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JP4365403B2 - 圧力スイング吸着式ガス発生装置 - Google Patents

圧力スイング吸着式ガス発生装置 Download PDF

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JP4365403B2 JP2006349272A JP2006349272A JP4365403B2 JP 4365403 B2 JP4365403 B2 JP 4365403B2 JP 2006349272 A JP2006349272 A JP 2006349272A JP 2006349272 A JP2006349272 A JP 2006349272A JP 4365403 B2 JP4365403 B2 JP 4365403B2
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Description

本発明は、圧力スイング吸着法により窒素または酸素ガスを発生させるための、圧力スイング吸着式ガス発生装置に関する。
窒素または酸素ガスを製造するための非低温技術の1つとして、PSA(圧力スイング吸着)法が知られている。PSA法によれば、例えば、空気を原料とし、吸着剤により原料空気の酸素を吸着することにより、窒素を分離して高純度の窒素ガスを製品ガスとして得ることができる。なお、PSAの技術は、厳密な意味でのPSAプロセスだけでなく、VSA(真空スイング吸着)のような同様のプロセスも含む意味で用いられる。
PSAプロセスにおいては、高圧における吸着量が低圧における吸着量よりも大きいことを利用する。すなわち、高圧において酸素を吸着させた吸着剤を、低圧下において酸素を脱着させる、という吸脱着の繰り返しにより、吸着剤の吸着能力を回復させながら、連続運転を行う。従って、PSAの工程においては、吸着剤を充填した吸着槽を2つ使用し、一方の吸着槽において高圧下での吸着工程が行われている間に、他方の吸着槽において低圧下での脱着工程を行う。(例えば特許文献1参照)
このように、吸着槽を2つ用いて交互に吸脱着工程を行うために、原料空気の導入口から吸着槽を経て製品槽に至るガスの流路を、行われるべき工程に応じて切り換える。すなわち、吸着工程を行う吸着槽への原料空気の導入、製品ガスの導出、あるいは脱着工程を行う吸着槽からの排気等が適切に行われるように、多数のバルブを適時切り換えて運転を行う。
特開2002−239330号公報
上述のような構成の圧力スイング吸着式ガス発生装置により、大流量で製品ガスを供給するためには、大容量の原料空気源が必要であり、また吸着槽および製品槽にも大きな容量が必要である。したがって、消費される製品ガス量が多ければ大型の装置が必要であり、製品ガスの消費量の増大に応じて供給可能な製品ガスの流量を増大させるためには、より大型の装置と置き換えることを要し、設備投資の負担が大きい。
また、製品ガスの供給を小流量から大流量に亘って増減可能とする場合も、吸着槽および製品槽を、最大の製品ガス流量に合わせて大きなものにする必要がある。したがって、そのような大型の装置により、小さな製品ガス流量を供給する場合は、経済的でない運転にならざるを得なかった。
したがって本発明は、製品ガス供給流量の増大に対する対応が容易であり、また、製品ガスを小流量から大流量に亘って増減させて供給する運転を経済的に行うことが可能な圧力スイング吸着式ガス発生装置を提供することを目的とする。
本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置は、吸着剤を充填した第1吸着槽および第2吸着槽と、原料空気を前記第1吸着槽および第2吸着槽へ導入する流路を各々開閉する第1および第2吸着バルブと、前記第1および第2吸着槽で前記原料空気から分離された製品ガスを貯蔵する製品槽と、前記第1および第2吸着槽からの排気用流路を各々開閉する第1および第2排気バルブと、前記第1および第2吸着槽の間を連通させる均圧用流路を開閉する均圧バルブと、前記第1および第2吸着槽の間を流量調節弁を介して連通させた還流用流路と、前記第1および第2吸着槽と前記製品槽との間の流路を各々開閉する第1および第2出口バルブと、前記各バルブの開閉を制御するバルブ駆動信号を供給する制御装置とを備える。圧縮された原料空気を供給して高圧下で前記吸着剤による吸着を行う吸着動作と、圧力を低下させて前記吸着剤に吸着したガスを脱着させる脱着動作を、前記各バルブを切り替えることにより、前記第1および第2吸着槽において交互に行うことが可能であり、前記制御装置は、前記第1吸着槽で吸着動作を行い前記第2吸着槽で脱着動作を行うA工程と、前記第2吸着槽で吸着動作を行い前記第1吸着槽で脱着動作を行うB工程と、前記均圧バルブを開放して前記両吸着槽の圧力を均等にする均圧工程とを、前記A工程と前記B工程が、両工程間に前記均圧工程を挟みながら交互に行われるように制御する。
上記課題を解決するために、前記第1吸着槽および第2吸着槽、前記製品槽、前記第1および第2吸着バルブ、前記第1および第2排気バルブ、前記均圧バルブ、前記還流用流路、および前記第1および第2出口バルブを含むガス発生ユニットを複数台と、前記複数のガス発生ユニットに、前記第1および第2吸着バルブを介して前記原料空気を供給する原料空気源と、前記複数台のガス発生ユニットの各製品槽に貯蔵された前記製品ガスが集積される集積製品槽と、原料空気槽内の圧力を検出する原料空気圧力検出器と、前記集積製品槽から流出する製品ガスの流量を検出する製品ガス流量検出器と、前記集積製品槽から流出する前記製品ガス中の酸素濃度を検出する含有酸素濃度検出器と、前記集積製品槽内の圧力を検出する集積製品槽圧力検出器とを備える。更に、1台の前記ガス発生ユニットと、前記集積製品槽と、前記制御装置とが親機として一体に構成され、他の前記ガス発生ユニットは、子機として各々別個に構成されて前記親機に対して着脱可能に接続される。前記制御装置は、前記複数台のガス発生ユニットにおける前記各バルブの開閉を制御するバルブ駆動信号を供給して運転を制御し、前記複数台のガス発生ユニットのうち運転する台数を前記各検出器の検出値に応じて変更するとともに、複数台の前記ガス発生ユニットを運転させるときに、前記A工程、前記B工程、および前記均圧工程を切り替えるタイミングが、前記各ガス発生ユニット毎に等時間間隔でずれるように制御する。
上記構成の圧力スイング吸着式ガス発生装置によれば、運転条件の設定値に適合させるために必要な台数のガス発生ユニットを選択的に運転させて、消費される製品ガス量の増減に応じた経済運転が可能である。しかも、一定周期の切り替えタイミングで複数台のガス発生ユニットを等時間間隔で切り替えることにより、集積製品槽での圧力低下が少なく、原料空気圧力に近い製品ガス圧力を安定して得ることができる。したがって、大きな容量のガス発生システムをコンパクトに構成することができ、増設も容易である。
本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置において、前記原料空気源として前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽を備えることが好ましい。
た、前記親機は、前記原料空気源として前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽を備えることが好ましい。
また、前記各検出器の検出値を表示するディスプレイを更に備え、前記制御装置が運転する前記ガス発生ユニットの台数を手動により操作可能である構成とすることもできる。

また、前記原料空気を圧縮するためのインバータ式空気圧縮機を備え、前記制御装置は、前記ガス発生ユニットの運転台数に応じて前記インバータ式空気圧縮機の能力を制御することが好ましい。
以下、本発明の実施の形態おける圧力スイング吸着式ガス発生装置について、図面を参照した詳細に説明する。本発明の一実施の形態として、PSA法を用いた窒素ガス発生装置について説明する。なお、PSA法を用いた酸素ガス発生装置の場合は、吸着槽に充填する吸着剤が異なること、酸素濃度検出器による濃度検出値の用い方が相違する等、若干の変更は必要であるが、窒素ガス発生装置と同様に構成することができる。
図1は、本発明の一実施の形態における窒素ガス発生装置の構成を示す概要図である。この装置は、複数台(図1では3台)のガス発生ユニット10a、10b、および10cと、原料空気槽11と、集積製品槽12と、制御装置13とを備える。
本実施の形態では、1台のガス発生ユニット10cが、原料空気槽11、集積製品槽12、および制御装置13と組み合わされて親機14を構成している。親機14には、原料空気入口4、製品ガスを外部に供給するための製品ガス出口15、原料空気出口16、および窒素ガス入口17が設けられている。原料空気入口4から導入されエアフィルタ5を経由した原料空気が、原料空気槽11に貯蔵される。原料空気槽11は、ガス発生ユニット10cおよび2つの原料空気出口16と接続されている。製品ガス出口15は、集積製品槽12と接続されている。集積製品槽12はまた、ガス発生ユニット10cおよび2つの窒素ガス入口17と接続されている。
他のガス発生ユニット10a、10bは子機として構成され、親機14に対して着脱可能である。すなわち、親機14の原料空気出口16が、ガス発生ユニット10a、10bに各々設けられた原料空気入口18と接続される。また、ガス発生ユニット10a、10bに各々設けられた窒素ガス出口19が、親機14に設けられた窒素ガス入口17と接続される。原料空気槽11から、各ガス発生ユニット10a、10b、10cに原料空気が供給される。集積製品槽12には、各ガス発生ユニット10a、10b、10cからの製品ガス(窒素ガス)が集積され貯蔵される。
これらの接続により、子機であるガス発生ユニット10a、10bが親機14と結合され、一体となって運転可能となる。制御装置13は、各ガス発生ユニット10a、10b、および10cに設けられたバルブ等の動作を、一括して制御する。この構成により、大きな容量のガス発生システムをコンパクトに構成することができる。増設も容易である。親機14に接続される子機のガス発生ユニットの台数は、制御装置13により任意に設定することが可能である。なお、原料空気槽11、集積製品槽12、および制御装置13は、1台のガス発生ユニットと組み合わせて親機を構成する形態に限られることなく、複数台のガス発生ユニットを一括して運転するための共通ユニットとして、ガス発生ユニットと分離して構成することも可能である。
図2に示すように、各ガス発生ユニット10a、10b、10cは、酸素吸着剤を充填した第1吸着槽1と第2吸着槽2、および製造された窒素ガスが貯蔵される製品槽3を備える。さらに、それらの槽を連結する配管には、第1吸着バルブ(SV1)、第2吸着バルブ(SV2)、第1排気バルブ(SV3)、第2排気バルブ(SV4)、2つの均圧バルブ(SV5)、第1出口バルブ(SV6)、第2出口バルブ(SV7)、および流量調節弁9が設けられている。
原料空気槽11から供給される原料空気は、各ガス発生ユニット毎に、第1吸着バルブ(SV1)および第2吸着バルブ(SV2)に導かれる。第1吸着バルブ(SV1)は配管6により第1吸着槽1と、第2吸着バルブ(SV2)は配管7により第2吸着槽2と接続されている。配管6と配管7で示される流路は、各々第1排気バルブ(SV3)および第2排気バルブ(SV4)を介して排気口8に接続されている。第1吸着槽1と第2吸着槽2は、上下に設けた2つの均圧バルブ(SV5)を介して連通可能となっている。
第1吸着槽1から導出される3本の配管のうち1本は、第1出口バルブ(SV6)を介して製品槽3に接続されている。第2吸着槽2から導出される3本の配管のうち1本は、第2出口バルブ(SV7)を介して製品槽3に接続されている。第1吸着槽1と第2吸着槽2は、流量調節弁9を介して相互に接続されている。製品槽3は窒素ガス出口19に接続され、ここから親機14の窒素ガス入口17を介して、窒素ガスが集積製品槽12に供給される。
図1に示すように、原料空気槽11には、槽内の圧力を検出する原料空気圧力検出器P0が設置されている。第1吸着槽1および第2吸着槽2にはそれぞれ、第1吸着槽圧力検出器P1、第2吸着槽圧力検出器P2が設置されている。集積製品槽12には、槽内の圧力を検出する集積製品槽圧力検出器P4が設置されている。集積製品槽12から製品ガス出口15に至る流路には、集積製品槽12から流出する製品ガスの流量を検出する窒素ガス流量検出器Fと、流出する製品ガス中の酸素濃度を検出する含有酸素濃度検出器OCが設置されている。なお、以下の記載において、原料空気圧力検出器P0、第1吸着槽圧力検出器P1、第2吸着槽圧力検出器P2、製品槽圧力検出器P3(図2参照)および集積製品槽圧力検出器P4が検出する圧力値について、対応する同一符号P0、P1、P2、P3、P4を用いて表す。
各検出器の出力は、制御装置13に入力される。また、各バルブの開閉動作は、制御装置13から供給されるバルブ駆動信号により制御される。制御装置13は、各種設定値、バルブ駆動制御、および各検出器の出力に基づく運転制御等を、CPUの通常の動作により行うものであるが、電気的な配線については、図示を省略する。
(ガス発生ユニット単体の動作)
次に、各ガス発生ユニット10a、10b、10cの各々の単独での動作について、図2〜5を参照して説明する。第1吸着槽1および第2吸着槽2では、圧縮された原料空気が供給されて高圧下で吸着剤による吸着を行う吸着動作と、圧力を低下させて吸着剤に吸着したガスを脱着させる脱着動作を、各バルブを切り替えることにより交互に行うことが可能である。以下の説明では、第1吸着槽1で吸着動作を行い第2吸着槽2で脱着動作を行う工程をA工程、第2吸着槽2で吸着動作を行い第1吸着槽1で脱着動作を行う工程をB工程、均圧バルブ(SV5)を開放して両吸着槽の圧力を均等にする工程をC工程(あるいは均圧工程)と称する。A工程とB工程が、両工程間にC工程を挟みながら交互に行われて、窒素または酸素ガスを取り出す運転が連続的に行われる。
図2〜図4は、ガス発生ユニットについて、それぞれ異なる工程における動作を示す。図2は、第1吸着槽1が吸着工程で、第2吸着槽2が脱着工程にある状態、すなわちA工程を示す。図3は均圧工程を示す。図4は、第1吸着槽1が脱着工程で、第2吸着槽2が吸着工程にある状態、すなわちB工程を示す。各槽等を結ぶ線は配管であり、ガスが流れている状態が太線で示される。各図において、バルブに施したハッチングは開放状態を示し、ハッチングが施されていないバルブは閉鎖状態にある。また、各吸着槽1、2および製品槽3に施されたハッチングは、窒素ガスが存在する状態を示す。
上記構成の窒素ガス発生装置の動作について、図2〜図4とともに、図5に示される圧力分布および動作タイミングを参照して説明する。
図5のP01に示されるカーブは、第1吸着バルブ(SV1)、および第2吸着バルブ(SV2)に供給される原料空気圧を示す。P1〜P3はそれぞれ、第1吸着槽圧力検出器P1、第2吸着槽圧力検出器P2、製品槽圧力検出器P3から得られる圧力値を示す。SV1、SV2、SV3、SV4、SV5、SV6、SV7はそれぞれ、対応するバルブを開閉させるためのバルブ駆動信号を示す。ハッチングが施されている領域では、バルブ駆動信号により各バルブが開放された状態であり、他の領域では各バルブが閉鎖された状態である。チャートの横軸は時間を示し、時間軸の方向にC工程、A工程、C工程、B工程、C工程というように工程が繰り返される。A〜Cの符号の上部に記載された時間は、各工程の継続時間である。
図5における工程Aは、図2に示される工程であり、第1吸着槽1では吸着工程が、第2吸着槽2では脱着工程が行われる。
この工程Aでは、第1吸着バルブ(SV1)、第2排気バルブ(SV4)、第1出口バルブ(SV6)に供給されるバルブ駆動信号は開放信号であり、他のバルブには閉鎖信号が供給される。第1吸着槽1では、加圧原料空気が第1吸着槽1の底部に導入されて吸着工程が行われる。原料空気圧力P01の上昇とともに第1吸着槽圧力P1も上昇する。それに伴い、酸素吸着剤により原料空気から酸素が吸着され、槽上部から窒素ガスが流出して出口バルブ(SV6)を通って製品槽3に導入される。これに伴い、製品槽圧力P3が上昇する。
第2吸着槽2は第2排気バルブ(SV4)を通して減圧され、第2吸着槽圧力P2が急激に下降する。このとき、流量調節弁9を通して、第1吸着槽1の頂部から取り出される環流窒素が、第2吸着槽2の頂部に導入される。これらの動作により、酸素吸着剤から酸素が脱着排気される。
工程Cは、図3に示される均圧工程である。この工程では、均圧バルブ(SV5)が開放され、他のバルブは閉鎖される。従って、原料空気圧力P01は、原料空気入口4から供給される圧力まで上昇する。第1吸着槽圧力P1は下降し、第2吸着槽圧力P2は上昇して、両吸着槽の圧力が均等になる。この均圧工程は、吸着工程から脱着工程に移る際に、加圧ガスを大気中に放出することによるエネルギ損失を低減するために行う。すなわち、脱着工程に移る槽の圧力を吸着工程に移る槽に供給して、約半分の加圧エネルギを回収する。
工程Bは、図4に示される工程であり、第1吸着槽1では脱着工程が、第2吸着槽2では吸着工程が行われる。このときの動作は、工程Aにおける動作と対称であり、第1吸着槽1と第2吸着槽2における動作が工程Aとは逆になる。すなわち、工程Bでは、第2吸着バルブ(SV2)、第1排気バルブ(SV3)、第2出口バルブ(SV7)に開放信号が供給され、他のバルブには閉鎖信号が供給され、工程Aと同様の動作が行われるので、具体的な説明は省略する。
以上のように、吸着工程と脱着工程が、均圧工程を挟んで、第1吸着槽1と第2吸着槽2で交互に行われ、連続して窒素ガスが発生される。なお、吸着工程を続けると、吸着されない酸素が槽頂部より流出して、窒素の濃度が低下する破過状態となる。従って、この現象が現れる前に吸着槽が切り替わるように、工程Aあるいは工程Bの継続時間が設定される。
(ガス発生ユニット10a、10b、10cの同時運転動作)
次に、図1に示したガス発生ユニット10a、10b、10cを同時に運転するときの動作について、図6〜図9を参照して説明する。各図において、ガス発生ユニット10a、10b、10cをそれぞれ、ユニットa、ユニットb、ユニットcと記述する。図6は、図1の複数台のユニットa〜cを同時に運転させたときの動作における、ユニットa〜cの各バルブの動作タイミングと、ユニットa〜cの製品槽圧力P3および集積製品槽圧力P4の変化を示す。図7は、ユニットa〜cの各バルブの動作タイミングと、各第2吸着槽圧力P2の変化を示す。図8は、ユニットa〜cの各バルブの動作タイミングと、各第1吸着槽圧力P1の変化を示す。図9は、ユニットa〜cに供給される原料空気圧力P01および原料空気槽圧力P0の変化を示す。
各図における各ユニットa〜cの単独の動作タイミングおよび圧力変化は、図5に示したとおりである。一方、制御装置13による制御は、図6〜図9に示すユニットa〜cにおけるA工程、B工程、およびC工程を切り替えるタイミングが、各ユニットa〜c毎に相互に等時間間隔でずれるように設定される。その様子が、各図における各バルブの動作タイミング間の時間間隔で示される。また、その結果の製品槽3、第2吸着槽2および第1吸着槽の圧力変化のずれが、各図における二点鎖線(ユニットa)、細線の実線(ユニットb)、および一点鎖線(ユニットc)で示される。
図6〜図9に示された例では、各ユニットa〜cにおけるA工程またはB工程と、C工程とを組み合わせた動作時間が60秒に設定されている。したがって、二点鎖線で示されるユニットaの(C工程+A工程)の開始から20秒後に、細い実線で示されるユニットbの(C工程+A工程)が開始され、更に20秒後に、一点鎖線で示されるユニットcの(C工程+A工程)が開始される。次の20秒後に、二点鎖線で示されるユニットaの(C工程+B工程)が開始され、以下同様に、ユニットbの(C工程+B工程)、ユニットcの(C工程+B工程)というように繰り返される。
図6に太い実線で示される集積製品槽12の圧力変化は、3つの製品槽3の圧力変化が総合されたものになる。その結果、変化の振幅が小さく抑制されていることが判る。また、図9に太い実線で示される原料空気槽11の圧力変化は、ユニットa〜cに供給される原料空気の圧力変化が総合されたものになる。その結果、変化の振幅が小さく抑制されていることが判る。
以上のように、ユニットa〜cの工程切り替えのタイミングが、相互に等時間間隔でずれるように設定されことにより、以下のような効果が得られる。
各ユニットでは、製品ガスは間歇的に製造されるため、製品ガスを貯蔵する製品槽3に貯蔵して、一定圧力に調圧されて供給される。そのため、供給される原料空気圧力よりも相当低い圧力の製品ガスしか得られない。圧力スイング吸着式ガス発生装置により高い圧力の製品ガスを供給するためには、高圧力の原料空気源、および大きな容量の製品槽が必要であった。
これに対して、本実施の形態のように、一定周期の切り替えタイミングで複数台のガス発生ユニットを等時間間隔で切り替えることにより、集積製品槽12には、一定時間間隔を運転されるガス発生ユニットの台数で除した分割時間間隔で製品ガスが供給されるため、図6に太い実線で示したように、集積製品槽12での圧力低下が少なく、原料空気圧力に近い製品ガス圧力を得ることができる。
また、単一のガス発生ユニットを有する従来の装置では、原料空気吸い込み量および圧力が大きく変動するため、空気圧縮機の負担が大きく、電力消費、オイル上がり、および故障率低減のために、ガス発生ユニットと空気圧縮機の間に大きな容量のエアータンクを必要とする。
これに対して複数のガス発生ユニット10a、10b、10cに対して共通の原料空気槽11を設けることにより、ガス発生ユニットへの原料空気の供給の時間間隔が短縮されるため、図9に太い実線で示したように、原料空気吸い込み量および圧力の変動が少なく、大きな容量のエアータンクが不要となる。
複数のガス発生ユニット10a、10b、10cのうちの運転される台数は、原料空気圧力検出器P0、集積製品槽圧力検出器P4、窒素ガス流量検出器F、および含有酸素濃度検出器OCの検出値を適宜組み合わせた結果に応じて決定することができる。その場合、各検出装置の検出出力を制御装置13に入力させて、制御装置13により運転台数を決定し、決定された台数の運転を制御する構成とすることができる。
あるいは、原料空気圧力検出器P0、集積製品槽圧力検出器P4、窒素ガス流量検出器F、および含有酸素濃度検出器OCの検出値を表示するディスプレイを備え、制御装置13が運転するガス発生ユニットの台数を手動により操作する構成とすることもできる。
台数決定の基準としては、例えば、原料空気圧力P0を基準とする場合、圧力値が低い程、運転台数を増加させる。集積製品槽圧力P4を基準とする場合、圧力値が低い程、運転台数を増加させる。窒素ガス流量Fを基準とする場合、流量が大きい程、運転台数を増加させる。含有酸素濃度OCを基準とする場合、濃度が高い程、運転台数を増加させる。複数の検出器の出力を組み合わせて用いる場合、いずれの検出値を優先させるか等、運転環境の実態に応じて最適な設定は異なるので、試験運転の結果等に基づいて設定を行う。
以上のように、各検出器の出力値に応じて、運転条件の設定値を得るために必要な台数のガス発生ユニットを運転させることにより、消費される製品ガス量が増減しても、容易に経済運転が可能である。
なお、原料空気を圧縮するためのインバータ式空気圧縮機を備え、制御装置13により、ガス発生ユニット10a、10b、10cの運転台数に応じてインバータ式空気圧縮機の能力を制御する構成とすることが望ましい。それにより、運転台数に対して原料空気の圧縮を過剰に行うことが回避され、経済運転に有効である。
本発明の圧力スイング吸着式ガス発生装置によれば、必要な台数のガス発生ユニットを選択的に運転させて、消費される製品ガス量の増減に応じた経済運転が可能である。しかも、集積製品槽での圧力低下が少なく、原料空気圧力に近い製品ガス圧力を安定して得ることができ、窒素ガスまたは酸素ガスを供給するシステムとして有用である。
本発明の一実施の形態における圧力スイング吸着式ガス発生装置として構成された窒素ガス発生装置を示す概要図 図1の装置に含まれるガス発生ユニットの単独の動作における一工程の状態を示す概要図 同ガス発生ユニットの動作における他の工程の状態を示す概要図 同ガス発生ユニットの動作における更に他の工程の状態を示す概要図 同ガス発生ユニットの動作における圧力変化および動作タイミングを示す図 図1の装置における複数台のガス発生ユニットを同時に運転させたときの動作における集積製品槽の圧力変化および動作タイミングを示す図 同第2吸着槽の圧力変化および動作タイミングを示す図 同第1吸着槽の圧力変化および動作タイミングを示す図 同原料空気槽の圧力変化を示す図
符号の説明
1 第1吸着槽
2 第2吸着槽
3 製品槽
4 原料空気入口
5 エアフィルタ
6、7 配管
8 排気口
9 流量調節弁
10a、10b、10c ガス発生ユニット
11 原料空気槽
12 集積製品槽
13 制御装置
14 親機
15 製品ガス出口
16 原料空気出口
17 窒素ガス入口
18 原料空気入口
19 窒素ガス出口
P0 原料空気圧検出器
P1 第1吸着槽圧力検出器
P2 第2吸着槽圧力検出器
P3 製品槽圧力検出器
P4 集積製品槽圧力検出器
F 窒素ガス流量検出器
OC 酸素濃度検出器
SV1 第1吸着バルブ
SV2 第2吸着バルブ
SV3 第1排気バルブ
SV4 第2排気バルブ
SV5 均圧バルブ
SV6 第1出口バルブ
SV7 第2出口バルブ

Claims (5)

  1. 吸着剤を充填した第1吸着槽および第2吸着槽と、
    原料空気を前記第1吸着槽および第2吸着槽へ導入する流路を各々開閉する第1および第2吸着バルブと、
    前記第1および第2吸着槽で前記原料空気から分離された製品ガスを貯蔵する製品槽と、
    前記第1および第2吸着槽からの排気用流路を各々開閉する第1および第2排気バルブと、
    前記第1および第2吸着槽の間を連通させる均圧用流路を開閉する均圧バルブと、
    前記第1および第2吸着槽の間を流量調節弁を介して連通させた還流用流路と、
    前記第1および第2吸着槽と前記製品槽との間の流路を各々開閉する第1および第2出口バルブと、
    前記各バルブの開閉を制御するバルブ駆動信号を供給する制御装置とを備え、
    圧縮された原料空気を供給して高圧下で前記吸着剤による吸着を行う吸着動作と、圧力を低下させて前記吸着剤に吸着したガスを脱着させる脱着動作を、前記各バルブを切り替えることにより、前記第1および第2吸着槽において交互に行うことが可能であり、
    前記制御装置は、前記第1吸着槽で吸着動作を行い前記第2吸着槽で脱着動作を行うA工程と、前記第2吸着槽で吸着動作を行い前記第1吸着槽で脱着動作を行うB工程と、前記均圧バルブを開放して前記両吸着槽の圧力を均等にする均圧工程とを、前記A工程と前記B工程が、両工程間に前記均圧工程を挟みながら交互に行われるように制御する圧力スイング吸着式ガス発生装置において、
    前記第1吸着槽および第2吸着槽、前記製品槽、前記第1および第2吸着バルブ、前記第1および第2排気バルブ、前記均圧バルブ、前記還流用流路、および前記第1および第2出口バルブを含むガス発生ユニットを複数台と、
    前記複数のガス発生ユニットに、前記第1および第2吸着バルブを介して前記原料空気を供給する原料空気源と、
    前記複数台のガス発生ユニットの各製品槽に貯蔵された前記製品ガスが集積される集積製品槽と、
    原料空気槽内の圧力を検出する原料空気圧力検出器と、
    前記集積製品槽から流出する製品ガスの流量を検出する製品ガス流量検出器と、
    前記集積製品槽から流出する前記製品ガス中の酸素濃度を検出する含有酸素濃度検出器と、
    前記集積製品槽内の圧力を検出する集積製品槽圧力検出器とを備え、
    1台の前記ガス発生ユニットと、前記集積製品槽と、前記制御装置とが親機として一体に構成され、
    他の前記ガス発生ユニットは、子機として各々別個に構成されて前記親機に対して着脱可能に接続され、
    前記制御装置は、前記複数台のガス発生ユニットにおける前記各バルブの開閉を制御するバルブ駆動信号を供給して運転を制御し、前記複数台のガス発生ユニットのうち運転する台数を前記各検出器の検出値に応じて変更するとともに、
    複数台の前記ガス発生ユニットを運転させるときに、前記A工程、前記B工程、および前記均圧工程を切り替えるタイミングが、前記各ガス発生ユニット毎に等時間間隔でずれるように制御することを特徴とする圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  2. 前記原料空気源として前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽を備えた請求項に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  3. 前記親機は、前記原料空気源として前記原料空気を貯蔵して供給する原料空気槽を備えた請求項に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  4. 記各検出器の検出値を表示するディスプレイを更に備え、
    前記制御装置が運転する前記ガス発生ユニットの台数を手動により操作可能である請求項1〜のいずれか1項に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
  5. 前記原料空気を圧縮するためのインバータ式空気圧縮機を備え、
    前記制御装置は、前記ガス発生ユニットの運転台数に応じて前記インバータ式空気圧縮機の能力を制御する請求項1〜のいずれか1項に記載の圧力スイング吸着式ガス発生装置。
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