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JP4381891B2 - データファイル処理装置、データファイル処理方法、およびプログラム - Google Patents

データファイル処理装置、データファイル処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データファイルを処理するデータファイル処理装置、データファイル処理方法、およびプログラムに関し、特にGUI(Graphical User Interface)を利用したデータファイル処理に関する。
一般的に使用されているコンピュータにおいて、データファイルを投入するためのフォルダに対して、データファイルに対する処理内容とパラメータを設定し、該フォルダにデータファイルが投入されると、前記設定された処理内容とパラメータに基づいて、該データファイルの処理を自動的に実行する技術が実現されている。このようなデータファイルの処理を実行するためのフォルダは、ホットフォルダ、あるいはドロップフォルダと呼ばれている。ホットフォルダは表示部に表示される画面上に作成することができ、またホットフォルダに対するデータファイルの投入は、通常行なわれているファイルのドラッグ&ドロップ処理で行うことができるので、データファイルの処理を所望するオペレータは、一般的な操作によって、ホットフォルダによるデータファイルの処理を実行することができる。
特開2000−118095号公報
このようなホットフォルダは、実行すべき処理内容に応じて、複数作成する必要がある。従って、ホットフォルダを作成する毎に、該ホットフォルダに対して処理内容を設定しなければならず、オペレータの負担が大きくなる、という問題点があった。
また、ホットフォルダを複数作成した結果、その数が著しく多くなってしまうことにより、データファイルの投入ミスが生じるという問題点があった。このような問題は、他のアイコンも複数配置されているデスクトップ上に多数のホットフォルダを作成した場合、さらに深刻なものとなっていた。
さらに、一度に多種類のホットフォルダにデータファイルを投入した場合、現在どのホットフォルダによる処理が実行されているのかを判別するのが難しい、という問題も発生していた。
従って、本発明の課題は、従来技術の問題点を解決するものであり、ホットフォルダの作成を容易に行うことができ、またホットフォルダに対するデータファイルの投入ミスを防ぎ、さらに複数のホットフォルダそれぞれにおける処理状況を容易に判別することができるデータファイル処理装置、データファイル処理方法、およびプログラムを提供することである。
かかる課題を解決する為に、請求項1に係る発明は、入力手段と表示手段とを備え、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置であって、データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示手段と、前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成手段と、前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定手段と、前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力手段と、前記データファイル入力領域パラメータ設定手段で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載のデータファイル処理装置は、データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域が表示手段に表示される。そして、該データファイル処理内容設定領域内部にデータファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成し、該データファイル入力領域に対して、データファイルを処理するために必要なパラメータを設定する。このデータファイル入力領域に処理を所望するデータファイルを投入することにより、先に設定されたパラメータを使用した処理内容でデータファイルの処理が行なわれる。すなわち、データファイル処理内容設定領域内部に該処理内容に基づいたホットフォルダが作成されるので、ホットフォルダの作成を容易に行うことができる。また、データファイル処理内容設定領域の内部に該データファイルを処理するためのホットフォルダが作成されるので、データファイルの投入ミスを防ぐことができる。
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載のデータファイル処理装置であって、前記データファイルの処理内容を設定するデータファイル処理内容設定手段と、を有し、前記データファイル処理内容設定領域表示手段が、前記データファイル処理内容設定手段によって設定されたデータファイル処理内容に基づいてデータファイル処理内容設定領域を表示手段へ表示すること、を特徴としている。
請求項2に記載のデータファイル処理装置は、データファイルの処理内容を設定するデータファイル処理内容設定手段を備えているので、データファイル処理装置のオペレータが所望する処理内容でデータファイル処理内容設定領域を表示することができ、オペレータの所望するホットフォルダの作成を容易に行うことができる。
更に請求項3に係わる発明は、請求項1に記載のデータファイル処理装置であって、前記データファイルの処理内容が複数存在する場合、該複数のデータファイルの処理内容に対応して、前記データファイル処理内容設定領域表示手段が複数の前記データファイル処理内容設定領域を表示手段に表示すること、を特徴としている。
請求項3に記載のデータファイル処理装置は、複数のデータファイル処理内容に対応して、複数のデータファイル処理内容設定領域が表示手段に表示されるので、複数のデータファイルの処理内容それぞれに対応したホットフォルダを容易に作成することができる。また、データファイルの処理内容それぞれに対応したデータファイル処理内容設定領域が複数表示されるので、ホットフォルダに対するデータファイルの投入ミスを防ぐことができる。
加えて請求項4に係る発明は、請求項1に記載のデータファイル処理装置であって、前記データファイル入力領域作成手段が、前記データファイル処理内容設定領域の内部に複数の前記データファイル入力領域を作成し、前記データファイル入力領域パラメータ設定手段が、前記複数のデータファイル入力領域それぞれに異なるパラメータを設定すること、を特徴としている。
請求項4に記載のデータファイル処理装置は、データファイル処理内容設定領域に複数のデータファイル入力領域を作成することができ、しかも複数のデータファイル入力領域にそれぞれ異なったパラメータを設定することができるので、データファイルの処理内容に対応した、複数の異なったパラメータが設定されたホットフォルダを容易に作成することができる。
また請求項5に係る発明は、請求項1に記載のデータファイル処理装置であって、前記データファイル処理手段におけるデータファイル処理の進捗状況を表示するデータファイル処理進捗表示手段を有し、前記データファイル処理進捗表示手段が、前記データファイル処理内容設定領域に対応したデータファイル処理進捗領域を表示し、該データファイル処理進捗領域において前記データファイル入力領域に入力された前記データファイル処理に関する進捗状況を表示すること、を特徴としている。
請求項5に記載のデータファイル処理装置は、データファイル処理進捗表示手段が、データファイル処理内容設定領域に対応したデータファイル処理進捗領域を表示し、しかもデータファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理に関する進捗状況が該データファイル処理進捗領域に表示されるので、ホットフォルダ各々におけるデータ処理の進捗状況を容易に把握することができる。
さらに請求項6に係わる発明は、請求項1に記載のデータファイル処理装置であって、前記データファイル入力領域に入力される前記データファイルの属性を識別することにより、該データファイルが前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で処理が可能か否かを判断し、該データファイルについて前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容による処理が不可能な場合は、前記データファイル入力領域への該データファイルの入力を禁止するデータファイル属性識別手段と、を有することを特徴としている。
請求項6に記載のデータファイル処理装置は、データファイル属性識別手段がデータファイルの属性を識別することにより、該データファイルがデータファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で処理が可能か否かを判断する。該データファイルがデータファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で処理が不可能な属性を有している場合、データファイル属性識別手段は該データファイルについてデータファイル入力領域への入力を禁止するので、より一層ホットフォルダに対するデータファイルの投入ミスを防ぐことができる。
請求項7に係る発明では、入力手段と表示手段とを備え、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置におけるデータファイル処理方法であって、データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示工程と、前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成工程と、前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定工程と、前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力工程と、前記データファイル入力領域パラメータ設定工程で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理工程と、を有することを特徴としている。
請求項7に記載のデータファイル処理方法は、データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域が表示手段に表示される。そして、該データファイル処理内容設定領域内部にデータファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成し、該データファイル入力領域に対して、データファイルを処理するために必要なパラメータを設定する。このデータファイル入力領域に処理を所望するデータファイルを投入することにより、先に設定されたパラメータを使用した処理内容でデータファイルの処理が行なわれる。すなわち、データファイル処理内容設定領域内部に該処理内容に基づいたホットフォルダが作成されるので、ホットフォルダの作成を容易に行うことができる。また、データファイル処理内容設定領域の内部に該データファイルを処理するためのホットフォルダが作成されるので、データファイルの投入ミスを防ぐことができる。
請求項8に係る発明は、入力手段と表示手段とを備えたコンピュータにおいて、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置を実現するためのプログラムであって、データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示機能と、前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成機能と、前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定機能と、前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力機能と、前記データファイル入力領域パラメータ設定機能で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理機能と、を有することを特徴としている。
請求項8に記載のプログラムは、データファイル処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域が表示手段に表示される。そして、該データファイル処理内容設定領域内部にデータファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成し、該データファイル入力領域に対して、データファイルを処理するために必要なパラメータを設定する。このデータファイル入力領域に処理を所望するデータファイルを投入することにより、先に設定されたパラメータを使用した処理内容でデータファイルの処理が行なわれる。すなわち、データファイル処理内容設定領域内部に該処理内容に基づいたホットフォルダが作成されるので、ホットフォルダの作成を容易に行うことができる。また、データファイル処理内容設定領域の内部に該データファイルを処理するためのホットフォルダが作成されるので、データファイルの投入ミスを防ぐことができる。
以下、図面を利用しながら、本発明を実施するための最良の形態について、説明を行なう。
図1は、本発明に係わるデータファイル処理装置1の構成を説明するための図である。データファイル処理装置1は、一般的に使用されているパーソナルコンピュータであり、CPU11、表示部12、入力部13、ネットワークI/F14、メディアドライブ15、記憶部16、メモリ17より構成されている。
CPU11は、データファイル処理装置1全体を制御し、特にメディアドライブ15に挿入されたメディアディスク18に記録されているプログラム161をメモリ17において実行することによって、データファイル処理装置1の機能を実現している。
表示部12は、データファイル処理に必要な情報を表示するためのものであり、特にデータファイル処理内容設定領域DEAやデータファイル入力領域DIAを表示するのに使用する。
入力部13は、マウスやキーボードで構成されており、データファイル処理装置1に対してオペレータが指示を入力するためのものであり、特にデータファイル入力領域DIAの作成やデータファイル入力領域DIAに対するパラメータの設定、アイコン方式で表示されたデータファイルDFをデータファイル入力領域DIAに入力するのに使用する。
ネットワークI/F14は、データファイル処理装置1と図示しないネットワークとを接続するためのものである。ネットワークI/F14を介して、データファイル処理装置1はネットワークに接続されている図示しない端末からデータファイル処理を行うべきデータファイルを受信することができる。また、図示しないサーバより、データファイル処理装置1の機能を実現するプログラム161をダウンロードすることも可能である。
メディアドライブ15は、メディアディスク18に記録されているプログラム161を読み取るために使用する。メディアドライブ15で読み取られたプログラム161により、データファイル処理装置1の機能が実現される。
記憶部16は、メディアドライブ15で読み取られたプログラム161を格納する。
メモリ17は、記憶部16によって記憶されたプログラム161をCPU11が実行するためのワークエリアである。CPU11によってプログラム161が実行された結果、メモリ17において、データファイル処理内容設定領域表示部171、データファイル入力領域作成部172、データファイル入力部173、データファイル処理実行部174の機能が実現する。
データファイル処理内容設定領域表示部171は、後述するデータファイル処理実行部174におけるデータファイルの処理内容の設定に対応したデータファイル処理内容設定領域DEAを表示部12に表示する。データファイル処理内容設定領域DEAは、後述するデータファイル入力領域DIAを作成するための領域であり、データファイル処理実行部174におけるデータファイルの処理内容の設定に対応している。従って、このデータファイル処理内容設定領域DEA内部に作成されたデータファイル入力領域DIAにデータファイルDFが入力されると、該データファイル処理内容設定領域DEAに対応する処理内容によって、データファイル処理実行部174がデータファイルDFの処理を実行することになる。
なお、データファイル処理内容設定領域DEAは、データファイル処理実行部174におけるデータファイルの処理内容の設定ごとに、表示部12に複数表示することもできる。
データファイル入力領域作成部172は、前述のデータファイル処理内容設定領域DEA内部に、データファイル入力領域DIAを作成する。このデータファイル入力領域DIAは、一般的に使用されているホットフォルダと同様の機能を有しているものである。後述するデータファイル入力部173によってデータファイルDFをこのデータファイル入力領域DIAに入力すると、該入力されたデータファイルDFに対して、データファイル処理実行部174がデータファイル処理内容設定領域DEAに対応する処理内容によって、データファイルDFの処理を実行する。
また、データファイル入力領域作成部172は、データファイル入力領域パラメータ設定部1721を備えている。データファイル入力領域パラメータ設定部1721は、後述するデータファイル処理実行部174によるデータファイルDFの処理に必要なパラメータを設定する。データファイル入力領域パラメータ設定部1721は、データファイル入力領域DIAごとに異なったパラメータを設定することができる。
従って、データファイル入力領域作成部172は、データファイル処理内容設定領域DEA内部に、それぞれ異なったパラメータが設定された複数のデータファイル入力領域DIAを作成することができる。
データファイル入力部173は、オペレータによる入力部13の入力を受けて、データファイルDFをデータ入力領域DIAに入力する。データファイル入力部173は、図示しないOS(Operating System)の機能により、アイコン形式で表示部12に表示されているデータファイルDFを、一般的に使用されているドラッグ&ドロップ方式などで、データファイル入力領域DIAへ入力する。
なお、データファイル入力部173は、図示しないOSの機能を利用してもよい。
データファイル処理実行部174は、データファイル処理内容設定領域DEA内部に作成されたデータファイル入力領域DIAに入力されたデータファイルDFの処理を実行する。データファイル処理実行部174は、データファイルDFを処理するために、所定の処理内容が設定されている。データファイル処理実行部174は、データファイル入力領域DIAにデータファイルDFが入力されると、該データファイル入力領域DIAに設定されたパラメータを取得する。また、データファイル入力領域DIAが作成されたデータファイル処理内容設定領域DEAに対応する処理内容で、データファイル入力領域DIAから取得したパラメータを使用して、データファイルDFの処理を実行する。
また、データファイル処理実行部174は、データファイル処理進捗状況表示部1741を備えている。データファイル処理進捗状況表示部1741は、データファイル処理実行部174によりデータファイルDFの処理が実行されている際、その処理の進捗状況を表示部12に表示する。また、データファイル処理装置1が、マルチタスク動作可能であれば、複数のデータファイルDFを同時に処理することもできるので、データファイル処理進捗状況表示部1741は、複数のデータファイルDFそれぞれの処理進捗状況を表示することができるようにしてもよい。
図2は、データファイル処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において、データファイル処理内容設定領域表示部171が、データファイル処理実行部174の処理内容に対応して、データファイル処理内容設定領域DEAを表示部12に表示する。データファイル処理内容設定領域表示部171は、データファイル処理実行部174の処理内容を取得することにより、該処理内容に対応したデータファイル処理内容設定領域DEAを表示する。データファイル処理実行部174の処理内容が複数存在する場合、データファイル処理内容設定領域表示部171は、該処理内容の数に対応して、複数のデータファイル処理内容設定領域DEAを表示する。
図3は、ステップS1を実行した場合に、表示部12に表示されるデータファイル処理内容設定領域DEAを説明するための図である。図3に示されたデータファイル処理内容設定領域DEAは、複数のデータファイル処理内容設定領域DEA1、DEA2、DEA3を備えている。ここで、データファイル処理実行部174によるデータファイルDFの処理内容は、「PostScript→PDF」、「PDF→PostScript」、「RIP(Raster Image Processing)」という3つの処理内容が設定されているものとする。従って、データファイル処理内容設定領域DEA1は「PostScript→PDF」という処理内容に対応しており、データファイル処理内容設定領域DEA2は「PDF→PostScript」という処理内容に対応しており、データファイル処理内容設定領域DEA3は「RIP」という処理内容に対応している。
なお、PostScriptは、米Adobe Systems社の商標であり、PDFはPortable Document Formatの略称である。
図2に戻り、ステップS2では、データファイル入力領域作成部172が、入力部13によるオペレータの入力に応じて、データファイル処理内容設定領域DEAの内部に、データファイル入力領域DIAを作成する。データファイル処理装置1のオペレータが、入力部13を操作して、データファイル入力領域DIAの作成を所望するデータファイル処理内容設定領域DEAを指定し、該データファイル処理内容設定領域DEA内部にデータ入力領域DIAの作成を指示すると、データファイル入力領域作成部172が、指定されたデータファイル処理内容設定領域DEA内部に、データファイル入力領域DIAを作成する。作成されたデータファイル入力領域DIAは、一般的に利用されているホットフォルダと同様の動作を行うものである。
ステップS3において、データファイル入力領域パラメータ設定部1721が、データファイル入力領域DIAに、データファイルDFの処理に必要なパラメータを設定する。データファイル入力領域パラメータ設定部1721は、データファイル入力領域DIAが作成されたデータファイル処理内容設定領域DEAそれぞれに応じた処理に必要なパラメータの設定を行う。「PostScript→PDF」の処理設定に対応したデータファイル処理内容設定領域DEA1内部に作成されたデータファイル入力領域DIAにおいて、必要なパラメータは、例えば、
1)PDFファイルの開き方の設定
2)使用するフォント
3)トラッピングの有無
4)埋め込みデータオブジェクト
5)文書メタデータ
である。データファイル入力領域パラメータ設定部1721は、データファイル処理内容設定領域DEA1内部に作成されたデータファイル入力領域DIAに対して、このようなパラメータの設定を行う。
なお、パラメータの設定は、後述する処理を行った後、再度設定し直すこともできる。
ステップS4では、ステップS2におけるデータファイル入力領域DIAの作成、およびステップS3におけるデータファイル入力領域DIAに対するパラメータ設定が終了したか否かを、オペレータが決定する。オペレータが、複数のデータファイル入力領域DIAの作成、および該データファイル入力領域DIAに対するパラメータ設定を行う場合、ステップS2に戻って、ステップS2、S3の処理を繰り返し行う。
必要なデータファイル入力領域DIAの作成、およびパラメータの設定が終わったとオペレータが判断したならば、ステップS5へ移行する。
図4は、ステップS2、およびステップS3の処理を実行した結果、データファイル処理内容設定領域DEA内部それぞれに、複数のデータファイル入力領域DIAが作成された状態を説明するための図である。
図4(a)において、データファイル処理内容設定領域DEA1内部に、データファイル入力領域DIA1、DIA2、データファイル処理内容設定領域DEA2内部に、データファイル入力領域DIA3、DIA4、データファイル処理内容設定領域DEA3内部に、データファイル入力領域DIA5、DIA6が作成されている。データファイル処理内容設定領域DEAそれぞれの内部に作成されたデータファイル入力領域DIAそれぞれは、データファイル入力領域パラメータ設定部1721により、それぞれ異なったパラメータが設定されている。例えば、データファイル入力領域DIA1とDIA2では、パラメータの一つである「トラッピングの有無」について、データファイル入力領域DIA1では「トラッピング有り」と設定されているが、データファイル入力領域DIA2ではトラッピングの設定が行なわれていない。このように、データファイル入力領域作成部172は、作成されたデータファイル入力領域DIAに設定されたパラメータに応じて、オペレータに分かりやすい名称を付すのが望ましい。
図4(b)は、データファイル入力領域パラメータ設定部1721によって、データファイル入力領域DIAに設定されたパラメータを説明するための図である。図4(b)は、データファイル処理内容設定領域DEA3内部に作成されたデータファイル入力領域DIA6に設定されたパラメータを説明するためのものである。ここでは、データファイルDFのラスタライズ処理に際してのパラメータが設定されている。図示しているように、データファイル入力領域DIA6に設定されたパラメータは、RIP時の解像度について「2400dpi」で処理を行い、作成する色版の数が「Y、M、C、K」の4色となる処理を行うような設定が行なわれている。
なお、ここまでの説明では、データファイル処理内容設定領域DEAの数が3であり、データファイル入力領域DIAの数が6であるよう説明を行ってきたが、データファイル処理内容設定領域DEAの数は3に限定されることはなく、データファイル入力領域DIAの数が6に限定されることはない。また、データファイル入力領域DIAに設定するパラメータの数についても、ここまでの説明で行なわれた個数に限定されることはない。
再び図2に戻り、ステップS5において、オペレータによる入力部13の操作により、データファイル入力部173がデータファイルDFをデータファイル入力領域DIAに入力する。オペレータは、入力部13を操作して、表示部12にアイコン形式で表示された図示しないデータファイルDFを指定する。指定されたデータファイルDFは、オペレータによるさらなる入力部13の操作に応じて、表示部12に表示された画面上を移動して、オペレータが処理を所望するデータファイル入力領域DIA上に配置される。データファイル入力部173は、このような操作を受けて、指定されたデータファイルDFがデータファイル入力領域DIAに入力されたものとして、ステップS6の処理へ移行する。
ステップS6では、ステップS5によって、データファイル入力領域DIAに入力されたデータファイルDFについて、データファイル処理実行部174がデータファイル入力領域DIAに設定されたパラメータを取得し、該パラメータを使用して、データファイル処理内容設定領域DEAに対応する処理内容で、処理を行う。データファイル処理実行部174は、ステップS5の処理によって、データファイルDFがデータファイル入力領域DIAに入力されると、該データファイル入力領域DIAに対して、データファイル入力領域パラメータ設定部1721が設定したパラメータを取得する。そして、データファイル処理実行部174は、データファイルDFが入力されたデータファイル入力領域DIAが作成されたデータファイル処理内容設定領域DEAを確認し、該データファイル処理内容設定領域DEAに対応する処理内容で、取得したパラメータを使用して、データファイルDFの処理を実行する。
図5は、ステップS6の動作を説明するための図である。図5(a)において、表示部12には、オペレータの入力によって動作するポインタPO、アイコン形式で表示されたデータファイルDF、複数の領域を有するデータファイル処理内容設定領域DEAが表示されており、さらにデータファイル処理内容設定領域DEA3には、データファイル入力領域DIA6が表示されている。オペレータが入力部13を操作すると、入力部13により操作されるポインタPOが移動し、データファイルDFが指定される。指定されたデータファイルDFは、指定されていることを示すため、反転表示やハイライト表示などが行なわれた状態となる。図5(a)では、オペレータによって指定されたことを示すため、ハッチング表示を行っている。
図5(b)では、オペレータによる入力部13のさらなる操作により、指定されたデータファイルDFが、データファイル処理内容設定領域DEA3内部に作成されたデータファイル入力領域DIA6上に移動したことが示されている。オペレータは、入力部13を操作して、ポインタPOによってデータファイルDFを指定したまま、表示部12に表示された画面上で移動させる。これを"ドラッグ操作"と呼ぶ。オペレータによって指定されたデータファイルDFが、データファイル入力領域DIA6上へ位置すると、データファイル入力領域DIA6もまたオペレータによって指定されたものとして、反転表示やハイライト表示などが行なわれた状態となる。図5(b)では、オペレータによって指定されたことを示すため、データファイルDF同様ハッチング表示を行っている。
図5(c)では、オペレータによる入力部13の操作により、指定されたデータファイルDFがデータファイル入力領域DIA6に入力された状態を示している。図5(b)の状態で、オペレータが入力部13を操作して、データファイルDFの指定を解除すると、データファイル入力部173が、データファイルDFの位置していたデータファイル入力領域DIA6に該データファイルDFが入力されたものとして(これを"ドロップ操作"と呼ぶ)、データファイル処理実行部174がデータファイルDFの処理を開始する。
データファイル処理実行部174は、データファイルDFが入力されたデータファイル入力領域DIA6に設定されたパラメータを取得する。ここでは、図4(b)で設定されたパラメータ、すなわち「解像度:2400dpi」、「色版数:Y、M、C、K」を、データファイル処理実行部174が取得するものとする。
続いて、データファイル処理実行部174は、データファイルDFが入力されたデータファイル入力領域DIA6がどのデータファイル処理内容設定領域DEAに作成されているかを確認する。ここでは、データファイル入力領域DIA6が、データファイル処理内容設定領域DEA3、すなわち「RIP」処理を行う処理内容が設定された領域にある、とデータファイル処理実行部174が判断する。
そして、データファイル処理実行部174は、データファイルDFに対して、データファイル入力領域DIA6から取得したパラメータを使用して、データファイル処理内容設定領域DEA3に対応する処理内容であるRIP処理を行う。このとき、データファイル処理実行部174は、データファイル処理進捗状況表示部1741を起動する。データファイル処理進捗状況表示部1741は、データファイル処理実行部174におけるデータファイルDFの処理内容、および処理の進捗状況に基づいて、データファイル処理内容設定領域DEA3の内部に、データファイル処理進捗状況表示領域DSAを表示する。
図5(c)は、図5(b)の動作を経て、データファイル処理実行部174が、データファイルDFに対して、データファイル入力領域DIA6に設定されたパラメータを使用して、データファイル処理内容設定領域DEA3に対応するRIP処理を行っている状態を示している。図示しているように、データファイル処理内容設定領域DEA3の内部に、データファイル処理進捗状況表示領域DSAが表示されており、その内部に、データファイルDFの処理進捗状況が表示されている。ここでは、データファイルDFがデータファイル入力領域DIA6に入力された直後なので、データファイル処理実行部174によるデータファイルDFの処理進捗状況は、「RIP:0%execute」と表示されている。時間が経過し、データファイル処理実行部174の処理が進捗するにつれ、このデータファイル処理進捗状況表示領域DSAによるデータファイルDFの処理進捗状況に関わる表示は、変更が行なわれる。
なお、ここまでの説明では、一つのデータファイル処理内容設定領域DEAに作成された一つのデータファイル入力領域DIAにデータファイルDFが入力された処理について説明を行ってきたが、複数のデータファイル処理内容設定領域DEA内部に作成された複数のデータファイル入力領域DIAに一つあるいは複数のデータファイルDFが入力されたとしても、ステップS1〜S6の処理により、データファイル処理装置1は、データファイルDFの処理を実行することができる。
このように、図1に示したデータファイル処理装置1が、図2に示したフローチャートのように動作することにより、データファイル処理内容設定領域内部に該処理内容に基づいたホットフォルダが作成されるので、ホットフォルダの作成を容易に行うことができる。また、データファイル処理内容設定領域の内部に該データファイルを処理するためのホットフォルダが作成されるので、データファイルの投入ミスを防ぐことができる。
また、データファイル処理装置1は、図6のような構成を取ることもできる。図6に示したデータファイル処理装置2は、データファイル処理内容設定部271を備えている。データファイル処理内容設定部271は、データファイル処理実行部274におけるデータファイルDFの処理内容を設定することができるので、データファイル処理装置2のオペレータが所望する処理内容でデータファイル処理内容設定領域DEAを表示することができ、オペレータの所望するホットフォルダの作成を容易に行うことができる。
さらに、データファイル処理装置1は、図7のような構成を取ることもできる。図7に示したデータファイル処理装置3は、データファイル属性識別部3751を備えている。データファイル属性識別部3751は、データファイル入力部374により、データファイル入力領域DIAに入力されたデータファイルDFの属性を識別し、該データファイル入力領域DIAを包含するデータファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容によって該データファイルDFの処理が可能か否かを判断する。データファイル属性識別部3751は、データファイルDFに付与された拡張子を参照して、データファイルDFの属性識別を行う。また、データファイル属性識別部3751は、データファイルDFの内部情報を参照してデータファイルDFの属性を識別するようにしてもよい。
データファイル入力部374によりデータファイルDFが操作され、データファイル入力領域DIAに入力されると、データファイル属性識別部3751が該データファイルDFの属性を識別する。データファイルDFの属性識別の結果、データファイル属性識別部3751がデータファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容によって該データファイルDFを処理できると判断した場合、データファイル属性識別部3751はデータファイルDFについてデータファイル入力領域DIAへの入力を許可する。その後、データファイル処理実行部375は、データファイルDFが投入されたデータファイル入力領域DIAに設定されたパラメータを利用してデータファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容に基づいて、該データファイルDFに対する処理を実行する。
一方、データファイル属性識別部3751がデータファイルDFの属性識別を行い、データファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容によって該データファイルDFの処理ができないと判断した場合、データファイル属性識別部3751はデータファイルDFについてデータファイル入力領域DIAへの入力を禁止する。その後、データファイル属性識別部3751は、データファイルDFを投入しようとしたデータファイル入力領域DIAにおいて該データファイルDFの処理が不可能であることを、表示部32に表示する。
図8は、データファイル処理装置3におけるデータファイル属性識別部3751の動作を説明するための図である。図8では図3同様、データファイル処理内容設定領域DEA1においてPostScriptをPDFに変換する処理が設定されており、DEA2ではPDFをPostScriptに変換する処理が設定されている。
図8(a)は、データファイルDFとして、PostScriptファイルがデータファイル入力領域DIA1に入力された状態を示している。データファイル入力部374により、データファイルDFが、データファイル内容設定領域DEA1に包含されるデータファイル入力領域DIA1へ入力するために操作されると、データファイル属性識別部3751がデータファイルDFの属性を識別する。ここでは、データファイルDFがPostScriptファイルであり、データファイル内容設定領域DEA1に設定された処理内容が「PS→PDF」なので、データファイル属性識別部3751は、データファイル内容設定領域DEA1に設定された処理内容で該データファイルDFの処理が可能であると判断する。そして、データファイル属性識別部3751は、データファイルDFについて、データファイル入力領域DIA1への入力を許可する。データファイル処理実行部375が、データファイル入力領域DIA1に入力されたデータファイルDFについて、該データファイル入力領域DIA1に設定されたパラメータを利用して、PostScriptからPDFへの変換を行う。
一方、図8(b)は、PostScriptファイルであるデータファイルDFが、データファイル処理入力領域DIA2に入力された状態を示している。図8(a)同様に、データファイル入力領域DIA2に入力されたデータファイルDFについて、データファイル属性識別部3751がデータファイルDFの属性を識別する。ここで、データファイルDFがPostScriptファイルであり、データファイル処理内容設定領域DEA2に設定された処理内容が「PDF→PS」なので、データファイル属性識別部3751は、該入力されたデータファイルDFについて、データファイル処理内容設定領域DEA2に設定された処理内容では処理することができない属性を有しているものと判断する。データファイル属性識別部3751は、データファイルDFについて、データファイル入力領域DIA2への入力を拒絶し、該データファイルDFについてデータファイル処理内容設定領域DEA2における処理が不可能であることを表示部32に表示する。
なお、データファイル属性識別部3751は、データファイル入力部374によりデータファイルDFがデータファイル処理内容設定領域DEA上に移動させられたその時点で、該データファイルDFの属性を識別するようにしてもよい。この場合においても、データファイル属性識別部3751は、上記同様、データファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容と、データファイルDFの属性とを比較して、該データファイルDFが該データファイル処理内容設定領域DEAに設定された処理内容で処理が可能か否かを判断することができる。
このように、図7に示したデータファイル処理装置3が、図8に示すような動作を実行することにより、データファイルDFの投入ミスをより一層防ぐことができる。
「変形例」
ここまでの説明では、データファイル入力領域DIAにデータファイルDFが入力された、というイヴェントドリヴンでの説明を行ってきたが、ポーリング処理により、データファイル入力領域DIAにデータファイルDFが入力されたことをデータファイル入力部173、274、374が認識するようにしてもよい。
また、データファイルDFの入力について、ドラッグ&ドロップ方式による入力を行なうものとして説明を行ってきたが、コピー&ペースト方式などの手法により、データファイルDFをデータファイル入力領域DIAへ入力するようにしてもよい。
さらに、データファイル処理実行部174、275、375によるデータファイルDFの処理内容は、ここまでの説明に限定されることはない。すなわち、一般的にコンピュータで実行されるデータファイル処理について、データファイル処理装置1、2、3は実行することができる。
加えて、データファイル処理進捗状況表示領域DSAは、データファイル処理実行部174、275、375の動作に合わせて表示されるよう説明を行ってきたが、当初からデータファイル処理内容設定領域DEA内部に表示されていてもよい。
あるいは、データファイル処理進捗状況表示領域DSAは、データファイル処理内容設定領域DEAとは独立した状態で、表示部12、22、32に表示されるようにしてもよい。
データファイル処理装置1の構成を説明するための図である。 データファイル処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 データファイル処理内容設定領域DEAを説明するための図である。 データファイル処理内容設定領域DEA内部に作成されたデータファイル入力領域DIAを説明するための図である。 データファイルDFをデータファイル入力領域DIAに入力した際の処理を説明するための図である。 データファイル処理装置2の構成を説明するための図である。 データファイル処理装置3の構成を説明するための図である。 データファイル処理装置3の動作を説明するための図である。
符号の説明
1、2、3 データファイル処理装置
11、21、31 CPU
12、22、32 表示部
13、23、33 入力部
14、24、34 ネットワークI/F
15、25、35 メディアドライブ
16、26、36 記憶部
17、27、37 メモリ
161、261、361 プログラム
171、272、372 データファイル処理内容領域表示部
172、273、373 データファイル入力領域作成部
173、274、374 データファイル入力部
174、275、375 データファイル処理実行部
1721、2731、3731 データファイル入力領域パラメータ設定部
1741、2751 データファイル処理進捗状況表示部
271、371 データファイル処理内容設定部
3751 データファイル属性識別部
DEA、DEA1〜3 データファイル処理内容表示領域
DF データファイル
DIA、DIA1〜6 データファイル入力領域
DSA データファイル処理進捗状況表示領域

Claims (8)

  1. 入力手段と表示手段とを備え、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置であって、
    データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示手段と、
    前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成手段と、
    前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定手段と、
    前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力手段と、
    前記データファイル入力領域パラメータ設定手段で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理手段と、
    を有することを特徴とするデータファイル処理装置。
  2. 前記データファイルの処理内容を設定するデータファイル処理内容設定手段と、を有し、前記データファイル処理内容設定領域表示手段が、前記データファイル処理内容設定手段によって設定されたデータファイル処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を表示手段へ表示すること、を特徴とする請求項1に記載のデータファイル処理装置。
  3. 前記データファイルの処理内容が複数存在する場合、該複数のデータファイルの処理内容に対応して、前記データファイル処理内容設定領域表示手段が複数の前記データファイル処理内容設定領域を表示手段に表示すること、を特徴とする請求項1に記載のデータファイル処理装置。
  4. 前記データファイル入力領域作成手段が、前記データファイル処理内容設定領域の内部に複数の前記データファイル入力領域を作成し、前記データファイル入力領域パラメータ設定手段が、前記複数のデータファイル入力領域それぞれに異なるパラメータを設定すること、を特徴とする請求項1に記載のデータファイル処理装置。
  5. 前記データファイル処理手段におけるデータファイル処理の進捗状況を表示するデータファイル処理進捗表示手段を有し、
    前記データファイル処理進捗表示手段が、前記データファイル処理内容設定領域に対応したデータファイル処理進捗領域を表示し、該データファイル処理進捗領域において前記データファイル入力領域に入力された前記データファイル処理に関する進捗状況を表示すること、を特徴とする請求項1に記載のデータファイル処理装置。
  6. 前記データファイル入力領域に入力される前記データファイルの属性を識別することにより、該データファイルが前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で処理が可能か否かを判断し、該データファイルについて前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容による処理が不可能な場合は、前記データファイル入力領域への該データファイルの入力を禁止するデータファイル属性識別手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のデータファイル処理装置。
  7. 入力手段と表示手段とを備え、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置におけるデータファイル処理方法であって、
    データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示工程と、
    前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成工程と、
    前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定工程と、
    前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力工程と、
    前記データファイル入力領域パラメータ設定工程で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理工程と、
    を有することを特徴とするデータファイル処理方法。
  8. 入力手段と表示手段とを備えたコンピュータにおいて、所定の処理内容に基づいてデータファイルの処理を行うデータファイル処理装置を実現するためのプログラムであって、
    データファイルの処理内容に対応するデータファイル処理内容設定領域を前記表示手段に表示するデータファイル処理内容設定領域表示機能と、
    前記データファイル処理内容設定領域の内部に、前記データファイルを入力するためのデータファイル入力領域を作成するデータファイル入力領域作成機能と、
    前記データファイル入力領域に対して、前記処理内容による前記データファイルの処理に必要なパラメータを設定するデータファイル入力領域パラメータ設定機能と、
    前記入力手段で指定されたデータファイルを前記データファイル入力領域へ入力するデータファイル入力機能と、
    前記データファイル入力領域パラメータ設定機能で設定されたパラメータを使用して、前記データファイル処理内容設定領域に対応する処理内容で、前記データファイル入力領域に入力されたデータファイルの処理を実行するデータファイル処理機能と、
    を前記コンピュータにおいて実行することを特徴とするプログラム。
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