JP4231174B2 - 燃料蒸発ガス制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用の燃料タンク内の蒸発ガスが大気中に放出されることを防止するようにした燃料蒸発ガス制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の燃料タンクには、燃料が満タンとなった時にベントラインを閉塞するようにした液面位置感知バルブと、燃料タンク内の圧力を所定の圧力を常時所定に維持させるようにしたタンク内圧力制御バルブと、自動車が傾斜したり、或いは横転した時等にエバポレイトラインから燃料が流出しないように該エバポレイトラインを閉塞する燃料カットバルブ等が設けられている。
【0003】
以下、図1を参照しながら、従来公知の燃料蒸発ガス制御装置の一例を説明する。
燃料タンク1には液面位置感知バルブ2と燃料カットバルブ3とが一体化されたバルブ構造体4が装着されている。バルブ構造体4にはベントライン5とエバポレイトライン6とが設けられており、該ベントライン5及びエバポレイトライン6はそれぞれキャニスタ7に連絡している。
【0004】
ベントライン5には、給油時の圧力が付与されて該ベントライン5を開閉するダイヤフラムバルブ8が設けられている。又、エバポレイトライン6には、燃料タンク1内の圧力が付与されて該エバポレイトライン6を開閉するタンク内圧力制御バルブ9が設けられている。
【0005】
タンク内圧力制御バルブ9には、燃料タンク1内の圧力を機械的(流体的)に検出して開閉する機械的開閉弁と、燃料タンク1内の圧力を電気的に検出して開閉する電磁開閉弁とがあるが、電磁開閉弁は、燃料タンク1に設けられている圧力センサー10によって作動される。圧力センサー10は、燃料タンク1内の圧力を検出するものである。
【0006】
上記図1に示す従来公知の燃料蒸発ガス制御装置の作用を説明すると、以下のとおりである。
燃料給油時に燃料タンク1内の燃料ガスの圧力が高くなると、燃料ガスは図の矢印Pで示すように、バルブ構造体4内に設けられた液面位置感知バルブ2の弁座2Aを通過し、ダイヤフラムバルブ8を開いて弁座8Aからベントライン5へ至り、キャニスタ7を介して図示しない吸気管内等へ排出される。
【0007】
今、燃料タンク1内の燃料液面のレベルが高くなると、液面位置感知バルブ2が上昇して弁座2Aを閉塞する。これによって、燃料が直接キャニスタ7へ給送されることが防止される。
【0008】
また、通常時燃料タンク1内の燃料ガスの圧力が高いままになっていると、液面位置感知バルブ2が弁座2Aに固着状態となってベントライン5が閉塞状態のままとなってしまうので、燃料タンク1内の圧力を低下させる必要がある。そこで、エバポレイトライン6に設けられたタンク内圧力制御バルブ9を開いてキャニスタ7を介して燃料タンク1内に大気圧を導入する。すると、液面位置感知バルブ2は自重によって落下してベントライン5を開放する。
【0009】
ところで、自動車等が大きく傾斜したり、或いは転倒したりすると、エバポレイトライン6を介して燃料タンク1内の燃料がキャニスタ7へ大量に流出する恐れが有るが、自動車が大きく傾斜したり或いは転倒した時には、燃料カットバルブ3が上昇して弁座3Aを閉塞して燃料の流出を防止するものである。
【0010】
次に、図2を参照しながら、従来公知の他の燃料蒸発ガス制御装置の一例を説明する。
燃料タンク11には液面位置感知バルブ12と燃料カットバルブ13とが別々に装着されている。液面位置感知バルブ12にはベントライン15が設けられており、燃料カットバルブ13にはエバポレイトライン16が設けられている。これらベントライン15及びエバポレイトライン16は、それぞれキャニスタ17に連絡している。
【0011】
ベントライン15には、ダイヤフラムバルブ18が設けられており、該ダイヤフラムバルブ18は給油時の圧力が付与されて該ベントライン15を開閉するものである。又、エバポレイトライン16には、タンク内圧力制御バルブ19が設けられており、該タンク内圧力制御バルブ19は燃料タンク11内の圧力が付与されて該エバポレイトライン16を開閉するものである。
【0012】
タンク内圧力制御バルブ19には、燃料タンク11内の圧力を機械的(流体的)に検出して開閉する機械的開閉弁と、燃料タンク11内の圧力を電気的に検出して開閉する電磁開閉弁とがあるが、電磁開閉弁は、燃料タンク11に設けられている圧力センサー20によって作動される。圧力センサー20は、燃料タンク11内の圧力を検出するものである。
【0013】
尚、ここで燃料カットバルブ13は、一個に限定されるものではなく、例えば二個或いはそれ以上の燃料カットバルブ13が燃料タンク11の上部壁体に取り付けられた構造と成ったものも有る。
【0014】
上記図2に示す従来公知の燃料蒸発ガス制御装置の作用を説明すると、以下のとおりである。
燃料給油時に燃料タンク11内の燃料ガスの圧力が高くなると、燃料ガスは図の矢印Qで示すように、液面位置感知バルブ12の弁座12Aを通過し、ダイヤフラムバルブ18を開いて弁座18Aからベントライン15へ至り、キャニスタ17を介して図示しない吸気管内等へ排出される。
【0015】
今、燃料タンク11内の燃料液面のレベルが高くなると、液面位置感知バルブ12が上昇して弁座12Aを閉塞する。これによって、燃料が直接キャニスタ17へ給送されることが防止される。
【0016】
また、通常時燃料タンク11内の燃料ガスの圧力が高いままになっていると、液面位置感知バルブ12が弁座12Aに固着状態となってベントライン15が閉塞状態のままとなってしまうので、燃料タンク11内の圧力を低下させる必要がある。そこで、エバポレイトライン16に設けられたタンク内圧力制御バルブ19を開いてキャニスタ17を介して燃料タンク11内に大気圧を導入する。すると、液面位置感知バルブ12は自重によって落下してベントライン15を開放する。
【0017】
ところで、自動車等が大きく傾斜したり、或いは転倒したりすると、エバポレイトライン16を介して燃料タンク11内の燃料がキャニスタ17へ大量に流出する恐れが有るが、自動車が大きく傾斜したり或いは転倒した時には、燃料カットバルブ13が上昇して弁座13Aを閉塞して燃料の流出を防止するものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記各従来公知の燃料蒸発ガス制御装置によると、以下のような問題点があった。
先ず、ベントライン5、15や、エバポレイトライン6、16がゴムホース等の配管によってキャニスタ7、17へ連結されているため、組み付け時間が長くなり、かつゴムホース等のコストアップに繋がるものとなっていた。
【0019】
また、近年燃料蒸発ガスの規制が厳しくなり、バルブやゴムホース等の配管からの燃料ガスの透過が大きな問題となっている。
従って、複雑な配管の取付や、燃料タンクに大きな開口を設けることは、燃料ガスの透過の面で好ましいものではなかった。
【0020】
更に、前記従来公知の燃料蒸発ガス制御装置では、液面位置感知バルブ2、12及び燃料カットバルブ3、13や、圧力センサー10、20も、燃料タンクの上部壁体にゴム製のOリング21等を介して取付けられていたため、該Oリング21から蒸発ガスが浸透して排出していた。
【0021】
そこで、本発明の目的は、前記従来公知の燃料蒸発ガス制御装置の欠点を改善し、配管の組み付けが簡単化され、かつゴムホース等の配管を低減することにより低コストが得られると同時に、燃料ガスの透過を低減した燃料蒸発ガス制御装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の燃料蒸発ガス制御装置では、液面位置感知バルブと燃料カットバルブとが横設され一体化されたバルブ構造体と、前記バルブ構造体に設けられたベントラインと、前記バルブ構造体に設けられたエバポレイトラインと、を有し、前記ベントラインがキャニスタに連絡されてなる燃料蒸発ガス制御装置において、前記エバポレイトラインは、その全てが前記バルブ構造体に形成され、前記エバポレイトラインは、前記ベントラインに連通する開口を前記バルブ構造体に有し、前記エバポレイトラインは、前記燃料カットバルブの弁座と、前記開口とを連通し、前記エバポレイトラインは、前記エバポレイトラインを開閉する燃料タンク内圧力制御バルブを有し、前記燃料タンク内圧力制御バルブは、前記燃料カットバルブの弁座と前記開口との間の前記エバポレイトライン上に、前記バルブ構造体に一体的に設けられることを特徴とするものである。
【0023】
他の構成は、液面位置感知バルブ32が一体化されたベントライン35と、該バルブ構造体34に設けられたエバポレイトライン36と、からなり、前記ベントライン35がキャニスタ37に連絡されてなる燃料蒸発ガス制御装置において、前記ベントライン35とエバポレイトライン36とを連通する開口35Bを前記バルブ構造体34に設けてなることを特徴とバルブ構造体34と、別置きの燃料カットバルブ33Bと、該バルブ構造体34に設けられるものでもよい。
【0024】
本発明の他の特徴とする構成は、以下の構成にある。
前記エバポレイトラインを開閉する燃料タンク内圧力制御バルブを、前記バルブ構造体に一体的に設けてなること。
前記燃料タンク内圧力制御バルブが電磁開閉弁となっており、該燃料タンク内圧力制御弁に電気的開閉信号を与える圧力センサーを前記バルブ構造体に一体的に設けてなること。
バルブ構造体に一体に設けられたエバポレイトラインに連通する連結ポートを前記バルブ構造体に設け、該連結ポートと別置きの燃料カットバルブのエバポレイトラインとを連結してなること。
前記バルブ構造体に設けられたエバポレイトラインと別置きの燃料カットバルブのエバポレイトラインを開閉する燃料タンク内圧力制御バルブを、前記バルブ構造体に一体的に設けてなること。
前記ベントラインと前記燃料タンク内との連通を開閉するダイヤフラムバルブを設けてなること。
前記ベントラインに、下方に落とし込まれた燃料溜りを設け、該燃料溜りに燃料タンク内へ開口する落下孔を設けてなること。
前記ベントラインと前記液面位置感知バルブの上側の弁座内を連通する連通孔を設けてなること。
【0025】
本発明の他の特徴とする構成は、前記燃料蒸発ガス制御装置を燃料タンク内に装着したことにある。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
先ず、図3を参照して本発明の一実施例について説明する。
この実施例の特徴とするところは、液面位置感知バルブと燃料カットバルブとをバルブ構造体の中に一体化した上で、タンク内圧力制御バルブをも該一体化したバルブ構造体内に設けたものである。
【0027】
図3を参照して、燃料タンク31には液面位置感知バルブ32と燃料カットバルブ33とが一体化されたバルブ構造体34が装着されている。バルブ構造体34にはベントライン35とエバポレイトライン36とが設けられており、該ベントライン35とエバポレイトライン36とは開口35Bを介して連通しており、ベントライン35はキャニスタ37に連絡している。
【0028】
ベントライン35には、給油時の圧力が付与されて該ベントライン35を開閉するダイヤフラムバルブ38が設けられている。ダイヤフラムバルブ38は、ベントライン35に設けられた弁座35Aを開閉するものである。又、エバポレイトライン36には、燃料タンク31内の圧力が付与されて該エバポレイトライン36を開閉するタンク内圧力制御バルブ39が設けられている。
【0029】
タンク内圧力制御バルブ39には、燃料タンク31内の圧力を機械的(流体的)に検出して開閉する機械的開閉弁と、燃料タンク31内の圧力を電気的に検出して開閉する電磁開閉弁とがあるが、電磁開閉弁は燃料タンク31に設けられている圧力センサー40によって作動される。圧力センサー40は、燃料タンク31内の圧力を検出するものである。
【0030】
上記図3に示す本発明の一実施例になる燃料蒸発ガス制御装置の作用を説明すると、以下のとおりである。
燃料給油時に燃料タンク31内の燃料ガスの圧力が高くなると、燃料ガスは図の矢印Rで示すように、バルブ構造体34内に設けられた液面位置感知バルブ32の弁座32Aを通過し、ダイヤフラムバルブ38を開いて弁座35Aからベントライン35へ至り、キャニスタ37を介して図示しない吸気管内等へ排出される。
【0031】
今、燃料タンク31内の燃料液面のレベルが高くなると、液面位置感知バルブ32が上昇して弁座32Aを閉塞する。これによって、燃料が直接キャニスタ37へ給送されることが防止される。
【0032】
また、燃料タンク31内の燃料ガスの圧力が高いままになっていると、液面位置感知バルブ32が弁座32Aに固着状態となってベントライン35が閉塞状態のままとなってしまうので、燃料タンク31内の圧力を低下させる必要がある。そこで、エバポレイトライン36に設けられたタンク内圧力制御バルブ39を開いてキャニスタ37を介して燃料タンク31内に大気圧を導入する。すると、液面位置感知バルブ32は自重によって落下してベントライン35を開放可能とするものである。このタンク内圧力制御バルブ39は、燃料タンク31内の圧力が高くなると開いて燃料ガスをキャニスタ37へ送り込み、燃料タンク31内の圧力が低くなると開いて大気圧を燃料タンク31内へ導入させる二方向弁からなっている。
【0033】
ところで、自動車等が大きく傾斜したり、或いは転倒したりすると、エバポレイトライン36を介して燃料タンク31内の燃料がキャニスタ37へ大量に流出する恐れが有る。ところが、自動車が大きく傾斜したり或いは転倒した時には、燃料カットバルブ33が上昇して弁座33Aを閉塞するので、燃料の大量流出を防止するものである。
【0034】
上記本発明の一実施例によると、ベントライン35や、エバポレイトライン36をゴムホース等の配管によってキャニスタ37へ連結する必要がないため、組み付け時間が短縮され、かつゴムホース等の使用も低減されてコストダウンに繋がるものとなる。
また、複雑な配管の取付けや、多数本の配管の取付けがないため、燃料ガスの透過量が低減する。更に、液面位置感知バルブ32や燃料カットバルブ33、更にはタンク内圧力制御バルブを一体化して燃料タンク31に取り付けているので、それぞれを個別に燃料タンクに取り付けているものと比べて、燃料タンクに開ける開口が低減するし、この面からも燃料ガスの透過量が低減するものとなる。
【0035】
本発明は、以上に説明した実施例の構造に限定されるものではなく、他の実施例を含むものである。
たとえば、上述においては、燃料カットバルブ33が一個だけ設けられており、その燃料カットバルブ33が液面位置感知バルブ32と一体化されているものであるが、燃料カットバルブ33は必ずしも一個だけとはがらないものであり、二個或いはそれ以上設けられる場合もある。そのような場合には、図4に示すような構造とする。即ち、バルブ構造体34に連結ポート41を設けるものである。この連結ポート41は、燃料カットバルブ33の弁座33Aとタンク内圧力制御バルブ39の弁座39Aとの間に開口するものであり、別個に設けられている燃料カットバルブ33Bのエバポレイトライン36Bと連結して燃料タンク31内の圧力を所定の圧力に維持させると同時に、自動車等の傾斜時や転倒時に燃料カットを行なうものである。
尚、上述以外のその他の構造は、図3の実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明を省略する。
【0036】
以上に説明した実施例では、タンク内圧力制御バルブが燃料ガスや大気圧等の流体圧力が作用して開閉する機械的制御バルブとなっているが、本発明は機械的制御バルブに限定されるものではなく、図5及び図6に示す電磁開閉弁を用いる構造とすることもできる。
即ち、図5に示す構造は、図3に示す実施例において、タンク内圧力制御バルブ39を電磁開閉弁39Bとしたものである。この電磁開閉弁39Bは、燃料タンク31に設けられた圧力センサー40の信号によって開閉される。他の構造は、図3に示す実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明は省略する。
【0037】
また、図6に示す構造は、図4に示す実施例において、燃料カットバルブをバルブ構造体34と一体とはせずに、図示の燃料カットバルブ33Bに見られるように、バルブ構造体34とは別体かつ別置きの構造としたものである。更に、タンク内圧力制御バルブ39を電磁開閉弁39とし、該電磁開閉弁39Cが燃料タンク31に設けられた圧力センサー40の信号によって開閉される様にしたものである。バルブ構造体34には、連結ポート41が一体的に形成されており、別置きの燃料カットバルブ33B(他の燃料カットバルブの数は、一個に限定されるものではなく、それ以上の数の場合もある。)の燃料蒸発ガスを該連結ポート41を介してエバポレイトライン36に導入させるものとなっている。他の構造は、図4に示す実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明は省略する。
【0038】
更に、図7に示す構造は、図4に示す実施例において、タンク内圧力制御バルブ39を電磁開閉弁39Cとしたものである。電磁開閉弁39Cは、燃料タンク31に設けられた圧力センサー40の信号によって開閉される。また、この実施例においても、バルブ構造体34に連結ポート41を一体的に形成して、他の燃料カットバルブ33B(他の燃料カットバルブの数は、一個に限定されるものではなく、それ以上の数の場合もある。)が設けられている場合に、燃料蒸発ガスを該連結ポート41を介してエバポレイトライン36に導入させるものとなっている。他の構造は、図4に示す実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明は省略する。
【0039】
以上に説明した実施例では、ダイヤフラムバルブ38を設けた構造の燃料蒸発ガス制御装置であるが、このダイヤフラムバルブ38は必ずしも必須の構成ではなく、省略することも可能である。即ち、本発明は図8及び図9に示すようにダイヤフラムバルブを省略した構造とすることもできる。このように、ダイヤフラムバルブ38を省略した場合、燃料タンク31内部が常時キャニスタ37と連通状態となるが、燃料タンク31とキャニスタ37とがこのような連通状態となったとしても、格別の悪影響が発生するものではない。
【0040】
図8に示す構造は、図3に示す実施例において、ダイヤフラムバルブ38を省略したものである。他の構造は、図3に示す実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明は省略する。この実施例では、燃料タンク内圧力制御バルブ39を機械的制御弁で構成しているが、本発明は燃料タンク内圧力制御バルブ39の形式に限定されるものではなく、例えば燃料タンク内圧力制御バルブ39として電磁開閉弁を設ける構造とすることもできる。
【0041】
また、図9に示す構造は、図4に示す実施例において、ダイヤフラムバルブ38を省略したものである。他の構造は、図4に示す実施例と同じであるから、符号だけを付してその説明は省略する。この実施例では、燃料タンク内圧力制御バルブ39を機械的制御弁で構成しているが、本発明は燃料タンク内圧力制御バルブ39の形式に限定されるものではなく、例えば燃料タンク内圧力制御バルブ39として電磁開閉弁を設ける構造とすることもできる。
【0042】
以上に説明した実施例では、燃料タンク内圧力制御バルブ39を設けた構造の燃料蒸発ガス制御装置であるが、この燃料タンク内圧力制御バルブ39は必ずしも必須の構成ではなく、省略することも可能である。即ち、本発明は図10及び図11に示すように、燃料タンク内圧力制御バルブを省略した構造とすることもできる。このように、燃料タンク内圧力制御バルブを省略した場合、エバポレイトライン36を介して燃料タンク31内とキャニスタ37とが常時連通状態となるが、燃料タンク31とキャニスタ37とがこのような連通状態となったとしても、格別の悪影響が発生するものではない。尚、図10及び図11に示す実施例において、他の構造は前述までの実施例と同じであるから、ここでは符号だけを付してその説明を省略する。
【0043】
上記図10及び図11の実施例においては、ダイヤフラムバルブ38がベントライン35に設けられているが、前述のとおり、ダイヤフラムバルブ38は必ずしも必要な構成ではないので、図12及び図13に示すように省略することも可能である。このように、燃料タンク内圧力制御バルブに加えてダイヤフラムバルブを省略した場合、エバポレイトライン36及びベントライン35を介して燃料タンク31内とキャニスタ37とが常時連通状態となるが、燃料タンク31とキャニスタ37とがこのような連通状態となったとしても、格別の悪影響が発生するものではない。尚、図12及び図13に示す実施例において、他の構造は前述までの実施例と同じであるから、ここでは符号だけを付してその説明を省略する。
【0044】
次に、本発明の構造によると、ベントラインとエバポレイトラインとが一体化しているので、大量の蒸発ガスがベントラインを通過する。このため、ベントラインには大量の燃料液が溜まるおそれがある。そこで、図14に示すように、ベントライン35に、下方に落とし込まれた燃料溜り42を設ける。この実施例では燃料溜り42は、燃料が燃料タンク31内へ落下するための落下孔43が設けられている。この実施例では、エバポレイトライン36は、一旦バルブ構造体34の外側を通って開口45からベントライン35に導入される構造となっているが、前述までの実施例に記載されているように、バルブ構造体34の内部を介して直接ベントライン35へ導入させる構造とすることもできる。
【0045】
上記図14に示す実施例によると、ベントライン35に溜まった燃料が燃料タンク31の内部へ戻されるので、該溜まった燃料がキャニスタ37に送り込まれることがなく、キャニスタ37の燃料による劣化を防止し、耐久性を向上させるものである。
また、落下孔43は、液面位置感知バルブ32の弁座32A内の圧力をベントライン35の圧力と同じ圧力とするので、液面位置感知バルブが弁座32Aに固着するのを防止する効果も奏するものである。
【0046】
尚、液面位置感知バルブ32が弁座32Aに固着するのを防止するだけのためであれば、図15に示すように、燃料溜りを設けること無く、単にベントライン35と液面位置感知バルブ32の上側の弁座32A内を連通する連通孔44を設ける構造とすることもできる。この構造によっても、弁座32A内の圧力をベントライン35の圧力と同じ圧力とするので、液面位置感知バルブが弁座32Aに固着するのを防止する効果を奏することができる。この実施例においても、エバポレイトライン36は、一旦バルブ構造体34の外側を通って開口45からベントライン35に導入される構造となっているが、この構造に限定されることなく、前述までの実施例に記載されているように、バルブ構造体34の内部を介して直接ベントライン35へ導入させる構造とすることもできる。
尚、上記図14及び図15に示す実施例において、説明していない他の構造は前述迄の各図の構造と同じであるから、符号のみを付して説明を省略する。
【0047】
図16及び図17は、燃料溜り、落下孔及び連通孔を設けたバルブ構造体の他の実施例を示すものである。
この実施例では、液面位置感知バルブ32と燃料カットバルブ33とがそれぞれ別体で設けられている。燃料カットバルブ33のエバポレイトライン36は液面位置感知バルブ32の連結ポート41に連絡しており、該連結ポート41はベントライン35に連通している。
図16の実施例では、ベントライン35に、下方に落とし込まれた燃料溜り52を設ける。この実施例においても燃料溜り52は、燃料が燃料タンク31内へ落下するための落下孔53が設けられている。この実施例では、エバポレイトライン36は、別体に設けられた燃料カットバルブ33から連結ポート41を介してベントライン35に導入される構造となっている。そして、燃料カットバルブ33の数は、一個に限定されるものではなく、二個或いはそれ以上とすることができる。
【0048】
次に、液面位置感知バルブ32が弁座32Aに固着するのを防止するだけのためであれば、図17に示すように、燃料溜りを設けること無く、単にベントライン35と液面位置感知バルブ32の上側の弁座32A内を連通する連通孔54を設ける構造とすることもできる。この構造によっても、弁座32A内の圧力をベントライン35の圧力と同じ圧力とするので、液面位置感知バルブが弁座32Aに固着するのを防止する効果を奏することができる。この実施例においても、エバポレイトライン36は、別体に設けられた燃料カットバルブ33から連結ポート41を介してベントライン35に導入される構造となっている。そして、燃料カットバルブ33の数は、一個に限定されるものではなく、二個或いはそれ以上とすることができる。
尚、上記図16及び図17に示す実施例において、説明していない他の構造は前述迄の各図の構造と同じであるから、符号のみを付して説明を省略する。
【0049】
続いて、本発明の他の実施例を説明する。
前述の図13の実施例では、バルブ構造体34に液面位置感知バルブ32と燃料カットバルブ33の両者を設け、かつバルブ構造体34に燃料タンク内圧力制御バルブが一体に設けられていない構造となっていた。
これに対して、図18の実施例では、バルブ構造体34に液面位置感知バルブ32と燃料タンク内圧力制御バルブ39を一体に設けると共に、該バルブ構造体34にベントライン35に連通する連結ポート41を設けるものである。この燃料タンク内圧力制御バルブ39は連結ポート41とベントライン35との連通を開閉するものである。連結ポート41には、別置きの燃料カットバルブ33のエバポレイトライン36が連結されている。
ここで、燃料カットバルブ33の数は一個に限定されるものではなく、二個或いはそれ以上も受けることができる。燃料ガスはベントライン35を介してキャニスタ37へ導入される。
【0050】
燃料カットバルブ33を二個設けた場合には、エバポレイトライン36を連結するために燃料カットバルブ33を以下のような構造とする。
即ち、一方の燃料カットバルブ33Cには、連結ポート51が設けられ、該連結ポート51は燃料カットバルブ33Cのエバポレイトライン36に連通するものとなっている。このエバポレイトライン36は、液面位置感知バルブ32の連結ポート41に連結されている。前記燃料カットバルブ33Cの連結ポート51には、他方の燃料カットバルブ33Dのエバポレイトライン36が連結されている。
この実施例では、別置きの燃料カットバルブに連結ポートを設け、他の燃料カットバルブのエバポレイトラインと該連結ポートとを連結する構造となっているので、配管を簡素化すると同時に、配管の量を低減することができ、浸透による燃料ガスの排出を低減できるものである。
尚、図示の実施例では、ダイヤフラムバルブ38が設けられているが、ダイヤフラムバルブ38は省略することができる。
【0051】
続いて、本発明の他の実施例を図19で説明する。
前述迄の各実施例では、燃料蒸発ガス制御装置を燃料タンクの外側に露出して取り付けるものとして説明しているが、この実施例では、燃料蒸発ガス制御装置の全体を燃料タンク内に装着したものである。
即ち、燃料タンク31に液面位置感知バルブ32、燃料カットバルブ33、等を取り付けた後、カバー58で全体を覆うものである。その場合、キャニスタ37へ連通するベントライン35の一部や、制御動作に必要な配線、配管の一部はカバー58の外側に露出しても良い。
この図19の実施例によると、浸透による燃料ガスの排出が一層低減されるものとなる。
この実施例において、他の構成部分は必ずしも必要不可欠な構成部分ではないので、符号のみを付してその説明を省略する。付された符号は、前述までの実施例における説明と同じ構成である。
【0052】
【発明の効果】
以上説明した本発明によると、次のような効果を奏する。
先ず、ゴムホース等の配管の量や連結個所が低減するので、組み付け時間が短縮され、かつゴムホース等のコスト低減に繋がるものとなる。
【0053】
また、複数のバルブを一体化したり、或いはゴムホースの量や取付個所が低減するので、配管からの燃料ガスの透過量が低減する。
また、バルブ等の一体化により、燃料タンクに大きな開口を設けることがなくなり、更にはシールのためのOリングの数や全長も少なくなり、燃料ガスの透過の低減が得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来公知の燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図2】図2は、従来公知の他の燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図8】図8は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図9】図9は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図10】図10は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図11】図11は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図12】図12は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図13】図13は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図14】図14は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図15】図15は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図16】図16は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図17】図17は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図18】図18は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【図19】図19は、本発明の更に他の実施例からなる燃料蒸発ガス制御装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
31 燃料タンク
32 液面位置感知バルブ
33 燃料カットバルブ
34 バルブ構造体
35 ベントライン
35B 開口
36 エバポレイトライン
37 キャニスタ
38 ダイヤフラムバルブ
39 燃料タンク内圧力制御バルブ
40 圧力センサー
Claims (8)
- 液面位置感知バルブと燃料カットバルブとが横設され一体化されたバルブ構造体と、前記バルブ構造体に設けられたベントラインと、前記バルブ構造体に設けられたエバポレイトラインと、を有し、前記ベントラインがキャニスタに連絡されてなる燃料蒸発ガス制御装置において、
前記エバポレイトラインは、その全てが前記バルブ構造体に形成され、
前記エバポレイトラインは、前記ベントラインに連通する開口を前記バルブ構造体に有し、
前記エバポレイトラインは、前記燃料カットバルブの弁座と、前記開口とを連通し、
前記エバポレイトラインは、前記エバポレイトラインを開閉する燃料タンク内圧力制御バルブを有し、
前記燃料タンク内圧力制御バルブは、前記燃料カットバルブの弁座と前記開口との間の前記エバポレイトライン上に、前記バルブ構造体に一体的に設けられることを特徴とする燃料蒸発ガス制御装置。 - 前記燃料タンク内圧力制御バルブが電磁開閉弁となっており、前記燃料タンク内圧力制御弁に電気的開閉信号を与える圧力センサーを前記バルブ構造体に一体的に設けてなることを特徴とする請求項1記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記バルブ構造体に一体に設けられた前記エバポレイトラインに連通する連結ポートを前記バルブ構造体に設け、前記連結ポートと別置きの燃料カットバルブのエバポレイトラインとを連結してなることを特徴とする請求項1記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記バルブ構造体に設けられる前記連結ポートは、前記燃料カットバルブの弁座と、前記燃料タンク内圧力制御バルブとの間の前記エバポレイトラインに連結されることを特徴とする請求項3記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記ベントラインと前記燃料タンク内との連通を開閉するダイヤフラムバルブを設けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記ベントラインに、下方に落とし込まれた燃料溜りを設け、前記燃料溜りに燃料タンク内へ開口する落下孔を設けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記ベントラインと前記液面位置感知バルブの上側の弁座内を連通する連通孔を設けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の燃料蒸発ガス制御装置。
- 前記燃料蒸発ガス制御装置を燃料タンク内に装着したことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項記載の燃料蒸発ガス制御装置。
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