JP4375933B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、車両が有料道路(たとえば、高速道路)の料金所を通過する際に停車することなく自動的に料金の支払いを行うノンストップ自動料金収受システムの車載機および携帯電話端末の双方として用いられる携帯端末に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、行政対応の遅れにより、交通量の増大に対して道路整備を追従させることができず、交通渋滞が社会問題化している。特に、有料道路の料金所付近においては、通行券の受け取りや利用料金の支払いのために車両を一時停止させなければならないことから交通渋滞が発生しやすい。
【0003】
そこで、近時においては、交通渋滞を緩和する手段として、ノンストップ自動料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)が開発されており、すでに一部の有料道路で試験運用されている。このノンストップ自動料金収受システムは、車両に搭載されたETC車載機と、料金所側に設置されたETC路側無線装置との間で無線を介して通信を行うことにより、自動的に利用料金の支払いを行うシステムである。したがって、ノンストップ自動料金収受システムは、料金所で車両を一時停止させる必要がなくなることから、交通渋滞を効果的に緩和させる手段として、有望視されている。
【0004】
第6図は、従来のノンストップ自動料金収受システムの概略を説明する図である。この図に示したように、ノンストップ自動料金収受システムは、車両1に搭載されたETC車載機2およびIC(Integrated Circuit)カード3と、有料道路の料金所に設置されたETC路側無線装置4とから概略構成されている。ETC車載機2は、ETC路側無線装置4との間で、5.8GHz帯の電波を用いて全二重通信方式により無線通信を行う。
【0005】
第7図は、上記ETC車載機2の外観構成を示す図である。この図に示したETC車載機2は、車両1(第6図参照)のダッシュボード上に設置されている。筐体2aには、送受信回路(図示略)が内蔵されている。操作パネル2bには、有料道路の利用金額等を表示するディスプレイ2c、各種操作時に運転者により押下される操作ボタン2eおよび電源をオン/オフするための電源ボタン2fがそれぞれ配設されている。また、操作パネル2bには、ICカード3(第8図参照)が挿入されるICカード挿入口2dが形成されている。
【0006】
第8図に示したICカード3は、基材3aおよびIC3bから構成されている。基材3aは、PVC(塩化ビニル重合体)、PVCA(塩化ビニル・酢酸ビニル重合体)等が薄板形状に形成されてなる。この基材3aの厚さは、0.76mmである。IC3bは、いずれも図示しない、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)と、ETC情報Jを記憶する不揮発性メモリと、揮発性メモリとから構成されている。
【0007】
ETC情報Jは、有料道路の利用料金の支払いに必要な情報であり、入金情報、入口情報、出口情報、利用金額情報および路線情報からなる。入金情報は、有料道路の利用料金の支払い用に利用者の銀行口座に入金された金額、入金日からなる情報である。同図に示した例では、「1999/08/10 入金 ¥10,000」が入金情報である。ノンストップ自動料金収受システムにおいては、上記銀行口座から利用料金が自動引き落としされる。
【0008】
利用金額情報は、有料道路の利用金額、利用日、当該銀行口座の残高および残高照会日からなる情報である。同図に示した例では、「1999/08/11 利用金額 ¥1500」および「1999/08/10 残金 ¥12,000」が利用金額情報である。入口情報は、有料道路の入口(インターチェンジ、ジャンクション等)の名称と、車両1が入口を通過した日付とからなる情報である。同図に示した例では、「1999/08/11 入口 ABCインターチェンジ」が入口情報である。
【0009】
出口情報は、有料道路の出口の(インターチェンジ、ジャンクション等)の名称と、車両1が出口を通過した日付とからなる情報である。同図に示した例では、「1999/08/11 出口 DEFインターチェンジ」が出口情報である。通常、出口および入口の名称は、有料道路における料金所の名称である。路線情報は、車両1の通行ルートを示す情報である。
【0010】
上述したICカード3は、第6図に示したETC車載機2のカード挿入口2d(第7図参照)に挿入される。ETC車載機2は、ETC路側無線装置4から入金情報、入口情報、路線情報、出口情報、利用金額情報を電波を介して受信し、これらをICカード3にライトする。また、ETC車載機2は、ICカード3から入口情報および路線情報をリードし、これらを電波を介してETC路側無線装置4へ送信する。
【0011】
ここで、有料道路の料金所には、第6図に示したETC路側無線装置4が複数台設置されている。すなわち、複数台のETC路側無線装置4は、有料道路の入口および出口に設置されている。入口に設置されたETC路側無線装置4は、上述した路線情報および入口情報を入口に進入してきた車両1へ送信する。
【0012】
一方、出口に設置されたETC路側無線装置4は、ETC車載機2からの入口情報および路線情報を受信した後、出口情報および利用金額情報を当該車両1のETC車載機2へ送信する。ここで利用金額情報における利用金額は、ETC路側無線装置4とオンライン接続された料金計算コンピュータ(図示略)により、入口情報、路線情報および出口情報に基づいて計算される。
【0013】
上記構成において、第6図に示した車両1が有料道路の入口に進入すると、ETC車載機2は、入口に設置されたETC路側無線装置4から路線情報および入口情報を受信した後、これらをICカード3にライトする。この間、車両1は、ノンストップで入口を通過した後、有料道路を通行する。
【0014】
そして、車両1が有料道路の出口に進入すると、ETC車載機2は、出口に設置されたETC路側無線装置4からの出口情報を受信した後、ICカード3から入口情報および路線情報をリードしこれらをETC路側無線装置4へ送信する。これにより、ETC路側無線装置4は、入口情報および路線情報を受信した後、入口情報、路線情報および出口情報をオンラインを介して料金計算コンピュータへ送信する。
【0015】
そして、料金計算コンピュータは、入口情報、路線情報および出口情報に基づいて、車両1にかかる有料道路の利用料金を計算した後、利用者の銀行口座から利用金額分を自動的に引き落とす。つぎに、料金計算コンピュータは、利用金額と、引き落とし後の銀行口座の残高とを利用金額情報としてオンラインを介してETC路側無線装置4へ送信する。
【0016】
これにより、ETC路側無線装置4は、上記利用金額情報を当該車両1のETC車載機2へ送信する。ETC車載機2は、ETC路側無線装置4からの利用金額情報を受信すると、これらをICカード3へライトするとともに、利用金額をディスプレイ2cに表示させる。この間、車両1は、ノンストップで出口を通過した後、一般道路(無料道路)を通行する。
【0017】
ところで、前述したように、従来のノンストップ自動料金収受システムは、有料道路の入口および出口で車両1を停車させることなく、有料道路の利用料金の支払いを行うことができることから、交通渋滞を緩和する手段として非常に優れている。
【0018】
ここで、ノンストップ自動料金収受システムを有効に活用するためには、有料道路を通行する全車両におけるETC車載機2の搭載率を高めることが必須である。言い換えれば、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして確立させるためには、いかにして、一般の車両にETC車載機2を搭載させるかが決め手となる。つまり、利用者の購買意欲をかき立てるようなETC車載機2を提供することが重要となる。
【0019】
一般的に、消費者が車関連の商品を購入する際には、安価であること、容易に設置できること、使いやすいこと等を検討項目として購入するか否かを決定する。しかしながら、ノンストップ自動料金収受システムが導入の初期段階にあることから、ETC車載機2の製造コストが高いという問題がある。
【0020】
また、ETC車載機2は、車両のダッシュボード上に設置されることを前提としている。しかしながら、ノンストップ自動料金収受システムより以前にカーナビゲーションシステムが普及しているため、車両のダッシュボードには、すでにカーナビゲーション用のディスプレイが設置されており、ETC車載機2を設置するスペースの余裕がない場合がある。
【0021】
このように、従来においては、ETC車載機2が購買意欲をかき立てるものとは必ずしも言えないため、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして確立させるための問題が非常に多い。
【0022】
従って、本発明は、利用者が低コストでノンストップ自動料金収受システムを利用することができるとともに、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして確立させることができる携帯端末を提供することを目的としている。
【0023】
【発明の開示】
上記目的を達成するために、本発明は、第1周波数帯の電波を介して携帯電話に関する処理を行う携帯電話手段(後述する一実施の形態の携帯電話用制御部121に相当)と、ノンストップ自動料金収受システムにおける車載機としての機能を備え、料金所に設置された無線装置との間で自動料金収受に関する自動料金収受情報を前記第1周波数帯と異なる第2周波数帯の電波を介して送受信する自動料金収受手段(後述する一実施の形態の共通制御部141に相当)と、受信される電波の周波数帯に応じて、前記携帯電話手段の機能と前記自動料金収受手段の機能とを切り換え制御する切換制御手段(後述する一実施の形態の共通制御部141に相当)と、前記自動料金収受手段の機能を有効にするか無効にするかを利用者の操作によって設定する設定手段(後述する一実施の形態のETCボタン106に相当)と、前記設定手段によって前記自動料金収受手段の機能が有効とされており、かつ、前記切換制御手段によって前記自動料金収受手段の機能へ切り換えられている場合であっても、前記自動料金収受手段が前記第2周波数帯の電波を受信していない場合には、前記携帯電話手段の機能を優先して動作させる優先制御手段(後述する一実施の形態の共通制御部141に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、第1周波数帯の電波が受信されると、切換制御手段により、当該携帯端末の機能が携帯電話手段の機能に切り換えられる。これにより、当該携帯端末は、既存の携帯電話端末として機能する。一方、第2周波数帯の電波が受信されると、切換制御手段により、当該端末の機能が自動料金収受手段の機能に切り換えられる。これにより、当該端末は、ノンストップ自動料金収受システムにおける車載機として機能する。ただし、利用者によって自動料金収受手段の機能が有効とされており、かつ、切換制御手段により、自動料金収受手段の機能へ切り換えられている場合であっても、第2周波数帯の電波が受信されていなければ携帯電話手段の機能を優先して動作させる。
【0025】
このように、本発明にあっては、一つの携帯端末に携帯電話端末としての機能、ノンストップ自動料金収受システムにおける車載機としての機能という双方の機能を持たせたので、めざましい普及率を誇る携帯電話端末に乗じて、実質的に、ノンストップ自動料金収受システムの車載機も普及させることができるため、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして容易に確立することができる。さらに、本発明にあっては、既存の携帯電話端末との部品流用・共用も可能であるため、従来のETC車載機2(第7図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができる。
【0026】
また、本発明は、上記携帯端末において、前記ノンストップ自動料金収受システムで用いられる記録媒体に対する、前記自動料金収受情報のリード/ライトを制御するリード/ライト制御手段(後述する一実施の形態のICカードリーダ/ライタ130に相当)を備えることを特徴とする。
【0027】
この発明によれば、リード/ライト制御手段を備えるようにして、既存のノンストップ自動料金収受システムで用いられる記録媒体のリード/ライトも当該携帯端末で行えるため、使い勝手が向上する。
【0028】
また、本発明は、上記携帯端末において、前記携帯電話に関する情報および前記自動料金収受情報の双方を表示可能な表示手段(後述する一実施の形態のディスプレイ101に相当)を備えることを特徴とする。
【0029】
この発明によれば、携帯電話に関する情報および自動料金収受情報の双方を表示手段に表示するようにしたので、既存の携帯電話端末における表示手段を共通部品として流用可能であることから、従来のETC車載機2(第7図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができる。
【0030】
また、本発明は、上記携帯端末において、少なくとも前記記録媒体の挿入状態を監視し、前記記録媒体が未挿入状態にある場合、未挿入である旨を報知する報知手段(後述する一実施の形態の共通制御部141、ディスプレイ101およびスピーカ108に相当)を備えることを特徴とする。
【0031】
この発明によれば、記録媒体が未挿入状態にある場合、報知手段により未挿入である旨が報知されるようにしたので、挿入し忘れによりノンストップ自動料金収受システムを利用できないという事態を回避することができる。
【0032】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【0033】
はじめに、第1図を参照して前述したノンストップ自動料金収受システムについて詳細に説明する。この図には、ノンストップ自動料金収受システムが採用された有料道路の料金所が図示されている。この料金所の入口INにおいて、入口車線10は、ノンストップ自動料金収受システムを利用できない車両の走行車線である。発券機11は、入口車線10の近傍に設置されており、通行券を発行する。入口車線10上の車両は、発券機11の位置で一旦停止する。そして、当該車両の運転手は、発券機11により発行された通行券を受け取った後、車両を発進させて有料道路を通行する。
【0034】
ETC専用入口車線20は、入口車線10に併設されており、ノンストップ自動料金収受システムを利用可能な車両の走行車線である。このETC専用入口車線20の直上には、手前よりETC路側無線装置50およびETC路側無線装置60が配設されている。ETC路側無線装置50は、前述したETC路側無線装置4(第6図参照)と同様にして、5.8GHz帯の電波を用いて全二重通信方式により無線通信を行う。具体的には、ETC路側無線装置50は、マイクロセル方式により直下の範囲(以下、ETCエリアという)に向けて入口情報を送信する。入口情報は、当該料金所の名称と、車両が入口INを通過した日付とからなる情報である。
【0035】
ETC路側無線装置60は、ETC専用入口車線20の直上であって、ETC路側無線装置50の前方に配設されており、5.8GHz帯の電波を用いて全二重通信方式により無線通信を行う。具体的には、ETC路側無線装置60は、マイクロセル方式により直下のETCエリアに向けて路線情報を送信する。この路線情報は、車両の通行ルートを示す情報である。
【0036】
一方、料金所の出口OUTにおいて、ETC専用出口車線30は、ノンストップ自動料金収受システムを利用可能な車両の走行車線である。このETC専用出口車線30の直上には、ETC路側無線装置70が配設されている。このETC路側無線装置70は、5.8GHz帯の電波を用いて全二重通信方式により無線通信を行う。具体的には、ETC路側無線装置70は、マイクロセル方式により直下のETCエリアに向けて出口情報を送信する。出口情報は、当該料金所の名称と、車両が出口を通過した日付とからなる情報である。
【0037】
また、ETC路側無線装置70は、ETC専用出口車線30を通過する車両からの入口情報を受信し、これを料金計算コンピュータ80へオンラインを介して送信する。この料金計算コンピュータ80は、料金所に設置されており、入口情報、路線情報および出口情報から利用料金を計算した後、利用者の銀行口座から利用金額分を自動的に引き落とす。また、料金計算コンピュータ80は、有料道路の利用金額と、利用日と、引き落とし後の銀行口座の残高と、残高照会日とを利用金額情報としてオンラインを介してETC路側無線装置70へ送信する。ETC路側無線装置70は、料金計算コンピュータ80からの利用金額情報を直下のETCエリアへ向けて送信する。
【0038】
出口車線40は、ETC専用出口車線30に併設されており、ノンストップ自動料金収受システムを利用できない車両の走行車線である。利用料金収受所41は、出口車線40の近傍に設置されており、利用料金の収受を行う係員の待機所である。出口車線40上の車両は、利用料金収受所41の位置で一旦停止する。そして、当該車両の運転手は、通行券を係員に手渡しした後、表示板(図示略)に表示される利用金額を確認する。つぎに、運転手は、有料道路の利用料金を係員に手渡しした後、車両を発進させて一般道路(無料道路)を通行する。
【0039】
携帯電話用無線基地局90は、携帯電話網(図示略)に接続されており、800MHz帯や1.5GHz帯の電波を用いて、自身がカバーするエリア内に存在する携帯電話端末との間で通信を行う。
【0040】
つぎに、上述したノンストップ自動料金収受システムに適用される一実施の形態の構成について第2図および第3図を参照して説明する。第2図は、一実施の形態の外観構成を示す図であり、第3図は、一実施の形態の電気的構成を示すブロック図である。第2図(a)に示した携帯端末100は、ノンストップ自動料金収受システムにおけるETC車載機2(第7図参照)としての機能と、携帯電話端末としての機能という二つの機能を兼ね備えるものであり、有料道路を通行する車両の運転手により携帯される。また、携帯端末100の形状は、既存の携帯電話端末の形状とほぼ同じである。
【0041】
この携帯端末100において、ディスプレイ101は、表面100aに配設されており、ノンストップ自動料金収受システムにおけるETC情報J(第8図参照)や、携帯電話における通話に必要な通話情報(電話番号、電波の受信強度、発着信メッセージ等)を表示する。テンキー102は、ディスプレイ101の同図下方であって、表面100aに配設されており、電話番号等の入力に用いられるキー「0」〜「9」、「*」および「#」から構成されている。
【0042】
電源ボタン103は、電源のオン/オフ時に押下されるボタンである。発信ボタン104は、携帯電話における発着信時に押下されるボタンである。切断ボタン105は、携帯電話における通話の終了時に押下されるボタンである。ETCボタン106は、携帯端末100のモードを携帯電話モードからETC/携帯電話モードに変更させる場合に押下されるボタンである。
【0043】
上記携帯電話モードは、携帯端末100を携帯電話端末として機能させるというモードである。一方、ETC/携帯電話モードは、携帯端末100をノンストップ自動料金収受システムにおけるETC車載機2(第7図参照)として機能させるとともに、携帯電話端末として機能させるというモードである。
【0044】
マイク107は、テンキー102の下方であって表面100aに配設されており、携帯電話における通話用である。スピーカ108は、ディスプレイ101の上方であって表面100aに配設されており、携帯電話における通話や、各種メッセージ音の鳴動に用いられる。携帯電話用アンテナ109は、携帯電話専用のアンテナであり、800MHz帯または1.5GHz帯の電波を用いて、第1図に示した携帯電話用無線基地局90との間で通話情報の送受信を行う。
【0045】
ETC用アンテナ110は、ノンストップ自動料金収受システム専用のアンテナであり、5.8GHz帯の電波を用いて、第1図に示したETC路側無線装置50、60および70との間でETC情報J(第8図参照)の送受信を行う。第2図(b)において、携帯端末100の右側面100bには、長手方向にICカード挿入口100cが形成されている。このICカード挿入口100cには、ICカード3(第8図参照)が挿入される。この挿入状態においては、ICカード3のIC3bは、携帯端末100と電気的に接続される。
【0046】
つぎに、上述した携帯端末100の電気的構成について第3図を参照して説明する。第3図において、第2図(a)および(b)の各部に対応する部分には同一の符号を付けその説明を省略する。第3図において、電源111は、リチウムイオン電池等の二次電池であり、装置各部へ電力を供給する。
【0047】
携帯電話部120は、主として携帯電話に関する要素から構成されている。この携帯電話部120において、携帯電話用制御部121は、携帯電話における発信、着信、通話、終話時に各部を制御する。テンキー制御部122は、テンキー102を制御するものであり、テンキー102において押下されたキーに対応する信号を携帯電話用制御部121へ出力する。ディスプレイ制御部123は、ディスプレイ101における表示制御を行う。電源供給制御部124は、電源111からの電力を各部へ供給する際の制御を行う。
【0048】
ICカードリーダ/ライタ130は、ICカード挿入口100c(第2図(b)参照)の近傍に配設されており、ICカード挿入口100cに挿入されたICカード3(IC3b)からETC情報J(第8図参照)をリードし、またICカード3にETC情報Jをライトする。このICカードリーダ/ライタ130において、リード/ライト部131は、ICカード3(IC3b)からETC情報Jをリードし、またICカード3(IC3b)にETC情報Jをライトする。データ処理部132は、リード/ライト部131におけるデータを処理する。
【0049】
共通部140は、携帯電話およびノンストップ自動料金収受システムの双方で共通に用いられる要素からなる。この共通部140において、共通制御部141は、携帯端末100が携帯電話端末として機能した場合、携帯端末100がETC車載機2(第7図参照)として機能した場合に両機能に関する制御を行う。この共通制御部141の動作の詳細については、後述する。
【0050】
携帯電話用送信部142は、携帯電話専用の送信部であり、携帯電話に関する通話信号に変調をかけ、変調信号を携帯電話用アンテナ109を介して800MHzまたは1.5GHz帯の電波として送信する。携帯電話用受信部143は、携帯電話用送信部142と同様にして、携帯電話専用の受信部であり、携帯電話用アンテナ109を介して携帯電話に関する800MHzまたは1.5GHz帯の電波を受信し、これを復調する。
【0051】
ETC用送信部144は、ノンストップ自動料金収受システム専用の送信部であり、ETC車載機2(第7図参照)と同様にして、ETC用アンテナ110を介して、5.8GHz帯の電波としてETC情報Jを送信する。ETC用受信部145は、ノンストップ自動料金収受システム専用の受信部であり、ETC用アンテナ110を介してETC情報Jに関する5.8GHz帯の電波を受信する。切換器146、切換器147および切換器148は、共通制御部141により切り換え制御され、携帯電話用アンテナ109とETC用アンテナ110との切り換えを行う。
【0052】
つぎに、一実施の形態の動作について第4図に示したフローチャートを参照しつつ説明する。以下においては、第1図に示した車両Mが入口INを通過し、有料道路を走行した後、出口OUTを通過する場合の動作について説明する。ただし、出口OUTの通過時においては、同図に示した料金所を別の料金所とみなして説明する。またETC専用入口車線20を走行する車両Mには、携帯端末100およびICカード3(第2図(a)および(b)参照)が搭載されているものとする。
【0053】
このような前提において、車両Mの運転手により、第2図(a)に示した電源ボタン103が押下されると、第3図に示した携帯電話用制御部121は、第4図に示したステップSA1へ進む。ステップSA1では、携帯電話用制御部121は、電源供給制御部124へ電力供給制御を行うように指示を出す。電源供給制御部124は、電源111からの電力を各部へ供給する制御を行う。これにより、携帯端末100が起動される。
【0054】
つぎのステップSA2では、共通制御部141は、携帯端末100のモードが前述したETC/携帯電話モードであるか否かを判断する。ここで、携帯端末100は、第5図に示した状態5および状態8にある場合に、ETC/携帯電話モードとされる。
【0055】
すなわち、状態5および状態8のように、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130(ICカード挿入口100c)に挿入され、かつETCボタン106が押下された場合には、携帯端末100のモードがETC/携帯電話モードとされる。
【0056】
なお、状態5に示したように、携帯端末100のモードがETC/携帯電話モードとされている場合であっても、車両MがETC路側無線装置50、60または70のETCエリア外に位置しているときには、携帯端末100は、ETC車載機として機能しない。一方、状態8に示したように、携帯端末100のモードがETC/携帯電話モードとされ、かつ車両MがETCエリア内に位置している場合、携帯端末100は、ETC車載機として機能する。
【0057】
また、第5図に示した状態1〜状態4、状態6および状態7の場合、携帯端末100のモードは、携帯電話モードとされる。すなわち、状態1においては、ICカード3が未挿入であり、かつETCボタン106が未押下である。この場合、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。状態2においては、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130に挿入されており、かつETCボタン106が未押下である。この場合、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。
【0058】
状態3においては、ICカード3が未挿入であり、かつETCボタン106が押下されている。この場合、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。状態4においては、ICカードリーダ/ライタ130が未挿入であり、かつETCボタン106が未押下である。この場合、車両MがETCエリア内に位置しても、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。
【0059】
また、状態6においては、ICカード3が未挿入であり、かつETCボタン106が押下されている。この場合、車両MがETCエリア内に位置しても、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。状態7においては、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130に挿入されており、かつETCボタン106が未押下である。この場合、車両MがETCエリア内に位置しても、携帯端末100は、ETC車載機として機能せず、携帯電話端末として機能する。
【0060】
この場合、第1図に示したETC専用入口車線20上を走行している車両Mにおいて、携帯端末100の状態は、第5図に示した状態5であるものとする。すなわち、携帯端末100においては、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130に挿入されており、かつETCボタン106が押下されているものとする。また、車両Mは、第1図に示したETC路側無線装置50の直下のETCエリア外に位置しているものとする。したがって、この場合、携帯端末100のモードがETC/携帯電話モードであるため、共通制御部141は、ステップSA2の判断結果を「Yes」として、ステップSA6へ進む。
【0061】
一方、ステップSA2の判断結果が「No」である場合、すなわち、携帯端末100のモードが携帯電話モードである場合、共通制御部141は、ステップSA3へ進む。ステップSA3では、共通制御部141は、ETCボタン106が押下されているか否かを判断し、この判断結果が「No」である場合、ステップSA6へ進む。また、ステップSA3の判断結果が「Yes」である場合、共通制御部141は、ステップSA4へ進む。
【0062】
ステップSA4では、共通制御部141は、データ処理部132からの挿入状態信号に基づいて、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130に挿入されているか否かを判断し、この判断結果が「No」である場合、ステップSA14へ進む。上記挿入状態信号は、ICカード3がICカードリーダ/ライタ130に挿入されているか否かを示す信号である。ステップSA14では、共通制御部141は、携帯電話部120へICカード未挿入メッセージを表示すべきことを指示した後、ステップSA2へ戻る。
【0063】
これにより、携帯電話用制御部121は、ディスプレイ制御部123を経由してディスプレイ101に「ICカードが挿入されていません。」というICカード未挿入メッセージを表示させる。一方、ステップSA4の判断結果が「Yes」である場合、共通制御部141は、ステップSA5で携帯端末100のモードを携帯電話モードからETC/携帯電話モードへ変更した後、ステップSA6へ進む。
【0064】
ステップSA6では、共通制御部141は、携帯電話用アンテナ109またはETC用アンテナ110を介して、携帯電話用受信部143またはETC用受信部145により電波が受信されたか否かを判断する。この場合、判断結果が「No」、すなわち携帯端末100が受信待ち受け状態にあるものとすると、共通制御部141は、ステップSA6の判断結果を「No」として、ステップSA2へ戻り、上述した動作を繰り返す。
【0065】
ここで、受信待ち受け状態においては、共通制御部141は、切換器146を切換器148側に切り換え制御するとともに、切換器147を切換器148側に切り換え制御する。さらに共通制御部141は、切換器148を携帯電話用受信部143側とETC用受信部145側に交互に切り換え制御する。
【0066】
そして、第1図に示したETC専用入口車線20上を走行している車両MがETC路側無線装置50の直下のETCエリアに位置すると、ETC用受信部145は、ETC路側無線装置50からの5.8GHz帯の電波をETC用アンテナ110、切換器147および切換器148を介して受信する。これにより、共通制御部141は、ステップSA6の判断結果を「Yes」として、ステップSA7へ進む。
【0067】
ステップSA7では、共通制御部141は、ETC路側無線装置50からのETC情報(この場合、路線情報)を受信した後、ステップSA8へ進む。ステップSA8では、ETC情報の情報種別を判別する。この場合、ETC情報が路線情報であるため、共通制御部141は、ステップSA9へ進む。ステップSA9では、共通制御部141は、データ処理部132へ路線情報を渡した後、ステップSA2へ戻り、上述した動作を繰り返す。これにより、リード/ライト部131は、第8図に示したICカード3(IC3b)に上記路線情報を書き込む。
【0068】
そして、第1図に示したETC専用入口車線20上を走行している車両MがETC路側無線装置60の直下のETCエリアに位置すると、ETC用受信部145は、ETC路側無線装置60からの5.8GHz帯の電波をETC用アンテナ110、切換器147および切換器148を介して受信する。これにより、共通制御部141は、ステップSA6の判断結果を「Yes」として、ステップSA7へ進む。
【0069】
ステップSA7では、共通制御部141は、ETC路側無線装置60からのETC情報(この場合、入口情報)を受信した後、ステップSA8へ進む。ステップSA8では、ETC情報の情報種別を判別する。この場合、ETC情報が入口情報であるため、共通制御部141はステップSA10へ進む。ステップSA10では、共通制御部141は、データ処理部132へ入口情報を渡した後、ステップSA2へ戻り、上述した動作を繰り返す。これにより、リード/ライト部131は第8図に示したICカード3(IC3b)に上記入口情報を書き込む。
【0070】
このように、車両Mは、ETC専用入口車線20において停車することなく、有料道路へ入る。以後、車両Mは、別の料金所の出口OUTを目指して、有料道路を通行する。そして、車両Mが別の料金所の出口OUTにおけるETC専用出口車線30に進入し、かつETC路側無線装置70の直下のETCエリアに位置すると、ETC用受信部145は、ETC路側無線装置70からの5.8GHz帯の電波をETC用アンテナ110、切換器147および切換器148を介して受信する。これにより、共通制御部141は、ステップSA6の判断結果を「Yes」として、ステップSA7へ進む。
【0071】
ステップSA7では、共通制御部141は、ETC路側無線装置70からのETC情報(この場合、出口情報)を受信した後、ステップSA8へ進む。ステップSA8では、ETC情報の情報種別を判別する。この場合、ETC情報が出口情報であるため、共通制御部141は、ステップSA11へ進む。ステップSA11では、共通制御部141は、データ処理部132へICカード3(IC3b)から入口情報および路線情報を読み出すように指示を出す。リード/ライト部131は、ICカード3(IC3b)から入口情報および路線情報を読み出し、これをデータ処理部132を経由して共通制御部141へ渡す。
【0072】
これにより、共通制御部141は、切換器147をETC用送信部144側に切り換え制御した後、ETC用送信部144へ入口情報および路線情報を渡す。これにより、ETC用送信部144は、切換器147およびETC用アンテナ110を介して入口情報および路線情報を送信する。この送信が終了すると、共通制御部141は、切換器147を切換器148側に切り換え制御した後、ステップSA12へ進む。ステップSA12では、共通制御部141は、ETC用受信部145がETC路側無線装置70から利用金額情報を受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として同判断を繰り返す。
【0073】
また、ETC用アンテナ110から送信された入口情報および路線情報は、ETC路側無線装置70により受信される。これにより、ETC路側無線装置70は、入口情報および路線情報をオンラインを介して料金計算コンピュータ80へ送信する。料金計算コンピュータ80は、入口情報、路線情報および出口情報に基づいて、車両Mにかかる有料道路の利用料金を計算した後、利用者の銀行口座から利用金額分を自動的に引き落とす。つぎに、料金計算コンピュータ80は、利用金額と、引き落とし後の銀行口座の残高とを利用金額情報としてオンラインを介してETC路側無線装置70へ送信する。
【0074】
これにより、ETC路側無線装置70は、上記利用金額情報を直下(ETCエリア内)に位置する車両Mへ向けて送信する。そして、利用金額情報は、ETC用アンテナ110、切換器147および切換器148を介してETC用受信部145に受信される。これにより、共通制御部141は、ステップSA12の判断結果を「Yes」として、ステップSA13へ進む。
【0075】
ステップSA13では、共通制御部141は、データ処理部132へ出口情報および利用金額情報を渡す。これにより、リード/ライト部131は、第8図に示したICカード3(IC3b)に上記出口情報および利用金額情報を書き込む。また、共通制御部141は、携帯電話用制御部121へ利用金額情報をディスプレイ101に表示させるように指示を出した後、ステップSA2へ戻り、上述した動作を繰り返す。
【0076】
これにより、携帯電話用制御部121は、ディスプレイ制御部123を経由してディスプレイ101に、たとえば「利用金額は、¥1,500です。」という利用金額メッセージを表示させる。このように、車両Mは、ETC専用出口車線30において停車することなく、有料道路から一般道路へ出る。
【0077】
ここで、携帯電話用無線基地局90から携帯端末100宛の800MHz帯または1.5GHz帯の電波が送信されると、当該電波は、携帯電話用アンテナ109、切換器146および切換器148を介して携帯電話用受信部143に受信される。これにより、共通制御部141は、ステップSA6の判断結果を「Yes」とする。この場合、受信した電波の周波数帯が5.8GHz帯以外の周波数帯(800MHzまたは1.5GHz)であるため、共通制御部141は、ステップSA15へ進む。
【0078】
ステップSA15では、共通制御部141は、携帯電話用制御部121に通話処理を行わせる。これにより、携帯電話用制御部121は、スピーカ108により着信音を鳴動させる。そして、運転手により、発信ボタン104が押下されると、携帯端末100と携帯電話用無線基地局90との間で携帯電話用の無線回線が形成される。以後、既存の携帯電話端末と同様にして、運転手により通話が行われた後、切断ボタン105が押下されると、携帯電話用制御部121は、通話処理を終了させる。これにより、共通制御部141は、ステップSA2へ戻り、上述した動作を繰り返す。
【0079】
以上説明したように、一実施の形態によれば、一つの携帯端末100に携帯電話端末としての機能、ノンストップ自動料金収受システムにおけるETC車載機2(第7図参照)としての機能という双方の機能を持たせたので、めざましい普及率を誇る携帯電話端末に乗じて、実質的に、ノンストップ自動料金収受システムの車載機も普及させることができるため、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして容易に確立することができる。
【0080】
また、一実施の形態によれば、既存の携帯電話端末との部品流用・共用も可能であるため、従来のETC車載機2(第7図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができる。
【0081】
また、一実施の形態によれば、ICカードリーダ/ライタ130を備えるようにして、既存のノンストップ自動料金収受システムで用いられるICカード3のリード/ライトも当該携帯端末100で行えるため、使い勝手が向上する。
【0082】
さらに、一実施の形態によれば、携帯電話に関する情報およびETC情報Jの双方をディスプレイ101に表示するようにしたので、既存の携帯電話端末におけるディスプレイを共通部品として流用可能であることから、従来のETC車載機2(第7図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができる。
【0083】
加えて、一実施の形態によれば、ICカード3が未挿入状態にある場合、未挿入である旨が利用者に報知されるようにしたので、挿入し忘れによりノンストップ自動料金収受システムを利用できないという事態を回避することができる。
【0084】
以上本発明の一実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成例はこの一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。たとえば、一実施の形態においては、ノンストップ自動料金収受システムにおけるETC車載機2(第7図参照)の機能と携帯電話端末の機能とを一つの携帯端末に備えた例について説明したが、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる個人向けの携帯情報機器にETC車載機2の機能を持たせてもよい。
【0085】
また、一実施の形態においては、ステップSA14でICカード未挿入メッセージをディスプレイ101に表示させる例について説明したが、共通制御部141の制御の下で、スピーカ108からの音により未挿入である旨を利用者に報知するようにしてもよい。
【0086】
以上説明したように、本発明によれば、一つの携帯端末に携帯電話端末としての機能、ノンストップ自動料金収受システムにおける車載機としての機能という双方の機能を持たせたので、めざましい普及率を誇る携帯電話端末に乗じて、実質的に、ノンストップ自動料金収受システムの車載機も普及させることができるため、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして容易に確立することができるという効果を奏する。
【0087】
また、既存の携帯電話端末との部品流用・共用も可能であるため、従来のETC車載機2(第7図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができるという効果を奏する。
【0088】
また、本発明によれば、リード/ライト制御手段を備えるようにして、既存のノンストップ自動料金収受システムで用いられる記録媒体のリード/ライトも当該携帯端末で行えるため、使い勝手が向上するという効果を奏する。
【0089】
また、本発明によれば、携帯電話に関する情報および自動料金収受情報の双方を表示手段に表示するようにしたので、既存の携帯電話端末における表示手段を共通部品として流用可能であることから、従来のETC車載機2(第8図参照)に比して、低コストでしかも小型にすることができるという効果を奏する。
【0090】
また、本発明によれば、記録媒体が未挿入状態にある場合、報知手段により未挿入である旨が報知されるようにしたので、挿入し忘れによりノンストップ自動料金収受システムを利用できないという事態を回避することができるという効果を奏する。
【0091】
【産業上の利用可能性】
以上のように、本発明にかかる携帯端末は、普及率が高い携帯電話端末の機能に加えてノンストップ自動料金収受システムにおける車載機の機能を備え、ノンストップ自動料金収受システムをインフラとして確立させることができることから交通渋滞の緩和に対して有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、ノンストップ自動料金収受システムを説明する斜視図である。
【図2】 第2図は、本発明にかかる一実施の形態の外観構成を示す図である。
【図3】 第3図は、同一実施の形態の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】 第4図は、同一実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 第5図は、同一実施の形態における動作を説明する状態遷移図である。
【図6】 第6図は、従来におけるノンストップ自動料金収受システムの概略を説明する図である。
【図7】 第7図は、第6図に示したETC車載機2の外観構成を示す斜視図である。
【図8】 第8図は、第6図に示したICカード3の構成を示す平面図である。
Claims (3)
- 第1周波数帯の電波を介して携帯電話に関する処理を行う携帯電話手段と、
ノンストップ自動料金収受システムにおける車載機としての機能を備え、料金所に設置された無線装置との間で自動料金収受に関する自動料金収受情報を前記第1周波数帯と異なる第2周波数帯の電波を介して送受信する自動料金収受手段と、
前記自動料金収受手段の機能を有効にするか無効にするかを利用者の操作によって設定する設定手段と、
前記設定手段によって前記自動料金収受手段の機能が有効と設定されている場合であって前記第2の周波数帯の電波を受信した場合に、前記自動料金収受手段の機能を動作させ、前記設定手段によって前記自動料金収受手段の機能が有効と設定されている場合であって前記第1の周波数帯の電波を受信した場合、又は、前記設定手段によって前記自動料金収受手段の機能が有効と設定されていない場合に、前記携帯電話手段の機能を動作させるよう制御する制御手段と、
前記携帯電話に関する情報および前記自動料金収受情報の双方を表示可能な表示手段と、
を備えることを特徴とする携帯端末。 - 前記ノンストップ自動料金収受システムで用いられる記録媒体に対する、前記自動料金収受情報のリード/ライトを制御するリード/ライト制御手段を備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載の携帯端末。
- 少なくとも前記記録媒体の挿入状態を監視し、前記記録媒体が未挿入状態にある場合、未挿入である旨を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求の範囲第2項記載の携帯端末。
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