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JP4355852B2 - カメラ装置、カメラ制御プログラム及びカメラシステム - Google Patents

カメラ装置、カメラ制御プログラム及びカメラシステム Download PDF

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JP4355852B2 JP2003324061A JP2003324061A JP4355852B2 JP 4355852 B2 JP4355852 B2 JP 4355852B2 JP 2003324061 A JP2003324061 A JP 2003324061A JP 2003324061 A JP2003324061 A JP 2003324061A JP 4355852 B2 JP4355852 B2 JP 4355852B2
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Description

本発明は、撮影条件を設定して撮影を行うカメラ装置、カメラ制御プログラム及びカメラシステムに関する。
従来、撮影条件を設定して撮影を行うカメラ装置が提案されるに至っている。このカメラ装置は、撮影条件の設定モード状態で、「再生画像から設定」が選択されると、予め撮影されて記録されている画像を表示する。この表示された画像のいずれかが選択されると、この選択された画像を撮影した時の撮影条件を読み込み、当該撮影条件を設定してRECモードに移行し撮影待機状態となる。しかる後に、ユーザがシャッターキーを押下すると、前記設定した撮影条件で撮影を行い、これによりユーザは、過去に撮影して記録されている画像の撮影時と同一の撮影条件の下でで撮影を行うことができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−10134号公報
しかしながら、従来のカメラ装置にあっては、前述したように、予め撮影記録した元となる画像の撮影条件を今回の撮影時に設定する構成であることから、元となる画像の撮影時には、ユーザ自らが絞り値やシャッタースピード等の撮影条件を設定する操作を行わなければならない。したがって、撮影条件の設定を撮影シーンに応じて完全自動化し得るものではなかった。また、呼び出されて設定される撮影条件は以前の撮影でユーザが設定してものであるから、必ずしも適切な撮影条件であるとは限らず、撮影シーンに応じた適切な撮影条件を設定し得るものでもなかった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影シーンに応じた適切な撮影条件を自動設定して撮影することのできるカメラ装置、カメラ制御プログラム及びカメラシステムを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係るカメラ装置は、複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、この設定手段により設定された撮影条件で撮影する撮影手段とを備える。
したがって、予めスケジュール情報記憶手段にスケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶させておくと、スケジュール時刻に撮影を行った場合には、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件が設定される。よって、ユーザは撮影条件設定操作を行う必要なく、自動的に設定された撮影条件で撮影を行うことができる。
また、請求項記載の発明に係るカメラ装置は、外部から送信される前記スケジュール情報を受信する受信手段を更に有し、前記スケジュール情報記憶手段は、前記受信手段により受信されたスケジュール情報を記憶する。したがって、カメラ装置自体にスケジュール作成機能を設ける必要がなく、カメラ装置の複雑化を伴わずに、スケジュール内容に応じたシーンに適切な撮影条件を自動設定して撮影を行うことができる。
また、請求項記載の発明に係るカメラ制御プログラムは、複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、撮影手段とを備えるカメラ装置が有するコンピュータを、撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、この設定手段により設定された撮影条件で撮影するように前記撮影手段を制御する制御手段として機能させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項記載の発明は、スケジュール作成装置とカメラ装置とで構成されるカメラシステムであって、前記スケジュール作成装置は、スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を作成する作成手段と、この作成手段により作成された前記スケジュール情報を送信する送信手段とを備え、前記カメラ装置は、複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、前記スケジュール作成装置の送信手段により送信される前記スケジュール情報を受信する受信手段と、この受信手段により受信された前記スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、この設定手段により設定された撮影条件で撮影する撮影手段とを備える。
したがって、ユーザは予めスケジュール作成装置により、スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を作成し、このスケジュール情報をスケジュール作成装置からカメラ装置に送信する。すると、カメラ装置はこれを受信して記憶し、スケジュール時刻に撮影を行った場合には、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する。よって、ユーザは撮影条件設定操作を行う必要なくスケジュール情報のスケジュール内容に応じたシーンに適切な撮影条件を自動設定して撮影を行うことが可能なシステムを構築することができる。
以上説明したように本発明に係るカメラ装置及びカメラ制御プログラムによれば、予めスケジュール情報記憶手段にスケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶させておくことにより、スケジュール時刻に撮影を行った際に、ユーザは撮影条件設定操作を行う必要なくスケジュール情報のスケジュール内容に応じたシーンに適切な撮影条件を設定して撮影を行うことができる。
また、本発明に係るカメラシステムによれば、予めスケジュール作成装置でスケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を作成してカメラ装置に送信しておくことにより、スケジュール時刻に撮影を行った際に、ユーザは撮影条件設定操作を行う必要なくスケジュール情報のスケジュール内容に応じたシーンに適切な撮影条件を設定して撮影を行うことが可能なシステムを構築することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1に示すように、本発明の各実施の形態に共通すカメラシステムは、スケジュール作成装置としてパーソナルコンピュータ1と、このパーソナルコンピュータ1にUSBケーブル2を介して着脱自在に接続されるデジタルカメラ4とで構成される。デジタルカメラ4は、略直方体形状の本体401を有し、この本体401の前面には後述する光学レンズ407と発光部406が配置されている。また、背面には液晶表示部402が配置され、上面にはシャッターキー405とが配設されている。
図2は、前記パーソナルコンピュータ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。このパーソナルコンピュータ1は、制御部101、ROM102、RAM103、通信部104、表示部105、及び操作部107がシステムバス106により相互に接続されたシステムである。制御部101は、ROM102に記憶されているプログラムに基づき動作し、スケジュール作成表示処理を実行するとともに、各部を制御するものである。ROM102には、前記各部を制御プログラムが記憶されているとともに、後述するスケジュール作成表示処理を実行するためのスケジュール作成アプリケーションプログラムが格納されている。RAM103には、作成されたスケジュール情報を記憶するとともに、制御部101のワークエリアとして使用される。通信部104は、後述するデジタルカメラ4の通信部417とUSBケーブル2を介して通信を行う機能を有している。表示部105は、CRTやLCDで構成され、操作部107はキーボードからなる。
図3は、デジタルカメラ4の電気的な回路構成を示すブロック図である。このデジタルカメラは、前記本体401の前面に配置された光学レンズ407、この光学レンズ407により絞り430を介して結像されるCCD等の撮影素子408と、撮影素子408を駆動するためのTG409と、撮影素子408から出力された撮影信号を保持するCDS、その撮影信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮影信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)からなるユニット回路410を有している。そして、被写体の像が光学レンズ407及び絞り430を介して撮影素子408上に結像され、撮影素子408は信号を出力する。この撮影素子408から出力された信号は、ユニット回路410にて、サンプリング、増幅、デジタル化され、画像処理回路/CPU411に送られて、この画像処理回路/CPU411内で輝度に変換され、輝度の積分やヒストグラム処理が行われる。
前記光学レンズ407は、AFモータ等を備えるレンズ駆動回路412に保持されており、レンズ駆動回路412が画像処理回路/CPU411の制御により駆動されることにより光軸方向に移動し、撮影素子408に結像される被写体像のフォーカス、及び拡大倍率を調整する。また、AE制御時には、撮影素子408が、画像処理回路/CPU411から送られるシャッターパルスに基づきTG409によって駆動され、その電荷蓄積時間を制御される。これにより電子シャッターが実現される。
画像処理回路/CPU411は各種の信号処理、及び画像処理機能を備えたものであり、ユニット回路410を経てデジタル信号に変換された撮影信号からビデオ信号を生成し、撮影素子408によって撮影した被写体像をスルー画像としてTFT液晶モニター等からなる前記液晶表示部402に表示させる。また、撮影時には、撮影信号を圧縮してJPEGフォーマットの画像ファイルを生成し、それを最終的にはフラッシュメモリ等からなる着脱自在な記憶メディア413に記憶させ、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張して液晶表示部402に表示させる。なお、画像処理回路/CPU411は、現在日時を計時する時計部414を備えており、記憶メディア413は着脱自在である。
さらに、画像処理回路/CPU411には、前記シャッターキー405や図示しない他のキーを有する操作キー部415、ROM416、通信部417、ストロボ回路418、絞り駆動部419、RAM420、及びアラーム発生部460が接続されている。ROM416は、画像処理回路/CPU411による各部の制御及び各種データ処理に必要な動作プログラムが記録されているともに、後述するフローチャートに示す処理を実行するためのプログラムやスケジュール情報を受信して後述するスケジュール記憶部450に記憶させるためのプログラムが記憶されている。さらに、ROM416には、撮影条件記憶部440が設けられている。
通信部417は、USBケーブル2を介して前記パーソナルコンピュータ1の通信部104に接続され、データの授受を行う。ストロボ回路418は、前記発光部406を発光動作させる回路であり、絞り駆動部419は前記絞り430を駆動する回路部である。RAM420は、各種データの記憶や画像処理回路/CPU411のワークエリアとして使用されるとともに、スケジュール記憶部450を有している。アラーム発生部460は、画像処理回路/CPU411の指示に従ってアラーム音を発生する回路部である。
図4は、前記撮影条件記憶部440のメモリ構成を示す概念図である。この撮影条件記憶部440には、「AUTO」「風景」・・・「スポーツ」「マニュアル」等の撮影条件識別情報毎に、撮影条件が記憶されている。この撮影条件は、「フォーカス」「シャッター速度」「絞り」「ストロボ」等の撮影条件要素毎に適切な撮影条件を記憶したものである。
図5は、前記スケジュール記憶部450のメモリ構成を示す概念図であり、このスケジュール記憶部450は、スケジュール時刻・日付記憶領域451、アラーム時刻記憶領域452、スケジュール内容(件名、場所)記憶領域453、及び撮影条件識別情報記憶領域454で構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、ユーザはパーソナルコンピュータ1を立ち上げて前記スケジュール作成アプリケーションプログラムを起動させる。これにより、パーソナルコンピュータ1の表示部105には、図6(A)に示すスケジュール入力画面が表示される。このスケジュール入力画面は、「予定」の「件名」「場所」「開始時刻」「終了時刻」「アラーム」の入力項目及び「優先撮影モード」の選択項目で構成され、「選択項目の優先撮影モード」は「AUTO」「風景」「ポートレート」「夜景」「マクロ」「スポーツ」「マニュアル」の選択肢で構成されている。ユーザは、操作部107を操作することにより、各入力項目に対する入力を行うとともに選択肢の選択を行い、これにより図6(A)及び(B)に示すように、入力が完了する。そして、入力完了後、操作部107にて所定の記憶指示操作を行うことにより、図示した各入力項目及び選択項目に対応する入力結果からなるスケジュール情報がRAM103に記憶されることとなる。
しかる後に、ユーザは図1に示したようにパーソナルコンピュータ1にUSBケーブル2を介してデジタルカメラ4を接続し、RAM103に記憶されている前記スケジュール情報を送信する。すると、デジタルカメラ4は画像処理回路/CPU411は通信部417を制御してスケジュール情報を受信し、スケジュール記憶部450に記憶させる。これにより、スケジュール記憶部450のスケジュール時刻・日付記憶領域451には、前記スケジュール情報の「開始時刻」「終了時刻」が、アラーム時刻記憶領域452には「アラーム」の時刻が、スケジュール内容(件名、場所)記憶領域453には「件名」「場所」が、撮影条件識別情報記憶領域454には選択された「優先撮影モード」が(図6(A)の場合「スポーツ」、同図(B)の場合「風景」)が記憶される。
このようにスケジュール記憶部450へのデータの記憶を完了したならば、USBケーブル2からデジタルカメラ4を取り外し、撮影を行うべくデジタルカメラ4を携帯して外出する。そして、ユーザが操作キー部415に設けられているモード切換スイッチを操作して撮影モードを設定すると、デジタルカメラ4の画像処理回路/CPU411は前記プログラムに基づき、図7のフローチャートに示す処理を実行する。
すなわち、シャッターキー405が半押し操作されたか否かを常時監視する(ステップS101)。シャッターキー405に対する操作がない場合には、時計部414が計時している現在時刻とアラーム時刻記憶領域452に記憶されている時刻とを比較することにより、スケジュールのアラーム時刻となったか否かを判断する(ステップS102)。アラーム時刻となった場合には、アラーム発生部460を起動してアラームを発生させる(ステップS103)。したがって、ユーザはこのアラームにより、スケジュール開始時刻が近付いたことを知ることができる。
また、ステップS102での判断の結果、アラーム時刻でない場合には、操作キー部415のモード切換スイッチが操作されたか否かを判断する(ステップS104)。モード切換スイッチが操作されずに撮影モードの状態が継続している場合には(ステップS104;NO)、ステップS101からの処理を繰り返す。モード切換スイッチが操作された場合には(ステップS104;YES)、モード切換処理を実行して(ステップS105)、切り換えられた他のモードへ移行する。
一方、ステップS101での判断の結果、シャッターキー405が半押し操作された場合には、時計部414が計時している現在時刻とスケジュール時刻・日付記憶領域451に記憶されているスケジュール時刻とを比較することにより、現在時刻に対応するスケジュールがあるか否かを判断する(ステップS106)。スケジュール時刻となっておらず、現在時刻に対応するスケジュールがない場合には(ステップS106;NO)、更に前後1時間以内のスケジュールがある否かを判断する(ステップS107)。そして、ある場合には、後述するステップS109の処理を行い、ない場合には撮影条件手動選択処理を実行する(ステップS108)。この撮影条件手動選択処理では、操作キー部415に設けられているマニュアル撮影時の撮影条件設定キーの操作により予め設定されている絞り値やシャッター速度を選択して設定し、しかる後にステップS111に進む。
他方、ステップS106での判断の結果、現時点のスケジュールがある場合には、当該スケジュールの撮影条件識別情報に基づき1つ(1組)の撮影条件を読み出す(ステップS109)。すなわち、前述のように図6(A)に示したスケジュール情報が、スケジュール記憶部450に記憶されていることから、現在時刻が「2003年8月20日9時」であるとすると、スケジュール記憶部450には現時点のスケジュールがあることになり、このスケジュールの撮影条件識別情報は「スポーツ」である。また、撮影条件識別情報「スポーツ」の撮影条件は、図4の撮影条件記憶部440に示したように「フォーカス」=AF、「シャッター速度」=1/1000、「絞り」=オート、「ストロボ」=オート・・・である。
したがって、ステップS109では、「スポーツ」の撮影条件である「フォーカス」=AF、「シャッター速度」=1/1000、「絞り」=オート、「ストロボ」=オート・・・を読み出し、次にこの読み出した撮影条件をセットする(ステップS110)。これにより、レンズ駆動回路412が動作して光学レンズ407を合焦させ、シャッター速度は1/1000に固定され、絞り430は絞り駆動部419により自動調整され、ストロボ回路418は周囲の明るさに応じて発光可能な状態とされる等の処理が実行される。
次に、シャッターキー405が全押しされたか否かを判断し(ステップS111)、全押しされた時点で撮影処理を実行する(ステップS112)。つまり、被写体の像が光学レンズ407及び絞り430を介して結像された撮影素子408からの信号は、ユニット回路410にてデジタル化され、画像処理回路/CPU411内で前記撮影条件に応じた処理が必要である場合には当該処理が施されて、JPEGフォーマットの画像ファイルに生成され、記憶メディア413に記憶される。
したがって、ユーザがスケジュール時刻に撮影を行う際に、撮影条件設定操作を行う必要なく、自動的に設定された撮影条件で撮影して画像を記憶メディア413に記憶させることができる。しかも、ステップS110でセットされる撮影条件は、撮影条件記憶部440に記憶されている適切な撮影条件であり、この撮影条件がスケジュール情報の撮影条件識別情報に基づいて選択設定されたものである。よって、スケジュール情報のスケジュール内容(町内運動会)に応じたシーンに適切な撮影条件を自動設定して撮影を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2の実施の形態におけるスケジュール記憶部450のメモリ構成を示す概念図であり、このスケジュール記憶部450は、スケジュール時刻・日付記憶領域451、スケジュール内容(件名、場所)記憶領域453のみが設けられている。したがって、図1に示したようにパーソナルコンピュータ1にUSBケーブル2を介してデジタルカメラ4を接続し、RAM103に記憶されている前記スケジュール情報を送信すると、スケジュール記憶部450のスケジュール時刻・日付記憶領域451に、前記スケジュール情報の「開始時刻」「終了時刻」が記憶され、スケジュール内容(件名、場所)記憶領域453に「件名」「場所」が記憶される。
このようにスケジュール記憶部450へのデータの記憶を完了したならば、USBケーブル2からデジタルカメラ4を取り外し、撮影を行うべくデジタルカメラ4を携帯して外出する。そして、ユーザが操作キー部415に設けられているモード切換スイッチを操作して撮影モードを設定すると、デジタルカメラ4の画像処理回路/CPU411は前記プログラムに基づき、図9のフローチャートに示す処理を実行する。
すなわち、シャッターキー405が半押し操作されたか否かを常時監視する(ステップS201)。シャッターキー405が半押し操作された場合には、時計部414が計時している現在時刻とスケジュール時刻・日付記憶領域451に記憶されているスケジュール時刻とを比較することにより、現在時刻に対応するスケジュールがあるか否かを判断する(ステップS202)。スケジュール時刻となっておらず、現在時刻に対応するスケジュールがない場合には(ステップS202;NO)、当日のスケジュールがある否かを判断する(ステップS203)。そして、ある場合には、現時点に、最も近いスケジュールを選択して(ステップS204)、後述するステップS206の処理を行い、ない場合には撮影条件手動選択処理を実行する(ステップS208)。すなわち、操作キー部415に設けられているマニュアル撮影時の撮影条件設定キーの操作により、予め設定されている絞り値やシャッター速度を選択して設定し、しかる後にステップS208に進む。他方、ステップS202での判断の結果、現時点のスケジュールがある場合には、当該スケジュールのスケジュール内容に基づいて撮影条件を選択して読み出す(ステップS206)。このステップS206において、スケジュール内容に基づいて撮影条件を選択して読み出す処理は例えば以下のようにして行う。
本実施の形態においては、図4に示した「AUTO」「風景」「ポートレート」「夜景」「マクロ」「スポーツ」「マニュアル」等の撮影条件毎にキーワードを記憶したキーワードテーブルをROM416に設けておく。このキーワードテーブルには、例えば「スポーツ」に対応して「運動会」や「グランド」等のキーワードが記憶され、「風景」に対応して「ハイキング」「高原」等のキーワードが記憶されている。また、前述のように図6(A)に示した件名「町内運動会」や場所「**町立グラウンド」は、スケジュール記憶部450のスケジュール内容記憶領域453に記憶させてあることから、このスケジュール内容記憶領域453に記憶させてあるスケジュール内容からキーワード「運動会」や「グランド」を抽出することができる。そして、この抽出したキーワードに基づき、前記キーワードテーブルから「スポーツ」を選択し、この「スポーツ」に対応する撮影条件を撮影条件記憶部440から読み出す。
しかし、キーワードテーブルに記憶されているキーワードが必ずしもスケジュール内容記憶領域453に記憶されているとは限らないので、次のステップS207で選択が不可能であったか否かを判断し、選択不可能であった場合には前述のステップS205に進む。
また、選択可能であった場合には(ステップS207;NO)、読み出した撮影条件をセットする(ステップS208)。したがって、本実施の形態においても現在時刻が「2003年8月20日9時」であるとすると、スケジュール記憶部450には現時点のスケジュールがあることになり、このスケジュールの内容は、「町内運動会」「**町立グラウンド」であるので、前述の実施の形態と同様に、「スポーツ」の撮影条件(「フォーカス」=AF、「シャッター速度」=1/1000、「絞り」=オート、「ストロボ」=オート・・・)がセットされる。
次に、シャッターキー405が全押しされたか否かを判断し(ステップS209)、全押しされた時点で撮影処理を実行する(ステップS210)。これにより、前述と同様に、JPEGフォーマットの画像ファイルに生成されて、記憶メディア413に記憶される。したがって、ユーザがスケジュール時刻に撮影を行う際に、撮影条件設定操作を行う必要なく、自動的に設定された撮影条件で撮影して画像を記憶メディア413に記憶させることができる。しかも、ステップS209でセットされる撮影条件は、撮影条件記憶部440に記憶されている適切な撮影条件であり、この撮影条件がスケジュール内容に基づいて選択設定されたものである。よって、スケジュール情報のスケジュール内容(町内運動会)に応じたシーンに適切な撮影条件を自動設定して撮影を行うことができる。
なお、第2の実施の形態においては、図8に示したスケジュール時刻・日付記憶領域451、スケジュール内容(件名、場所)記憶領域453のみを有するスケジュール記憶部450を用いるようにしたが、図10に示すように、さらにアラーム時刻記憶領域452を有するスケジュール記憶部450を用いるようにしてもよい。これにより、図9に鎖線で示したように、ステップS201の判断がNOであった場合には、第1の実施の形態におけるステップS102〜S105と同様の処理を行うことができる。
また、各実施の形態においてはカメラ装置としてデジタルカメラ4を用いる場合を示したが、カメラ付き携帯電話やカメラ付きPDAを用いるようにしてもよい。
本発明の各実施の形態に共通するシステム構成図である。 各実施の形態に共通するパーソナルコンピュータの概略回路構成を示すブロック図である。 各実施の形態に共通するデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 撮影条件記憶部のメモリ構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスケジュール記憶部のメモリ構成図である。 スケジュール作成画面例を示す図である。 第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるスケジュール記憶部のメモリ構成図である。 同の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態におけるスケジュール記憶部のメモリ構成図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2 USBケーブル
4 デジタルカメラ
101 制御部
104 通信部
107 操作部
405 シャッターキー
406 発光部
407 光学レンズ
408 撮影素子
409 TG
410 ユニット回路
411 画像処理回路/CPU
412 レンズ駆動回路
413 記憶メディア
414 時計部
415 操作キー部
416 ROM
417 通信部
418 ストロボ回路
420 RAM
440 撮影条件記憶部
450 スケジュール記憶部
451 スケジュール時刻・日付記憶領域
452 アラーム時刻記憶領域
453 スケジュール内容(件名、場所)記憶領域
454 撮影条件識別情報記憶領域
460 アラーム発生部

Claims (4)

  1. 複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、
    スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
    撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、
    この設定手段により設定された撮影条件で撮影する撮影手段と
    を備えることを特徴とするカメラ装置。
  2. 外部から送信される前記スケジュール情報を受信する受信手段を更に有し、
    前記スケジュール情報記憶手段は、前記受信手段により受信されたスケジュール情報を記憶することを特徴とする請求項記載のカメラ装置。
  3. 複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、撮影手段とを備えるカメラ装置が有するコンピュータを、
    撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、
    この設定手段により設定された撮影条件で撮影するように前記撮影手段を制御する制御手段と
    して機能させることを特徴とするカメラ制御プログラム。
  4. スケジュール作成装置とカメラ装置とで構成されるカメラシステムであって、
    前記スケジュール作成装置は、
    スケジュール時刻、スケジュール内容及び撮影条件識別情報からなるスケジュール情報を作成する作成手段と、
    この作成手段により作成された前記スケジュール情報を送信する送信手段と
    を備え、
    前記カメラ装置は、
    複数の撮影条件を複数の撮影条件識別情報に各々対応させて記憶する撮影条件記憶手段と、
    前記スケジュール作成装置の送信手段により送信される前記スケジュール情報を受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された前記スケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
    撮影時点に対応するスケジュール情報が前記スケジュール情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記撮影時点に対応するスケジュール情報が記憶されていると判断された場合、そのスケジュール情報の撮影条件識別情報に対応する撮影条件を設定する設定手段と、
    この設定手段により設定された撮影条件で撮影する撮影手段と
    を備えることを特徴とするカメラシステム。
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