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JP4375036B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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JP4375036B2 JP2004028520A JP2004028520A JP4375036B2 JP 4375036 B2 JP4375036 B2 JP 4375036B2 JP 2004028520 A JP2004028520 A JP 2004028520A JP 2004028520 A JP2004028520 A JP 2004028520A JP 4375036 B2 JP4375036 B2 JP 4375036B2
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Description

本発明は、使用者による入力操作に対応する入力対応動作、または使用者への情報を出力する出力動作を行うユーザインターフェース手段を備えるナビゲーション装置に関する。
従来より、使用者(ユーザ)から目的地設定の入力操作を受け付けて、使用者が設定した目的地までの通行経路を探索し、探索結果として得られる案内経路に従って、使用者を目的地まで誘導するナビゲーション装置が知られている。
そして、ナビゲーション装置において使用者による各種情報(目的地など)の入力操作に対応する入力対応動作を行うユーザインターフェース手段としては、例えば、ディスプレイ装置の画面に複数の操作メニュー項目を表示し、使用者によるタッチ入力画面を介したタッチ操作を受け付ける構成のユーザインターフェース手段がある。使用者は、ユーザインターフェース手段を介して任意の入力操作を行うことで、目的地の設定や経路探索条件の設定などを行うことが出来る。
なお、使用者による入力操作は、タッチ操作に限られず、画面枠外に設けられた操作スイッチなどの操作による入力操作であってもよい。
また、ナビゲーション装置は、使用者に対して各種情報(案内経路など)を出力する出力動作を行うユーザインターフェースとして、画面に目的地までの案内経路を表示するディスプレイ装置や、進行方向などを指示する音声メッセージを出力するスピーカなどを備えている。
そして、従来のナビゲーション装置としては、目的地までの通行経路を探索するにあたり、案内する時間帯や曜日などの時期的条件に応じて、案内経路を変更する構成のナビゲーション装置が提案されている(特許文献1および特許文献2参照)。
このように、時期的条件に基づいて案内経路を変更することにより、最短時間で目的地に到着できるなど、使用者にとって有利な案内経路を設定できるという利点がある。
特開2002−148065号公報(段落番号[0041]) 特開平9−5099号公報(請求項2,請求項3)
ところで、先行技術文献に記載されたナビゲーション装置は、ユーザインターフェースの入力対応動作および出力動作が何らかの条件に応じて変更される構成ではなく、常に同一の入力対応動作および出力動作を実行するよう構成されている。
これに対して、使用者のスケジュール状況は常に変化しており、こうした状況変化に伴い、使用者がユーザインターフェースに対して優先的に要求する動作形態も変化することになる。
つまり、上記従来のナビゲーション装置は、ユーザインターフェースの動作形態が常に同一であることから、状況変化に伴い使用者の要求が変化した場合でも、その変化に応じた入力対応動作を実行できず、使用者にとって入力操作が煩雑となり、操作性に劣る場合があるという問題が生じる。
例えば、各種操作メニュー項目が配置されたメニュー画面が複数ページにわたり表示される場合において、使用者から表示要求が入力された際に初期画面として表示されるメニュー画面が常に同一であると、初期メニュー画面に表示される操作メニュー項目は、常に同一内容となる。しかし、カーナビゲーション装置の実使用環境においては、使用者の勤務時間帯において使用頻度の高いメニュー項目と、使用者のプライベート時間帯において使用頻度の高いメニュー項目とは、それぞれ異なる場合が多い。
このように、使用者の要求頻度の高い操作メニュー項目は、使用者のスケジュール状況に応じて変化するため、選択したい操作メニュー項目を表示するために、複数のメニュー画面を順次表示させる操作が必要になる場合があり、これは使用者にとって操作作業の増加となり、操作作業が煩雑となる問題がある。
また、ユーザインターフェースの出力動作についても、常に同一の出力形態に固定されている場合には、使用者のスケジュール状況に応じた快適な使用環境を提供できないことがある。
例えば、案内経路を音声出力により使用者に通知するにあたり、案内音声により作り出される雰囲気が常に同一である場合には、使用者の勤務時間帯に要求される雰囲気に応じた案内音声の出力態様と、使用者のプライベート時間帯に要求される雰囲気に応じた案内音声の出力態様とのうち、いずれか一方の要求にしか応えることができない。
そこで、本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、使用者のスケジュール状況が変化する場合であっても、使用者にとっての操作性や快適性が低下するのを抑制するカーナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、ユーザインターフェース手段を備えて、目的地までの経路を案内するナビゲーション装置であって、スケジュール判定手段が使用者のスケジュールを判定し、その判定結果に基づき、動作形態制御手段が、ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を変更すること、を特徴とするナビゲーション装置である。
つまり、ユーザインターフェース手段は、使用者による入力操作に対応する入力対応動作、または使用者への情報を出力する出力動作を行うものであるが、動作形態制御手段が、使用者のスケジュールに応じてユーザインターフェース手段における入力対応動作形態を変更する。このことから、状況変化に伴い使用者の要求が変化する場合でも、その変化に応じた入力対応動作を実行できる。これにより、使用者における入力操作の煩雑さを解消でき、ナビゲーション装置の操作性の向上を図ることができる。
また、動作形態制御手段が、使用者のスケジュールに応じてユーザインターフェース手段における出力動作形態を変更することから、状況変化に伴い使用者が快適と感じる使用環境が変化した場合でも、その変化に応じた出力動作を実行できる。これにより、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、ナビゲーション装置の使用感の向上を図ることができる。
そして、上述のナビゲーション装置は、例えば、請求項に記載のように、使用者のスケジュールの種類と入力対応動作形態または出力動作形態を対応させて記憶する対応設定記憶手段を備え、スケジュール判定手段が、現在日時に基づき、使用者のスケジュールを判定するとよい。
つまり、使用者のスケジュールは、1日のうちで時間帯ごとに変化し、また、1週間のうちで曜日ごとに変化することから、現在日時から時刻、日付および曜日のうち少なくともいずれかを特定し、その特定結果を用いることで、使用者のスケジュールを判定することができる。
そして、動作形態制御手段は、ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を、対応設定記憶手段に記憶された動作形態のうち、スケジュール判定手段での判定結果(換言すれば、判定されたスケジュールの種類)に対応する動作形態に変更するのである。
これにより、使用者のスケジュールの種類に応じて、使用者における入力操作の煩雑さを解消できることから、ナビゲーション装置の操作性を向上でき、また、使用者にとって快適な使用環境を提供できることから、ナビゲーション装置の使用感の向上を図ることができる。
また、上述のナビゲーション装置は、例えば、請求項に記載のように、使用者のスケジュールの種類と入力対応動作形態または出力動作形態を対応させて記憶する対応設定記憶手段を備え、スケジュール判定手段が、使用者の行動予定情報を外部から取得して、行動予定情報に基づき、使用者のスケジュールを判定してもよい。
そして、動作形態制御手段は、ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を、対応設定記憶手段に記憶された動作形態のうち、スケジュール判定手段にて判定されたスケジュールの種類に対応する動作形態に変更するのである。
つまり、使用者の行動予定情報によれば、使用者のスケジュールを正確に判定できることから、その判定結果に基づきユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を変更することで、ユーザインターフェース手段の動作形態を使用者のスケジュールに適した動作形態に変更することが出来る。
このように構成されたナビゲーション装置は、使用者における入力操作の煩雑さを解消でき、また、使用者にとって快適な使用環境を提供できる。
なお、使用者の行動予定情報の取得方法としては、例えば、行動予定情報が保存されている個人用の携帯情報端末(PDA)などから取得する方法や、行動予定情報が保存されているデータ保存装置などから通信回線を通じて取得する方法などがある。
次に、上述のナビゲーション装置は、例えば、請求項に記載のように、ユーザインターフェース手段が、少なくとも操作メニュー項目を表示するための表示手段を備え、動作形態制御手段が、表示手段における表示形態を制御する表示制御手段を備えるとよい。
これにより、状況変化に伴い使用者の要求が変化した場合でも、その変化に応じた操作メニュー項目を表示することができ、使用者における入力操作の煩雑さを解消することができる。
なお、表示形態の変更方法としては、例えば、複数の操作メニュー項目を表示するにあたり、操作メニュー項目を複数ページに分けて表示する構成のユーザインターフェース手段においては、スケジュール判定結果に応じて、先頭ページに表示する操作メニュー項目を変更する方法が挙げられる。
これにより、使用者のスケジュールに応じて、最適な操作メニュー項目を先頭ページに表示することができ、使用者にとってメニュー選択操作が容易となり、入力操作の煩雑さを解消することができる。
また、上述のナビゲーション装置においては、例えば、請求項に記載のように、表示制御手段は、表示手段における表示形態を制御するにあたり、複数の操作メニュー項目が配置されたメニュー画面を表示するよう構成することが出来る。そして、この場合、表示制御手段は、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、メニュー画面に表示する操作メニュー項目の表示順序を変更するとよい。
そして、表示制御手段は、メニュー画面を表示するにあたり、メニュー画面の表示初期段階において、使用者のスケジュールの種類に対応した操作メニュー項目が表示されるように、操作メニュー項目の表示順序を変更するのである。
このようにして、表示制御手段が操作メニュー項目の表示順序を変更することにより、スケジュールの種類が変化した場合であっても、使用者は、複数のメニュー画面の中から操作メニュー項目を探すための画面送り操作を実行する必要が無いため、入力操作の煩雑さを解消することができる。
これにより、使用者における入力操作の煩雑さを解消でき、ナビゲーション装置の操作性の向上を図ることができる。
また、上述のナビゲーション装置においては、例えば、請求項に記載のように、表示制御手段は、表示手段に表示する画面意匠を制御するよう構成することが出来る。そして、表示制御手段は、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、画面意匠を変更するとよい。
つまり、使用者のスケジュールの種類に応じて、表示制御手段が画面意匠を変更することで、使用者のスケジュールの種類に適した画面意匠を表示手段に表示するナビゲーション装置を実現することが出来る。
これにより、表示手段に表示される画面意匠は、使用者のスケジュールの種類に適した画面意匠となるため、状況変化に伴い使用者にとって快適な使用環境が変化した場合でも、ユーザインターフェース手段は、その変化に応じた出力動作を実行できる。これにより、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、ナビゲーション装置の使用感の向上を図ることができる。
なお、画面意匠は、表示枠の色、文字フォント、文字書体、文字色、画面背景模様(壁紙)の種類などにより定められる。
次に、上述のナビゲーション装置においては、例えば、請求項に記載のように、ユーザインターフェース手段は、少なくとも案内経路を通知する音声メッセージを出力する音声出力手段を備え、動作形態制御手段は、音声出力手段からの音声出力形態を制御する音声出力制御手段を備えるとよい。
そして、音声出力制御手段が、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、音声出力形態を変更するのである。
この結果、状況変化に伴い使用者にとって快適な使用環境が変化した場合でも、その変化に応じた音声出力動作を実行できる。これにより、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、ナビゲーション装置の使用感の向上を図ることができる。
また、上述のナビゲーション装置においては、請求項に記載のように、音声出力制御手段は、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、出力する音声における音のトーンを変更することにより、音声出力形態を変更すると良い。
例えば、スケジュール判定手段が、使用者のスケジュールが勤務時間帯を示す勤務用スケジュールであるか否かを判定し、音声出力制御手段が、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には、音声出力手段が出力する音声における音のトーンを低音に設定し、一方、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には、音声出力手段が出力する音声における音のトーンを高音に設定するといった具合である。
つまり、音声出力制御手段は、例えば、あるスケジュールの種類においては、出力音声の音のトーンを低くすることで、落ち着いた雰囲気を演出でき、また、他のスケジュールの種類においては、出力音声の音のトーンを高くすることで楽しい雰囲気を演出できる。
よって、このナビゲーション装置によれば、使用者のスケジュール状況の変化に応じて出力音声によって形成される雰囲気を変更しつつ、経路案内を実行することができ、使用者の満足度を向上することができる。
また、上述のナビゲーション装置においては、請求項に記載のように、音声出力制御手段は、複数種類の音声メッセージの中からいずれかの音声メッセージを出力するように、音声出力手段の音声出力形態を制御するように構成することが出来る。そして、音声出力制御手段は、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、音声出力手段が出力する音声メッセージをスケジュールの種類に適した音声メッセージに変更することにより、音声出力手段の音声出力形態を変更すると良い。
例えば、音声データ記憶手段が、音声メッセージとして、少なくとも勤務用音声メッセージおよびプライベート用音声メッセージを記憶しており、音声出力制御手段が、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には、音声出力手段が出力する音声メッセージを勤務用音声メッセージに設定し、一方、スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には、音声出力手段が出力する音声メッセージをプライベート用音声メッセージに設定するといった具合である。
つまり、音声出力制御手段は、使用者のスケジュールに適した文章で構成された音声メッセージを出力するように、ユーザインターフェース手段(音声出力手段)の出力動作形態を変更するのである。
これにより、使用者のスケジュール状況の変化に応じて出力音声によって形成される雰囲気を変更しつつ、経路案内を実行することができ、使用者の満足度を向上することができる。
なお、音声出力制御手段は、同一の意味内容を表す音声メッセージであって、異なる文章で構成される少なくとも2種類以上の音声メッセージのうち、いずれかのメッセージを出力できるよう構成することで、上記のように、スケジュール判定手段による判定結果に応じて、音声出力形態を変更することができる。
以下に、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。
なお、本発明の実施形態は、下記の実施形態に限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
図1は、使用者が設定した目的地までの経路を案内する車載用のナビゲーション装置1の概略構成図である。
ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する位置検出器12と、当該装置へ各種指令を入力するための操作スイッチ群20と、当該装置へ各種指令を入力するための図示しないリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)からの信号を入力するためのリモコンセンサ21と、外部機器から地図情報やユーザスケジュール情報などの各種情報を入力するためのデータ入力器22と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、音声出力するためのスピーカ28と、各種処理を実行するナビ制御回路30と、を備えている。
ナビ制御回路30は、上述した位置検出器12、操作スイッチ群20、データ入力器22およびリモコンからリモコンセンサ21を介して入力される指令に応じて各種処理を実行し、表示装置26やスピーカ28を制御する。
位置検出器12は、GPS(Global Positioning System )用の人工衛星からの送信電波(GPS信号)をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機12aと、車両に加えられる回転運動の大きさに基づいて進行方位を検出するジャイロスコープ12bと、車速センサや車輪センサ等からなり車両の走行距離を検出するための車速センサ12cと、を備えている。そして、これら各センサ12a〜12cは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら位置検出するように構成されている。なお、精度によっては、上述した各センサ12a〜12cの中の一部のみを用いて構成してもよく、また、地磁気に基づいて絶対方位を検出する地磁気センサや左右操舵輪の回転差などから得られる車両のステアリング角を累積して方向を求めるセンサ等の他のセンサを追加して用いてもよい。
また、操作スイッチ群20は、表示装置26と一体に構成され表示画面上に設定されるタッチスイッチや、表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等の各種スイッチを用いて構成される。タッチスイッチは、表示装置26の画面上に縦方向および横方向に配置された複数の赤外線センサを備えて構成されており、例えば、指やタッチペンなどでその赤外線が遮断されることで、その遮断した位置が2次元座標値(X,Y)として検出される。これにより、タッチスイッチは、使用者が表示画面を直接タッチ操作することで、所定の指示を入力できるように構成されている。
なお、これら操作スイッチ群20は、ナビゲーション装置1を操作するための各種スイッチで構成されており、具体的には、表示装置26における表示内容を切り替えるためのスイッチや、使用者が目的地までのルート(経路)を設定するためのスイッチなどを含んでいる。
一方、データ入力器22は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、道路の接続を表した道路データなどを含む地図用データを記憶媒体から入力する機能、使用者のスケジュール情報(行動予定情報)や交通渋滞情報などを外部機器などから入力する機能を有する装置である。
なお、記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、例えばメモリカード等の他の媒体を用いても良い。また、外部機器としては、PDA(個人用の携帯情報端末)、電子手帳およびノートパソコンの他に、無線通信回線を通じてデータ送受信が可能なデータ保存装置(サーバ)なども含まれる。このようなデータ保存装置は、ナビゲーション装置1が備えられる車両に搭載する必要が無いため設置スペースの制限を受けにくく、大容量のデータを保存することができ、使用者のスケジュール情報(行動予定情報)や交通渋滞情報の他に天気予報やニュースなどの各種情報を保存することができる。
表示装置26は、本実施形態においては、カラー表示装置であり、その画面には、位置検出器12にて検出した車両の現在位置を示すマークと、データ入力器22より入力された道路データと、更に地図上に表示する案内経路、名称、目印等の付加データとを重ねて表示することができる。また、表示装置26は、使用者が目的地の設定方法を選択するための目的地設定メニュー画面を含む各種メニュー画面を表示することができる。
スピーカ28は、ナビ制御回路30で処理された各種案内情報などを使用者に報知するために、音声メッセージを出力する。
なお、本実施形態においては、表示装置26およびスピーカ28が、特許請求の範囲に記載のユーザインターフェース手段に相当しており、特に、表示装置26が表示手段に相当し、スピーカ28が音声出力手段に相当する。
ナビ制御回路30は、CPU,ROM,RAMからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、装置全体の制御を司る。ナビ制御回路30は、現在位置算出部31と、目的地設定部32と、表示制御部33と、音声出力制御部34と、経路設定部35と、算出パラメータテーブル記憶部36と、案内ルート記憶部37と、表示データ記憶部38と、音声データ記憶部39と、を備えている。
現在位置算出部31は、GPS受信機12a、ジャイロスコープ12bおよび車速センサ12cからの入力データ、およびデータ入力器22を介して記憶媒体から取得した地図データを基にして現在位置を算出する。なお、GPS受信機12aが受信するGPS信号には時刻情報も含まれており、この現在位置算出部31は、少なくとも時刻、日付および曜日に関する情報を含む現在時刻情報を出力することができる。
目的地設定部32は、操作スイッチ群20やリモコンセンサ21を介して入力された目的地が記憶される。
経路設定部35は、現在時刻に対応する算出パラメータテーブルを算出パラメータテーブル記憶部36から取得し、その取得した算出パラメータテーブルを用いて、現在位置算出部31の出力する現在位置から目的地設定部32に記憶された目的地までの最適な経路を算出する。この経路探索手法としては、例えば、ダイクストラ法等の手法が知られている。この経路探索結果としての案内ルートは、案内ルート記憶部37に記憶される。
なお、算出パラメータテーブル記憶部36は、経路探索に用いるための算出パラメータテーブルとして、道路幅員係数、道路種別係数、信号機係数及び右左折係数などの各算出パラメータを含む算出パラメータテーブルを記憶している。
表示制御部33は、表示装置26における表示形態を制御しており、使用者により操作スイッチ群20やリモコンセンサ21を介して入力された指令に応じて、要求された画面を表示する処理や、複数の操作メニュー項目が配置されたメニュー画面を複数ページにわたり表示する処理や、案内ルート記憶部37に記憶されている経路探索結果を道路データに重ねて強調表示する処理などの表示制御処理を実行する。なお、表示装置26に表示するための画面データは、表示データ記憶部38に記憶されており、表示制御部33は、必要に応じて表示データ記憶部38から所定の画面データを取り込み、その画面データに基づいて表示装置26の表示内容を制御する。
音声出力制御部34は、現在位置算出部31から出力される現在位置データを基に、案内ルート記憶部37に記憶されている経路探索結果(案内ルート)中の現在位置を検出し、適宜、スピーカ28から音声メッセージを出力することで、経路の進行方向などを報知するための音声案内を行う。なお、スピーカ28から出力する音声メッセージは、音声データとして音声データ記憶部39に記憶されており、音声出力制御部34は、必要に応じて音声データ記憶部39から所定の音声データを取り込み、その音声データに基づきスピーカ28から出力される音声メッセージを制御する。
なお、音声データ記憶部39は、音声メッセージとして、少なくとも勤務用音声メッセージおよびプライベート用音声メッセージを記憶している。
次に、ナビゲーション装置1において、使用者が操作スイッチ群20またはリモコンを操作することにより、目的地設定メニュー画面の表示指令が入力された場合に、ナビ制御回路30の表示制御部33で実行される目的地設定メニュー表示処理の処理内容について説明する。
図2に、目的地設定メニュー表示処理の処理内容を表したフローチャートを示す。
処理が開始されると、まず、S100(Sはステップを表す。以下同様。)では、少なくとも時刻、日付および曜日に関する情報を含む現在時刻情報を現在位置算出部31から取得する処理を行う。
次のS110では、現在時刻情報に基づき現在時刻、日付および曜日のいずれかを特定し、特定時点における使用者のスケジュールが勤務時間帯(勤務用スケジュール)であるか否かを判断し、肯定判定する場合には、S120に移行し、否定判定する場合には、S140に移行する。
なお、S110での判断態様としては、現在時刻情報のうち曜日に着目して判断する場合には、例えば、月曜から金曜までは勤務用スケジュールとして判断(肯定判定)し、土曜・日曜は勤務用スケジュールではないと判断(否定判定)する判断態様がある。なお、曜日に着目する場合における他の判断態様としては、予め使用者が勤務日となる曜日および休日となる曜日を設定しておき、その設定内容に基づいて判定する態様を採ることも可能である。
また、現在時刻情報のうち時刻に着目して判断する場合には、例えば、使用者が出勤時間帯および帰宅時間帯を予め設定しておき、出勤時間帯においては勤務用スケジュールと判断し、帰宅時間帯においては勤務用スケジュールではないと判断する判断形態を採ることも出来る。
S110で肯定判定されると、S120では、目的地設定メニュー画面に表示するための勤務用操作メニュー項目を含む勤務用表示データを表示データ記憶部38から取得する処理を実行する。続くS130では、S120で取得した操作メニュー項目に基づいて、勤務用操作メニュー項目が配置される目的地設定メニュー画面の第1ページを、表示装置26に表示する処理を行う。
他方、S110で否定判定されると、S140では、目的地設定メニュー画面に表示するためのプライベート用操作メニュー項目を含むプライベート用表示データを表示データ記憶部38から取得する処理を実行する。続くS150では、S140で取得した操作メニュー項目に基づいて、プライベート用操作メニュー項目が配置される目的地設定メニュー画面の第1ページを、表示装置26に表示する処理を行う。
そして、S130またはS150の処理が完了すると、目的地設定メニュー表示処理が終了する。このように目的地設定メニュー表示処理が実行されることにより、表示装置26に目的地設定メニュー画面が表示される。
ここで、図3に、表示装置26に表示される目的地設定メニュー画面の表示レイアウトを表した説明図を示すと共に、図4に、表示データ記憶部38に記憶されるデータのうち、目的地設定メニュー画面に表示する操作メニュー項目のデータベース構造を表す説明図を示す。
図3に示すように、目的地設定メニュー画面41は、操作メニュー項目を表示するための6個の表示エリア42と、ページ戻り操作を要求するための前ページ要求エリア43と、ページ送り操作を要求するための次ページ要求エリア44と、が配置されて構成されている。
また、図4に示す操作メニュー項目のデータベース構造から判るように、本実施形態のナビゲーション装置1は、複数ページにわたる目的地設定メニュー画面を表示するためのデータベースを備えて構成されている。
なお、表示データ記憶部38は、使用者のスケジュールの種類と入力対応動作形態(具体的には、目的地設定メニュー画面に表示する操作メニュー項目の内容)を対応させるためのデータベースを記憶している。
つまり、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールと判定(S110で肯定判定)した場合には、図4に示すデータベースのうち勤務用データを取得し(S120)、勤務用データのうち第1ページ用の6個の操作メニュー項目(50音入力、住所、施設、電話番号、最寄り検索、メモリ地点)が配置される勤務用の目的地設定メニュー画面を、表示装置26に表示する。
このあと、使用者が操作スイッチ群20(詳細には、次ページ要求エリア44)またはリモコンを用いてページ送り操作を要求すると、ナビ制御回路30の表示制御部33にて、勤務用データのうち第2ページ用の6個の操作メニュー項目(自宅に戻る、郵便番号、マップコード、おすすめスポット、(空白)、(空白))が配置される勤務用の目的地設定メニュー画面を、表示装置26に表示するためのページ送り操作処理が実行される。
なお、勤務用に表示された操作メニュー項目のうち「最寄り検索」が選択されると、「ガソリンスタンド」「コンビニエンスストア」「駐車場」「銀行」「郵便局」など仕事上利用する頻度の高い項目が優先的に先頭側に配置される最寄り検索結果画面を表示する。また、勤務用に表示された操作メニュー項目のうち「メモリ地点」が選択されると、地点分類が「仕事」として登録されているメモリ地点が優先的に先頭側に配置されるメモリ地点一覧画面を表示する。
また、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではないと判定(S110で否定判定)した場合には、図4に示すデータベースのうちプライベート用データを取得し(S140)、プライベート用データのうち第1ページ用の6個の操作メニュー項目(50音入力、おすすめスポット、自宅に帰る、電話番号、最寄り検索、メモリ地点)が配置されるプライベート用の目的地設定メニュー画面を、表示装置26に表示する。
このあと、使用者が操作スイッチ群20(詳細には、次ページ要求エリア44)またはリモコンを用いてページ送り操作を要求すると、ナビ制御回路30の表示制御部33にて、プライベート用データのうち第2ページ用の6個の操作メニュー項目(施設、住所、郵便番号、マップコード、おすすめスポット、(空白))が配置されるプライベート用の目的地設定メニュー画面を、表示装置26に表示するためのページ送り操作処理が実行される。
つまり、ナビゲーション装置1は、使用者からの表示要求時における使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には、勤務時間帯における使用頻度が高い操作メニュー項目(住所、施設)を含む目的地設定メニュー画面を表示し、使用者からの表示要求時における使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には、プライベート時間帯における使用頻度が高い操作メニュー項目(おすすめスポット、自宅に帰る)を含む目的地設定メニュー画面を表示する。
なお、プライベート用に表示された操作メニュー項目のうち「最寄り検索」が選択されると、「ガソリンスタンド」「コンビニエンスストア」「駐車場」「レストラン」「デパート」などレジャーや行楽で利用する頻度の高い項目が優先的に先頭側に配置される最寄り検索結果画面を表示する。また、プライベート用に表示された操作メニュー項目のうち「メモリ地点」が選択されると、地点分類が「仕事」以外の項目に分類されて登録されているメモリ地点が先頭側に配置されるメモリ地点一覧画面を表示する。
次に、ナビゲーション装置1において、使用者のスケジュール状態を判定するために、装置の起動タイミングで実行されるスケジュール状態フラグ設定処理の処理内容について説明する。なお、スケジュール状態フラグ設定処理は、ナビ制御回路30の現在位置算出部31で実行される。そして、この設定処理により設定されたスケジュール状態フラグ(勤務状態フラグ)の状態は、図示しないフラグ状態記憶部(メモリなど)に記憶されるとともに、ナビ制御回路30の各部から参照可能な状態で記憶される。
図5に、スケジュール状態フラグ設定処理の処理内容を表したフローチャートを示す。
処理が開始されると、まず、S200では、少なくとも時刻、日付および曜日に関する情報を含む現在時刻情報をGPS受信機12aから取得する処理を行う。
次のS210では、現在時刻情報に基づき現在時刻、日付および曜日のいずれかを特定し、特定時点における使用者のスケジュールが勤務時間帯(勤務用スケジュール)であるか否かを判断し、肯定判定する場合には、S220に移行し、否定判定する場合には、S230に移行する。
なお、S210での判断態様としては、上述した目的地設定メニュー表示処理におけるS110と同様の判断態様を採ることができる。
S210で肯定判定されてS220に移行すると、S220では、勤務状態フラグをON状態(セット状態)に設定する処理を実行する。他方、S210で否定判定されてS230に移行すると、S230では、勤務状態フラグをOFF状態(リセット状態)に設定する処理を実行する。なお、勤務状態フラグの状態は、図示しないフラグ状態記憶部(メモリなど)に記憶される。
そして、S220またはS230の処理が完了すると、スケジュール状態フラグ設定処理が終了する。
つまり、スケジュール状態フラグ設定処理は、現在時刻情報に基づき使用者のスケジュール状態を判定し、その判定結果に応じて勤務状態フラグをON状態またはOFF状態に設定する。そして、勤務状態フラグは、ナビ制御回路30の内部で別途実行される各処理において参照されることで、使用者のスケジュール状態の確認に用いられる。
次に、ナビゲーション装置1において、使用者に報知するための各種案内情報を含む音声メッセージを出力する場合に、ナビ制御回路30の音声出力制御部34で実行される音声出力制御処理の処理内容について説明する。
図6に、音声出力制御処理の処理内容を表したフローチャートを示す。
処理が開始されると、まず、S300(Sはステップを表す。以下同様。)では、勤務状態フラグの状態をフラグ状態記憶部から取得する処理を行う。
次のS310では、勤務状態フラグに基づき使用者のスケジュールが勤務時間帯(勤務用スケジュール)であるか否かを判断し、肯定判定する場合には、S320に移行し、否定判定する場合には、S340に移行する。なお、S310では、勤務状態フラグがON状態である場合に肯定判定(使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであると判定)し、勤務状態フラグがOFF状態である場合に否定判定(使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではないと判定)する。
S310で肯定判定されると、S320では、勤務用音声メッセージを音声データ記憶部39から取得する処理を実行する。続くS330では、S320で取得した勤務用音声メッセージについて、音のトーンが低くなるようにデータ変換を行い、音声メッセージの音のトーンを低音に設定する。
他方、S310で否定判定されると、S340では、プライベート用音声メッセージを音声データ記憶部39から取得する処理を実行する。続くS350では、S340で取得したプライベート用音声メッセージについて、音のトーンが高くなるようにデータ変換を行い、音声メッセージの音のトーンを高音に設定する。
なお、音声データ記憶部39は、使用者のスケジュールの種類と出力動作形態(具体的には、勤務用音声メッセージやプライベート用音声メッセージの内容)を対応させるためのデータベースを記憶している。
そして、S330またはS350の処理が完了すると、S360に移行し、S360では、S320,S330,S340,S350での処理により設定された音声メッセージをスピーカ28から出力する処理を実行する。
S360の処理が完了すると、音声出力制御処理が終了する。
この音声出力制御処理が実行されることにより、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には、スピーカ28から出力される音声メッセージが、勤務用音声メッセージに設定されると共に音のトーンが低く設定される。また、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には、スピーカ28から出力される音声メッセージが、プライベート用音声メッセージに設定されると共に、音のトーンが高く設定される。
なお、勤務用音声メッセージとプライベート用音声メッセージとは、意味内容は同一となる音声メッセージであるが、表現形式(語句)が異なるものである。例えば、敬語を用いた文章であるか否かによって区別することができ、敬語を用いた文章からなる音声メッセージは、勤務用音声メッセージとして使用でき、敬語を用いていない文章からなる音声メッセージは、プライベート用音声メッセージとして使用することができる。
勤務用音声メッセージは、敬語を用いるなど儀礼的な言葉で構成された音声メッセージであることから、使用者は勤務時間帯であることを認識でき、緊張感を持続させることができる。また、プライベート用音声メッセージは、儀礼的な言葉ではなく友好的な言葉で構成された音声メッセージであることから、使用者は勤務時間帯ではないことを認識でき、リラックスすることができる。
次に、ナビゲーション装置1において、表示装置26に表示する画面意匠を設定するために、ナビ制御回路30の表示制御部33で実行される画面意匠設定処理の処理内容について説明する。
図7に、画面意匠設定処理の処理内容を表したフローチャートを示す。
処理が開始されると、まず、S700(Sはステップを表す。以下同様。)では、少なくとも時刻、日付および曜日に関する情報を含む現在時刻情報を現在位置算出部31から取得する処理を行う。
次のS710では、現在時刻情報に基づき現在時刻、日付および曜日のいずれかを特定し、特定時点における使用者のスケジュールが勤務時間帯(勤務用スケジュール)であるか否かを判断し、肯定判定する場合には、S720に移行し、否定判定する場合には、S740に移行する。
なお、S710での判断態様としては、目的地設定メニュー表示処理におけるS110と同様の判断態様を採ることができる。
S710で肯定判定されると、S720では、表示装置26に表示するための勤務用の画面意匠に関する各種情報(表示枠の色、文字フォント、文字書体、文字色、画面背景模様(壁紙)の種類など)を含む勤務用画面意匠データを表示データ記憶部38から取得する処理を実行する。続くS730では、表示装置26に表示する画面の画面意匠を、S720で取得した勤務用画面意匠データに基づき勤務用画面意匠に設定し、表示装置26における表示内容を更新する処理を実行する。
他方、S710で否定判定されると、S740では、表示装置26に表示するためのプライベート用の画面意匠に関する各種情報を含むプライベート用画面意匠データを表示データ記憶部38から取得する処理を実行する。続くS750では、表示装置26に表示する画面の画面意匠を、S740で取得したプライベート用画面意匠データに基づきプライベート用画面意匠に設定し、表示装置26における画面を表示内容を更新する処理を実行する。
そして、S730またはS750の処理が完了すると、画面意匠設定処理が終了する。このように画面意匠設定処理が実行されることにより、使用者のスケジュールに応じて表示装置26の画面意匠が更新される。
なお、勤務用画面意匠の一例としては、例えば、画面背景模様(壁紙)がオフィス街の風景などからなる勤務用壁紙に設定された画面意匠を挙げることができる。また、プライベート用画面意匠の一例としては、例えば、画面背景模様がリゾート地の風景などからなるプライベート用壁紙に設定された画面意匠を挙げることができる。
以上説明したように、本実施形態のナビゲーション装置1は、ナビ制御回路30で実行される各種制御処理において使用者のスケジュールを判定し、その判定結果に基づき、使用者のスケジュールに応じて、表示装置26による入力対応動作形態や、スピーカ28による出力動作形態を変更するように構成されている。
つまり、表示装置26および表示制御部33は、各種のメニュー画面を表示して、使用者による目的地の入力操作に対応する入力対応動作などを行うものであるが、表示制御部33は、表示装置26にメニュー画面を表示するにあたり、使用者のスケジュールに応じて先頭ページに含まれるメニュー項目を変更する。このことから、ナビゲーション装置1は、スケジュール状況変化に伴い使用者の要求が変化する場合でも、その変化に応じたメニュー画面を表示することができる。
また、スピーカ28および音声出力制御部34は、進行方向や案内経路などの各種情報を含む音声メッセージを出力する出力対応動作を行うものであるが、音声出力制御部34は、出力動作を行うにあたり、使用者のスケジュールに応じて、音声メッセージの変更や音のトーンの変更などを行うことで出力動作形態を変更する。このことから、ナビゲーション装置1は、状況変化に伴い使用者が快適と感じる使用環境が変化した場合でも、その変化に応じた出力動作を実行できるため、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、装置の使用感の向上を図ることができる。
そして、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールを判定するにあたり、現在日時に基づき、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであるか否かを判定していることから、1日のうちで時間帯ごとに使用者のスケジュールが変化する場合であっても、使用者のスケジュールに応じた操作メニュー画面の表示動作や、使用者のスケジュールに応じた音声メッセージの出力動作が可能となる。また、1週間のうちで曜日ごとに使用者のスケジュールが変化する場合であっても、同様に、使用者のスケジュールに応じた操作メニュー画面の表示動作や、使用者のスケジュールに応じた音声メッセージの出力動作が可能となる。
これにより、勤務用スケジュールであるか否かに応じて、使用者における入力操作の煩雑さを解消できることから、ナビゲーション装置の操作性を向上でき、また、使用者にとって快適な使用環境を提供できることから、ナビゲーション装置の使用感の向上を図ることができる。
また、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールに応じて、目的地設定メニュー画面の第1ページに配置される操作メニュー項目を変更しており、勤務用スケジュールである場合には勤務用の目的地設定メニュー画面を表示し、勤務用スケジュールではない場合にはプライベート用の目的地設定メニュー画面を表示する。これにより、状況変化に伴い使用者の要求が変化した場合でも、その変化に応じた操作メニュー項目を、少ない入力操作で表示でき、使用者における入力操作の煩雑さを解消することができる。
なお、勤務用操作メニュー項目は、勤務時間帯での使用頻度の高い操作メニュー項目であり、図4に示すデータベース構成から判るように、例えば、住所検索メニュー(住所に基づき目的地を設定するメニュー)や施設検索メニュー(勤務用に用いられる施設を目的地として設定するメニュー)などが設定される。
また、プライベート用操作メニュー項目は、プライベート時間帯での使用頻度の高い操作メニュー項目であり、図4に示すデータベース構成から判るように、例えば、おすすめスポット検索メニュー(レジャー向けおすすめスポットを検索するためのメニュー)や自宅設定メニュー(自宅を目的地に設定するためのメニュー)などが設定される。
次に、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであるか否かを判断し、その判断結果に基づいて、画面意匠を勤務用画面意匠またはプライベート用画面意匠に設定するよう構成されている。つまり、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には、表示制御部33が画面意匠を勤務用画面意匠に設定し、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではないと判定される場合には、表示制御部33が画面意匠をプライベート用画面意匠に設定する。
これにより、表示装置26に表示される画面意匠は、使用者のスケジュールに応じた画面意匠となり、ナビゲーション装置1のユーザインターフェース手段としての表示制御部33および表示装置26は、状況変化に伴い使用者にとって快適な使用環境が変化した場合でも、その変化に応じた出力動作を実行できる。これにより、ナビゲーション装置1は、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、使用者にとって装置の使用感の向上を図ることができる。
次に、ナビゲーション装置1は、ユーザインターフェース手段として、少なくとも案内経路を通知するための音声メッセージを出力するスピーカ28と、スピーカ28からの音声出力形態を制御する音声出力制御部34と、を備えている。そして、音声出力制御部34は、音声出力制御処理におけるS310にて判定された使用者のスケジュールに応じて、音声出力形態を変更する。
このため、ナビゲーション装置1は、状況変化に伴い使用者にとって快適な使用環境が変化した場合でも、その変化に応じた音声出力動作を実行できることから、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、装置の使用感の向上を図ることができる。
そして、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであると判定される場合には、勤務用スケジュールではないと判定される場合に比べて、音のトーンが低い音声を出力するよう構成されている。
これにより、勤務用スケジュールである場合には、出力音声の音のトーンを低くすることで落ち着いた雰囲気を演出でき、勤務日または勤務時間帯に適した雰囲気で経路案内を実施できる。また、勤務用スケジュールではない場合には、出力音声の音のトーンを高くすることで楽しい雰囲気を演出でき、休日または終業後時間帯に適した楽しい雰囲気で経路案内を実施できる。
よって、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュール状況の変化に応じて出力音声によって形成される雰囲気を変更しつつ、経路案内を実行することができ、使用者の満足度を向上できる。
また、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであるか否かを判定し、その判定結果に基づいて音声メッセージを変更するよう構成されている。つまり、音声出力制御処理におけるS310において使用者のスケジュールが勤務用スケジュールであると判定される場合には、勤務状況向けの文章で構成された勤務用音声メッセージを出力し、勤務用スケジュールではないと判定される場合には、プライベート状況向けの文章で構成されたプライベート用音声メッセージを出力する。
これにより、ナビゲーション装置1は、使用者のスケジュール状況の変化に応じて出力音声によって形成される雰囲気を変更しつつ、経路案内を実行することができ、使用者の満足度を向上することができる。
なお、本実施形態のナビゲーション装置1においては、目的地設定メニュー表示処理におけるS110、スケジュール状態フラグ設定処理におけるS210、音声出力制御処理におけるS310、画面意匠設定処理におけるS710が、特許請求の範囲に記載のスケジュール判定手段に相当する。
また、表示制御部33および音声出力制御部34は、特許請求の範囲に記載の動作形態制御手段に相当しており、特に、表示制御部33が表示制御手段に相当し、音声出力制御部34が音声出力制御手段に相当している。
さらに、表示データ記憶部38および音声データ記憶部39は、特許請求の範囲に記載の対応設定記憶手段に相当している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、本実施形態のナビゲーション装置においては、目的地設定メニュー表示処理(詳細には、S110)および画面意匠設定処理(詳細には、S120)は、処理実行時の現在時刻に基づいてスケジュールを判断しているが、装置の始動時(起動時)に設定されたスケジュール状態フラグ(勤務状態フラグ)の状態に基づいて使用者のスケジュールを判断するように構成しても良い。
また、音声出力制御処理(詳細には、S310)は、装置の始動時(起動時)に設定されたスケジュール状態フラグ(勤務状態フラグ)の状態に基づいて使用者のスケジュールを判断しているが、処理実行時の現在時刻に基づいて使用者のスケジュールを判断するように構成しても良い。
なお、始動時に設定されたスケジュール状態フラグ(勤務状態フラグ)の状態に基づいてスケジュールを判断することにより、装置の始動時から停止時までの装置稼働期間における使用者のスケジュール状態を同一状態として判定できる。このような判断形態は、装置稼働期間においてスケジュール状態が変化しない使用者が利用するナビゲーション装置に適用することで、装置における処理負荷の増大を抑制することが出来る。
また、処理実行時の現在時刻に基づいてスケジュールを判断する判断形態は、装置稼働期間においてスケジュール状態が頻繁に変化する使用者が利用するナビゲーション装置に適用することで、スケジュール状態の変化に応じて、使用者にとって快適な使用環境を提供することができ、使用者にとって装置の使用感の向上を図ることができる。
次に、上記実施形態においては、時刻情報に基づいて使用者のスケジュール状態を判定していたが、使用者の行動予定情報(スケジュール情報)を外部から取得して、取得した行動予定情報に基づき、使用者のスケジュール状態を判定してもよい。
つまり、使用者の行動予定情報によれば、使用者のスケジュールを正確に判定できることから、その判定結果に基づき、勤務用スケジュールであるか否かに応じて、入力対応動作形態または出力動作形態を変更することで、使用者における入力操作の煩雑さを解消でき、また、使用者にとって快適な使用環境を提供できる。
具体的には、上述した制御処理において、現在時刻情報を取得する処理を、外部から行動予定情報を取得する処理に置き換えることで、実現することが出来る。また、使用者のスケジュール情報の取得方法としては、例えば、行動予定情報が保存されている個人用の携帯情報端末(PDA)などから取得する方法や、据え置き型のデータ保存装置などから無線通信回線を通じて行動予定情報を取得する方法などがある。なお、携帯情報端末としては、PDA、電子手帳、ノートパソコンなどがあり、無線通信回線としては、携帯電話通信網を利用した回線などがある。
次に、目的地設定メニュー画面における表示エリアの個数は、上述した実施形態のように6個に限られることはなく、表示装置の画面サイズや使用者の好みに応じて適切な個数に設定することができる。また、目的地設定メニュー画面における複数の表示エリアのうち運転席に近い表示エリアに、スケジュール状態の判定結果に基づき、選択される可能性が高いと判断されるメニュー項目を表示するようにしてもよい。
このように、メニュー画面に表示されるメニュー項目の表示配列あるいは表示位置を変更することにより、運転席に着座している使用者にとって、メニュー項目の選択操作が容易となり、操作の煩雑さを軽減できる。
次に、複数の操作メニュー項目が配置されたメニュー画面を複数ページにわたり表示する態様としては、上述したようなページ前進およびページ後進により表示する態様に限られることはなく、複数のメニュー画面を階層的な構造として表示する態様を採ることもできる。
そして、階層的構造とする場合には、例えば、勤務用スケジュールと判定される場合には、勤務用操作メニュー項目を多く含むメニュー画面をプライベート用操作メニュー項目を多く含むメニュー画面よりも上位階層に表示し、反対に、勤務用スケジュールではないと判定される場合には、プライベート用操作メニュー項目を多く含むメニュー画面を勤務用操作メニュー項目を多く含むメニュー画面よりも上位階層に表示するとよい。
これにより、複数のメニュー画面の中から必要な操作メニュー項目を探すために使用者が実行する操作作業を低減でき、使用者における入力操作の煩雑さを解消できることから、ナビゲーション装置の操作性の向上を図ることができる。
車載用のナビゲーション装置の概略構成図である。 目的地設定メニュー表示処理の処理内容を表したフローチャートである。 目的地設定メニュー画面の表示レイアウトを表した説明図である。 表示データ記憶部に記憶されるデータのうち目的地設定メニュー画面に表示する操作メニュー項目のデータベース構造を表す説明図である。 スケジュール状態フラグ設定処理の処理内容を表すフローチャートである。 音声出力制御処理の処理内容を表したフローチャートである。 画面意匠設定処理の処理内容を表したフローチャートである。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、12…位置検出器、20…操作スイッチ群、21…リモコンセンサ、22…データ入力器、26…表示装置、28…スピーカ、30…ナビ制御回路、31…現在位置算出部、32…目的地設定部、33…表示制御部、34…音声出力制御部、35…経路設定部、38…表示データ記憶部、39…音声データ記憶部。

Claims (7)

  1. 使用者による入力操作に対応する入力対応動作、または使用者への情報を出力する出力動作を行うユーザインターフェース手段を備えるナビゲーション装置であって、
    使用者のスケジュールを判定するスケジュール判定手段と、
    前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を変更する動作形態制御手段と、
    を備え
    前記ユーザインターフェース手段は、使用者への音声メッセージを出力する音声出力手段を備え、
    前記動作形態制御手段は、前記音声出力手段における音声出力形態を制御する音声出力制御手段を備え、
    前記音声出力制御手段は、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記音声出力手段が出力する音声における音のトーンを変更し、
    前記スケジュール判定手段は、使用者のスケジュールが勤務時間帯を示す勤務用スケジュールであるか否かを判定し、
    前記音声出力制御手段は、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には前記音声出力手段が出力する音声における音のトーンを低音に設定し、一方、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には前記音声出力手段が出力する音声における音のトーンを高音に設定すること、
    を特徴とするナビゲーション装置。
  2. 音声メッセージとして、少なくとも勤務用音声メッセージおよびプライベート用音声メッセージを記憶する音声データ記憶手段を備え、
    前記音声出力制御手段は、前記音声データ記憶手段が記憶する複数種類の音声メッセージの中からいずれかの音声メッセージを出力するように、前記音声出力手段の音声出力形態を制御すると共に、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記音声出力手段が出力する前記音声メッセージを前記スケジュールの種類に適した音声メッセージに変更し、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールである場合には前記音声出力手段が出力する音声メッセージを勤務用音声メッセージに設定し、一方、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールが勤務用スケジュールではない場合には前記音声出力手段が出力する音声メッセージをプライベート用音声メッセージに設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記使用者のスケジュールの種類と前記入力対応動作形態または前記出力動作形態を対応させて記憶する対応設定記憶手段を備え、
    前記スケジュール判定手段は、現在日時に基づき、前記使用者のスケジュールを判定し、
    前記動作形態制御手段は、前記ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を、前記対応設定記憶手段に記憶された動作形態のうち、前記スケジュール判定手段にて判定されたスケジュールの種類に対応する入力対応動作形態または出力動作形態に変更すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記使用者のスケジュールの種類と前記入力対応動作形態または前記出力動作形態を対応させて記憶する対応設定記憶手段を備え、
    前記スケジュール判定手段は、使用者の行動予定情報を外部から取得して、前記行動予定情報に基づき、前記使用者のスケジュールを判定し、
    前記動作形態制御手段は、前記ユーザインターフェース手段の入力対応動作形態または出力動作形態を、前記対応設定記憶手段に記憶された動作形態のうち、前記スケジュール判定手段にて判定されたスケジュールの種類に対応する入力対応動作形態または出力動作形態に変更すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記ユーザインターフェース手段は、少なくとも操作メニュー項目を表示するための表示手段を備え、
    前記動作形態制御手段は、前記表示手段における表示形態を制御する表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記表示手段における表示形態を変更すること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  6. 前記表示制御手段は、複数の操作メニュー項目が配置されたメニュー画面を表示するように、前記表示手段における表示形態を制御すると共に、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記メニュー画面に表示する操作メニュー項目の表示順序を変更すること、
    を特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示する画面意匠を制御しており、前記スケジュール判定手段にて判定された使用者のスケジュールの種類に応じて、前記画面意匠を変更すること、
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載のナビゲーション装置。
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