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JP4364128B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫本体内に複数段に容器を引き出し可能に配置した冷蔵庫に関する。
冷蔵庫本体内に上下3段に容器を引き出し可能に配置した冷蔵庫がある。これは、下段の第1容器の上面に第2容器がローラと突起によって前後移動可能に設けられ、第2容器の上方には冷蔵庫本体内の内箱の左右に設けたレールに前後移動可能に第3容器が設けられ、第3容器は冷蔵庫本体内に残ったまま、前面扉の引き出しに伴って第1容器と第2容器が引き出され、第2容器は第1容器の上を前後に移動可能である。(例えば、特許文献1)。
特開2001−349665号公報
特許文献1のものは、第3容器を冷蔵庫本体内に残ったまま、前面扉の引き出しに伴って第1容器と第2容器が引き出され、第1容器への物品の出し入れ時には、第2容器を第1容器の上を後方に移動させて行うが、その場合も第2容器は第1容器の上に載ったままであるため、第1容器の奥側における物品の出し入れが不便である。本発明は、このような点に鑑みて、第1容器、第2容器、第3容器が上下に配置されたものにおいて、各容器における物品の出し入れが容易であり、各容器の清掃が容易な構成の冷蔵庫を提供するものである。
第1の発明は、冷蔵庫本体の前面開口を開閉するように前記冷蔵庫本体に前後方向の引き出し収納可能に設けた扉と、前記冷蔵庫本体内にあって前記扉の引き出し収納に伴って前後方向に引き出し収納される上面開口の第1容器と、前記第1容器の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面に前後スライド可能に載置される第2容器と、この第2容器の上方にあって前記冷蔵庫本体内の上段レールに前後方向に引き出し収納可能に載置された第3容器とを備え、前記扉の引き出し状態において前記第2容器を前記スライド面に沿って後方へスライドさせることにより前記第1容器の上面開口を大きく開いた後方位置に前記第2容器を載置する下段レールを前記冷蔵庫本体内に設け、前記第2容器が下段レールに載置され前記第3容器が前記上段レールに載置された状態で、前記第3容器の引き出しに伴って前記第2容器が引き出される関係に構成したことを特徴とする冷蔵庫である。
第2の発明は、冷蔵庫本体の前面開口を開閉するように前記冷蔵庫本体に前後方向の引き出し収納可能に設けた扉と、前記冷蔵庫本体内にあって前記扉の引き出し収納に伴って前後方向に引き出し収納される上面開口の第1容器と、前記第1容器の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面に載置される第2容器と、この第2容器の上方にあって前記冷蔵庫本体内の上段レールに前後方向の引き出し収納可能に載置された第3容器とを備え、前記冷蔵庫本体内には前記第2容器を前記冷蔵庫本体内に収納載置する下段レールを設け、前記第2容器を前記スライド面に載置して前記第1容器上に位置させた状態と前記下段レールに載置して前記冷蔵庫本体内に収納した状態とに移動可能とし、前記第3容器は前記扉の引き出し動作時には前記冷蔵庫本体内の上段レールに残った状態を保持し、前記第1容器と第2容器が引き出された状態で前記第3容器が前記上段レールに沿って前方へ引き出されたとき前記第3容器は前部が前記第2容器に載置され後部が前記上段レールに載置される状態となり、前記扉の収納動作に伴って前記第3容器が前記上段レールに載置される状態へ後退するように構成され、前記第2容器と前記第3容器とは前記第3容器の引き出しに伴って前記第2容器が引き出される関係に構成したことを特徴とする冷蔵庫である。
第1の発明では、扉の引き出し状態において第2容器をスライド面に沿って後方へスライドさせることにより、第2容器は下段レールに載置されるため、第2容器の収納と引き出しの動作がし易く、安定支持が達成できると共に、第1容器に対して大きく開いた上面開口から物品の出し入れが容易となる。また、扉の引き出し状態において、第2容器が下段レールに載置され第3容器が上段レールに載置された収納状態では、第3容器を引き出せば第2容器が引き出されるため、第2容器と第3容器に対する物品の出し入れは容易となり、使い勝手が良いものとなる。
第2の発明では、第3容器は、扉の引き出し動作時には冷蔵庫本体内のレールに残ったままであり、扉が引き出された状態で第1容器の上面開口に載った第2容器の上面は露出するため、第2容器に対する物品の出し入れがし易くなると共に、第1容器に対する物品の出し入れも可能となる。また、扉が引き出された状態で第3容器をレールに沿って前方へ引き出せば、その前部が第2容器に載置され後部がレールに載置される状態となるため、貯蔵物品が零れ落ちることもなく、安定支持状態に第3容器を支持できることとなる。そして、第3容器を押し込んでもレールに載置される収納状態になるが、扉の収納動作に伴って第3容器全体がレールに載置される収納状態にもなるため、収納動作もし易く、第1の発明の効果との相乗効果が得られる。
本発明は、冷蔵庫本体の前面開口を開閉するように前記冷蔵庫本体に前後方向の引き出し収納可能に設けた扉と、前記冷蔵庫本体内にあって前記扉の引き出し収納に伴って前後方向に引き出し収納される上面開口の第1容器と、前記第1容器の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面に前後スライド可能に載置される第2容器と、前記冷蔵庫本体内の上段レールに前後方向に引き出し収納可能に載置された第3容器とを備え、前記冷蔵庫本体内には前記第2容器を前記冷蔵庫本体内に収納載置する下段レールを設け、前記第2容器を前記スライド面に載置して前記第1容器上に位置させた状態と前記下段レールに載置して前記冷蔵庫本体内に収納した状態とに移動可能とすることを特徴とするものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る冷蔵庫の正面斜視図、図2は本発明に係る冷蔵庫の断熱仕切り壁を取り付けた発泡組み立て本体の構成を示す正面斜視図、図3は本発明に係る冷蔵庫の縦断側面図、図4は本発明に係る冷蔵庫の第1容器〜第3容器の関係を示す分解斜視図、図5は本発明に係る冷蔵庫の引き出し扉を引き出した状態を示す縦断側面図、図6は本発明に係る冷蔵庫の引き出し扉を引き出した状態において第3容器を引き出した状態を示す縦断側面図である。
実施例1に係る冷蔵庫1は、前面開口の冷蔵庫本体2内を断熱仕切り壁10によって、上部貯蔵室3と下部貯蔵室4に上下に仕切っている。これによって、上部貯蔵室3は冷蔵室を構成し、下部貯蔵室は冷凍室を構成している。冷蔵庫本体2は、金属製の外箱(外壁板)2Aと、厚み1.2mm〜0.8mmの合成樹脂製板を真空成形した内箱(内壁板)2Bとの組み合わせで発泡組み立て本体200を構成し、外箱(外壁板)2Aと内箱(内壁板)2Bとの間の空間に、発泡断熱材2Cを充填した断熱構造の断熱箱体である。上部貯蔵室3の前面開口は、冷蔵庫本体2の一側部に取り付けたヒンジ装置によって横方向へ回動されるスウィング式断熱扉5によって開閉される。また下部貯蔵室4の前面開口は、下部貯蔵室4内に設けた左右のレールとローラを含む支持装置6によって前後方向へ引き出し可能に支持した引き出し式扉8にて開閉され、支持装置6には上面開口の合成樹脂製の第1容器7が前方へ引き出し可能に支持されている。
冷蔵庫1は、その上面をテーブル9として使用可能とする大きさであり、略1000mm〜1300mmの高さに冷蔵庫本体2を構成している。このため、冷蔵庫本体2の上面テーブル板9は、冷蔵庫本体2の金属製の外箱(外壁板)2Aの上面部分を構成するものであり、このテーブル板9の下面と内箱(内壁板)2Bとの間には、発泡断熱材2Cが充填された構成である。
断熱仕切り壁10は、インジェクション成形の合成樹脂製上板14とインジェクション成形の合成樹脂製下板15との間に、予め所定形状に成形された発泡スチロール等の断熱材16が挟持された断熱構造をなしている。このような断熱仕切り壁10は、冷蔵庫本体2の内箱(内壁板)2Bの左右側壁に前後方向に形成した溝17と、内箱(内壁板)2Bの後壁に形成した前面開口の溝18に冷蔵庫本体2の前面開口部から挿入されて取り付けられた構成である。
下部貯蔵室4の後部には、冷蔵庫本体2の後壁2Dとの間に断熱区画壁11によって区画された冷却器室12が形成され、冷却器室12内には冷却器13が設置されている。これによって、断熱区画壁11の前方部に冷凍室である下部貯蔵室4が形成される。
冷却器13で冷却した冷気を上部貯蔵室3と下部貯蔵室4に循環させるよう、断熱仕切り壁10の後部を上下に貫通形成した冷気通路となる空間19に送風機20が配置されている。送風機20は、プロペラファン22とこれを回転する電動機21がケーシング23に取り付けられた軸流ファンである。送風機20は、断熱仕切り壁10の空間19に斜め上前方へ冷気を送出するように、合成樹脂製の取付け部材25によって斜め支持状態に取り付けられている。取付け部材25の上部の固定部は、上部貯蔵室3の下部に対応した内箱(内壁板)2Bの後壁に形成した窪み24に嵌って位置決めされた状態で、上部をネジやプッシュ式プラスチック止め具等の止め具26によって、内箱(内壁板)2Bに取り付けられている。
送風機20の取付け部材25は、送風機20の取付け部25Aの左右両側に傾斜の支え部29を備え、この支え部29の外側で前方へ膨らんだ壁部28を形成しており、この左右両側の膨らんだ壁部28は、取付け部25Aに送風機20を取り付けた状態で、ケーシング23の左右両側が当接又は近接する。送風機20は、左右両側の支え部29と上部の弾性保持片27によって、ケーシング23を所定位置に保持するようにしてもよいが、送風機20の下部を支える支持部30を取付け部材25に形成してもよい。また、図のように、この支持部30を断熱仕切り壁10の下板15に形成することもできる。このようにして、送風機20は断熱仕切り壁10の空間19に合成樹脂製の取付け部材25によって斜め支持状態に取り付けられている。
このようにして送風機20を取り付けた状態で、上部貯蔵室3の後部には、冷蔵庫本体2の後壁との間に上部貯蔵室3への冷気分配通路33を形成する背壁部材32が、冷蔵庫本体2に取り付けられている。背壁部材32は、合成樹脂製の前面板32Aとその裏側の断熱材32Bとの組み合わせである。背壁部材32を取り外せば、弾性保持片27の弾性を利用して送風機20を前方へ取り外し可能であり、また前方から取付け可能となる。送風機20への給電線の配線は、背壁部材32の取付け前に行う。
下部貯蔵室4には、引き出し式扉8と共に前後方向に引き出し収納される合成樹脂製の上面開口の第1容器7が上方に取り外し自在に載置されている。そして、合成樹脂製第1容器7の上面開口の左右両側壁上端部には、合成樹脂製の上面開口の第2容器7Aが、上方に取り外し自在且つ前後方向に引き出し収納自在に載置されるスライド面70が前後方向に形成されている。また、第2容器7Aの上方には合成樹脂製の上面開口の第3容器7Bが配置されている。この第3容器7Bは、冷蔵庫本体2の下部貯蔵室4内左右側壁に前後方向に延びるように形成された上段レール71に、前後方向に引き出し収納可能に載置されている。上段レール71には、第3容器7Bの左右両側のフランジ部7BFが前後方向に引き出し収納可能に載置される関係である。
第3容器7Bは、冷凍食品が小分け収納できるように左右に容器部7B1と容器部7B2が形成され、第3容器7B2の後方部には貯氷用容器部7B3が形成され、貯氷用容器部7B3の上面部には製氷皿7Cが取り外し自在に載置されている。製氷皿7Cには、その上面開口を開閉する蓋7C1が取り付けられる。
第1容器7を上方に取り外し自在に載置する支持装置6について説明する。第1容器7は、下部貯蔵室4内に引き出し支持装置6によって前後方向へ引き出し可能であり、引き出し支持装置6に取り外し自在に載置した構成である。引き出し支持装置6の構成は、引き出し式扉8の裏面から後方へ略平行に延びた左右の支持部材6Aを設け、左右の支持部材6Aの後部には、それぞれローラ73が取り付けられている。これらのローラ73は、下部貯蔵室4の左右側壁面に前後方向に形成した左右のレール72に、前後方向に引き出し収納可能に載置されている。また、下部貯蔵室4の左右側壁面の前部には、左右支持部材6Aの下部フランジ6A1が、それぞれ載置されるローラ74が取り付けられている。左右の支持部材6Aの後部は、連結部材6Bによって連結されて補強されている。この構成によって、引き出し式扉8は第1容器7と共に引き出し収納自在であり、第1容器7はその左右のフランジ部7Fが、支持部材6Aの所定位置に上方に取り外し自在に載置された状態である。
冷蔵庫本体2の下部貯蔵室4の左右側壁面に前後方向に左右の下段レール75が形成されており、第2容器7Aの左右側壁に形成したフランジ部7A2が、この左右の下段レール75に載置される状態である。また、第2容器7Aは、その左右側壁に形成したフランジ部7A1が、第1容器7の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面70に前後方向にスライド可能に載置される構成である。
引き出し式扉8が閉まった状態では、第1容器7は左右の支持部材6Aの所定位置に左右のフランジ部7Fが載置された状態であり、第2容器7Aはその左右側壁に形成したフランジ部7A1が、第1容器7のスライド面70に載置された状態である。フランジ部7A2は下段レール75から僅かに浮いた状態である。また、第3容器7Bは、その左右フランジ部7BFが、上段レール71に前後方向に引き出し収納可能に載置された状態である。この状態は、図3に示す。
図3の状態において、冷却器13によって冷却された冷気は、送風機20によって矢印のように上部貯蔵室3と下部貯蔵室4とに循環して冷却する。即ち、送風機20から冷気分配通路33へ送出された冷気は、冷気分配通路33に対応して背壁部材32に形成した冷気吐出口から上部貯蔵室3へ流入して上部貯蔵室3を冷却した後、帰還路(図示せず)を通って冷却器室12の下部へ入り、ここで再び冷却器13によって冷却される循環をする。また、送風機20から下部貯蔵室4の上部へ流入した冷気は、下部貯蔵室4を冷却した後、断熱区画壁11の下端部から冷却器室12の下部へ入り、ここで再び冷却器13によって冷却される循環をする。上部貯蔵室3は冷蔵室であり、上部貯蔵室3の温度を温度センサで感知して制御回路部によって、冷凍サイクルの冷媒の圧縮機35をON−OFF制御する。冷却器13は圧縮機35と共に冷凍サイクルを構成する。36は冷却器13の霜取り用電気ヒータ、37は扉5を開いたとき点灯し、扉5を閉じたとき消灯する庫内灯である。
このように、引き出し式扉8が閉まった状態から引き出し式扉8を前方へ引き出すことによって、第1容器7が前方へ引き出される。一方、第2容器7Aはその左右側壁に形成したフランジ部7A1が、第1容器7に載置された状態で下部貯蔵室4内から第1容器7と一緒に引き出される。このとき、第3容器7Bは下部貯蔵室4の上段レール71に載置された状態で下部貯蔵室4内に残った状態である。
このように、引き出し式扉8を略いっぱいに引き出した状態において、第2容器7Aの上面開口は下部貯蔵室4の前面に露出するが、第1容器7は第2容器7Aで覆われているため、第1容器7に対する物品の収納及び出し入れを自由に行うことができない。この状態は図5に示す。この状態で、第2容器7Aに対する物品の収納及び出し入れを自由に行うことができる。この状態において、第1容器7に対する物品の収納及び出し入れを行うためには、第2容器7Aを後方へ押し込むことによって、第2容器7Aは下段レール75に載置された状態となり、第1容器7の上面開口を大きく開くことができる。
即ち、図5の状態で、第2容器7Aをスライド面70に沿って後方へスライドさせることにより、第2容器7Aはその左右側壁に形成したフランジ部7A2が、下段レール75に載置された状態で下部貯蔵室4内に収納されるため、第1容器7の上面開口を大きく開くことができる。このように、下段レール75とスライド面70とは、第2容器7Aを下部貯蔵室4内に収納保持する状態と、第1容器7上に載置した状態とに選択載置できる関係に形成されている。なお、第2容器7Aをスライド面70に沿ってその上を後方へスライドさせることにより、第2容器7Aの左右側壁に形成したフランジ部7A1が載置されるように、下段レール75の位置を定めた構成でもよい。
上記のように、扉8の引き出し動作時には、第3容器7Bは冷蔵庫本体2内の上段レール71に残った状態を保持している。扉8の引き出しによって、第1容器7と第2容器7Aとが引き出される。この状態において、第3容器7Bを上段レール71に沿って前方へ引き出すことによって、第3容器7Bは、その前部が第2容器7Aに載置され後部が上段レール71に載置される状態となる。この具体的な構成として、第3容器7Bの前部底面の左右には、下方へ突出した脚部80が形成されており、第3容器7Bを引き出したとき、この脚部80が第2容器7Aの上面開口の左右部に前後方向に形成したスライド面81をスライドする構成である。このスライド面81の前端には、第2容器7Aの前壁82があり、左右の脚部80がこの前壁82に当たったとき、第3容器7Bの引き出しがストップし、この状態で、第3容器7Bは、その前部が第2容器7Aに載置され、第3容器7Bの後部が上段レール71に載置されて保持される。この状態は、図6に示す。
この図6の状態において、扉8を閉める、即ち、第1容器7の収納動作を行うことに伴って、第1容器7に載置された第2容器7Aも第1容器7と共に後方へ移動するため、第3容器7Bの左右の脚部80が第2容器7Aの前壁82によって後方へ押され、第3容器7Bも第2容器7Aと共に後方へ移動する。この後方への移動によって、第3容器7B全体の載置が上段レール71による載置となり、扉8が閉まった状態で、図3のように元の状態となり、第1容器7、第2容器7A、及び第3容器7Bは、冷蔵庫本体2の下部貯蔵室4内の所定位置に収納される。
上記のように、扉8の引き出し動作時には、第3容器7Bは冷蔵庫本体2内の上段レール71に残った状態を保持している。また、図5に示す状態において、上記のように第2容器7Aをスライド面70に沿って後方へスライドさせて下部貯蔵室4に収納された状態では、第1容器7は前方へ引き出された状態であり、第2容器7Aと第3容器7Bは下部貯蔵室4に収納された状態となる。このような状態において、第3容器7Bを前方へ引き出せば、それに伴って第3容器7Bの左右の脚部80が第2容器7Aの前壁82を前方へ押すため、第3容器7Bと共に第2容器7Aが引き出されるようになる。これによって、第2容器7Aと第3容器7Bへの物品の収納や取り出しがし易い状態となる。
なお、第2容器7Aの前部には、第2容器7Aがスライド面70に載置された状態で第1容器7の前部又は扉8の裏面に係合し、第2容器7Aをスライド面70に沿って後方へスライドさせる際には、第2容器7Aの前部を持ち上げることによって前記係合を外すことができる係合部を設けた構成とすれば、扉8の引き出し動作に伴って、第1容器7と第2容器7Aを共に引き出すことができ、第2容器7Aの前部を持ち上げて前記係合を外すことによって、第2容器7Aを後方へスライドさせれば、下部貯蔵室4内の下段レール75に載置させる状態に移動させることができる。
上記において、第1容器7、第2容器7A、第3容器7Bは、それぞれ取り外すことによって、水洗いが可能となり、各容器を衛生的に保つことができるものとなる。
本発明の冷蔵庫は、冷凍冷蔵庫の呼称されるものもあるが、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の形態の冷蔵庫に摘要できるものであり、上部貯蔵室と下部貯蔵室が実施例の形態に限らず、冷蔵室、冷凍室、野菜室、その他の用途室の組み合わせであっても、何ら差し支えなく、第1容器7、第2容器7A、第3容器7Bがいずれの室に設けられる形態でも適用可能である。
本発明に係る冷蔵庫の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の断熱仕切り壁を取り付けた発泡組み立て本体の構成を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の第1容器〜第3容器の関係を示す分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の引き出し扉を引き出した状態を示す縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る冷蔵庫の引き出し扉を引き出した状態において第3容器を引き出した状態を示す縦断側面図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・冷蔵庫
2・・・・冷蔵庫本体
2A・・・外箱(外壁板)
2B・・・内箱(内壁板)
2C・・・発泡断熱材
3・・・・上部貯蔵室
4・・・・下部貯蔵室
5・・・・上部貯蔵室扉
6・・・・支持装置
7・・・・第1容器
7A・・・第2容器
7B・・・第3容器
7A1・・フランジ部
7A2・・フランジ部
7BF・・フランジ部
7F・・・フランジ部
8・・・・下部貯蔵室扉
9・・・・テーブル
10・・・断熱仕切り壁
11・・・断熱区画壁
12・・・冷却器室
13・・・冷却器
19・・・空間
20・・・送風機
21・・・電動機
22・・・プロペラファン
23・・・ケーシング
25・・・送風機の取付け部材
33・・・冷気分配通路
36・・・除霜用電気ヒータ
70・・・スライド面
71・・・上段レール
72・・・レール
73、74・・・ローラ
75・・・下段レール
80・・・脚部
81・・・スライド面

Claims (2)

  1. 冷蔵庫本体の前面開口を開閉するように前記冷蔵庫本体に前後方向の引き出し収納可能に設けた扉と、前記冷蔵庫本体内にあって前記扉の引き出し収納に伴って前後方向に引き出し収納される上面開口の第1容器と、前記第1容器の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面に前後スライド可能に載置される第2容器と、この第2容器の上方にあって前記冷蔵庫本体内の上段レールに前後方向に引き出し収納可能に載置された第3容器とを備え、前記扉の引き出し状態において前記第2容器を前記スライド面に沿って後方へスライドさせることにより前記第1容器の上面開口を大きく開いた後方位置に前記第2容器を載置する下段レールを前記冷蔵庫本体内に設け、前記第2容器が下段レールに載置され前記第3容器が前記上段レールに載置された状態で、前記第3容器の引き出しに伴って前記第2容器が引き出される関係に構成したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体の前面開口を開閉するように前記冷蔵庫本体に前後方向の引き出し収納可能に設けた扉と、前記冷蔵庫本体内にあって前記扉の引き出し収納に伴って前後方向に引き出し収納される上面開口の第1容器と、前記第1容器の上面開口の左右両側に形成した前後方向のスライド面に載置される第2容器と、この第2容器の上方にあって前記冷蔵庫本体内の上段レールに前後方向の引き出し収納可能に載置された第3容器とを備え、前記冷蔵庫本体内には前記第2容器を前記冷蔵庫本体内に収納載置する下段レールを設け、前記第2容器を前記スライド面に載置して前記第1容器上に位置させた状態と前記下段レールに載置して前記冷蔵庫本体内に収納した状態とに移動可能とし、前記第3容器は前記扉の引き出し動作時には前記冷蔵庫本体内の上段レールに残った状態を保持し、前記第1容器と第2容器が引き出された状態で前記第3容器が前記上段レールに沿って前方へ引き出されたとき前記第3容器は前部が前記第2容器に載置され後部が前記上段レールに載置される状態となり、前記扉の収納動作に伴って前記第3容器が前記上段レールに載置される状態へ後退するように構成され、前記第2容器と前記第3容器とは前記第3容器の引き出しに伴って前記第2容器が引き出される関係に構成したことを特徴とする冷蔵庫。
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