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JP4215726B2 - モデムおよびモデムの通信方法 - Google Patents

モデムおよびモデムの通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、モデムおよびモデムの通信方法に関し、特にハンドシェークにおける回線品質情報を元に通信速度を設定するADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のモデムおよびモデムの通信方法に関する。
ADSL通信システムは、加入者宅まで配線された既設の電話回線をそのまま用い、上り方向と下り方向において、周波数の異なる搬送波を用いるデジタル加入者線伝送システムである。ADSL通信システムにおいては、通信事業者設備であるDSLAM(Digital Subscriber Line Access Module)とユーザ宅に設置されているADSLモデムとの間で通信用パラメータを設定するためのハンドシェークを実行する。このハンドシェークを行う際にADSL通信上の電気的特性や通信回線の状態等の回線品質情報をやりとりし、通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度で通信を行う。
また、ADSL通信を開始した後、通信回線上のエラーの状態を監視しておき、外来ノイズ等により一定以上エラーが発生した場合、通信品質が保証できないと判断して改めてハンドシェークを実施する。このハンドシェークにおける回線品質情報を元に改めて通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度で通信を行う。この場合、初めの最大通信速度に対し、改めてハンドシェークを行った後の最大通信速度は低下している。
さらに、その後ADSL通信を開始した後に、通信回線上の回線品質が良くなった場合には、ADSL通信の最大通信速度を向上させることが可能である。そこで、簡易的なDRA(Dynamic Rate Adaptation)機能を備え、適切な通信タイミングでADSLモデムの自動ハンドシェークを行うことでADSL通信の通信速度自動復旧を可能としている。
このような動作を行うADSLモデムの例が特許文献1に開示されている。このADSLモデムは、通信回線を伝送するデータの通信速度があらかじめ設定した最低通信速度以下になり、且つ通信回線が所定の時間以上継続して無通信状態になったとき、自己を再起動して予め決定されている最大通信速度で通信回線の通信を立ち上げるように動作する。
また、特許文献2には、DSLAM装置及びADSL終端装置各々が、局舎側端末と終端側端末とが通信中に回線品質が悪化した時にADSL線路で使用している各サブチャネル毎に回線品質の調査を行い、その調査結果を基に回線品質が悪化しているサブチャネルの使用を停止する通信システムが開示されている。この通信システムは、通信中に回線品質が悪化した場合のデータエラーの発生及び回線の切断をなくすことができる。
特開2003−264603号公報 (図4) 特開2004−48213号公報 (図1)
しかしながら、従来の通信システムにおいては、ハンドシェークを実行時の回線品質情報をもとに、通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度を決定している。したがって、その後、ADSL通信を開始して、逆に通信回線上の回線品質が悪くなった場合、すなわち通信回線上の状態が外来ノイズ等のためにより悪化した際には、一定以上のエラーが発生してしまい、通信品質を保証できないと判断する。そして、改めてハンドシェークを実施する。このため、ADSL通信がいったん中断(ADSLリンクの切断が発生)してしまい、データの送信もしくは受信を行っていた場合には、アプリケーションなどの上位層で改めてデータの再送などを行う必要がある。あるいは、実時間性の高いデータの送受信を行っているような場合では、そのデータの送受信を放棄せざるを得なくなってしまう。
本発明の課題は、ADSL通信における中断(ADSLリンク切断)の発生を低減するADSLモデムおよびADSL通信方法を提供することにある。
本発明の一つのアスペクトに係るモデムは、端末側装置に接続され、回線側とのデータの送受を行うモデムにおいて、過去のn個(nは1以上の整数)のハンドシェークを行った異なる時点における回線品質情報を保持する回線品質制御部と、相手装置と通信するためハンドシェークを行うことによって通信速度を設定する通信速度設定部と、前記回線品質制御部に保持してある前記回線品質情報を基に、前記通信速度設定部に対し通信速度の設定を制御する通信速度制御部と、を備え、前記回線品質情報は、設定された最大通信速度と前記最大通信速度での通信におけるエラー発生率とのn組からなるデータであり、前記通信速度設定部が前記ハンドシェークを行う毎に、設定する通信速度を段階的に下げると共に各段階でのエラー発生率を測定し、測定したエラー発生率が、前記回線品質制御部に保持してあるエラー発生率中の少なくとも一つを下回った時のエラー発生率に対応する最大通信速度を、前記ハンドシェークによって設定される通信速度としている
本発明の一つのアスペクトに係る通信方法は、端末側装置に接続されるモデムが回線側とのデータの送受を行う通信方法であって、所定の通信速度で相手装置と通信リンクを確立するステップと、前記通信リンクを確立した際の通信のエラー発生率がある所定の値以上であるか否かを判断するステップと、前記判断の結果、前記エラー発生率が前記所定の値未満の場合、前記判断の時点における回線品質情報を保存し、前記エラー発生率が前記所定の値以上である場合、保存されている過去のn個(nは1以上の整数)のハンドシェークを行った異なる時点における回線品質情報をもとに、相手装置と通信するためハンドシェークを行うことによって通信速度を設定するステップと、前記設定された通信速度によってハンドシェークを実施するステップと、を含み、前記回線品質情報は、設定された最大通信速度と前記最大通信速度での通信におけるエラー発生率とのn組からなるデータであり、前記ハンドシェークを行う毎に、設定する通信速度を段階的に下げると共に各段階でのエラー発生率を測定し、測定したエラー発生率が、前記保存してあるエラー発生率中の少なくとも一つを下回った時のエラー発生率に対応する最大通信速度を、前記ハンドシェークによって設定される通信速度としている。
本発明によれば、定期的に監視する回線品質情報を基に通信速度を設定するので、ADSL通信における中断の発生を低減することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るADSLモデムの構成を表すブロック図である。図1においてADSLモデム10は、パーソナルコンピュータ40等の端末側装置と接続し、音声信号とデータ信号を分離するスプリッタ20を介してADSL回線網30に対してデータの送受を行う。ADSLモデム10は、ADSLインタフェース部11、LANインターフェース部19、回線品質監視部14、主制御部15を備える。
ADSLインタフェース部11は、ADSL通信上で適切な通信速度を設定する通信速度設定部12と、ADSL通信での回線側とデータの送受信を行うデータ送受信部13を備え、スプリッタ20を介してADSL回線網30と接続される。
主制御部15は、回線品質監視部14にて監視したADSL通信での回線品質情報を定期的に取得し保存する(回線品質情報のデータベース化)を行う回線品質制御部16と、回線品質制御部16においてデータベース化された回線品質情報をもとにADSL通信の通信速度を決定する通信速度制御部17と、ADSLインタフェース部11中のデータ送受信部13とLANインタフェース部19との間の送受信データの受け渡しを制御するデータ送受信制御部18とを備え、ADSLモデム10の主制御を司る。
ADSLモデム10は、まずADSL通信を行うために実行するハンドシェークにおいて、その時点での回線品質情報をもとに、通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度を決定し、ADSL通信を開始する。開始後に、回線品質監視部14は、定期的に回線品質を監視し、回線品質制御部16は、ADSL通信での回線品質情報を定期的に取得し保存する。
そして、ADSLモデム10は、ADSL通信の回線品質が悪くなった場合、すなわち通信回線上の状態が外来ノイズ等により悪化した際には、一定以上のエラーが発生し、通信品質が保証できないと判断しその段階で改めてハンドシェークを実施する。ハンドシェークを実施する際の回線品質情報については、今まで保存された過去の回線品質情報をもとに通信速度制御部17によって新たなADSL通信の最大通信速度を決定する。
以上のように構成されるADSLモデムは、定期的に回線品質を監視し、現在接続されている回線の回線品質情報を定期的に取得して保存し、次回ハンドシェーク時のADSL通信の最大通信速度の設定に反映させる。時間が経つことによって、その間により多くの回線品質情報を収集するので、時間の経過に伴いより安定した通信速度を設定することができる。以下、実施例に即して詳しく説明する。
図1において、ADSLモデム10は、まずADSL通信を行うために実行するハンドシェークにおいて、その時点での回線品質情報をもとに、通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度を決定し、ADSL通信を開始する。開始後、回線品質監視部14は、定期的に回線品質を監視し、取得した回線品質情報を回線品質制御部16に与える。回線品質制御部16は、ADSL通信での回線品質情報を統計的に解析して回線品質情報データを保存する。
通信速度制御部17は、回線品質制御部16に保存されている回線品質情報を基にADSL通信の通信速度を決定し、通信速度設定部12に対し通信速度を指示する。これにより、通信速度設定部12は、データ送受信部13における通信速度を設定する。パーソナルコンピュータ40は、LANインタフェース部19、データ送受信制御部18、データ送受信部13、スプリッタ20を介してADSL回線網30と、設定された適切な通信速度でデータの送受信を行うことができる。すなわち、ADSLモデム10は、長時間に渡って通信速度を最適化し安定した信頼性の高いADSL通信を可能とする。
ADSLモデム10は、回線品質監視部14が監視している通信回線上の回線品質が悪くなった場合、すなわち通信回線の通信状態が外来ノイズ等により悪化した際には、一定以上のエラーが発生して所定の通信品質を保証できないと判断する。そして、データ送受信制御部18を制御して改めてハンドシェークを実施する。
ハンドシェークを実施する際の回線品質情報については、今までに解析して得られた回線品質のデータを保存する回線品質制御部16による過去の回線品質情報をもとに、通信速度制御部17は、新たなADSL通信の最大通信速度を決定する。
ADSLモデム10は、過去の回線品質情報を保存し、過去の回線品質情報をもとにADSL通信の最大通信速度を決定することで、外来ノイズ等による回線品質の悪化に伴うADSLリンク切断の発生を低減し、長時間に渡って通信速度を最適化し安定した信頼性の高いADSL通信を可能とする。
次にADSLモデム10の動作について説明する。図2は、ADSLモデムの動作を表すフローチャートである。ADSLモデム10は、まずADSL通信を行うためにハンドシェークを実行する。回線品質監視部14は、回線品質を監視し、通信速度制御部17は、過去のハンドシェーク実行時点の回線品質情報をもとに、通信の品質保証が可能なADSL通信の最大通信速度を判定し、通信速度設定部12は、判定された最大通信速度を設定する(ステップS11)。
その後、設定された最大通信速度にてADSLインタフェース部11からスプリッタ20を介してADSL回線網30とADSL通信リンクを確立し、ADSL通信を開始する(ステップS12)。
ADSL通信を開始した後に、ADSLモデム10は、回線品質監視部14において、外来等による回線品質に変化が無いか定期的に回線品質を監視する(ステップS13)。
回線品質の監視方法の一つとして回線品質監視部14においてエラーの発生状況を監視し、エラーが発生していれば、具体的なエラー発生率を確認する(ステップS14)。エラーが発生していればステップS15に進み、エラーが発生していなければステップS16に進む。
ステップS15において、回線品質制御部16は、エラーの発生率がある一定比率(ここではX%とする)を上回っているか下回っているかを判断し、下回っていれば、一定比率X%以下のエラーしか発生していないため現在の通信品質が保証できるものと判断し、現段階において最適化されたADSL通信の最大通信速度としてこの回線品質情報及びADSL通信の最大通信速度をデータとして蓄積(回線品質情報のデータベース化)し(ステップS16)、一連の動作は終了する。
ステップS15において、エラーの発生率がある一定比率を上回っている場合、一定比率X%を超えるエラーが発生し、通信品質が保証できないと判断し、判断の段階でデータ送受信制御部18はリトレーニングを開始し、改めてハンドシェークを実施する(ステップS17)。改めてハンドシェークを実施する際の回線品質情報については、回線品質制御部16における過去の回線品質情報をもとに、通信速度制御部17は、新たなADSL通信の最大通信速度を決定する(ステップS11)。
以上説明したように、ADSLモデム10は、ADSL通信中に、回線品質監視部14によって、外来等による回線品質に変化が無いか定期的に回線品質を監視する。現在接続されている回線の回線品質情報を定期的に取得し、回線品質制御部16によって、統計的に解析してデータとして保存する。そして、次回ハンドシェークを実施する際には、これまで保存された回線品質情報に基づき、通信速度制御部17によって新たなADSL通信の最大通信速度を決定する。
具体的な例として、あるADSL通信において、ADSL通信の最大通信速度がA[kbps]として通信が行われ、エラー発生率がS[%](>X[%])であった場合、通信品質が保証できないと判断し、その段階でリトレーニングを開始し、改めてハンドシェークを実施する。
その際、前回の最大通信速度A[kbps]、エラー発生率S[%]であることをデータとして保存し、統計的に解析することによって、このパラメータでは前回の回線状態における通信品質が保証できないと判断する。今回のハンドシェーク実施時には、ADSL通信の最大通信速度にA[kbps]以下のB[kbps]を設定するように制御する。
このように定期的に回線品質を監視し、次回のハンドシェーク時により安定したADSL通信の最大通信速度を設定することにより、外来等による回線品質の悪化に伴うADSLリンク切断を発生させる可能性を低減し、長時間に渡って通信速度を適切に保ち安定した信頼性の高いADSL通信を可能とする。
次に、上記の例での、ADSL通信の最大通信速度の設定方法について、さらに詳しく述べる。1回目のハンドシェークにて決定した最大通信速度をA[kbps]とした場合、ADSLモデム10は、最大通信速度A[kbps]にてADSL通信を開始する。開始後に、ADSLモデム10は、定期的に回線品質監視部14において、外来ノイズ等による回線品質に変化が無いか回線品質を監視し、その際のエラー発生率をS[%]とする。ここでエラー発生率がS[%](>X[%])であった場合、通信品質を保証できないと判断する。そして判断の段階でリトレーニングを開始し、改めてハンドシェークを実施する。2回目のハンドシェークにて決定した最大通信速度をB[kbps]、またその際のエラー発生率をT[%]とする。例えばこれを5回繰り返してエラー発生率WがX[%]を下回った場合、以下のようなデータが得られたとする。
ハンドシェーク1回目・・・最大通信速度A[kbps]、エラー発生率S[%](>X[%])
ハンドシェーク2回目・・・最大通信速度B[kbps]、エラー発生率T[%](>X[%])
ハンドシェーク3回目・・・最大通信速度C[kbps]、エラー発生率U[%](>X[%])
ハンドシェーク4回目・・・最大通信速度D[kbps]、エラー発生率V[%](>X[%])
ハンドシェーク5回目・・・最大通信速度E[kbps]、エラー発生率W[%](<X[%])
この例においては、常にエラー発生率がX[%]より大きいことをトリガにハンドシェークを実施しているため、最大通信速度の関係は、A>B>C>D>Eとなる。
このようにADSL通信におけるエラー発生率との関係から、段階をおいて、最大通信速度を徐々に下げていくことにより、より安定した通信を可能とする通信速度を見出すことができる。したがって、ADSLリンク切断の発生を低減することができる。
なお、上記の例では、前回のハンドシェーク時の最大通信速度に対して、次回のハンドシェーク実施時には、それ以下のADSL通信の最大通信速度を設定するように制御しているが、最適化の方法はそれ以外であっても良い。例えば、最大通信速度の設定方法について、各ハンドシェークによるデータが以下のような場合、
ハンドシェーク1回目・・・最大通信速度A[kbps]、エラー発生率S[%]
ハンドシェーク2回目・・・最大通信速度B[kbps]、エラー発生率T[%]
ハンドシェーク3回目・・・最大通信速度C[kbps]、エラー発生率U[%]
ハンドシェーク4回目・・・最大通信速度D[kbps]、エラー発生率V[%]
ハンドシェーク5回目・・・最大通信速度E[kbps]、エラー発生率W[%]
次回のハンドシェークで決定する最大通信速度F[kbps]は、平均を取って、F[kbps]=(A+B+C+D+E)/5であっても良い。
このような設定方法では、瞬間的な外来による回線品質悪化に対して一旦最大通信速度が低下した場合であっても、最大通信速度を適切に復旧させることができる。
以上説明したように、本実施例のADSLモデムは、ADSL通信における回線品質を定期的に監視し、次回ハンドシェーク時のADSL通信の最大通信速度の設定に反映させる。これにより、時間が経つと、その間により多くの回線品質情報を収集することができ、時間の経過と共により適切なADSL通信の最大通信速度を設定することが可能となる。したがって、ADSL通信システムにおけるADSLリンク切断の発生を低減することができる。
本発明の実施例に係るADSLモデムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るADSLモデムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ADSLモデム
11 ADSLインタフェース部
12 通信速度設定部
13 データ送受信部
14 回線品質監視部
15 主制御部
16 回線品質制御部
17 通信速度制御部
18 データ送受信制御部
19 LANインタフェース部
20 スプリッタ
30 ADSL回線網
40 パーソナルコンピュータ

Claims (4)

  1. 端末側装置に接続され、回線側とのデータの送受を行うモデムにおいて、
    過去のn個(nは1以上の整数)のハンドシェークを行った異なる時点における回線品質情報を保持する回線品質制御部と、
    相手装置と通信するためハンドシェークを行うことによって通信速度を設定する通信速度設定部と、
    前記回線品質制御部に保持してある前記回線品質情報を基に、前記通信速度設定部に対し通信速度の設定を制御する通信速度制御部と、
    を備え、
    前記回線品質情報は、設定された最大通信速度と前記最大通信速度での通信におけるエラー発生率とのn組からなるデータであり、
    前記通信速度設定部が前記ハンドシェークを行う毎に、設定する通信速度を段階的に下げると共に各段階でのエラー発生率を測定し、測定したエラー発生率が、前記回線品質制御部に保持してあるエラー発生率中の少なくとも一つを下回った時のエラー発生率に対応する最大通信速度を、前記ハンドシェークによって設定される通信速度とすることを特徴とするモデム。
  2. 請求項1に記載のモデムは、ADSL(Asymmetric Digital
    Subscriber Line)通信用のモデムであることを特徴とするモデム。
  3. 端末側装置に接続されるモデムが回線側とのデータの送受を行う通信方法であって、
    所定の通信速度で相手装置と通信リンクを確立するステップと、
    前記通信リンクを確立した際の通信のエラー発生率がある所定の値以上であるか否かを判断するステップと、
    前記判断の結果、前記エラー発生率が前記所定の値未満の場合、前記判断の時点における回線品質情報を保存し、前記エラー発生率が前記所定の値以上である場合、保存されている過去のn個(nは1以上の整数)のハンドシェークを行った異なる時点における回線品質情報をもとに、相手装置と通信するためハンドシェークを行うことによって通信速度を設定するステップと、
    前記設定された通信速度によってハンドシェークを実施するステップと、
    を含み、
    前記回線品質情報は、設定された最大通信速度と前記最大通信速度での通信におけるエラー発生率とのn組からなるデータであり、
    前記ハンドシェークを行う毎に、設定する通信速度を段階的に下げると共に各段階でのエラー発生率を測定し、測定したエラー発生率が、前記保存してあるエラー発生率中の少なくとも一つを下回った時のエラー発生率に対応する最大通信速度を、前記ハンドシェークによって設定される通信速度とすることを特徴とする通信方法。
  4. 請求項3に記載の通信方法は、ADSL(Asymmetric Digital
    Subscriber Line)における通信方法であることを特徴とする通信方法。
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