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JP4237721B2 - 再生方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、再生技術に関し、特に録画された番組を再生する再生方法および装置に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)やハードディスク磁気記録媒体(以下、単に「ハードディスク」とも言う)など、記録されているデータへのランダムアクセスが容易な記録媒体を利用した動画像の記録が普及し始めている。特に、ハードディスクの大容量化と低価格化が進んだことにより、ハードディスクを用いた画像記録再生装置であるハードディスクレコーダが製品化されている(例えば、特許文献1参照)。また、このようなハードディスクレコーダの中には、100時間を越える番組を録画できる装置も存在する。
特開2004−72727号公報
本発明者は、以下の課題を認識するに至った。ハードディスクレコーダにおける録画時間が長くなれば、多くの番組が録画されるようになる。ユーザの利便性を考慮すれば、録画された複数の番組の中から所望の番組を再生する際に、容易に検索できる方が好ましい。そのため、キーワードなどで録画された番組を検索する装置も存在する。しかしながら、キーワードの指定などの手段において、ユーザが興味のある番組を検索できても、番組の中での見たい場面が限られている場合もある。すなわち、ニュース番組であれば所望のニュース、音楽番組であれば所望の歌手、スポーツ番組であれば所望の選手だけを見たい場合がある。これまで、ひとつの番組の中で見たい場面を検索するためには、番組を早送りしつつ、見たい場面が再生されるまで待つという方法が実行されていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ひとつの番組の中の一部分を単位にして、録画された番組を検索する再生技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の再生装置は、放送されている番組を受信する受信部と、受信部において受信した番組を録画する録画部と、録画部に録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させる情報再生部と、情報再生部によって表示された情報データに対する選択の指示を受けつける受付部と、受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、録画部に録画された番組のうちの映像データを再生する映像再生部と、を備える。
「番組」とは、放送されているプログラムを示すが、ここでは、その内容も含むものとする。すなわち、番組は、放送されている音声、放送されている映像、それらの組合せを示してもよいものとする。
この態様によると、映像データの一部分を検索するために、当該映像データに連動している情報データを表示し、表示した情報データに対する選択の指示を受けつけるので、録画された番組の一部分を検索できる。
受信部において受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、情報再生部は、録画部に録画された順に、録画部から複数の情報を取得する取得部と、取得部において取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出する検出部と、検出部において情報の更新が検出された場合に、前回取得した情報の内容の表示が所定期間経過してれば、更新された情報を表示装置に表示させる指示部と、を含んでもよい。この場合、情報データだけを順に表示させるので、情報データの内容の表示を高速化でき、ひとつの情報の内容を所定期間表示させるので、情報データの内容の表示を確実に実行できる。
受信部において受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、情報再生部は、録画部に録画された順に、録画部から複数の情報を取得する取得部と、取得部において取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出する検出部と、検出部において情報の更新が検出された場合に、表示装置の表示領域のうちの一部の領域に更新された情報を表示させつつ、別の領域に前回取得した情報の内容を表示させる指示部と、を含んでもよい。この場合、複数の情報データを一覧するので、情報データの内容の表示を確実に実行できる。
受信部において受信した番組のうちの映像データは、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームと、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームを含んでおり、録画部は、録画を実行する際に、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームに対応した番組の経過時間が含まれる情報を生成し、受付部は、選択の指示として、情報データに含まれた複数の情報のいずれかの選択の指示を受けつけ、映像再生部は、録画部によって生成された情報を参照しつつ、受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間をもとに、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームを特定する手段と、特定したフレームから再生を実行する手段を含んでもよい。この場合、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームから再生を実行するので、映像データを確実に再生できる。
映像再生部では、受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間が、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームに対応している場合、受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、再生した映像データを表示装置に表示させてもよい。この場合、指示に対応した番組の経過時間から表示を開始するので、指示に対応した表示を実行できる。
本発明の別の態様は、再生方法である。この方法は、録画した番組を再生する再生方法であって、録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させてから、表示された情報データに対する選択の指示を受けつけることによって、受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、録画された番組のうちの映像データを再生する。
本発明のさらに別の態様も、再生方法である。この方法は、放送されている番組を受信するステップと、受信した番組を録画するステップと、録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させるステップと、表示された情報データに対する選択の指示を受けつけるステップと、受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、録画された番組のうちの映像データを再生するステップと、を備える。
受信するステップにおいて受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、情報データを表示装置に表示させるステップは、録画された順に、複数の情報を取得するステップと、取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出するステップと、情報の更新が検出された場合に、前回取得した情報の内容の表示が所定期間経過してれば、更新された情報を表示装置に表示させるステップと、を含んでもよい。
受信するステップにおいて受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、情報データを表示装置に表示させるステップは、録画された順に、複数の情報を取得するステップと、取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出するステップと、情報の更新が検出された場合に、表示装置の表示領域のうちの一部の領域に更新された情報を表示させつつ、別の領域に前回取得した情報の内容を表示させるステップと、を含んでもよい。
受信するステップにおいて受信した番組のうちの映像データは、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームと、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームを含んでおり、録画するステップは、録画を実行する際に、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームに対応した番組の経過時間が含まれる情報を生成し、指示を受けつけるステップは、選択の指示として、情報データに含まれた複数の情報のいずれかの選択の指示を受けつけ、映像データを再生するステップは、生成された情報を参照しつつ、受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間をもとに、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームを特定し、特定したフレームから再生を実行してもよい。
映像データを再生するステップでは、受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間が、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームに対応している場合、受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、再生した映像データを表示装置に表示させてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ひとつの番組の中の一部分を単位にして、録画された番組を検索できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、デジタルテレビジョン放送を受信してから、デジタルテレビジョン放送の番組を録画する再生装置であって、かつユーザからの指示をもとに、録画した番組を再生する再生装置に関する。再生装置は、ハードディスクを有しているので、番組の録画時間も長くなっている。本実施例に係る再生装置は、所定の番組における所定の部分を容易に検索してから再生できるように、以下の構成を有する。なお、デジタルテレビ放送では、映像、音声の放送(以下、「映像放送」という)のほか、データ放送も放送されている。データ放送には、天気予報、交通情報といった番組に直接関係ない独立型データ放送と、スポーツ番組であれば、出場選手の情報など番組に連動した番組連動型データ放送(以下、番組連動型データ放送を単に「データ放送」という)がある。すなわち、データ放送には、一般的に、同時に放送されている映像・音声に関連した情報が含まれている。
また、データ放送には、一度に再生されるべき情報をひとつの単位として、複数の情報が連続的に配置される。ここで、一度に再生されるべき情報は、表示装置での画面に同時に表示される情報であってもよい。本実施例に係る再生装置は、番組を録画する際に、データ放送に含まれた複数の情報のそれぞれと、映像放送に含まれた複数のフレームのそれぞれを対応づける。ここで、フレームは、動画像を構成する複数の画像のそれぞれを意味し、ピクチャと呼ばれる場合もある。再生装置は、番組を再生する際に、データ放送を再生する。ユーザは、表示されたデータ放送を閲覧しながら、再生を希望する部分に対応した情報を選択する。再生装置は、選択された情報に対応したフレームを特定する。さらに、再生装置は、特定したフレームから、表示装置の画面に映像を表示する。
図1は、本発明の実施例に係る再生装置10の構成を示す。再生装置10は、表示装置12、音声出力装置14を接続する。再生装置10は、アンテナ20、受信部22、デスクランブラ24、録画制御部26、記憶部28、DEMUX30、中央制御部32、操作部34、受付部36、MPEGデコーダ38、データ放送描画制御部40、画面制御部42、AACデコーダ44、音声制御部46を含む。
受信部22は、アンテナ20を介して、放送されている番組を受信する。ここで、前述のごとく、放送されている番組はデジタルテレビジョン放送の番組であるので、映像放送とデータ放送が含まれているものとする。受信部22において受信した番組のうちのデータ放送は、複数の情報を含んでいる。ひとつの情報は、画面に上に同時に表示される文字情報であるとする。以下、複数の情報のうちのひとつを「データ放送記述データ」と呼ぶ。番組に含まれたデータ放送は、映像放送に連動しているので、データ放送記述データは、映像放送に含まれたフレームに連動しているものとする。フレームは、1秒間に10枚以上存在するので、ひとつのデータ放送記述データが複数のフレームに対応していてもよい。また、同一の内容のデータ放送記述データが複数存在していてもよい。受信部22において受信した番組のうちの映像放送は、MPEG(Motion Picture Experts Group)によって符号化されている。
そのため、他のフレームを使用せずに符号化されるフレーム(以下、「Iフレーム」という)と、他のフレームを使用しながら符号化されるフレーム(以下、「Pフレーム」という)が含まれている。なお、映像放送には音声も含まれているが、音声は映像と同期しているものと見なし、説明を省略する。音声は、AAC(Advanced Audio Coding)によって符号化されているものとする。受信部22には、図示しないチューナ及び復調器が含まれており、受信した放送波を復調し、TSデータに変換する。この状態でのTS(Transport Stream)データには、スクランブルが施されている。デスクランブラ24は、TSデータのスクランブルを解除する。
録画制御部26は、デスクランブラ24においてデスクランブルしたTSデータを録画する。すなわち、録画制御部26は、映像放送とデータ放送を記憶部28に録画する。映像放送の録画では、デスクランブラ24から受け取ったTSデータを録画制御部26において処理し、ハードディスクなどの記憶部28に保存する。また、録画制御部26は、コピー禁止のTSデータを記憶部28に保存せず、コピーワンスのTSデータであれば、コピー禁止のTSデータとして記憶部28に保存する。その際、録画制御部26は、再生時に必要な時間情報を作成し、記憶部28に保存する。すなわち、録画制御部26において、録画を実行する際に、IフレームとPフレームに対応した番組の経過時間を含んだ情報(以下、「録画インデックスファイル」という)が生成される。
録画インデックスファイルを具体的に説明する。録画インデックスファイルには、録画開始時からの経過時間と、録画データファイルにおけるPフレームやIフレームの格納位置と、映像データの生成に必要なIフレームの格納位置を含んでいる。なお、経過時間は秒を単位にしており、格納位置は、ファイル先頭からのオフセットとして規定されている。図2は、録画制御部26において生成されるデータの構造を示す。図示のごとく、経過時間欄60、Pピクチャのアドレス欄62、Iピクチャのアドレス欄64が含まれる。経過時間欄60は、録画を開始したときからの経過時間を示し、Pピクチャのアドレス欄62は、ファイルの先頭からのオフセット、すなわちPフレームあるいはIフレームの位置を示す。また、Iピクチャのアドレス欄64は、Iフレームの位置を示す。さらに、改行後は次のデータとなる。MPEG2を想定した場合、前述のごとく、Iフレームは単独でも再生可能であるが、Pフレームは再生のために前フレームを必要とするので、Iフレームをデコードし、これをもとにそれ以後のPフレームがデコードされる。
図1に戻る。DEMUX30は、映像放送の視聴の際、デスクランブラ24から受け取ったTSデータを処理する。DEMUX30では、スクランブル解除されたTSデータ中のヘッダ情報から符号化データの内容を解析し、多重化された情報を映像データ、音声データ、データ放送記述データ、付加データに分割する。付加データには、字幕など、映像、音声以外の情報が含まれる。音声データ及び映像データは、放送で規格化された形式で圧縮されている。データ放送記述データはBML(Broadcast Markup Language)で記述された文書と、その構成要素であるJPEGデータなどの画像データが含まれる。なお、映像データと音声データが、前述の映像放送に使用され、デー放送記述データが、前述のデータ放送に使用される。
録画した映像放送の再生を行う場合、録画制御部26が、記憶部28からTSデータを読み込む。また、録画制御部26は、TSデータをDEMUX30に出力する。通常、DEMUX30は、映像及び音声データと、データ放送記述データを中央制御部32に出力する。本実施例では、最初にデータ放送のみを再生するので、DEMUX30は、DSM−CCセクションに格納されたデータ放送記述データのみを中央制御部32に出力する。ここで、データ放送記述データはデータカルーセル伝送方式によって伝送される。これは、同一のデータ、すなわち同一の文字情報を一定期間繰り返しながら伝送する方式である。そのため、受信側が任意のタイミングによって必要な文字情報を取得できる。この繰り返し伝送される複数のデータの集合は、カルーセルとよばれ、各々のデータは、モジュールと呼ばれる。
データ放送描画制御部40は、記憶部28に録画された番組のうち、映像放送に連動しているデータ放送を表示装置12に表示させる。すなわち、データ放送描画制御部40は、カルーセルのデータ放送記述データを図示しないメモリに保存した後、表示装置12に表示させる。カルーセル方式では同一のデータが一定期間繰り返し送られているので、録画されたデータにおいても同一のデータが繰り返し保存されている。そのため、データ放送描画制御部40は、同一データを複数回受けつける。中央制御部32は、DEMUX30から同一のデータを受けつける限り、録画制御部26に対して、記憶部28に録画されたデータを読み取ってから、DEMUX30に渡すように要求する。DEMUX30から出力されたデータが同一でデータであるかどうかは、データ放送描画制御部40において、受けつけたデータと、図示しないメモリに記憶したデータとを比較することによって検出される。
すなわち、データ放送描画制御部40は、以下のように、録画したデータ放送を表示装置12に表示させる。データ放送描画制御部40は、記憶部28に録画された順に、記憶部28から複数のデータ放送記述データを取得する。取得したデータ放送記述データが前回取得したデータ放送記述データと異なっている場合に、データ放送記述データの更新を検出する。さらに、データ放送記述データが更新されていた場合であって、かつ前回取得したデータ放送記述データの内容の表示装置12での表示が所定期間経過してれば、データ放送描画制御部40は、更新されたデータ放送記述データを表示装置12に表示させる。このようなデータ放送描画制御部40の処理をさらに詳しく説明すれば、以下の通りになる。
データ放送描画制御部40では、DEMUX30からのデータ放送記述データが現在メモリに保持しているデータ放送記述データと一致しなかった場合、取得したデータ放送記述データをメモリに保持し、表示装置12の表示を更新させる。保持する領域は、前回取得したデータ放送記述データを保持した領域でよい。表示を更新させる場合、前回の表示の更新から十分な時間が経過していけなければ、ユーザが表示された内容を視聴できないので、データ放送描画制御部40は、前回の表示の更新から一定時間経過していなければ、一定時間経過するまで待機する。この一定時間とは予め決定された時間であり、メモリに記憶された値を用いてもよいし、現在、表示装置12に表示しているデータ放送画面の情報量から決定してもよい。情報量は、文字数、画像の数に依存する。表示装置12の表示を更新させた後、データ放送描画制御部40は、録画制御部26に対して、記憶部28に録画されたデータ放送記述データを読み取り、DEMUX30に出力するように要求する。
DEMUX30から出力されたデータ放送記述データがメモリに保持したデータ放送記述データと同じである限り、データ放送描画制御部40は、録画制御部26に対して、記憶部28に録画されたデータ放送記述データを読み取り、DEMUX30に出力するように要求する。なお、表示の更新について、データ放送描画制御部40は、一定時間経過しなくても、ユーザによる操作ボタンの押下で、待機処理を終了してもよい。ここで、操作ボタンは、操作部34に相当し、操作ボタンの押下は、受付部36によって検出される。また、実際に表示装置12にデータ放送記述データの内容が表示されていた期間が、予め規定されていた待ち時間より短い場合に、実際に表示されていた時間のみ表示を行って、次の処理へ進んでもよい。
データ放送記述データを記憶部28から取得する際の動作は、さらに以下のように詳述される。なお、データ放送描画制御部40は、放送時間順にデータ放送を表示装置12に表示させるものとする。DEMUX30ではデータ放送記述データを処理する際、カルーセルの最初のデータであれば、ファイル先頭からのオフセットを取得する。このファイル先頭からのオフセット値と録画インデックスファイルを用いて録画開始からの経過時間を取得する。録画インデックスファイルにはPファイルあるいはIファイルのオフセット値が記録されているので、データ放送記述データのオフセット値に最も近いものを選択すればよい。DEMUX30は、経過時間をデータ放送記述データとともに中央制御部32に出力する。中央制御部32では、データ放送記述データと、経過時間をメモリに保存する。一旦受け取った経過時間は、データ放送描画制御部40のメモリに保存したデータ放送記述データと、DEMUX30より受け取ったデータ放送記述データが異なる状態になるまで、更新を行わない。
以上の説明のように、データ放送描画制御部40がデータ情報記述データを表示装置12に表示させるが、当該表示を行なう際に、表示装置12に対する制御は、画面制御部42によってなされる。また、画面制御部42は、映像放送を表示装置12に表示させる場合も、表示装置12に対する制御を実行する。
受付部36は、表示装置12に表示されたデータ情報記述データに対する選択の指示を受けつける。表示装置12は、複数のデータ情報記述データが更新させながら表示を行なうので、当該指示は、複数のデータ情報記述データのいずれかに対する選択の指示といえる。また、指示は、操作部34を介して、ユーザによってなされる。操作部34は、再生ボタン等によって構成される。
中央制御部32は、中央制御部32において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、記憶部28に録画された映像放送を再生する。中央制御部32は、現在メモリに保持している経過時間を取得し、DEMUX30にこの経過時間からの保存データの出力を要求する。DEMUX30は、経過時間と録画インデックスファイルから対象となる映像放送のIフレームの格納位置を取得し、この位置からTSデータ解析を行い、映像データ、音声データ、データ放送記述データなどに分解してから中央制御部32に出力する。中央制御部32では、これらのデータをMPEGデコーダ38にデコードさせるが、表示装置12に表示させない。
すなわち、録画インデックスファイルから取得した対象となる映像放送のPフレームの格納位置あるいはIフレームの格納位置まで解析したら、MPEGデコーダ38に表示を指示する。その結果、MPEGデコーダ38と画面制御部42は、表示装置12に表示を開始する。なお、映像放送に同期するように、データ放送描画制御部40は、データ放送を再生するものとする。前述のデータ放送のみを再生する場合と同様に、データ放送描画制御部40は、現在表示しているメモリに格納されたデータ放送記述データと、DEMUX30からのデータ放送記述データとを比較し、一致している場合、そのまま再生させる。一致しない場合、場面が変わったことを表示し、データ放送描画制御部40は、ユーザにそのまま視聴するか、視聴を中止するかを選択させる。
このような動作は、以下のように説明されてもよい。中央制御部32は、録画インデックスファイルを参照しつつ、受付部36において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間をもとに、Iフレームを特定する。さらに、中央制御部32は、特定したIフレームからMPEGデコーダ38に再生を開始させる。ここでの再生は、デコードと同一である。中央制御部32は、受付部36において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、再生した映像放送を表示装置12に表示させる。
MPEGデコーダ38は、中央制御部32の指示に従いながら、映像放送、すなわち映像データを復号する。MPEGデコーダ38は、復号した映像放送を画面制御部42に出力する。なお、番組の経過時間によっては、前述のごとく、出力しない場合もある。AACデコーダ44は、音声データをデコードする。ここで、音声データは、AACによって符号化されている。AACデコーダ44は、復号した音声データを音声制御部46に出力する。音声制御部46は、音声を出力するように、音声出力装置14を制御する。詳細は、省略する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた再生機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図3は、再生装置10におけるデータ放送の表示手順を示すフローチャートである。データ放送描画制御部40は、データ放送のデータ、すなわちデータ放送記述データの取得を実行する(S10)。取得したデータ放送記述データがあり(S12のY)、かつ既にメモリに格納したデータ放送記述データがある(S14のY)場合、取得したデータ放送記述データがメモリに格納されたデータと一致しなければ(S16のN)、以下のように動作する。すなわち、最終更新時間から15秒経過していれば(S18のY)、データ放送描画制御部40は、取得したデータ放送記述データをメモリに格納する(S20)。一方、最新更新時間から15秒経過していなければ(S18のN)、データ放送描画制御部40は、経過するまで待機する。なお、ステップ18とステップ20の動作は、既にメモリに格納したデータ放送記述データがない(S14のN)場合にも実行される。また、取得したデータ放送記述データがメモリに格納されたデータと一致していれば(S16のY)、ステップ10に戻る。データ放送描画制御部40は、データ放送を表示装置12に表示させる(S22)とともに、最新更新時間を更新する(S24)。その後、ステップ10に戻る。取得したデータ放送記述データがなければ(S12のN)、処理を終了する。
図4は、再生装置10におけるデータ放送の再生手順を示すフローチャートである。再生すべきTSデータがあれば(S30のY)、DEMUX30は、TSデータを解析する(S32)。データ放送記述データが含まれており(S34のY)、カルーセルの最初でデータであれば(S36のY)、DEMUX30は、録画開始からの経過時間を取得し(S38)、録画開始からの経過時間を中央制御部32に通知する(S40)。また、DEMUX30は、データを中央制御部に出力する(S42)。一方、カルーセルの最初でデータでなければ(S36のN)、DEMUX30は、データを中央制御部に出力する(S42)。その後、ステップ30に戻る。また、データ放送記述データが含まれていなくても(S34のN)、ステップ30に戻る。なお、再生すべきTSデータがなければ(S30のN)、処理を終了する。
図5は、再生装置10において受信する番組での映像放送とデータ放送との関連を示す。ここでは、映像放送における番組が、ニュース番組であるとする。一般的に、ニュース番組は、複数のニュースを報道するように構成されている。図示のごとく、複数のニュースのそれぞれが、「ニュースA」、「ニュースB」、「ニュースC」、「ニュースD」と示される。また、「ニュースA」、「ニュースB」、「ニュースC」、「ニュースD」の放送時間は、それぞれ「3分」、「2分」、「3分」、「5分」であるとする。また、データ放送は、映像放送と同期しながら放送されている。そのため、「ニュースA」に対応した「ニュースAの文字情報」、「ニュースB」に対応した「ニュースBの文字情報」、「ニュースC」に対応した「ニュースCの文字情報」、「ニュースD」に対応した「ニュースDの文字情報」が、データ放送として構成される。以上の構成より、「ニュースAの文字情報」、「ニュースBの文字情報」、「ニュースCの文字情報」、「ニュースDの文字情報」の放送時間も、それぞれ「3分」、「2分」、「3分」、「5分」と規定される。
図6は、再生装置10において再生されるデータ放送の内容の更新を示す。データ放送描画制御部40がデータ放送を表示装置12に表示させる際の表示内容が示されている。図示のごとく、「ニュースAの文字情報」、「ニュースBの文字情報」、「ニュースCの文字情報」、「ニュースDの文字情報」の放送時間が、それぞれ「15秒」ずつになるように規定される。
以上の構成による再生装置10の動作を説明する。受信部22は、放送された番組を受信する。録画制御部26は、受信した番組を記憶部28に録画する。録画制御部26は、録画を実行する際に、録画インデックスファイルを生成する。ユーザから、録画された番組の再生の指示を受けつけたときに、録画制御部26、DEMUX30等を介して、データ放送描画制御部40は、記憶部28に録画された番組のうち、データ放送記述データを表示装置12に表示させる。そのとき、データ放送描画制御部40は、データ放送記述データの内容を確認しながら、ひとつのデータ放送記述データの内容が最低15秒間表示されるように制御を行う。
ユーザは、表示装置12に表示されたデータ放送記述データを視聴する。希望する映像放送の場面に対応しそうなデータ放送記述データが表示されたとき、ユーザは、操作部34を介して、選択の指示を入力する。入力された指示をもとに、中央制御部32は、現在メモリに保持している経過時間を取得する。DEMUX30は、経過時間と録画インデックスファイルからIフレームの格納位置を取得し、記憶部28からIフレーム等を抽出する。中央制御部32は、抽出したIフレーム等をMPEGデコーダ38にデコードさせる。さらに、中央制御部32は、指示に対応した経過時間から、デコードされた映像放送を表示装置12に表示させる。
次に、以上の実施例の変形例を説明する。変形例は、録画されたデータ放送の再生に関する。これまでの実施例において、データ放送描画制御部40は、データ放送を表示装置12に表示する際に、同一のデータ放送記述データの表示を所定期間継続させるように制御を行っていた。変形例において、データ放送描画制御部40は、複数のデータ放送記述データをひとつの画面に表示する。すなわち、データ放送描画制御部40は、データ情報記述データをサムネイル表示する。変形例に係る再生装置10の構成は、図1と同一のタイプであるので、説明を省略する。データ放送描画制御部40では、DEMUX30から出力されたデータ放送記述データが、現在メモリに保持しているデータ放送記述データと一致しなかった場合、取得したデータ放送記述データをメモリに保持する。データ放送描画制御部40は、表示を更新する場合、データ放送記述データを表示すべき領域が残っているかを確認する。
表示装置12が、データ放送画面を横1/3、縦1/3に縮小表示する場合、9つのデータ放送記述データを表示できる。そのため、既に9つのデータ放送記述データが表示されていた場合、データ放送描画制御部40は、表示すべき領域が残っていないと判断する。操作部34と受付部36を介して、ユーザの操作があれば、データ放送描画制御部40は、ひとつの領域に表示されたデータ放送記述データを消去してから、新たに取得したデータ放送記述データを表示する。データ放送描画制御部40は、さらにDEMUX30に次のデータ放送記述データの取得を要求する。また、データ放送描画制御部40は、表示装置12の画面に表示されているデータ放送記述データが9つ以内であれば、表示を行っていない領域にデータ放送記述データを新たに表示する。データ放送描画制御部40は、DEMUX30に次のデータ放送記述データの取得を要求する。データ放送記述データの縮小表示は、データ放送描画制御部40が行ってもよいが、データ放送描画制御部40がそのような機能を持たない場合、出力された描画データを一般的な縮小アルゴリズムにより縮小表示すればよい。
また、データ放送描画制御部40または中央制御部32は、表示装置12の画面に表示されているデータ放送記述データのそれぞれに対して、録画開始時刻からの経過時刻を記憶しておく。受付部36が選択の指示を受けつけたとき、データ放送描画制御部40または中央制御部32は、選択されたデータ放送記述データに対応する録画開始時刻からの経過時刻をDEMUX30に出力する。このような変形例の構成は、次のように表現されてもよい。データ放送描画制御部40は、記憶部28に録画された順に、記憶部28から複数のデータ放送記述データを取得する。データ放送描画制御部40は、取得したデータ放送記述データが前回取得したデータ放送記述データと異なっている場合に、データ放送記述データの更新を検出し、表示装置12の表示領域のうちの一部の領域に更新されたデータ放送記述データを表示させつつ、別の領域に前回取得したデータ放送記述データの内容を表示させる。
図7は、再生装置10におけるデータ放送の別の表示手順を示すフローチャートである。データ放送描画制御部40は、データ放送のデータ、すなわちデータ放送記述データの取得を実行する(S50)。取得したデータ放送記述データがあり(S52のY)、かつ既にメモリに格納したデータ放送記述データがある(S54のY)場合、取得したデータ放送記述データがメモリに格納されたデータと一致しなければ(S56のN)、以下のように動作する。また、既にメモリに格納したデータ放送記述データがない(S54のN)場合も同様である。
表示領域が残っていなければ(S58のN)、受付部36は、ユーザの指示を待ち受ける(S60)。ユーザの指示がなければ(S62のN)、ステップ60に戻る。ユーザの指示があれば(S62のY)、データ放送描画制御部40は、取得したデータ放送記述データをメモリに格納する(S64)。一方、表示領域が残っていれば(S58のY)、データ放送描画制御部40は、取得したデータ放送記述データをメモリに格納する(S64)。データ放送描画制御部40は、データ放送を表示装置12に表示させる(S66)。その後、ステップ50に戻る。取得したデータ放送記述データがなければ(S52のN)、処理を終了する。
図8は、表示装置12における表示内容を示す。図示のごとく、表示装置12の表示領域は、9つの領域に分割されている。また、「ニュースAの文字情報」から「ニュースIの文字情報」が、順番に表示されている。以上の構成によって、サムネイル表示が形成されている。
本発明の実施例によれば、番組に連動したデータ放送が含まれているデジタルテレビジョン放送を再生する際に、データ放送を利用して視聴者が所望の場面を検索できる。また、データ放送を1画面ごとに一定時間再生するので、短時間で所望の場面を特定できる。また、映像放送を早送りしないので、所望の場面を見過ごす可能性を低減できる。また、データ放送だけを順に表示させるので、データ放送の内容の表示を高速化でき、データ放送のひとつの内容を所定期間表示させるので、データ放送の内容の表示を確実に実行できる。また、データ放送の複数の内容を一覧できるように表示するので、データ放送の内容の表示を確実に実行できる。また、Iフレームから再生を実行するので、映像放送を確実に再生できる。また、指示に対応した番組の経過時間から表示を開始するので、指示に対応した表示を実行できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、受信部22は、デジタルテレビジョン放送の番組を受信している。しかしながらこれに限らず例えば、受信部22は、ラジオ放送の番組を受信してもよい。本変形例によれば、通信装置100は、ラジオ放送を受信する場合にも適用可能になる。つまり、放送されている番組に連動したデータ放送が存在すればよい。
本発明の実施例に係る再生装置の構成を示す図である。 図1の録画制御部において生成されるデータの構造を示す図である。 図1の再生装置におけるデータ放送の表示手順を示すフローチャートである。 図1の再生装置におけるデータ放送の再生手順を示すフローチャートである。 図1の再生装置において受信する番組での映像放送とデータ放送との関連を示す図である。 図1の再生装置において再生されるデータ放送の内容の更新を示す図である。 図1の再生装置におけるデータ放送の別の表示手順を示すフローチャートである。 図1の表示装置における表示内容を示す図である。
符号の説明
10 再生装置、 12 表示装置、 14 音声出力装置、 20 アンテナ、 22 受信部、 24 デスクランブラ、 26 録画制御部、 28 記憶部、 30 DEMUX、 32 中央制御部、 34 操作部、 36 受付部、 38 MPEGデコーダ、 40 データ放送描画制御部、 42 画面制御部、 44 AACデコーダ、 46 音声制御部。

Claims (6)

  1. 放送されている番組を受信する受信部と、
    前記受信部において受信した番組を録画する録画部と、
    前記録画部に録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させる情報再生部と、
    前記情報再生部によって表示された情報データに対する選択の指示を受けつける受付部と、
    前記受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、前記録画部に録画された番組のうちの映像データを再生する映像再生部とを備え、
    前記受信部において受信した番組のうちの情報データは、同一の情報を繰り返しながら異なった情報が含まれるように、複数の情報を含んでおり、
    前記情報再生部は、
    前記録画部に録画された順に、前記録画部から複数の情報を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出する検出部と、
    前記検出部において情報の更新が検出された場合に、前記受信部に受信した番組において、各異なった情報の放送時間が異なっていても、各異なった情報を再生する際の表示時間を同一にするように、更新された情報を表示装置に表示させる指示部と、
    を含むことを特徴とする再生装置。
  2. 放送されている番組を受信する受信部と、
    前記受信部において受信した番組を録画する録画部と、
    前記録画部に録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させる情報再生部と、
    前記情報再生部によって表示された情報データに対する選択の指示を受けつける受付部と、
    前記受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、前記録画部に録画された番組のうちの映像データを再生する映像再生部とを備え、
    前記受信部において受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、
    前記情報再生部は、
    前記録画部に録画された順に、前記録画部から複数の情報を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出する検出部と、
    前記検出部において情報の更新が検出された場合に、表示装置の表示領域のうちの一部の領域に更新された情報を表示させつつ、別の領域に前回取得した情報の内容を表示させる指示部と、
    を含むことを特徴とする再生装置。
  3. 前記受信部において受信した番組のうちの映像データは、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームと、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームを含んでおり、
    前記録画部は、録画を実行する際に、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームに対応した番組の経過時間が含まれる情報を生成し、
    前記受付部は、選択の指示として、情報データに含まれた複数の情報のいずれかの選択の指示を受けつけ、
    前記映像再生部は、前記録画部によって生成された情報を参照しつつ、前記受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間をもとに、他のフレームを使用せずに符号化されるフレームを特定する手段と、特定したフレームから再生を実行する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の再生装置。
  4. 前記映像再生部では、前記受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間が、他のフレームを使用しながら符号化されるフレームに対応している場合、前記受付部において受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、再生した映像データを表示装置に表示させることを特徴とする請求項に記載の再生装置。
  5. 放送されている番組を受信するステップと、
    受信した番組を録画するステップと、
    録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させるステップと、
    表示された情報データに対する選択の指示を受けつけるステップと、
    受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、録画された番組のうちの映像データを再生するステップとを備え、
    前記受信するステップにおいて受信した番組のうちの情報データは、同一の情報を繰り返しながら異なった情報が含まれるように、複数の情報を含んでおり、
    前記情報データを表示装置に表示させるステップは、
    録画された順に、複数の情報を取得するステップと、
    取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出するステップと、
    情報の更新が検出された場合に、前記受信するステップに受信した番組において、各異なった情報の放送時間が異なっていても、各異なった情報を再生する際の表示時間を同一にするように、更新された情報を表示装置に表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする再生方法。
  6. 放送されている番組を受信するステップと、
    受信した番組を録画するステップと、
    録画された番組のうち、映像データに連動している情報データを表示装置に表示させるステップと、
    表示された情報データに対する選択の指示を受けつけるステップと、
    受けつけた選択の指示に対応した番組の経過時間から、録画された番組のうちの映像データを再生するステップとを備え、
    前記受信するステップにおいて受信した番組のうちの情報データは、複数の情報を含んでおり、
    前記情報データを表示装置に表示させるステップは、
    録画された順に、複数の情報を取得するステップと、
    取得した情報が前回取得した情報と異なっている場合に、情報の更新を検出するステップと、
    情報の更新が検出された場合に、表示装置の表示領域のうちの一部の領域に更新された情報を表示させつつ、別の領域に前回取得した情報の内容を表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする再生方法。
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