JP4379853B2 - Direct tableting formulations and methods of formulating adjuvants - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は薬学的活性成分を含む直接錠剤化用(direct tabletting)調合物または直接錠剤化用補助剤の新規な造粒製造方法に関する。この新規な造粒方法は通常、低水分含有量または薬学的に許容される溶剤の下で、一種類または多種類の希釈剤または薬学的活性成分、結合剤または崩壊剤(disintegrant)を密閉系に仕込み、転動回転(tumble rotation)で加熱し乍ら造粒を行う。
【0002】
本発明はさらにこの直接錠剤化用調合物または補助剤を含む錠剤、カプセルまたはペレット、またはこの直接錠剤化用調合物または補助剤による錠剤、カプセルまたはペレットを製造する方法である。
【0003】
【従来の技術】
最近の錠剤化工程は通常、直接錠剤化用補助剤(賦形剤, excipients)を利用して、薬物成分を加えた後、直接圧縮して錠剤とするものが多い。直接錠剤化の補助剤にはより良い流動性、結合許容量及び錠剤化困難な活性成分に対して高い許容量が要求される。薬物成分を含有する直接錠剤化においても同様なことが言える。理想的な錠剤としては脆さが低く、高破断強度をもつことが要求され、これらの要求の中には対照的なものもある。例えば、高破断強度は常に錠剤の補助剤または活性成分と結合剤との接触点に関連がある。補助剤と結合剤の粒子の大きさを小さくすれば、その要求に達することができる。但し、顆粒が小さい程流動性が悪い為、高速錠剤化の過程の適用性が制限される。従って、従来の多くの研究は補助剤(或いは薬学的活性成分)と結合剤の改善または修飾に力を入れて、この矛盾点を解消することを目的にし、同時にその優れた点を維持することとしている。
【0004】
このような直接錠剤化用補助剤は通常「多目的賦形剤」と言われ、特殊な製造工程を経て製造され、多種の成分が含まれ、コプロセス物質とも云われている。例えばDE−C3506276にはα−乳糖一水和物とセルロース粉末を結合して直接錠剤化用材料とすることが示され、DE-A3505433(USP 5006345)にはα−乳糖一水和物、ポリビニルピロリドン(polyvinyl pyrrolidone; povidone; PVP)を結合して、結合剤とし、さらに不溶性で架橋されたポリビニルピロリドン(crosslinked PVP; crospovidone)を崩壊剤とすればより良い流動性を得ることができ、余分の崩壊剤を添加しなくても好ましい崩壊効果を得ることができることが示されている。しかし、この直接錠剤化用補助剤は、活性成分に対する許容量が低く、得られた錠剤の機械的性質が制限されるので、薬剤高含有量の錠剤化困難の活性成分には適していない。
【0005】
米国特許第5840769号には微小結晶セルロース(microcrystalline cellulose; MCC)を希釈剤とし、PVPを結合剤として、橋架されたポリビニルピロリドン(crospovidone)を崩壊剤として、直接錠剤化用補助剤を製造することが記載されている。この製品は、例えば、混合造粒、Shugi造粒、押出し造粒、多孔板造粒または流動床造粒で行う周知の湿式造粒方法で製造することができる。賦形剤(希釈剤または崩壊剤)または薬学的活性成分と、例えば、結合剤としてPVPを使用して、水または有機溶剤に溶解して行う湿式造粒法は常用である。しかし、湿式造粒法は広く使われると云えども、多くの欠点が見られる。
【0006】
湿式造粒の技術は常に薬剤製造工業で錠剤化の特性改善に用いられる。通常、湿式造粒は結合剤の溶液を加えて小粒子を凝集させ、大きな顆粒を形成し、さらに流動性を改善する。結合剤が希釈剤または薬学的活性成分の表面に均一に分布し、接触点の増加となり、顆粒の結合力及び最終的錠剤の強度を増加させ、湿式造粒法での錠剤化工程での粉塵を低減することができ、作業場の環境の改善につながる。湿式造粒は成分を錠剤組成中に均一に分散させるよう促進することも一つの長所である。
【0007】
湿式造粒は適当なタンク及び制御設備に大量の液体を加える必要があり、従って、湿式造粒工程中に加えた水は必ず除去しなければならない。それ故に、乾燥工程が必要となる、そのため乾燥の設備が必要となり、より複雑な製造工程と同時に全体の製造工程にて必要されるエネルギーが増え、多くの費用及び時間が費される。また、大量の有機溶剤を造粒溶液として利用することは、操業者と環境に対しての障害となる。そのため、爆発を避けそして溶剤と接触する操業者の保護を取り計らうための特殊な予防が必要である。
【0008】
湿式造粒のその他の欠点として、例えば、過分の水分が錠剤調合物中の活性成分に対してマイナスの影響を及ぼすことである。例えば、米国特許第6,103,219号で検討された湿式造粒の工程中、微小結晶セルロースを過多の水分にさらした場合、その圧縮性は厳重に低下する。その主な原因はセルロースの繊維が転化され、錠剤の強度が低下されたことで、さらに、多くのMCCを加えて圧縮強度を維持しなければならない。特により高い活性成分を含有する場合、増加されたMCCは只製造工程のコスト高となる外、さらに重要なことは錠剤の体積が増大し、経口投与の時呑みにくくなることである。湿式造粒法での微小結晶セルロースの圧縮性の低下についての問題は未だに適当な解決方法がないのが現状である。
【0009】
湿式造粒法中で使用されるPVP(またはその他の結合剤)の例は非常に多い(例えば、WO93/09763;WO00/06125;USP4,968,509;USP5,200,193;USP5,462,747)。多量の水またはアルコール溶液を以って結合剤を分散させる湿式造粒はやはり錠剤化用顆粒または徐放剤型材料に最も常用されている方法である。湿式造粒法の欠点を考慮した後、よりよい方法で直接錠剤化用調合物または補助剤の流動性を改善する必要があり、さらに、錠剤の性質、例えば硬度を維持、改善し、必要としない液体を添加することのないような方法を考案すべきである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来の湿式造粒法に比べて、極くわずかな水分を使用し、または溶剤の含量を低減させた、新規の造粒方法を開発することである。
【0011】
本発明のもう一つの目的は、圧製した錠剤が破砕性に強く、適宜な硬度があるものとなるよう、よりよい流動性と結合許容量の直接錠剤化用調合物を発展させるために造粒方法を利用することである。
【0012】
さらに本発明の目的は、よりよい流動性を持ち、結合許容量の直接錠剤化用補助剤を開発し、圧製した錠剤の脆度が比較的低い、適宜な硬度があり、同時に錠剤化困難な活性成分に対する許容量も高めることを目的とする造粒方法を提供することである。
【0013】
さらに本発明の目的は、よりよい流動性をもち結合許容量の高い直接錠剤化用調合物または直接錠剤化用補助剤を提供し、圧製した錠剤の脆度は比較的低く、適宜な硬度があり、同時に適当な崩壊能力を持つことができるこの造粒方法を提供することである。
【0014】
次に、本発明のさらなる主題及び優点を下記の通りに論じ、実施例中で詳しく説明する。
【0015】
上記の目的を達成する為、本発明者は、低水分を含有または薬学的に許容される溶剤、微細分散の結合剤粉末を密閉容器内で、賦形剤、例えばセルロース粉末、微小結晶セルロース、乳糖、澱粉と二塩基リン酸カルシウムまたは活性成分、例えばアセトアミノフェンまたはアスコルビン酸と混合した後、転動回転し乍ら加熱し、開始物質の具備していない有利な性質を有する直接錠剤化用調合物または補助剤を得ることができる。
【0016】
従って、本発明は、低水分含有または薬学的に許容される溶剤を利用して微細分散の結合剤と賦形剤または活性成分を密閉容器内に入れ、転動回転し乍ら加熱することによる、直接錠剤化用調合物または補助剤の独特な製造方法を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法、“熱粘着式造粒法(Thermal adhesion granulation; TAG)”と命名する、は一種特別な造粒方法であり、下記に詳しく紹介する。
【0018】
本発明は直接錠剤化用の調合物(薬学的活性成分を含む)または直接錠剤化用補助剤(薬学的活性成分を含まない)の造粒方法を提供する。製造方法として下記のA)とB)を密閉ボトル内に入れ、転動回転し乍ら約30〜約130℃、好ましくは約40〜約110℃、もっと好ましくは約60〜約105℃である、までに加熱する。水分または薬学的に許容される有機溶剤の含量はおよそ約0.1%から約20%である。密閉系で混合且つ転動回転して顆粒を形成する。
A)約5〜約99重量%、好ましくは約10〜約90重量%。0〜約99重量%の一種または一種以上の錠剤化用として適切な賦形剤(充填剤)、及び/又は最も好ましくは約10〜約90重量%の薬学的活性成分、
B)全調合物重量の約1〜約95重量%、好ましくは約5〜約50重量%の結合剤、
必要に応じて、
C)0〜約10重量%の崩壊剤、そして崩壊剤は上記A)とB)の混合物造粒の前または後に加入することができる。
【0019】
本発明に依ってA)、B)及び必要に応じてのC)の混合物で造粒する場合は必ず密閉系中で行い、初期の水分の含量は、水分測定器(例えばOhaus,Japan)を用いて測定して約0.1〜約20%、好ましくは約2〜約15%、最も好ましくは約4〜約10%である。さらに、造粒は薬学的に許容される有機溶剤(例えばエタノール)を含有して行なうことができ、初期の溶剤含量は約0.1〜約20%。好ましくは約0.1〜約10%で、最も好ましくは約0.5〜約5%である。
【0020】
“転動回転”は容器の水平軸を中心に回ることを意味し、容器内の粉末混合物が摺動、転動回転、流動、落下またはいずれの方法によって容器内壁に沿って移動する。
【0021】
組成分A)中の希釈剤はセルロース粉末(cellulose powder)、微小結晶セルロース(microcrystalline cellulose)、乳糖(lactose)、澱粉(starch)、二塩基リン酸カルシウム(dibasic calcium phosphate)、三塩基リン酸カルシウム(tribasic calcium phosphate)、マンニトール(mannitol)、ソルビトール(sorbitol)、スクロース(sucrose)、デキストロース(dextrose)、酢酸セルロース(cellulose acetate)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(hydroxy-propyl methylcellulose)、及びその他、またはそれらの組合せを選択することができ、好ましくはセルロース粉末、微小結晶セルロース、乳糖、澱粉、二塩基リン酸カルシウムである。本発明に依る好ましい具体剤としては使用される微小結晶セルロースはグレード101であり、約90%の粒径が約1〜約125μm、平均粒径が約10〜約70μmである。
【0022】
組成分A)での活性成分はアセトアミノフェン(acetaminophen)、アスコルビン酸(ascorbic acid)、ニフェジピン(nifedipine)、イブプロフェン(ibuprofen)、アスピリン(aspirin)及びその他、またはそれらの組合せを選択することもでき、より好ましくはアセトアミノフェンとアスコルビン酸である。
【0023】
安定された錠剤は極小の錠剤化力の下で、セルロース粉末、微小結晶セルロース、乳糖、澱粉、二塩基リン酸カルシウムの希釈賦形剤から得られるが、しかしそれに対し、粒子の大きさが小さくなり、粉末の流動性が悪くなる。結合剤とともに造粒する際は粒子の増大に依って希釈賦形剤の流動性を改善することができる。
【0024】
組成分B)の結合剤は水溶性のポリピニルピロリドン(PVP)、ヒドロキシプロピルセルロース(hydroxypropylcellulose; HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(hydroxypropyl methylcellulose; HPMC)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(low-substituted hydroxypropylcellulose, L-HPC)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(sodium carboxymethylcellulose)、メチルセルロース(methyl cellulose)、エチルセルロース(ethyl cellulose)、砂糖(sugar)及びその他、またはそれらの組合せから選択でき、好ましくはポリビニルピロリドン及びヒドロキシプロピルセルロースである。さらに結合剤に一種または一種以上の固結防止剤(anticaking agent)を0〜約10%(結合剤に対して)含むことができる。例えば無水二塩基リン酸カルシウム(dibasic calcium phosphate anhydrous)、シリカ(silicon dioxide)または珪酸カルシウム(calcium silicate)、より好ましくは無水二塩基リン酸カルシウムである。
【0025】
組成分C)の架橋されたポリビニルピロリドン(crospovidone; PVP-CL)、グリコール酸澱粉ナトリウム(sodium starch glycolate; SSG)、網状(架橋)カルボキシメチルセルロース(reticulated (crosslinked) carboxymethylcellulose; croscarmellose; CMC-CL)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(low-substituted hydroxypropylcellulose; L-HPC)、及びその他、または組合せなどの崩壊剤は最終錠剤またはカプセルの崩壊を促すよう造粒中(顆粒内)あるいは造粒後(顆粒外)混合物と混合することができる。
【0026】
本発明の好ましい具体例で使用される結合剤は水溶性のポリビニルピロリドン(PVP)で、これは一種の微細分散の粉末として、湿式造粒または直接錠剤化において、薬剤工業で錠剤の結合剤として常用されている。PVPの通常のK値は約12〜約120である。本発明に使用されるK値は約20〜約95、望ましくは約25〜約35であり、K値は米国薬局方USP24/NF19(2000)のポビドン・モノグラフ(Povidone Monograph)の測定によるものである。
【0027】
熱粘着式造粒は実質的には、乾燥工程の一つであり、結合剤は溶液に溶解後添加するより乾燥状態で攪拌し混合物と混合されるものである。結合の効果をより良くするために、結合剤と希釈剤または活性成分の接触点を最大にさせるよう必ず微細分散の結合剤粉末を使用する必要がある。通常、これらの結合剤、例えば、吸水性の強いPVPは吸水後粘り易く、且つ固結して塊状となる。微細粉末PVPの保存中に大気中の水分を吸収して固結する問題が常に起こる。結合剤(組成分B)と希釈剤または活性成分(組成分A)の混合の際、均一性を促進、維持するため、本発明の結合剤の使用前に0〜約10%、望ましくは約0.01〜約10%、最も望ましくは約2〜約4%(結合剤に対し)の固結防止剤を添加する。固結防止剤のより好ましい使用方法として、まず、結合剤と固結防止剤を混合し、攪拌器中で研磨し粉末とし、次いで、200号メッシュの篩を通過させる。その結合剤/固結防止剤の混合物は組成分Aまたは選択的組成分Cとともに造粒を行うことができる。
【0028】
TAG系で低水分または低溶剤含有量の下で造粒ができるのは、造粒が密閉系で行われるからである。加熱工程で発生する蒸気(外加された溶液と粉末に含まれている湿気)が系統中から放出されるのを防ぎ、造粒液の使用率を最大限とすることができる。従って、造粒は最も少ない水分または溶剤量の添加の下で完成できる。通常、加熱工程で希釈剤内部の水分を結合剤に移動させることができる。TAG系でさらに詳しく観察し、造粒容器上に分布された熱度が均一でない場合、粉末の加熱中に水分が容器の内壁のより温度の低い区域で凝結する。結合剤、例えばPVPは、通常吸湿性が高いので、系統中に存在するいずれの水分、特に凝結状態の水分は、すべて結合剤に吸収され、結合剤に粘性が生じる。従って、結合剤は造粒前に微細粉末の状態で希釈剤と活性成分中に均一に分散し、結合剤から生じた粘性は近くの粒子を粘着させることになり、最終的に顆粒が密閉容器内で転動しながら形成される。TAG系の最も好ましい温度範囲は希釈剤、結合剤、造粒溶液の種類と量によって異なる。例えば、有機溶剤の要する温度は水を使用した時に比べて、より低いことになる。
【0029】
活性成分と微小結晶セルロース、架橋PVPと水溶性PVPの混合または錠剤化の技術と従来公知の技術を比べた場合、例えばEP−A273209またはUSP5,840,769で、本発明で製造された直接錠剤化用補助剤を応用して製錠した場合、最も異なるところは、より低いエネルギーを使用し、汚染の最も低い、且つ広く応用できることにある。本発明と先行技術と比べた場合、より少ない水分または有機溶剤で得られた顆粒の特性は、同等またはもっと好ましいものとなる。
【0030】
本発明の熱粘着式造粒法は、従来の湿式造粒法と大きく異なる。即ち、
1)熱粘着式造粒法には、只少量の水分を希釈剤と結合剤を含む混合物中に加える。従来の湿式造粒法は結合剤を造粒液中に溶解させ、さらに希釈賦形剤を混合する。
2)熱粘着式の造粒法は「乾」式の製造工程として定義できるもので、造粒の必須液体(水または有機溶剤)は従来の湿式造粒にくらべると明らかに極端に少ない。
3)乾燥工程を除き、湿式造粒は通常室温で操作され、それに対し、熱粘着式造粒法は加熱することに依って顆粒の形成を促すことが必要である。
4)湿式造粒中の混合工程では常に羽根、アーム、プロペラ、チョッパーまたはその他の機械的攪拌機能を有する器具を利用し(例えば、切断式造粒で使用されるプラネタリアミキサー、高速混合造粒機)、粉末と液体の混合物または塊を攪拌して達成させ、または粉末を熱気流中に懸濁しながら結合剤の溶液(流動床造粒)をスプレーする。前者の顆粒はすべて湿潤結塊をふるいにかけて形成され、後者は粒子に結合剤溶液を被覆して顆粒を形成する。熱粘着式造粒法は湿潤の粉末が容器中で加熱回転しつつ、且つ結合剤補助の下で粉末を徐々に凝集させ顆粒を形成させる。
5)湿式造粒法は造粒後に必ず乾燥及び研磨の工程を行い、所望の顆粒の大きさを形成させる。本発明は混合物の水分含量は極く低いので、この工程を必要としない。
6)従来の造粒方法は一般にはすべて開放系統中で行う、本発明の熱粘着式の造粒法は密閉系統中にて行う。
【0031】
密閉系統中で造粒を行う優点は反応器の構造によって全体の系統状況を高い特異状態に制御することができることである。例えば、加熱及び真空乾燥できる混合器中で空間におけるガスは完全にあるいは局部的真空に抜き取られるか、または抜き取られてから不活性或いは反応性のないガス(例えば窒素またはヘリウム)を注入する。たとえ熱を供給しても酸素の存在がなければ系統中の顆粒の安定性は向上され、有機溶剤の爆発の度合も低下できる。同一の反応器での造粒後の真空乾燥工程は溶剤の回収に有利である。
【0032】
密閉系統中で造粒を行うさらにもう一つの優点は粉末の製造工程で生じた細塵を最小限度まで低下させることができることである。このような技術は製造工程中の漏洩、または系統中から微細粉末の薬学的活性成分、即ち、費用または生物活性を有する成分の紛失を望まない場合に応用される。その他、TAGのこのような方法はその他の工業、例えば、栄養品の製造、食品または動物の飼料等にも応用されることができる。
【0033】
TAGはさらにその他の工業または農業産品の造粒にも応用される。例えば肥料または殺虫剤の粉末顆粒または微粒など、密閉系統中で造粒することで毒性の低下、または危険性のある細塵生成を減少させることができる。
【0034】
本発明は0.01〜10重量%(ポリビニルピロリドンに対して)の無水二塩基リン酸カルシウムの可溶性ポリビニルピロリドンを含む粉末混合物にも関わる。
【0035】
本発明はさらに直接錠剤化用調合物または補助剤に関わるもので下記から構成される。
1)約5〜約99重量%のセルロース粉末、微小結晶セルロース、乳糖、澱粉または二塩基リン酸カルシウム。
2)0〜約99重量%のアセトアミノフェンまたはアスコルビン酸。
3)約1〜約95重量%の可溶性ポリビニルピロリドン、それに0.01〜10重量%(ポリビニルピロリドンに対して)無水二塩基リン酸カルシウム、及び
4)0〜約10重量%の架橋されたポリビニルピロリドン、グリコール酸澱粉ナトリウム、網状のカルボキシメチルセルロースまたは低置換度ヒドロキシプロピルセルロース。
【0036】
本発明はさらに本発明で製造された直接錠剤化用調合物または補助剤から成る錠剤、カプセルまたはペレット及びこの錠剤、カプセルまたはペレットの製造方法に関連する。
【0037】
本発明は下記の実施例によってより詳しく叙述する。下記の実施例は本発明をさらに詳しく説明する為で、本発明の範囲を限定するものではない。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例に使用された希釈(充填)賦形剤は、微小結晶セルロース101(MCC101)、乳糖(無水乳糖、Borculo)、澱粉(starch 1500、Colorcon)及び無水二塩基リン酸カルシウム(DCP; Fujicalin SG, Fuji chemical)である。この賦型剤を選ぶ理由として、それらが常に錠剤化用希釈剤に応用され、この賦型剤を選んだことによって本発明を広範に運用することができることが証明されることによるもので、本発明の範囲を限定するものではない。この賦形剤の基本的物性及び錠剤化特性、Ludipress(商標)(93% 乳糖、3.5% Kollidon(商標)30、3.5% Kollidon(商標)CL、BASFを含む)及びAvicel(商標)PH200、微小結晶セルロース(FMC Corporation)を表1に示す。本発明のすべての実施例は結合剤中に3重量%(結合剤に対して)の無水二塩基リン酸カルシウム(Fujicalin; Fuji Chemical, Japan)を加えて固結防止剤とする。この為、実施例中の結合剤のパーセント割合は外観的のパーセント割合で、その中に微量の無水二塩基リン酸カルシウムが含まれる。
【0039】
本発明の賦型剤、顆粒及び直接錠剤化用補助剤の粉体性質を測定する為、下記のパラメータを計測した、平均粒径の大きさ(37〜800μmメッシュ利用通過)。粉末の安息角、粉末のかさ密度及び粉末の振とう密度(A.B.D. Fine particle characteristics measuring instrument; Tsutsui, 日本製)。粉末の流動性は安息角及びカールス係数(Carr’s Index)で表示する。カールス係数は下記の公式によって計算される。
【表1】
【0040】
安息角及びカールス係数の数値が低けばよりよい流動性が得られ、本発明の賦形剤顆粒及び直接錠剤化用補助剤から作製した錠剤の特性を測定する為、Sankyo Pio-Tec SK-02 Tableltability Tester(日本製)を使用して49MPa(500kg)の錠剤化力で錠剤を作製(直径11.3mm、0.5g)、錠剤の硬度(直径方向引張強度(Tensile strength))は同一の機器で測定した。錠剤の破砕性(friability)及び崩壊時間(disintegration time)はそれぞれAikhoAE-20 Roche Friabilater(日本製)(20rpm;5min;n=10)及び新光SK-0004錠剤崩壊測定器(台湾製)(n=6)に依って測定した。
【0041】
【表2】
【0042】
【実施例1】
異なる賦形剤での直接錠剤化用補助剤の製造
直接錠剤化用補助剤は下記の方法に依って製造される、即ち熱粘着式造粒法で行う。まずK値30の水溶性PVP(Kollidon(商標)30,BASF)、以下“PVP K30”で示す、をそのなかに3%無水二塩基燐酸カルシウムを含むもので、10%を添加して、90%の微小結晶セルロース101(顆粒A)、乳糖(顆粒B)、澱粉(顆粒C)または二塩基燐酸カルシウム(顆粒D)に混合する。この結合剤と希釈剤の混合物はスプレーの方式で5%(混合物の全重量に対して)の水を添加して、均一に攪拌する。次に予熱したガラスビンに入れて、密閉して赤外線ランプで90〜105℃に加熱して且つ3〜20分間転動回転し乍ら顆粒を形成する。造粒工程中にはビンを水平軸に対して間断的にしんとうし、粉末が凝結した水分を吸着してガラス瓶の内壁に付着することを避ける。生成された顆粒は直ちに24号ふるい(800μm)に通す。最後の顆粒は室温までもどした後に直接使用することができ、必要が有ればさらに赤外線ランプまたはその他使用できる設備で快速に乾燥を行う。この製造工程での顆粒の組成及び特性を表2Aに示す。表1の原始材料と比べた場合、顆粒AからDの粒径の大きさ、密度、流動性、錠剤の強度及び崩壊時間はすべて明らかに改善されたことがわかる。顆粒AからDで使用された希釈剤の外に、このTAGでの製造工程ではその他の希釈剤、またはその他同品等のMCC、乳糖、澱粉またはDCPの造粒にも利用できる。例えばより大きい顆粒品等の微小結晶セルロース(例えば:102品等、平均粒径は90μm)を原始材料として使用するとにより大きい顆粒が得られる。
【0043】
【表3】
【0044】
【実施例2】
異なるPVPを用いた直接錠剤化用補助剤の製造
直接錠剤化用輔助材は実施例1の方法と同様にして製造される。只、本実施例ではPVP K30を異なる割合で5%(顆粒E)、10%(顆粒F)、15%(顆粒G)と微小結晶セルロース101を混合して、次に、熱粘着式造粒法で造粒を行う。全体の水分は5%に増量している。この組成の結果を表2Aに示す。PVP添加量の増加にともない顆粒の大きさ及び流動性が明らかに向上されたことがわかる。三者の錠剤の引張強度は統計学的の差異がない。
【0045】
【実施例3】
相対的に大量のPVPを用いた直接錠剤化用補助剤の製造
直接錠剤化用補助剤は実施例1の方法と同様にして製造する。只、本実施例でのPVP K30の割合を50%とし、微小結晶セルロース101(顆粒H)、乳糖(顆粒I)、澱粉(顆粒J)または二塩基リン酸カルシウム(顆粒K)を混合して、次に、熱粘着式造粒法で造粒を行う。全体の水を5%に増量した。この組成の結果を表2Bに示す。10%PVPを使用した顆粒A、B、C及びDと比べた場合、50%PVPを使用した結果、明らかに顆粒の大きさが低下されていることがわかる。
【0046】
【実施例4】
異なる水分含量のPVPを用いた直接錠剤化用補助剤の製造
直接錠剤化用補助剤は実施例1の方法と同様にして製造した。なお、本実施例のPVP K30は固定割合を10%とし、微小結晶セルロースと混合した。但し、異なる水分(5%(顆粒L)、10%(顆粒M)、15%(顆粒N))を添加し、次いで熱粘着式造粒法で造粒を行う。この組成の結果を表2Bに示す。三種類の水分含量から比較すれば明らかに5%水分の添加量で作製できた顆粒は最大で、且つ流動性がもっともよい、同時に判明されたことは、水分含量の増加は顆粒形成を低下させる。本発明と従来の湿式造粒法は明らかに異なるところは、少量の水分含有量でより良い状態となることができる。また、同じ組成の顆粒A、F及びLの特性はよく似ている、これに依って熱粘着式造粒の再現性が見られた。
【0047】
【表4】
【0048】
【実施例5】
異なる結合剤、湿潤溶液及び系統状態を用いた直接錠剤化用補助剤の製造
本実施例は異なる結合材、湿潤溶液及び系統状態を用いて直接錠剤化用補助剤を製造することを立証するものである。本実施例の熱粘着式造粒法と前記のものとおよそ同じように行い、以下にわずかな変更があるだけで、微小結晶セルロース101はすべての顆粒中で90%の量を使用し、顆粒の組成及び特性は実施例1の顆粒Aを含み、表3に示された如くである。顆粒A‘の組成と顆粒Aは3.5%の架橋されたポリビニルピロリドンを添加して顆粒内の崩壊剤(架橋されたポリビニルピロリドンは熱粘着式造粒の前にMCC及びPVP K30と混合する)としたこと以外は類似している。顆粒Qは10%のPVP K30とMCCを混合し、少量のアルコール(約1.5%)を水の代りに湿潤溶液にしている。アルコールを造粒溶液とした時、加熱温度は約70〜90℃、表3で示された如くである。熱粘着式造粒法におけるアルコールは湿潤溶液とすることができ、形成された顆粒(顆粒Q)は水を湿潤溶液とした(顆粒A)ものと比べてわずかに小さい。顆粒Rは10%のヒドロキシプロピルセルロース(HPC; Klucel EXF, Aqualon)と微小結晶セルロースを混合する。1.5%のアルコールを再度湿潤溶液としている。明らかに、HPCを使用しても好ましく顆粒を生産することができる。これらによって、熱粘着式造粒法が各種類の結合剤を含む錠剤化用混合物に利用できることが証明された。
【0049】
密閉系統が熱粘着式造粒法において必要であることを証明する為、二つの系列の顆粒(T組は5%の水を、U組は1.5%のアルコールを添加)にすべて10%PVP K30と90% MCC101を含有させ、開放系統中で造粒を行う。それぞれT組とU組の平均顆粒寸法と密閉系統中の(それぞれ顆粒A及び顆粒Q)寸法とを比較すると、明らかに本発明の熱粘着式造粒法は開放系統中で、完成することができないことがわかる。その結果TAGが水分低含有量の下で、湿式造粒を行うだけではないことが証明された。T組及びU組は顆粒を形成することができないと共に、本発明と水分活性化の乾式造粒(moisture-activated dry granulation, MADG)造粒法との違いをはっきりさせることができる。熱粘着式造粒法が必ず密閉の系統中に行われるべきことは本発明の独特性とも云える。従来の湿式造粒法はすべて開放の系統中に行われている。
【0050】
【表5】
【0051】
【実施例6】
薬学的活性成分を用いた直接錠剤化用調合物の製造
ここで、薬学的活性成分を含み希釈剤を添加しない直接錠剤化用調合物を上記の方法に基づいて製造した。PVP K30とアセトアミノフェン(微細粉、BASF)を混合し、且つ崩壊剤を添加(顆粒O)または添加しない(顆粒P)こととし、続いて熱粘着式造粒法に依って造粒を行う。全体の水分は5%に増量した。本方法の顆粒組成及び結果を表4に示す。造粒の前にはアセトアミノフェンは極微細粉状(<400号ふるい。37μm)であるため流動性は非常に悪く、そして500Kg(49Mpa)の錠剤化力では錠剤を形成することができない。TAGで作製したアセトアミノフェン顆粒は顆粒の大きさと流動性を最も有効に改善し、且つ錠剤強度及び崩壊性もより好ましいものとなっている。
【0052】
【表6】
【0053】
【実施例7】
直接錠剤化用補助剤と活性成分を使用した錠剤化
本実施例の錠剤化用混合物の作製方法は、まず活性成分(試験1:アスコルビン酸、親水性薬物、及び試験2:アセトアミノフェン、疎水性薬物)を24号ふるい(800μm)に通して、次に実施例1中の熱粘着式造粒法で製造した直接錠剤化用補助剤と完全に混合する。本混合物は造粒前に少なくとも10分間充分に混合する。本発明で製造した調合物(顆粒A、B、C及びD)とLudipress(商標)(93% 乳糖、3.5% Kollidon(商標)30、及び3.5% Kollidon(商標)CLを含む)と、Avicel(商標)PH200(一種の微小結晶セルロース)を使用して錠剤化した後の結果と比較例を表5及び6に示す。
【0054】
MCCを基材とした産品中、アスコルビン酸とアセトアミノフェンの調合物顆粒Aを使用した錠剤の強度、崩壊時間及び破砕性は少なくともAvicel PH200と同等のものとなる(表5及び6)。ただ顆粒Aの流動性はAvicel PH200よりずっと良い。乳糖を基材とした産品中、明らかに顆粒Bを含む調合物は多方面においてすべてLudipressの調合物より優れている。
【0055】
【表7】
【0056】
【表8】
【0057】
【表9】
【0058】
【表10】
【0059】
【実施例8】
熱粘着式造粒法を利用した活性成分を含む直接錠剤化用補助剤の製造
前記実施例7の中、活性成分及び崩壊剤はTAG法で製造された直接錠剤化用補助剤と完全に混合された後、直接錠剤化される。すべての成分と共にTAG法を用いて、造粒して直接錠剤化用調合物とすることができる。従って、その他のもの、または修飾を加えることなく直接錠剤化することができる。本実施例は下記の調合物の混合物で熱粘着式造粒(別に5%の水分を加える)を行い、次に直接錠剤化して錠剤とする。本組成は表6の顆粒Aの系列に相当する。
【0060】
【表11】
【0061】
結果は下記の通り:引張強度=1.088±0.167MPa;崩壊時間<10秒間;破砕性=0%、この結果は表6の顆粒A(顆粒は別に活性成分及び崩壊剤を添加)で作製した錠剤片と同等のものである。
【0062】
【実施例9】
直接錠剤化用調合物の活性成分に対する許容量の測定
顆粒Aの活性成分に対する許容量(負荷量)とLudipress(商標)との比較を行なう。本実施例中は再びアセトアミノフェン(acetaminophen)を活性成分としてテストした。錠剤化用混合物の製造方法は実施例8の叙述と同じ(即ち、顆粒外崩壊剤として3.5%架橋されたポリビニルピロリドン+表7に示された含量のアセトアミノフェン+Ludipress(商標)または顆粒Aで100%とするようにした)。錠剤化後の結果は表7の通りである。顆粒Aの許容量は明らかによいことがわかる。
【0063】
【表12】
【0064】
【実施例10】
その他の崩壊剤を使用した直接錠剤化用調合物との結合
その他の常用の崩壊剤として例えばグリコール酸澱粉ナトリウム(SSG)、網状のカルボキシメチルセルロース(croscarmellose; crosslinked CMC)及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC)を実施例5〜9の架橋されたポリビニルピロリドンの代りに用いた場合、同等の結果が得られた。SSGの最も好ましい濃度の範囲は約4から約8%で、クロスカルメロース(croscarmellose)及びL−HPCの範囲は約3から約6%である。崩壊剤の加入は完全な顆粒内(造粒の前)にまたは完全な顆粒外(造粒の後)または造粒前後に各々一部分を添加することができる。第三の方法のより優位な点は顆粒外の崩壊剤がまず錠剤を崩壊させて顆粒状と成り、これに依って表面面積が増加され、顆粒内の崩壊剤が顆粒を完全に崩壊することができる。
【0065】
【比較例】
TAGの顆粒とMCC101、PVP K30及び3.5%架橋されたポリビニルピロリドンを物理的に混合した場合の錠剤の特性の比較
本比較例は3.5%架橋されたポリビニルピロリドンを顆粒A中に添加し、顆粒外崩壊剤とする。その組成を物理的混合の調合物と同様にする。顆粒A’及びLudipress(商標)には既に崩壊剤が含まれているので、架橋されたポリビニルピロリドンはその中に添加されていない。この比較結果を表8に示す。MCC/PVP K30/クロスポビドン(crospovidone)の物理的混合物は錠剤化に適さず、特に顆粒A(安息角=42.67°;かさ密度=0.205g/ml;振とう密度=0.255g/ml;カールス係数=19.69%)と比較した場合、流動性は最も悪い(安息角=54.67°;かさ密度=0.293g/ml;振とう密度=0.427g/ml;カールス係数=31.27%)。TAG法による顆粒は明らかによりよい流動性が有ることがわかる。
【0066】
物理的混合物で作製した錠剤の錠剤強度の標準差はTAG顆粒で作製した錠剤片と比べた場合遥かに大きい。また、架橋されたポリビニルピロリドンを添加してもその崩壊を助けることはできず、アセトアミノフェンを含む物理的混合物で作製した錠剤の崩壊時間は15分以上である。それに対して、顆粒Aの架橋されたポリビニルピロリドンを追加して崩壊剤とした場合、崩壊時間は明らかに早い。顆粒A’の錠剤の崩壊時間は顆粒Aよりやや遅い。即ち、顆粒内崩壊剤を使用した崩壊時間は顆粒間崩壊剤を使用したものよりやや長くなる。顆粒外崩壊剤は短時間で錠剤を小さい顆粒にして崩す。この比較で顆粒AがMCC101に比べて(またはその他の賦形剤の顆粒とそれぞれ原始材料と比べた場合)より優れた錠剤化特性が有ることは、只、結合剤としてPVPを加えた結果のみでなく、この賦形剤の改善はTAG法造粒により達成できたことが証明された。本発明により提出された熱粘着式造粒法は賦形剤の流動性を改善するのみでなく、さらに錠剤の強度、破砕性、崩壊時間に悪影響を与えない方法であることがわかる。
【0067】
【表13】
【0068】
【発明の効果】
上記の実施例及び検討から本発明は一種の簡単で、有効且つ独特の直接錠剤化用調合物の製造及び補助剤の方法を提供することができる。熱粘着式造粒法は広く各種の希釈剤、結合剤及び薬学的活性成分に用いることができる。そして水または有機造粒液を利用することができる。本方法は湿式造粒法外により好ましく選択できるもので、下記の優点を提供することができる。
● 極めて少量の水分を加えても、湿式造粒法で常にある問題であったTAGはMCCの錠剤化特性を低下することがない。
● 少量の造粒液を利用して、さらに制御された無酸素雰囲気で造粒を行う(密閉系統である為)ことにより、薬物の安定性を向上させることができる。
● 篩を通した後乾燥及び顆粒を研磨するために必要な時間をTAGで省くことができる。
● 少量の造粒液を使用して製造工程を簡略化させ、製造時間も短縮することができる。従って、大量の製造が可能になり、製造コストを低減することができる。
● 有機溶剤を少量に抑え、さらに、密閉系統中で製造する為、作業場の安全性及び環境の保護に対して有利である。
【0069】
しかし、上記の独特性を含む叙述及び実施例は本発明の範囲を限定するものではなく、即ち、より好ましい具体例であることは云うまでもない。TAGはまた変化可能性に富むものである。例えば希釈剤は熱粘着式造粒の前または後に異なる割合で混合することができることにより、異なる特性の直接錠剤化用補助剤を組合せることができる。この組合せの一つの例として、水溶性及び不溶性の部分を有する錠剤を形成するためにMCC及び乳糖を混合錠剤化用補助剤とした場合である。その他、熱粘着式造粒の前後に例えば:顔料、香料または流動助剤(例えば:シリカまたは珪酸カルシウム)その他の賦形剤を加えることができる。その外、熱粘着式造粒は製薬工業に限らず、多くの造粒を必要とする各種工業にも応用することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel granulation process for direct tabletting formulations or direct tableting adjuvants containing pharmaceutically active ingredients. This new granulation method usually uses one or more diluents or pharmaceutically active ingredients, binders or disintegrants in a closed system under low moisture content or pharmaceutically acceptable solvents. And granulate while heating with tumble rotation.
[0002]
The present invention is further a method for producing tablets, capsules or pellets comprising this direct tableting formulation or adjuvant, or tablets, capsules or pellets with this direct tableting formulation or adjuvant.
[0003]
[Prior art]
Recent tableting processes usually use direct tableting adjuvants (excipients), add drug components, and then compress directly into tablets. Direct tableting adjuvants require better flowability, binding tolerances and higher tolerances for difficult to tablet active ingredients. The same is true for direct tableting containing drug components. An ideal tablet is required to have low brittleness and high breaking strength, some of which are contrasting. For example, high breaking strength is always related to the point of contact between the tablet adjuvant or active ingredient and the binder. This requirement can be met by reducing the size of the auxiliary and binder particles. However, the smaller the granules, the poorer the fluidity, so the applicability of the high-speed tableting process is limited. Therefore, many previous studies have focused on improving or modifying adjuvants (or pharmaceutically active ingredients) and binders in order to eliminate this contradiction and at the same time maintain its superiority. It is said.
[0004]
Such direct tableting adjuvants are usually referred to as “multi-purpose excipients”, are manufactured through special manufacturing steps, include various components, and are also referred to as coprocessed substances. For example, DE-C 3506276 shows that α-lactose monohydrate and cellulose powder are directly combined into a tableting material, and DE-A 3505433 (USP 5006345) discloses α-lactose monohydrate, polyvinyl If pyrrolidone (polyvinyl pyrrolidone; povidone; PVP) is combined to form a binder, and insoluble and cross-linked polyvinyl pyrrolidone (crosslinked PVP; crospovidone) is used as a disintegrant, better fluidity can be obtained. It has been shown that a preferred disintegration effect can be obtained without the addition of a disintegrant. However, this direct tableting adjuvant is not suitable for an active ingredient having a high drug content and difficult to be tableted because the tolerance for the active ingredient is low and the mechanical properties of the resulting tablet are limited.
[0005]
US Pat. No. 5,840,769 directly manufactures a tableting aid using microcrystalline cellulose (MCC) as a diluent, PVP as a binder, and crosslinked polyvinylpyrrolidone (crospovidone) as a disintegrant. Is described. This product can be produced, for example, by well-known wet granulation methods performed by mixed granulation, Shugi granulation, extrusion granulation, perforated plate granulation or fluidized bed granulation. Wet granulation methods are routinely performed by dissolving in water or an organic solvent using excipients (diluents or disintegrants) or pharmaceutically active ingredients and, for example, PVP as a binder. However, although the wet granulation method is widely used, there are many drawbacks.
[0006]
Wet granulation techniques are always used in the pharmaceutical manufacturing industry to improve tableting characteristics. Typically, wet granulation adds a binder solution to agglomerate small particles to form larger granules and further improve fluidity. The binder is evenly distributed on the surface of the diluent or pharmaceutically active ingredient, increasing the contact point, increasing the binding strength of the granules and the strength of the final tablet, and dust in the tableting process with wet granulation Can be reduced, leading to an improvement in the workplace environment. Wet granulation is another advantage that promotes uniform dispersion of the ingredients throughout the tablet composition.
[0007]
Wet granulation requires the addition of large amounts of liquid to a suitable tank and control equipment, and therefore water added during the wet granulation process must be removed. Therefore, a drying process is required, and thus a drying facility is required, and energy required in the entire manufacturing process is increased simultaneously with a more complicated manufacturing process, and much cost and time are consumed. Also, the use of a large amount of organic solvent as a granulating solution is an obstacle to operators and the environment. Therefore, special precautions are required to avoid explosions and to protect operators in contact with solvents.
[0008]
Another disadvantage of wet granulation is, for example, that excess moisture has a negative effect on the active ingredients in the tablet formulation. For example, if the microcrystalline cellulose is exposed to excessive moisture during the wet granulation process discussed in US Pat. No. 6,103,219, its compressibility is severely reduced. The main cause is that the cellulose fibers are converted and the strength of the tablet is lowered, and more MCC must be added to maintain the compressive strength. In particular, when containing higher active ingredients, increased MCC adds to the cost of the wrinkle manufacturing process and, more importantly, increases the volume of the tablet and makes it less prone to itching when administered orally. At present, there is no suitable solution for the problem of the decrease in compressibility of microcrystalline cellulose in the wet granulation method.
[0009]
There are numerous examples of PVP (or other binders) used in wet granulation (eg, WO 93/09863; WO 00/06125; USP 4,968,509; USP 5,200,193; USP 5,462, 747). Wet granulation, in which the binder is dispersed with a large amount of water or alcohol solution, is still the most commonly used method for tableting granules or sustained release materials. After considering the disadvantages of wet granulation methods, it is necessary to improve the flowability of direct tableting formulations or adjuvants in a better way, and also to maintain and improve tablet properties such as hardness A method should be devised that does not add any liquid that does not.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to develop a new granulation method that uses very little water or has a reduced solvent content compared to conventional wet granulation methods.
[0011]
Another object of the present invention is to develop a direct tableting formulation with better flowability and binding tolerance so that the compacted tablets are strong in friability and have the appropriate hardness. Is to use the grain method.
[0012]
Furthermore, the object of the present invention is to develop a direct tableting adjuvant with better flowability and binding tolerance, and the compressed tablet has relatively low brittleness, suitable hardness, and difficult to tablet at the same time. It is an object of the present invention to provide a granulation method aiming to increase the allowable amount for various active ingredients.
[0013]
It is a further object of the present invention to provide a direct tableting formulation or a direct tableting adjuvant with better flowability and high binding tolerance, and the compacted tablet has a relatively low brittleness and an appropriate hardness. It is to provide this granulation method which can have suitable disintegration ability at the same time.
[0014]
Further subject matter and advantages of the present invention will now be discussed as follows and described in detail in the examples.
[0015]
In order to achieve the above object, the present inventor has obtained a low moisture-containing or pharmaceutically acceptable solvent, a finely dispersed binder powder in an airtight container, an excipient such as cellulose powder, microcrystalline cellulose, Direct tableting formulations with advantageous properties without starting materials, mixed with lactose, starch and dibasic calcium phosphate or active ingredients such as acetaminophen or ascorbic acid and then heated while rolling Or an adjuvant can be obtained.
[0016]
Therefore, the present invention uses a low-moisture content or a pharmaceutically acceptable solvent to place a finely dispersed binder and an excipient or active ingredient in a sealed container, which is heated while rolling and rotating. It provides a unique method for producing direct tableting formulations or adjuvants.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
The method of the present invention, named “Thermal Adhesion Granulation (TAG)”, is a kind of special granulation method and will be described in detail below.
[0018]
The present invention provides a granulation method for direct tableting formulations (including pharmaceutically active ingredients) or direct tableting adjuvants (without pharmaceutically active ingredients). As a production method, the following A) and B) are placed in a closed bottle and are rotated and rotated at about 30 to about 130 ° C, preferably about 40 to about 110 ° C, more preferably about 60 to about 105 ° C. , Heat up. The moisture or pharmaceutically acceptable organic solvent content is approximately from about 0.1% to about 20%. Mix and roll in a closed system to form granules.
A) about 5 to about 99% by weight, preferably about 10 to about 90% by weight. 0 to about 99% by weight of one or more excipients (fillers) suitable for tableting, and / or most preferably about 10 to about 90% by weight of a pharmaceutically active ingredient,
B) about 1 to about 95% by weight of the total formulation weight, preferably about 5 to about 50% by weight binder;
If necessary,
C) 0 to about 10% by weight of disintegrant, and the disintegrant can be added before or after the granulation of the mixture of A) and B) above.
[0019]
In accordance with the present invention, granulation with a mixture of A), B) and optionally C) is always done in a closed system and the initial moisture content is determined using a moisture meter (eg Ohaus, Japan). From about 0.1 to about 20%, preferably from about 2 to about 15%, and most preferably from about 4 to about 10%. In addition, granulation can be performed with a pharmaceutically acceptable organic solvent (eg, ethanol) with an initial solvent content of about 0.1 to about 20%. Preferably from about 0.1 to about 10%, most preferably from about 0.5 to about 5%.
[0020]
“Rolling rotation” means turning around the horizontal axis of the container, and the powder mixture in the container moves along the inner wall of the container by sliding, rolling, flowing, dropping or any method.
[0021]
Diluents in composition A) are cellulose powder, microcrystalline cellulose, lactose, starch, dibasic calcium phosphate, tribasic calcium phosphate. ), Mannitol, sorbitol, sorbitol, sucrose, dextrose, cellulose acetate, hydroxy-propyl methylcellulose, and others, or combinations thereof Cellulose powder, microcrystalline cellulose, lactose, starch, and dibasic calcium phosphate are preferable. The preferred microcrystalline cellulose used in accordance with the present invention is grade 101, with about 90% particle size of about 1 to about 125 μm and average particle size of about 10 to about 70 μm.
[0022]
The active ingredient in composition A) can be selected from acetaminophen, ascorbic acid, nifedipine, ibuprofen, aspirin and others, or combinations thereof More preferred are acetaminophen and ascorbic acid.
[0023]
Stabilized tablets are obtained from dilute excipients of cellulose powder, microcrystalline cellulose, lactose, starch, dibasic calcium phosphate under minimal tableting power, but on the other hand the particle size is reduced, The fluidity of the powder becomes poor. When granulating with a binder, the flowability of the diluent excipient can be improved by increasing the particles.
[0024]
The binder of composition B) is water-soluble polypinylpyrrolidone (PVP), hydroxypropylcellulose (HPC), hydroxypropyl methylcellulose (HPMC), low-substituted hydroxypropylcellulose, L-HPC), sodium carboxymethylcellulose, methyl cellulose, ethyl cellulose, sugar and others, or combinations thereof, preferably polyvinyl pyrrolidone and hydroxypropyl cellulose. . In addition, the binder may contain from 0 to about 10% (relative to the binder) of one or more anti-caking agents. For example, anhydrous dibasic calcium phosphate anhydrous, silica or silicon silicate, more preferably anhydrous dibasic calcium phosphate.
[0025]
Cross-linked polyvinyl pyrrolidone (crospovidone; PVP-CL), sodium starch glycolate (SSG), reticulated (crosslinked) carboxymethylcellulose; croscarmellose (CMC-CL), Disintegrants such as low-substituted hydroxypropylcellulose (L-HPC) and other or combinations may be used during granulation (intragranular) or after granulation (extragranular) to promote disintegration of the final tablet or capsule ) Can be mixed with the mixture.
[0026]
The binder used in the preferred embodiment of the present invention is water-soluble polyvinylpyrrolidone (PVP), which is a kind of finely dispersed powder, in wet granulation or direct tableting, as a tablet binder in the pharmaceutical industry. It is commonly used. A typical K value for PVP is about 12 to about 120. The K value used in the present invention is about 20 to about 95, preferably about 25 to about 35, and the K value is measured by the Povidone Monograph according to the US Pharmacopoeia USP24 / NF19 (2000). It is.
[0027]
The heat-adhesive granulation is substantially one of the drying steps, and the binder is stirred in a dry state and mixed with the mixture rather than added after being dissolved in the solution. For a better binding effect, it is necessary to use a finely dispersed binder powder to maximize the contact point between the binder and diluent or active ingredient. Usually, these binders, for example, PVP with strong water absorption tend to be sticky after water absorption and solidify into a lump. During storage of the fine powder PVP, the problem of solidifying by absorbing moisture in the atmosphere always occurs. In order to promote and maintain uniformity during mixing of the binder (component B) and diluent or active ingredient (component A), 0 to about 10%, preferably about Add an anti-caking agent from 0.01 to about 10%, most desirably from about 2 to about 4% (based on the binder). As a more preferable method of using the anti-caking agent, first, the binder and the anti-caking agent are mixed, polished in a stirrer to form a powder, and then passed through a 200 mesh sieve. The binder / anti-caking agent mixture can be granulated with composition A or selective composition C.
[0028]
The reason why granulation can be performed in a TAG system under a low moisture or low solvent content is that granulation is performed in a closed system. Steam generated in the heating process (externally added solution and moisture contained in the powder) can be prevented from being released from the system, and the usage rate of the granulation liquid can be maximized. Thus, granulation can be completed with the least amount of moisture or solvent added. Usually, the moisture inside the diluent can be transferred to the binder in the heating step. If observed more closely with the TAG system and the heat distributed on the granulation vessel is not uniform, moisture will condense in the cooler areas of the inner wall of the vessel during the heating of the powder. Binders, such as PVP, are usually highly hygroscopic, so any moisture present in the system, especially moisture in the condensed state, is all absorbed by the binder, causing the binder to become viscous. Therefore, the binder is uniformly dispersed in the diluent and active ingredient in the form of a fine powder before granulation, and the viscosity generated from the binder will cause the nearby particles to stick, and finally the granules are sealed in a sealed container. It is formed while rolling inside. The most preferred temperature range for the TAG system depends on the type and amount of diluent, binder and granulation solution. For example, the temperature required for the organic solvent is lower than when water is used.
[0029]
Direct tablet made according to the present invention, for example in EP-A 273209 or USP 5,840,769, when mixing the active ingredient and microcrystalline cellulose, the technology of mixing or tableting of cross-linked PVP and water-soluble PVP with the prior art When tableting with the application of chemical adjuvants, the most different point is that it uses lower energy, has the lowest contamination and can be widely applied. Compared with the present invention and the prior art, the properties of the granules obtained with less water or organic solvent are equivalent or more favorable.
[0030]
The thermoadhesive granulation method of the present invention is greatly different from the conventional wet granulation method. That is,
1) In the heat-adhesive granulation method, a small amount of water is added to a mixture containing a diluent and a binder. In the conventional wet granulation method, a binder is dissolved in a granulation liquid, and further a diluent excipient is mixed.
2) The heat-adhesive granulation method can be defined as a “dry” production process, and the essential liquid for granulation (water or organic solvent) is clearly extremely small compared to conventional wet granulation.
3) Except for the drying step, wet granulation is usually operated at room temperature, whereas the thermoadhesive granulation method needs to promote the formation of granules by heating.
4) The mixing process during wet granulation always uses blades, arms, propellers, choppers or other equipment with mechanical agitation function (for example, planetary mixer, high speed mixing granulation used in cutting granulation) Machine), stirring the powder or liquid mixture or mass, or spraying a solution of the binder (fluidized bed granulation) while suspending the powder in a hot air stream. The former granules are all formed by sieving wet agglomerates, the latter coating the particles with a binder solution to form granules. In the heat-adhesive granulation method, wet powder is heated and rotated in a container, and with the aid of a binder, the powder is gradually aggregated to form granules.
5) In the wet granulation method, drying and polishing steps are always performed after granulation to form a desired granule size. The present invention does not require this step because the water content of the mixture is very low.
6) All conventional granulation methods are generally performed in an open system, and the heat-adhesive granulation method of the present invention is performed in a closed system.
[0031]
The advantage of granulation in a closed system is that the overall system status can be controlled to a high singularity by the structure of the reactor. For example, in a mixer that can be heated and vacuum dried, the gas in the space is withdrawn to full or local vacuum, or is withdrawn and then injected with an inert or non-reactive gas (eg, nitrogen or helium). Even if heat is supplied, in the absence of oxygen, the stability of the granules in the system is improved and the degree of explosion of the organic solvent can be reduced. A vacuum drying step after granulation in the same reactor is advantageous for solvent recovery.
[0032]
Yet another advantage of granulating in a closed system is that the fine dust generated in the powder manufacturing process can be reduced to a minimum. Such techniques are applied when it is not desired to leak during the manufacturing process or to lose a finely powdered pharmaceutically active ingredient, i.e. cost or biologically active ingredient, from the system. In addition, such a method of TAG can be applied to other industries, for example, the manufacture of nutritional products, food or animal feed.
[0033]
TAG is also applied to granulation of other industrial or agricultural products. For example, granulation in a closed line, such as fertilizer or pesticide powder granules or granules, can reduce toxicity or reduce the production of dangerous fine dust.
[0034]
The invention also relates to a powder mixture comprising 0.01 to 10% by weight (based on polyvinylpyrrolidone) of soluble dibasic calcium phosphate soluble polyvinylpyrrolidone.
[0035]
The present invention further relates directly to a tableting formulation or adjuvant and comprises:
1) About 5 to about 99% by weight cellulose powder, microcrystalline cellulose, lactose, starch or dibasic calcium phosphate.
2) 0 to about 99 wt% acetaminophen or ascorbic acid.
3) about 1 to about 95% by weight soluble polyvinylpyrrolidone, 0.01 to 10% by weight (relative to polyvinylpyrrolidone) anhydrous dibasic calcium phosphate, and
4) 0 to about 10% by weight of crosslinked polyvinylpyrrolidone, sodium starch glycolate, reticulated carboxymethylcellulose or low substituted hydroxypropylcellulose.
[0036]
The invention further relates to tablets, capsules or pellets comprising a direct tableting formulation or adjuvant produced according to the invention and a process for producing the tablets, capsules or pellets.
[0037]
The invention is described in more detail by the following examples. The following examples are intended to illustrate the invention in more detail and are not intended to limit the scope of the invention.
[0038]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Dilution (filling) excipients used in the examples of the present invention were microcrystalline cellulose 101 (MCC101), lactose (anhydrous lactose, Borculo), starch (starch 1500, Colorcon) and anhydrous dibasic calcium phosphate (DCP; Fujicalin) SG, Fuji chemical). The reason for choosing this excipient is that it has always been applied to tableting diluents, and that the choice of this excipient has proved that the invention can be used extensively. It is not intended to limit the scope of the invention. Basic physical and tableting properties of this excipient, Ludipress ™ (including 93% lactose, 3.5% Kollidon ™ 30, 3.5% Kollidon ™ CL, BASF) and Avicel ™ PH200, micro Crystalline cellulose (FMC Corporation) is shown in Table 1. All examples of the present invention add 3 wt% (based on binder) anhydrous dibasic calcium phosphate (Fujicalin; Fuji Chemical, Japan) into the binder to form an anti-caking agent. For this reason, the percentages of binders in the examples are visual percentages, including a trace amount of anhydrous dibasic calcium phosphate.
[0039]
In order to measure the powder properties of the excipients, granules, and direct tableting adjuvants of the present invention, the following parameters were measured, and the average particle size (37-800 μm mesh use passage). Angle of repose of powder, bulk density of powder, and shaking density of powder (A.B.D. Fine particle characteristics measuring instrument; manufactured by Tsutsui, Japan). The fluidity of the powder is expressed by the angle of repose and the Carr's index. The Karls coefficient is calculated by the following formula:
[Table 1]
[0040]
If the values of the angle of repose and the Karls coefficient are low, better fluidity can be obtained, and in order to measure the characteristics of the tablets made from the excipient granules of the present invention and the adjuvants for direct tableting, Sankyo Pio-Tec SK- 02 Using Tableltability Tester (made in Japan), tablets were prepared with a tableting force of 49 MPa (500 kg) (diameter 11.3 mm, 0.5 g), and the tablets had the same hardness (diameter tensile strength (Tensile strength)) Measured with an instrument. The friability and disintegration time of the tablets were AikhoAE-20 Roche Friabilater (made in Japan) (20 rpm; 5 min; n = 10) and Shinko SK-0004 tablet disintegration meter (made in Taiwan) (n = Measured according to 6).
[0041]
[Table 2]
[0042]
[Example 1]
Production of adjuvants for direct tableting with different excipients
The direct tableting adjuvant is produced by the following method, that is, it is carried out by a heat-adhesive granulation method. First, a water-soluble PVP having a K value of 30 (Kollidon ™ 30, BASF), hereinafter referred to as “PVP K30”, containing 3% anhydrous dibasic calcium phosphate, 10% added, % Microcrystalline cellulose 101 (granule A), lactose (granule B), starch (granule C) or dibasic calcium phosphate (granule D). The binder / diluent mixture is stirred uniformly by adding 5% (based on the total weight of the mixture) of water in the form of a spray. Next, it is put in a preheated glass bottle, sealed, heated to 90 to 105 ° C. with an infrared lamp, and rolled to rotate for 3 to 20 minutes to form granules. During the granulation process, the bottle is intermittently held with respect to the horizontal axis to avoid adsorbing moisture adhering to the powder and adhering to the inner wall of the glass bottle. The produced granules are immediately passed through a No. 24 sieve (800 μm). The final granule can be used directly after returning to room temperature, and if necessary, it can be quickly dried with an infrared lamp or other available equipment. The composition and properties of the granules in this manufacturing process are shown in Table 2A. When compared to the raw materials in Table 1, it can be seen that the size, density, flowability, tablet strength and disintegration time of granules A to D are all clearly improved. In addition to the diluent used in granules A to D, the TAG manufacturing process can be used to granulate MCC, lactose, starch, or DCP, such as other diluents or other equivalents. For example, larger granules are obtained when microcrystalline cellulose such as larger granules (eg: 102 articles, average particle size is 90 μm) is used as the raw material.
[0043]
[Table 3]
[0044]
[Example 2]
Production of direct tableting adjuvants using different PVP
The assistant for direct tableting is produced in the same manner as in Example 1.只 In this example, PVP K30 was mixed with 5% (granule E), 10% (granule F), 15% (granule G) and microcrystalline cellulose 101 in different proportions, and then heat-adhesive granulation Granulate by the method. The total moisture is increased to 5%. The results of this composition are shown in Table 2A. It can be seen that the size and fluidity of the granules were clearly improved as the amount of PVP added increased. There is no statistical difference in the tensile strength of the three tablets.
[0045]
[Example 3]
Production of direct tableting adjuvants using relatively large amounts of PVP
The direct tableting adjuvant is produced in the same manner as in Example 1. The ratio of PVP K30 in this example is 50%, and microcrystalline cellulose 101 (granule H), lactose (granule I), starch (granule J) or dibasic calcium phosphate (granule K) is mixed, In addition, granulation is performed by a thermal adhesive granulation method. The total water was increased to 5%. The results of this composition are shown in Table 2B. When compared to granules A, B, C and D using 10% PVP, it can be seen that the size of the granules is clearly reduced as a result of using 50% PVP.
[0046]
[Example 4]
Production of direct tableting auxiliaries using PVP with different moisture content
The direct tableting adjuvant was prepared in the same manner as in Example 1. The PVP K30 of this example was mixed with microcrystalline cellulose at a fixing ratio of 10%. However, different moisture (5% (granule L), 10% (granule M), 15% (granule N)) is added, and then granulation is performed by a thermal adhesive granulation method. The results of this composition are shown in Table 2B. Compared with the three types of water content, it is clear that the granules that can be produced with the addition amount of 5% water are the largest and have the best fluidity. At the same time, it was found that the increase in the water content reduces the granule formation. . The difference between the present invention and the conventional wet granulation method is that it can be in a better state with a small amount of water content. Moreover, the characteristics of the granules A, F and L having the same composition are very similar, and thus the reproducibility of the heat-adhesive granulation was observed.
[0047]
[Table 4]
[0048]
[Example 5]
Production of direct tableting auxiliaries using different binders, wetting solutions and system conditions
This example demonstrates the production of direct tableting aids using different binders, wetting solutions and system conditions. The heat-adhesive granulation method of the present example was carried out in the same manner as described above, and with a slight change in the following, the microcrystalline cellulose 101 was used in an amount of 90% in all the granules. The composition and characteristics of Example 1 include the granule A of Example 1 and are as shown in Table 3. The composition of granules A ′ and granules A are added with 3.5% crosslinked polyvinylpyrrolidone to disintegrate in the granules (crosslinked polyvinylpyrrolidone is mixed with MCC and PVP K30 prior to thermoadhesive granulation ) Is similar except that. Granule Q is a mixture of 10% PVP K30 and MCC, with a small amount of alcohol (about 1.5%) in the wet solution instead of water. When alcohol is used as the granulation solution, the heating temperature is about 70 to 90 ° C. as shown in Table 3. The alcohol in the heat-adhesive granulation method can be a wet solution, and the formed granule (granule Q) is slightly smaller than that obtained with water as the wet solution (granule A). Granule R is a mixture of 10% hydroxypropylcellulose (HPC; Klucel EXF, Aqualon) and microcrystalline cellulose. 1.5% alcohol is again the wet solution. Obviously, it is also possible to produce granules preferably using HPC. These prove that the thermoadhesive granulation method can be used for tableting mixtures containing various types of binders.
[0049]
To prove that a closed system is necessary for the thermoadhesive granulation method, 10% are added to each of the two series of granules (T set with 5% water and U set with 1.5% alcohol). PVP K30 and 90% MCC101 are contained and granulated in an open system. Comparing the average granule size of each of T set and U set with the size in the closed system (respectively granule A and granule Q), it is clear that the heat-adhesive granulation method of the present invention can be completed in an open system. I understand that I can't. As a result, it was proved that TAG is not only subjected to wet granulation under a low water content. T-group and U-group cannot form granules, and can clarify the difference between the present invention and moisture-activated dry granulation (MADG) granulation method. It can be said that the present invention is unique in that the heat-adhesive granulation method must be carried out in a closed system. All conventional wet granulation processes are carried out in open systems.
[0050]
[Table 5]
[0051]
[Example 6]
Production of direct tableting formulations using pharmaceutically active ingredients
Here, a direct tableting formulation containing a pharmaceutically active ingredient and no added diluent was prepared according to the method described above. PVP K30 and acetaminophen (fine powder, BASF) are mixed and a disintegrant is added (granule O) or not added (granule P), and then granulation is performed by a heat-adhesive granulation method. . Total moisture increased to 5%. The granule composition and results of this method are shown in Table 4. Prior to granulation, acetaminophen is very fine powder (<400 sieve, 37 μm), so its flowability is very poor, and tablets cannot be formed with a tableting force of 500 Kg (49 Mpa). Acetaminophen granules prepared by TAG most effectively improve the size and fluidity of the granules, and the tablet strength and disintegration are also more favorable.
[0052]
[Table 6]
[0053]
[Example 7]
Tableting with direct tableting adjuvants and active ingredients
In the preparation method of the tableting mixture of this example, first, the active ingredients (Test 1: Ascorbic acid, hydrophilic drug, and Test 2: Acetaminophen, hydrophobic drug) were passed through No. 24 sieve (800 μm), Next, it is thoroughly mixed with the direct tableting adjuvant produced by the heat-adhesive granulation method in Example 1. The mixture is thoroughly mixed for at least 10 minutes before granulation. Formulations made in accordance with the present invention (Granules A, B, C and D) and Ludipress ™ (including 93% lactose, 3.5% Kollidon ™ 30 and 3.5% Kollidon ™ CL) and Avicel ( Tables 5 and 6 show the results after tableting with TMPH200 (a kind of microcrystalline cellulose) and comparative examples.
[0054]
Among the products based on MCC, the strength, disintegration time and friability of the tablets using the formulation A of ascorbic acid and acetaminophen are at least equivalent to Avicel PH200 (Tables 5 and 6). However, the fluidity of Granule A is much better than Avicel PH200. Of the lactose-based products, the formulation containing granules B is all superior to the Ludipress formulation in many respects.
[0055]
[Table 7]
[0056]
[Table 8]
[0057]
[Table 9]
[0058]
[Table 10]
[0059]
[Example 8]
Production of direct tableting adjuvants containing active ingredients using thermal adhesive granulation
In Example 7, the active ingredient and the disintegrant are directly mixed with the direct tableting adjuvant produced by the TAG method and then directly tableted. Using the TAG method with all ingredients, it can be granulated directly into a tableting formulation. Therefore, it can be directly tableted without any other or modification. In this example, heat-adhesive granulation (additional 5% moisture) is performed with a mixture of the following preparations, and then directly tableted into tablets. This composition corresponds to the series of granules A in Table 6.
[0060]
[Table 11]
[0061]
The results are as follows: Tensile strength = 1.088 ± 0.167 MPa; disintegration time <10 seconds; friability = 0%, the result is granule A in Table 6 (active ingredient and disintegrant added separately) It is equivalent to the produced tablet piece.
[0062]
[Example 9]
Determination of tolerance for active ingredients in direct tableting formulations.
A comparison is made between the allowable amount (loading amount) for the active ingredient of granule A and Ludipless ™. In this example, acetaminophen was again tested as an active ingredient. The method for preparing the tableting mixture is the same as described in Example 8 (ie 3.5% cross-linked polyvinylpyrrolidone as an extragranular disintegrant + acetaminophen + Ludipress ™ or granules with the contents shown in Table 7 A was set to 100%). Table 7 shows the results after tableting. It can be seen that the tolerance of granule A is clearly good.
[0063]
[Table 12]
[0064]
[Example 10]
Combination with other tableting formulations using other disintegrants
Examples of other commonly used disintegrants include sodium starch glycolate (SSG), reticulated carboxymethylcellulose (croscarmellose; crosslinked CMC) and low-substituted hydroxypropylcellulose (L-HPC). Equivalent results were obtained when used instead of. The most preferred concentration range for SSG is about 4 to about 8%, and the range for croscarmellose and L-HPC is about 3 to about 6%. Addition of the disintegrant can be partly added either completely within the granules (before granulation) or completely outside the granules (after granulation) or before and after granulation. The more significant advantage of the third method is that the extragranular disintegrant first disintegrates the tablet into granules, which increases the surface area and the disintegrant within the granules completely disintegrates the granules. Can do.
[0065]
[Comparative example]
TAG granules and MCC101, PVP Comparison of tablet properties when physically mixed with K30 and 3.5% crosslinked polyvinylpyrrolidone
In this comparative example, 3.5% cross-linked polyvinyl pyrrolidone is added to granules A to form an extragranular disintegrant. Its composition is similar to a physical blend formulation. Since the granules A 'and Ludipress (TM) already contain a disintegrant, no cross-linked polyvinyl pyrrolidone is added therein. The comparison results are shown in Table 8. The physical mixture of MCC / PVP K30 / crospovidone is not suitable for tableting, especially granules A (angle of repose = 42.67 °; bulk density = 0.205 g / ml; shaking density = 0.255 g / ml; flowability is worst when compared to Karls coefficient = 19.69% (rest angle = 54.67 °; bulk density = 0.293 g / ml; shaking density = 0.427 g / ml; Karls coefficient) = 31.27%). It can be seen that the granules by the TAG method clearly have better fluidity.
[0066]
The standard difference in tablet strength of tablets made with physical blends is much greater when compared to tablet pieces made with TAG granules. Also, the addition of cross-linked polyvinyl pyrrolidone cannot help the disintegration, and the disintegration time of tablets made with a physical mixture containing acetaminophen is 15 minutes or longer. On the other hand, when polyvinyl pyrrolidone crosslinked with granules A is added as a disintegrant, the disintegration time is clearly faster. The disintegration time of the tablet of granule A 'is slightly slower than that of granule A. That is, the disintegration time using the intragranular disintegrant is slightly longer than that using the intergranular disintegrant. Extragranular disintegrant breaks tablets into small granules in a short time. In this comparison, granule A has superior tableting properties compared to MCC101 (or other excipients and raw materials, respectively), only as a result of adding PVP as a binder. Rather, it was demonstrated that this excipient improvement could be achieved by TAG granulation. It can be seen that the heat-adhesive granulation method submitted by the present invention not only improves the fluidity of the excipient but also does not adversely affect the strength, friability and disintegration time of the tablet.
[0067]
[Table 13]
[0068]
【The invention's effect】
From the above examples and discussions, the present invention can provide a simple, effective and unique direct tableting formulation preparation and adjuvant method. The thermoadhesive granulation method can be widely used for various diluents, binders and pharmaceutically active ingredients. Water or organic granulation liquid can be used. This method can be preferably selected outside of the wet granulation method, and can provide the following advantages.
● Even if a very small amount of water is added, TAG, which has always been a problem in wet granulation, does not deteriorate the tableting properties of MCC.
● The stability of the drug can be improved by granulating in a controlled oxygen-free atmosphere using a small amount of granulation liquid (because it is a closed system).
● The time required for drying and polishing the granules after passing through a sieve can be saved with TAG.
● A small amount of granulation liquid can be used to simplify the manufacturing process and shorten the manufacturing time. Accordingly, a large amount of production is possible, and the production cost can be reduced.
● Since organic solvent is kept to a small amount and it is manufactured in a closed system, it is advantageous for workplace safety and environmental protection.
[0069]
However, it is needless to say that the descriptions and examples including the above-mentioned uniqueness do not limit the scope of the present invention, that is, more preferred embodiments. TAGs are also highly changeable. For example, the diluent can be mixed in different proportions before or after heat-adhesive granulation, so that direct tableting aids with different properties can be combined. One example of this combination is when MCC and lactose are used as adjuvants for mixed tableting to form tablets having water-soluble and insoluble portions. In addition, for example: pigments, fragrances or flow aids (for example: silica or calcium silicate) or other excipients can be added before and after the thermoadhesive granulation. In addition, thermoadhesive granulation can be applied not only to the pharmaceutical industry but also to various industries that require many granulations.
Claims (22)
B)結合剤約1〜約99重量%、及び必要に応じて、
C)崩壊剤0〜約10重量%
を使用した混合物を含み、
初期水分を約0.1〜20%、及び/または薬学的に許容できる有機溶剤を約0.1〜20%含む条件下において、
約30℃〜約130℃の温度範囲まで加熱し、
密閉系統中で転動回転、混合することで前記混合物内の水分又は有機溶剤を前記結合剤に吸収させることによって前記結合剤に粘性を生じさせ、前記粘性を生じた結合剤が近くの粒子を粘着させることにより顆粒を形成する
ことを特徴とする直接錠剤化用調合物または補助剤を調合するための熱粘着式造粒方法。A) about 5 to about 99% by weight of one or more diluent excipients and / or 0 to about 99% by weight of pharmaceutically active ingredient,
B) about 1 to about 99% by weight binder, and optionally
C) 0 to about 10% by weight of disintegrant
It includes mixtures using,
Under conditions containing about 0.1-20% initial moisture and / or about 0.1-20% pharmaceutically acceptable organic solvent,
Heating to a temperature range of about 30 ° C to about 130 ° C;
By rotating and mixing in a closed system, mixing causes the binder to absorb moisture or an organic solvent in the mixture, thereby causing the binder to become viscous. hot tack granulation method for dispensing directly tableting formulation or adjuvant, which comprises forming granules by adhesive.
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