタ)
60 ハウジング
61 下側ハウジング部材
61b,61c 案内突起部
62 上側ハウジング部材
62a 切欠窓
70 平衡伝送用プラグコネクタ本体
71 ブロック体
72−1,72−2 第1、第2の信号コンタクト部材
73 グランドコンタクト部材
74 電源コンタクト部材
75 信号コンタクト部材対
72−1a,72−2a、73a、74a 実装端子部
80,80A リジッドプリント回路基板
85 コネクタ
90 光電変換モジュール
100 プルタブ
110,120 フレキシブルケーブル
111,121 信号ライン
112,122 グランドライン
113,123 電源ライン
119 スペーサ
200 平衡伝送用プラグコネクタ本体
200 プラグコネクタ本体
215 位置規制部
272−1,272−2 第1、第2の信号コンタクト部材
273 グランドコンタクト部材
274 電源コンタクト部材
275 信号コンタクト部材対
272−1e,72−2e、273c、274c 実装端子部
Claims (4)
- コネクタハウジングと、
第1、第2の信号コンタクト部材よりなる信号コンタクト対とグランドコンタクト部材とが横に交互に配されて並んでおり、且つ両端側に電源コンタクト部材を有する構成であって、機器のコネクタに接続される平衡伝送電気コネクタ部を有する構成であり、該平衡伝送電気コネクタ部を上記コネクタハウジングの一端側に位置させて、上記コネクタハウジング内に設けてある、平衡伝送用コネクタ本体と、
上記コネクタハウジングに設けてあるリジッドプリント回路基板と、
略直方体であり、内部に光電変換部を有し、後ろ側に光ファイバケーブルが接続される光ファイバケーブルコネクタ部を有し、底面に端子を有する構成であり、該端子を上記リジッドプリント回路基板上の端子と電気的に接続されて該リジッドプリント回路基板上に搭載してあり、上記光ファイバケーブルコネクタ部を上記コネクタハウジングの他端側に位置させて上記コネクタハウジング内に設けてある、光電変換モジュールと、
湾曲した状態で、上記コネクタハウジング内に位置して、上記平衡伝送用コネクタ本体と上記リジッドプリント回路基板との間を電気的に接続するフレキシブルケーブルとを有し、
上記リジッドプリント回路基板は、上記平衡伝送用コネクタ本体が上記光電変換モジュールの高さ範囲内に位置するように上記平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有して配置してあり、
上記フレキシブルケーブルは、信号ラインとグランドラインとが交互に配されて並んでいる中央の部分と、スリットによって該中央の部分から分離されて上記フレキシブルケーブルの両側に位置しており、電源ラインを有する帯状の部分とを有する構成である、平衡伝送用コネクタ。 - コネクタハウジングと、
ライトアングルタイプであり、第1、第2の信号コンタクト部材よりなる信号コンタクト対とグランドコンタクト部材とが横に交互に配されて並んでおり、且つ両端側に電源コンタクト部材を有する構成であって、一端側に機器のコネクタに接続される平衡伝送電気コネクタ部を有し、他端側に実装端子部を有する構成であり、該平衡伝送電気コネクタ部を上記コネクタハウジングの一端側に位置させて、上記コネクタハウジング内に設けてある、平衡伝送用コネクタ本体と、
上記コネクタハウジングに設けてあるリジッドプリント回路基板と、
略直方体であり、内部に光電変換部を有し、後ろ側に光ファイバケーブルが接続される光ファイバケーブルコネクタ部を有し、底面に端子を有する構成であり、該端子を上記リジッドプリント回路基板上の端子と電気的に接続されて該リジッドプリント回路基板上に搭載してあり、上記光ファイバケーブルコネクタ部を上記コネクタハウジングの他端側に位置させて上記コネクタハウジング内に設けてある、光電変換モジュールと、
上記リジッドプリント回路基板は、上記平衡伝送用コネクタ本体が上記光電変換モジュールの高さ範囲内に位置するように上記平衡伝送電気コネクタ部に対して段差を有して配置してあり、
上記平衡伝送用コネクタ本体は、上記実装端子部を上記リジッドプリント回路基板に半田付けされて設けてある、平衡伝送用コネクタ。 - 請求項1又は2記載の平衡伝送用コネクタにおいて、
上記コネクタハウジングは、上記光電変換モジュールに対応する切欠窓を有する構成であり、
上記光電変換モジュールが上記切欠窓に露出して、該光電変換モジュールの面が該平衡伝送用コネクタの外形の一部を形成する構成としたことを特徴とする平衡伝送用コネクタ。 - 請求項1記載の平衡伝送用コネクタにおいて、
上記フレキシブルケーブルは、その信号ラインを上記第1の信号コンタクト部材と接続される第1のフレキシブルケーブルと、その信号ラインを上記第2の信号コンタクト部材と接続される第2のフレキシブルケーブルと有する構成としたことを特徴とする平衡伝送用コネクタ。
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