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JP4382649B2 - アライメントマーク認識方法,アライメントマーク認識装置および接合装置 - Google Patents

アライメントマーク認識方法,アライメントマーク認識装置および接合装置 Download PDF

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JP4382649B2 JP2004352475A JP2004352475A JP4382649B2 JP 4382649 B2 JP4382649 B2 JP 4382649B2 JP 2004352475 A JP2004352475 A JP 2004352475A JP 2004352475 A JP2004352475 A JP 2004352475A JP 4382649 B2 JP4382649 B2 JP 4382649B2
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Description

本発明は,カメラにより撮像されたアライメントマークの画像とあらかじめ登録されたテンプレートデータとを比較処理することにより,アライメントマークの位置を認識するアライメントマーク認識方法に関するものである。
この技術は,ボンディング装置等に適用することができる。
通常,半導体チップやプリント基板などに載っているアライメントマーク(大きさは50μm〜100μm程度,形状は十字型,四角等いろいろある)は,非常に小さいものであり,ある程度の厚みを持っている。
図12は,アライメントマークの例を示す図である。図12に示すアライメントマークは,十字型のアライメントマークの例である。
このようなアライメントマークの位置を認識する技術には,様々なものがある。例えば,特許文献1,特許文献2には,アライメントマーク等のあるウエハ上にスリット状のスポット光を投射し,このスポット光に照射されたマークパターンからの回折光や散乱光を検出し,アライメントマーク等の認識を行う技術が記載されている。この特許文献1,特許文献2に記載されている技術は,焦点計測用マークの認識によってベストフォーカス位置を検出することを目的としている。
また,アライメントマークをカメラにより撮像し,得られた画像を解析することによりあるスライスレベルでのアライメントマークの形状を求め,その求めたアライメントマークの形状をテンプレートデータと比較することにより,アライメントマークの位置を認識する技術がある。この技術において,求められたアライメントマークの形状やテンプレートデータは,2次元(以下,2Dともいう)のデータである。
図13は,アライメントマークのスライスイメージを示す図である。図13は,図12のアライメントマークをあるスライスレベルでスライスしたときの形状を表している。図13中の色の濃い部分が,このスライスレベルでのアライメントマークの形状である。
特開平09−082620号公報 特開平06−216004号公報
メッキ等の厚みのあるアライメントマークは,その材質や製造工程においてエッジを精鋭化することが困難であり,エッジ部分に丸みが発生してしまうため,どこがエッジ部分であるのかがはっきりとわからなくなってしまう場合がある。図12の例でも,アライメントマークのエッジ部分は丸みを帯びている。このようなエッジの丸みは,アライメントマークの製造上の変形やキズなどにより,一様ではなく,アライメントマークごとにバラツキがあるのが普通である。
前述の2Dのアライメントマークの形状からアライメントマークの位置を認識する技術では,取得したスライスレベルでアライメントマークの形状に凹みや欠けなどがあった場合に,真の位置でのアライメントマークの認識ができなくなってしまう可能性がある。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,形状が完全には一様でないアライメントマークでも,高い精度でアライメントマークの位置を認識することが可能なアライメントマーク認識方法を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,複数の画像データからアライメントマークの3次元(以下,3Dともいう)のデータを取得し,それと3次元のテンプレートデータとを照合することにより,アライメントマークの位置を認識することを特徴とする。
本発明では,まず,カメラの高さを変化させてアライメントマークを撮像することで,複数のスライスレベルでの画像を取得する。それぞれのスライスレベルで撮像した画像について,アライメントマークの形状を特定する。次に,各スライスレベルの画像から求められたアライメントマークの形状をもとにアライメントマークの3次元モデルを生成し,それとあらかじめ登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,アライメントマークの位置を認識する。
また,それぞれのスライスレベルの形状から生成された3次元のモデルを用いて3次元のテンプレートデータを照合するのではなく,各スライスレベルごとにアライメントマークのエッジの位置や形状の特徴を示す特徴点の位置を求め,それらのエッジや特徴点の位置とあらかじめ登録された3次元のテンプレートデータとを照合することにより,アライメントマークの位置を認識するようにしてもよい。
また,単に撮像した画像の輝度情報を用いて3次元のモデルを作成するのではなく,カラーで撮像した画像を複数の色(例えば,R・G・Bの3原色)の画像に分解し,それぞれの色について別々に3次元のモデルを作成して3次元のテンプレートデータと照合することにより,アライメントマークの位置を認識するようにしてもよい。
また,カメラの高さを変化させて撮像することにより複数のスライスレベルでの画像を取得するのではなく,レンズのフォーカス位置を変化させて撮像することにより複数のスライスレベルでの画像を取得し,それらの画像を用いてアライメントマークの位置を認識するようにしてもよい。
また,1台のカメラでの撮像によりアライメントマークの3次元データを取得するのではなく,複数のカメラを用いた撮像によりアライメントマークの3次元データを取得し,アライメントマークの位置を認識するようにしても,高精度に位置を認識することができる。
本発明によって,輪郭が不明瞭なために生じる位置認識誤差を低減することができる。また,照明の照射具合やアライメントマークの表面の光沢の変化などにより生じる位置認識誤差を低減することができる。さらに,色別に情報を比較することで,アライメントマークの材質の違いを判別することができる。
このように,2次元データに比べて3次元データでは情報量が多いため,一部の情報が欠落していても,安定したアライメントマークの認識を行うことができる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態1では,カメラの高さを変えながらアライメントマークを撮像し,それらの画像から,高さが異なる複数のスライスレベルでのアライメントマークの形状を測定し,その測定データから3Dモデルを生成して3Dテンプレートデータと比較することにより,アライメントマークの位置を認識する。
図1は,本発明の実施の形態1におけるアライメントマーク認識装置の構成例を示す図である。図1の例のアライメントマーク認識装置は,コンピュータとソフトウェアプログラム等によって構成される画像処理部10と,プリント基板上のアライメントマークを撮像するカメラやレンズ等からなる撮像ユニット20と,プリント基板を搭載するアライメントステージ30とから構成される。
画像処理部10は,画像入力部11と,形状認識処理部12と,カメラ位置制御部13と,測定データ記憶部14と,3Dモデル生成部15と,3D相関演算部16と,3Dテンプレートデータ記憶部17とを備える。
画像入力部11は,撮像ユニット20により撮像されたアライメントマークの画像を入力する。形状認識処理部12は,画像入力部11が入力した画像からアライメントマークの形状を測定し,その測定データを測定データ記憶部14に格納する。カメラ位置制御部13は,撮像ユニット20のカメラの位置(高さ)を制御する。
3Dモデル生成部15は,測定データ記憶部14の測定データをもとに,アライメントマークの3Dモデルを生成する。3D相関演算部16は,生成された3Dモデルと3Dテンプレートデータ記憶部17にあらかじめ記憶された3Dテンプレートデータとの相関処理を行い,その結果を出力する。
図2は,本実施の形態1におけるアライメントマーク認識処理フローチャートである。ここでは,カメラの高さを変えてアライメントマークをN回撮像する。このとき,カメラのフォーカス位置は固定とする。また,カメラ高さ変数iを用いて,カメラの高さをh[i](i=0,1,... ,N−1)と表すものとする。
まず,カメラ高さ変数iを初期化(ここでは,i=0)する(ステップS10)。次に,カメラの高さをh[i]に設定し(ステップS11),アライメントマークを撮像する(ステップS12)。
得られた画像においてフォーカスが合っている箇所を選定し,その画像でのアライメントマークの形状を求める(ステップS13)。画像上では,エッジ部分においてフォーカスが合っている部分は輝度の変化が急峻になり,フォーカスが合っていない部分はなだらかになる。そこで,画像解析を行い,輝度の変化が急峻になる位置を求めることにより,アライメントマークの形状を求めることができる。求めたアライメントマークの形状を,そのスライスレベルでの測定データとして,測定データ記憶部14に格納する(ステップS14)。
カメラ高さ変数iをインクリメントし(ステップS15),すべての測定が完了したか(i≧Nであるか)を判定し(ステップS16),まだ完了していなければ,ステップS11からステップS15の処理を繰り返す。このように,カメラの高さを変えて順々に各スライスレベルのアライメントマークの形状を求め,その測定データを測定データ記憶部14に格納していく。
ステップS16においてすべての測定が完了していれば,測定データ記憶部14に格納された各スライスレベルでの測定データから,アライメントマークの3Dモデルを生成する(ステップS17)。各スライスレベルでの測定データは,アライメントマークのエッジ部分のデータであるので,それらを積み上げることにより,アライメントマークの3Dの形状のモデルができあがる。
図3は,本実施の形態1におけるアライメントマークの3Dモデルの例を説明する図である。例えば,図12に示すような十字型のアライメントマークを側面から見ると,図3(A)のようになる。ここで,カメラの高さを高い方から低い方に3段階で変えてアライメントマークの撮像を行い,フォーカスが合う位置のスライスレベルを,カメラ位置の高い順に,スライスレベル1,スライスレベル2,スライスレベル3とする。
それぞれのスライスレベルでのアライメントマークの形状は,図3(B)のようになる。それらの形状データを積み上げることにより,図3(C)に示すようなアライメントマークの3Dモデルを生成することができる。
生成された3Dモデルと,3Dテンプレートデータ記憶部17にあらかじめ登録された3Dテンプレートデータとの相関処理を行い(ステップS18),最も相関度が高い位置を求めることにより(ステップS19),アライメントマークの位置を認識する。
ここで,3Dモデルと3Dテンプレートデータとの相関処理について説明する。
図4は,3Dテンプレートデータの例を説明する図である。本実施の形態1で用いているアライメントマークは,十字型の形状であるが,ここでは説明をわかりやすくするために,3Dテンプレートデータとして,図4に示すような面F1からF5で構成される構造体の例で説明する。下面は上方から撮像した場合に死角になるため,データから除外している。
3Dテンプレートデータを,各面を構成する座標と輝度のデータとする。平面を構成する点データの集合としてもよい。3DテンプレートデータをFnの集合とし,
Tf={F1,F2,... ,F5}
Fn={頂点座標,面の輝度値}
と定義する。
アライメントマークの測定データ(3Dモデル)は,カメラの高さをz方向にdzずつ変化させたときに得られるアライメントマークの形状情報,すなわち,輝度変化の大きい点PD(x,y,z)の集合である。
ここで,3Dテンプレートデータを点PT(x,y,z)の集合とし,PT(x,y,z)を上記のTfから抽出する。このとき,3Dテンプレートデータの形状内部の座標にも,あらかじめ定められた輝度値を設定する。
PD(x,y,z),PT(x,y,z)は,例えば,モノクロの場合には,8bit データで0〜255の256階調の明るさで表される。また,カラーの場合には,24bit データで,R・G・Bがそれぞれ8bit で表される。
PD(x,y,z)とPT(x,y,z)の各構成点が持つ輝度値の誤差の二乗和をD(u,v,q,α,β,γ)とすると,D(u,v,q,α,β,γ)は以下の式(1)で表すことができる。なお,3Dモデルと3Dテンプレートデータとの大きさが異なる場合には,3Dテンプレートデータを拡大・縮小してから以下の計算を行うものとする。
Figure 0004382649
ただし,
PD(x,y,z):測定データ(輝度値)
PT(x,y,z):3Dテンプレートデータ(輝度値)
G(α,β,γ) :回転アフィン変換係数
とし,G(α,β,γ)≠0とする。
式(1)において,D(u,v,q,α,β,γ)が最小となる座標(u,v,q),回転姿勢(α,β,γ)が,最も相関がとれていると言える。これらの結果から,図1に示すアライメントステージ30上のアライメントマークの正確な位置を決定することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の実施の形態2では,カメラの高さを変えながらアライメントマークを撮像し,それらの画像からアライメントマークの特徴点の位置を測定し,その測定データ(3Dの特徴点の位置)と3Dテンプレートデータとを比較することにより,アライメントマークの位置を認識する。
図5は,本発明の実施の形態2におけるアライメントマーク認識装置の構成例を示す図である。図5の例のアライメントマーク認識装置は,コンピュータとソフトウェアプログラム等によって構成される画像処理部40と,プリント基板上のアライメントマークを撮像するカメラ,レンズ等からなる撮像ユニット20と,プリント基板を搭載するアライメントステージ30とから構成される。
画像処理部40は,画像入力部41と,特徴点認識処理部42と,カメラ位置制御部43と,測定データ記憶部44と,マッチング処理部45と,3Dテンプレートデータ記憶部46とを備える。
画像入力部41は,撮像ユニット20により撮像されたアライメントマークの画像を入力する。特徴点認識処理部42は,画像入力部41が入力した画像からアライメントマークの特徴点の位置を測定し,その測定データを測定データ記憶部44に格納する。カメラ位置制御部43は,撮像ユニット20のカメラの位置(高さ)を制御する。
マッチング処理部45は,最小二乗法の計算方法を応用することにより,測定データ記憶部44の測定データと,3Dテンプレートデータ記憶部46にあらかじめ記憶された3Dテンプレートデータとのマッチング処理を行い,その結果を出力する。
図6は,本実施の形態2におけるアライメントマーク認識処理フローチャートである。この例は,カメラの高さを変えてアライメントマークをN回撮像し,それぞれの画像のアライメントマークのエッジ等に現れる特徴点の位置を抽出する場合の例である。ここでは,カメラ高さ変数iを用いて,カメラの高さをh[i](i=0,1,... ,N−1)と表すものとする。
まず,カメラ高さ変数iを初期化(ここでは,i=0)する(ステップS20)。次に,カメラの高さをh[i]に設定し(ステップS21),アライメントマークを撮像する(ステップS22)。
得られた画像において,エッジ等の特徴点の位置を算出する(ステップS23)。例えば,自己相関をとることにより,画像から特徴点を抽出することができる。画像から特徴点を抽出する方法は,種々のものが既に知られており,どのような方法を用いてもよい。抽出された特徴点の位置のデータを測定データとして測定データ記憶部44に格納する(ステップS24)。
カメラ高さ変数iをインクリメントし(ステップS25),すべての測定が完了したか(i≧Nであるか)を判定し(ステップS26),まだ完了していなければ,ステップS21からステップS25の処理を繰り返す。このように,カメラの高さを変えて3次元的にアライメントマークの特徴点の位置を取得し,その測定データを測定データ記憶部44に格納していく。
ステップS26においてすべての測定が完了していれば,測定データ記憶部44に格納された測定データ(特徴点の位置データ)と,3Dテンプレートデータ記憶部46にあらかじめ登録された3Dテンプレートデータとの距離を,最小二乗法の計算方法の応用によって求め(ステップS27),その結果が最小となる位置を求めることにより(ステップS28),アライメントマークの位置を認識する。
ここで,ステップS23の特徴点の決め方について説明する。特徴点を決める方法は複数あるが,ここでは局所相関演算を用いて求める方法を例として示す。
図7は,局所相関演算の例を説明する図である。図7に示す画像において,局所領域R(m×n画素)について考える。ここでの局所相関演算とは,図7に示す画像の任意の局所領域R(m×n画素)について,その周辺の領域S(−p〜+q,−p〜+q)内のm×n画素領域との輝度差の総和を求めることである。領域Rの輝度値をI(x,y)とし,その周辺領域S内のm×n画素領域の輝度値をI(x+u,y+v)とすると,領域Rとその周辺領域S内のm×n画素領域との輝度差の総和D(u,v)は,以下の式(2)で表される。ただし,−p≦u≦q,−p≦v≦qである。
Figure 0004382649
式(2)によって,−p≦u≦q,−p≦v≦qを満たすすべてのuとvの組み合わせについてD(u,v)を求めることにより,領域Rの領域S内での相関値マップを得る。特徴判定には,自己相関値分布を用いる。ここでの自己相関値分布とは,上記の局所相関演算により得られた相関値マップを示す。この相関値マップに対し,以下の判定処理を行う。
(1)相関値マップの,原点8近傍(原点を除く)の最小相関値D1を得る。
(2)原点の±eの範囲を囲む四角形の4辺上での最小相関値D0を求める。
(3)D=D0−D1を特徴度とする。
ここで,特徴度Dは大きいほど特徴があることを意味する。D>Dtの場合について座標(x,y)は特徴点とする。なお,Dtは判定の閾値であり,任意の値が設定されているものとする。以上のように,画面全体を細分化した各局所領域について各々特徴判定を行なうことで,特徴点を求めることができる。
次に,ステップS27,ステップS28における測定データと3Dテンプレートデータとのマッチング処理の手法について説明する。この手法は,最小二乗法の計算方法を応用したものである。
図8は,本実施の形態2における測定データと3Dテンプレートデータとのマッチング処理を説明する図である。3Dテンプレートデータをある高さでスライスしたものは,テンプレート図形を構成する頂点座標をもとに算出された線分の集合で表現することができる。例えば,前述の図4のような形状の3Dテンプレートデータを,高さZ=h1でスライスした場合の平面で考える。この場合,スライス平面でのテンプレートは,図8に示すような直線fn(n=1,2,3,4)の集合で表現できる。
ここで,高さZ=h1のスライスでの測定データ(特徴点の位置データ)をDi(x,y,z)とする。また,各測定データDiについて,それぞれどの直線fnに対応するかを決めておく。
各直線fnについて,対応する各測定データDiとの距離を計測し,直線fnに対応するすべての測定データDiとの距離の積算値Sn(n=1,2,3,4;直線fnに対応)を求める。さらに,Snの積算値ΣSn(=S1+S2+S3+S4)を求め,Sh1とする。すなわち,高さZがZ=h1の場合の距離値をSh1=ΣSnとする。同様に高さを変えたZ=hm(m=1,2,... )の場合の距離値をShmとする。
さらに,それらの距離値Shmの積算値をS(u,v,q)=ΣShj(j=1,... ,m)とする。ここで,(u,v,q)は,テンプレートの初期位置を(0,0,0)とした場合のオフセット量である。このようにして求めたS(u,v,q)が最小となる(u,v,q)が,求めるマッチング位置となる。
この例では,アライメントマークを撮像した画像上の特徴点を用いて3Dテンプレートデータとのマッチング位置を求めたが,同様にアライメントマークのエッジの特徴(線分)からマッチング位置を求めることもできる。
〔実施の形態3〕
本発明の実施の形態3では,前述の実施の形態1のアライメントマーク認識方法において,撮像により得られた画像がカラー画像であるものとし,得られたカラー画像をR・G・Bの3原色に色分解して3つの画像を生成し,R・G・Bそれぞれの画像について前述の実施の形態1におけるアライメントマークの認識処理を行い,得られたR・G・Bのそれぞれの相関結果をもとに,アライメントマークの位置を認識する。
図9は,カラー画像を3原色に分割する場合の例を示す図である。本実施の形態3では,前述の実施の形態1における図2のステップS12において得られた画像(この場合は,カラー画像)は,図9に示すように,プレーンR(赤の画像),プレーンG(緑の画像),プレーンB(青の画像)の3原色の画像にそれぞれ分解される。
得られたそれぞれの画像について,アライメントマークの形状を求め(図2のステップS13),測定データを測定データ記憶部14に格納する(図2のステップS14)。本実施の形態3でも,前述の実施の形態1と同様に,複数のスライスレベルでのアライメントマークの形状をR・G・Bの各画像ごとに求め,その測定データを測定データ記憶部14に格納する。
測定データ記憶部14に格納された測定データから,各色(R・G・B)ごとの3Dモデルを生成し(図2のステップS17),各色の3Dモデルごとに3Dテンプレートデータとの相関処理を行い(図2のステップS18),その各色ごとの相関結果をもとにアライメントマークの位置を認識する。
例えば,各色ごとの相関処理により3つの相関結果(最も相関がある位置)を求め,それらの平均を取ることにより得られた位置をアライメントマークの位置として認識してもよいし,上記の式(1)で各色ごとの最小となるD(u,v,q,α,β,γ)を求め,その3つのD(u,v,q,α,β,γ)の中で最も小さいD(u,v,q,α,β,γ)における位置をアライメントマークの位置として認識してもよい。
〔実施の形態4〕
本発明の実施の形態4では,前述の実施の形態1,実施の形態2,実施の形態3において,カメラの高さを変えずに,レンズのフォーカス位置を変えて複数の画像を撮像し,前述の実施の形態1,実施の形態3におけるアライメントマークの3Dモデルや前述の実施の形態2におけるアライメントマークの特徴点の位置を求め,3Dテンプレートデータと比較することにより,アライメントマークの位置を認識する。
この場合,図1におけるカメラ位置制御部13や図5におけるカメラ位置制御部43は,カメラの位置を制御する替わりに,レンズのフォーカス位置を制御する。
〔実施の形態5〕
本発明の実施の形態5では,複数のカメラを用いてアライメントマークの画像を撮像し,得られた複数のカメラで撮像された画像を利用して,前述の実施の形態1,実施の形態3におけるアライメントマークの3Dモデルや前述の実施の形態2におけるアライメントマークの特徴点を求め,3Dテンプレートデータと比較することにより,アライメントマークの位置を認識する。
図10は,実施の形態5における複数カメラによる撮像の例を示す図である。図10の例では,撮像ユニット20a,撮像ユニット20bの2台のカメラによりアライメントマークを撮像している。なお,カメラの数は,3台以上であってもよい。
例えば,アライメントマークの上面方向から撮像する1台のカメラとアライメントマークの4側面を斜め方向から撮像する4台のカメラとの合計5台のカメラを用いてアライメントマークを撮像し,得られた画像からアライメントマークの形状を特定したり,エッジ部分や特徴点の位置を求めたりすることにより,アライメントマークの位置を認識する。なお,この例では,カメラごとに求められた位置は,共通の空間座標に置き換えられ,1つのデータとして統合されるものとする。
以上,本発明の実施の形態について,いくつか例を挙げて説明した。このような,アライメントマークの認識技術は,ボンディング装置等に用いることができる。
プリント基板の上にLSI等の半導体チップを接合するボンディング装置には,上から圧力をかけて金属面と金属面とを接合するものや,超音波を使って金属面と金属面とを接合するものなどがある。
図11は,超音波接合装置の構成例を示す図である。超音波を使って金属面と金属面とを接合する超音波接合装置は,プリント基板に接合する半導体チップの上からある程度の圧力をかけ,50kHz〜100kHz程度で振動させ,金属と金属とを融合させて接合する。
図11の例に示す超音波接合装置は,加圧機構101,加圧制御部102,超音波ヘッド103,超音波発振器104,アライメント機構105,アライメント機構制御部106,撮像ユニット107,撮像ユニット移動機構108,撮像ユニット移動機構制御部109,画像処理部110,メインコントローラ111から構成される。
加圧機構101は,超音波ヘッド103と連結し,指定された力で加圧する。加圧制御部102は,加圧機構101における圧力,移動速度,加速度等の各種動作を制御する。超音波ヘッド103は,ヘッド先端に半導体チップ吸着機構を持ち,高周波で発振する。超音波発振器104は,超音波ヘッド103を指定した周波数,振幅で発振させる。
アライメント機構105は,X軸,Y軸,θ軸の精密ステージと球面座とから構成され,プリント基板を上面に搭載・固定し,アライメントする。図1,図5におけるアライメントステージ30が,このアライメント機構105にあたる。アライメント機構制御部106は,アライメント機構105の位置・姿勢を制御する。
撮像ユニット107は,レンズ,照明,カメラ等から構成され,超音波ヘッド103に吸着した半導体チップのアライメントマークや,アライメント機構105に搭載したプリント基板のアライメントマークを撮像する。図1,図5,図10における撮像ユニット20が,この撮像ユニット107にあたる。
撮像ユニット移動機構108は,撮像ユニット107の位置を調整するためにX軸,Y軸,Z軸の精密ステージから構成され,アライメント機構105に固定されたプリント基板のアライメントマークの位置や,超音波ヘッド103に吸着された半導体チップのアライメントマークの位置に,撮像ユニット107を移動する。撮像ユニット移動機構制御部109は,撮像ユニット移動機構108の位置を制御する。
画像処理部110は,撮像ユニット107で撮像された画像から,アライメントマークの位置の計測等を行う。図1,図5における画像処理部10,40が,この画像処理部110にあたる。
メインコントローラ111は,加圧制御部102,超音波発振器104,画像処理部110,撮像ユニット移動機構制御部109,アライメント機構制御部106を管理し,超音波接合装置全体を制御する。
以上説明した本発明の実施の形態の特徴をまとめると,以下のとおりとなる。
(付記1)アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識方法であって,
カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する過程と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する過程と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する過程と,
前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する過程とを有する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記2)付記1に記載のアライメントマーク認識方法において,
前記入力された複数枚のアライメントマークの画像を,それぞれの画像ごとに複数の色の画像に分解し,各色ごとのアライメントマークの複数の画像を生成する過程を有し,
前記複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する過程では,前記各色ごとのアライメントマークの複数の画像から,各色ごとの複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得し,
前記アライメントマークの3次元のモデルを生成する過程では,前記取得した各色ごとの複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,各色ごとのアライメントマークの3次元のモデルを生成し,
前記アライメントマークの位置を認識する過程では,各色ごとに生成された前記アライメントマークの3次元のモデルとあらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合し,その照合結果をもとにアライメントマークの位置を認識する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記3)アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識方法であって,
カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する過程と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する過程と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記特徴点またはエッジの位置と前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する過程とを有する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記4)付記3に記載のアライメントマーク認識方法において,
前記入力された複数枚のアライメントマークの画像を,それぞれの画像ごとに複数の色の画像に分解し,各色ごとのアライメントマークの複数の画像を生成する過程を有し,
前記複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する過程では,前記各色ごとのアライメントマークの複数の画像から,各色ごとの複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得し,
前記アライメントマークの位置を認識する過程では,前記色ごとに取得されたアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合し,その照合結果をもとにアライメントマークの位置を認識する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記5)付記1から付記4までのいずれかに記載のアライメントマーク認識方法において,
前記カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する代わりに,カメラのレンズのフォーカス位置を変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力し,
前記複数のスライスレベルを,各カメラの高さに代えて前記フォーカス位置に基づいて決定する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記6)付記1から付記5までのいずれかに記載のアライメントマーク認識方法において,
前記複数枚のアライメントマークの画像を入力する過程では,
複数台のカメラで撮像された画像を入力する
ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
(付記7)アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識装置であって,
カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する手段と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する手段と,
前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段とを備える
ことを特徴とするアライメントマーク認識装置。
(付記8)アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識装置であって,
カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する手段と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記特徴点またはエッジの位置と前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段とを備える
ことを特徴とするアライメントマーク認識装置。
(付記9)アライメントマークを用いて第1の接合対象と第2の接合対象との位置合わせを行い,それらを接合する接合装置であって,
カメラの高さを変えて前記第1または第2の接合対象上のアライメントマークの画像を複数枚撮像する手段と,
前記撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する手段と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する手段と,
前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段と,
前記認識したアライメントマークの位置に基づき,前記第1の接合対象と前記第2の接合対象との位置合わせを行う手段とを備える
ことを特徴とする接合装置。
(付記10)アライメントマークを用いて第1の接合対象と第2の接合対象との位置合わせを行い,それらを接合する接合装置であって,
カメラの高さを変えて前記第1または第2の接合対象上のアライメントマークの画像を複数枚撮像する手段と,
前記撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する手段と,
前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記特徴点またはエッジの位置と前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段と,
前記認識したアライメントマークの位置に基づき,前記第1の接合対象と前記第2の接合対象との位置合わせを行う手段とを備える
ことを特徴とする接合装置。
本発明の実施の形態1におけるアライメントマーク認識装置の構成例を示す図である。 本実施の形態1におけるアライメントマーク認識処理フローチャートである。 本実施の形態1におけるアライメントマークの3Dモデルの例を説明する図である。 3Dテンプレートデータの例を説明する図である。 本発明の実施の形態2におけるアライメントマーク認識装置の構成例を示す図である。 本実施の形態2におけるアライメントマーク認識処理フローチャートである。 局所相関演算の例を説明する図である。 本実施の形態2における測定データと3Dテンプレートデータとのマッチング処理を説明する図である。 カラー画像を3原色に分割する場合の例を示す図である。 実施の形態5における複数カメラによる撮像の例を示す図である。 超音波接合装置の構成例を示す図である。 アライメントマークの例を示す図である。 アライメントマークのスライスイメージを示す図である。
符号の説明
10 画像処理部
11 画像入力部
12 形状認識処理部
13 カメラ位置制御部
14 測定データ記憶部
15 3Dモデル生成部
16 3D相関演算部
17 3Dテンプレートデータ記憶部
20 撮像ユニット
30 アライメントステージ
40 画像処理部
41 画像入力部
42 特徴点認識処理部
43 カメラ位置制御部
44 測定データ記憶部
45 マッチング処理部
46 3Dテンプレートデータ記憶部
101 加圧機構
102 加圧制御部
103 超音波ヘッド
104 超音波発振器
105 アライメント機構
106 アライメント機構制御部
107 撮像ユニット
108 撮像ユニット移動機構
109 撮像ユニット移動機構制御部
110 画像処理部
111 メインコントローラ

Claims (5)

  1. アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識方法であって,
    カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する過程と,
    前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する過程と,
    前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する過程と,
    前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する過程とを有する
    ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
  2. アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識方法であって,
    カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する過程と,
    前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する過程と,
    前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記特徴点またはエッジの位置と前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する過程とを有する
    ことを特徴とするアライメントマーク認識方法。
  3. アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識装置であって,
    カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
    前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する手段と,
    前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する手段と,
    前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段とを備える
    ことを特徴とするアライメントマーク認識装置。
  4. アライメントマークの位置を認識するためのアライメントマーク認識装置であって,
    カメラの高さを変えて撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
    前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジを取得する手段と,
    前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの特徴点またはエッジの位置と,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記特徴点またはエッジの位置と前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段とを備える
    ことを特徴とするアライメントマーク認識装置。
  5. アライメントマークを用いて第1の接合対象と第2の接合対象との位置合わせを行い,それらを接合する接合装置であって,
    カメラの高さを変えて前記第1または第2の接合対象上のアライメントマークの画像を複数枚撮像する手段と,
    前記撮像された複数枚のアライメントマークの画像を入力する手段と,
    前記複数枚のアライメントマークの画像から,各カメラの高さに応じた複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状を取得する手段と,
    前記取得した複数のスライスレベルにおけるアライメントマークの形状から,アライメントマークの3次元のモデルを生成する手段と,
    前記生成されたアライメントマークの3次元のモデルと,あらかじめ記憶装置に登録されたアライメントマークの3次元のテンプレートデータとを照合することにより,前記3次元のモデルと前記3次元のテンプレートデータとのマッチング位置を求めてアライメントマークの位置を認識する手段と,
    前記認識したアライメントマークの位置に基づき,前記第1の接合対象と前記第2の接合対象との位置合わせを行う手段とを備える
    ことを特徴とする接合装置。
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