JP4357333B2 - サーマルヘッド - Google Patents
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Description
また、ヘッド基板31は、放熱板35の下面に取り付けられ、この放熱板35が基台36の下面に取り付けられている。これによって、従来のサーマルヘッドは、ヘッド基板31が放熱板35を介して基台36に取り付けられた構成となっている。
前記貫通孔36aには、基台36の厚さ寸法より長さが長い第1ネジ部材37が貫通されており、この第1ネジ部材37の図示下部側の一端は、放熱板35に接着剤等で固着されている。
また、第1ネジ部材37の図示上部側の他端は、基台36の上面より上方に突出しており、この突出部分にナット部材38がネジ締めされて、放熱板35と基台36とが一体化されている。
また、基台36のネジ孔36bには、第2ネジ部材39がねじ込みされ、その先端を放熱板5の上面に当接させた状態になっており、第2ネジ部材39をドライバー等で回転させることにより、先端が放熱板35の上面を押圧して、第2ネジ部材39を回転させた部分の放熱板35が所定量押し下げられて、基台36から離間するようになっている。
このような中央部が一番凸となるように円弧状に湾曲させたヘッド基板を有するサーマルヘッドは、印刷中におけるインクリボンの走行が安定して蛇行することがなので、インクリボンにシワ等が発生するのを防止でき、画像品質を向上させることができる。
そのために、左右端部側のナット部材38、第2ネジ部材39も調整して、放熱板35を介してヘッド基板31を円弧状に湾曲させていたので、組立に時間が掛かる問題があった。
また、複数の第1、第2ネジ部材37、39およびナット部材38を使用していたので、部品点数が多くなり、コストアップになる問題があった。
本発明は、前述したよう課題を解決して、少ない部品点数でヘッド基板の中央部付近が一番凸となる円弧状に湾曲させて、インクリボンの走行を安定させて高品質な画像印刷を行うことができるサーマルヘッドおよびこの組立方法を提供することを目的とする。
そのために、高品質の画像印刷を行うことができる。
前記ヘッド基板1は、図示下面に複数の発熱素子2aが図示左右の長手方向に整列形成されると共に、図示上面が第1ヘッド取付台3の一方の面3aに接着剤等で固着されて一体化されている。
前記第1ヘッド取付台3は、アルミニウム等の放熱性の良い金属板からなり、印刷時においてヘッド基板2に蓄熱される熱を放熱するようになっている。
また、第1ヘッド取付台3の他方の面3bと対向する上方には、SUSまたは鉄等の金属からなる第2ヘッド取付台4が配設されている。
前記第2ヘッド取付台4の第1ヘッド取付台3の他方の面3bと対向する図示下面の対向面4aには、長手方向における中央部に所定高さで突出する凸部4bが形成されると共に、長手方向の両端側のコーナ部が研削加工等によりカットされて、所定角度で傾斜する傾斜面4c、4cが形成されている。前記凸部4bの対向面4aからの突出寸法は、略70μmに形成されている。
そして、一対のネジ部材5を貫通孔4d、4dに挿通して、ネジ孔3cにネジ締めすることにより、第1ヘッド取付台3が第2ヘッド取付台4に取付可能になっている。
そして、第1ヘッド取付台3の一対のネジ孔3cに位置合わせされた第2ヘッド取付台4の一対の貫通孔4dにネジ部材5を挿入して締め付ける。
同時に、第2ヘッド取付台4の両端部側に形成した傾斜面4cに第1ヘッド取付台3の両端部が位置する。このことにより、第1ヘッド取付台3は、円弧状に湾曲して中央部が一番凸となる。そのために、ヘッド基板2も、第1ヘッド取付台3に倣って円弧状に湾曲する。
なお、第2ヘッド取付台4の中央部の凸部4bは、イモネジ等のネジで構成されているので、ネジにより、第1ヘッド取付台3の適切な湾曲形状が得られる高さに調整可能である。
このため、後述するインクリボン16のテンションを適切にすることができ、安定したリボン走行を得ることができる。
このプラテンローラ12の上方に、ラインヘッドからなる本発明のサーマルヘッド1がプラテンローラ12と平行方向に配設されている。
そして、サーマルヘッド1は、第2ヘッド取付台4が回動アーム14の一端側に支持され、回動アーム14が他端部側の回動支持部14aを支点として回動することにより、プラテンローラ12に対して接離してヘッドアップ/ダウン可能になっている。
また、記録用紙15の矢印Bの搬送方向におけるプラテンローラ12より下流側(図示左側)には、紙送りローラ17と、この紙送りローラ17に圧接して従動回転可能な圧接ローラ18とが配設されている。
前記インクリボン16は、一端部側が巻取りコア19aに巻回されると共に、他端部側が供給コア19bに巻回されており、巻取りコア19aを回転駆動することで、供給コア19bから巻取りコア19aに巻取り可能になっている。
そして、回動アーム14を上方に回動させて、サーマルヘッド1をプラテンローラ12から大きく離間させることで、カートリッジ19をプリンタ本体部11aに装着可能になっている。
そのために、印刷中のインクリボン16に蛇行等の不具合が発生するのを防止できる。また、インクリボン16の中央部に加わる張力が一番大きくなることで、インクリボン16にシワ等が発生するのを防止できる。
2 ヘッド基板
3 第1ヘッド取付台
3a 一方の面
3b 他方の面
4 第2ヘッド取付台
4a 対向面
4b 凸部
4c 傾斜面
4d 貫通孔
5 ネジ部材
11 熱転写プリンタ
12 プラテンローラ
14 回動アーム
14a 回動支持部
15 記録用紙
16 インクリボン
17 紙送りローラ
18 圧接ローラ
19 カートリッジ
19a 巻取りコア
19b 供給コア
Claims (2)
- 複数の発熱素子が整列形成された長尺状のヘッド基板と、このヘッド基板を取り付けた第1ヘッド取付台と、この第1ヘッド取付台を取り付けた第2ヘッド取付台とを備え、
前記第2ヘッド取付台には、前記第1ヘッド取付台と対向する側に対向面が形成され、この対向面の長手方向における中央部は凸部が形成されると共に、長手方向の両端側のコーナ部には切削状の傾斜面が形成されており、前記第1ヘッド取付台は、長手方向の両端側の前記傾斜面と対向する位置の内側直近部分が、前記第2サーマルヘッド取付台に形成された貫通孔に挿入され前記第1ヘッド取付台の第2ヘッド取付台と対向する面に形成されたネジ孔に先端が螺合するネジ部材によって締め付けられることにより、前記凸部と当接する長手方向の中央部が一番凸となるようにし、前記長手方向の両端部を前記傾斜面に倣うように湾曲させて形成されていることを特徴とするサーマルヘッド。 - 前記第2ヘッド取付台の中央部の前記凸部は、ネジからなり、前記対向面における突出量の調整が可能であることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
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JP2004092383A JP4357333B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004092383A JP4357333B2 (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | サーマルヘッド |
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JP2005271556A JP2005271556A (ja) | 2005-10-06 |
JP4357333B2 true JP4357333B2 (ja) | 2009-11-04 |
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- 2004-03-26 JP JP2004092383A patent/JP4357333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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